JPH10194218A - 商品の包装機 - Google Patents

商品の包装機

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JPH10194218A
JPH10194218A JP35758896A JP35758896A JPH10194218A JP H10194218 A JPH10194218 A JP H10194218A JP 35758896 A JP35758896 A JP 35758896A JP 35758896 A JP35758896 A JP 35758896A JP H10194218 A JPH10194218 A JP H10194218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
forming tube
heater
heated
packaging machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP35758896A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Hatosaki
博和 鳩崎
Yukio Sasaki
幸雄 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP35758896A priority Critical patent/JPH10194218A/ja
Publication of JPH10194218A publication Critical patent/JPH10194218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】包材の材質や膜厚にかかわらず、高い生産性を
維持しつつ袋のシール強度を確保することができる商品
の包装機を提供する。 【構成】フォーミングチューブ2の縦封止手段5に対向
する部分に、フォーミングチューブ2を加熱するヒータ
10が装着されている。これにより、袋Tの縦のシール
に十分な予熱を確保でき、袋Tのシール強度を確保する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋を作成しながら
袋に商品を充填して包装する商品の包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】袋を作成しながらこの袋に食品のような
充填物を充填して包装する製袋包装機、例えばピロー包
装機は、帯状の包材をフォーミングチューブにより筒状
に形成しつつ、一対の縦封止手段により、重ね合った縦
の縁を熱封止(シール)して袋とし、次いで、筒状に形
成したこの袋を引き出してゆく過程で、充填物を筒状の
袋の中に充填するフォーミングチューブの出口端下方に
配設した一対の横封止手段により、袋の上部と後続の袋
の下部とにまたがってシールしたのち、封止部の中央を
カッターで切断するものであり、袋の形成と袋内への充
填物の充填とを同時に連続的に行うことができる点で作
業性に優れた装置とされている。
【0003】上記縦封止手段は、包材の外周に位置する
一対のヒートブロックを備え、このヒートブロック間で
上記袋の縦の縁を挟んで非接触の状態で加熱することに
より予熱し、一定の加圧力で縦の縁をシールして袋を形
成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の包装機において、例えば、ポテトチップスのような
スナック菓子を充填するために多層アルミ蒸着樹脂フィ
ルムのような包材を用いた場合、包材が多層構造のため
熱伝導性が低く、また、生産性向上のためヒートブロッ
クの加熱時間も制限されることから、袋の縦のシールに
おける予熱が不十分となり、シール強度を確保できない
という問題があった。
【0005】さらに、商品の品種替えを行う際にフォー
ミングチューブを交換する場合、運転初期において、ヒ
ートブロックの熱が包材を通って低温のフォーミングチ
ューブへ伝導されてしまうため、一層予熱が不十分にな
る。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決して、包材
の材質や膜厚にかかわらず、高い生産性を維持しつつ袋
のシール強度を確保することができる商品の包装機を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る商品の包装機は、筒状の袋に封止を施
して袋詰の商品を製造する包装機であって、外周面で包
材を筒状に保形しながら案内するフォーミングチューブ
と、包材の外周側に位置して前記保形された包材を縦方
向に沿って熱封止して袋にする縦封止手段と、前記フォ
ーミングチューブにおける前記縦封止手段に対向する部
分に装着されてフォーミングチューブを加熱するヒータ
とを備えている。上記構成によれば、フォーミングチュ
ーブの縦封止手段に対向する部分に、フォーミングチュ
ーブを加熱するヒータが装着されているので、縦封止手
段により加熱された袋の熱がフォーミングチューブに逃
げるのが極力抑制される結果、袋の縦のシールに十分な
予熱を確保でき、袋のシール強度を確保することができ
る。
【0008】好ましくは、前記ヒータは、前記フォーミ
ングチューブの外周面に装着されて、前記縦封止手段か
らフォーミングチューブへの熱伝導を抑制する熱緩衝部
を有している。従って、この熱緩衝部により、縦封止手
段からフォーミングチューブへの熱伝導が一層抑制さ
れ、袋の縦のシールに十分な予熱を確保できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1に、本発明の一実施形態に係る
商品の包装機の概略斜視図を示す。この包装機は、縦型
ピロー包装機と呼ばれるもので、ホッパーHの下方に取
り付けたフォーマ1およびフォーミングチューブ2によ
り、帯状の包材Sを筒状に曲げるとともに、相対向する
端部をその裏面同士で重ね合わせ、さらに、前記フォー
ミングチューブ2の外周面で筒状を保ちながら案内し、
その下方に対向配設した一対の吸引チャンバー4付きプ
ルダウンベルト3,3によって筒状を維持させるように
外面を吸着保持しつつ、包材Sを下方へ移送する。包材
Sの重ね合わせた縦の縁部aに、プルダウンベルト3と
ほぼ同じ高さに配置された後述する縦封止手段5によっ
て縦の熱封止(シール)を施して袋Tにした後、その下
方に配置されて袋Tに横のシールを施す横封止手段18
へ送り出す。この袋Tの相対向する端部の裏面同士を重
ね合わせた縦の縁部aをシールする方法を合掌貼り(フ
ィンシール)という。この包装機は、例えば、ポテトチ
ップスのような商品を多層アルミ蒸着フィルムのような
包材を用いて包装する。
【0010】縦封止手段5は、上記袋Tの外周側に位置
し、袋Tの縁部aを加熱する一対のヒートブロック6,
6と、その下方に配置した袋Tの縁部aを加圧してシー
ルする駆動ローラからなる加圧手段8とを備えている。
【0011】前記一対のヒートブロック6,6は、前記
フォーミングチューブ2により筒状に保形された袋Tの
重ね合わせた縦の縁部aを、ヒートブロック6,6間で
挟み、縁部aと非接触の状態でその輻射熱で加熱しなが
ら、縦方向に沿って予熱する。
【0012】図3に示すように、フォーミングチューブ
2の外周面であって、前記縦封止手段5に対向する部分
には、リボンヒータからなるヒータ10が接着のような
取付手段で装着されている。図4に示すように、リボン
ヒータ10は、帯状の発熱体12および表面が滑らかで
断熱性に優れた樹脂製の熱緩衝部14を備えている。な
お、熱緩衝部14を設ける代わりに、帯状の発熱体12
の表面に、袋Tがリボンヒータ10上を滑らかに通過す
るように、テフロンテープのような表面が滑らかで断熱
性に優れた耐熱性テープを貼付してもよい。運転開始前
において、フォーミングチューブ2はこのリボンヒータ
10により予め加熱される。このリボンヒータ10は、
例えば、70〜80℃に加熱され、タイマにより加熱時
間が設定される。図2に示すように、リボンヒータ10
の接続コードCは、袋Tの形成に支障がないように、フ
ォーミングチューブ2の外面に沿ってリボンヒータ10
の真上方向に引き出されて電源20に接続される。
【0013】次に、この包装機の動作について説明す
る。まず、図1の帯状の包材Sは、フォーミングチュー
ブ2の外周面に沿って筒状に保形しながら案内され、そ
の下方に対向配設したプルダウンベルト3,3によって
下方へ移送される。他方、袋Tの縦の縁部aは、一対の
ヒートブロック6,6で挟まれ非接触の状態でヒートブ
ロック6の輻射熱により加熱されて縦方向に沿って予熱
される。このとき、運転初期において、フォーミングチ
ューブ2は、リボンヒータ10により加熱されているか
ら、縁部aの熱がフォーミングチューブ2に逃げるのが
極力抑制される結果、縁部aが十分に予熱される。
【0014】次に、上記ヒートブロック6により十分予
熱された袋Tの縁部aは、加圧手段8によって一定の加
圧力が加えられてシールされ、筒状の袋Tが形成され
る。フォーミングチューブ2は、運転開始後、ヒートブ
ロック6の熱で加熱されて徐々に昇温するから、リボン
ヒータ10は、運転開始から一定時間経過後にオフされ
る。ただし、リボンヒータ10を常時オン状態にして運
転してもよい。
【0015】筒状に形成した袋Tを引き出してゆく過程
で、ホッパーHからフォーミングチューブ2の内部を通
って商品を袋Tの中に充填するとともに、フォーミング
チューブ2の出口端下方に配設した一対の横封止手段1
8によって、袋Tの上部と後続の袋Tの下部とにまたが
ってシールしたのち、シール部の中央をカッターで切断
して、袋詰めの商品が作成される。
【0016】こうして、袋Tの縁aは、縦封止手段5の
ヒートブロック6により、十分な予熱が確保された状態
でシールされて、筒状の袋Tが形成される。これによ
り、多層アルミ蒸着樹脂フィルムのような多層構造の包
材Sを用いても、加熱時間を長くすることなく、袋Tの
シール強度を確保することができる。また、リボンヒー
タ10に設けられた熱緩衝部14により、ヒートブロッ
ク6からフォーミングチューブ2への熱伝導が抑制され
るので、袋Tの縦のシールの予熱を一層確保できる。
【0017】次に、第2実施形態について説明する。こ
の包装機は、図5(a)に示すように、フォーマ1で筒
状に曲げられた包材Sの相対向する両端部の一方の表面
の上に他方の裏面を重ね合わせて縦の重合部bを作り、
この重合部bを表面側から加熱してシールする。この方
法を封筒貼りという。この縦封止手段25は、上記袋T
の外周側に位置し、袋Tの重合部bをフォーミングチュ
ーブ2側へ一定の加圧力で押し付けながら加熱して、縦
方向に沿って袋Tのシールを行うもので、図5(b)に
示すように、固定したヒータ26と、駆動プーリ27と
従動プーリ28に掛け渡されて、ヒータ26で加熱され
た状態で回転するヒータベルトBとを有する。フォーミ
ングチューブ2の外周面における前記縦封止手段25に
対向する部分には、第1実施形態と同様に、リボンヒー
タ10が装着されている。このリボンヒータ10により
フォーミングチューブ2が加熱されるので、やはり、運
転初期において、重合部bの熱が低温のフォーミングチ
ューブ2に逃げるのが極力抑制され、重合部bが十分予
熱される。これにより、袋Tのシール強度を確保するこ
とができる。
【0018】なお、本発明は、袋を水平方向に移送しな
がら商品を充填して封止する横型ピロー包装機にも適用
することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、フォー
ミングチューブの縦封止手段に対向する部分に、フォー
ミングチューブを加熱するヒータが装着されているの
で、袋のシールに十分な予熱を確保でき、袋のシール強
度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る商品の包装機を示す
概略斜視図である。
【図2】上記包装機の要部を示す側面図である。
【図3】上記包装機の要部を示す横断面図である。
【図4】ヒータを示す横断面図である。
【図5】(a)は他の実施形態に係る商品の包装機の要
部を示す平面図、(b)はその側面図である。
【符号の説明】
2…フォーミングチューブ、5…縦封止手段、10…ヒ
ータ、14…熱緩衝部、S…包材、T…袋。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の袋に封止を施して袋詰の商品を製
    造する包装機であって、 外周面で包材を筒状に保形しながら案内するフォーミン
    グチューブと、 包材の外周側に位置して前記保形された包材を縦方向に
    沿って熱封止して袋にする縦封止手段と、 前記フォーミングチューブにおける前記縦封止手段に対
    向する部分に装着されてフォーミングチューブを加熱す
    るヒータとを備えた商品の包装機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ヒータは、前記フォーミングチューブの外周面に装
    着されて、前記縦封止手段からフォーミングチューブへ
    の熱伝導を抑制する熱緩衝部を有する商品の包装機。
JP35758896A 1996-12-26 1996-12-26 商品の包装機 Pending JPH10194218A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009532290A (ja) * 2006-04-03 2009-09-10 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード プラスティックフィルム内にドライアイスを包装するための装置および方法
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