JP2003177503A - 本の台割・割付システム - Google Patents

本の台割・割付システム

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JP2003177503A
JP2003177503A JP2002232461A JP2002232461A JP2003177503A JP 2003177503 A JP2003177503 A JP 2003177503A JP 2002232461 A JP2002232461 A JP 2002232461A JP 2002232461 A JP2002232461 A JP 2002232461A JP 2003177503 A JP2003177503 A JP 2003177503A
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Kenichirou Yaba
健一郎 矢場
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武司 川野辺
Keiji Toyomasu
圭二 豊増
Yusuke Sadamasa
祐介 定政
Kazuhiko Miyashita
和彦 宮下
Hiroyuki Sugisawa
宏之 杉沢
Kenzo Mori
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Masayuki Ishikura
雅之 石倉
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 台割作業と割付作業との連係を図ることによ
り、効率的な運用を可能にする。 【解決手段】 各折丁ごとの頁構成および印刷条件の情
報を入力し、同一折丁に掲載される記事や広告を同一行
に表示した台割表を作成し、これをディスプレイ上に表
示する台割システムと、見開き2頁分についての文字列
や画像の割付態様をディスプレイ上に表示しながら、オ
ペレータの指示に基づいて割付処理を行う割付処理シス
テムと、をコンピュータに組み込み、両システムを選択
的に利用できるようにする。オペレータが、台割システ
ムの動作中に、台割表中の特定頁に該当する1点Qをマ
ウスクリックすると、割付処理システムの動作に切り替
わり、当該特定頁を含む見開き2頁が表示されるように
し、割付態様の修正などを行えるようにする。割付画面
上には、校正画面を重複表示させ、校正情報を書き込む
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は本の台割・割付システム
に関し、特に、記事や広告などの掲載物を所定頁に割り
当てる台割処理と、各頁ごとに文字や画像などを割り付
ける割付処理と、を連係して行うことができる本の台割
・割付システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な雑誌等は、頁ごとに様々な用紙
が用いられており、色数や印刷方法なども頁ごとに様々
である。このため、雑誌等は、同じ用紙,同じ色数,同
じ印刷方法で形成される折丁という単位部品を組み合わ
せることにより製造される。すなわち、雑誌等を製造す
るには、その本の頁編成に応じて、まず、製版にて各折
丁に必要な頁の版を揃え、この版によって各折丁を印刷
し、これらをすべて揃えて製本することになる。ところ
が、1つの雑誌等について、これらの工程がまとまって
行われるわけではない。掲載する記事や広告によって
は、早くから内容が確定しているものもあれば、速報性
を有するために発刊日直前まで原稿が得られないものも
ある。このため、印刷会社では、雑誌等の製造工程の進
捗管理を、個々の記事や広告の単位で行っている。
【0003】出版・印刷業界では、個々の掲載内容をど
の折丁のどの位置に割り当てるかを決める作業を台割作
業と呼んでおり、更に各掲載内容についての進捗状況
(原稿の入稿,校正,校了,印刷などの段階)の管理ま
でを含んだ作業を台割管理と呼んでいる。この台割管理
は、通常、台割表に基づいて行われる。台割表は、1つ
の雑誌等に掲載される個々の記事や広告ごとに、折丁、
頁数などを表の形式で指示したものであり、印刷会社の
営業担当者は、自分の担当する本についての進捗状態の
管理を、この台割表を参照して行っている。
【0004】このような台割表を自動的に作成する装置
は、たとえば、特開昭63−85559号公報に開示さ
れている。また、このような台割表に関する情報と個々
の内容ごとの進捗状況に関する情報とをコンピュータに
格納し、このコンピュータによって進捗管理を行うシス
テムが、特開平6−328878号公報に開示されてい
る。
【0005】一方、記事や広告に含まれる文字あるいは
画像を、各頁ごとに所定の態様で割り付ける処理をコン
ピュータを利用して行い、割付結果を示すデータに基づ
いて電子製版を行うシステムも、従来から利用されてい
る。通常、文字と画像は、それぞれ文字データおよび画
像データとして別個に入力され、割付作業を行う者は、
ディスプレイ上に表示された割付画面を見ながら、個々
の文字や画像を所望の位置に、所望の割付倍率、所望の
割付角度で、配置する作業を行ってゆくことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】通常、雑誌等の本の作
成は、出版社と印刷会社との分業によって行われる。す
なわち、本の頁構成や掲載内容を決定する作業は出版社
側の仕事であり、また、各頁にどのような態様でどのよ
うな文や画像を割り付けるかを決定する作業も出版社側
(通常は、出版社の委託を受けたデザイナー)の仕事で
ある。これに対して、印刷機を稼働させながら実際に印
刷や製本を行う作業は印刷会社側の仕事である。
【0007】このため、印刷会社側の営業担当者は、出
版社側の編集担当者と緊密な連絡をとり、台割管理を行
う必要がある。特に、月刊誌や週刊誌といった定期刊行
物の場合、発行日に応じた納期が厳格に定められるた
め、個々の掲載内容ごとに、入稿、出校、校了といった
進捗状況を把握し、必要に応じて原稿の催促などを行わ
ねばならない。上述したコンピュータによって台割表を
自動的に作成する装置や、このような台割表に基づいて
進捗管理を行うシステムを利用すれば、このような台割
管理をかなり効率的に行うことが可能になる。
【0008】しかしながら、従来のこの種のシステムで
は、台割作業と割付作業との効率的な連係をとることが
できないという問題がある。上述したように、台割表を
作成するシステム自体や、割付作業を行うシステム自体
は、従来から提案されているが、両システム間の連係を
とることができないため、実用上、効率的な運用を図る
ことができなかった。
【0009】そこで本発明は、台割作業と割付作業との
連係を図ることにより、効率的な運用を可能にする本の
台割・割付システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の第1の態
様は、同一のテーマを構成する単位掲載物を、それぞれ
所定頁に割り当てる台割処理と、各頁ごとに、割り当て
られた単位掲載物に含まれる文字や画像などの割付対象
物を、それぞれ所定の態様で割り付ける割付処理と、を
行うことにより本を構成する本の台割・割付システムに
おいて、各単位掲載物のそれぞれについて、少なくとも
単位掲載物名およびノンブルの情報を入力する機能を有
し、この入力した情報に基づいて、各頁ごとに掲載され
る単位掲載物名を表の形式で表現した台割表を作成して
これをディスプレイ上に表示する台割システムと、各単
位掲載物に含まれる割付対象物を各頁に割り付けた状態
を示す割付画面を表示しながら、オペレータの指示に基
づいて、各頁に所定の割付対象物を所定の態様で割り付
ける割付処理を行い、各頁についての割付処理の結果を
示す割付データを作成する割付処理システムと、を設
け、台割システムと割付処理システムとを切り替えて使
用できるように構成し、台割システムによって、ディス
プレイ上に台割表が表示されている状態において、オペ
レータがこの台割表上の特定頁を指示する入力を行った
場合に、割付処理システムへの切り替えが行われ、ディ
スプレイ上に、指示された特定頁についての割付画面が
表示されるようにし、割付処理システムに、割付画面上
に校正画面を重複して表示させ、この校正画面上に校正
情報を書き込むための機能を付加するようにしたもので
ある。
【0011】(2) 本発明の第2の態様は、上述の第1
の態様に係る本の台割・割付システムにおいて、割付処
理システムによって、ディスプレイ上に割付画面が表示
されている状態において、オペレータが台割表を表示さ
せる旨のコマンド入力を行った場合に、台割システムへ
の切り替えが行われ、ディスプレイ上に台割表が表示さ
れるようにしたものである。
【0012】(3) 本発明の第3の態様は、上述の第1
または第2の態様に係る本の台割・割付システムにおい
て、割付処理システムが、各単位掲載物に含まれる割付
対象物を、製版に利用可能なデジタルデータとして入力
する機能を有し、この入力したデジタルデータを用いて
各割付対象物の内容を表示した通常割付画面と、入力し
たデジタルデータを用いずに各割付対象物の位置指標を
表示した簡略割付画面と、を選択的に表示する機能を有
するようにしたものである。
【0013】(4) 本発明の第4の態様は、上述の第3
の態様に係る本の台割・割付システムにおいて、割付処
理システムが、通常割付画面および簡略割付画面を選択
的にディスプレイ上に表示する機能を有するとともに、
通常割付画面をプリンタにより紙面上に出力する機能を
有するようにしたものである。
【0014】(5) 本発明の第5の態様は、上述の第4
の態様に係る本の台割・割付システムにおいて、台割シ
ステムにおいて、第1のモード、第2のモード、第3の
モードのいずれかのモードを指定できるようにし、オペ
レータが台割表上の特定頁を指示する入力を行った際
に、第1のモードが指定されていた場合には、割付処理
システムによって、特定頁についての通常割付画面がデ
ィスプレイ上に表示され、第2のモードが指定されてい
た場合には、割付処理システムによって、特定頁につい
ての簡略割付画面がディスプレイ上に表示され、第3の
モードが指定されていた場合には、割付処理システムに
よって、特定頁についての通常割付画面がプリンタによ
り紙面上に出力されるようにしたものである。
【0015】(6) 本発明の第6の態様は、上述の第1
〜第5の態様に係る本の台割・割付システムにおいて、
台割システムが、1頁を1つの矩形に対応させ、同一の
折丁に属する頁についての矩形を同一の行に配置するこ
とにより台割表を作成し、単独頁に掲載される単位掲載
物については、その掲載内容を、当該単独頁に対応した
矩形内に表示し、連続した複数頁に掲載される単位掲載
物については、その掲載内容を、当該複数頁に対応した
複数の矩形を合成して構成される合成矩形内に表示する
ようにし、個々の矩形内の1点を指示する入力により、
特定頁の指示を行えるようにしたものである。
【0016】(7) 本発明の第7の態様は、上述の第1
〜第6の態様に係る本の台割・割付システムにおいて、
互いに異なる場所に設置することが可能な第1のコンピ
ュータハードウエアおよび第2のコンピュータハードウ
エアと、これら両ハードウエアをオンライン接続するた
めの接続手段と、を用意し、第1のコンピュータハード
ウエアおよび第2のコンピュータハードウエアの双方に
おいて、台割システムおよび割付処理システムを動作で
きるように構成し、いずれか一方のコンピュータハード
ウエアで作成された台割表およびいずれか一方のコンピ
ュータハードウエアで作成された割付データを、他方の
コンピュータハードウエアでも共通して利用できるよう
に構成したものである。
【0017】(8) 本発明の第8の態様は、上述の第7
の態様に係る本の台割・割付システムにおいて、第1の
コンピュータハードウエアおよび第2のコンピュータハ
ードウエアに、それぞれ独立した記憶装置を用意し、一
方の記憶装置内に格納されている情報に対する修正が行
われた場合に、他方の記憶装置内に格納されている情報
に対しても同等の修正が行われるようにすることによ
り、双方のコンピュータハードウエアからの共通利用を
可能にしたものである。
【0018】(9) 本発明の第9の態様は、上述の第7
の態様に係る本の台割・割付システムにおいて、第1の
コンピュータハードウエアに、サーバーとなる記憶装置
を用意し、双方のコンピュータハードウエアによって共
通利用される情報をサーバーとなる記憶装置内に格納す
るようにし、第2のコンピュータハードウエアが、オン
ライン接続を介して、サーバーとなる記憶装置内の情報
を利用することができるようにしたものである。
【0019】(10) 本発明の第10の態様は、上述の第
7の態様に係る本の台割・割付システムにおいて、一方
のコンピュータハードウエアによって、割付対象物を構
成するデジタルデータを入力する作業を行うとともに、
台割表上で当該割付対象物を割り付けるべき特定頁を指
示する入力を行うことにより、入力したデジタルデータ
とともにこの特定頁に関する情報を、接続手段を介して
他方のコンピュータハードウエアに伝達させる機能を有
するようにしたものである。
【0020】(11) 本発明の第11の態様は、コンピュ
ータを、上述の第1〜第10の態様に係る本の台割・割
付システムとして動作させるためのプログラムを、コン
ピュータ読取り可能な記録媒体に記録するようにしたも
のである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施形態
に基づいて説明する。本発明に係る本の台割・割付シス
テムは、台割システムと割付処理システムとから構成さ
れ、その特徴は、これら両システムの連係操作を可能に
した点にある。そこで、以下、§1において台割システ
ムについて述べ、§2において割付処理システムについ
て述べ、§3において両者の連係操作について述べるこ
とにする。なお、本発明は、雑誌、書籍、コミック、カ
タログ、教科書、マニュアル等の種々の本を作成する作
業に適用可能であるが、ここでは、その代表的な適用形
態として、雑誌の台割・割付システムを述べることにす
る。
【0022】§1. 台割システム 図1は、本発明の一実施形態に係る雑誌の台割・割付シ
ステムの一部を構成する台割システムの基本構成を示す
ブロック図である。このシステムは、特願平10−01
4962号明細書に開示された雑誌の台割管理システム
と同等の構成を有するシステムであり、記事と広告とが
混在する雑誌についての台割を管理する機能を有する。
このシステムは、図示のように、折丁一覧表作成手段1
0と、記事一覧表作成手段20と、広告一覧表作成手段
30と、台割表作成手段40とによって構成されてい
る。もっとも、このブロック図に示された各手段は、こ
のシステムの機能に着目した構成要素に相当するもので
あり、実用上は、このシステムは汎用のパーソナルコン
ピュータに専用のソフトウエアを組み込むことにより実
現することができる。
【0023】折丁一覧表作成手段10は、各折丁ごとの
頁構成および印刷条件の情報を入力する機能を有し、同
一折丁に関する既入力情報を同一行に表示した折丁一覧
表1を作成してこれを表示する手段である。図2に、こ
うして作成された折丁一覧表1の一例を示す。通常の雑
誌は、色数や印刷方法などの条件が頁ごとに様々であ
り、また、頁ごとに用紙も異なることが多い。このた
め、雑誌は、同じ印刷条件で形成される折丁という単位
部品を組み合わせることにより製造される。たとえば、
図2の折丁一覧表1に示されている雑誌は、表紙/折丁
A〜D/ハガキ/折丁E〜F/...といった複数の折
丁から構成されている。より具体的には、図2において
「表紙」なる折丁は、2頁(1枚の紙の表裏)から構成
され、色数4色のオフセット印刷で印刷される。同様
に、「折丁A」なる折丁は、4頁から構成され、色数4
色のグラビア印刷で印刷される。また、「ハガキ」なる
折丁は、2頁(1枚の紙の表裏)から構成され、色数1
色のオフセット印刷で印刷される。
【0024】なお、この図2には、説明の便宜上、非常
に単純な例を示してあるが、実際には、印刷に用いる用
紙の種類など、この他にも種々の条件を各折丁ごとに設
定することができる。また、ここに示す例は、いわゆる
「平綴」と呼ばれる製本形態の雑誌についての折丁構成
であるが、いわゆる「中綴」と呼ばれる製本形態の雑誌
の場合は、折丁構成が若干異なることになる。
【0025】折丁一覧表作成手段10は、個々の折丁ご
とに、折丁名と、色数や印刷方法などの印刷条件と、頁
数とを入力し、図2に示すような折丁一覧表1を作成し
てこれを表示する機能を有する。この折丁一覧表1で
は、同一の折丁に関する既入力情報が同一行に表示され
ており、個々の折丁に関する情報を容易に確認すること
ができる。なお、この実施形態では、ノンブルについて
は、各折丁ごとに頁数が設定されているので、この頁数
と折丁の組み合わせ順に基づいて自動的に決定される
(ハガキについては、ノンブルは付与しない設定になっ
ている)。この図2に示す折丁一覧表1内の情報を利用
すれば、たとえば、図3に示すような台割表を作成する
ことができる。この図3に示す台割表では、雑誌の1頁
が1つの矩形として表現されており、各矩形の上部には
ノンブル(この例では、頁1〜42)が表示されてい
る。同一の折丁に属する頁についての矩形は、同一の行
に配置されているので、1行を1つの折丁に対応させる
ことができる。左端に並んだ台割表示欄には、各折丁の
折丁名、印刷方法、色数が表示されている。なお、この
図3に示す台割表には、折丁情報のみが表示されている
が、実際の台割表では、後述するように、各頁ごとに掲
載内容が表示されることになる。
【0026】ここに示す実施形態に係る台割システムで
は、雑誌に掲載すべき内容を、「記事」と「広告」とに
分けて取り扱うことができる。ここで、「記事」とは、
雑誌の本来の掲載テーマを意味するものであり、広告主
からのメッセージである「広告」以外の掲載内容を意味
するものである。この台割システムでは、同一の雑誌に
掲載される内容のうち、記事に関する情報は記事一覧表
作成手段20を用いて入力して記事一覧表2を作成し、
広告に関する情報は広告一覧表作成手段30を用いて入
力して広告一覧表3を作成し、最終的に、台割表作成手
段40によって、記事に関する情報と広告に関する情報
とを合成して、台割表4を作成することができる。
【0027】記事一覧表作成手段20は、掲載対象とな
る複数の記事について、それぞれ記事名、折丁名、頁
数、ノンブルの各情報を入力する機能を有し、同一記事
に関する既入力情報を同一行に表示した記事一覧表を作
成してこれを表示することができる。図4は、このよう
にして作成された記事一覧表2の一例を示す図である。
図2に示す折丁一覧表1では、1つの折丁に関する情報
が1行で表示されていたのに対して、図4に示す記事一
覧表2では、1つの記事に関する情報が1行で表示され
ている。たとえば、図4の4行目には、折丁B、ノンブ
ル7〜9、記事名「トレンド調査」、頁数3なる情報が
表示されているが、これは「トレンド調査」なる全3頁
からなるタイトルの記事が、折丁Bのノンブル7〜9に
掲載されることを示す。同様に、図4の5行目には、折
丁B、ノンブル12〜14、記事名「インタビュー」、
頁数3なる情報が表示されているが、これは「インタビ
ュー」なる全3頁からなるタイトルの記事が、折丁Bの
ノンブル12〜14に掲載されることを示す。本発明で
は、同一行に表示された1つの記事を、単位掲載物と呼
ぶことにする。
【0028】この記事一覧表2には、ノンブルに関する
情報を示す欄として、現ノンブル欄と新ノンブル欄とが
設けられている。これは、ノンブルの変更作業をディス
プレイ画面上で行う機能を有しているためである。すな
わち、現ノンブル欄には、当該記事に対して現時点で設
定されているノンブル(現ノンブル)が表示され、新ノ
ンブル欄には、ノンブルの変更が必要になった場合にの
み、新たなノンブル(新ノンブル)を入力することにな
る。このノンブルの変更機能に関しては、後に詳述す
る。なお、図4に示す例では、現ノンブル欄に表示され
ているノンブルに不連続部分があるが(たとえば、ノン
ブル10,11は存在しない)、これは、その部分に掲
載すべき記事に関する情報が未入力の状態か、あるい
は、その部分には記事ではなく広告が掲載されるためで
ある。
【0029】こうして、記事一覧表作成手段20は、そ
の時点までに入力された情報に基づいて、同一の記事に
関する既入力情報を同一行に表示した記事一覧表2を作
成することになる。また、この実施形態では、ノンブル
が複数頁に渡る場合、頁数の情報を利用することにより
先頭ノンブルのみを入力すれば、末尾ノンブルが自動入
力される機能と、逆に、先頭ノンブルと末尾ノンブルと
を入力すれば、頁数が自動入力される機能とを付加して
ある。また、折丁名については、現ノンブルの情報から
折丁一覧表1を参照することにより自動入力される機能
を付加してある。したがって、たとえば、図4の6行目
の情報を入力する場合、記事名の欄に「ヨーロッパ的生
活環境」なる文字列を入力し、頁数の欄に「6」なる数
字を入力しておけば、現ノンブルの欄には、「17」な
る先頭ノンブルのみを入力すれば、自動的に「17〜2
2」なる入力が行われることになる。逆に、「17〜2
2」なるノンブル入力を行えば、自動的に「6」なる頁
数が入力される。また、折丁名の欄には、折丁一覧表1
を参照して、入力されたノンブル範囲に対応した「折丁
C」なる文字列が自動入力されることになる。
【0030】一方、広告一覧表作成手段30は、掲載対
象となる複数の広告について、それぞれ広告名、折丁
名、頁数、ノンブルの各情報を入力する機能を有し、同
一広告に関する既入力情報を同一行に表示した広告一覧
表を作成してこれを表示することができる。図5は、こ
のようにして作成された広告一覧表3の一例を示す図で
ある。図2に示す折丁一覧表1では、1つの折丁に関す
る情報が1行で表示されていたのに対して、図5に示す
広告一覧表3では、1つの広告に関する情報が1行で表
示されている。たとえば、図5の3行目には、折丁A、
ノンブル3、広告名「○○化粧品」、頁数1なる情報が
表示されているが、これは「○○化粧品」なる広告主の
全1頁からなる広告が、折丁Aのノンブル3に掲載され
ることを示す。同様に、図5の4行目には、折丁A、ノ
ンブル4、広告名「○○自動車」、頁数1なる情報が表
示されているが、これは「○○自動車」なる広告主の全
1頁からなる広告が、折丁Aのノンブル4に掲載される
ことを示す。なお、図5の6〜7行目などには、頁数や
ノンブルの欄に情報は入力されているが、まだ広告名の
欄には情報は入力されていない。これは、この雑誌の1
5頁目、16頁目には広告を掲載することがわかってい
るものの、具体的にどの広告主の広告を掲載するかが決
まっていないためである。なお、本発明では、同一行に
表示された1つの広告も、単位掲載物と呼ぶことにす
る。すなわち、この実施形態に示す台割システムでは、
1つの記事および1つの広告が、それぞれ単位掲載物に
なる。前述したように、本発明は雑誌に限らず一般の本
に適用可能である。本発明における「単位掲載物」と
は、同一のテーマを構成するひとまとまりの掲載物を言
うものであり、ひとまとまりとして認識される1つの記
事、1つの広告、1つの章などを広く含むものである。
【0031】こうして、広告一覧表作成手段30は、そ
の時点までに入力された情報に基づいて、同一の広告に
関する既入力情報を同一行に表示した広告一覧表3を作
成することになる。また、この実施形態では、やはりノ
ンブルが複数頁に渡る場合、頁数の情報を利用すること
により先頭ノンブルのみを入力すれば、末尾ノンブルが
自動入力される機能や、その逆の機能を付加しており、
折丁名については、ノンブルの情報から折丁一覧表1を
参照することにより自動入力される機能を付加してあ
る。
【0032】さて、こうして記事一覧表作成手段20に
より記事一覧表2が作成され、広告一覧表作成手段30
によって広告一覧表3が作成されたら、台割表作成手段
40によって、この記事一覧表2および広告一覧表3の
情報を合成し、この雑誌を構成する各頁の掲載内容を表
の形式で表現した台割表4が作成される。台割表4の骨
格は、図3に示したとおりであり、各折丁単位で1行の
表示がなされる(同一の折丁に属する頁についての矩形
が同一の行に配置される)。台割表作成手段40が作成
する台割表4は、この図3に示す台割表の各頁の欄に
(すなわち、個々の頁に対応する矩形内に)当該頁の掲
載内容を表示したものである。
【0033】このようにして作成された台割表4の一例
を図6に示す。この図6の台割表4は、図4に示す記事
一覧表2と図5に示す広告一覧表3とに基づいて作成さ
れたものであり、各頁の欄には、それぞれ単位掲載物名
(記事名あるいは広告名)が表示されている。ただ、単
独頁に掲載される内容については、当該掲載内容を、当
該単独頁に対応した矩形内に表示するが(たとえば、3
頁目や4頁目の広告参照)、連続した複数頁に掲載され
る内容については、当該掲載内容を、当該複数頁に対応
した複数の矩形(ここでは、各頁に対応したこれらの矩
形を単位矩形と呼ぶ)を合成して構成される合成矩形内
に表示するようにしたある(たとえば、7〜9頁目の記
事や、10〜11頁目の広告参照)。このように、個々
の単位掲載物(1つの記事もしくは広告)を、1つの矩
形に対応させることにより、記事もしくは広告単位での
把握を容易に行うことができ、頁数の認識を直観的に行
うことができる。また、この実施形態では、記事を掲載
する矩形と広告を掲載する矩形とを、互いに異なる表示
態様で表示するようにし、記事と広告とを視覚的に容易
に認識できるようにしている。図6に示す例では、広告
についての矩形内だけをハッチング表示し、両者の表示
態様を変えている。もちろん、表示色を変えたり、表示
輝度を変えたりする方法により、表示態様を変えてもか
まわない。また、図5の広告一覧表3において広告名が
空欄となっている広告については、図5の台割表4上で
は、広告が掲載されることを示す記号「AD(Advertis
ementの略)」のみを矩形内に表示させている。
【0034】既に述べたように、本実施形態では、折丁
一覧表1,記事一覧表2,広告一覧表3,台割表4をす
べて、汎用の表計算ソフトウエアで作成しているため、
記事一覧表2および広告一覧表3に基づいて、台割表4
を作成する処理も、この表計算ソフトウエアの基本機能
を利用して実現することができる。更に、本実施形態で
は、この表計算ソフトウエアを利用して、以下に述べる
ような付加機能を用意してある。
【0035】まず、第1の付加機能は、ノンブルが重複
した場合の警告機能である。台割表作成手段40は、記
事一覧表2の情報と広告一覧表3の情報とを合成して台
割表4を作成する機能を有しているが、何らかの入力ミ
スにより、記事一覧表2上の特定の記事に割り当てられ
たノンブルと、広告一覧表3上の特定の広告に割り当て
られたノンブルとが重複した場合、正しい台割表4を作
成することができなくなる。そこで、本実施形態に係る
台割システムでは、台割表作成手段40が台割表4を作
成する際に、ノンブルの重複割り当てが生じていた場合
には、オペレータに警告メッセージを提示するようにし
ている。オペレータは、この警告メッセージに基づい
て、ノンブルが重複設定されていることを認識すること
ができ、必要な修正作業を行うことができる。本実施形
態に係るシステムでは、警告メッセージとして、台割表
上のノンブル表示欄のノンブルを示す数字を特定の強調
色(他のノンブルとは異なる色)で表示するようにして
いる。たとえば、図6に示す例において、ノンブル「1
2」に広告が重複して割り当てられていた場合には、ノ
ンブル「12」が強調色表示されることになる(この様
な重複割り当てが生じた場合には、台割表上では、たと
えば記事を優先表示するというように決めておけばよ
い)。
【0036】もちろん、ノンブルを示す数字を特別なフ
ォントで表示することにより警告メッセージを提示する
等の方法も可能である。要するにオペレータに対して警
告のメッセージが伝われば、どのような手法をとっても
かまわない。
【0037】ただ、記事や広告によっては、1頁に満た
ない部分記事あるいは部分広告というものが存在し、こ
のような部分記事や部分広告を利用する場合には、ノン
ブルが重複設定されていても誤りではない。たとえば、
1頁の上半分に部分記事を掲載し、下半分に部分広告を
掲載する場合、記事一覧表2上の当該部分記事のノンブ
ルと広告一覧表3上の当該部分広告のノンブルとが同一
であっても誤りではない。そこで、本実施形態の台割シ
ステムでは、記事一覧表作成手段20に対して部分記事
に関する情報を入力する際には、当該記事が部分記事で
ある旨の情報を併せて入力するようにし、同様に、広告
一覧表作成手段30に対して部分広告に関する情報を入
力する際には、当該広告が部分広告である旨の情報を併
せて入力するようにし、部分記事に割り当てられたノン
ブルと部分広告に割り当てられたノンブルとが重複する
場合には、警告メッセージを出さないようにするような
配慮も行っている。その記事が部分記事である旨の情報
あるいはその広告が部分広告である旨の情報を入力する
には、たとえば、頁数の欄に「0.5」とか「0」とい
った1未満の数値を入力すればよい。
【0038】また、部分記事や部分広告の存在を、台割
表上に明示する機能を付加してもよい。たとえば、図6
に示す例において、ノンブル「12」に相当する頁の右
1/3の領域に部分広告が割り当てられていたような場
合、図6の台割表4のノンブル「12」に対応する内容
表示欄の右1/3の領域に小矩形を表示して当該部分広
告の存在を提示することができる。
【0039】第2の付加機能は、ノンブルの変更機能で
ある。本実施形態のシステムでは、記事一覧表作成手段
20にノンブルの変更機能をもたせており、図4に示す
記事一覧表2上において、特定の記事についてのノンブ
ルを変更することができる。この変更作業の便宜を考慮
して、記事一覧表2には現ノンブル欄と新ノンブル欄と
が設けられていることは既に述べたとおりである。ここ
では、この2つのノンブル欄を利用したノンブル変更作
業の具体的な手法を述べる。図4に示す記事一覧表2に
おいて、現ノンブル欄に示されているノンブルは、その
時点で設定されているノンブルである。オペレータが、
このように既に設定されているノンブルに対して変更を
行いたい場合は、新ノンブル欄に変更後のノンブルを入
力すればよい。
【0040】たとえば、記事「アジア人に聞く」と記事
「連載小説」とをそっくり入れ替える場合の作業を考え
てみよう。この場合、まず、図7に示すように、「アジ
ア人に聞く」の行の新ノンブル欄に「35〜36」なる
新ノンブルを入力し、「連載小説」の行の新ノンブル欄
に「5〜6」なる新ノンブルを入力する。前述したよう
に、新ノンブルを入力する際には、先頭ノンブルのみを
入力すれば、末尾ノンブルは自動入力される。こうし
て、新ノンブルの入力がすべて完了したら、並び換え実
行コマンドを入力する(たとえば、ディスプレイ画面上
に「並び換え実行」ボタンを表示させて、このボタンを
マウスなどでクリックする作業を行うようにすればよ
い)。すると、記事一覧表2の内容は、図8に示すよう
に変更される。記事「アジア人に聞く」と記事「連載小
説」とがそっくり入れ替わっていることがわかる。この
とき、新ノンブル欄に入力したノンブルは、現ノンブル
欄に移動しており、新ノンブルはいずれも空欄になって
いる。これは、新ノンブルによる並び換えが完了し、並
び換え後のノンブルが現ノンブルになっていることを示
している。
【0041】結局、このような並び換え実行コマンドが
与えられた場合、記事一覧表作成手段20は、新ノンブ
ル欄に新ノンブルが入力されている行については当該新
ノンブルを参照し、新ノンブル欄に新ノンブルが入力さ
れていない行については現ノンブル欄に設定されている
現ノンブルを参照して、ノンブル順に行の並び換えを行
うとともに、新ノンブル欄に新ノンブルが入力されてい
る行については当該新ノンブルを現ノンブル欄に移動し
て新ノンブル欄を空欄とする処理を行うことになる。こ
のような手順でノンブル変更を行うと、図7に示すよう
に、記事一覧表2上で新ノンブルと現ノンブルとを対比
して確認することができるため、オペレータにとっての
操作性が向上することになり、誤りのない確実なノンブ
ル変更作業が期待できる。
【0042】このようなノンブル変更を行った後に、台
割表4を作成すると、図9に示すような台割表4が得ら
れる。図9の台割表4と図6の台割表4と比較すると、
記事「アジア人に聞く」と記事「連載小説」とがそっく
り入れ替わっていることがわかる。もっとも、上の例で
は、2つの記事をそっくり入れ替える単純な作業を示し
たが、実際には、より複雑なノンブル変更作業が行われ
ることも少なくない。このような複雑なノンブル変更作
業を行う場合、同一ノンブルを重複設定してしまうミス
が発生しやすくなる。そこで、本実施形態では、ノンブ
ル順に行の並び換えを行う際に、参照すべきノンブル
(新ノンブル欄に新ノンブルが入力されている行につい
ては当該新ノンブル、新ノンブル欄に新ノンブルが入力
されていない行については現ノンブル欄に設定されてい
る現ノンブル)が互いに重複しているのにもかかわら
ず、並び換え実行コマンドが与えられた場合には、並び
換えを実行せずに、警告メッセージを出す機能を設けて
いる。警告メッセージとしては、本実施形態では、記事
/広告のノンブルが重複設定された場合と同様に、重複
しているノンブルの数字を強調色表示するようにしてい
る。オペレータは、この警告メッセージにより、新ノン
ブルの設定に誤りがあったことを認識することができる
ので、必要な修正を行った後、あらためて並び換え実行
コマンドを与えればよい。
【0043】また、ノンブル変更処理を、台割表4上で
のいわゆるドラッグ&ドロップ操作により行うことがで
きるようにしてもよい。たとえば、図6に示す台割表4
上において、「5〜6」頁に割り当てられている「アジ
ア人に聞く」なる記事名をマウスでクリックし、マウス
ボタンを押したまま、マウスを「35〜36」頁に割り
当てられている「連載小説」の欄まで移動してマウスボ
タンを放すと、「アジア人に聞く」なる記事と「連載小
説」なる記事とが、「35〜36」頁に重複して割り当
てられるようにする(「連載小説」なる記事名と「アジ
ア人に聞く」なる記事名とが同一欄内に表示されること
になる)。このとき、「35〜36」なるノンブルの数
字を強調色表示するようにし、重複設定が行われている
旨が警告されるようにする。続いて、「連載小説」なる
記事名をマウスでクリックし、マウスボタンを押したま
ま、マウスを「5〜6」頁の欄まで移動してマウスボタ
ンを放すと、「連載小説」なる記事が、「5〜6」頁ま
で移動し、図9に示すような状態となるようにすればよ
い。
【0044】なお、本実施形態では、新ノンブルに基づ
く並び換え機能を記事一覧表作成手段20に設け、記事
一覧表2上での記事の並び換えが可能なようにしている
が、必要があれば、広告一覧表作成手段30にも同様の
機能を設け、広告一覧表3上での広告の並び換えが可能
なようにしてもかまわない。
【0045】また、記事一覧表2や広告一覧表3には、
この他にも必要に応じて種々の欄を設けることができ
る。たとえば、図10に示す広告一覧表3には、担当者
名および作業日程(この例では入稿日)を表示する欄を
設けてある。この場合、個々の広告に関する担当者名お
よび入稿日がわかった時点でこれらの情報を広告一覧表
作成手段30に対して入力すれば、これらの情報が広告
一覧表3内に表示されることになる。もちろん、記事一
覧表2についても、記事一覧表作成手段20によって入
力された担当者名および作業日程を表示する欄を設けて
もよい。また、担当者名や作業日程を台割表4に表示す
るようにしてもよい。たとえば、図11に示す台割表4
は、記事一覧表2に表示されている各記事ごとの担当者
名を記事名とともに括弧書きで表示するようにした例で
ある。
【0046】なお、上述した図5に示す例では、ノンブ
ル欄はすべて入力されているのに、広告名欄の一部が空
欄になっているケースを示したが、逆に、広告名欄は入
力されているが、ノンブル欄が空欄になっているケース
も起こりうる。このようなケースに該当する広告一覧表
3の一例を図12に示す。この例では、たとえば、「○
○運輸」や「○○旅行」なる広告についてのノンブル欄
は未入力状態であり、当然、折丁名も決まっていない。
このような場合、「○○運輸」や「○○旅行」といった
広告名は台割表上には表示されない。
【0047】§2. 割付処理システム 続いて、本発明に係る雑誌の台割・割付システムの一部
を構成する割付処理システムについて述べる。コンピュ
ータを利用した割付処理システムは、たとえば、特開平
3−37649号公報、特開平3−39745号公報、
特開平3−75644号公報、特開平3−75645号
公報、特開平3−75646号公報、特開平3−756
47号公報などに開示されており、印刷会社などで実用
に供せられている。従来から用いられているこれらの割
付処理システムでは、ディスプレイ上に割付画面が表示
され、この割付画面上で、オペレータが所望の割付対象
物を所望の態様で割り付ける作業を行うことになる。具
体的には、オペレータはマウスなどの入力機器を操作し
ながら、画像や文字など、個々の割付対象物の割付位
置、割付角度(割り付けの向き)、割付倍率(拡大/縮
小率)などを指定する操作を行うことになる。
【0048】図13は、このような割付処理システムに
おけるディスプレイ画面上に表示された割付画面の一例
を示す図である。図示の例は、図6に示す台割表4の第
18〜第19頁に掲載されるべき単位掲載物の内容(ヨ
ーロッパ的生活環境なる記事)を示す割付画面であり、
この単位掲載物に含まれる割付対象物、すなわち、文字
列T1,T2および画像P1,P2,P3を所望の態様
で割り付ける作業を行った後の状態が示されている。こ
のような割付画面を得るためには、オペレータは、個々
の割付対象物について、それぞれ所定の割付態様を指定
する操作を行うことになる。たとえば画像P1,P2,
P3については、所定の大きさの矩形を所定位置に、所
定の向きに配置することにより、割付位置、割付角度、
割付倍率の指定を行うことができる。また、文字列T
1,T2については、配置位置を同様に指定するととも
に、必要に応じて、書体、フォント、サイズなどの指定
して、割り付けを行うことができる。
【0049】図13に示すような割付画面を表示するた
めには、予め、各割付対象物をデジタルデータとして取
り込んでおく必要がある。通常、画像に関しては、写真
原稿などからスキャナ装置を用いて画像データが取り込
まれる。製版に利用可能な高解像度スキャナで画像デー
タを取り込むようにすれば、取り込んだ画像データをそ
のまま製版工程で利用することが可能になる。また、文
字列に関しては、通常、テキスト形式で文字データが取
り込まれる。図13に示す割付画面は、こうして取り込
んだ画像データおよび文字データに基づいて表示がなさ
れることになる。オペレータは、ディスプレイ上に表示
された割付画面を見ながら、割付態様を適宜修正するこ
とができる。このようにしてオペレータが割付処理を行
うと、この割付処理の結果を示す割付データ(どの割付
対象物を、どのような態様で割り付けるかを示すデー
タ)が作成され、コンピュータ内に格納される。
【0050】図14は、図13に示すような割付画面を
表示するために必要なデータの一例を示す図である。こ
こで、文字データD(T1),D(T2)は、図13に
示す文字列T1,T2に対応するデジタルデータであ
り、コンピュータ内にテキスト形式で取り込まれたデー
タである。また、画像データD(P1),D(P2),
D(P3)は、図13に示す画像P1,P2,P3に対
応するデジタルデータであり、スキャナによって画像デ
ータとして取り込まれたデータである。一方、割付デー
タD(N18),D(N19)は、オペレータによる割
付処理操作によって作成されたデータであり、たとえ
ば、割付データD(N18)は、第18頁に割り付けら
れている画像P1および文字列T1について、それぞれ
割付位置、割付角度、割付倍率などを示すデータであ
る。結局、この割付処理システムによる割付処理作業
は、ディスプレイ上に表示された割付画面を見ながら実
際の割付態様を指定し、このような割付データを作成す
るための作業ということができる。
【0051】なお、本発明に係る割付処理システムに
は、割付画面上に校正画面を重複して表示させ、この校
正画面上に校正情報を書き込める機能が付加されてい
る。図15は、この機能を説明する図である。同図(a)
は割付画面を示し、同図(b) は校正画面を示し、同図
(c) は、これら両画面を重複して表示させた重複画面を
示す。割付画面と校正画面とは、いわゆる異なるレイヤ
ーに属する画面として構成されている。オペレータは、
ディスプレイ上に同図(a) に示すような割付画面を表示
させた状態において、校正画面への書き込みを指示する
コマンドを入力した後、マウスやタブレットなどを用い
て、画面上に書き込み操作を行うと、同図(c)に示すよ
うに、校正のためのメッセージを書き加えることができ
る。この校正のためのメッセージRは、同図(b) に示す
ように、校正画面上に書き込まれるため、このメッセー
ジRの書き込みにより割付画面それ自体が変化すること
はない。このような校正のためのメッセージを書き込む
ための機能は、特に、複数のオペレータによって作業を
分担して行う場合に有効である。
【0052】§3. 台割システムと割付処理システム
との連係機能 続いて、本発明の本旨となる、台割システムと割付処理
システムとの連係機能について述べる。
【0053】図16は、このような連係機能の基本概念
を示す図である。本発明に係る雑誌の台割・割付システ
ムは、§1で述べた台割システムと§2で述べた割付処
理システムとの双方を備えたシステムである。ここで、
台割システムも割付処理システムも、汎用のコンピュー
タハードウエアに専用のソフトウエアを組み込むことに
よって実現できるシステムであり、この双方のシステム
を備えた雑誌の台割・割付システムは、実用上は、1台
のコンピュータハードウエアによって構成することが可
能である。すなわち、同一のコンピュータハードウエア
に、台割システムとして機能させるプログラムと、割付
処理システムとして機能させるプログラムとを組み込ん
でおき、これらのプログラムを切り替えて使用するよう
にすれば、このコンピュータハードウエアを、台割シス
テムとして利用することもできるし、割付処理システム
として利用することもできる。
【0054】本発明の目的は、台割作業と割付作業との
連係を図ることにより、効率的な運用を可能にする点に
ある。そこで、本発明に係る雑誌の台割・割付システム
では、上述したように、台割システムと割付処理システ
ムとを切り替えて使用できるように構成するとともに、
以下に述べる方法により、両システム間の連係を可能に
している。
【0055】まず、図16の上段に示すように、台割シ
ステムによって、ディスプレイ上に台割表が表示されて
いる状態において、オペレータがこの台割表上の特定頁
を指示する入力を行うと、割付処理システムへの切り替
えが行われ、同一のディスプレイ上に、指示された特定
頁についての割付画面が表示される機能が付加されてい
る。たとえば、図示の例では、上段に示す台割表におけ
る第18頁に対応する欄内の点Q(第18頁に相当する
単位矩形内の点)をマウスでクリックすると、台割シス
テムとしての機能を果たすプログラムから、割付処理シ
ステムとしての機能を果たすプログラムへと切り替わ
り、図の下段に示すように、第18頁についての割付画
面が表示されることになる。なお、雑誌の割り付け作業
は、通常、見開き2頁分の全体のバランスを考慮しなが
ら行われるため、この実施形態では、台割表上で指示さ
れた第18頁を含む見開き2頁(すなわち、この例の場
合、第18頁と第19頁)についての割付画面が表示さ
れるようにしている。
【0056】一方、この図16の下段に示すように、割
付処理システムによって、ディスプレイ上に割付画面が
表示されている状態において、オペレータが台割表を表
示させる旨のコマンド入力を行った場合は、台割システ
ムへの切り替えが行われ、ディスプレイ上に台割表が表
示される。台割表を表示させる旨のコマンド入力は、た
とえば、図示されていないコマンドメニューをマウスで
クリックすることにより行うことができる。
【0057】このように、本発明に係る雑誌の台割・割
付システムでは、台割システムと割付処理システムとの
間に、双方向の連係操作が可能になるため、両システム
を併用した効率的な作業を行うことが可能になる。すな
わち、オペレータは、図16上段に示すような台割表を
見ながら、雑誌全体の構成を把握し、必要に応じて修正
を加えることができる。しかも、特定の頁の内容を確認
したい場合には、当該頁の欄をマウスでクリックする操
作を行うだけで、図16下段に示すような当該頁につい
ての割付画面を表示させることができる。当該頁の確認
が完了したら、再び、図16上段に示す台割表を表示さ
せることもできる。また、図16の下段に示す表示は、
割付処理システムの機能による割付画面の表示であるか
ら、割付態様に対して修正を施す必要がある場合には、
その場で、修正操作を加えることが可能になる。
【0058】なお、§1で述べた台割システムには、付
加機能としてノンブルの変更機能が備わっている。たと
えば、図7に示すように、記事一覧表2上において、新
ノンブル欄に新ノンブルを入力することにより、ノンブ
ルの変更処理が行われることになる。このようなノンブ
ルの変更が行われると、そのままでは、割付処理システ
ム上でのノンブルとの整合性が失われることになる。そ
こで、本実施形態では、ノンブル変更があった場合に
は、その変更履歴をすべて残すようにし、特定頁(すな
わち、特定ノンブル)を指定して割付処理システムへの
切り替えを行う際には、このノンブル変更履歴を溯って
最も古いノンブルを、割付処理システムへ引き渡すよう
な処理を行うようにしている。
【0059】たとえば、台割システムにおいて、図7に
示すようなノンブル変更処理が行われた場合、新ノンブ
ル35〜36は、旧ノンブル5〜6に対応し、新ノンブ
ル5〜6は、旧ノンブル35〜36に対応する、という
変更履歴がデータとして残されることになる。したがっ
て、ノンブル変更後に、台割表上で第35頁が特定頁と
して指定され、割付処理システムへの切り替えが行われ
る場合、割付処理システムに対しては、旧ノンブルの第
5頁という情報が引き渡されることになる。このような
手法を採ることにより、両システム間でのノンブルに関
する整合性が確保されることになる。
【0060】既に、§2で述べたように、割付処理シス
テムでは、取り込んだ文字データや画像データに基づい
て、図13に示すような割付画面を表示することができ
る。ここで、画像データについては、高精度スキャナな
どを用いて高解像度の取り込みを行っておけば、この画
像データは製版工程においても利用可能である。ただ、
実際の割付作業は、必ずしも、製版に利用可能な高精細
な画像を表示させながら行う必要はなく、また、実際の
文字を表示させながら行う必要もない。特に、本発明に
係る雑誌の台割・割付システムを、一般のデザイナー事
務所で利用するような場合、高精度スキャナなどを設置
することは、コスト的に見合わない場合が多い。そこ
で、一般的な割付処理装置では、割付に必要な範囲で簡
略化した割付画面を表示させながら、割付処理を行う機
能が備わっている。図17には、このような簡略化した
割付画面の一例を示す。
【0061】ここでは、説明の便宜上、図13に示すよ
うに、画像については、製版に利用可能な高解像度で入
力した画像データを用いて画像表示を行い、文字につい
ては、各文字を1文字ずつ認識可能な態様で表示を行っ
た割付画面を「通常割付画面」と呼び、図17に示すよ
うに、割付に必要な範囲で簡略化した割付画面を「簡略
割付画面」と呼ぶことにする。図17に示す簡略割付画
面は、図13に示す通常割付画面と同等の割付内容を示
すものであるが、画像P1〜P3の変わりに簡略画像P
P1〜PP3が表示されており、文字列T1,T2の代
わりに文字列配置線TT1,TT2(Z字状のシンボ
ル)が表示されている。簡略画像PP1〜PP3は、画
像P1〜P3の輪郭部分などをラフなスケッチとして示
したものであり、デザイナーなどがフリーハンドで作成
したスケッチを簡易スキャナで読み込んだデータに基づ
いて表示したものである。簡略画像PP1〜PP3上に
は、それぞれ画像を特定するためのコード「P1」〜
「P3」が表示されている。文字列配置線TT1,TT
2は、文字列T1,T2を構成する個々の文字の配置態
様(配置位置および横書きか縦書きかの別)を示すもの
であって、個々の文字を認識することはできない。
【0062】このように、簡略割付画面上に示された簡
略画像PP1〜PP3や文字列配置線TT1は、各画像
や文字の内容自身を正確に示すものではなく、位置指標
を表示するものであるが、通常の割付処理を行う上で
は、これら位置指標を表示するだけで十分である。本発
明に係る雑誌の台割・割付システムを構成する割付処理
システムは、図13に示すような通常割付画面をディス
プレイ上に表示する機能と、図17に示すような簡略割
付画面をディスプレイ上に表示する機能とを有してい
る。また、コンピュータに接続されたプリンタを用い
て、図13に示すような通常割付画面を紙面上に出力す
る機能も有している。結局、本発明に係る割付処理シス
テムは、割付画面を、ディスプレイ上への通常割付画面
の表示という第1の形式による出力と、ディスプレイ上
への簡略割付画面の表示という第2の形式による出力
と、プリンタを用いた紙面上への通常割付画面の出力と
いう3とおりの出力形式を有していることになる。
【0063】このような3とおりの出力形式を、台割シ
ステムでも選択的に利用することができるようにするた
め、台割システムにおいて、第1のモード、第2のモー
ド、第3のモードのいずれかのモードを指定できるよう
にし、図16上段に示すように、オペレータが台割表上
の特定頁を指示する入力を行った際に、各モードに応じ
て、割付処理システム側での当該特定頁の出力形式が選
択されるようにしている。図18の一点鎖線より上側半
分は、台割システム側で設定されたモードを示し、一点
鎖線より下側半分は、割付処理システム側での出力形式
を示している。すなわち、台割システム側で第1のモー
ドが指定されていた場合には、割付処理システムによっ
て、特定頁についての通常割付画面がディスプレイ上に
表示される。また、台割システム側で第2のモードが指
定されていた場合には、割付処理システムによって、特
定頁についての簡略割付画面がディスプレイ上に表示さ
れる。更に、台割システム側で第3のモードが指定され
ていた場合には、割付処理システムによって、特定頁に
ついての通常割付画面がプリンタにより紙面上に出力さ
れる。
【0064】台割システム側でのモードは、たとえばコ
マンドメニュー上に3通りのモードを表示させ、マウス
などで所望のモードをクリックすることにより指定でき
るようにしておけばよい。予めモード指定を行っておけ
ば、図16上段に示すように、特定頁を指示する点Qを
クリックする操作を行うだけで、指定モードに応じた形
式で、割付画面の出力が行われることになる。なお、第
3のモードが指定されていた場合には、通常割付画面が
プリンタによって紙面上に出力されることになるが、こ
のとき、ディスプレイ上の表示は、台割表をそのまま表
示させた状態にしてもよいし、通常割付画面を表示させ
た状態にしてもかまわない。
【0065】§4. オンラインを利用した実施形態 本発明に係る雑誌の台割・割付システムは、一般の出版
社あるいはこの出版社からの委託を受けたデザイン事務
所内に設置し、出版社内の編集担当者やデザイン事務所
内のデザイナー自身が操作するのに適している。通常、
出版社では、記事に関する編集担当者と、広告に関する
編集担当者とを別個におくことが多い。このような編集
形態をとる出版社では、本発明に係るシステムにより極
めて効率的な編集作業が可能になる。すなわち、記事に
関する編集担当者は、記事一覧表作成手段20に対して
必要な情報を入力し、記事一覧表2を作成する作業に専
念することができ、広告に関する編集担当者は、広告一
覧表作成手段30に対して必要な情報を入力し、広告一
覧表3を作成する作業に専念することができる。そし
て、必要に応じて、台割表作成手段40を用いて台割表
4を作成すれば、雑誌全体の台割構成を把握することが
可能になる。また、各頁についての割付作業は、出版社
からの委託を受けたデザイン事務所で行われることが多
い。本発明に係る雑誌の台割・割付システムでは、台割
システムと割付処理システムとを切り替えて利用するこ
とができるため、デザイン事務所では、出版社側で作成
された台割表を参照しながら、実際の割付作業を行うこ
とができる。
【0066】このような利用形態を行う場合は、出版社
側とデザイン事務所側とにそれぞれコンピュータハード
ウエアを設置し、各コンピュータハードウエアに本発明
に係る雑誌の台割・割付システムとして機能するプログ
ラムを組み込み、両ハードウエアをオンラインで接続し
て用いるようにすればよい。オンラインを介して、デー
タを共用できるようにすれば、出版社とデザイン事務所
とで並行して作業を進めてゆくことができる。
【0067】また、本発明に係る雑誌の台割・割付シス
テムは、印刷会社と出版社との双方で利用することも可
能である。図19は、このような利用形態の一例を示す
ブロック図である。図示の例では、印刷会社側に第1の
コンピュータハードウエア100が設置され、出版社側
に第2のコンピュータハードウエア200が設置されて
いる。これら両ハードウエアは、ネットワーク300に
よってオンライン接続されている。ここで、第1のコン
ピュータハードウエア100には、台割システム101
として機能するプログラムと、割付処理システム102
として機能するプログラムとが組み込まれており、第2
のコンピュータハードウエア200には、台割システム
201として機能するプログラムと、割付処理システム
202として機能するプログラムとが組み込まれてい
る。その結果、第1のコンピュータハードウエア100
においても、第2のコンピュータハードウエア200に
おいても、台割システムおよび割付処理システムを動作
させることができる。また、第1のコンピュータハード
ウエアには、記憶装置150が接続されており、第2の
コンピュータハードウエアには、記憶装置250が接続
されている。図示の例では、記憶装置150,250の
双方に、台割表の情報(台割システムで利用される情
報)と、文字データ、画像データ、割付データなる各情
報(割付処理システムで利用される情報)とが格納され
ている。
【0068】ここで、いずれか一方のコンピュータハー
ドウエアで作成された台割表や割付データは、他方のコ
ンピュータハードウエアでも共通して利用できるような
構成が採られており、また、いずれか一方のコンピュー
タハードウエアで台割表や割付データに対する修正が行
われると、その修正が、他方のコンピュータハードウエ
アにも及ぶような構成が採られている。これは、記憶装
置150,250のいずれか一方に格納されている情報
に対する修正が行われた場合に、ネットワーク300を
通じて、他方の記憶装置内に格納されている情報に対し
ても同等の修正が行われるような機能を付加しておけば
よい。このような機能により、同一のデータを、双方の
コンピュータハードウエアから共通して利用することが
可能になる。
【0069】もっとも、実用上は、必ずしも記憶装置1
50,250に同一の情報を格納する必要はなく、たと
えば、第1のコンピュータハードウエア100をサーバ
ーとして用い、記憶装置150をサーバーとなる記憶装
置とすることもできる。この場合、双方のコンピュータ
ハードウエア100,200によって共通利用される情
報をサーバーとなる記憶装置150内に格納するように
し、第2のコンピュータハードウエア200は、ネット
ワーク300を介して、サーバーとなる記憶装置150
内の情報を利用するような構成を採っておけばよい。た
とえば、第2のコンピュータハードウエア200内に、
ブラウザソフトウエアを用意しておき、このブラウザソ
ウトウエアによって、サーバーとなる記憶装置150内
のデータをアクセスすることができるようにすれば、記
憶装置250内には、上述した種々の情報を格納する必
要はなくなる。また、このブラウザソフトウエアによっ
て、第1のコンピュータハードウエアに組み込まれた台
割システム101や割付処理システムを、ネットワーク
300を介して利用できるようにしておけば、第2のコ
ンピュータハードウエアに、台割システム201や割付
処理システム202を用意しておく必要もない。
【0070】このように、出版社と印刷会社との双方に
本発明に係る雑誌の台割・割付システムを設置し、双方
のシステムをネットワーク300を介してオンライン接
続しておけば、出版社と印刷会社との間のデータの受け
渡し作業の効率を高めることができる。通常、台割表の
作成や、各頁の割付作業は、出版社(もしくはその委託
を受けたデザイン事務所)で行われることが多い。した
がって、本発明に係る雑誌の台割・割付システムを用い
た台割作業や割付作業は、主として出版社側で行われる
作業になる。ただ、この作業の結果として得られる台割
表や割付データは、印刷会社側のシステムでも利用でき
るため、印刷会社側の担当者も、台割表や割付処理結果
を確認することができる。また、製版に利用可能な高解
像度で画像データを入力することが可能な高解像度スキ
ャナを出版社側に設置することは、コストや設置場所な
どの点で好ましくない。そこで、高解像度の画像データ
などは、印刷会社側で入力し、印刷会社側の記憶装置に
のみ格納しておくのが一般的である。このような場合で
も、出版社側のシステムは、必要に応じて、ネットワー
ク300を介して、印刷会社側の高解像度画像データを
利用することができる。また、§2で述べた割付処理装
置は、校正画面を用いて校正のためのメッセージを書き
込むことができるが、出版社側の担当者が書き込んだメ
ッセージは、ネットワーク300を介して、印刷会社側
の担当者にも伝わることになる。
【0071】また、この図19に示すシステムでは、一
方のコンピュータハードウエアにおいて、画像や文字な
どの割付対象物をデジタルデータとして入力し、これを
ネットワーク300を介して他方のコンピュータハード
ウエアに伝送することができるが、このとき、当該割付
対象物を割り付けるべき特定頁に関する情報を付加して
伝送することも容易にできる。たとえば、出版社側に設
置された第2のコンピュータハードウエア200を用い
て、特定頁に割り付けるべき文字列をデジタルデータと
してキーボードから入力した場合、この文字列のデジタ
ルデータをネットワーク300を介して、印刷会社側に
設置された第1のコンピュータハードウエア100へ伝
送することが可能であるが、このとき、ディスプレイ上
に台割表を表示させ、この台割表上の特定頁(当該文字
列を割り付けるべき頁)をマウスでクリックする操作を
行うことにより、この特定頁に関する情報を付加した伝
送が行われるような機能を設けておけば、文字列のデー
タを受け取った印刷会社側では、当該文字列を割り付け
るべき特定頁の情報を認識することができるので便利で
ある。
【0072】以上、本発明を図示する実施形態に基づい
て説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるもの
ではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。特
に、上述の実施形態では、雑誌を発行する場合の台割、
割付処理を行う例を述べたが、本発明は、書籍、コミッ
ク、カタログ、教科書、マニュアル等の本にも広く適用
可能である。
【0073】
【発明の効果】以上のとおり本発明に係る本の台割・割
付システムによれば、台割作業と割付作業との連係を図
ることにより、効率的な運用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る本の台割・割付システムの一部を
構成する台割システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す台割システムにおける折丁一覧表作
成手段10によって作成された折丁一覧表1の一例を示
す図である。
【図3】図2に示す折丁一覧表1に基づいて得られる台
割表を示す図である。
【図4】図1に示す台割システムにおける記事一覧表作
成手段20によって作成された記事一覧表2の一例を示
す図である。
【図5】図1に示す台割システムにおける広告一覧表作
成手段30によって作成された広告一覧表3の一例を示
す図である。
【図6】図1に示す台割システムにおける台割表作成手
段40によって、図4に示す記事一覧表2および図5に
示す広告一覧表3に基づいて作成された台割表4の一例
を示す図である。
【図7】記事一覧表2上でのノンブルの変更作業の手順
を示す図である。
【図8】図7に示すノンブルの変更作業後に得られる記
事一覧表2を示す図である。
【図9】図8に示す記事一覧表2と図5に示す広告一覧
表3とに基づいて作成された台割表4を示す図である。
【図10】担当者および入稿日の欄を付加した広告一覧
表3の一例を示す図である。
【図11】担当者名を記事名とともに表示した台割表4
の一例を示す図である。
【図12】ノンブル欄が未入力状態の広告一覧表の一例
を示す図である。
【図13】本発明に係る本の台割・割付システムの一部
を構成する割付処理システムにおけるディスプレイ画面
上に表示された割付画面の一例を示す図である。
【図14】図13に示す割付画面を表示するために必要
なデータの一例を示す図である。
【図15】本発明に係る本の台割・割付システムの一部
を構成する割付処理システムにおける校正のためのメッ
セージの書き込み機能を説明する図である。
【図16】本発明に係る本の台割・割付システムにおい
て、台割システムと割付処理システムとの連係機能の基
本概念を示す図である。
【図17】本発明に係る本の台割・割付システムの一部
を構成する割付処理システムによって表示された簡略割
付画面の一例を示す図である。
【図18】本発明に係る本の台割・割付システムにおけ
る台割システム上でのモードと、割付処理システム上で
の出力形式の対応関係を示すブロック図である。
【図19】本発明に係る本の台割・割付システムを、印
刷会社と出版社とで利用する利用形態の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1:折丁一覧表 2:記事一覧表 3:広告一覧表 4:台割表 10:折丁一覧表作成手段 20:記事一覧表作成手段 30:広告一覧表作成手段 40:台割表作成手段 100:第1のコンピュータハードウエア 101:台割システム 102:割付処理システム 150:記憶装置 200:第1のコンピュータハードウエア 201:台割システム 202:割付処理システム 250:記憶装置 300:ネットワーク D(N18),D(N19):割付データ D(P1)〜D(P3):画像データ D(T1),D(T2):文字データ P1〜P3:画像 PP1〜PP3:簡略画像 Q:マウスによる指定点 R:校正のためのメッセージ T1,T2:文字列 TT1,TT2:文字列配置線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢場 健一郎 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 川野辺 武司 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 豊増 圭二 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 定政 祐介 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 宮下 和彦 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 杉沢 宏之 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 森 健造 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 石倉 雅之 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2H095 AB15 AC07 5B009 NC01 NE03 NG02 RB21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一のテーマを構成する単位掲載物を、
    それぞれ所定頁に割り当てる台割処理と、各頁ごとに、
    割り当てられた単位掲載物に含まれる文字や画像などの
    割付対象物を、それぞれ所定の態様で割り付ける割付処
    理と、を行うことにより本を構成するシステムであっ
    て、 各単位掲載物のそれぞれについて、少なくとも単位掲載
    物名およびノンブルの情報を入力する機能を有し、この
    入力した情報に基づいて、各頁ごとに掲載される単位掲
    載物名を表の形式で表現した台割表を作成してこれをデ
    ィスプレイ上に表示する台割システムと、 各単位掲載物に含まれる割付対象物を各頁に割り付けた
    状態を示す割付画面を表示しながら、オペレータの指示
    に基づいて、各頁に所定の割付対象物を所定の態様で割
    り付ける割付処理を行い、各頁についての割付処理の結
    果を示す割付データを作成する割付処理システムと、 を備え、 前記台割システムと前記割付処理システムとを切り替え
    て使用できるように構成され、前記台割システムによっ
    て、ディスプレイ上に台割表が表示されている状態にお
    いて、オペレータがこの台割表上の特定頁を指示する入
    力を行った場合に、前記割付処理システムへの切り替え
    が行われ、前記ディスプレイ上に、前記特定頁について
    の割付画面が表示されるようにし、 割付処理システムが、前記割付画面上に校正画面を重複
    して表示させ、この校正画面上に校正情報を書き込む機
    能を有することを特徴とする本の台割・割付システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の本の台割・割付システ
    ムにおいて、 割付処理システムによって、ディスプレイ上に割付画面
    が表示されている状態において、オペレータが台割表を
    表示させる旨のコマンド入力を行った場合に、台割シス
    テムへの切り替えが行われ、前記ディスプレイ上に台割
    表が表示されるようにしたことを特徴とする本の台割・
    割付システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の本の台割・割
    付システムにおいて、 割付処理システムが、各単位掲載物に含まれる割付対象
    物を、製版に利用可能なデジタルデータとして入力する
    機能を有し、この入力したデジタルデータを用いて各割
    付対象物の内容を表示した通常割付画面と、前記デジタ
    ルデータを用いずに各割付対象物の位置指標を表示した
    簡略割付画面と、を選択的に表示する機能を有すること
    を特徴とする本の台割・割付システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の本の台割・割付システ
    ムにおいて、 割付処理システムが、通常割付画面および簡略割付画面
    を選択的にディスプレイ上に表示する機能を有するとと
    もに、通常割付画面をプリンタにより紙面上に出力する
    機能を有することを特徴とする本の台割・割付システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の本の台割・割付システ
    ムにおいて、 台割システムにおいて、第1のモード、第2のモード、
    第3のモードのいずれかのモードを指定できるように
    し、 オペレータが台割表上の特定頁を指示する入力を行った
    際に、前記第1のモードが指定されていた場合には、割
    付処理システムによって、前記特定頁についての通常割
    付画面がディスプレイ上に表示され、前記第2のモード
    が指定されていた場合には、割付処理システムによっ
    て、前記特定頁についての簡略割付画面がディスプレイ
    上に表示され、前記第3のモードが指定されていた場合
    には、割付処理システムによって、前記特定頁について
    の通常割付画面がプリンタにより紙面上に出力されるよ
    うにしたことを特徴とする本の台割・割付システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の本の台
    割・割付システムにおいて、 台割システムが、1頁を1つの矩形に対応させ、同一の
    折丁に属する頁についての矩形を同一の行に配置するこ
    とにより台割表を作成し、単独頁に掲載される単位掲載
    物については、その掲載内容を、当該単独頁に対応した
    矩形内に表示し、連続した複数頁に掲載される単位掲載
    物については、その掲載内容を、当該複数頁に対応した
    複数の矩形を合成して構成される合成矩形内に表示する
    ようにし、個々の矩形内の1点を指示する入力により、
    特定頁の指示を行えるようにしたことを特徴とする本の
    台割・割付システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の本の台
    割・割付システムにおいて、 互いに異なる場所に設置することが可能な第1のコンピ
    ュータハードウエアおよび第2のコンピュータハードウ
    エアと、これら両ハードウエアをオンライン接続するた
    めの接続手段と、を用意し、 前記第1のコンピュータハードウエアおよび第2のコン
    ピュータハードウエアの双方において、台割システムお
    よび割付処理システムを動作できるように構成し、いず
    れか一方のコンピュータハードウエアで作成された台割
    表およびいずれか一方のコンピュータハードウエアで作
    成された割付データを、他方のコンピュータハードウエ
    アでも共通して利用できるように構成したことを特徴と
    する本の台割・割付システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の本の台割・割付システ
    ムにおいて、 第1のコンピュータハードウエアおよび第2のコンピュ
    ータハードウエアに、それぞれ独立した記憶装置を用意
    し、一方の記憶装置内に格納されている情報に対する修
    正が行われた場合に、他方の記憶装置内に格納されてい
    る情報に対しても同等の修正が行われるようにすること
    により、双方のコンピュータハードウエアからの共通利
    用を可能にしたことを特徴とする本の台割・割付システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の本の台割・割付システ
    ムにおいて、 第1のコンピュータハードウエアに、サーバーとなる記
    憶装置を用意し、双方のコンピュータハードウエアによ
    って共通利用される情報を前記サーバーとなる記憶装置
    内に格納するようにし、第2のコンピュータハードウエ
    アは、オンライン接続を介して、前記サーバーとなる記
    憶装置内の情報を利用するようにしたことを特徴とする
    本の台割・割付システム。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の本の台割・割付シス
    テムにおいて、 一方のコンピュータハードウエアによって、割付対象物
    を構成するデジタルデータを入力する作業を行うととも
    に、台割表上で当該割付対象物を割り付けるべき特定頁
    を指示する入力を行うことにより、前記デジタルデータ
    とともに前記特定頁に関する情報を、接続手段を介して
    他方のコンピュータハードウエアに伝達させる機能を有
    することを特徴とする本の台割・割付システム。
  11. 【請求項11】 コンピュータを、請求項1〜10のい
    ずれかに記載の本の台割・割付システムとして動作させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能
    な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008523515A (ja) * 2004-12-10 2008-07-03 ジョステンス, インコーポレイテッド 年鑑作成のシステムおよび方法
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US10445391B2 (en) 2015-03-27 2019-10-15 Jostens, Inc. Yearbook publishing system

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