JP2003179426A - アンテナ装置及び携帯無線装置 - Google Patents

アンテナ装置及び携帯無線装置

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JP2003179426A
JP2003179426A JP2001380034A JP2001380034A JP2003179426A JP 2003179426 A JP2003179426 A JP 2003179426A JP 2001380034 A JP2001380034 A JP 2001380034A JP 2001380034 A JP2001380034 A JP 2001380034A JP 2003179426 A JP2003179426 A JP 2003179426A
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antenna
resonance
inverted
circuit
antenna device
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JP2001380034A
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Yutaka Saito
裕 斎藤
Nobuaki Majima
伸明 間嶋
Masashi Koshi
正史 越
Yoshio Koyanagi
芳雄 小柳
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の周波数帯において広い帯域幅が得られ
るアンテナ装置を提供する。 【解決手段】 板状素子1及び板状素子2からなる逆F
アンテナ素子の一部が短絡部3によって地板6に電気的
に接地される。給電部4には、インダクタンス7及びコ
ンデンサ8を直列接続した直列共振回路9と、インダク
タンス10及びコンデンサ11を直列接続した直列共振
回路12が並列に接続される。直列共振回路9と直列共
振回路12が並列に接続された他端が給電端子13に接
続され、この給電端子13が無線回路に給電される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の周波数バンド
において動作する携帯電話等の携帯無線機に内蔵する多
周波アンテナの広帯域化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話などの携帯無線機の筐体
内部に内蔵されるアンテナとして、板状逆Fアンテナが
用いられている。この板状逆Fアンテナを複数の周波数
バンド(例えば、800MHz帯及び1500MHz帯)で共用する
ように構成した多周波逆Fアンテナが提案されている。
このような多周波逆Fアンテナの一例として、特開平11
-251825に示されているような逆F素子自体に共振回路
を追加する構成がある。また、特開平2000-68736に示さ
れているような電気長が異なる複数の逆F素子を配列す
る構成がある。また、特開平2000-68737に示されている
ような複数の短絡素子を備えた構成が提案されている。
【0003】一方、板状逆Fアンテナの周波数特性を広
帯域化する手法として、例えば、特開平09-232854に示
されるように、給電部に直列共振回路を挿入する構成
(直列共振追加型逆Fアンテナ)が提案されてる。この
構成によれば、板状逆Fアンテナの単体で得られる周波
数帯域を約2〜3倍に拡大することができ、例えば800M
Hz帯の場合、比帯域5%(40MHz)を比帯域15%(120
MHz)程度まで広帯域化することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、800MHz帯と15
00MHz帯の両方で動作する携帯無線機に内蔵するアンテ
ナにおいて、それぞれの周波数バンド内における帯域幅
の拡大が必要となる場合がある。この場合、上記従来の
多周波逆Fアンテナと直列共振追加型逆Fアンテナとを
組み合わせて、多周波逆Fアンテナの給電部に直列共振
回路を挿入する方法が考えられる。
【0005】しかし、この場合、挿入する直列共振回路
の共振周波数を低域側(800MHz帯)に設定した場合、高
域側(1500MHz帯)で直列共振回路が高い誘導性リアク
タンスとなりインピーダンス整合が取れなくなるという
課題がある。
【0006】また逆に、挿入する直列共振回路の共振周
波数を高域側(1500MHz帯)に設定した場合、低域側(8
00MHz帯)で直列共振回路が高い容量性リアクタンスと
なりインピーダンス整合が取れなくなるという課題があ
る。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、複数の周波数バンドにおいて
広い周波数帯域が得られる多周波逆Fアンテナを提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のアンテナ装置
は、複数の共振周波数を有する逆Fアンテナと、複数の
直列共振回路を並列に接続した共振回路部を備え、前記
逆Fアンテナの給電部と無線回路との間に前記共振回路
部を挿入するように構成したものである。
【0009】これにより、複数の周波数バンドにおいて
広い周波数帯域が得られる。
【0010】また、本発明のアンテナ装置は、複数の共
振周波数を有する逆Fアンテナと、前記逆Fアンテナの
素子上において異なる位置に複数の給電部を備え、前記
複数の給電部と無線回路との間に複数の直列共振回路を
挿入するように構成したものである。
【0011】これにより、複数の周波数バンドにおいて
広い周波数帯域が得られる。
【0012】また、上記のアンテナ装置において、前記
逆Fアンテナの複数の共振周波数と前記複数の直列共振
回路の共振周波数をそれぞれ対応するように設定しても
よい。
【0013】これにより、複数の周波数バンドにおいて
広い周波数帯域が得られる。
【0014】また、本発明のアンテナ装置は、第1共振
周波数と前記第1共振周波数よりも高い第2共振周波数
を有する逆Fアンテナと、前記第1共振周波数と略同一
の共振周波数を有する直列共振回路と、前記直列共振回
路に並列に接続された容量性リアクタンス素子からなる
共振回路部を備え、前記逆Fアンテナの給電部と無線回
路との間に前記共振回路部を挿入するように構成したも
のである。
【0015】これにより、複数の周波数バンドにおいて
広い周波数帯域が得られる。
【0016】また、本発明のアンテナ装置は、第1共振
周波数と前記第1共振周波数よりも高い第2共振周波数
を有する逆Fアンテナと、前記第2共振周波数と略同一
の共振周波数を有する直列共振回路と、前記直列共振回
路に並列に接続された誘導性リアクタンス素子からなる
共振回路部を備え、前記逆Fアンテナの給電部と無線回
路との間に前記共振回路部を挿入するように構成したも
のである。
【0017】これにより、複数の周波数バンドにおいて
広い周波数帯域が得られる。
【0018】また、本発明のアンテナ装置は、複数の共
振周波数を有する逆Fアンテナと、前記逆Fアンテナの
給電部と無線回路との間に直列共振回路を挿入するか又
は通過させるかを切り換える手段を備えるように構成し
たものである。
【0019】これにより、複数の周波数バンドにおいて
広い周波数帯域が得られる。
【0020】また、本発明のアンテナ装置は、複数の共
振周波数を有する逆Fアンテナと、前記逆Fアンテナの
給電部と無線回路との間に直列共振回路を挿入し、前記
直列共振回路の共振周波数を切り換える手段を備えるよ
うに構成したものである。
【0021】これにより、複数の周波数バンドにおいて
広い周波数帯域が得られる。
【0022】また、上記のアンテナ装置において、前記
逆Fアンテナの共振周波数を切り換える手段を備えても
よい。
【0023】これにより、複数の周波数バンドにおいて
広い周波数帯域が得られる。
【0024】また、本発明のアンテナ装置は、前記逆F
アンテナの共振周波数の切り換え制御と前記直列共振回
路の共振周波数の切り換え制御を連動させる手段を備え
るように構成したものである。
【0025】これにより、複数の周波数バンドにおいて
広い周波数帯域が得られる。
【0026】また、本発明のアンテナ装置は、前記直列
共振回路の容量性リアクタンス素子として、前記逆Fア
ンテナに対して所定の間隙を隔てて配置された電極を備
え、前記電極と無線回路との間に誘導性リアクタンス素
子を挿入したものである。
【0027】これにより、少ない部品点数による簡単な
構成により、複数の周波数バンドにおいて広い周波数帯
域が得られる。
【0028】また、本発明の携帯無線装置は、上記のア
ンテナ装置を備えるよう構成したものである。
【0029】これにより、複数の周波数バンドの広い周
波数帯域において高い通信性能が得られる。
【0030】
【発明実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態のアンテナ装置を示す図である。以下、アンテナの動
作周波数を800MHz帯及び1500MHz帯に設定
して説明する。
【0031】板状素子1及び板状素子2はそれぞれ80
0MHz帯及び1500MHz帯に対応する逆Fアンテ
ナ素子である。板状素子1と板状素子2は、その大部分
がスリット5によって絶縁されるが、給電部4の近傍に
おいて電気的に接続される。一般には、板状素子1と板
状素子2は1枚の板金の一部にスリット5を設けること
によって成形される。
【0032】板状素子1及び板状素子2からなる逆Fア
ンテナ素子の一部は、短絡部3によって地板6に電気的
に接地される。地板6は携帯無線機の回路基板上のグラ
ンド(接地電位)であり、逆Fアンテナのグランドプレ
ーンとして動作する。
【0033】板状素子1及び板状素子2からなる逆Fア
ンテナ素子の寸法は、Wが例えば35mmに設定され、
Dが例えば20mmに設定される。逆Fアンテナ素子と
地板6との間隔Hは例えば6mmに設定される。
【0034】給電部4には、インダクタンス7及びコン
デンサ8を直列接続した直列共振回路9と、インダクタ
ンス10及びコンデンサ11を直列接続した直列共振回
路12が並列に接続される。直列共振回路9と直列共振
回路12が並列に接続された他端が給電端子13に接続
され、この給電端子13が無線回路(送受信回路)に給
電される。
【0035】インダクタンス7及びコンデンサ8の容量
値は、直列共振回路9の共振周波数が800MHz帯に
なるように設定される。また、インダクタンス10及び
コンデンサ11の容量値は、直列共振回路12の共振周
波数が1500MHz帯になるように設定される。
【0036】上記のように構成されたアンテナ装置の動
作を説明するために、まず図3に示す従来のアンテナ装
置の動作について説明する。図3に示す従来のアンテナ
装置は、図1の本実施形態のアンテナ装置から直列共振
回路9と直列共振回路12を削除したものである。図3
において、図1と同一の符号を付すものは同一の構成要
素を示し説明を省略する。
【0037】図3において、給電端子16における入力
VSWR対周波数特性を図4に示す。図4において、1
7は800MHz帯のVSWR特性を、18は1500
MHz帯のVSWR特性をそれぞれ示す。
【0038】図4において、17に示す800MHz帯
の特性は、板状素子1による共振特性によって得られて
おり、VSWRが3以下の帯域幅は約40MHzとなっ
ている。また、18に示す800MHz帯の特性は、板
状素子2による共振特性によって得られており、VSW
Rが3以下の帯域幅は約80MHzとなっている。
【0039】上記の帯域幅において、800MHz帯の
40MHz帯域は一般的な携帯電話システムに対応する
には狭く、したがって広帯域化が必要となる。
【0040】ここで、特開平09-232854に開示されてい
るように給電回路に直列共振回路を挿入することによる
広帯域化を考える。図5は、インダクタンス7及びコン
デンサ8からなる直列共振回路を挿入した構成を示して
いる。
【0041】図5において、インダクタンス7及びコン
デンサ8からなる直列共振回路の共振周波数は800M
Hzに設定されており、800MHz帯の帯域幅は図7
の20に示すように約120MHzに広帯域化される。
【0042】しかし、1500MHz帯のVSWR特性
は図6の21に示すように、4以上まで劣化してしま
う。これは、インダクタンス7及びコンデンサ8からな
る直列共振回路の1500MHz帯におけるインピーダ
ンスは高い誘導性を示すためである。
【0043】この問題を解決するために、図1に示す本
実施形態のアンテナ装置では、800MHz帯の直列共
振回路9に加えて、1500MHz帯の直列共振回路1
2を並列に接続している。これにより、1500MHz
帯における給電回路のインピーダンスを低くしてVSW
R特性を確保することができる。
【0044】図1に示す本実施形態のアンテナ装置の給
電端子13におけるVSWR特性を図2に示す。図2に
おいて、14は800MHz帯のVSWR特性を、15
は1500MHz帯のVSWR特性をそれぞれ示す。こ
れから、VSWRが3以下の帯域幅は、800MHz帯
において約120MHz、1500MHz帯において約
80MHzである。
【0045】以上に述べたように、本発明の第1の実施
の形態のアンテナ装置によれば、複数の周波数で動作す
る逆Fアンテナの給電部に各動作周波数に対応した複数
の直列共振回路を並列接続して挿入することで、複数の
周波数バンドにおいて広い周波数帯域が得られる。
【0046】なお、本実施の形態においては逆Fアンテ
ナの素子数及び直列共振回路数を2として動作周波数帯
を2帯域に設定しているが、3以上の素子及び直列共振
回路を用いれば3以上の動作周波数帯において同様な効
果が得られる。
【0047】また、逆Fアンテナの形状や寸法及び周波
数値は本実施形態に示すものに限らず、他の周波数値に
おいてもその周波数帯に適切な逆Fアンテナの寸法や形
状を選択すれば同様な効果が得られる。 (第2の実施の形態)図7は本発明の第2の実施の形態
のアンテナ装置を示す図である。図7において、図1に
示す構成要素と同一のものは同一の符号を付け、その詳
細な説明を省略する。
【0048】図7に示すアンテナ装置は、図1に示すア
ンテナ装置の給電部4を異なる位置に配置した給電部2
2及び給電部23に分割するように構成されている。
【0049】給電部22には、インダクタンス24及び
コンデンサ25を直列接続した直列共振回路が接続され
る。また、給電部23には、インダクタンス26及びコ
ンデンサ27を直列接続した直列共振回路が接続され
る。
【0050】インダクタンス24及びコンデンサ25の
容量値は、この共振周波数が800MHz帯になるよう
に設定される。また、インダクタンス26及びコンデン
サ27の容量値は、この共振周波数が1500MHz帯
になるように設定される。
【0051】また、800MHz帯の給電部22及び1
500MHz帯の給電部23の位置は、それぞれの周波
数帯域において給電端子28におけるインピーダンスが
最適になるように、かつ帯域幅が最大になるように個別
に調節される。
【0052】このように構成した場合、800MHz帯
及び1500MHz帯の帯域幅が個別に最適化可能とな
り、各周波数帯においてさらに広い帯域幅が得られる。
【0053】以上に述べたように、本発明の第2の実施
の形態のアンテナ装置によれば、複数の周波数で動作す
る逆Fアンテナに複数の給電部を設け、その給電部に各
動作周波数に対応した複数の直列共振回路を挿入するこ
とで、複数の周波数バンドにおいて広い周波数帯域が得
られる。
【0054】(第3の実施の形態)図8は本発明の第3の
実施の形態のアンテナ装置を示す図である。図8におい
て、図1に示す構成要素と同一のものは同一の符号を付
け、その詳細な説明を省略する。
【0055】図8において、給電部4には、インダクタ
ンス29及びコンデンサ30からなる直列共振回路と、
この直列共振回路に並列に接続されたコンデンサ31が
接続される。
【0056】インダクタンス29及びコンデンサ30の
容量値は、この直列共振回路の共振周波数が800MH
zになるように設定される。コンデンサ31の容量値は
コンデンサ30の容量値と同じ値に設定される。
【0057】上記のように構成することで、800MH
z帯においては、インダクタンス29及びコンデンサ3
0からなる直列共振回路の効果により広い帯域幅が得ら
れる。また、1500MHz帯においては、インダクタ
ンス29、コンデンサ30及びコンデンサ31による回
路全体が低い容量性リアクタンスとなり、図6に示すよ
うなVSWRの劣化は発生しない。この場合の1500
MHz帯のVSWR特性は、図2の15に示すVSWR
特性よりもやや劣化するが、帯域幅は70MHzが得ら
れる。
【0058】以上に述べたように、本発明の第3の実施
の形態のアンテナ装置によれば、複数の周波数で動作す
る逆Fアンテナの給電部に、下側周波数帯に対応した直
列共振回路とコンデンサを並列接続して挿入すること
で、複数の周波数バンドにおいて広い周波数帯域が得ら
れる。 (第4の実施の形態)図9は本発明の第4の実施の形態
のアンテナ装置を示す図である。
【0059】図9において、図1に示す構成要素と同一
のものは同一の符号を付け、その詳細な説明を省略す
る。
【0060】図9において、給電部4には、インダクタ
ンス33及びコンデンサ34からなる直列共振回路と、
この直列共振回路に並列に接続されたインダクタンス3
5が接続される。
【0061】インダクタンス33及びコンデンサ34の
容量値は、この直列共振回路の共振周波数が1500M
Hzになるように設定される。インダクタンス35の容
量値はインダクタンス33の容量値と同じ値に設定され
る。
【0062】上記のように構成することで、1500M
Hz帯においては、インダクタンス33及びコンデンサ
34からなる直列共振回路の効果により広い帯域幅が得
られる。また、800MHz帯においては、インダクタ
ンス33、コンデンサ34及びインダクタンス35によ
る回路全体が低い誘導性リアクタンスとなり、800M
Hz帯におけるVSWRの劣化は発生しない。
【0063】以上に述べたように、本発明の第4の実施
の形態のアンテナ装置によれば、複数の周波数で動作す
る逆Fアンテナの給電部に、上側周波数帯に対応した直
列共振回路とインダクタンスを並列接続して挿入するこ
とで、複数の周波数バンドにおいて広い周波数帯域が得
られる。 (第5の実施の形態)図10は本発明の第5の実施の形
態のアンテナ装置を示す図である。
【0064】図10において、図1に示す構成要素と同
一のものは同一の符号を付け、その詳細な説明を省略す
る。
【0065】図10において、給電部4には、インダク
タンス37及びコンデンサ38からなる直列共振回路
と、この直列共振回路に並列に接続された高周波スイッ
チ39が接続される。インダクタンス37及びコンデン
サ38の容量値は、この直列共振回路の共振周波数が8
00MHzになるように設定される。
【0066】高周波スイッチ39は例えばPINダイオ
ードで構成される高周波切換素子である。高周波スイッ
チ39は800MHz帯で動作する場合はOFFとなる
ように、1500MHz帯で動作する場合はONとなる
ように制御される。
【0067】上記のように構成することで、800MH
z帯においては、インダクタンス37及びコンデンサ3
8からなる直列共振回路の効果により広い帯域幅が得ら
れる。また、1500MHz帯においては、インダクタ
ンス37及びコンデンサ38からなる直列共振回路は高
周波的に短絡されるため、図6に示すようなVSWR特
性の劣化は発生しない。
【0068】以上に述べたように、本発明の第5の実施
の形態のアンテナ装置によれば、二つの周波数帯で動作
する逆Fアンテナの給電部に、第1の周波数帯に対応し
た直列共振回路と高周波スイッチを並列接続して挿入
し、第2の周波数帯で動作する場合に高周波スイッチを
ONすることで、複数の周波数バンドにおいて広い周波
数帯域が得られる。 (第6の実施の形態)図11は本発明の第6の実施の形
態のアンテナ装置を示す図である。
【0069】図11において、図1に示す構成要素と同
一のものは同一の符号を付け、その詳細な説明を省略す
る。
【0070】図11において、給電部4には、インダク
タンス41及びコンデンサ42からなる直列共振回路
と、このコンデンサ42にコンデンサ43が並列に接続
さるか否かを切り換える高周波スイッチ43が接続され
る。
【0071】インダクタンス41及びコンデンサ42の
容量値は、この直列共振回路の共振周波数が1500M
Hzになるように設定される。
【0072】高周波スイッチ43は例えばPINダイオ
ードで構成される高周波切換素子である。高周波スイッ
チ43は800MHz帯で動作する場合はONとなるよ
うに、1500MHz帯で動作する場合はOFFとなる
ように制御される。
【0073】ここで、コンデンサ43の容量値は、高周
波スイッチ43がONした状態において回路全体の共振
周波数が800MHz帯になるように設定される。
【0074】上記のように構成することで、800MH
z帯及び1500MHz帯の両方において、直列共振回
路の共振周波数を対応させることができ、広い帯域幅が
得られる。
【0075】以上に述べたように、本発明の第6の実施
の形態のアンテナ装置によれば、二つの周波数帯で動作
する逆Fアンテナの給電部に挿入した直列共振回路の共
振周波数を切り換える手段を備えることで、複数の周波
数バンドにおいて広い周波数帯域が得られる。 (第7の実施の形態)図12は本発明の第7の実施の形
態のアンテナ装置を示す図である。
【0076】図12において、図1に示す構成要素と同
一のものは同一の符号を付け、その詳細な説明を省略す
る。
【0077】図12において、インダクタンス49及び
コンデンサ50からなる直列共振回路の共振周波数は1
500MHzに設定される。この直列共振回路は150
0MHz帯のVSWR特性を確保するための回路であ
る。
【0078】また、インダクタンス45及びコンデンサ
46からなる直列共振回路の共振周波数は890MHz
に設定される。また、コンデンサ46にコンデンサ47
が並列に接続さるか否かを切り換える高周波スイッチ4
8が接続される。
【0079】高周波スイッチ48は、830MHzを中
心とする800MHz帯の下側帯域で動作する場合はO
Nとなるように、890MHzを中心とする800MH
z帯の上側帯域で動作する場合はOFFとなるように制
御される。
【0080】ここで、コンデンサ47の容量値は、高周
波スイッチ48がONした状態において、インダクタン
ス45、コンデンサ46及びコンデンサ47からなる回
路全体の共振周波数が830MHz帯になるように設定
される。
【0081】また、板状素子1の先端部51と地板6と
の間には、コンデンサ52及び高周波スイッチ53が接
続される。高周波スイッチ53は高周波スイッチ48と
連動して制御され、800MHz帯の下側帯域で動作す
る場合はONとなるように、800MHz帯の上側帯域
で動作する場合はOFFとなるように制御される。
【0082】このコンデンサ52及び高周波スイッチ5
3は、板状素子1からなる800MHz帯の逆Fアンテ
ナの共振周波数を変化する機能を有する。板状素子1の
共振周波数は、高周波スイッチ53がOFFした状態に
おいて890MHzになるように設定される。また、コ
ンデンサ52の容量値は、高周波スイッチ53がONし
た状態において板状素子1の共振周波数が830MHz
になるように設定される。
【0083】上記のように構成することで、逆Fアンテ
ナの周波数切換に連動して直列共振回路の共振周波数を
切り換えることができ、800MHz帯においてさらに
広い帯域幅が得られる。 (第8の実施の形態)図13は本発明の第8の実施の形
態のアンテナ装置を示す図である。
【0084】図13において、図1に示す構成要素と同
一のものは同一の符号を付け、その詳細な説明を省略す
る。
【0085】図13において、板状端子55及び板状端
子57は、板状素子1及び板状素子2からなる逆Fアン
テナ素子と地板6との間隙に挿入された導体板である。
板状端子55及び板状端子57と逆Fアンテナ素子との
間隔は例えば0.5mm程度に設定される。これによ
り、板状端子55及び板状端子57と逆Fアンテナ素子
との間隔が容量性リアクタンスとして動作する。板状端
子55及び板状端子57は、絶縁体(スペーサ)によっ
て逆Fアンテナ素子との間隙を一定に保たれるように構
成される。
【0086】板状端子55及び板状端子57は、それぞ
れインダクタンス56及びインダクタンス57に接続さ
れ、それぞれが直列共振回路を形成する。各直列共振回
路の共振周波数は800MHzと1500MHzに設定
される。
【0087】上記のように構成することで、集中定数素
子の数を2個削減し、インダクタンス素子2個のみによ
り複数の周波数帯において広い帯域幅が得られるアンテ
ナ装置を実現できる。
【0088】
【発明の効果】以上の述べたように、本発明のアンテナ
装置によれば、複数の周波数帯において広い帯域幅が得
られ、これを搭載した携帯無線装置は複数の周波数にお
いて高い通信性能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のアンテナ装置を示す構成図
【図2】第1の実施形態のアンテナ装置のVSWR特性
を示す図
【図3】従来のアンテナ装置を示す構成図
【図4】従来のアンテナ装置のVSWR特性を示す図
【図5】従来のアンテナ装置を示す構成図
【図6】従来のアンテナ装置のVSWR特性を示す図
【図7】第2の実施形態のアンテナ装置を示す構成図
【図8】第3の実施形態のアンテナ装置を示す構成図
【図9】第4の実施形態のアンテナ装置を示す構成図
【図10】第5の実施形態のアンテナ装置を示す構成図
【図11】第6の実施形態のアンテナ装置を示す構成図
【図12】第7の実施形態のアンテナ装置を示す構成図
【図13】第8の実施形態のアンテナ装置を示す構成図
【符号の説明】 1・・・板状素子 2・・・板状素子 3・・・短絡部 4・・・給電部 5・・・スリット 6・・・地板 7・・・インダクタンス 8・・・コンデンサ 9・・・直列共振回路 10・・・インダクタンス 11・・・コンデンサ 12・・・直列共振回路 13・・・給電端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越 正史 石川県金沢市彦三町二丁目1番45号 株式 会社松下通信金沢研究所内 (72)発明者 小柳 芳雄 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5J045 AA02 AA03 DA08 LA01 NA03 5K011 AA06 DA02 DA27 EA06 JA01 KA00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯無線機に搭載されるアンテナ装置で
    あって、複数の共振周波数を有する逆Fアンテナと、複
    数の直列共振回路を並列に接続した共振回路部を備え、
    前記逆Fアンテナの給電部と無線回路との間に前記共振
    回路部を挿入したことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 携帯無線機に搭載されるアンテナ装置で
    あって、複数の共振周波数を有する逆Fアンテナと、前
    記逆Fアンテナの素子上において異なる位置に複数の給
    電部を備え、前記複数の給電部と無線回路との間に複数
    の直列共振回路を挿入したことを特徴とするアンテナ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記逆Fアンテナの複数の共振周波数と
    前記複数の直列共振回路の共振周波数をそれぞれ対応す
    るように設定したことを特徴とする請求項1又は2記載
    のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 携帯無線機に搭載されるアンテナ装置で
    あって、第1共振周波数と前記第1共振周波数よりも高
    い第2共振周波数を有する逆Fアンテナと、前記第1共
    振周波数と略同一の共振周波数を有する直列共振回路
    と、前記直列共振回路に並列に接続された容量性リアク
    タンス素子からなる共振回路部を備え、前記逆Fアンテ
    ナの給電部と無線回路との間に前記共振回路部を挿入し
    たことを特徴とするアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 携帯無線機に搭載されるアンテナ装置で
    あって、第1共振周波数と前記第1共振周波数よりも高
    い第2共振周波数を有する逆Fアンテナと、前記第2共
    振周波数と略同一の共振周波数を有する直列共振回路
    と、前記直列共振回路に並列に接続された誘導性リアク
    タンス素子からなる共振回路部を備え、前記逆Fアンテ
    ナの給電部と無線回路との間に前記共振回路部を挿入し
    たことを特徴とするアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 携帯無線機に搭載されるアンテナ装置で
    あって、複数の共振周波数を有する逆Fアンテナと、前
    記逆Fアンテナの給電部と無線回路との間に直列共振回
    路を挿入するか又は通過させるかを切り換える手段を備
    えたことを特徴とするアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 携帯無線機に搭載されるアンテナ装置で
    あって、複数の共振周波数を有する逆Fアンテナと、前
    記逆Fアンテナの給電部と無線回路との間に直列共振回
    路を挿入し、前記直列共振回路の共振周波数を切り換え
    る手段を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 前記逆Fアンテナの共振周波数を切り換
    える手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6又は7記載のアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 前記逆Fアンテナの共振周波数の切り換
    え制御と前記直列共振回路の共振周波数の切り換え制御
    を連動させる手段を備えたことを特徴とする請求項8記
    載のアンテナ装置。
  10. 【請求項10】 前記直列共振回路の容量性リアクタン
    ス素子として、前記逆Fアンテナに対して所定の間隙を
    隔てて配置された電極を備え、前記電極と無線回路との
    間に誘導性リアクタンス素子を挿入したことを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のアンテナ
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9又は10記載のアンテナ装置を備えたことを特徴
    とする携帯無線装置。
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