JP2003177764A

JP2003177764A - カラオケ機器接続型ｃｄ−ｒ自動販売機及び一体型カラオケ装置

Info

Publication number: JP2003177764A
Application number: JP2002266362A
Authority: JP
Inventors: Tadao Nishiyama; 忠夫西山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2001-09-14
Filing date: 2002-09-12
Publication date: 2003-06-27
Also published as: WO2003025903A1

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】自分が歌っている映像と歌声の音声を本装置内
で、ＣＤ−Ｒに記録し記録したＣＤ−Ｒの表面には、映
像等のラベルデータを貼付できる機能を有したＣＤ−Ｒ
自動製作販売機を提供する。【解決手段】カラオケ機器は、音声であるカラオケの
曲を選曲及び配信するカラオケコマンダーと、カラオケ
コマンダーに接続し、記録装置へカラオケ映像・音声を
入出力するアンプと、カラオケ音声を入出力するマイク
と、スピーカーと、記録装置を介してカラオケの映像を
出力するモニタテレビとからなるカラオケ機器と、記録
器機は、カラオケコマンダーの背面へ接続し、生ＣＤ−
Ｒと、カラオケ映像・音声を記録した完成ＣＤ−Ｒを自
動で制作する記録装置と、記録装置内のハードディスク
へ映像を送るため、撮影準備機材として、利用者に光り
を当てる照明装置と、利用者と利用者の背景を作る背景
スクリーンと、カラオケ映像を撮影するデジタルビデオ
カメラとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明は、カラオケ機器のカ
ラオケコマンダーに接続する装置で、自分が歌っている
映像と歌声の音声を本装置内で、ＣＤ−Ｒに記録し、記
録したＣＤ−Ｒの表面には、映像等のラベルデータを貼
付できる機能を有したＣＤ−Ｒ自動製作販売機の改良発
明及び映像録画編集機器、カラオケ機器及び音響機器等
が一体となったカラオケ装置の発明である。

【０００２】

【従来の技術】カラオケは、ＫＡＲＡＯＫＥという国際
語となるほど世界にも普及しており、カラオケは個人利
用者である私達の生活に定着しており、個人利用者が利
用する酒場等の業務用のカラオケ市場の代表的な場所と
して、カラオケボックスがある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、業務用
のカラオケ装置の市場は、既に成熟期にあるため、個人
利用者の減少もさることながら、業務用のカラオケ装置
を取り扱うカラオケ装置の販売貸与業者にとって、新た
なカラオケ装置の設置先の開拓や売り上げの拡大を望む
ことが極めて困難になってきている。

【０００４】また、現代のユーザーは、ＣＭをサブカル
チャー的に捉えており、特に若年層はＣＭに出演したい
という願望を有しており、オリジナル自己ＰＲの場合を
作成すると写真などの静止画になり、映像や歌詞に音声
を加える場合は、８ｍｍハンディビデオカメラなどの機
材が必要となるため、ＣＭタレントになるというエンタ
ーテイメントにも、若者が手軽に参加できる手段がな
い。

【０００５】そこで、本発明であるカラオケ機器接続型
ＣＤ−Ｒ自動販売機は、業務用のカラオケ機器で、カラ
オケの曲を配信したり、曲目を選択するカラオケコマン
ダーに簡単に接続することができ、使用用途を拡大する
と共に、業務用のカラオケ装置を取り扱う販売貸与業者
を活性化し、カラオケの愛好家や、ＣＭタレント希望で
ある個人利用者から気軽に自分の映像及び音声の記録し
たライブアルバムを制作できるカラオケ機器接続型ＣＤ
−Ｒ自動製作販売機とした。

【０００６】上記の課題を受けて開発したものとして、
当社でビジネスモデル特許を出願している名刺型ＣＤ−
ＲＯＭ（特願2000-113897号）がある。前記ＣＤ−ＲＯ
Ｍは、パソコン操作におけるＧコード的な利便性をもた
らし、パソコンそのものが有する無限の楽しさを引き出
す伝達媒体として注目されている。

【０００７】また、本発明で最初に使用する生ＣＤ−Ｒ
は、ＣＤ−ＲＯＭと同じ部類の記録媒体であり、販売シ
ステムを確立し出稿スポンサーに新しいユーザー参加型
の新しい広告表現スタイルを構築することでき、カラオ
ケの個人利用者のみならず、カラオケ市場全体に多大な
経済効果を提供することができる。

【０００８】そこで、本発明は、カラオケボックス等
で、カラオケで使用するテレビモニタの前に立ち、選曲
の時点で、ＣＤ−Ｒに記録する背景画像を利用者に選択
させ、選択、決定の後、歌い始めと同時に、カメラ映像
と歌やカラオケの曲からなる音声を流し、カメラ映像及
び音声の収録の後生ＣＤ−Ｒへ記録し、数分後に利用者
がカラオケで歌っている映像（以下、映像という）及び
曲の伴奏である音楽と利用者が歌っている歌声からなる
音声を生ＣＤ−Ｒ内に記録し、かつレーベルにお気に入
りの写真が付されたオリジナルの完成ＣＤ−Ｒを排出で
きるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動販売機及び一体型
の装置をＣＤ−Ｒ自動販売機及び映像録画編集機器、カ
ラオケ機器及び音響機器等が一体となった一体型カラオ
ケ装置を提供することを目的とするものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明であるカラオケ機
器接続型ＣＤ−Ｒ自動販売機は、上記の課題を解決する
ために、音声であるカラオケの曲を選曲及び配信するカ
ラオケコマンダー、前記カラオケコマンダーに接続し記
録装置へカラオケ映像、音声等を入出力するアンプ、カ
ラオケ音声を入出力するマイク、前記音声を拡大するス
ピーカー及び記録装置を介してカラオケの映像を出力す
るモニタテレビからなるカラオケ機器と、カラオケコマ
ンダーの背面へ接続し生ＣＤ−Ｒ、カラオケ映像・音声
を記録した完成ＣＤ−Ｒを自動で制作する記録装置、記
録装置内のハードディスクへ映像を送るため撮影準備機
材として利用者に光りを当てる照明装置、利用者と利用
者の背景を作る背景スクリーン及びカラオケ映像を撮影
するデジタルビデオカメラとからなる記録機器からな
り、記録機器の記録装置をカラオケ機器のカラオケコマ
ンダーに接続したことを特徴とするカラオケ機器接続型
ＣＤ−Ｒ自動販売機の構成及び映像録画編集機器、カラ
オケ機器及び音響機器等が一体となった一体型カラオケ
装置の構成とした。

【００１０】カラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動販売機の
記録装置内部にハードディスクを備えている。ハードデ
ィスク内部には、非更新ファイルを構成するオープニン
グムービーと、エンディングムービーと自動実行制御フ
ァイル、期限付き保存データを構成するデータ保存ムー
ビーファイルと自動実行ファイルとラベルデータ、テン
ポラリーファイルを構成するデータ保存一時ファイルと
キャプチャ画像データからなることを特徴とするカラオ
ケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動製作販売機とした。また、映
像録画編集機器、カラオケ機器及び音響機器等が一体と
なった一体型カラオケ装置とした。

【００１１】

【実施例】以下に、添付図面に基づき、本発明であるカ
ラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動販売機及び一体型カラオ
ケ装置について説明する。先ず、図１から図１０までに
示したカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動販売機１につい
て説明し、次に図１１から図１３までに記した一体型カ
ラオケ装置１ｄについて説明する。

【００１２】図１は本発明であるカラオケ機器接続型Ｃ
Ｄ−Ｒ自動販売機の装置全体を示した図、図２は本発明
であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動販売機のカラオ
ケ機器とカラオケ機器のカラオケコマンダーに接続した
記録機器を示した図である。

【００１３】図１及び図２に示したように、本発明であ
るカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動販売機１は、カラオ
ケ機器１ｂと、カラオケ機器１ｂのカラオケコマンダー
８の背面に接続し生ＣＤ−Ｒ３へ映像、音声６ｅを記録
する記録装置２等の記録機器１ａからなる。

【００１４】カラオケ機器１ｂは、音声６ｅでカラオケ
の曲を選曲及び配信するカラオケコマンダー８、前記カ
ラオケコマンダー８、カラオケコマンダー８からカラオ
ケ映像、音声６ｅ等を入出力しするアンプ９、カラオケ
音声６ｅを入出力するマイクセット７、前記音声６ｅを
拡大するスピーカー９ａ、９ｂ及び記録装置２を介して
カラオケの映像等を出力するモニタテレビ６、利用者１
ｃの背景を構成する背景画像６ａからなる。

【００１５】記録機器１ａは、前記カラオケコマンダー
８の背面へ接続し生ＣＤ−Ｒ３、カラオケ映像・音声６
ｅを記録した完成ＣＤ−Ｒ４を自動で制作する記録装置
２、記録装置２内のハードディスクへ映像を送るため撮
影準備機材として利用者１ｃに光りを当てる照明装置９
ｃ、９ｃ、歌を歌う利用者１ｃ、歌っている利用者１ｃ
の背景を作る背景スクリーン９ｄ及び利用者１ｃのみを
撮影するデジタルビデオカメラ５からなる。

【００１６】モニタテレビ６に映し出される映像は、合
成映像６ｆである。合成映像６ｆは、背景スクリーン９
ｄを撮影した映像等の背景画像６ａ、利用者１ｃをデジ
タルビデオカメラ５で撮影したカメラ映像６ｂ、背景画
像６ａ及びカメラ映像６ｂからなる背景カメラ映像６ｃ
に歌詞の字幕を表示する字幕映像６ｄ及び利用者１ｃの
音声６ｅからなる。

【００１７】前記合成映像６ｆは、記録機器１ａにある
記録装置２内のハードディスクで合成加工し、一時保存
する。合成映像６ｆの処理であるクロマキー処理につい
ては、図５で説明する。

【００１８】記録装置２は、全体が箱状の装置であり、
記録装置２の正面中央には、完成ＣＤ−Ｒ４をトレイ２
ａから取り出すことができるトレイ２ａがある。記録装
置２の正面左には、タッチパネル式で、完成ＣＤ−Ｒ４
をトレイ２ａから取り出せる取出ボタン２ｂ、枚数を入
力する枚数入力ボタン２ｄ、ループ選択ボタン２ｍが取
り付けられている。

【００１９】記録装置２の正面の右側の位置には、コイ
ンの投入装置２ｂ、カメラ映像６ｂ、音声６ｅの記録を
中止する停止ボタン２ｅ、右隣には、最初に背景画像６
ａを入れる入れない等を選択できる背景画像選択ボタン
２ｆ、字幕映像６ｄにＵＲＬ等の文字を入力できる文字
入力ボタン２ｇ、背景画像を構成する新たな選択し８ｍ
ｍ等から映像を取り込むことができる外部端子２ｌが取
り付けられている。背景画像選択ボタン２ｆを選択し終
えると、完成ＣＤ−Ｒ４に記録した合成映像６ｆを記録
する。

【００２０】記録装置２の正面に取り付けられた背景画
像選択ボタン２ｆを押す前に利用者１ｃは、曲の選曲ボ
タン８ｄ及び決定ボタン８ｃを有したカラオケコマンダ
ー８で操作を行わなければならない。カラオケコマンダ
ー８は、カラオケを歌う曲の選択を行う機械である。カ
ラオケコマンダー８の正面には選曲ボタン８ａ、生ＣＤ
−Ｒ３への記録及びカラオケの曲の演奏を開始するスタ
ートボタン８ｂが取り付けられている。

【００２１】記録装置２内部には、先に、利用者１ｃが
カラオケで歌ったカメラ映像６ｂや音声６ｅが全く記録
されていない生ＣＤ−Ｒ３を入れる。生ＣＤ−Ｒ３は、
利用者１ｃがカラオケで歌った映像や音声を全て記録す
るのみならず、企業の新たなスタイル広告映像、音楽、
広告用文言として、予め、図６に示したオープニングム
ービ１２ｂ、エンディングムービー１２ｄのように生Ｃ
Ｄ−Ｒ３へ直接記録しておくこともできる。

【００２２】音楽、映像、文字等が記録された生ＣＤ−
Ｒ３は、完成ＣＤ−Ｒ４にするため、生ＣＤ−Ｒ３の表
面に、利用者１ｃがカラオケで歌っている姿の一部を記
録した静止画像や、企業等の広告映像、広告用文言等を
含めて印字したラベルデータ４ａを貼付し、完成ＣＤ−
Ｒ４とする。

【００２３】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ
自動販売機１に使用する生ＣＤ−Ｒ３は、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ、ＣＤ−ＲＷ、ＤＶＤ、ＤＶＤ−Ｒ、ＤＶＤ−ＲＷ等
の記録媒体を使用することもでき、ＣＤ−Ｒにのみ限定
されるものではない。また、記録装置２内部にある生Ｃ
Ｄ−Ｒ３の記録装置２のトレイ２ａを含めた記録再生装
置を交換することもでき、デジタルカメラの記憶媒体で
あるスマートメディア（登録商標）、コンパクトフラッ
シュ（登録商標）、フラッシュメモリ（登録商標）やＶ
ＴＲ（ＮＴＳＣ等の画像方式問わず）のユニットが取り
付けることができる。

【００２４】図３は、本発明であるカラオケ機器接続型
ＣＤ−Ｒ自動販売機を構成するカラオケ機器及び記録機
器を接続した状態を示した図である。ミキシング２ｈと
は、カメラ５であるデジタルビデオカメラ５を使用し、
利用者１ｃが歌う姿を捉えたカメラ映像６ｂや、マイク
７ａやカラオケコマンダー８から送られてくる歌声や音
楽等の音声６ｅをアンプ９を介して、ミキシング２ｈ内
でデータ処理２ｉとして合成する装置である。

【００２５】映像を構成する画像データは、前記映像を
データ化したものである。デジタルビデオカメラ５と背
景画像６ａとカラオケコマンダー８から、ミキシング２
ｈを介して、モニタテレビ６と、記録装置２内に設置し
たデータ処理２ｉ部へ送られる。

【００２６】音声６ｅを構成する音声データは、音声６
ｅである。カラオケ機器１ｂのマイク７ａを通じて入力
した歌声、カラオケコマンダー８から出力する伴奏の音
楽等から音声データとしてアンプ９で一括してまとめ
る。

【００２７】アンプ９からは、ミキシング２ｈへ音声デ
ータが送られる。ミキシング２ｈからはデータ処理２ｉ
へ音声データが送られ、前記画像データと音声データを
合成し、ＣＤ−Ｒ作成２ｊ装置やラベルプリント２ｋ装
置に接続する。

【００２８】ミキシング２ｈは、主に記録装置２内のハ
ードディスク装置内部で映像、音楽等のとりまとめを行
う装置である。ミキシング２ｈを経過した映像、音声６
ｅはデータ処理２ｉで処理される。データ処理２ｉ部
は、ＣＤ−Ｒ作成２ｊとラベルプリント２ｋに分けるこ
とができる。以下、ＣＤ−Ｒ作成２ｊは図４、図５、図
６で説明し、ラベルプリント２ｋは図８で説明する。

【００２９】図４は、本発明であるカラオケ機器接続型
ＣＤ−Ｒ自動販売機の操作手順を示したフローチャート
である。図１０は、本発明であるカラオケ機器接続型Ｃ
Ｄ−Ｒ自動販売機装置内部の操作手順の字幕選択を示し
た歌詞字幕表である。以下に、利用者１ｃの操作手順及
び起動処理１０の手順に沿って説明する。

【００３０】先ず、本発明であるカラオケ機器接続型Ｃ
Ｄ−Ｒ自動販売機１の記録装置２を利用するには、図１
に示した記録装置２のコイン投入口２ｃにコイン投入１
０ａすることから始まる。コインとは、硬貨を示すが、
紙幣にも対応できる装置である。従って、硬貨の種類も
１００円、５００円、１０００円に対応１０ｄしてい
る。

【００３１】利用者１ｃがコイン投入１０ａした後は、
金額表示１０ｂが記録装置２に表示される。そこで、本
カラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動販売機１の利用者１ｃ
は金額に不足がないかどうか、金額確認１０ｃを行う。
原則として、金額確認の後は、投入したお金は返金され
ることがなく返金不可１０ｅである。ただし、機械的エ
ラーの場合は、返金するための案内の文言が出る。基本
的に、機械的エラー以外は、投入されたお金は返金不可
（１０ｆ）であり、返金されることがない。

【００３２】次に、利用者１ｃが完成ＣＤ−Ｒ４の制作
希望枚数を示す、枚数確認表示１０ｇが、記録装置２に
表示される。ＣＤ−Ｒの枚数確認表示１０ｇは、図１の
記録装置２に示した枚数入力ボタン２ｄにて選択する。

【００３３】前記枚数入力ボタン２ｄは、利用者１ｃ
が、カラオケで歌う１曲に対し、何枚の完成ＣＤ−Ｒ４
を制作するか、予め制作にかかる生ＣＤ−Ｒ３の枚数を
入力することである。

【００３４】枚数入力１０ｈ後、記録装置２内部で、自
動的にＣＤセット１０ｉが行われる。即ち、枚数入力
後、ＣＤ−Ｒをドライブに転送する。２枚目以降は、待
機１０ｊ状態となる。情報が全く記録されていない生Ｃ
Ｄ−Ｒ３は、カラオケ用ＣＤ−Ｒ自動製作販売機内に取
り付けた収納容器から、記録装置２のトレイ２ａまで、
利用者１ｃの手を介すことなく自動的に転送される。収
納容器には、情報が全く記録されていない若しくは、一
部含まれた生ＣＤ−Ｒ３が多数充填されている。

【００３５】ＣＤセット１０ｉの後、照明電源入（１０
ｋ）とは、カラオケ室内の照明を構成するステージ用照
明の電源を自動的に入れ１０ｌ、ＯＮとなった状態のこ
とである。

【００３６】特に、ステージ用照明のスイッチを入れる
１０ｌことは、生ＣＤ−Ｒ３に記録する際、歌っている
人の背景を構成する背景画像６ａに、利用者１ｃの人物
の影を作ることを防止するためである。照明電源入１０
ｋが自動で終了し影がないことを確認した後、背景画像
選択１０ｍを行う。

【００３７】背景画像選択１０ｍは、ＨＤＤ動画ｏｒカ
ラオケ映像ｏｒ外部入力１０ｐがある。ＨＤＤ動画は、
記録装置２内部のハードディディスクに記録した各映像
である。

【００３８】利用者１ｃは、記録機器１ａの背景画像選
択ボタン２ｆを次々と押すことで、ループ選択１０ｎを
し、（１）カメラ映像→（２）アニメ映像→（３）→外
部端子２ｌの順にモニタテレビ６に表示しながら、好き
な背景画像としていずれか一つの選択できることであ
る。背景画像の選択１０ｍは、図１に示したカラオケコ
マンダー８の決定ボタン８ｃを押すことにより選択す
る。

【００３９】カラオケ映像は、カラオケの映像に予め記
録されている記録画像や、オリジナルアニメ映像
（１）、（２）等である。外部入力とは図１に示した記
録装置２の正面にある外部端子２ｌと、持ち込んだ８ｍ
ｍビデオカメラの出力端子を記録装置２の正面に取り付
けたラベルデータ４ａで接続し、お気に入りの映像を８
ｍｍのビデオテープ記録してきて、カラオケの音声と背
景画像を合成し、ＣＤ−Ｒにすることである。

【００４０】背景画像選択１０ｍの後は、利用者１ｃ
は、モニタテレビ６に映し出された背景カメラ映像６ｃ
の下に流れる歌詞の字幕映像６ｄを、完成ＣＤ−Ｒ４に
入れるかどうかの選択を行う字幕の選択１０ｑができ
る。

【００４１】字幕の選択１０ｑは、利用者１ｃが、歌詞
等の字幕を入れることを要する場合のＹＥＳ（はい）又
は、要さない場合のＮＯ（いいえ）のいずれかを選択で
きるＹＥＳｏｒＮ０１０ｒがある。

【００４２】図１０には、前記ＹＥＳ及びＮ０の選択項
目を一覧に示した歌詞字幕１６を示す。歌詞字幕１６の
一覧表は、利用者１ｃがモニタテレビ６に映った映像画
面から、字幕表示１０ｓ等の項目１６ａと、項目１６ａ
に従ってモニタテレビ６に表示を「する」、「しない」
の選択枝を示したＹＥＳ１６ｂ、ＮＯ１６ｃとからな
る。

【００４３】項目１６ａに示した字幕表示１０ｓの以外
にも、背景画像表示１０ｏや、本人画像表示１０ｖ、Ｃ
Ｄデータ表示１０ｗがあり、ＣＤデータ表示を除いて、
全てモニタテレビ６にＹＥＳ１６ｂ又は、ＮＯ１６ｃの
各文字のいずれかを選択することができる。

【００４４】本人画像表示１０ｖとは、カラオケで歌を
歌う本人の姿を除いた表示である。カメラ映像６ｂで利
用者１ｃの画像表示を除くことで、字幕表示１０ｓ、背
景画像表示１０ｏのいずれかの組合せで生ＣＤ−Ｒ３に
記録することができる。

【００４５】ＣＤデータ表示１０ｗとは、予めカラオケ
機器に記録されている背景画像６ａ及び字幕表示１０ｓ
をそっくり包含することである。ＣＤデータ無１０ｔを
選択した場合、利用者１ｃの映像と音声のみが、生ＣＤ
−Ｒ３へ記録される。なお、歌詞字幕１６の一覧表の組
合せを制限するために、カラオケ機器１ｂを取り扱う販
売貸与業者は、前記設定の変更も行うことができる。

【００４６】図４に示したように、背景画像選択１０
ｍ、字幕選択１０ｑ等の選択が全てが終了した時点で、
利用者１ｃの撮影前の準備は終了し、カメラスタンバイ
１０ｕとなる。カメラスタンバイ１０ｕは、デジタルビ
デオカメラ５の電源が自動的にＯＮとなり、モニタテレ
ビ６に利用者１ｃ本人が表示される状態である。スタン
バイ後の映像及び音声の記録スタートは、カラオケの選
曲が終了した後に行われる。

【００４７】図５は、本発明であるカラオケ機器接続型
ＣＤ−Ｒ自動販売機内で行う画像処理、ファイル作成の
処理手順を示したフローチャートとなる。

【００４８】画像処理ファイル作成１１は、画像処理１
１ａとファイル作成１１ｂとからなる。画像処理１１ａ
とは、同時処理１１ｃ内にある合成映像１１ｋまでの処
理工程である。ファイル作成１１ｂは、合成映像１
１ｋの次の項目である映像・音声データの書込み１１ｌ
から、カメラ停止１１ｑまでの行程である。

【００４９】以下に、（１）画像処理１１ａ、（２）フ
ァイル作成１１ｂの順に説明をする。（１）画像処理１１ａは、スタート信号１１ｅから合成
映像１１ｋまでの処理工程である。スタート信号１１ｅ
は、カラオケコマンダー８のスタートボタン８ｂから、
記録装置２の内部のハードディスク内に対しスタート信
号１１ｅが発信される。

【００５０】記録装置２内のハードディスクでは、カラ
オケコマンダー８から、カラオケの曲の演奏が始まると
同時に、利用者１ｃの希望により選択された映像合成順
序１１ｄ、即ち、字幕映像１１ｆ→カメラ映像１１ｇ→
背景画像１１ｈ→合成映像１１ｋの順に処理される。先
に、前記字幕映像１１ｆ及び前記カメラ映像１１ｇは、
クロマキー処理１１ｉ、１１ｊが施される。

【００５１】クロマキー処理１１ｉ、１１ｊとは、人物
画像合成加工であり、利用者１ｃの映し出された人物の
カメラ映像１１ｇと、画像である字幕映像１１ｆを合成
する画像処理工程である。クロマキー処理１１ｉ、１１
ｊには、音声６ｅも含まれている。

【００５２】クロマキー処理１１ｉ、１１ｊを行うため
に、図１に示した照明９ｃや青色の背景スクリーン９ｄ
を使用する。また、合成映像１１ｋは、記録装置２内の
ハードディスク内に一時保管し、生ＣＤ−Ｒ３へ記録す
る。

【００５３】（２）ファイル作成１１ｂとは、合成映像
１１ｋで得られた映像や音声をハードディスク内に取り
込めるように、ファイル形式で変換する行程である。フ
ァイル作成１１ｂは、映像、音声データの書込１１ｌか
ら、データ保存一時ファイル１１ｍ、データ保存ムービ
ーファイル１１ｏ、音声編集１１ｐを経て図６に示した
処理工程に進む。

【００５４】データ保存一時ファイル１１ｍとは、合成
映像１１ｋとして、モニタテレビ６に映し出された各映
像と音声６ｅを、個々で記録装置２のハードディスクに
記録することである。しかし、映像と音声６ｅをそのま
ま、記録装置２のハードディスクに保存することはハー
ドディスク内部の記憶容量そのものを大幅に減少させ
る。そこで、データエンコード１１ｎを行う。

【００５５】データエンコード１１ｎとは、一定の規則
に従って変換するソフトウェアーである。原則、データ
保存一次ファイル１１ｍには、各映像と音声６ｅからな
るＭＰＥＧファイルを自動で作成し、各データの保存の
ためデータ保存ムービーファイル１１ｏとして保存す
る。例外として、ａｖｉファイルの場合、ＭＰＥＧファ
イルと規格が合わないため、一定の規則に従って符号化
を行うデータエンコード１１ｎを行う。ａｖｉファイル
は、米国マイクロソフト社が開発したデジタル動画編集
ソフトウェアーおよびフォーマット（形式）の名称であ
る。

【００５６】データ保存ムービーファイル１１ｏに保存
される形式は、本発明カラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動
販売機１で使用する生ＣＤ−Ｒ３の場合、５分間、３２
０×２４０ｐｉｘ以上、５０Ｍｂである。５０Ｍｂの内
訳は、図６で説明する。

【００５７】５分間は、生ＣＤ−Ｒ３に記録できる映像
及び音声６ｅの時間の最大を示した時間である。３２０
×２４０ｐｉｘとは、記録装置２の内部の生ＣＤ−Ｒ３
に記録する際に、利用者１ｃが自宅のパソコンで再生す
る際に最も適したな各映像の解像度を示す数字である。
また、５０Ｍｂとは、生ＣＤ−Ｒ３の記憶容量の最大数
値である。

【００５８】音声の編集１１ｐとは、利用者１ｃがカラ
オケで歌っている音声の編集のことである。各映像及び
音声６ｅは、カラオケのスタート開始後から、４分５０
秒にさしかかると、フェードアウトである序々に合成映
像６ｆ及び音声６ｅがスムーズに消えていき、５分にさ
しかかると同時に、歌っていた利用者１ｃを撮影してい
たデジタルビデオカメラ５が停止する仕組みである。
（１１ｑ）

【００５９】図６は、本発明であるカラオケ機器接続型
ＣＤ−Ｒ自動販売機内で行うＣＤ−Ｒ書き込み、ＣＤ−
Ｒ排出までの流れを示したフローチャートである。以
下、画像加工ＣＤ−Ｒ書込み、排出１２の順に説明す
る。

【００６０】画像加工ＣＤ−書込み１２には、ランダム
選択１２ａを選択してオープニングムービー１２ｂ、デ
ータ保存ムービーファイル１２ｃ、エンディングムービ
ー１２ｄの順番を任意に選択することができる。但し、
ランダム選択１２ａを設けずに、オープニングムービー
１２ｂ、データ保存ムービーファイル１２ｃ、エンディ
ングムービー１２ｄの順番に自動化してもよい。

【００６１】オープニングムービー１２ｂとは、生ＣＤ
−Ｒ３へ記録する際、予め利用者１ｃが映像を記録した
イントロ映像である。エンディングムービー１２ｄは、
歌が終了した後の最終映像である。

【００６２】オープニングムービー１２ｂ及びエンディ
ングムービー１２ｄは、利用者１ｃが設定できるだけで
なく、企業が宣伝広告として、商品やイメージビデオ等
の映像や音楽、静止画像を予めオープニングムービ１２
ｂやエンディングムービー１２ｄに自由に記録設定する
ことができる。なお、ＳＴＡＲＴ、ＥＮＤ等の文字の書
込も生ＣＤ−Ｒ３を、カラオケ装置の販売貸与業者に納
品するまでは、自由に書込ができる。

【００６３】記録装置２の内部では、オープニングムー
ビー１２ｂ、エンディングムービー１２ｄの構成は、曲
の長さやに応じて記録装置２内部で自動的に生ＣＤ−Ｒ
３への記録時間を調節する。

【００６４】オープニングムービー１２ｂ、データ保存
ムービーファイル１２ｃ、エンディングムービー１２ｄ
の全てを単一化するためにデータ編集１２ｅが行われ
る。データ編集１２ｅは、本発明であるカラオケ機器接
続型ＣＤ−Ｒ自動販売機１の記録装置２内のハードディ
スク内で行われる。

【００６５】前記生ＣＤ−Ｒ３に記録したオープニング
ムービー１２ｂ、データ保存ムービーファイル１２ｃ、
エンディングムービー１２ｄの各記憶容量は、それぞれ
３Ｍｂ、４０Ｍｂ、３Ｍｂである。

【００６６】データ編集１２ｅが終了した時点で、ハー
ドディスク内で、生ＣＤ−Ｒ３へ記録するため、ムービ
ーデータ１２ｆにまとめられる。まとめられたムービー
データ１２ｆは、書き込みをするために、各実行ファイ
ルを作成する。

【００６７】本発明では、２種類の実行ファイルが記録
装置２内のハードディスク内に入力されている。第１
に、自動実行ファイル（以下、ｓｔａｒｔ．ｅｘｅとい
う）１２ｇと、第２に、自動実行制御ファイル（以下、
ａｕｔｏｒｕｎ．ｉｎｆという）１２ｈである。生ＣＤ
−Ｒ３に記録したｓｔａｒｔ．ｅｘｅ１２ｇ、ａｕｔｏ
ｒｕｎ．ｉｎｆ１２ｈの各記憶容量は、それぞれ２Ｍ
ｂ、１Ｍｂである。

【００６８】自動実行ファイル１２ｇであるｓｔｒｔ．
ｅｘｅ１２ｇは、拡張子がｅｘｅのファイルで、ＭＳ−
ＤＯＳ上で６４ｋバイトを超えるプログラムを実行させ
る為の実行ファイルである。

【００６９】自動実行制御ファイル１２ｈであるａｕｔ
ｏｒｕｎ．ｉｎｆ１２ｈは、拡張子がｉｎｆファイルで
ある。ＷＩＮＤＯＷＳ（登録商標）アプリケーションを
読み込む時の初期設定がなされているプログラムであ
り、パソコン等に完成ＣＤ−Ｒ４を入れた時に、自動的
に完成ＣＤ−Ｒ４内に記録された各映像、音声６ｅをモ
ニタへ出力するために、前記ｓｔａｒｔ．ｅｘｅ１２ｈ
を実行及び出力内容を制御するための制御ファイルであ
る。

【００７０】ムービーデータ１２ｆ、自動実行ファイル
１２ｇ、自動実行制御ファイル１２ｈとなったデータ
は、生ＣＤ−Ｒ３へＣＤ−Ｒ書込み１２ｉが行われ、終
了した後に完成ＣＤ−Ｒ４のＣＤ−Ｒ排出１２ｊされ
る。ＣＤ−Ｒ排出１２ｊの後は、図１に示した記録装置
２の中央にあるトレイ２ａから完成ＣＤ−Ｒ４が利用者
１ｃによって取り出すことができる。

【００７１】図７は、本発明であるカラオケ機器接続型
ＣＤ−Ｒ自動販売機内で行うコマンド入力の流れを示し
たフローチャートである。

【００７２】コマンド入力１３とは、図６に示したＣＤ
−Ｒの書込み１２ｉが終了した後から完成ＣＤ−Ｒ４の
ＣＤ−Ｒ排出１２ｊが送られる迄の工程で、生ＣＤ−Ｒ
３の表面にラベルデータ１３ｃを印刷するために、基と
なる文字入力１３ａを入力し自動実行ファイル１３ｂで
実行することで、前記生ＣＤ−Ｒ３の表面に印刷するこ
とである。

【００７３】文字入力１３ａとは、利用者１ｃが完成前
の生ＣＤ−Ｒ３の表面に記録するラベルデータ１３ｃの
文字入力を行うことであり、図１に示したカラオケ機器
接続型ＣＤ−Ｒ自動販売機１の記録装置２に取り付けた
文字入力ボタン２ｇで、ひらがな、カタカナ、英語、数
字などから構成するコマンド１３の文字入力１３ａの作
業を利用者１ｃ等が行うことである。

【００７４】文字入力１３ａの内容は、記録装置２の表
示装置から接続したモニタテレビ６の画面上に文字が表
示され、利用者１ｃの（１）ひらがな等からなる名前
や、利用者１ｃの（２）ホームページのアドレスを示す
ＵＲＬや、利用者１ｃから友人などへ（３）メッセージ
を文字入力ボタン２ｇで文字入力１３ａすることができ
る。

【００７５】文字入力１３ａされた利用者１ｃの（１）
名前、（２）ホームページアドレス、（３）メッセージ
は、自動的に記録装置２内のハードディスクに送られ、
記録装置２のラベルデータ１３ｃとして一時保管され
る。誤字や変更が生じた場合には、前記ラベルデータ１
３ｃにアクセスし、訂正することができる。

【００７６】ラベルデータ１３ｃは、企業等の広告映
像、広告用文言等が印字された文字入力された情報であ
る。例えば、利用者１ｃが文字入力した、（１）名前か
ら（３）メッセージを構成する文字の全てを記録するこ
とができる。

【００７７】また、完成ＣＤ−Ｒ４の内部には、予め利
用者１ｃのＵＲＬや、メールアドレスが文字入力ボタン
で、記録しておくことができるため、完成ＣＤ−Ｒ４を
所持し、パソコンの画面で閲覧している閲覧者は、面倒
な文字入力の操作をすることなく、ワンクリックで利用
者１ｃが記載したホームページや電子メールにアクセス
することができる。

【００７８】図８は、本発明であるカラオケ機器接続型
ＣＤ−Ｒ自動販売機内で行うラベル処理の流れを示した
フローチャートである。ラベル処理１４とは、記録装置
２のハードディスク内へ、デジタルビデオカメラ５を使
用し取り込んだ静止画像１４ｅを、キャプチャ画像デー
タ１４ｂとして一時保存し、図１及び図７に示した前記
ラベルデータ４ａ、１３ｃと編集処理１４ｇすること
で、生ＣＤ−Ｒ３へ印刷できる処理工程である。

【００７９】静止画像１４ｅの撮影は、デジタルビデオ
カメラ５で、利用者１ｃ又は利用者１ｃの友人等同士で
好きなポーズを決め、撮影できる。静止画像１４ｅの撮
影前には、先ず、モニタテレビ６の右下へカウントダウ
ン表示１４ｄを構成する数字である「３．．２．．
１．．０」１４ｆが表示され、カウントダウン表示１４
ｄの数字が、「０」となった瞬間に、ハードディスクに
内蔵した画面キャプチャ１４ａが撮影の対象を利用者１
ｃのポーズをデジタルビデオカメラ５で自動的に取り込
む。

【００８０】記録装置２のハードディスク内部では、先
に、一時保存された文字情報であるラベルデータ１４ｈ
に対し、前記静止画像１４ｅの撮影結果であるキャプチ
ャ画像データ１４ｂとを編集する編集処理１４ｇが、記
録装置２内で行う。つまり、キャプチャ画像データ１４
ｂとラベルデータ１４ｈから編集処理１４ｇされたもの
が静止映像１４ｅである。

【００８１】静止映像１４ｅが制作された後は、完成Ｃ
Ｄ−Ｒ４の表面全体を示したアウトライン１４ｃを表示
することで、利用者１ｃが、静止画像１４ｅの映り具合
や誤字修正を確認させることができる。静止画像１４ｅ
の確認が終了した後には、生ＣＤ−Ｒ３の表面に、ラベ
ルプリント１４ｉが印刷され、完成ＣＤ−Ｒ４の完成と
なる。

【００８２】図９は、本発明であるカラオケ機器接続型
ＣＤ−Ｒ自動販売機装置内部のハードディスクで行うデ
ータバックアップ処理の流れを示したフローチャートで
ある。

【００８３】データバックアップ処理１５は、記録装置
２の内部で行われるコンピュータファイルの保存の行程
である。本発明では、ファイルを永久保存する「非更新
ファイル１５ｄ」と「期限付き保存データ１５ｈ」と一
時的に使用する「テンポラリーファイル１５ｋ」とから
なることを特徴としている。データバックアップの期限
や時間は、カラオケ販売業者が自由に設定できる。例え
ば、２４時間だけ期限付き保存データ１５ｈを保存する
設定である。

【００８４】「非更新ファイル」１５ｄは、オープニン
グムービー１５ａとエンディングムービー１５ｂと自動
実行制御ファイル１５ｃとからなる。また、「期限付き
保存データ１５ｈ」とは、データ保存ムービーファイル
１５ｅと自動実行ファイル１５ｆと、ラベルデータ１５
ｇからなる。更に、「テンポラリーファイル１５ｋ」と
は、データ保存一時ファイル１５ｉと図７に示したキャ
プチャ画像データ１５ｊからなる。

【００８５】以上の操作を終えると、カラオケ機器接続
型ＣＤ−Ｒ自動販売機１の記録装置２のトレイ２ａか
ら、利用者１ｃがカラオケで歌っている映像及び音声を
記録したオリジナルの完成ＣＤ−Ｒ４を、歌が終了し、
デジタルビデオカメラ５での撮影が終了の後、約１分後
に生ＣＤ−Ｒ３の表面にラベルデータ１４ｈが貼付され
た完成ＣＤ−Ｒ４を利用者１ｃは受け取ることができ
る。

【００８６】図１１は本発明である一体型カラオケ装置
をカラオケボックスに設置した透視斜視図、図１２は本
発明である一体型カラオケ装置をカラオケボックスに設
置した平面図、図１３は本発明である一体型カラオケ装
置をカラオケボックスに設置したステージの正面図であ
る。

【００８７】図１１及び図１２に示すように、本発明で
ある一体型カラオケ装置１ｄは、記録機器１ａとカラオ
ケ機器１ｂとを別個の機器とすることなく、記録機器１
ａをカラオケ機器１ｂに組み込み一体型とした装置であ
る。

【００８８】即ち、記録機器１ａの記録装置２をカラオ
ケ機器１ｂに組み込みカラオケコマンダーに接続しして
一体型とし、画像、音響等を記録したＣＤ−Ｒを製作で
きる一体型カラオケ装置１ｄである。図１１から図１３
に示した一体型カラオケ装置１ｄは、基本的には図１か
ら図１０までに示したカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動
販売機１と同じ構造である。

【００８９】そして、このように本発明を一体型カラオ
ケ装置１ｄとすることにより、撮影ルーム１７ａとコン
トロールボックス１７ｂからなる一体型カラオケ装置１
７のコントロールボックス１７ｂ内に設置することがで
きる。

【００９０】撮影ルーム１７ａには、ドア１７ｃ、背景
スクリーン９ｄ、スピーカー９ａ、９ｂ、照明装置９
ｃ、９ｃ、デジタルビデオカメラ５を上部に取り付けた
モニタテレビ６が設置されており、スピーカー９ａ、９
ｂから音声９ｅが出る。

【００９１】コントロールルーム１７ｂは、撮影ルーム
１７ａと隣接しており、記録器機１ａとカラオケ機器１
ｂが一体となった一体型カラオケ装置１ｄが設置されて
いて、コントロールルーム１７ｂ内の一体型カラオケ装
置１ｄは、撮影ルーム１７ａからは全く見えない。勿
論、撮影ルーム１７ａからコントロールルーム１７ｂ内
が見える構造としてもよい。

【００９２】撮影ルーム１７ａにには、利用者１ｃの背
後には背景スクリーン９ｄがあり、左右の壁面にはスピ
ーカー９ａ、９ｂが取り付けられているとともに、撮影
が鮮明となるように照明装置９ｃ、９ｃが設置されてい
る。デジタルビデオカメラ５がモニタテレビ６上に固定
されている。

【００９３】撮影ルーム１７ａで録画、録音されている
データは、コントロールルーム１７ｂに設置された一体
型カラオケ装置１ｄに送り込まれ処理され生ＣＤ−Ｒ３
に取り込まれて完成ＣＤ−Ｒ４が製作される。

【００９４】図１２び図１３に示すように、まず、利用
者１ｃは、前述のＣＤ−Ｒを作成するための諸操作をリ
モコン１８により行い、撮影準備を済ませる。準備を終
えた後、背景スクリーン９ｄを背にして、デジタルビデ
オカメラ５の正面に立ち、演奏と録画が始まるのを待
つ。

【００９５】撮影部屋１７ａに流れる演奏は、利用者１
ｃより見て、左右の壁に設置されたスピーカー９ａ、９
ｂから流れ、録画中に背景スクリーン９ｄに利用者１ｃ
の影が映らないようにする照明装置９ｃ、９ｃは、利用
者１ｃの左右斜め前方に設置されている。

【００９６】照明装置９ｃ、９ｃは、Ｌ字型の衝立状に
なっており、内側にライト９ｆ、９ｆが備えられてい
る。デジタルビデオカメラ５側に光が当たらず利用者１
ｃ側にのみ光が当たるように設置されている。

【００９７】利用者１ｃは、歌っている最中であっても
正面に置かれたモニタテレビ６を通して自己の姿を確認
することができるため、録画済みの画像で自分が画面か
らはみ出してしまったというような失敗なく録画、録音
することができる。

【００９８】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ
自動販売機１及び本発明である一体型カラオケ装置１ｄ
により作成されたＣＤ−Ｒには映像、音楽等を記録する
他にカラオケ店等のお店の広告宣伝を記録することがで
きるような構造としてもよい。

【００９９】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ
自動販売機１及び一体型カラオケ装置１ｄでは、デジタ
ルビデオカメラ５により撮影した映像のみを背景画像６
ａに取り込むことができるのではなく、ホームビデオ、
コンピュータグラフィック等及びその他のあらゆる撮影
方法によって撮影した映像を背景画像６ａとして取り込
むことができる。

【０１００】

【発明の効果】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−
Ｒ自動販売機及び一体型カラオケ装置は、以上の構成で
あるから以下の効果が得られる。

【０１０１】第１に、業務用のカラオケ装置の構成装置
でカラオケの曲目を選択するカラオケコマンダーに簡単
に接続ができ、使用用途を拡大すると共に、業務用のカ
ラオケ装置を取り扱う販売貸与業者を活性化し、カラオ
ケの愛好家である個人利用者から気軽に自分の映像及び
音声の記録したライブアルバムを制作できる。

【０１０２】第２に、出来上がった完成ＣＤ−Ｒは、市
販されているパソコンのＣＤ−ＲＯＭデッキに挿入すれ
ば、直ちにカラオケで歌っている利用者の姿を記録した
映像及び音楽を手軽に再生できる。

【０１０３】第３に、企業が宣伝広告媒体のスポンサー
として、予め完成ＣＤ−Ｒ内に文言や各映像を予め記録
していれば、スポンサーとして、利用者の生ＣＤ−Ｒの
購入費用を単価を下げるとともに、企業が利用者に対し
宣伝広告できる２大メリットがある。

【０１０４】第４に、完成ＣＤ−Ｒ内部に自社ＣＭのペ
ージを設けることもでき、利用者に対しスポンサーであ
る企業が、その場でＣＭタレントとして応募や起用のメ
ッセージを伝えることができる記録ボード的な役割とし
て、幅広く活用できる。

【０１０５】第５に完成ＣＤ−Ｒは、８０ｍｍ×６０ｍ
ｍという名刺サイズで、かつ、持ち運びや、保管にも手
間取らず、コレクショングッズとしての発展性も秘めて
いる。

【０１０６】第６に完成ＣＤ−Ｒ内に記録したデジタル
データの保存期間は１００年以上に及ぶため思い出の映
像や音楽がいつまでも色あせることがない。

【０１０７】第６に、一体型カラオケ装置にすることに
より取り扱いが容易となるとともに、カラオケボックス
内に設置して、移動可能なカラオケボックスとすること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動
販売機の装置全体を示した図である。

【図２】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動
販売機のカラオケ機器とカラオケ機器のカラオケコマン
ダーに接続した記録機器を示した図である。

【図３】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動
販売機が接続する装置の構成を示した図である。

【図４】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動
販売機の操作手順を示したフローチャートである。

【図５】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動
販売機内で行う画像処理、ファイル作成の処理手順を示
したフローチャートである。

【図６】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動
販売機内で行うＣＤ−Ｒ書き込み、ＣＤ−Ｒ排出までの
流れを示したフローチャートである。

【図７】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動
販売機内で行うコマンド入力の流れを示したフローチャ
ートである。

【図８】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動
販売機内で行うラベル処理の流れを示したフローチャー
トである。

【図９】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動
販売機装置内部のハードディスクで行うデータバックア
ップ処理の流れを示したフローチャートである。

【図１０】本発明であるカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自
動販売機装置内部の操作手順の字幕選択を示した歌詞字
幕表である。

【図１１】本発明である一体型カラオケ装置をカラオケ
ボックスに設置した状態の透視斜視図である。

【図１２】本発明である一体型カラオケ装置をカラオケ
ボックスに設置した状態の平面図である。

【図１３】本発明である一体型カラオケ装置をカラオケ
ボックスに設置したステージの正面図である。

【符号の説明】

１カラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動販売機１ａ記録機器１ｂカラオケ機器１ｃ利用者１ｄ一体型カラオケ装置２記録装置２ａトレイ２ｂ取出ボタン２ｃコイン投入口２ｄ枚数入力ボタン２ｅ停止ボタン２ｆ背景画像選択ボタン２ｇ文字入力ボタン２ｈミキシング２ｉデータ処理２ｊＣＤ−Ｒ作成２ｋラベルプリント２ｌ外部端子２ｍループ選択ボタン３生ＣＤ−Ｒ４完成ＣＤ−Ｒ４ａラベルデータ５デジタルビデオカメラ６モニタテレビ６ａ背景画像６ｂカメラ映像６ｃ背景カメラ映像６ｄ字幕映像６ｅ音声６ｆ合成映像７マイクセット７ａマイク８カラオケコマンダー８ａ選曲ボタン８ｂスタートボタン８ｃ決定ボタン８ｄ選曲ボタン９アンプ９ａスピーカー９ｂスピーカー９ｃ照明装置９ｄ背景スクリーン９ｅ音声９ｆライト１０起動処理１０ａコイン投入１０ｂ金額表示１０ｃ金額確認１０ｄ１００円、５００円、１０００円に対応１０ｅ返金不可１０ｆ基本的に機械的エラー以外は返金不可。１０ｇ枚数確認表示１０ｈ枚数入力１０ｉＣＤセット１０ｊ枚数入力後、ＣＤ−Ｒドライブに転送。２枚以
降は待機１０ｋ照明電源入１０ｌステージ用照明の電源を入れる。１０ｍ背景画像選択１０ｎループ選択１０ｏ背景画像表示１０ｐＨＤＤ動画ｏｒカラオケ映像ｏｒ外部入力１０ｑ字幕選択１０ｒＹＥＳｏｒＮＯ１０ｓ字幕表示１０ｔＣＤデータ無１０ｕカメラスタンバイ１０ｖ本人画像表示１０ｗＣＤデータ表示１１画像処理、ファイル作成１１ａ画像処理１１ｂファイル作成１１ｃ同時処理１１ｄ映像合成順序（１）字幕映像（２）カメラ映像
（３）背景画像１１ｅスタート信号１１ｆ字幕映像１１ｇカメラ映像１１ｈ背景画像１１ｉクロマキー処理１１ｊクロマキー処理１１ｋ合成映像１１ｌ映像、音声データ書込み１１ｍデータ保存一時ファイル１１ｎデータエンコード１１ｏデータ保存ムービーファイル１１ｐ音声編集１１ｑカメラ停止１２画像加工ＣＤ−Ｒ書込み、排出１２ａランダム選択１２ｂオープニングムービー１２ｃデータ保存ムービーファイル１２ｄエンディングムービー１２ｅデータ編集１２ｆムービーデータ１２ｇ自動実行ファイル１２ｈ自動実行制御ファイル１２ｉＣＤ−Ｒ書込み１２ｊＣＤ−Ｒ排出１３コマンド入力１３ａ文字入力１３ｂ自動実行ファイル１３ｃラベルデータ１４ラベル処理１４ａ画面キャプチャ１４ｂキャプチャ画像データ１４ｃモニター上にアウトライン表示１４ｄカウントダウン表示１４ｅ静止画像１４ｆ３．．２．．１．．０１４ｇ編集処理１４ｈラベルデータ１４ｉラベルプリント１５データバックアップ処理１５ａオープニングムービー１５ｂエンディングムービー１５ｃ自動実行制御ファイル１５ｄ非更新ファイル１５ｅデータ保存ムービーファイル１５ｆ自動実行ファイル１５ｇラベルデータ１５ｈ期限付き保存データ１５ｉデータ保存一時ファイル１５ｊキャプチャ画像データ１５ｋテンポラリーファイル１６歌詞字幕１６ａ項目１６ｂＹＥＳ１６ｃＮｏ１７一体型カラオケ装置１７ａ撮影ルーム１７ｂコントロールルーム１７ｃドア１８リモコン

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】音声であるカラオケの曲を選曲及び配信
するカラオケコマンダー、前記カラオケコマンダーに接
続し記録装置へカラオケ映像、音声等を入出力するアン
プ、カラオケ音声を入出力するマイク、前記音声を拡大
するスピーカー及び記録装置を介してカラオケの映像を
出力するモニタテレビからなるカラオケ機器と、カラオ
ケコマンダーの背面へ接続し生ＣＤ−Ｒ、カラオケ映像
・音声を記録した完成ＣＤ−Ｒを自動で制作する記録装
置、記録装置内のハードディスクへ映像を送るため撮影
準備機材として利用者に光りを当てる照明装置、利用者
と利用者の背景を作る背景スクリーン及びカラオケ映像
を撮影するデジタルビデオカメラとからなる記録機器か
らなり、記録機器の記録装置をカラオケ機器のカラオケ
コマンダーに接続したことを特徴とするカラオケ機器接
続型ＣＤ−Ｒ自動販売機。
【請求項２】請求項１に記載した記録装置は、正面中
央にＣＤ−Ｒを入れるトレイと、トレイの左右に取り出
しボタン、生ＣＤ−Ｒを作成枚数を選択する枚数ボタ
ン、映像・音楽の記録を停止する停止ボタン、カラオケ
映像等の背景画像を選択する背景画像選択ボタン、文字
入力ボタン、外部入力端子を有したことを特徴とするカ
ラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動販売機。
【請求項３】請求項１に記載した記録装置内のハード
ディスクは、各映像・音声を合成するクロマキー処理機
能を有したデータ処理があり、データ処理部は、カラオ
ケの映像である背景画像、歌詞を表示する字幕映像、カ
ラオケで歌う姿を撮影したカメラ映像と、カラオケコマ
ンダーを介したアンプ及びスピーカーから入出力する音
声とを合成加工することを特徴とするカラオケ機器接続
型ＣＤ−Ｒ自動販売機。
【請求項４】記録装置に取り付けた背景画像選択ボタ
ンは、ハードディスク内に一時保管された背景画像を、
自由にループ式に表示される項目で選択することができ
るループ選択の機能を有するようにしたことを特徴とす
る請求項１に記載のカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動販
売機。
【請求項５】完成ＣＤ−Ｒの表面には、利用者がカラ
オケで歌っている姿を撮影したカメラ映像の一部である
静止画像や、企業等の広告映像、広告用文言等が印字さ
れたラベルデータを貼付できるようにしたことを特徴と
する請求項１に記載のカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自動
販売機。
【請求項６】完成ＣＤ−Ｒの内部には、利用者がカラ
オケで歌っている姿の映像と歌や歌詞の音声、歌詞の文
言の記録以外に、企業等の広告を構成する広告映像と広
告音楽、広告用文言で記録ができるようにしたこと特徴
とする請求項１に記載のカラオケ機器接続型ＣＤ−Ｒ自
動販売機。
【請求項７】音声であるカラオケの曲を選曲及び配信
するカラオケコマンダー、前記カラオケコマンダーに接
続し記録装置へカラオケ映像、音声等を入出力するアン
プ、カラオケ音声を入出力するマイク、前記音声を拡大
するスピーカー及び記録装置を介してカラオケの映像を
出力するモニタテレビからなるカラオケ機器と、カラオ
ケコマンダーの背面へ接続し生ＣＤ−Ｒ、カラオケ映像
・音声を記録した完成ＣＤ−Ｒを自動で制作する記録装
置、記録装置内のハードディスクへ映像を送るため撮影
準備機材として利用者に光りを当てる照明装置、利用者
と利用者の背景を作る背景スクリーン及びカラオケ映像
を撮影するデジタルビデオカメラとからなる記録機器か
らなり、記録機器の記録装置をカラオケ機器に組み込み
カラオケコマンダーに接続しして一体型とし画像、音楽
等を記録したＣＤ−Ｒを製作することができることを特
徴とする一体型カラオケ装置。
【請求項８】請求項７の一体型カラオケ装置を、コン
トロールルームを有するカラオケボックスの前記コント
ロールルームに設置し移動可能としたことを特徴とする
カラオケボックス。