JP2003176016A - 物品供給装置 - Google Patents

物品供給装置

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JP2003176016A
JP2003176016A JP2001377188A JP2001377188A JP2003176016A JP 2003176016 A JP2003176016 A JP 2003176016A JP 2001377188 A JP2001377188 A JP 2001377188A JP 2001377188 A JP2001377188 A JP 2001377188A JP 2003176016 A JP2003176016 A JP 2003176016A
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Atsushi Sato
厚 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 次工程に対して物品を適正かつ安定的に供給
することができるとともに、自動化にともなう人件費の
削減や信頼性の向上を図ることのできる物品供給装置を
提供すること。 【解決手段】 複数の物品7を収容する収容ホッパ4
と、この収容ホッパ4内の物品7を次工程8への供給位
置へ搬送する複数の搬送機構10と、この搬送機構10
を介して搬送される前記各物品7同士のブリッジ状態を
防止して前記搬送機構10による物品7の安定的な供給
を保持するための安定供給保持手段21とを有するこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品供給装置に係り、
食材のカット物等の物品を次工程に供給するのに好適な
物品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、食品加工分野においては、冷
凍食品、チルド食品およびバウチ食品等の加熱調理によ
って手軽に食すことができる様々な製品が開発されてい
る。
【0003】これらの商品は、通常1人分あるいは2人
分などの少量製品がほとんどである。例えば、中華丼や
ビビンバ丼等の製品が市場に提供されているが、これら
の製品を製造するには、それぞれに適合した食材、例え
ば、野菜、肉、魚あるいは農産物全般等を所定の大きさ
に細かく刻んだいわゆる食材のカット物等を、所定量ず
つ加工工程に供給する必要がある。
【0004】このため、従来から、このようなカット物
等の食材を所定量ずつ製品化のために収納する場合や、
これらを材料として次の加工段階に移行させるべく、複
数の計量ホッパを搭載した計量排出手段を用いた組み合
わせ計量が採用されていた。
【0005】すなわち、前記計量排出手段は、前記カッ
ト物等の物品(以下、便宜上「被計量物」と称する)を
計量にかけるための複数の計量ホッパを有しており、各
計量ホッパには、所定量の被計量物が投入されるように
なっている。
【0006】前記計量排出手段は、各計量ホッパ内の被
計量物の重量を計量するとともに、内蔵されたコンピュ
ータによる演算を介して、各計量ホッパのうち、投入さ
れた被計量物の合計重量が所定値を満たす計量ホッパの
組を選択し、選択された計量ホッパ内の被計量物のみを
後続の加工工程へ排出するようになっている。
【0007】このような組み合わせ計量を行う場合にお
いては、計量排出手段の各計量ホッパに投入される被計
量物の重量にあまり差がないこと、すなわち、各計量ホ
ッパに対する被計量物の投入量が均一化されていること
が、組み合わせ計量を確実かつ迅速に行い、ひいては次
工程に対する所定量ずつの物品の供給を確実に行う観点
から好ましいものとされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、各計量ホッパに対する被計量物の投入を手動で行う
ことが多かった。これは、例えば、肉や米飯等の加工分
野においては、食材が付着性、粘着性を有し、また、絡
みやすく、水分を多く含んでいる等の性質を有している
ため、特に、多数の食材が密集した場合に、その密集時
の押圧力等によって食材同士が橋状の形態を呈して落下
し得なくなるいわゆるブリッジ状態を生じ易いことに起
因している。すなわち、例えば、収容ホッパ内に収容さ
れた食材を、この収容ホッパの底部に配設された搬送ベ
ルト等の搬送機構の上に載置させた後、この食材を被計
量物として前記搬送機構によって各計量ホッパへ自動供
給する場合、被計量物がブリッジ状態を起こすことによ
って被計量物を搬送機構の上に適正に載置することがで
きず、円滑な供給が妨げられる虞があることによる。
【0009】従って、従来は、手動によって投入される
被計量物の重量にむらがあり、所定量を満たす計量ホッ
パの組み合わせを選択することができない場合が生じや
すく、組み合わせ計量を適正に行うことができない場合
があった。
【0010】このように、従来は、組み合わせ計量等の
次工程に対して被計量物等の物品を適正かつ安定的に供
給することができず、信頼性を得ることができないとい
った問題が生じていた。
【0011】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、次工程に対して物品を適正かつ安定的に供給
することができるとともに、自動化にともなう人件費の
削減や信頼性の向上を図ることのできる物品供給装置を
提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1に係る物品供給装置の特徴は、複数の
物品を収容する収容ホッパと、この収容ホッパ内の物品
を次工程への供給位置へ搬送する複数の搬送機構と、こ
の搬送機構を介して搬送される前記各物品同士のブリッ
ジ状態を防止して前記搬送機構による物品の安定的な供
給を保持するための安定供給保持手段とを有する点にあ
る。
【0013】そして、このような構成を採用したことに
より、収容ホッパ内に収容された物品を複数の搬送機構
によって次工程への供給位置へ自動で搬送することがで
き、また、安定供給保持手段によって収容ホッパに収容
された物品同士のブリッジ状態を有効に防止することが
できるため、搬送機構を介して次工程への物品の供給を
適正かつ安定的に行うことができ、また、人件費の節減
に基づくコストの低廉化を図ることができる。
【0014】請求項2に係る物品供給装置の特徴は、請
求項1において、前記安定供給保持手段は、前記収容ホ
ッパ内に所定の間隔を設けて整列配置されるとともに、
それぞれ整列方向に往復動可能とされ、前記収容ホッパ
内の物品に当接することによってこの物品のブリッジ状
態を解消するための複数のブリッジ解消用棒状体とされ
てなる点にある。
【0015】そして、このような構成を採用したことに
より、複数のブリッジ解消用棒状体を収容ホッパ内に往
復動させることによって前記ブリッジ解消用棒状体に当
接された物品のブリッジ状態を解消することができるた
め、物品のブリッジ状態をさらに有効に防止することが
できる。
【0016】請求項3に係る物品供給装置の特徴は、請
求項1または請求項2において、前記搬送機構は、搬送
ベルトを有するベルトコンベア機構とされてなる点にあ
る。
【0017】そして、このような構成を採用したことに
より、簡易な構成によって搬送機構を形成することがで
きる。
【0018】請求項4に係る物品供給装置の特徴は、請
求項3において、前記搬送ベルトに、この搬送ベルトへ
の前記物品の付着を防止するための付着防止溝を形成し
た点にある。
【0019】そして、このような構成を採用したことに
より、搬送ベルトへの物品の付着を防止し、より適正な
物品の搬送を行うことができる。
【0020】請求項5に係る物品供給装置の特徴は、請
求項3または請求項4のいずれか1項において、前記搬
送機構は、前記搬送ベルトの少なくとも一部に振動を付
与することによって前記搬送ベルトの少なくとも当該振
動部位に付着した物品を搬送ベルトから除去するための
除去手段を有している点にある。
【0021】そして、このような構成を採用したことに
より、搬送ベルトに付着した物品を振動によって簡易か
つ適正に除去することができる。
【0022】請求項6に係る物品供給装置の特徴は、請
求項1乃至請求項5のいずれか1項において、前記搬送
機構の供給位置側端部と次工程との間に、前記搬送機構
から供給された物品を拡散させるための拡散用回転羽根
部を設けた点にある。
【0023】そして、このような構成を採用したことに
より、拡散用回転羽根部によって、搬送機構から次工程
へ供給される物品を拡散させることができるため、物品
をより適正な状態で製品化あるいは次段階の加工工程へ
移行することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る物品供給装置
の実施形態を図1乃至図11を参照して説明する。
【0025】なお、本実施形態においては、物品供給装
置の一例として、前述した物品としての被計量物を、次
工程としての計量排出手段への投入位置へ供給するため
の計量用自動投入装置について説明する。
【0026】図1および図2に示すように、本実施形態
における物品供給装置としての計量用自動投入装置1
は、複数個のキャスタ2によって移動可能に支持された
基台3を有している。
【0027】前記基台3上には、上部に開口が形成され
た所定の深さを有する収容ホッパ4が支持フレーム5を
介して支持されており、前記収容ホッパ4には、物品と
しての被計量物7として、例えば食材のカット物が上方
から投入されるようになっている。
【0028】前記収容ホッパ4の底面には、前記収容ホ
ッパ4内の被計量物7を、次工程への供給位置としての
計量排出手段8の各計量ホッパ9への投入位置Pへ搬送
するための搬送機構10が、図1における紙面垂直方向
に所定の間隔を設けるようにして複数個配設されてお
り、各搬送機構10は、それぞれに対応する計量ホッパ
9に対して被計量物を搬送して投入するようになってい
る。
【0029】また、本実施形態において、各搬送機構1
0は、ベルトコンベア機構によって構成されている。
【0030】すなわち、図2に示すように、各搬送機構
10は、前記収容ホッパ4の底部に埋設された水平な収
容側ベルト取付フレーム12a、この収容側ベルト取付
フレーム12aの前端部から前方に斜め上方に向かって
延出された傾斜ベルト取付フレーム12bおよびこの傾
斜ベルト取付フレーム12bの前端部から水平に延出さ
れた投入側ベルト取付フレーム12cからなるベルト取
付フレーム12を有している。
【0031】そして、このベルト取付フレーム12の外
周には、無端の搬送ベルト13が巻回されている。
【0032】前記収容側ベルト取り付けフレーム12a
の後端部には、モータ等の駆動部15に連結された駆動
プーリ16が、前記駆動部15の駆動力を介して回転可
能に配設されており、前記搬送ベルト13は、この駆動
プーリ16の回転によって前記ベルト取り付けフレーム
12の外周を走行可能とされている。
【0033】また、前記投入側ベルト取付フレーム12
cの前端部には、前記駆動プーリとほぼ同径のガイドプ
ーリ17が回転自在に配設されており、このガイドプー
リ17によって前記搬送ベルト13の走行が安定的に保
持されるようになっている。
【0034】さらに、前記ベルト取付フレーム12に
は、搬送ベルト13の走行を保持する複数のガイドロー
ラ20が回転自在に配設されている。
【0035】このため、前記収容ホッパ4に収容された
被計量物7を、同一の構成を有する複数の搬送機構10
によって各計量ホッパ9への投入位置Pまで機械的にか
つ自動的に搬送することができるようになっている。
【0036】従って、計量ホッパ9に対する被計量物7
の投入を手動で行っていた従来に比べて、各計量ホッパ
9に対する被計量物7の投入量を均一化することがで
き、次工程に対して物品を適正かつ安定的に供給するこ
とができるようになっている。また、これにともなっ
て、装置の信頼性を向上することができるようになって
いる。さらに、人件費の削減にともなうコストの低廉化
を図ることができるようになっている。
【0037】また、前記各駆動部15には、各搬送機構
10を独立に駆動制御する制御部18が内蔵されてい
る。このため、各計量ホッパ9に対する被計量物7の投
入状況に応じて各搬送機構10の間の搬送量の差異が大
きくならないよう各搬送機構10の搬送速度等の駆動条
件を独立に調整することができるようになっている。こ
の場合、例えば、計量排出手段9の図示しない制御部
と、前記制御部18とを互いに接続しておき、前記計量
排出手段8が計量した各計量ホッパ9の重量に基づいて
前記制御部18が各搬送機構10の駆動条件を自動制御
し得るように構成してもよい。
【0038】従って、各計量ホッパ9に対する被計量物
7の投入量をさらに有効に均一化することができ、より
適正かつ安定的に物品の供給を行うことができるように
なっている。
【0039】さらに、本実施形態において、前記収容ホ
ッパ4内には、前記搬送機構10を介して搬送される被
計量物7のブリッジ状態を防止して搬送機構10による
物品の安定的な供給を保持するための安定供給保持手段
21が配設されている。
【0040】図3乃至図6に示すように、前記安定供給
保持手段21は、駆動モータ22に連結されたクランク
部24を有している。
【0041】このクランク部24には、前記収容ホッパ
4の幅方向(図3における横方向)に長尺とされたシャ
フト25aを搬送機構10の搬送方向に所定の間隔を設
けて一対並設するとともに、両シャフト25aをこれら
両シャフト25aの両端部に配設された一対の連結部2
5bを介して互いに連結してなる平面枠状の安定供給用
移動体25が、一方(図3において左方)の連結部25
bを介して回転自在に連結されている。
【0042】このため、前記クランク部24の回動にと
もなって前記安定供給用移動体25が幅方向に往復動す
ることができるようになっている。
【0043】そして、前記安定供給用移動体25の両シ
ャフト25aには、棒状体取付部50が固設されてお
り、この棒状体取付部50には、被計量物7の搬送方向
に沿って長尺とされた複数個のブリッジ解消用棒状体2
6が、前記搬送機構10の形成間隔とほぼ同じ間隔を有
した状態で固設されている。
【0044】この結果、図3および図5に示すように前
記クランク部24の駆動にともなって、前記ブリッジ解
消用棒状体26を収容ホッパ4内で往復動させることが
でき、各ブリッジ解消用棒状体26を収容ホッパ4内の
被計量物7に当接させてそのブリッジ状態を解消するこ
とができるようになっている。
【0045】従って、例えば、収容ホッパ4内の被計量
物7が搬送ベルト13を跨いだ状態でブリッジ状態を起
こしてしまうことによって搬送ベルト13上に被計量物
7が適正に載置されないようなことはなく、各搬送ベル
ト13によって各計量ホッパ9に対して被計量物7を適
正に搬送することができる。このため、各計量ホッパ9
に対する被計量物7の投入量に大きな差が生じてしまう
ようなことはなく、各計量ホッパ9に対する被計量物7
の投入量を適正に均一化することができるようになって
いる。
【0046】よって、次工程に対して被計量物7からな
る物品をさらに適正かつ安定的に供給することができる
ようになっている。
【0047】一方、図7に示すように、前記搬送機構1
0の搬送ベルト13には、この搬送ベルト13に対する
前記被計量物7の付着を防止するための付着防止溝27
が形成されている。このため、搬送ベルト13による被
計量物7の適正な搬送を行うことができるようになって
いる。
【0048】さらに、前記搬送ベルト13上には、走行
方向に所定の間隔を設けて複数のストッパ29が接着さ
れており、これら各ストッパ29によって、斜め上方と
なる前記投入位置P側へ搬送される被計量物7が収容ホ
ッパ4側へ滑落することを防止することができるように
なっている。そして、隣接する一対の搬送機構10にお
いて、各ストッパ29の位置は、搬送ベルト13の走行
方向にずれるように配設されており、次工程への被計量
物7の供給に時間差が生じるようになっている。
【0049】従って、各計量ホッパ9に対する被計量物
7の投入量をより適正に均一化することができるように
なっている。
【0050】前記各ストッパ29には、図7に示すよう
に金属棒29aが埋設されており、このため、ストッパ
29自体が破損して収容ホッパ4内の被計量物7に混入
した場合においても、このストッパ29を金属探知器や
X検査機等によって感知することができるため、特に食
品加工における衛生面の向上を図ることができるように
なっている。
【0051】図8乃至図10に示すように、前記搬送機
構10の投入位置P側には、前記搬ベルト13に振動を
付与することによってこの振動部位に付着した被計量物
7を搬送ベルト13から除去するための除去手段30が
配設されている。
【0052】前記除去手段30は、前記ガイドプーリ1
7に近傍する前記投入側ベルト取付フレーム12cの内
部に、水平に固定された付勢部材31を有している。こ
の付勢部材31は、例えば板ばね等であってもよい。
【0053】前記付勢部材31の投入位置P側端部に
は、振動ローラ部34が配設されており、この振動ロー
ラ部34は、前記付勢部材31の図8における下面に、
下方に長尺な振動アーム32を垂設するとともに、この
振動アーム32の先端に、振動ローラ33を回転自在に
支持することによって形成されている。
【0054】また、前記板ばねの投入側端部には、トリ
ガーローラ部36が配設されており、このトリガーロー
ラ部36は、前記付勢部材31の下面であって、前記振
動ローラ部34よりも投入位置P側に、トリガーアーム
37を前記投入位置P側に突出するように配設するとと
もに、このトリガーアーム37の先端部に、トリガーロ
ーラ38を回転自在に支持することによって形成されて
いる。
【0055】そして、前記ガイドプーリ17には、この
ガイドプーリ17の回転軸を中心として半径方向に放射
状に突出された複数の突起部40aを有するトリガー駆
動部41が、前記ガイドプーリ17と一体的に配設され
ている。
【0056】このトリガー駆動部41は、前記ガイドプ
ーリ17と一体的に回転を行い、この回転の際に、その
突起部40aを前記トリガーローラ部36のトリガーロ
ーラ38に順次当接させることによって、前記トリガー
ローラ部36を前記付勢部材31の弾性を介して上下に
振動させるようになっている。
【0057】よって、前記付勢部材31を介して前記ト
リガーローラ部36と一体的に配設された前記振動ロー
ラ部34も、前記トリガーローラ部36の振動にともな
って前記付勢部材31の弾性を介して上下に振動するよ
うになっている。
【0058】この振動の際に、前記振動ローラ部34
は、前記搬送ベルト13の前記ガイドプーリ17からの
折り返し部分に対し、前記振動ローラ33を上方すなわ
ち搬送ベルト13の内側から断続的に衝突させて、前記
搬送ベルト13に対して振動を付与するようになってい
る。
【0059】従って、図10に示すように、前記搬送ロ
ーラ13の振動部位に付着した被計量物7を搬送ベルト
13から除去することができるようになっている。
【0060】図11に示すように、前記搬送機構10の
投入位置P側端部と、前記計量排出手段8の各計量ホッ
パ9との間には、前記搬送機構10から投入された被計
量物7を拡散させるための拡散用回転羽根部43が配設
されており、この拡散用回転羽根部43は、図示しない
駆動モータによって回転駆動されるようになっている。
【0061】従って、前記拡散用回転羽根部43によっ
て、搬送機構10から計量ホッパ9へ投入される被計量
物7を拡散させることができるため、被計量物7を計量
ホッパ9のすべての部位にむらなく投入することができ
るようになっている。よって、例えば、計量ホッパ9の
特定の部位にのみ被計量物7が山積することによって被
計量物7が計量ホッパ9から溢れ出てしまうようなこと
を防止することができるため、計量排出手段8による被
計量物7の計量排出動作を適正に行うことができるよう
になっている。
【0062】前記搬送機構10には、前記搬送ベルト1
3を所定の間隙を有した状態で被覆する被覆カバー44
が配設されている。従って、搬送ベルト13からの被計
量物7の脱落を防止し、搬送をさらに適正に行うことが
できるようになっている。また、この被覆カバー44
は、搬送ベルト13上に載置されて搬送される被計量物
7の集合体の厚さを、前記間隙に相当する厚さの範囲内
に規制するように機能するようになっている。よって、
各搬送ベルト13による被計量物7の搬送量ひいては各
計量ホッパ9に対する被計量物7の投入量をより適正に
均一化することができるようになっている。
【0063】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0064】まず、複数の被計量物7を前記収容ホッパ
4内に投入するとともに、各搬送機構10を駆動するこ
とによって、搬送ベルト13上に載置された被計量物7
を投入位置P側へ搬送する。
【0065】このとき、前記安定供給保持手段21の駆
動モータ22を駆動することによって、この駆動モータ
22に連結されたクランク部24を回動させ、つづい
て、このクランク部24に連結された安定供給用移動体
25を収容ホッパ4の幅方向へ移動させる。
【0066】これにより、安定供給用移動体25に棒状
体取付部50を介して連結された複数のブリッジ解消用
棒状体26を前記収容ホッパ4に収容された被計量物7
に当接させてそのブリッジ状態を解消することができ
る。
【0067】この結果、被計量物7のブリッジ状態を防
止して各搬送機構10の搬送ベルト13による被計量物
7の搬送を適正に行うことができるため、各計量ホッパ
9に対する被計量物7の投入量を均一化することができ
る。
【0068】また、このとき、前記搬送ベルト13上に
配設されたストッパ29によって前記搬送ベルト13に
よって搬送される被計量物7の滑落を防止することがで
きるため、被計量物7の投入量をより適正に均一化する
ことができる。
【0069】さらに、各搬送ベルト13には、被計量物
7の付着を防止する付着防止溝27が形成されているた
め、各搬送ベルト13による被計量物7の搬送を適正に
行うことができる。
【0070】また、このとき、前記制御部18の制御に
よって各搬送機構10を独立して駆動制御することによ
って、各搬送機構10による被計量物7の搬送状況に応
じて各搬送機構10の搬送速度を適宜調整することがで
きるため、各搬送機構10に対応する各計量ホッパ9に
対して、被計量物7を均一に搬送することができる。
【0071】そして、各搬送機構10によって各計量ホ
ッパ9への投入位置Pへ搬送された被計量物7は、各計
量ホッパ9が配置された下方へと自然落下する。
【0072】このとき、前記搬送機構10の投入位置P
側端部と計量排出手段8の各計量ホッパ9との間に配設
された拡散用回転羽根部43によって前記搬送機構10
から落下する被計量物7を拡散させることができる。こ
の結果、被計量物7を計量ホッパ9のすべての部位にむ
らなく投入することができ、計量ホッパ9の特定の部位
にのみ被計量物7が山積することによって被計量物7が
計量ホッパ9から溢れ出てしまうようなことを防止する
ことができるため、計量排出手段8による被計量物7の
計量排出動作を適正に行うことができる。
【0073】さらに、このとき、前記搬送ベルト13の
折り返し部分の近傍には、前記除去手段30が配設され
ているため、搬送ベルト13に付着した被計量物7を振
動を利用して搬送ベルト13上から有効に除去すること
ができる。
【0074】各計量ホッパ9に対する被計量物7の投入
が完了した後、前記計量排出手段8は各計量ホッパ9の
合計重量が所定値を満たす計量ホッパ8の組み合わせを
選択し、選択した計量ホッパ9の被計量物7のみを排出
するように制御を行う。
【0075】従って、本実施形態によれば、各計量ホッ
パ8への被計量物7の投入量を均一化することができる
ため、次工程として、前述した組み合わせ計量を行う計
量排出手段8を採用した場合においても、この計量排出
手段8に対して物品を適正かつ安定的に供給することが
できる。
【0076】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
【0077】例えば、搬送機構10をはじめとする主要
箇所の取り外しを容易に行うことができるように形成し
てもよい。この場合、作業後の装置の洗浄を容易に行う
ことが可能となる。
【0078】また、物品としては、実施形態において説
明した被計量物7に限定されるものではなく、食材その
他各種の物品が対象となることはもちろんである。
【0079】
【発明の効果】以上述べたように本発明の請求項1に係
る物品供給装置によれば、次工程における物品の製品化
や次段階加工を適正かつ円滑に行うことができ、また、
信頼性の向上および人件費等のコストの低廉化を図るこ
とができる。
【0080】請求項2に係る物品供給装置によれば、請
求項1に係る物品供給装置の効果に加えて、物品のブリ
ッジ状態をさらに適正に解除することができる。
【0081】請求項3に係る物品供給装置によれば、請
求項1または請求項2に係る物品供給装置の効果に加え
て、構成を簡易にすることができ、製造コストの低廉化
を図ることができる。
【0082】請求項4に係る物品供給装置によれば、請
求項3に係る物品供給装置の効果に加えて、次工程への
物品の供給をさらに適正かつ安定的に行うことができ
る。
【0083】請求項5に係る物品供給装置によれば、請
求項3または請求項4に係る物品供給装置の効果に加え
て、搬送ベルトに付着した物品を振動によって簡易かつ
適正に除去することができる。
【0084】請求項6に係る物品供給装置によれば、請
求項1乃至請求項5のいずれか1項に係る物品供給装置
の効果に加えて、物品をより適正な状態で製品化あるい
は次段階の加工工程へ移行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る物品供給装置の一例としての計
量用自動投入装置の実施形態を示す側面図
【図2】 図1の平面図
【図3】 本発明に係る物品供給装置の一例としての計
量用自動投入装置の実施形態において、安定供給保持手
段の構成を示した平面図
【図4】 図3の正面図
【図5】 本発明に係る物品供給装置の一例としての計
量用自動投入装置の実施形態において、安定供給保持手
段の図3からの移動状態を示した平面図
【図6】 図5の正面図
【図7】 本発明に係る物品供給装置の一例としての計
量用自動投入装置の実施形態において、搬送ベルトの構
成を示した側面図
【図8】 本発明に係る物品供給装置の一例としての計
量用自動投入装置の実施形態において、搬送機構からの
計量排出手段への被計量物の投入状態を示した側面図
【図9】 本発明に係る物品供給装置の一例としての計
量用自動投入装置の実施形態において、除去手段の駆動
状態を示した側面図
【図10】 本発明に係る物品供給装置の一例としての
計量用自動投入装置の実施形態において、除去手段によ
る被計量物の搬送ベルトからの除去状態を示した側面図
【図11】 本発明に係る物品供給装置の一例としての
計量用自動投入装置の実施形態において、解消用回転羽
根部による被計量物の解消状態を示した側面図
【符号の説明】
1 計量用自動投入装置 4 収容ホッパ 7 被計量物 8 計量排出手段 9 計量ホッパ 10 搬送機構 13 搬送ベルト 18 制御部 21 安定供給保持手段 26 ブリッジ解消用棒状体 27 付着防止溝 29 ストッパ 30 除去手段 43 拡散用回転羽根部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の物品を収容する収容ホッパと、 この収容ホッパ内の物品を次工程への供給位置へ搬送す
    る複数の搬送機構と、 この搬送機構を介して搬送される前記各物品同士のブリ
    ッジ状態を防止して前記搬送機構による物品の安定的な
    供給を保持するための安定供給保持手段とを有すること
    を特徴とする物品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記安定供給保持手段は、前記収容ホッ
    パ内に所定の間隔を設けて整列配置されるとともに、そ
    れぞれ整列方向に往復動可能とされ、前記収容ホッパ内
    の物品に当接することによってこの物品のブリッジ状態
    を解消するための複数のブリッジ解消用棒状体とされて
    なることを特徴とする請求項1に記載の物品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送機構は、搬送ベルトを有するベ
    ルトコンベア機構とされてなることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の物品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送ベルトに、この搬送ベルトへの
    前記物品の付着を防止するための付着防止溝を形成した
    ことを特徴とする請求項3に記載の物品供給装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送機構は、前記搬送ベルトの少な
    くとも一部に振動を付与することによって前記搬送ベル
    トの少なくとも当該振動部位に付着した物品を搬送ベル
    トから除去するための除去手段を有していることを特徴
    とする請求項3または請求項4に記載の物品供給装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送機構の供給位置側端部と次工程
    との間に、前記搬送機構から供給された物品を拡散させ
    るための拡散用回転羽根部を設けたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の物品供給装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108382874A (zh) * 2018-05-07 2018-08-10 广州市致顺科技有限公司 一种串联式喂料装置
KR102213981B1 (ko) * 2019-10-24 2021-02-08 현대제철 주식회사 벨트컨베이어 스커트 이물질 제거장치

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