JP2003176246A - アルコール誘導体の製造方法およびその触媒 - Google Patents

アルコール誘導体の製造方法およびその触媒

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JP2003176246A
JP2003176246A JP2002282872A JP2002282872A JP2003176246A JP 2003176246 A JP2003176246 A JP 2003176246A JP 2002282872 A JP2002282872 A JP 2002282872A JP 2002282872 A JP2002282872 A JP 2002282872A JP 2003176246 A JP2003176246 A JP 2003176246A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工業的に有利にアルコール誘導体を製造す
る方法を提供すること。 【解決手段】一般式(1) (式中、R1〜R8はそれぞれ同一または相異なって、ア
ルキル基等を表わす。R 9〜R12は、それぞれ同一また
は相異なって、炭素数1〜4の低級アルキル基等を表わ
す。また、R9とR11、R9とR12、R10とR11およびR
10とR12のうちのいずれか一組が結合してテトラメチレ
ン基を形成し、残りの組がそれぞれ水素原子を表わして
もよい。Qは、単結合等を表わす。Mは金属イオンを表
わし、金属イオンのイオン価と配位子の配位数が同一の
とき、Aは存在せず、前記配位数が異なるとき、Aは対
イオンまたは配位子を表わす。)で示されるラセミ金属
錯体とルイス酸とを反応せしめてなるラセミ錯体の存在
下に、環状エーテル化合物とフェノール誘導体とを反応
させることを特徴とするアルコール誘導体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルコール誘導体
の製造方法およびその触媒に関する。
【0002】
【従来の技術】下記式(5) で示される1−(4−フェノキシフェノキシ)−2−プ
ロパノールに代表されるアルコール誘導体は、医薬、農
薬等の合成中間体として有用である(例えば特許文献1
参照。)。かかるアルコール誘導体の製造方法として
は、例えばプロピレンオキシドと4−フェノキシフェノ
ールを、塩基の存在下に反応させて、1−(4−フェノ
キシフェノキシ)−2−プロパノールを製造する方法
(例えば特許文献2参照。)に代表されるように、環状
エーテルとフェノール誘導体を、塩基の存在下に反応さ
せる方法が知られているが、環状エーテルには、フェノ
ール誘導体の水酸基と反応しうる炭素原子が二つ存在す
るため、目的とするアルコール誘導体の異性体が副生す
るという問題があった。例えば前記プロピレンオキシド
と4−フェノキシフェノールを、塩基の存在下に反応さ
せて、1−(4−フェノキシフェノキシ)−2−プロパ
ノールを製造する方法では、目的とする1−(4−フェ
ノキシフェノキシ)−2−プロパノールとともに、その
異性体である2−(4−フェノキシフェノキシ)−1−
プロパノールが副生していた。このように、環状エーテ
ルとフェノール誘導体を塩基の存在下に反応させる方法
では、目的とするアルコール誘導体の異性体が副生する
ため、該異性体を、例えば晶析等の分離操作により分
離、除去する必要があり、必ずしも工業的に十分満足し
得る方法とはいえなかった。
【0003】
【特許文献1】特開昭60−215671号公報
【特許文献2】特開平3−34951号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような状況の下、
本発明者は、さらに工業的に有利にアルコール誘導体を
製造する方法について鋭意検討し、特定のラセミ金属錯
体とルイス酸とを反応せしめてなる新規なラセミ錯体
が、環状エーテル化合物とフェノール誘導体とを反応さ
せて、アルコール誘導体を製造する方法において、高い
触媒活性および高い位置選択性を示すことを見出し、本
発明に至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、一般
式(1) (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8
はそれぞれ同一または相異なって、水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アル
コキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、水酸
基、ニトロ基、アミノ基、カルバモイル基、カルボキシ
ル基、アリール基、アラルキル基またはシリル基を表わ
す。また、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7および
8のうち、隣接する二つの基が結合して、それらが結
合するベンゼン環と共に、ナフタレン環を形成してもよ
い。R9、R10、R11およびR12は、それぞれ同一また
は相異なって、水素原子もしくは炭素数1〜4の低級ア
ルキル基を表わすか、または、炭素数1〜4の低級アル
キル基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、ハロアルキ
ル基、ハロアルコキシ基およびハロゲン原子からなる群
から選ばれる少なくとも一つで置換されていてもよいフ
ェニル基もしくはナフチル基を表わす。また、R9とR
11、R9とR12、R10とR11およびR10とR12のうちの
いずれか一組が結合してテトラメチレン基を形成し、残
りの組がそれぞれ水素原子を表わしてもよい。Qは、単
結合もしくは炭素数1〜4のアルキレン基を表わす。ま
た、 で示される基で、2,2’−ビナフチル基を表わしても
よい。ここで、・は窒素原子との結合部位を表わす。M
は金属イオンを表わし、金属イオンのイオン価と配位子
の配位数が同一のとき、Aは存在せず、前記配位数が異
なるとき、Aは対イオンまたは配位子を表わす。)で示
されるラセミ金属錯体とルイス酸とを反応せしめてなる
ラセミ錯体の存在下に、環状エーテル化合物とフェノー
ル誘導体とを反応させることを特徴とするアルコール誘
導体の製造方法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】まず、一般式(1) (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8
はそれぞれ同一または相異なって、水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アル
コキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、水酸
基、ニトロ基、アミノ基、カルバモイル基、カルボキシ
ル基、アリール基、アラルキル基またはシリル基を表わ
す。また、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7および
8のうち、隣接する二つの基が結合して、それらが結
合するベンゼン環と共に、ナフタレン環を形成してもよ
い。R9、R10、R11およびR12は、それぞれ同一また
は相異なって、水素原子もしくは炭素数1〜4の低級ア
ルキル基を表わすか、または、炭素数1〜4の低級アル
キル基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、ハロアルキ
ル基、ハロアルコキシ基およびハロゲン原子からなる群
から選ばれる少なくとも一つで置換されていてもよいフ
ェニル基もしくはナフチル基を表わす。また、R9とR
11、R9とR12、R10とR11およびR10とR12のうちの
いずれか一組が結合してテトラメチレン基を形成し、残
りの組がそれぞれ水素原子を表わしてもよい。Qは、単
結合もしくは炭素数1〜4のアルキレン基を表わす。ま
た、 で示される基で、2,2’−ビナフチル基を表わしても
よい。ここで、・は窒素原子との結合部位を表わす。M
は金属イオンを表わし、金属イオンのイオン価と配位子
の配位数が同一のとき、Aは存在せず、前記配位数が異
なるとき、Aは対イオンまたは配位子を表わす。)で示
されるラセミ金属錯体(以下、ラセミ金属錯体(1)と
略記する。)とルイス酸とを反応せしめてなるラセミ錯
体について説明する。
【0007】前記ラセミ金属錯体(1)の式中、R1
2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8はそれぞれ同
一または相異なって、水素原子、ハロゲン原子、アルキ
ル基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ基、ハ
ロアルキル基、ハロアルコキシ基、水酸基、ニトロ基、
アミノ基、カルバモイル基、カルボキシル基、アリール
基、アラルキル基またはシリル基を表わす。
【0008】ハロゲン原子としては、例えばフッ素原
子、塩素原子、臭素原子等が挙げられる。アルキル基と
しては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec
−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イ
ソペンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル
基、n−ヘキシル基、シクロペンチル基、シクロヘキシ
ル基等の炭素数1〜6の直鎖状、分枝鎖状または環状の
アルキル基が挙げられる。アルコキシ基としては、例え
ばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプ
ロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、sec
−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、n−ヘキシルオ
キシ基、シクロヘキシルオキシ基等の炭素数1〜6の直
鎖状、分枝鎖状または環状のアルコキシ基が挙げられ
る。
【0009】ハロアルキル基としては、前記アルキル基
の一つまたは二つ以上の水素原子が、前記ハロゲン原子
で置換されたものが挙げられ、例えばクロロメチル基、
クロロエチル基、フルオロメチル基、トリフルオロメチ
ル基等が挙げられる。また、ハロアルコキシ基として
は、前記アルコキシ基の一つまたは二つ以上の水素原子
が、前記ハロゲン原子で置換されたものが挙げられ、例
えばクロロメトキシ基、クロロエトキシ基、フルオロメ
トキシ基、トリフロオロメトキシ基等が挙げられる。
【0010】アルケニル基としては、例えばビニル基、
プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、2−
メチル−1−プロペニル基、ペンテニル基、ヘキセニル
基、シクロヘキセニル基等の炭素数2〜6の直鎖状、分
枝鎖状または環状のアルケニル基が挙げられる。アルキ
ニル基としては、例えばエチニル基、プロピニル基、1
−ブチニル基、2−ブチニル基、ヘキシニル基等の炭素
数2〜6の直鎖状または分枝鎖状のアルキニル基が挙げ
られる。
【0011】アリール基としては、例えばフェニル基、
トルイル基、キシリル基、ニトロフェニル基、メトキシ
フェニル基、ナフチル基等の無置換アリール基や前記ア
ルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、ニトロ基等で
置換されたアリール基が挙げられる。アラルキル基とし
ては、前記アルキル基と前記アリール基とから構成され
るもの、例えばベンジル基、トリフェニルメチル基、1
−メチル−1−フェニルエチル基等が挙げられる。シリ
ル基としては、例えばトリメチルシリル基、トリエチル
シリル基、トリフェニルシリル基、tert−ブチルジ
メチルシリル基等の前記アルキル基、前記アリール基等
で三置換されたシリル基が挙げられる。
【0012】また、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R
7およびR8のうち、隣接する二つの基が結合して、それ
らが結合するベンゼン環と共に、ナフタレン環を形成し
てもよい。
【0013】上記一般式(1)の式中、R9、R10、R
11およびR12は、それぞれ同一または相異なって、水素
原子もしくは炭素数1〜4の低級アルキル基を表わす
か、または、炭素数1〜4の低級アルキル基、炭素数1
〜4の低級アルコキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコ
キシ基およびハロゲン原子からなる群から選ばれる少な
くとも一つで置換されていてもよいフェニル基もしくは
ナフチル基を表わす。
【0014】炭素数1〜4のアルキル基としては、例え
ばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、tert−ブチル基等の直鎖状また
は分枝鎖状のアルキル基が挙げられ、炭素数1〜4のア
ルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、
n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ
基、tert−ブトキシ基等の直鎖状または分枝鎖状の
アルコキシ基が挙げられる。またハロゲン原子として
は、前記したものと同様のものが挙げられる。ハロアル
キル基およびハロアルコキシ基としては、上記したもの
と同様のものが挙げられる。
【0015】かかる炭素数1〜4のアルキル基、炭素数
1〜4のアルコキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコキ
シ基およびハロゲン原子からなる群から選ばれる少なく
とも一つで置換されていてもよいフェニル基もしくはナ
フチル基としては、例えばフェニル基、1−ナフチル
基、2−ナフチル基、4−メチルフェニル基、3−メチ
ルフェニル基、2−メチルフェニル基、4−メトキシフ
ェニル基、3−メトキシフェニル基、2−メトキシフェ
ニル基、4−クロロフェニル基、3−クロロフェニル
基、2−クロロフェニル基、2−フルオロフェニル基、
3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4
−ブロモフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル
基、3−トリフルオロメチルフェニル基、4−トリフル
オロメチルフェニル基等が挙げられる。
【0016】また、R9とR11、R9とR12、R10とR11
およびR10とR12のうちのいずれか一組が結合してテト
ラメチレン基を形成し、残りの組がそれぞれ水素原子を
表わしてもよい。
【0017】前記一般式(1)の式中、Qは、単結合も
しくは炭素数1〜4のアルキレン基を表わす。また、 で示される基で、2,2’−ビナフチル基を表わしても
よい。ここで、・は窒素原子との結合部位を示す。炭素
数1〜4のアルキレン基としては、例えばメチレン基、
エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基等が挙
げられる。
【0018】また、上記ラセミ金属錯体(1)の式中、
Mは金属イオンを表わし、金属イオンのイオン価と配位
子の配位数が同一のとき、Aは存在せず、前記配位数が
異なるとき、Aは対イオンまたは配位子を表わす。
【0019】金属イオンとしては、例えばコバルトイオ
ン、クロムイオン、マンガンイオン等が挙げられる。対
イオンまたは配位子としては、例えば塩素イオン、ヨウ
素イオン等のハロゲンイオン、例えばノナフルオロ−t
ert−ブトキシドイオン等のパーフルオロアルコキシ
ドイオン、アセテート配位子等のほか、後述する環状エ
ーテル化合物とフェノール誘導体との反応に用いるフェ
ノール誘導体に対応したフェノラート配位子、例えばフ
ェノラート配位子、4−フェノキシフェノラート配位子
等が挙げられ、なかでもヨウ素イオン、アセテート配位
子、後述する環状エーテル化合物とフェノール誘導体と
の反応に用いるフェノール誘導体に対応したフェノラー
ト配位子が好ましい。
【0020】かかるラセミ金属錯体(1)としては、例
えばN,N’−ビス(サリチリデン)−1,2−エチレ
ンジアミノコバルト(III)アセテート、N,N’−ビ
ス(サリチリデン)−1,2−エチレンジアミノコバル
ト(III)4−フェノキシフェノラート、N,N’−ビ
ス(サリチリデン)−1,2−エチレンジアミノコバル
ト(III)ヨーダイド、N,N’−ビス(3,5−ジ−
tert−ブチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキ
サンジアミノコバルト(III)アセテート、N,N’−
ビス(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−
1,2−シクロヘキサンジアミノコバルト(III)ノナ
フルオロ−tert−ブトキシド、N,N’−ビス
(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−1,
2−シクロヘキサンジアミノコバルト(III)ヘキサフ
ルオロイソプロポキシド、N,N’−ビス(3,5−ジ
−tert−ブチルサリチリデン)−1,2−シクロヘ
キサンジアミノコバルト(III)4−フェノキシフェノ
ラート、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチ
ルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノコ
バルト(III)ヨーダイド、
【0021】N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−
ペンチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジア
ミノコバルト(III)アセテート、N,N’−ビス
(3,5−ジ−tert−ペンチルサリチリデン)−
1,2−シクロヘキサンジアミノコバルト(III)ノナ
フルオロ−tert−ブトキシド、N,N’−ビス
(3,5−ジ−tert−ペンチルサリチリデン)−
1,2−シクロヘキサンジアミノコバルト(III)ヘキ
サフルオロイソプロポキシド、N,N’−ビス(3,5
−ジ−tert−ペンチルサリチリデン)−1,2−シ
クロヘキサンジアミノコバルト(III)4−フェノキシ
フェノラート、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert
−ペンチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジ
アミノコバルト(III)ヨーダイド、N,N’−ビス
(サリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノコ
バルト(III)アセテート、N,N’−ビス(サリチリ
デン)−1,2−シクロヘキサンジアミノコバルト(II
I)ノナフルオロ−tert−ブトキシド、N,N’−
ビス(サリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミ
ノコバルト(III)4−フェノキシフェノラート、N,
N’−ビス(サリチリデン)−1,2−シクロヘキサン
ジアミノコバルト(III)ヨーダイド、
【0022】N,N’−ビス(3−tert−ブチル−
5−メチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジ
アミノコバルト(III)アセテート、N,N’−ビス
(3−tert−ブチル−5−メチルサリチリデン)−
1,2−シクロヘキサンジアミノコバルト(III)ノナ
フルオロ−tert−ブトキシド、N,N’−ビス(3
−tert−ブチル−5−メチルサリチリデン)−1,
2−シクロヘキサンジアミノコバルト(III)4−フェ
ノキシフェノラート、N,N’−ビス(3−tert−
ブチル−5−メチルサリチリデン)−1,2−シクロヘ
キサンジアミノコバルト(III)ヨーダイド、N,N’
−ビス(3−tert−ブチル−5−ニトロサリチリデ
ン)−1,2−シクロヘキサンジアミノコバルト(II
I)アセテート、N,N’−ビス(3−tert−ブチ
ル−5−ニトロサリチリデン)−1,2−シクロヘキサ
ンジアミノコバルト(III)ノナフルオロ−tert−
ブトキシド、N,N’−ビス(3−tert−ブチル−
5−ニトロサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジ
アミノコバルト(III)4−フェノキシフェノラート、
N,N’−ビス(3−tert−ブチル−5−ニトロサ
リチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノコバル
ト(III)ヨーダイド、
【0023】N,N’−ビス(3−tert−ブチル−
5−メトキシサリチリデン)−1,2−シクロヘキサン
ジアミノコバルト(III)アセテート、N,N’−ビス
(3−tert−ブチル−5−メトキシサリチリデン)
−1,2−シクロヘキサンジアミノコバルト(III)ノ
ナフルオロ−tert−ブトキシド、N,N’−ビス
(3−tert−ブチル−5−メトキシサリチリデン)
−1,2−シクロヘキサンジアミノコバルト(III)4
−フェノキシフェノラート、N,N’−ビス(3−te
rt−ブチル−5−メトキシサリチリデン)−1,2−
シクロヘキサンジアミノコバルト(III)ヨーダイド、
N,N’−ビス(3−tert−ブチル−5−クロロサ
リチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノコバル
ト(III)アセテート、N,N’−ビス(3−tert
−ブチル−5−クロロサリチリデン)−1,2−シクロ
ヘキサンジアミノコバルト(III)ノナフルオロ−te
rt−ブトキシド、N,N’−ビス(3−tert−ブ
チル−5−クロロサリチリデン)−1,2−シクロヘキ
サンジアミノコバルト(III)4−フェノキシフェノラ
ート、N,N’−ビス(3−tert−ブチル−5−ク
ロロサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノ
コバルト(III)ヨーダイド、
【0024】N,N’−ビス(3−tert−ブチルサ
リチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノコバル
ト(III)アセテート、N,N’−ビス(3−tert
−ブチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジア
ミノコバルト(III)ノナフルオロ−tert−ブトキ
シド、N,N’−ビス(3−tert−ブチルサリチリ
デン)−1,2−シクロヘキサンジアミノコバルト(II
I)4−フェノキシフェノラート、N,N’−ビス(3
−tert−ブチルサリチリデン)−1,2−シクロヘ
キサンジアミノコバルト(III)ヨーダイド、N,N’
−ビス[5−メチル−3−(1−メチル−1−フェニル
エチル)サリチリデン]−1,2−シクロヘキサンジア
ミノコバルト(III)アセテート、N,N’−ビス[5
−メチル−3−(1−メチル−1−フェニルエチル)サ
リチリデン]−1,2−シクロヘキサンジアミノコバル
ト(III)ノナフルオロ−tert−ブトキシド、N,
N’−ビス[5−メチル−3−(1−メチル−1−フェ
ニルエチル)サリチリデン]−1,2−シクロヘキサン
ジアミノコバルト(III)4−フェノキシフェノラー
ト、N,N’−ビス[5−メチル−3−(1−メチル−
1−フェニルエチル)サリチリデン]−1,2−シクロ
ヘキサンジアミノコバルト(III)ヨーダイド、
【0025】N,N’−ビス(3−tert−ブチル−
5−トリフェニルメチルサリチリデン)−1,2−シク
ロヘキサンジアミノコバルト(III)アセテート、N,
N’−ビス(3−tert−ブチル−5−トリフェニル
メチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミ
ノコバルト(III)ノナフルオロ−tert−ブトキシ
ド、N,N’−ビス(3−tert−ブチル−5−トリ
フェニルメチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサ
ンジアミノコバルト(III)4−フェノキシフェノラー
ト、N,N’−ビス(3−tert−ブチル−5−トリ
フェニルメチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサ
ンジアミノコバルト(III)ヨーダイド、N,N’−ビ
ス[5−tert−ブチル−3−(1−メチル−1−フ
ェニルエチル)サリチリデン]−1,2−シクロヘキサ
ンジアミノコバルト(III)アセテート、N,N’−ビ
ス[5−tert−ブチル−3−(1−メチル−1−フ
ェニルエチル)サリチリデン]−1,2−シクロヘキサ
ンジアミノコバルト(III)ノナフルオロ−tert−
ブトキシド、N,N’−ビス[5−tert−ブチル−
3−(1−メチル−1−フェニルエチル)サリチリデ
ン]−1,2−シクロヘキサンジアミノコバルト(II
I)4−フェノキシフェノラート、N,N’−ビス[5
−tert−ブチル−3−(1−メチル−1−フェニル
エチル)サリチリデン]−1,2−シクロヘキサンジア
ミノコバルト(III)ヨーダイド、
【0026】N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−
ブチルサリチリデン)−1,2−ジフェニルエチレンジ
アミノコバルト(III)アセテート、N,N’−ビス
(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−1,
2−ジフェニルエチレンジアミノコバルト(III)ノナ
フルオロ−tert−ブトキシド、N,N’−ビス
(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−1,
2−ジフェニルエチレンジアミノコバルト(III)ヘキ
サフルオロイソプロポキシド、N,N’−ビス(3,5
−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−1,2−ジフ
ェニルエチレンジアミノコバルト(III)4−フェノキ
シフェノラート、N,N’−ビス(3,5−ジ−ter
t−ブチルサリチリデン)−1,2−ジフェニルエチレ
ンジアミノコバルト(III)ヨーダイド、N,N’−ビ
ス(3,5−ジ−tert−ペンチルサリチリデン)−
1,2−ジフェニルエチレンジアミノコバルト(III)
アセテート、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−
ペンチルサリチリデン)−1,2−ジフェニルエチレン
ジアミノコバルト(III)ノナフルオロ−tert−ブ
トキシド、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ペ
ンチルサリチリデン)−1,2−ジフェニルエチレンジ
アミノコバルト(III)ヘキサフルオロイソプロポキシ
ド、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ペンチル
サリチリデン)−1,2−ジフェニルエチレンジアミノ
コバルト(III)4−フェノキシフェノラート、N,
N’−ビス(3,5−ジ−tert−ペンチルサリチリ
デン)−1,2−ジフェニルエチレンジアミノコバルト
(III)ヨーダイド、
【0027】N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−
ブチルサリチリデン)−1,1’−ビナフタレン−2,
2’−ジアミノコバルト(III)アセテート、N,N’
−ビス(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)
−1,1’−ビナフタレン−2,2’−ジアミノコバル
ト(III)4−フェノキシフェノラート、N,N’−ビ
ス(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−
1,1’−ビナフタレン−2,2’−ジアミノコバルト
(III)ヨーダイド、N,N’−ビス(3,5−ジ−t
ert−ペンチルサリチリデン)−1,1’−ビナフタ
レン−2,2’−ジアミノコバルト(III)アセテー
ト、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ペンチル
サリチリデン)−1,1’−ビナフタレン−2,2’−
ジアミノコバルト(III)4−フェノキシフェノラー
ト、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ペンチル
サリチリデン)−1,1’−ビナフタレン−2,2’−
ジアミノコバルト(III)ヨーダイド、
【0028】N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−
ブチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミ
ノクロム(III)アセテート、N,N’−ビス(3,5
−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−1,2−シク
ロヘキサンジアミノクロム(III)ノナフルオロ−te
rt−ブトキシド、N,N’−ビス(3,5−ジ−te
rt−ブチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサン
ジアミノクロム(III)4−フェノキシフェノラート、
N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチルサリチ
リデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノクロム(II
I)ヨーダイド、N,N’−ビス(3,5−ジ−ter
t−ペンチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサン
ジアミノクロム(III)アセテート、N,N’−ビス
(3,5−ジ−tert−ペンチルサリチリデン)−
1,2−シクロヘキサンジアミノクロム(III)ノナフ
ルオロ−tert−ブトキシド、N,N’−ビス(3,
5−ジ−tert−ペンチルサリチリデン)−1,2−
シクロヘキサンジアミノクロム(III)4−フェノキシ
フェノラート、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert
−ペンチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジ
アミノクロム(III)ヨーダイド、
【0029】N,N’−ビス(サリチリデン)−1,2
−シクロヘキサンジアミノクロム(III)アセテート、
N,N’−ビス(サリチリデン)−1,2−シクロヘキ
サンジアミノクロム(III)ノナフルオロ−tert−
ブトキシド、N,N’−ビス(サリチリデン)−1,2
−シクロヘキサンジアミノクロム(III)4−フェノキ
シフェノラート、N,N’−ビス(サリチリデン)−
1,2−シクロヘキサンジアミノクロム(III)ヨーダ
イド、N,N’−ビス(3−tert−ブチル−5−メ
チルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノ
クロム(III)アセテート、N,N’−ビス(3−te
rt−ブチル−5−メチルサリチリデン)−1,2−シ
クロヘキサンジアミノクロム(III)4−フェノキシフ
ェノラート、N,N’−ビス(3−tert−ブチル−
5−メチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジ
アミノクロム(III)ヨーダイド、N,N’−ビス(3
−tert−ブチル−5−ニトロサリチリデン)−1,
2−シクロヘキサンジアミノクロム(III)アセテー
ト、N,N’−ビス(3−tert−ブチル−5−ニト
ロサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノク
ロム(III)4−フェノキシフェノラート、N,N’−
ビス(3−tert−ブチル−5−ニトロサリチリデ
ン)−1,2−シクロヘキサンジアミノクロム(III)
ヨーダイド、N,N’−ビス(3−tert−ブチル−
5−メトキシサリチリデン)−1,2−シクロヘキサン
ジアミノクロム(III)アセテート、N,N’−ビス
(3−tert−ブチル−5−メトキシサリチリデン)
−1,2−シクロヘキサンジアミノクロム(III)4−
フェノキシフェノラート、N,N’−ビス(3−ter
t−ブチル−5−メトキシサリチリデン)−1,2−シ
クロヘキサンジアミノクロム(III)ヨーダイド、
【0030】N,N’−ビス(3−tert−ブチル−
5−クロロサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジ
アミノクロム(III)アセテート、N,N’−ビス(3
−tert−ブチル−5−クロロサリチリデン)−1,
2−シクロヘキサンジアミノクロム(III)4−フェノ
キシフェノラート、N,N’−ビス(3−tert−ブ
チル−5−クロロサリチリデン)−1,2−シクロヘキ
サンジアミノクロム(III)ヨーダイド、N,N’−ビ
ス(3−tert−ブチルサリチリデン)−1,2−シ
クロヘキサンジアミノクロム(III)アセテート、N,
N’−ビス(3−tert−ブチルサリチリデン)−
1,2−シクロヘキサンジアミノクロム(III)4−フ
ェノキシフェノラート、N,N’−ビス(3−tert
−ブチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジア
ミノクロム(III)ヨーダイド、N,N’−ビス(3,
5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−1,2−ジ
フェニルエチレンジアミノクロム(III)アセテート、
N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチルサリチ
リデン)−1,2−ジフェニルエチレンジアミノクロム
(III)ノナフルオロ−tert−ブトキシド、N,
N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデ
ン)−1,2−ジフェニルエチレンジアミノクロム(II
I)4−フェノキシフェノラート、N,N’−ビス
(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−1,
2−ジフェニルエチレンジアミノクロム(III)ヨーダ
イド、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル
サリチリデン)−1,1’−ビナフタレン−2,2’−
ジアミノクロム(III)アセテート、N,N’−ビス
(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−1,
1’−ビナフタレン−2,2’−ジアミノクロム(II
I)4−フェノキシフェノラート、N,N’−ビス
(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−1,
1’−ビナフタレン−2,2’−ジアミノクロム(II
I)ヨーダイド、
【0031】N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−
ブチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミ
ノマンガン(III)アセテート、N,N’−ビス(3,
5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−1,2−シ
クロヘキサンジアミノマンガン(III)ノナフルオロ−
tert−ブトキシド、N,N’−ビス(3,5−ジ−
tert−ブチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキ
サンジアミノマンガン(III)4−フェノキシフェノラ
ート、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル
サリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノマン
ガン(III)ヨーダイド、N,N’−ビス(3,5−ジ
−tert−ペンチルサリチリデン)−1,2−シクロ
ヘキサンジアミノマンガン(III)アセテート、N,
N’−ビス(3,5−ジ−tert−ペンチルサリチリ
デン)−1,2−シクロヘキサンジアミノマンガン(II
I)ノナフルオロ−tert−ブトキシド、N,N’−
ビス(3,5−ジ−tert−ペンチルサリチリデン)
−1,2−シクロヘキサンジアミノマンガン(III)4
−フェノキシフェノラート、N,N’−ビス(3,5−
ジ−tert−ペンチルサリチリデン)−1,2−シク
ロヘキサンジアミノマンガン(III)ヨーダイド、N,
N’−ビス(サリチリデン)−1,2−シクロヘキサン
ジアミノマンガン(III)アセテート、N,N’−ビス
(サリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノマ
ンガン(III)4−フェノキシフェノラート、N,N’
−ビス(サリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジア
ミノマンガン(III)ヨーダイド、
【0032】N,N’−ビス(3−tert−ブチル−
5−メチルサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジ
アミノマンガン(III)アセテート、N,N’−ビス
(3−tert−ブチル−5−メチルサリチリデン)−
1,2−シクロヘキサンジアミノマンガン(III)ノナ
フルオロ−tert−ブトキシド、N,N’−ビス(3
−tert−ブチル−5−メチルサリチリデン)−1,
2−シクロヘキサンジアミノマンガン(III)4−フェ
ノキシフェノラート、N,N’−ビス(3−tert−
ブチル−5−メチルサリチリデン)−1,2−シクロヘ
キサンジアミノマンガン(III)ヨーダイド、N,N’
−ビス(3−tert−ブチル−5−ニトロサリチリデ
ン)−1,2−シクロヘキサンジアミノマンガン(II
I)アセテート、N,N’−ビス(3−tert−ブチ
ル−5−ニトロサリチリデン)−1,2−シクロヘキサ
ンジアミノマンガン(III)4−フェノキシフェノラー
ト、N,N’−ビス(3−tert−ブチル−5−ニト
ロサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノマ
ンガン(III)ヨーダイド、N,N’−ビス(3−te
rt−ブチル−5−メトキシサリチリデン)−1,2−
シクロヘキサンジアミノマンガン(III)アセテート、
N,N’−ビス(3−tert−ブチル−5−メトキシ
サリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノマン
ガン(III)4−フェノキシフェノラート、N,N’−
ビス(3−tert−ブチル−5−メトキシサリチリデ
ン)−1,2−シクロヘキサンジアミノマンガン(II
I)ヨーダイド、
【0033】N,N’−ビス(3−tert−ブチル−
5−クロロサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジ
アミノマンガン(III)アセテート、N,N’−ビス
(3−tert−ブチル−5−クロロサリチリデン)−
1,2−シクロヘキサンジアミノマンガン(III)4−
フェノキシフェノラート、N,N’−ビス(3−ter
t−ブチル−5−クロロサリチリデン)−1,2−シク
ロヘキサンジアミノマンガン(III)ヨーダイド、N,
N’−ビス(3−tert−ブチルサリチリデン)−
1,2−シクロヘキサンジアミノマンガン(III)アセ
テート、N,N’−ビス(3−tert−ブチルサリチ
リデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノマンガン
(III)4−フェノキシフェノラート、N,N’−ビス
(3−tert−ブチルサリチリデン)−1,2−シク
ロヘキサンジアミノマンガン(III)ヨーダイド、N,
N’−ビス[5−メチル−3−(1−メチル−1−フェ
ニルエチル)サリチリデン]−1,2−シクロヘキサン
ジアミノマンガン(III)アセテート、N,N’−ビス
[5−メチル−3−(1−メチル−1−フェニルエチ
ル)サリチリデン]−1,2−シクロヘキサンジアミノ
マンガン(III)4−フェノキシフェノラート、N,
N’−ビス[5−メチル−3−(1−メチル−1−フェ
ニルエチル)サリチリデン]−1,2−シクロヘキサン
ジアミノマンガン(III)ヨーダイド、N,N’−ビス
(3−tert−ブチル−5−トリフェニルメチルサリ
チリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミノマンガン
(III)アセテート、N,N’−ビス(3−tert−
ブチル−5−トリフェニルメチルサリチリデン)−1,
2−シクロヘキサンジアミノマンガン(III)4−フェ
ノキシフェノラート、N,N’−ビス(3−tert−
ブチル−5−トリフェニルメチルサリチリデン)−1,
2−シクロヘキサンジアミノマンガン(III)ヨーダイ
ド、
【0034】N,N’−ビス[5−tert−ブチル−
3−(1−メチル−1−フェニルエチル)サリチリデ
ン]−1,2−シクロヘキサンジアミノマンガン(II
I)アセテート、N,N’−ビス[5−tert−ブチ
ル−3−(1−メチル−1−フェニルエチル)サリチリ
デン]−1,2−シクロヘキサンジアミノマンガン(II
I)4−フェノキシフェノラート、N,N’−ビス[5
−tert−ブチル−3−(1−メチル−1−フェニル
エチル)サリチリデン]−1,2−シクロヘキサンジア
ミノマンガン(III)ヨーダイド、N,N’−ビス
(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−1,
2−ジフェニルエチレンジアミノマンガン(III)アセ
テート、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチ
ルサリチリデン)−1,2−ジフェニルエチレンジアミ
ノマンガン(III)ノナフルオロ−tert−ブトキシ
ド、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチルサ
リチリデン)−1,2−ジフェニルエチレンジアミノマ
ンガン(III)4−フェノキシフェノラート、N,N’
−ビス(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)
−1,2−ジフェニルエチレンジアミノマンガン(II
I)ヨーダイド、N,N’−ビス(3,5−ジ−ter
t−ブチルサリチリデン)−1,1’−ビナフタレン−
2,2’−ジアミノマンガン(III)アセテート、N,
N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデ
ン)−1,1’−ビナフタレン−2,2’−ジアミノマ
ンガン(III)4−フェノキシフェノラート、N,N’
−ビス(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)
−1,1’−ビナフタレン−2,2’−ジアミノマンガ
ン(III)ヨーダイド等が挙げられる。
【0035】ルイス酸としては、例えばハロゲン化アル
ミニウム、ハロゲン化ジアルキルアルミニウム、トリア
ルコキシアルミニウム、ハロゲン化チタン、テトラアル
コキシチタニウム、ハロゲン化ホウ素、ハロゲン化亜鉛
等が挙げられる。ハロゲン化アルミニウムとしては、例
えば塩化アルミニウム、臭化アルミニウム等が、ハロゲ
ン化ジアルキルアルミニウムとしては、例えば塩化ジエ
チルアルミニウム、臭化ジエチルアルミニウム、塩化ジ
イソプロピルアルミニウム等が、トリアルコキシアルミ
ニウムとしては、例えばトリエトキシアルミニウム、ト
リイソプロポキシアルミニウム、トリ−tert−ブト
キシアルミニウム等が挙げられる。ハロゲン化チタンと
しては、例えば四塩化チタン等が、テトラアルコキシチ
タニウムとしては、例えばテトライソプロポキシチタニ
ウム等が、ハロゲン化ホウ素としては、例えば三フッ化
ホウ素、三塩化ホウ素、三臭化ホウ素等が、ハロゲン化
亜鉛としては、例えば塩化亜鉛、臭化亜鉛等が挙げられ
る。
【0036】かかるルイス酸はそのまま用いてもよい
し、有機溶媒の溶液として用いてもよい。例えば空気や
水分等に対して不安定なルイス酸は、有機溶媒の溶液と
して用いることが好ましい。有機溶媒としては、ルイス
酸に対して不活性であれば特に制限されず、例えばヘキ
サン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素系溶媒、例えばジエ
チルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル等のエ
ーテル系溶媒等が挙げられる。また、三フッ化ホウ素・
ジエチルエーテル錯化合物等のルイス酸の錯化合物を用
いてもよい。
【0037】ルイス酸の使用量は、特に制限されない
が、ラセミ金属錯体(1)に対して、通常0.2〜10
モル倍、好ましくは0.5〜5モル倍である。
【0038】ラセミ金属錯体(1)とルイス酸との反応
は、通常有機溶媒中で、その両者を接触、混合させるこ
とにより実施される。両者が接触、混合されると、反応
が起こり、新規なラセミ錯体が生成する。新規なラセミ
錯体の構造は不明であるが、例えばその両者を有機溶媒
中で混合することにより、反応液の色に変化が起こり、
ラセミ金属錯体とルイス酸とが反応して、新規なラセミ
錯体が生成していることが確認できる。例えばN,N’
−ビス(サリチリデン)−1,2−エチレンジアミノコ
バルト(III)4−フェノキシフェノラートとテトライ
ソプロポキシチタニウムを、tert−ブチルメチルエ
ーテル中で混合させると、混合液の色が、褐色からやや
緑がかった褐色へと変化する。
【0039】ラセミ金属錯体(1)とルイス酸との反応
の反応温度は、通常−50℃〜反応混合物の還流温度、
好ましくは−25〜50℃である。
【0040】有機溶媒としては、例えばジエチルエーテ
ル、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル系溶
媒、例えばトルエン等の芳香族炭化水素系溶媒、例えば
クロロベンゼン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素
系溶媒、例えばヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶媒等が
挙げられ、その使用量は特に制限されない。
【0041】反応系中に、例えば水が存在すると、ルイ
ス酸が分解しやすいため、用いる試剤、溶媒等は予め脱
水処理しておくか、例えばモレキュラーシーブス等の脱
水剤を反応系に共存させておくことが好ましい。
【0042】なお、ラセミ金属錯体(1)とルイス酸と
を有機溶媒中で反応させた場合、生成する新規なラセミ
錯体を含む溶液を、そのまま環状エーテル化合物とフェ
ノール誘導体との反応に用いてもよいし、例えば前記溶
液を濃縮処理等して、新規なラセミ錯体を取り出した後
用いてもよい。
【0043】続いて、前記で得られたラセミ金属錯体
(1)とルイス酸とを反応せしめてなる新規なラセミ錯
体を触媒とし、環状エーテル化合物とフェノール誘導体
とを反応させて、アルコール誘導体を製造する方法につ
いて説明する。
【0044】ラセミ金属錯体(1)とルイス酸とを反応
せしめてなる新規なラセミ錯体は、環状エーテル化合物
とフェノール誘導体との反応において、高い触媒活性お
よび高い位置選択性を示す。
【0045】ラセミ金属錯体(1)とルイス酸とを反応
せしめてなる新規なラセミ錯体は、触媒として高活性で
あり、フェノール誘導体に対して、0.1〜10モル%
の使用量で十分な触媒活性を示す。もちろん10モル%
よりも多い量を用いてもよいが、使用量が多くなれば、
経済的に不利になりやすいため、実用的な使用量は、上
記のとおり0.1〜10モル%であり、好ましくは0.
1〜5モル%である。
【0046】環状エーテル化合物としては、フェノール
誘導体との反応により、開環反応が起こるものであれば
よく、例えば下記一般式(2) (式中、R13は水素原子を、R14は水素原子もしくはア
ルキル基を表わすか、またはR13とR14が結合して炭素
数2〜6のアルキレン基を表わす。R15はアルキル基、
アリール基またはアラルキル基を表わす。ここで、アル
キル基、アリール基およびアラルキル基は置換基を有し
ていてもよい。nは0または1を表わす。)で示される
環状エーテル化合物(以下、環状エーテル化合物(2)
と略記する。)が挙げられる。また、環状エーテル化合
物が、その分子内に不斉炭素原子を有している場合は、
単独の光学活性体を用いてもよいし、光学活性体の混合
物を用いてもよい。
【0047】アルキル基としては、例えばメチル基、エ
チル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、イソブチル基等の炭素数1〜4のアルキル基が挙げ
られる。R13とR14が結合して形成する炭素数2〜6の
アルキレン基としては、例えばエチレン基、プロピレン
基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基が挙げら
れる。
【0048】また、R15はアルキル基、アリール基また
はアラルキル基を表わすが、アルキル基としては、前記
したものと同様のものが、アリール基としては、例えば
フェニル基、ナフチル基等が挙げられる。アラルキル基
としては、かかるアルキル基とアリール基とから構成さ
れるものが挙げられ、例えばベンジル基、フェニルエチ
ル基等が挙げられる。これらアルキル基、アリール基、
アラルキル基は置換基を有していてもよく、置換基とし
ては、前記ハロゲン原子、前記アルコキシ基、水酸基等
が挙げられる。
【0049】かかる環状エーテル化合物としては、例え
ばプロピレンオキシド、1,2−エポキシブタン、1,
2−エポキシヘキサン、1,3−エポキシヘキサン、
1,2−エポキシ−4−メチルペンタン、1,2−エポ
キシ−3−フェニルプロパン、スチレンオキシド、1−
クロロ−2,3−エポキシプロパン、1−ブロモ−2,
3−エポキシプロパン、2,3−エポキシ−1−プロパ
ノール、シクロヘキセンオキシド、シクロペンテンオキ
シド、1,2−エポキシシクロオクタン等が挙げられ
る。
【0050】また、フェノール誘導体としては、フェノ
ール性の水酸基を有するフェノール類および該フェノー
ル誘導体の水酸基の酸素原子が硫黄原子に代わったチオ
フェノール誘導体であれば特に制限されず、例えば下記
一般式(3) (式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、R16
17、R18、R19およびR20は、それぞれ同一または相
異なって、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、炭素数
1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基また
はフェノキシ基を表わす。ここで、炭素数1〜6のアル
キル基、炭素数1〜6のアルコキシ基およびフェノキシ
基は、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアル
コキシ基、炭素数1〜4のハロアルキル基、炭素数1〜
4のハロアルコキシ基またはハロゲン原子で置換されて
いてもよい。)で示されるフェノール誘導体(以下、フ
ェノール誘導体(3)と略記する。)が挙げられる。
【0051】ハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキル
基、炭素数1〜4のアルコキシ基としては、前記したも
のと同様のものが挙げられる。炭素数1〜4のハロアル
キル基としては、例えばクロロメチル基、トリフルオロ
メチル基等が、炭素数1〜4のハロアルコキシ基として
は、例えばクロロメトキシ基等が挙げられる。
【0052】かかるフェノール誘導体としては、例えば
フェノール、4−クロロフェノール、2−ブロモフェノ
ール、4−ブロモフェノール、o−クレゾール、m−ク
レゾール、p−クレゾール、4−メトキシフェノール、
4−フェノキシフェノール、4−ニトロフェノール、
2,3−ジフルオロ−6−ニトロフェノール、チオフェ
ノール、2−ブロモ−4−メチルチオフェノール、4−
クロロチオフェノール、4−メトキシチオフェノール、
4−フェノキシチオフェノール等が挙げられる。
【0053】環状エーテル化合物の使用量は、フェノー
ル誘導体に対して、通常2モル倍以上であり、その上限
は特にないが、あまり多すぎると経済的に不利になりや
すいため、実用的には10モル倍以下である。
【0054】反応温度は、通常−50℃〜反応混合物の
還流温度、好ましくは−25〜50℃である。
【0055】反応は、ラセミ金属錯体(1)とルイス酸
を反応せしめてなる新規なラセミ錯体、環状エーテル化
合物およびフェノール誘導体の三者を接触、混合すれば
よく、その混合順序は特に制限されない。例えばラセミ
錯体と環状エーテル化合物の混合物に、フェノール誘導
体を加えてもよいし、ラセミ錯体とフェノール誘導体の
混合物に、環状エーテル化合物を加えてもよいし、ラセ
ミ錯体に、フェノール誘導体と環状エーテル化合物を、
同時並行的に加えてもよい。
【0056】反応は、通常有機溶媒の存在下に実施さ
れ、有機溶媒としては、例えばヘキサン、ヘプタン等の
脂肪族炭化水素系溶媒、例えばトルエン等の芳香族炭化
水素系溶媒、例えばジエチルエーテル、tert−ブチ
ルメチルエーテル等のエーテル系溶媒、例えばクロロホ
ルム、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素系溶媒等
の単独または混合溶媒が挙げられ、その使用量は特に制
限されない。
【0057】反応終了後、例えば水やアルカリ水、必要
に応じて水に不溶の有機溶媒を加え、抽出処理し、得ら
れる有機層を濃縮処理あるいは晶析処理することによ
り、目的とするアルコール誘導体を取り出すことができ
る。取り出したアルコール誘導体は、例えば蒸留、再結
晶、カラムクロマトグラフィ等の通常の精製手段によ
り、さらに精製してもよい。水に不溶の有機溶媒として
は、例えばトルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶
媒、例えばヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素系溶
媒、例えばクロロホルム、クロロベンゼン等のハロゲン
化炭化水素系溶媒、例えばジエチルエーテル、tert
−ブチルメチルエーテル等のエーテル系溶媒等が挙げら
れ、その使用量は特に制限されない。
【0058】環状エーテル化合物(2)とフェノール誘
導体(3)を反応させた場合には、下記一般式(4) (式中、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19
20、Xおよびnは上記と同一の意味を表わす。)で示
されるアルコール誘導体が位置選択的に得られ、その異
性体である、一般式(6) (式中、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19
20、Xおよびnは上記と同一の意味を表わす。)で示
される化合物の副生はごくわずかである。
【0059】また、環状エーテル化合物として、光学活
性な環状エーテル化合物を用いた場合には、光学活性な
アルコール誘導体が位置選択的に得られる。
【0060】かくして得られるアルコール誘導体として
は、例えば1−フェノキシ−2−プロパノール、1−
(4−クロロフェノキシ)−2−プロパノール、1−
(2−ブロモフェノキシ)−2−プロパノール、1−
(4−ブロモフェノキシ)−2−プロパノール、1−
(2−メチルフェノキシ)−2−プロパノール、1−
(3−メチルフェノキシ)−2−プロパノール、1−
(4−メチルフェノキシ)−2−プロパノール、1−
(4−メトキシフェノキシ)−2−プロパノール、1−
(4−フェノキシフェノキシ)−2−プロパノール、1
−(4−ニトロフェノキシ)−2−プロパノール、1−
(2,3−ジフルオロ−6−ニトロフェノキシ)−2−
プロパノール、1−フェニルチオ−2−プロパノール、
1−(2−ブロモ−4−メチルフェニルチオ)−2−プ
ロパノール、1−(4−クロロフェニルチオ)−2−プ
ロパノール、1−(4−メトキシフェニルチオ)−2−
プロパノール、1−(4−フェノキシフェニルチオ)−
2−プロパノール、
【0061】1−フェノキシ−2−ブタノール、1−
(4−クロロフェノキシ)−2−ブタノール、1−(2
−ブロモフェノキシ)−2−ブタノール、1−(4−ブ
ロモフェノキシ)−2−ブタノール、1−(2−メチル
フェノキシ)−2−ブタノール、1−(3−メチルフェ
ノキシ)−2−ブタノール、1−(4−メチルフェノキ
シ)−2−ブタノール、1−(4−メトキシフェノキ
シ)−2−ブタノール、1−(4−フェノキシフェノキ
シ)−2−ブタノール、1−(4−ニトロフェノキシ)
−2−ブタノール、1−(2,3−ジフルオロ−6−ニ
トロフェノキシ)−2−ブタノール、1−フェニルチオ
−2−ブタノール、1−(2−ブロモ−4−メチルフェ
ニルチオ)−2−ブタノール、1−(4−クロロフェニ
ルチオ)−2−ブタノール、1−(4−メトキシフェニ
ルチオ)−2−ブタノール、1−(4−フェノキシフェ
ニルチオ)−2−ブタノール、
【0062】1−フェノキシ−2−ヘキサノール、1−
(4−クロロフェノキシ)−2−ヘキサノール、1−
(2−ブロモフェノキシ)−2−ヘキサノール、1−
(4−ブロモフェノキシ)−2−ヘキサノール、1−
(2−メチルフェノキシ)−2−ヘキサノール、1−
(3−メチルフェノキシ)−2−ヘキサノール、1−
(4−メチルフェノキシ)−2−ヘキサノール、1−
(4−メトキシフェノキシ)−2−ヘキサノール、1−
(4−フェノキシフェノキシ)−2−ヘキサノール、1
−(4−ニトロフェノキシ)−2−ヘキサノール、1−
(2,3−ジフルオロ−6−ニトロフェノキシ)−2−
ヘキサノール、1−フェニルチオ−2−ヘキサノール、
1−(2−ブロモ−4−メチルフェニルチオ)−2−ヘ
キサノール、1−(4−クロロフェニルチオ)−2−ヘ
キサノール、1−(4−メトキシフェニルチオ)−2−
ヘキサノール、1−(4−フェノキシフェニルチオ)−
2−ヘキサノール、
【0063】2−フェノキシ−1−フェニルエタノー
ル、2−(4−クロロフェノキシ)−1−フェニルエタ
ノール、2−(2−ブロモフェノキシ)−1−フェニル
エタノール、2−(4−ブロモフェノキシ)−1−フェ
ニルエタノール、2−(2−メチルフェノキシ)−1−
フェニルエタノール、2−(3−メチルフェノキシ)−
1−フェニルエタノール、2−(4−メチルフェノキ
シ)−1−フェニルエタノール、2−(4−メトキシフ
ェノキシ)−1−フェニルエタノール、2−(4−フェ
ノキシフェノキシ)−1−フェニルエタノール、2−
(4−ニトロフェノキシ)−1−フェニルエタノール、
2−(2,3−ジフルオロ−6−ニトロフェノキシ)−
1−フェニルエタノール、2−フェニルチオ−1−フェ
ニルエタノール、2−(2−ブロモ−4−メチルフェニ
ルチオ)−1−フェニルエタノール、2−(4−クロロ
フェニルチオ)−1−フェニルエタノール、2−(4−
メトキシフェニルチオ)−1−フェニルエタノール、2
−(4−フェノキシフェニルチオ)−1−フェニルエタ
ノール、
【0064】3−フェノキシ−1−クロロ−2−プロパ
ノール、3−(4−クロロフェノキシ)−1−クロロ−
2−プロパノール、3−(2−ブロモフェノキシ)−1
−クロロ−2−プロパノール、3−(4−ブロモフェノ
キシ)−1−クロロ−2−プロパノール、3−(2−メ
チルフェノキシ)−1−クロロ−2−プロパノール、3
−(3−メチルフェノキシ)−1−クロロ−2−プロパ
ノール、3−(4−メチルフェノキシ)−1−クロロ−
2−プロパノール、3−(4−メトキシフェノキシ)−
1−クロロ−2−プロパノール、3−(4−フェノキシ
フェノキシ)−1−クロロ−2−プロパノール、3−
(4−ニトロフェノキシ)−1−クロロ−2−プロパノ
ール、3−(2,3−ジフルオロ−6−ニトロフェノキ
シ)−1−クロロ−2−プロパノール、3−フェニルチ
オ−1−クロロ−2−プロパノール、3−(2−ブロモ
−4−メチルフェニルチオ)−1−クロロ−2−プロパ
ノール、3−(4−クロロフェニルチオ)−1−クロロ
−2−プロパノール、3−(4−メトキシフェニルチ
オ)−1−クロロ−2−プロパノール、3−(4−フェ
ノキシフェニルチオ)−1−クロロ−2−プロパノー
ル、
【0065】3−フェノキシ−1−ブロモ−2−プロパ
ノール、3−(4−クロロフェノキシ)−1−ブロモ−
2−プロパノール、3−(2−ブロモフェノキシ)−1
−ブロモ−2−プロパノール、3−(4−ブロモフェノ
キシ)−1−ブロモ−2−プロパノール、3−(2−メ
チルフェノキシ)−1−ブロモ−2−プロパノール、3
−(3−メチルフェノキシ)−1−ブロモ−2−プロパ
ノール、3−(4−メチルフェノキシ)−1−ブロモ−
2−プロパノール、3−(4−メトキシフェノキシ)−
1−ブロモ−2−プロパノール、3−(4−フェノキシ
フェノキシ)−1−ブロモ−2−プロパノール、3−
(4−ニトロフェノキシ)−1−ブロモ−2−プロパノ
ール、3−(2,3−ジフルオロ−6−ニトロフェノキ
シ)−1−ブロモ−2−プロパノール、3−フェニルチ
オ−1−ブロモ−2−プロパノール、3−(2−ブロモ
−4−メチルフェニルチオ)−1−ブロモ−2−プロパ
ノール、3−(4−クロロフェニルチオ)−1−ブロモ
−2−プロパノール、3−(4−メトキシフェニルチ
オ)−1−ブロモ−2−プロパノール、3−(4−フェ
ノキシフェニルチオ)−1−ブロモ−2−プロパノー
ル、
【0066】3−フェノキシ−1,2−プロパンジオー
ル、3−(4−クロロフェノキシ)−1,2−プロパン
ジオール、3−(2−ブロモフェノキシ)−1,2−プ
ロパンジオール、3−(4−ブロモフェノキシ)−1,
2−プロパンジオール、3−(2−メチルフェノキシ)
−1,2−プロパンジオール、3−(3−メチルフェノ
キシ)−1,2−プロパンジオール、3−(4−メチル
フェノキシ)−1,2−プロパンジオール、3−(4−
メトキシフェノキシ)−1,2−プロパンジオール、3
−(4−フェノキシフェノキシ)−1,2−プロパンジ
オール、3−(4−ニトロフェノキシ)−1,2−プロ
パンジオール、3−(2,3−ジフルオロ−6−ニトロ
フェノキシ)−1,2−プロパンジオール、3−フェニ
ルチオ−1,2−プロパンジオール、3−(2−ブロモ
−4−メチルフェニルチオ)−1,2−プロパンジオー
ル、3−(4−クロロフェニルチオ)−1,2−プロパ
ンジオール、3−(4−メトキシフェニルチオ)−1,
2−プロパンジオール、3−(4−フェノキシフェニル
チオ)−1,2−プロパンジオール、
【0067】2−フェノキシシクロヘキサノール、2−
(4−クロロフェノキシ)シクロヘキサノール、2−
(2−ブロモフェノキシ)シクロヘキサノール、2−
(4−ブロモフェノキシ)シクロヘキサノール、2−
(2−メチルフェノキシ)シクロヘキサノール、2−
(3−メチルフェノキシ)シクロヘキサノール、2−
(4−メチルフェノキシ)シクロヘキサノール、2−
(4−メトキシフェノキシ)シクロヘキサノール、2−
(4−フェノキシフェノキシ)シクロヘキサノール、2
−(4−ニトロフェノキシ)シクロヘキサノール、2−
(2,3−ジフルオロ−6−ニトロフェノキシ)シクロ
ヘキサノール、2−(フェニルチオ)シクロヘキサノー
ル、2−(2−ブロモ−4−メチルフェニルチオ)シク
ロヘキサノール、2−(4−クロロフェニルチオ)シク
ロヘキサノール、2−(4−メトキシフェニルチオ)シ
クロヘキサノール、2−(4−フェノキシフェニルチ
オ)シクロヘキサノール、
【0068】2−フェノキシシクロペンタノール、2−
(4−クロロフェノキシ)シクロペンタノール、2−
(2−ブロモフェノキシ)シクロペンタノール、2−
(4−ブロモフェノキシ)シクロペンタノール、2−
(2−メチルフェノキシ)シクロペンタノール、2−
(3−メチルフェノキシ)シクロペンタノール、2−
(4−メチルフェノキシ)シクロペンタノール、2−
(4−メトキシフェノキシ)シクロペンタノール、2−
(4−フェノキシフェノキシ)シクロペンタノール、2
−(4−ニトロフェノキシ)シクロペンタノール、2−
(2,3−ジフルオロ−6−ニトロフェノキシ)シクロ
ペンタノール、2−(フェニルチオ)シクロペンタノー
ル、2−(2−ブロモ−4−メチルフェニルチオ)シク
ロペンタノール、2−(4−クロロフェニルチオ)シク
ロペンタノール、2−(4−メトキシフェニルチオ)シ
クロペンタノール、2−(4−フェノキシフェニルチ
オ)シクロペンタノール、
【0069】2−フェノキシシクロオクタノール、2−
(4−クロロフェノキシ)シクロオクタノール、2−
(2−ブロモフェノキシ)シクロオクタノール、2−
(4−ブロモフェノキシ)シクロオクタノール、2−
(2−メチルフェノキシ)シクロオクタノール、2−
(3−メチルフェノキシ)シクロオクタノール、2−
(4−メチルフェノキシ)シクロオクタノール、2−
(4−メトキシフェノキシ)シクロオクタノール、2−
(4−フェノキシフェノキシ)シクロオクタノール、2
−(4−ニトロフェノキシ)シクロオクタノール、2−
(2,3−ジフルオロ−6−ニトロフェノキシ)シクロ
オクタノール、2−(フェニルチオ)シクロオクタノー
ル、2−(2−ブロモ−4−メチルフェニルチオ)シク
ロオクタノール、2−(4−クロロフェニルチオ)シク
ロオクタノール、2−(4−メトキシフェニルチオ)シ
クロオクタノール、2−(4−フェノキシフェニルチ
オ)シクロオクタノール等が挙げられる。
【0070】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されない。
【0071】実施例1 窒素置換した50mLシュレンク管に、N,N’−ビス
(サリチリデン)−1,2−エチレンジアミノコバルト
(III)4−フェノキシフェノラート26mgおよびt
ert−ブチルメチルエーテル1mLを仕込み、さらに
テトライソプロポキシチタニウム74mgを加え、室温
で1時間攪拌し、触媒液を調製したところ、触媒液の色
が、褐色からやや緑がかった褐色へと変化した。該触媒
液に、4−フェノキシフェノール960mgおよびプロ
ピレンオキシド1.47gを加えた後、室温で20時間
攪拌し、反応させた。反応終了後、tert−ブチルメ
チルエーテルを留去し、1−(4−フェノキシフェノキ
シ)−2−プロパノールを含む油状物質を得た。該油状
物質を高速液体クロマトグラフィ(以下、LCと略記す
る。)により定量したところ、1−(4−フェノキシフ
ェノキシ)−2−プロパノールの収率は92%(4−フ
ェノキシフェノール基準)であり、異性体比は、0.0
03であった。
【0072】なお、異性体比は、以下の式により算出し
た。 異性体比=[2−(4−フェノキシフェノキシ)−1−
プロパノールのLC面積値]/[2−(4−フェノキシ
フェノキシ)−1−プロパノールのLC面積値+1−
(4−フェノキシフェノキシ)−2−プロパノールのL
C面積値]
【0073】実施例2 実施例1において、N,N’−ビス(サリチリデン)−
1,2−エチレンジアミノコバルト(III)4−フェノ
キシフェノラート26mgに代えて、N,N’−ビス
(サリチリデン)−1,2−ジフェニルエチレンジアミ
ノコバルト(III)4−フェノキシフェノラート17m
gを用い、触媒調製に用いるtert−ブチルメチルエ
ーテルの使用量を1mLから2mLにした以外は、実施
例1と同様に実施して、1−(4−フェノキシフェノキ
シ)−2−プロパノールを、収率95%(4−フェノキ
シフェノール基準)、異性体比0.003で得た。な
お、異性体比は、前記実施例1に記載した式に基づき算
出した。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、ラセミ金属錯体とルイ
ス酸を反応せしめてなる新規なラセミ錯体は、環状エー
テル化合物とフェノール誘導体との反応において、高い
触媒活性と高い位置選択性を示すため、目的とするアル
コール誘導体の異性体の副生を抑制し、工業的に有利に
アルコール誘導体を製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07F 15/06 C07F 15/06 Fターム(参考) 4G069 AA06 BA27A BA27B BA44A BB01A BB08A BC16A BC35A BC50A BC58A BC62A BC67A BC67B BD03A BD11A BD12A BE01A BE06A BE06B BE15A BE15B BE19A BE19B BE37A BE37B CB25 CB70 4H006 AA02 AC41 AC43 BA14 BA16 BA20 BA46 GN06 GP03 GP06 GP10 4H039 CA60 CA61 CF90 4H050 AA01 AB40 WB13 WB14 WB21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8
    はそれぞれ同一または相異なって、水素原子、ハロゲン
    原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アル
    コキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、水酸
    基、ニトロ基、アミノ基、カルバモイル基、カルボキシ
    ル基、アリール基、アラルキル基またはシリル基を表わ
    す。また、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7および
    8のうち、隣接する二つの基が結合して、それらが結
    合するベンゼン環と共に、ナフタレン環を形成してもよ
    い。R9、R10、R11およびR12は、それぞれ同一また
    は相異なって、水素原子もしくは炭素数1〜4の低級ア
    ルキル基を表わすか、または、炭素数1〜4の低級アル
    キル基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、ハロアルキ
    ル基、ハロアルコキシ基およびハロゲン原子からなる群
    から選ばれる少なくとも一つで置換されていてもよいフ
    ェニル基もしくはナフチル基を表わす。また、R9とR
    11、R9とR12、R10とR11およびR10とR12のうちの
    いずれか一組が結合してテトラメチレン基を形成し、残
    りの組がそれぞれ水素原子を表わしてもよい。Qは、単
    結合もしくは炭素数1〜4のアルキレン基を表わす。ま
    た、 で示される基で、2,2’−ビナフチル基を表わしても
    よい。ここで、・は窒素原子との結合部位を表わす。M
    は金属イオンを表わし、金属イオンのイオン価と配位子
    の配位数が同一のとき、Aは存在せず、前記配位数が異
    なるとき、Aは対イオンまたは配位子を表わす。)で示
    されるラセミ金属錯体とルイス酸とを反応せしめてなる
    ラセミ錯体の存在下に、環状エーテル化合物とフェノー
    ル誘導体とを反応させることを特徴とするアルコール誘
    導体の製造方法。
  2. 【請求項2】一般式(1)で示されるラセミ金属錯体と
    ルイス酸とを反応せしめてなるラセミ錯体。
  3. 【請求項3】一般式(1)で示されるラセミ金属錯体と
    ルイス酸とを反応せしめてなるアルコール誘導体製造用
    ラセミ錯体触媒。
  4. 【請求項4】環状エーテル化合物が、一般式(2) (式中、R13は水素原子を、R14は水素原子もしくはア
    ルキル基を表わすか、またはR13とR14が結合して炭素
    数2〜6のアルキレン基を表わす。R15はアルキル基、
    アリール基またはアラルキル基を表わす。ここで、アル
    キル基、アリール基およびアラルキル基は置換基を有し
    ていてもよい。nは0または1を表わす。)で示される
    環状エーテル化合物であり、フェノール誘導体が、一般
    式(3) (式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、R16
    17、R18、R19およびR20は、それぞれ同一または相
    異なって、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、炭素数
    1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基また
    はフェノキシ基を表わす。ここで、炭素数1〜6のアル
    キル基、炭素数1〜6のアルコキシ基およびフェノキシ
    基は、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアル
    コキシ基、炭素数1〜4のハロアルキル基、炭素数1〜
    4のハロアルコキシ基またはハロゲン原子で置換されて
    いてもよい。)で示されるフェノール誘導体であり、ア
    ルコール誘導体が、一般式(4) (式中、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19
    20、Xおよびnは上記と同一の意味を表わす。)で示
    されるアルコール誘導体である請求項1に記載のアルコ
    ール誘導体の製造方法。
  5. 【請求項5】一般式(1)において、Mが、コバルトイ
    オン、クロムイオンまたはマンガンイオンである請求項
    1に記載のアルコール誘導体の製造方法。
  6. 【請求項6】ルイス酸が、ハロゲン化アルミニウム、ハ
    ロゲン化ジアルキルアルミニウム、トリアルコキシアル
    ミニウム、ハロゲン化チタン、テトラアルコキシチタニ
    ウム、ハロゲン化ホウ素またはハロゲン化亜鉛である請
    求項1に記載のアルコール誘導体の製造方法。
  7. 【請求項7】一般式(1)において、Mが、コバルトイ
    オン、クロムイオンまたはマンガンイオンである請求項
    2に記載のラセミ錯体。
  8. 【請求項8】ルイス酸が、ハロゲン化アルミニウム、ハ
    ロゲン化ジアルキルアルミニウム、トリアルコキシアル
    ミニウム、ハロゲン化チタン、テトラアルコキシチタニ
    ウム、ハロゲン化ホウ素またはハロゲン化亜鉛である請
    求項2に記載のラセミ錯体。
  9. 【請求項9】一般式(1)において、Mが、コバルトイ
    オン、クロムイオンまたはマンガンイオンである請求項
    3に記載のアルコール誘導体製造用ラセミ錯体触媒。
  10. 【請求項10】ルイス酸が、ハロゲン化アルミニウム、
    ハロゲン化ジアルキルアルミニウム、トリアルコキシア
    ルミニウム、ハロゲン化チタン、テトラアルコキシチタ
    ニウム、ハロゲン化ホウ素またはハロゲン化亜鉛である
    請求項3に記載のアルコール誘導体製造用ラセミ錯体触
    媒。
  11. 【請求項11】一般式(1)で示されるラセミ金属錯体
    が、一般式(7) (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8
    はそれぞれ同一または相異なって、水素原子、ハロゲン
    原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アル
    コキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、水酸
    基、ニトロ基、アミノ基、カルバモイル基、カルボキシ
    ル基、アリール基、アラルキル基またはシリル基を表わ
    す。また、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7および
    8のうち、隣接する二つの基が結合して、それらが結
    合するベンゼン環と共に、ナフタレン環を形成してもよ
    い。R9、R10、R11およびR12は、それぞれ同一また
    は相異なって、水素原子もしくは炭素数1〜4の低級ア
    ルキル基を表わすか、または、炭素数1〜4の低級アル
    キル基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、ハロアルキ
    ル基、ハロアルコキシ基およびハロゲン原子からなる群
    から選ばれる少なくとも一つで置換されていてもよいフ
    ェニル基もしくはナフチル基を表わす。また、R9とR
    11、R9とR12、R10とR11およびR10とR12のうちの
    いずれか一組が結合してテトラメチレン基を形成し、残
    りの組がそれぞれ水素原子を表わしてもよい。Mは金属
    イオンを表わし、金属イオンのイオン価と配位子の配位
    数が同一のとき、Aは存在せず、前記配位数が異なると
    き、Aは対イオンまたは配位子を表わす。)で示される
    ラセミ金属錯体である請求項1に記載のアルコール誘導
    体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010001443A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Univ Of Tokyo エポキシドと二酸化炭素との立体選択的交互共重合
JP2012530795A (ja) * 2009-06-18 2012-12-06 エスケー イノベーション シーオー., エルティーディー. 二酸化炭素/エポキシド共重合触媒システム

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