JP2003175914A - ヒートシール用ローラ及びこれを用いた回転シール装置、包装機 - Google Patents

ヒートシール用ローラ及びこれを用いた回転シール装置、包装機

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JP2003175914A JP2001380824A JP2001380824A JP2003175914A JP 2003175914 A JP2003175914 A JP 2003175914A JP 2001380824 A JP2001380824 A JP 2001380824A JP 2001380824 A JP2001380824 A JP 2001380824A JP 2003175914 A JP2003175914 A JP 2003175914A
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弘明 鹿島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造でありながら、耐久性のあるヒー
トシール用ローラ及びこれを用いた回転シール装置、包
装機を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明によるヒートシール用ローラは、
包装用フィルムの両側縁を合掌状態で2つのローラ間に
挟み込んで移送しつつヒートシールするヒートシール用
ローラであって、前記2つのローラのうち、少なくとも
一方のローラが、弾性を有し、断面が円形状に形成され
るOリング80と、円板状に形成され、外周面の全周に
わたって溝状に凹部175bが設けられたローラ本体1
75aを有し、ローラ本体175aの外周面からOリン
グ80の外面が突出して、Oリング80が凹部175b
に嵌め合わされて成ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被包装物を密封包
装する包装機、回転シール装置及びこれに用いるヒート
シール用ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、包装用フィルムをヒートシールす
ることにより、被包装物を密封包装する包装機が知られ
ている。図4は、キノコ等の野菜を被包装物として密封
包装するために使用される、横型の包装機10の概略図
である。まず、図4を用いて包装機の概略について説明
する。この包装機10は、供給口11から供給される被
包装物50を、包装用フィルム40と共に送り出し方向
Dに搬送しながら、最終的には包装用フィルム40によ
って個々に密封包装された包装品55として、搬出コン
ベア16上に搬出するものである。
【0003】その主要部として、フィルム供給部12、
搬送コンベア13、回転シール装置14、トップシール
装置15及び搬出コンベア16を有している。フィルム
供給部12には、ヒートシール可能な樹脂から成る長尺
状の包装用フィルム40が、ロール状に巻かれて形成さ
れるフィルムロール30が設置される。フィルムロール
30から、駆動機構による回転によって引き出された包
装用フィルム40は、その上方に位置するフィルム搬送
ローラ36を経由し、たるみや変形を防止するよう一定
のテンションをかけられて、搬送コンベア13へと供給
される。この際、製袋部20において下方に向けられて
いた包装用フィルム40の面が、裏返されて上方に向け
られ、それと同時に幅方向の両側縁が起立されるので、
包装用フィルム40は側面方向から見てU字状に折り曲
げられた形となる。
【0004】一方、被包装物50は供給口11から1つ
ずつ供給され、U字状に曲げられた包装用フィルム40
上に載せられて、包装用フィルム40と共に搬送コンベ
ア13によって送り出し方向Dへと搬送される。そし
て、回転シール装置14において包装用フィルム40の
幅方向の両側縁が、被包装物50を包みながらその上方
を閉じるようにしてヒートシールされる。
【0005】次の工程であるトップシール装置15にお
いては、被包装物50の形状を壊さない程度に、上方及
び幅方向の両側から包装用フィルム40ごと被包装物5
0が押圧されて脱気され、被包装物50を挟んだ前後の
両端がさらにヒートシールされる。それと同時に、包装
用フィルム40は、搬送コンベア13の間欠送り動作に
連動するカッターによって、そのヒートシール部で幅方
向にわたって順次切断される。こうして、図8に示され
るように個々に密閉包装された包装品55として、搬出
コンベア16上に順次搬出される。尚、55aは、回転
シール装置14においてヒートシールされたシール部で
ある。
【0006】次に、図5、6及び7を用いて回転シール
装置14についてさらに詳細に説明する。図5は回転シ
ール装置14の正面図であり、図6はその上視図であ
る。回転シール装置14においては、搬送コンベア13
の上方に3対の対向するローラが設けられている。送り
出し方向Dの手前側から、一対の第1駆動ローラ61、
61、対向配置された金属ローラ71、弾性ローラ75
及び一対の第2駆動ローラ62、62である。各ローラ
は第1駆動ローラ軸65、65、金属ローラ軸72、弾
性ローラ軸76及び第2駆動ローラ軸66、66にそれ
ぞれ取り付けられている。第1駆動ローラ61、61と
第2駆動ローラ62、62とは、包装用フィルム40を
弛ませずに移送するように同期して回転駆動される。金
属ローラ71、弾性ローラ75は、少なくとも一方がヒ
ータあるいは熱輻射によって加熱されている。
【0007】ここで、包装用フィルム40は、まず一対
の第1駆動ローラ61、61によってその幅方向の両側
縁を合掌状態に挟まれて送り出し方向Dに送られる。そ
して、ヒートシール用ローラ78である金属ローラ71
と弾性ローラ75とに挟まれることで、包装用フィルム
40が、加熱、加圧されて筒状にヒートシールされる。
図7は、この状態の金属ローラ71と弾性ローラ75を
送り出し方向Dから見たときの側面図である。こうして
筒状にヒートシールされた包装用フィルム40は、さら
に一対の第2駆動ローラ62、62に挟まれて、次の工
程であるトップシール装置15へと送り出される。
【0008】ところで、包装用フィルム40をヒートシ
ールするヒートシール用ローラ78(金属ローラ71と
弾性ローラ75)として、どちらも金属製のローラを用
いる場合がある。しかし、金属製の2つのローラで包装
用フィルム40を適切に加熱し加圧して、良好なヒート
シールを行うためには、ローラの外周面に特に高い精度
が要求されると共に、包装用フィルム40を一定のテン
ションで高精度に引っ張る構造が必要となる。そのため
装置自身が複雑になり高価なものとなってしまう。
【0009】前述したローラを金属ローラと弾性ローラ
によって構成した場合は、弾性ローラを金属ローラ側に
押しつけることで、簡便に包装用フィルム40に対する
適切な押圧力を得ることができ、有効である。
【0010】図3に、弾性ローラ75の外周部分の構造
を示す。これは、弾性ローラを径方向に切断した断面図
である。図3(a)は、円柱状に形成された金属製のロ
ーラ本体75aの外周面にわたって、弾性を有する断面
四角形状のゴムリング77を接着あるいは焼結によって
固着させたものである。図3(c)は、図3(b)に示
されるように、金属製のローラ本体75aの外周面にわ
たって断面四角形の溝状に凹部75bを設け、その凹部
75bに、断面四角形のゴムリング77を嵌合させたも
のである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、弾性ロー
ラ75を使用した回転シール装置14では、ゴムリング
77は長期間の使用によって磨耗する。図3(a)の弾
性ローラ75は、ローラごと交換しなければならないの
で不経済である。一方、図3(c)の弾性ローラはゴム
リング77だけ交換すればよいので簡便で経済的であ
る。しかしながら、図3に示した構成によると、ゴムリ
ング77は断面四角形状に形成され、エッジの部分で亀
裂や磨耗が発生しやすく、耐久性に劣っていた。
【0012】そこで、本発明はこれらの課題を解決すべ
くなされたものであり、その目的とするところは、簡単
な構造でありながら、耐久性のあるヒートシール用ロー
ラ及びこれを用いた回転シール装置、包装機を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次の構成を備える。すなわち、包装用フィ
ルムの両側縁を合掌状態で2つのローラ間に挟み込んで
移送しつつヒートシールするヒートシール用ローラであ
って、前記2つのローラのうち、少なくとも一方のロー
ラが、弾性を有し、断面が円形状に形成されるOリング
と、円板状に形成され、外周面の全周にわたって溝状に
凹部が設けられたローラ本体を有し、前記ローラ本体の
外周面から前記Oリングの外面が突出して、Oリングが
前記凹部に嵌め合わされて成ることを特徴とする。ここ
で、円形状とは、円形、楕円を含む概念であり、円板状
とは、円柱状、筒状を含む概念である。これにより、エ
ッジ部分がなく、耐久性のあるヒートシール用ローラを
提供することができる。
【0014】また、本発明は、前記凹部の内壁面と前記
Oリングとの間にOリングの変形を逃がす間隙が設けら
れていることを特徴とし、これにより、押圧されたOリ
ングが変形することなく、間隙に逃げることができ、耐
久性を高めることができる。また、前記凹部は、断面四
角形の溝状に形成されていることを特徴とする。これに
より、簡単に凹部を形成することができる。
【0015】また、前記Oリングは、フッ素ゴムから成
ることを特徴とし、これにより耐熱性、機械的強度等に
優れたヒートシール用ローラを提供することができる。
また、回転シール装置は、前記ヒートシール用ローラ
と、包装用フィルムの両側縁を合掌状態で挟圧して移送
する一対の駆動ローラとを備え、前記駆動ローラにより
包装用フィルムを移送しつつ、前記ヒートシール用ロー
ラにより包装用フィルムの両側縁をヒートシール可能に
設けたことを特徴とする。これにより、簡単な構成の装
置でありながら耐久性のある回転シール装置を提供する
ことができる。
【0016】また、包装機は、前記回転シール装置が組
み込まれ、該回転シール装置によって長尺状の包装用フ
ィルムを筒状にヒートシールし、その後、被包装物の前
後において、該包装用フィルムの幅方向にヒートシール
することにより前記被包装物を密封包装することを特徴
とする。これにより、簡単な構成でありながら、耐久性
のある包装機を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる好適な実施
の形態を添付図面と共に詳細に説明する。本発明による
ヒートシール用ローラが用いられる回転シール装置、及
び包装機の構成は、従来の技術において説明した回転シ
ール装置14及び包装機10と同一であるので説明を省
略する。ヒートシール用ローラは、金属ローラ71と弾
性ローラ175から成る。金属ローラ71は、アルミ等
の金属が筒状或いは円柱状に形成されて成り、その軸心
にヒータが設けられて、或いは金属ローラ71の周囲に
設けられた加熱装置の熱輻射によって、その外周面を昇
温している。また、その外周面はフッ素樹脂によって表
面加工される場合がある。これによると、包装用フィル
ム40を良好に送り出すことができると共に、包装用フ
ィルム40の印刷インキの転写やゴミの付着を防止する
ことができる。
【0018】次に弾性ローラ175について説明する。
図1(a)は、弾性ローラ175に使用されるOリング
80の形状を示す上視図及び断面図である。図1(b)
は、図1(a)に示したOリング80をローラ本体17
5aに装着して構成された弾性ローラ175を示す上視
図及び断面図である。
【0019】図1(a)に示されるとおり、弾性ローラ
175に装着されるOリング80は、断面が円形のリン
グ状に形成されている。断面は、全く丸い正円でなくと
も楕円でもよい。材質としては、弾性と耐熱性を持つ素
材であれば適宜の材料が使用可能であるが、特にフッ素
ゴムが好適である。フッ素ゴムは、シリコーンゴムより
も機械的強度に優れると共に、包装用フィルム40の印
刷インキが転写し難く、ゴミの付着も少ないので、包装
用フィルムを汚すことなくヒートシールできる。また、
このOリング80は、一般的に既製品として広く販売さ
れているものが使用できるので、手に入りやすく安価で
ある。
【0020】一方、図1(b)に示されるように、金属
からなるローラ本体175aは、円柱状あるいは筒状に
設けられている。そして、その外周面における、厚さ方
向の略中央には、外周面を一周する溝状に、凹部175
bが設けられている。図2は、ローラ本体175aを径
方向に切断した際の断面図である。図1(b)及び図2
(a)に示されるように、凹部175bは、ローラ本体
175aにおいて、ローラ本体175aの外周面から中
心に向かって、断面四角形のリング状に切り欠かれて形
成されている。
【0021】Oリング80は、その内周面を広げるよう
に、ローラ本体175aの外周縁部に弾接して、凹部1
75bに嵌め合わされる。この際、Oリング80は弾性
を有しているので、変形することなく容易に装着するこ
とができる。図1(b)、図2(a)は、その装着状態
を示す。Oリング80は、ローラ本体175aからその
外方に向かって外面を突出して装着されている。凹部1
75bは断面四角形状に形成されているのに対し、Oリ
ング80は断面円形に形成されているので、両者は密着
して嵌合するものではなく、凹部175bの内壁面とO
リング80の面との間に間隙81が設けられる。
【0022】このような構成からなるヒートシール用ロ
ーラ178は、図4、5、6及び7に示した回転シール
装置14及び包装機10に取り付けられて好適に使用さ
れる。ここでヒートシール用ローラ178は、従来の技
術で述べたものと同様、弾性ローラ175と金属ローラ
71との間に包装用フィルム40を挟み込み、包装用フ
ィルム40を加熱し加圧することでヒートシールを行
い、第2駆動ローラ62方向へと送り出す作用を成す。
【0023】このとき、弾性ローラ175には、図3に
示したゴムリング77とは異なるエッジのない曲面から
なるOリング80が装着されているので、Oリング80
に掛かる力を良好に分散させることができる。また、弾
性ローラ175と、包装用フィルム40及び金属ローラ
71との接触面は、Oリング80を金属ローラ71に対
して押し付け、その曲面を弾性変形させることで得るこ
とができる。そのため、Oリングの金属ローラ71によ
る局部的な磨耗を無くすことができる。また、金属ロー
ラ71側からOリング80に対して加わる力が、Oリン
グ80が間隙81側に逃げることで調整され、Oリング
80の歪みを減らして必要以上にOリング80に力が加
わって変形することがない。
【0024】従って、本発明によるヒートシール用ロー
ラ178を用いると、弾性ローラ175と金属ローラ7
1との間で、包装用フィルムを良好にヒートシールする
ために必要な、包装用フィルムに対する適度な押圧力と
確実な接触面積を簡単に得ることができる。さらに、O
リングの磨耗や変形、ローラ本体からの脱落を防止する
ことができ、Oリング80すなわち弾性ローラ175の
耐久性を増すことができる。
【0025】以上、本発明につき好適な実施の形態を挙
げて種々説明してきたが、本発明はこれらに限定される
ものではない。例えば、凹部の内壁面とOリングの面と
の間の間隙81は、ローラ本体175aの径方向、厚さ
方向等どの方向に設けられてもよいので、凹部175b
は、様々に形状変更可能である。他の例を図2(b)、
(c)に示した。
【0026】図2(b)は、断面六角形のリング状に、
ローラ本体175aをその外周面から中心に向かって切
り欠き、図2(a)に示した凹部175bの直角に切欠
いた部分を斜面状に残して形成したものである。さら
に、Oリング80を装着した際には、Oリング80の一
番厚い部分の外面と、ローラ本体175aの内壁面との
間にも間隙81が作られる。すなわち、Oリング80
は、ローラ本体175aの厚さ方向に対して緩みを持っ
て装着されている。このような構成によると、Oリング
80が、ローラ本体175aの厚さ方向に対して膨張す
ることができ、金属ローラ71との均一な接触面を容易
に得ることができる。
【0027】図2(c)の凹部175bは、同様に断面
三角形のリング状に切り欠いて形成されている。この構
成によると、金属ローラ71に対する比較的強い押圧力
と小さな接触面積を容易に得ることができる。図2に示
した凹部175bは、断面円形に形成されたOリングと
の間に良好に間隙81をつくることができるが、特に、
図2(a)はローラ本体175aに対して簡単に切り欠
くことの出来る形状であり、弾性ローラを安価に提供す
ることができ、有利である。
【0028】また、前述の実施の形態においては、ヒー
トシール用ローラの構成を金属ローラと弾性ローラとし
たが、両方を弾性ローラとしてもよい。低温度で溶着可
能な包装用フィルムの場合は、弾性ローラを対にして好
適にヒートシールすることができる。また、ローラの加
熱方法については、上記方法に限定されるものではな
く、金属ローラと共に弾性ローラを加熱するように設け
ても良い。
【0029】さらに、回転シール装置においては、ヒー
トシール用ローラを挟む前後の位置に、第1と第2の駆
動ローラを設けたが、どちらか一方だけ設けてもよい。
また、包装用フィルムが横に流れ、横シールを施す、横
型の回転シール装置及びこれを用いた包装機について述
べたが、包装用フィルムが縦に流れ、縦シールを施す、
縦型の回転シール装置及びこれを用いた包装機において
も本発明によるヒートシール用ローラが好適に使用され
る。また、前述した実施の形態では、包装用フィルムを
長尺方向に移送して、両側縁を合掌状態に連結してシー
ルする装置について適用した例を示したが、長尺体でな
い包装用フィルムに対しても適用することができる。ま
た、包装用フィルムの送り方向と直交する方向にシール
する場合にも適用することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係るヒートシール用ローラによ
れば、簡単な構成でありながら耐久性があり、良好なヒ
ートシールを行うことができる。また、ヒートシール用
ローラを用いて、包装用フィルムを良好にヒートシール
でき、耐久性のある回転シール装置、包装機を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るOリングの形状、並びにこのOリ
ングをローラ本体に装着した際の状態を示す概略図。
【図2】本発明に係るOリングを凹部に装着した際の断
面図。
【図3】従来の弾性ローラの構成を示す断面図。
【図4】弾性ローラが使用される包装機の概略図。
【図5】弾性ローラの使用される回転シール装置の正面
図。
【図6】図5の回転シール装置の上視図。
【図7】金属ローラと弾性ローラを送り出し方向から見
たときの側面図。
【図8】図4の包装機によって密封包装された包装品の
概略図。
【符号の説明】
10 包装機 11 供給口 12 フィルム供給部 13 搬送コンベア 14 回転シール装置 15 トップシール装置 16 搬出コンベア 20 製袋部 30 フィルムロール 36 フィルム搬送ローラ 40 包装用フィルム 50 被包装物 61 第1駆動ローラ 62 第2駆動ローラ 65 第1駆動軸 66 第2駆動軸 71 金属ローラ 72 金属ローラ軸 75、175 弾性ローラ 75a、175a ローラ本体 75b 凹部 76、 弾性ローラ軸 77 ゴムリング 80 Oリング 81 間隙 78、178 ヒートシール用ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装用フィルムの両側縁を合掌状態で2
    つのローラ間に挟み込んで移送しつつヒートシールする
    ヒートシール用ローラであって、 前記2つのローラのうち、少なくとも一方のローラが、 弾性を有し、断面が円形状に形成されるOリングと、 円板状に形成され、外周面の全周にわたって溝状に凹部
    が設けられたローラ本体を有し、 前記ローラ本体の外周面から前記Oリングの外面が突出
    して、Oリングが前記凹部に嵌め合わされて成ることを
    特徴とするヒートシール用ローラ。
  2. 【請求項2】 前記凹部の内壁面と前記Oリングとの間
    にOリングの変形を逃がす間隙が設けられていることを
    特徴とする請求項1記載のヒートシール用ローラ。
  3. 【請求項3】 前記凹部は、断面四角形の溝状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載のヒー
    トシール用ローラ。
  4. 【請求項4】 前記Oリングは、フッ素ゴムから成るこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載のヒートシー
    ル用ローラ。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項記載のヒ
    ートシール用ローラと、包装用フィルムの両側縁を合掌
    状態で挟圧して移送する一対の駆動ローラとを備え、前
    記駆動ローラにより包装用フィルムを移送しつつ、前記
    ヒートシール用ローラにより包装用フィルムの両側縁を
    ヒートシール可能に設けたことを特徴とする回転シール
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の回転シール装置が組み込
    まれ、該回転シール装置によって長尺状の包装用フィル
    ムを筒状にヒートシールし、その後、被包装物の前後に
    おいて、該包装用フィルムの幅方向にヒートシールする
    ことにより前記被包装物を密封包装することを特徴とす
    る包装機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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