JP2003177544A - 3層レジスト中間層用樹脂組成物 - Google Patents
3層レジスト中間層用樹脂組成物Info
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Abstract
用いられる場合でも上層レジスト塗布時に中間層が溶解
しにくく、上層レジストとの界面にミキシング層が形成
されにくく、経時変化が少なく保存安定性に優れ、クラ
ックが入りにくい硬化皮膜を形成可能な3層レジスト中
間層用樹脂組成物を提供する。 【解決手段】(A)特定の有機けい素化合物で末端を封
止してなる重量平均分子量が1、000〜50、000の末端封
止ポリオルガノシロキサン樹脂及び(B)電磁線または
熱により酸を発生する化合物を含有してなることを特徴
とする3層レジスト中間層用樹脂組成物。
Description
層用樹脂組成物に関する。
る半導体基板のパターン形成においては、有機系のレジ
ストとX線露光等とを組み合わせるリソグラフィ法が用
いられている。近年、パターン寸法が微細化するにした
がって、パターン精度の向上が求められており、そのた
め3層レジスト法が開発されてきた。3層レジスト法
は、基板上にノボラック樹脂よりなるi線用レジスト等
を塗布し、これを熱硬化させることにより有機溶媒に不
溶性の平坦化層を形成し、その上に中間層を塗布し、熱
硬化させ、最後に上層レジストを塗布し、上層レジスト
を露光・現像することにより形成したパターンをドライ
エッチングにより順次下の層に転写することで基板の加
工を行う手法である。 3層レジストの中間層としては、従来、SiO2(通
称:スピンオングラス:SOG)、ポリオルガノシロキ
サン(通称:シリコーン樹脂)などが知られている。し
かしながら、SiO2は、硬化時に皮膜にクラックが入
りやすいという欠点を有しており、また、その塗布液は
経時変化を起こしやすく、硬化したり、ゲル化が起こる
という問題があった。 また、ポリオルガノシロキサンは、レジスト溶媒として
ケトン系、芳香族系などが用いられる場合には上層レジ
スト塗布時に中間層が溶解したり、上層レジストとの界
面にミキシング層が形成されるという問題があった。
スト溶媒としてケトン系、芳香族系などが用いられる場
合、上層レジスト塗布時に中間層が溶解しにくく、上層
レジストとの界面にミキシング層が形成されにくく、経
時変化が少なく保存安定性に優れ、クラックが入りにく
い硬化皮膜を形成可能な3層レジスト中間層用樹脂組成
物を提供することにある。
うな問題を解決し得る3層レジスト中間層用樹脂組成物
を見出すべく鋭意検討を重ねた結果、下記(1)〜(4)いず
れかの有機けい素化合物で末端を封止してなる重量平均
分子量が1、000〜50、000の末端封止ポリオルガノシロ
キサン樹脂及び(B)電磁線または熱により酸を発生す
る化合物を含有してなる樹脂組成物が、レジスト溶媒と
してケトン系、芳香族系などが用いられる場合でも上層
レジスト塗布時に中間層が溶解しにくく、上層レジスト
との界面にミキシング層が形成されにくく、経時変化が
少なく保存安定性に優れており、クラックが入りにくい
硬化皮膜を形成可能で、3層レジスト中間層用途に好適
であることを見出し、本発明を完成させるに至った。
〜(4)で表されるいずれかの有機けい素化合物で末端
を封止してなる重量平均分子量が1、000〜50、000の末
端封止ポリオルガノシロキサン樹脂及び(B)電磁線ま
たは熱により酸を発生する化合物を含有してなることを
特徴とする3層レジスト中間層用樹脂組成物を提供する
ものである。 (1) (式中、Xはハロゲン原子を表し、Rは、それぞれ独立
に、炭素数1〜20の一価の有機基を表し、R1〜R3は、そ
れぞれ独立に、炭素数1〜20の一価の有機基を表し、p
は1〜3の整数を表す。) (2) (式中、X、Rは、前記と同じ意味を表し、R4〜R10は、
それぞれ独立に、水素原子を表わすか、または炭素数1
〜20の一価の有機基を表し、aは0〜6の整数を表し、
qは1〜3の整数を表す。) (3) (式中、X、Rは、前記と同じ意味を表し、R11〜R19は、
それぞれ独立に、水素原子を表わすか、または炭素数1
〜20の一価の有機基を表し、b、cは1〜6の整数を表
し、rは1〜3の整数を表す。) (4) (式中、X、Rは、前記と同じ意味を表し、R20〜R34は、
それぞれ独立に、水素原子を表わすか、または炭素数1
〜20の一価の有機基を表し、sは1〜3の整数を表す。)
する。本発明の3層レジスト中間層用組成物は、前記一
般式(1)〜(4)で表わされるいずれかの有機けい素
化合物で末端を封止してなる末端封止ポリオルガノシロ
キサン樹脂と、電磁線または熱により酸を発生させる化
合物を含有してなることを特徴とする。
子、ヨウ素原子が挙げられる。Rは、それぞれ独立に、
炭素数1〜20の一価の有機基を表す。R1〜R3は、それ
ぞれ独立に、炭素数1〜20の一価の有機基を表す。p
は1〜3の整数を表わす。炭素数1〜20の一価の有機
基は、直鎖、分岐、環状のいずれであってもよく、飽和
であっても不飽和であってもよい。炭素数1〜20の一
価の有機基としては、例えば、炭素数1〜20の直鎖状
炭化水素基、炭素数3〜20の分岐状炭化水素基、炭素
数3〜20の環状炭化水素基、炭素数6〜20の芳香族
炭化水素基が挙げられ、好ましくは、炭素数1〜6の直
鎖状炭化水素基、炭素数3〜6の分岐状炭化水素基、炭
素数3〜6の環状炭化水素基、炭素数6〜20の芳香族
炭化水素基などが挙げられる。炭素数1〜20の直鎖状
炭化水素基、炭素数3〜20の分岐状炭化水素基、炭素
数3〜20の環状炭化水素基は、フッ素置換されていて
もよい。炭素数6〜20の芳香族炭化水素基は、アルキ
ル基、ハロゲン原子などで置換されていてもよい。
基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、
イソプロピル基、イソブチル基、ターシャリーブチル
基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、シクロペンチニル基、シクロ
ヘキシニル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロエ
チル基、フェニル基、ナフチル基、アンスリル基、トリ
ル基、キシリル基、ジメチルフェニル基、トリメチルフ
ェニル基、エチルフェニル基、ジエチルフェニル基、ト
リエチルフェニル基、プロピルフェニル基、ブチルフェ
ニル基、メチルナフチル基、ジメチルナフチル基、トリ
メチルナフチル基、ビニルナフチル基、エテニルナフチ
ル基、メチルアンスリル基、エチルアンスリル基、ペン
タフルオロフェニル基、トリフルオロメチルフェニル
基、クロロフェニル基、ブロモフェニル基などが挙げら
れる。
ル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、イソプロピル基、イソブチル基、ターシャリーブチ
ル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペン
チル基、シクロヘキシル基、シクロペンチニル基、シク
ロヘキシニル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロ
エチル基、フェニル基、ナフチル基、アンスリル基、ト
リル基、キシリル基、ジメチルフェニル基、トリメチル
フェニル基、エチルフェニル基、ジエチルフェニル基、
トリエチルフェニル基、プロピルフェニル基、ブチルフ
ェニル基、メチルナフチル基、ジメチルナフチル基、ト
リメチルナフチル基、ビニルナフチル基、エテニルナフ
チル基、メチルアンスリル基、エチルアンスリル基、ペ
ンタフルオロフェニル基、トリフルオロメチルフェニル
基、クロロフェニル基、ブロモフェニル基などが挙げら
れる。
としては、t−ブトキシジメチルクロロシラン、(2−
メチル−2−ブトキシ)ジメチルクロロシランなどが挙
げられる。
表す。R4〜R10は、それぞれ独立に、水素原子を表わす
か、または炭素数1〜20の一価の有機基を表す。炭素
数1〜20の一価の有機基としては、前記と同じものが
挙げられる。aは、0〜6の整数を表し、好ましくは、
0〜5の整数である。qは、1〜3の整数を表す。
しては、1−メチル−1−シクロプロピルオキシジメチ
ルクロロシラン、1−メチル−1−シクロブチルオキシ
ジメチルクロロシラン、1−メチル−1−シクロペンチ
ルオキシジメチルクロロシランなどが挙げられる。
表す。 R11〜R19は、それぞれ独立に、水素原子を表わすか、ま
たは炭素数1〜20の一価の有機基を表す。炭素数1〜
20の一価の有機基としては、前記と同じものが挙げら
れる。bおよびcは、1〜6の整数を表し、好ましく
は、2〜5の整数である。rは、1〜3の整数を表す。
しては、9−デカヒドロナフチルオキシジメチルクロロ
シラン、9−デカヒドロナフチルオキシジエチルクロロ
シラン、9−デカヒドロナフチルオキシメチルエチルク
ロロシランなどが挙げられる。
表す。 R20〜R34は、それぞれ独立に、水素原子を表わすか、ま
たは炭素数1〜20の一価の有機基を表す。炭素数1〜
20の有機基としては、前記と同じものが挙げられる。
sは、1〜3の整数を表す。
1−メチル−1−アダマンチルオキシジメチルクロロシ
ラン、1−エチル−1−アダマンチルオキシジメチルク
ロロシランなどが挙げられる。
(5)〜(8)で表されるオルガノアルコキシシランの
少なくとも1つを加水分解することにより製造すること
ができる。 R35Si(OR')3 (5) R36R37Si(OR')2 (6) R38R39R40SiOR' (7) Si(OR')4 (8) 式中、R'はメチル基またはエチル基を表し、R35〜R
40は、それぞれ独立に、炭素数1〜20の一価の有機基
を表す。炭素数1〜20の一価の有機基は、前記と同じ
意味を表す。
またはアルカリ触媒を挙げることができる。 酸触媒としては、例えば、塩酸、酢酸などが挙げられ
る。 アルカリ触媒としては、例えば、アンモニア、ピリジ
ン、トリエチルアミン、水酸化テトラメチルアンモニウ
ムなどが挙げられる。
上記オルガノアルコキシシランの加水分解により得られ
たポリオルガノシロキサン樹脂と上記一般式(1)〜
(4)で表される有機けい素化合物とを脱酸剤の存在
下、反応させることにより得ることができる。 脱酸剤は、反応時に生成する酸と反応する活性水素を持
たない塩基性の化合物であれば特に限定されないが、例
えば、有機アミン化合物などが挙げられる。 有機アミン化合物としては、例えば、ピリジン、トリエ
チルアミン、イミダゾール、N-アルキルピペリジン、N,
N'-ジアルキルピペラジンなどが挙げられる。脱酸剤の添
加量は、生成する酸に対して1当量以上であることが好
ましく、より好ましくは、1.05当量以上である。1当量
未満では、生成する酸を中和することができず、架橋反
応が起きる傾向がある。
量平均分子量は、1,000〜50,000であることが必要であ
り、1,000〜20,000であることが好ましい。 重量平均分子量が、1,000未満または50,000を超える
と、塗布性、平坦性等の成膜性に問題が生じる。
としては、例えば、光酸発生剤、光カチオン重合開始
剤、熱カチオン重合開始剤などが挙げられる。 光酸発生剤としては、例えば、[シクロヘキシル−(2
−シクロヘキサノニル)−メチル]スルホニウム トリ
フルオロメタンスルフォネート、ビス(p−トリルスル
フォニル)ジアゾメタン、ビス(シクロヘキシルスルフ
ォニル)ジアゾメタン、ターシャリーブチルカルボニル
メチル−テトラヒドロチオフェニウムトリフルオロメタ
ンスルフォネートなどが挙げられる。光酸発生剤として
は、前記のもののほかに、特開平11―202495号
公報記載の化合物などを使用することもできる。
始剤としては、例えば、ヨードニウム塩、スルフォニウ
ム塩、ホスフェート塩、アンチモネート塩などを挙げる
ことができる。具体的には、ロードシル2074、アデ
カオプトマ-SP-150、アデカオプトマ-SP-152、アデカオ
プトマ-SP-170、アデカオプトマ-SP-172、アデカオプト
ンCPシリーズなどが挙げられる。また、前記のもののほ
かに、特開平9−118663号公報記載の化合物も使
用することができる。
チオン重合開始剤の添加量は特に限定されないが、末端
封止ポリオルガノシロキサン樹脂に対して、0.1重量
%〜20重量%が好ましく、より好ましくは0.5重量
%〜10重量%である。0.1重量%未満では樹脂が硬
化しない傾向があり、また20重量%を超えると添加量
に見合った効果が認められない傾向がある。 必要に応じて増感剤を添加してもよい。増感剤として
は、例えば、アデカSP−100(旭電化製)等を挙げ
ることが出来る。
電磁線または熱により酸を発生する化合物を含有してな
る樹脂組成物は、例えば、2−ヘプタノン、プロピレン
グリコールモノメチルアセテート等の有機溶媒に溶解し
て任意の濃度の樹脂溶液組成物とし、これを下層レジス
ト上にスピンコートなどして硬化させることにより3層
レジストの中間層とすることができる。硬化温度は、1
50〜350℃が好ましく、180〜350℃がより好
ましい。
合、経時安定性に優れているため、3層レジスト中間層
に好適に使用することができる。
本発明が実施例により限定されるものではないことは言
うまでもない。
0ml三つ口フラスコに、テトラエトキシシラン50
g、トリメチルクロロシラン6g、メチルフェニルジク
ロロシラン22.9g、エタノール300ml、メチル
イソブチルケトン(MIBK)200mlを入れて撹拌
した。この混合物に水46.3gをゆっくり滴下した。
滴下終了後、ディーンスタークトラップを取り付け、65
℃のオイルバスで中、窒素を0.5L/分でハ゛フ゛リンク゛しな
がらエタノールを留去して13時間反応を行った。その
後、エタノール100ml、MIBK100ml、イオ
ン交換樹脂500mlを入れ、反応を停止した。イオン
交換樹脂を濾別した後、有機層を分液ロートで分離し、
ロータリーエバポレーターでエタノールを留去した。得
られたMIBK溶液をトリエチルアミン37.3g、ターシ
ャリ-ブタノール13.3g、メチルフェニルジクロロ
シラン34.4g、MIBK100mlから合成したタ
ーシャリ-ブトキシメチルフェニルクロロシラン溶液に
滴下して3時間室温で反応させた。水100mlを加え
て反応を停止し、生成した塩を除去するために分液ロー
トで水洗を3回行い、無水硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、残存するトリエチルアミンをカラムクロマトグラフ
ィー用のシリカゲルで除去した。無水硫酸マグネシウム
とシリカゲルを濾別し、ロータリーエバポレーターで溶
媒を留去することにより粗製のシロキサン樹脂を粘調な
液状物として得た。得られた粗製のシロキサン樹脂をエ
タノール/水(100ml/20ml)で洗浄して低分子量成
分を除去して目的物を得た。得られたシロキサン樹脂
は、濃縮状態でも安定であり、室温でもゲル化を起こさ
なかった。GPC測定の結果、重量平均分子量は6、6
00であった。
て300℃、60秒の条件で焼成することにより厚さ
0.30μmの3層レジストプロセスの下層を形成し
た。次に、得られたシロキサン樹脂と樹脂に対して5重
量%の下記式(9)で表わされる酸発生剤を2-ヘプタノ
ンに溶解し、さらに孔径0.2μmのフッ素樹脂製フィ
ルターでろ過して塗布液を調整した。この塗布液を下層
上に塗布し、350℃で10分焼成することによりクラ
ックのない0.095μm厚の中間層を形成した。この
中間層の上にArFレジストPAR−700(住友化学
工業製)を塗布し、110℃で60秒ベークすることに
より0.335μm厚の上層レジストを形成した。Ar
Fエキシマーステッパー〔(株)ニコン製の“NSR
ArF”、NA=0.55 σ=0.60〕を用い、露
光量を段階的に変化させてラインアンドスペースパター
ンを露光した。露光後は、ホットプレート上にて115
℃60秒間ポストエキスポジャーベークを行い、さらに
2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド
水溶液で60秒間のパドル現像を行った。実効感度
(0.18μmのラインアンドスペースパターンが1:
1となる露光量)が25mJ/cm2、解像度(実効感度
の露光量で分離するラインアンドスペースパターンの最
小寸法)は0.16μmであった。上層レジストと中間
層との界面でのミキシング層は観測されなかった。
トン系、芳香族系などが用いられる場合でも上層レジス
ト塗布時に中間層が溶解しにくく、上層レジストとの界
面にミキシング層が形成されにくく、経時変化が少なく
保存安定性に優れ、クラックが入りにくい硬化皮膜を形
成可能で、3層レジスト中間層用途に好適な樹脂組成物
を提供することが可能となる。
Claims (3)
- 【請求項1】(A)下記一般式(1)〜(4)で表され
るいずれかの有機けい素化合物で末端を封止してなる重
量平均分子量が1、000〜50、000の末端封止ポリオルガ
ノシロキサン樹脂及び(B)電磁線または熱により酸を
発生する化合物を含有してなることを特徴とする3層レ
ジスト中間層用樹脂組成物。 (1) (式中、Xはハロゲン原子を表し、Rは、それぞれ独立
に、炭素数1〜20の一価の有機基を表し、R1〜R3は、そ
れぞれ独立に、炭素数1〜20の一価の有機基を表し、p
は1〜3の整数を表す。) (2) (式中、X、Rは、前記と同じ意味を表し、R4〜R10は、
それぞれ独立に、水素原子を表わすか、または炭素数1
〜20の一価の有機基を表し、aは0〜6の整数を表し、
qは1〜3の整数を表す。) (3) (式中、X、Rは、前記と同じ意味を表し、R11〜R19は、
それぞれ独立に、水素原子を表わすか、または炭素数1
〜20の一価の有機基を表し、b、cは1〜6の整数を表
し、rは1〜3の整数を表す。) (4) (式中、X、Rは、前記と同じ意味を表し、R20〜R34は、
それぞれ独立に、水素原子を表わすか、または炭素数1
〜20の一価の有機基を表し、sは1〜3の整数を表す。) - 【請求項2】ポリオルガノシロキサン樹脂が、下記一般
式(5)〜(8)であらわされるオルガノアルコキシシ
ランの少なくとも1つを加水分解することにより得られ
るポリオルガノシロキサン樹脂である請求項1記載の樹
脂組成物。 R35Si(OR')3 (5) R36R37Si(OR')2 (6) R38R39R40SiOR' (7) Si(OR')4 (8) (式中、R'はメチル基またはエチル基を表し、R35〜R40
は、それぞれ独立に、炭素数1〜20の一価の有機基を
表す。) - 【請求項3】炭素数1〜20の一価の有機基が、炭素数
1〜20の直鎖状炭化水素基、炭素数3〜20の分岐状
炭化水素基、炭素数3〜20の環状炭化水素基、または
炭素数6〜20の芳香族炭化水素基である請求項1又は
2記載の樹脂組成物。
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-
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- 2002-09-26 JP JP2002281221A patent/JP4221988B2/ja not_active Expired - Lifetime
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