JP2003175552A - 補強された無端ゴム製品を製造する方法および装置 - Google Patents

補強された無端ゴム製品を製造する方法および装置

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JP2003175552A
JP2003175552A JP2002260127A JP2002260127A JP2003175552A JP 2003175552 A JP2003175552 A JP 2003175552A JP 2002260127 A JP2002260127 A JP 2002260127A JP 2002260127 A JP2002260127 A JP 2002260127A JP 2003175552 A JP2003175552 A JP 2003175552A
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carcass
assembly
conveyor
cell
track
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JP2002260127A
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Ronald Alan Wellman
アラン ウェルマン ロナルド
Kent Alan Stubbendieck
アラン スタッベンディエック ケント
Thomas Goodsell Hutchins
グッドセル ユチンス トーマス
Mario Antonio Rago
アントニオ ラゴ マリオ
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Goodyear Tire and Rubber Co
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Goodyear Tire and Rubber Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D29/00Producing belts or bands
    • B29D29/08Toothed driving belts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/10Methods of surface bonding and/or assembly therefor
    • Y10T156/1002Methods of surface bonding and/or assembly therefor with permanent bending or reshaping or surface deformation of self sustaining lamina
    • Y10T156/1036Bending of one piece blank and joining edges to form article
    • Y10T156/1038Hollow cylinder article

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量生産が可能な、より効率的でより融通性
に富む、無端軌道を製造する製造装置を提供する。 【解決手段】 無端軌道を形成する製造装置は、加硫可
能な材料からなる少なくとも1枚のシート(不図示)と
補強材料からなる少なくとも1枚のシート(不図示)と
を有する有限長のカーカス(不図示)を形成する組立て
セルAと、有限長のカーカスの中央部を加硫する加硫セ
ルBと、無端軌道を形成するために有限長のカーカスを
接合し、加硫する接合セルCとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無端軌道を製造す
る製造装置に関する。より詳しくは、本発明は、雪上
車、土工機械、農機具等の、軌道で駆動される乗物用の
無端軌道を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】土工機械および農機具は、駆動輪によっ
て駆動される無端軌道を使用した地面係合手段を有して
いる。無端軌道、すなわちベルトは、少なくとも1つが
駆動輪である複数の車輪の回りに組み合わせられ、駆動
輪に係合している。このような軌道は、従来の空気入り
タイヤよりも土中における牽引力が強く地面に対する圧
縮が弱いため、このような軌道装置はますます広く使用
されるようになっている。
【0003】補強された無端ゴム軌道を製造する方法は
費用と時間がかかる場合がある。工業用ベルトの製造に
使用されるいくつかの方法および装置を乗物の無端軌道
に適用することができる。しかし、通常はインチまたは
cm単位で表されるサイズを有するベルトのサイズと、
通常はフィート単位で表されるサイズを有する無端ゴム
軌道とのサイズの差が大きいため、ベルト技術の単純な
拡大が常に可能であるわけではなく、使用可能なゴム軌
道が得られない場合がある。このことは、軌道用に加硫
する必要のあるゴムおよび補強材の量がベルトと比べて
多いため、自明である。
【0004】軌道を形成することに関して、補強された
無端軌道を形成するいくつかの公知の方法がある。米国
特許第5536464号および同第4207052号は
いくつかの従来の方法を示している。
【0005】これらの公知の軌道形成方法では、軌道カ
ーカス、様々なゴム層、および補強手段が、一定の円周
を有するドラム上に巻かれる。次に、円形のカーカスを
加硫するために、このカーカスが、無端構造で、加硫さ
れたゴム軌道の外観を形成するように最初の加熱と最後
の加熱を一致させる必要がある「C」字形に開いたプレ
ス機内に入れられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】機械構成の制限によ
り、軌道の直径が小さくなるにつれて、軌道全体を加硫
するのに必要な加熱の回数が多くなり、加熱の一致点で
不均一な加硫が起こる可能性が高くなる。さらに、異な
る各軌道のサイズごとに、そのサイズのカーカスを形成
することのできるドラム、すなわち拡大可能なドラムま
たは直径が一定のドラムが必要である。
【0007】そこで本発明は、大量生産が可能な、より
効率的でより融通性に富む、無端軌道を製造する製造装
置等を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、無端軌道を製
造する製造装置に関する。開示された方法は、あらゆる
サイズの軌道のあらゆるコア構成に用いることが可能で
ある。開示された方法は、従来の方法よりも組立て時間
および加硫時間が短く、従来から製造されている軌道と
比べて均質な製品を生む。この装置は、大量生産が可能
な、より効率的でより融通性に富む製造装置である。
【0009】製造される軌道は、接合領域を除いて均質
な構成である。開示された発明によって製造される軌道
の外観は、従来の方法によって製造される軌道とほとん
ど同じである。
【0010】開示された発明の一態様では、加硫された
無端ラグ付き軌道を製造する方法が開示される。このラ
グ付き軌道は、ラグ付きゴム軌道を形成するために、加
硫可能な材料からなる少なくとも1枚のシートと、補強
材料からなる少なくとも1枚のシートと、複数のラグと
を有している。この方法は、a)加硫する前に、未加硫
のカーカスを形成するために、加硫可能な材料からなる
少なくとも1枚のシートと補強材料からなる少なくとも
1枚のシートとを、平坦な組立て台の上に載せること
と、b)無端ラグ付き軌道を形成するために、カーカス
の未加硫の端部を接合し、加硫することとを含んでい
る。
【0011】本発明の他の態様では、カーカスの中央部
のみが接合前に加硫され、カーカスの両端を未加硫のま
まにしておく。カーカスの加硫される中央部の長さは、
カーカスの全長の75%から95%である。
【0012】他の開示された発明には、加硫された無端
ラグ付き軌道を製造する方法がある。この方法は、a)
複数の加硫可能なシートと補強シートとを所望の厚さが
得られるまで積み重ね、カーカスを形成するステップ
と、b)カーカスを加硫し、複数のラグをカーカスに付
着させ、カーカスの中央部のみを加硫するステップとを
含んでいる。加硫された中央部の長さは、カーカスの全
長の75%から95%であってもよい。
【0013】組立てセル、平坦加硫プレスセル、および
接合加硫プレスセルの3つのセルを有する製造装置も開
示されている。各セルは、あるセルから次のセルへの製
品の適切で必要な材料の移動の取り扱いに関して連続的
に動作する。
【0014】本発明の製造装置の一態様では、各製造セ
ルで以下のことが行われる。組立てセルでは、加硫可能
な材料からなる少なくとも1枚のシートと補強材料から
なる少なくとも1枚のシートとを有する有限長のカーカ
スが形成される。平坦加硫セルでは、有限長のカーカス
の中央部が加硫される。接合加硫プレスセルでは、無端
軌道を形成するために、部分的に加硫された有限長のカ
ーカスが接合点で接合され、加硫される。
【0015】本発明の他の態様では、組立てセルは、少
なくとも1つの材料装填カートリッジと、組立て台と、
組立て台の長さ範囲を移動する組立てシャトルとを有し
ている。
【0016】本発明の他の態様では、平坦加硫プレスセ
ルは、カーカスローダと、カーカスを加硫するプレス機
と、カーカスをプレス機から取り外すアンローダとで構
成されている。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明を、実施例を用いて添付の
図面を参照して説明する。
【0018】この製造装置は、図1に示すように、組立
てセルA、平坦加硫プレスセルB、および接合加硫プレ
スセルCの3つの製造セルを有している。セルA,B,
Cは、あるセルから次のセルへの材料組立体の適切で必
要な材料の移動の取り扱いに関して連続している。
【0019】組立てセル 製造装置における第1のセルである組立てセルAとその
構成要素が、図2、図5、および図8から15に示され
ている。組立てセルAは、組立て台2と、組立て台2の
長さ範囲を移動する組立てシャトル4と、少なくとも1
つの装填カートリッジ6とを有している。
【0020】図2から分かるように、組立て台2(組立
てシャトル4なしで示されている)は複数のカートリッ
ジステーション8の近くに設けられている。組立て台2
は、この製造装置において組み立てることのできる最大
のベルトの周方向の長さと少なくとも同等な長さを有し
ている。組立て台2は動力で動かされるコンベアベルト
10を有している。コンベアベルト10の内面は、ベル
ト10に追従するリブを備えていることが好ましい。コ
ンベアベルト10は、組立て台2の一方の端部でモータ
12によって駆動される。組立て台2は複数の装填セル
(不図示)の上に取り付けられている。装填セルは、組
立て台2の上に載せられた材料の総重量を計量する。こ
のような情報は、軌道カーカスを重量仕様に合わせて組
み立てるとき、またはカーカスの重量を知らなくてはな
らないときに必要である。カートリッジステーション8
は、組立て台2の側面に沿って互いに距離を置いて配置
されている。
【0021】図5は、カートリッジステーション8と向
かい合う側から見た、空の装填カートリッジ6を備えた
組立てセルAの側面図である。数対の駆動輪14が、各
カートリッジステーション8の基部に沿って設けられて
いる。各対の駆動輪14は、軸16によって連結されて
いる。カートリッジ6がそのカートリッジステーション
8内にあるときには、カートリッジ6は駆動輪14の上
に載っている。駆動輪14の数および種類は、完全に装
填されたカートリッジ6の重量を支持するのに十分なも
のでなければならない。数対の駆動輪14は、各カート
リッジステーション8でクラッチに連結され、それによ
って各駆動輪14の速度と動きの同期がとられている。
各ステーション8のクラッチはモータ18に連結されて
いる。
【0022】各装填カートリッジ6は、図9から図11
に示すように、素材材料ロール20とセパレータシート
巻取りロール22の両方を取り付ける手段と、原料脱離
組立体24とを備えたオープンフレーム構造を有してい
る。カートリッジの長方形の基部は、2つの側面支持は
り26と2つの幅支持はり28とを有している。側面支
持はり30は側面基部はり26から上向きに延びてい
る。側面支持はり30の第1の側面には、素材材料ロー
ル20を取り付ける手段が設けられている。素材材料3
2はゴムシート、カレンダー加工されたコード、または
カレンダー加工されたワイヤであってもよい。ゴム、コ
ード、およびワイヤの種類は、ゴム軌道のカーカスの製
造に従来から使用されている種類である。
【0023】側面支持はり30の反対側の、素材材料ロ
ール20が取り付けられる位置から垂直方向に離れた位
置に、セパレータシート巻取りロール22を取り付ける
手段が設けられている。セパレータシート34は最初は
素材材料32の互いに隣接する渦巻き層の間に位置して
いる。素材材料ロールおよび巻取りロールを取り付ける
手段により、ロール20,22を容易に回転させ、取り
外し、交換することが可能になる。素材材料ロール20
とセパレータシート巻取りロール22の両方に対して、
側面支持はり30間にシャフト36が延びている。シャ
フト36は、カートリッジ6の、組立て台2に最も近い
側面から延び、フライホイール38で終端している。各
シャフト36の反対側の端部に、作業員がカートリッジ
6の装填と取り外しを行う補助となるハンドホイール4
0を設けることができる。
【0024】セパレータシート34は、原料脱離組立体
24で素材材料32から分離される。原料脱離組立体2
4は、巻取りロール22の下に位置しており、各側面支
持はり30から延びる角度が付けられた支持フレーム4
2上に取り付けられている。原料脱離組立体24は、頂
部ロール44と、底部ロール46と、側面送りロール4
8と、送りコンベア50とを有している。
【0025】素材材料32とセパレータシート34は、
頂部ロール44と底部ロール46との間を通り、原料脱
離組立体24内のこの点で互いに分離される。セパレー
タシート34は、頂部ロール44と側面送りロール48
との間を通り、巻取りロール22上に巻かれる。素材材
料32は、送りロール48の下方を通り、送りコンベア
50上に送られる。ロール44、46、および48は、
ロール44,46,48の一方の端部に取り付けられた
駆動スプロケットの周りを通る駆動ベルトによって同期
をとることが好ましい。側面プレート47を3つの全て
のロール44,46,48の端部に取り付けることがで
きる。
【0026】送りコンベア50はロールコンベアまたは
無端ベルトコンベアであってよい。コンベアの種類の選
択は、カートリッジ6に装填される素材材料の特性によ
って最も適切に決定される。通常、素材材料32がゴム
シートである場合にはベルトコンベアの方が適切に動作
し、素材材料32がカレンダー加工されたワイヤまたは
コードである場合にはロールコンベアの方が適切に動作
する。図11では、送りコンベアは分割ベルトコンベア
である。
【0027】カートリッジ6がカートリッジステーショ
ン8内にあるときには、カートリッジ6の幅基部はり2
8は駆動輪14上に載っており、カートリッジ6はロッ
ク52によってステーション8にしっかりと固定されて
いる。ロック52は、カートリッジステーション8の駆
動端部に最も近い側面基部はり上に位置している。車輪
54が、カートリッジ6の移動を補助するため、また
は、カートリッジ6をセルAから転がし出すために、カ
ートリッジ6の下側に沿って取り付けられている。車輪
54は、カートリッジ6がそのステーション8内にある
ときには使用されず、このときは空中にぶら下がってい
る。
【0028】組立てシャトル4は、組立て台2上に取り
付けられており、組立て台2の長さ範囲を移動可能であ
る。図12に示すように、組立てシャトル4は延長基部
フレーム56を有しており、その基部フレーム上には、
動力ディスペンサユニット58、組立てコンベア60、
および切断組立体62が載せられた第2のフレーム57
が取り付けられている。組立てシャトル4は、素材材料
32の各プライが組立て台2に載せられるときに心合わ
せされることを確実にする心合わせ装置を有していても
よく、シャトル4は、組立て台に載せられたプライを既
に組立て台に載せられているプライ上に巻き付けるステ
ッチング装置を有していてもよい。
【0029】動力ディスペンサユニット58は、ベース
フレーム56の一方の端部に位置している。動力ディス
ペンサユニット58は、基部フレーム56に対して垂直
な駆動コラム64を有している。駆動コラム64の下方
の端部に下側駆動アーム66がある。駆動輪70、関連
づけられたブレーキ72、およびクラッチ74が下側駆
動アーム66上に取り付けられている。駆動コラム56
の内側を示す図13からわかるように、駆動輪70は、
カートリッジステーション8と向かい合う下側駆動アー
ム66の内側に取り付けられている。関連づけられたブ
レーキ72とクラッチ74は、下側駆動アーム66の外
側に取り付けられており、駆動輪シャフト76を介して
駆動輪70に連結されている。駆動アーム66に隣接す
るモータ67が、下方の駆動アーム66の各機構を駆動
する。空気圧シリンダ75は、コラム64と駆動アーム
66に取り付けられている。空気圧シリンダ75は、作
動すると、駆動輪70と素材材料ロール20に関連づけ
られたフライホイール38との接触を開始または終了さ
せるために駆動アーム66を移動させる。
【0030】上側駆動アーム68が、駆動コラム64の
頂部であって、該コラム64の下側駆動アーム66とは
反対側に取り付けられている。上側駆動アーム68上に
は、駆動輪70に関連付けられたブレーキ72とクラッ
チ74が取り付けられている。駆動輪70は上側駆動ア
ーム68の内側に取り付けられている。関連付けられた
ブレーキ72とクラッチ74は、図13に示すように、
上側駆動アーム68の外側に取り付けられており、駆動
輪シャフト76を介して駆動輪70に連結されている。
モータ69が上側駆動アーム68の各機構を駆動する。
空気圧シリンダ75がコラム64と駆動アーム68に取
り付けられている。空気圧シリンダ75は、作動する
と、駆動輪70と巻取りロール22に関連付けられたフ
ライホイール38との接触を開始または終了させるため
に駆動アーム68を移動させる。
【0031】数対の駆動輪15が、組立てシャトル4の
動力ディスペンサユニットの端部で組立てシャトル4の
フレーム57を横切って延びている。各対の駆動輪15
は軸17によって連結されている。各対の車輪15は、
駆動コラム64から等距離に位置しており、各カートリ
ッジステーション8内の駆動輪14と同じ間隔をおいて
配置されている。駆動コラム64に隣接するモータ77
は数対の駆動輪15を駆動する。
【0032】組立てコンベア60が動力ディスペンサユ
ニット58に隣接して設けられている。組立てコンベア
60は、シャトル基部フレーム56に対して傾いてい
る。組立てコンベア60は素材材料をその長さに沿って
組立て台2のベルト10上に輸送する。組立てコンベア
60は複数の方法で構成することができる。コンベア6
0は、単一のベルトコンベアであっても、複数の小形ベ
ルトコンベアであっても、送りコンベア50に類似する
いくつかの互いに隣接するベルトコンベアであってもよ
い。コンベア60は、ボールコンベアであっても、ロー
ルコンベアであっても、ボールコンベアとロールコンベ
アとの組合せであってもよい。装填カートリッジ6上の
送りコンベア50の場合と同様に、素材材料32の物理
的性質により、どの種類のコンベアが組立てコンベア6
0として使用するのに最も適しているかどうかが決定さ
れる。
【0033】説明した組立てコンベア60には、ベルト
コンベアに隣接する3つのセット80,82,84があ
る。最も上のセット80は切断組立体62の前方に延び
ており、中央のセット82は切断組立体62の出口点か
ら切断組立体62をちょうど越えた位置まで延びてお
り、最も下のセット84は中央のセット82から組立て
台コンベアベルト10の表面に隣接する点まで延びてい
る。
【0034】心合わせ装置の構成要素を組立てコンベア
60の端部に取り付けることができる。図示のカメラ8
6などのデジタル手段や光電手段が、組立てコンベア6
0の頂部のブラケット88上に取り付けられており、素
材材料32の幅に関する情報を供給する。カメラ86
は、組立て台コンベアベルト10に載せられた素材材料
32が、素材材料32の既に載せられているプライに位
置合わせされ、心合わせされるように装置内でフィード
バックを与える。組立て台コンベアベルト10上に載せ
られた材料32の位置合わせを調整するために、最小限
の位置ずれが検出された場合、組立てコンベア60の最
も下の部分84はあらゆる位置ずれを補正するように横
方向に移動することができる。このため、組立てコンベ
アの最も下の部分を組立てコンベア60の残りの部分と
異ならせると有利である。あるいは、組立てコンベア6
0全体が、切断組立体62および動力ディスペンサユニ
ット58と共に、横方向に移動できてもよい。これを実
現するために、上記のように、動力ディスペンサユニッ
ト58、組立てコンベア60、および切断組立体62は
フレーム57上に取り付けられている。フレーム57
は、フレーム57およびフレーム上に取り付けられたす
べての要素を横方向に移動させて組立て台2上での素材
材料32の配置を調整することができる1組のライナス
ライド89を介してフレーム56上に取り付けられてい
る。心合わせ装置はサイドフレーム56上に直接取り付
けられているので、その装置は移動しない。
【0035】他の検知手段が、素材材料32を適切に配
置して軌道カーカス90を適切に組み立てるのを補助す
るために、組立てシャトル4上の様々な位置に配置され
ていてもよい。このような他の検知手段は、軌道カーカ
ス90を仕様上の正しい長さに組み立てるのを補助する
ために組立てシャトル4を通して組立て台コンベアベル
ト10上に送られる材料32の長さに関する情報を供給
する上でも補助になる。このような装置の1つは、素材
材料ロール20に位置するエンコーダ92である。エン
コーダ92は、素材材料ロール20に接触するローラ9
4を有しており、シャトル組立体4によって送り出され
る材料32およびライナ34の量を観測する。エンコー
ダ92は、素材材料32またはライナ34がロール20
から送り出される際に少なくともそのどちらかに接触で
きる任意の他の位置に配置することができる。さらに、
検知手段は材料32がいつベルト10に載せられたかを
確認するためにコンベア84の最も下の端部に位置する
カメラを含んでいてもよい。
【0036】切断組立体62は、組立てコンベア60上
の、中央コンベア部82の前方に取り付けられており、
組立て台コンベアベルト10上に載せられた素材材料3
2を切断する。切断組立体は図14により詳しく示され
ている。切断組立体62は、頂部ナイフブレード96と
底部ナイフブレード98とを有している。頂部ブレード
96は、切断組立体フレーム102によって案内される
液圧式シリンダ100に取り付けられている。底部ブレ
ード98は、切断組立体フレーム102に固定的に取り
付けられている。素材材料32を切断する際にブレード
96,98が広がって離れるのを防止するために、切断
組立体フレーム102はフレーム102を安定させるた
めに補強されている。
【0037】数組の圧縮ばね104がブレード96,9
8に隣接して位置しており、締具バー106に連結され
ている。素材材料32が切断されるときには、ばねが作
動して切断中に締具バー106を素材材料に押し付け
る。
【0038】切断組立体62は横方向から見て±30°
回転する。切断組立体62は、切断組立体62を回転で
きるようにする中央ポスト108上に設けられている。
コンベア80,82は、切断組立体62が作動するとき
に隙間ができるように下降し、切断組立体62が回転す
るときにも隙間ができるように下降する。
【0039】ステッチングロール110を含む任意のス
テッチング装置がシャトル基部フレーム56の端部に取
り付けられている。ステッチングロール110は、シャ
トル基部フレーム56の端部に回動可能に取り付けられ
ている。ステッチングロール110を保持するアーム1
12は、シャトル4が組立て台コンベアベルト10の長
さに沿って移動する間は使用されず、組立てコンベアベ
ルト10よりも上の位置に保持される。
【0040】図15に示すように、軌道カーカス90の
種々のプライを載せるのをさらに補助するために、締具
ユニット114を組立て台2の端部に配置してもよい。
締具ユニット114は組立て台2の端部に沿って移動す
る。ユニット114は、U字形フレーム118の下に取
り付けられた中央締具バー116を有している。説明し
た構成以外の他の種類の締具ユニットを使用してよい。
【0041】組立てカーカス90を組立て台2から移動
させるのを補助するために、スイングコンベア120を
組立て台2の端部に設けることができる。通常、スイン
グコンベア120は組立て台2に垂直な位置に設けられ
る。スイングコンベア120は、端部のロールに一致す
る点122を中心として回動するように取り付けられて
おり、この点を中心として組立て台コンベアベルト10
が回転する。スイングコンベア120は、回動後、組立
て台2に平行になる。スイングコンベア120をロール
コンベアとして説明したが、スイングコンベアはベルト
コンベアであってもボールコンベアであってもよい。
【0042】組立てセルの動作 装填カートリッジ6には、素材材料32とライナ34の
ロール20が装填されている。各カートリッジ6の素材
材料32は異なる材料でよいが、軌道カーカス90を組
み立てる際に1種類の素材材料32を繰り返し使用する
場合、複数のカートリッジ6に同じ素材材料32を装填
してもよい。図8からわかるように、新しいロール20
を高架輸送装置124によってカートリッジ6内に装填
することができる。
【0043】軌道カーカス90の組立てを開始するため
に、組立てシャトル4は、適切な素材材料32が装填さ
れた装填カートリッジ6のすぐ隣りに位置するまで組立
て台2の長さ範囲を移動する。組立てシャトル4は装填
カートリッジ6に揃えられ、それによって、組立てシャ
トル4上の駆動輪15の対をカートリッジステーション
8内の駆動輪14に位置合わせする。組立てシャトル4
とカートリッジステーション8が位置合わせされると、
カートリッジ6をカートリッジステーション8内に維持
するロック52が解除され、ステーションに関連付けら
れたモータ18が作動し、ステーションクラッチの係合
が解除され、数対の駆動輪14が組立てシャトル4の方
向に回転し始める。同時に、動力ディスペンサ58の駆
動コラム64の近くに位置する組立てシャトル4上のモ
ータ77が作動し、組立てシャトル4の駆動輪15が駆
動コラム64の方へ回転し始める。
【0044】カートリッジステーション8の駆動輪14
が装填カートリッジ6をカートリッジステーション8か
ら押し出し、組立てシャトル4の駆動輪15が装填カー
トリッジ6を組立てシャトル4上まで引っ張る。カート
リッジ6が組立てシャトル4に載ると、ロックがカート
リッジ6を組立てシャトル4上に固定し、カートリッジ
ステーション8のカートリッジステーションモータ18
の係合が解除される。次に、組立てシャトル4が組立て
台2の前端部まで移動し、素材材料32の供給を開始す
る。
【0045】装填カートリッジ6が組立てシャトル4上
に載ると、空気圧シリンダ75が作動し、かつ素材材料
ロール20が取り付けられているシャフト36の端部で
フライホイール38に駆動輪70が接触するように下側
駆動アーム66が移動し、巻取りロール22が取り付け
られたシャフト36の端部でフライホイール38に上側
駆動アーム68上の駆動輪70が接触するように上側駆
動アーム68が移動する。送りコンベア50の前端部は
組立てコンベア80の最も上の縁部に揃えられる。
【0046】駆動アーム66,68上の駆動輪70がロ
ール20および22を回転させ、送りコンベア50にお
いてニップローラとして働くローラ44,48の引張り
動作によって、素材材料32がコンベア50および組立
てコンベア60上に送り出される。素材材料32が組立
て台コンベアベルト10上に送り出されるにつれて、組
立てシャトル4は組立て台2の長さに沿って移動する。
組立てシャトル4が組立て台2を下降し始めるのと同時
に、締具ユニット114が組立て台2上の素材材料32
の端部まで移動し、締具バー116が下降して素材材料
32の端部を組立て台2上の位置に保持する。
【0047】必要な長さの素材材料32が装填カートリ
ッジ6から送られた後、切断組立体62が素材材料32
を切断し、組立てシャトル4が引き続き組立て台2に沿
って後戻りし、切断されたプライの残りの部分を組立て
台2に載せる。接合されたプライの全長が組立て台2に
載せられると、次に載せるべき材料32のプライが組立
てシャトル4上に現在存在するカートリッジ6上に装填
されていない場合、組立てシャトル4は、装填カートリ
ッジ6を取り外したカートリッジステーション8に戻
る。カートリッジ6を組立てシャトル4上に移送した動
作が反転され、カートリッジ6がカートリッジステーシ
ョン8に戻される。すなわち、組立てシャトル4の駆動
輪15がカートリッジステーション8の方向に回転し始
め、カートリッジステーション8の駆動輪14が同じ方
向に回転し始め、それによって装填カートリッジ6が組
立てシャトル4からカートリッジステーション8内に押
し込まれる。次に、シャトル4は、異なる装填カートリ
ッジ6を得るために他のカートリッジステーション8に
隣接する位置まで移動する。
【0048】次に載せるべきプライが、現在装填されて
いるカートリッジ6内の素材材料と同じ素材材料32で
ある場合、シャトル4は単に組立て台2の前に戻る。い
ずれの状況でも、組立てシャトル4は、装填カートリッ
ジ6が取り付けられた組立て台2の前に戻される。
【0049】組立てシャトル4が組立て台コンベアベル
ト10上に素材材料32を載せる際に、ステッチングロ
ール110は、下降して、シャトル4が素材材料32を
供給するのにつれてプライを縫い付けることができる。
あるいは、シャトル4が組立て台2の前に戻る際に、ス
テッチングアーム112が下降し、ステッチングロール
110が、載せられたプライの長さに沿って移動する。
シャトル4が組立て台2の前に近づくにつれて、締具バ
ー116が上昇し、締具ユニット114が組立て台2の
端部に戻る。締具ユニット114が組立て台2の端部に
戻されると、組立てシャトル4はすでに載せられている
プライ上に素材材料32の次のプライを載せることがで
きる。
【0050】組立て仕様に従って軌道カーカス90のプ
ライが載せられた後、組立て台2から未加硫のカーカス
構造90が取り除かれる。コンベアベルトモータ12が
係合され、コンベアベルト10が平坦加硫プレスセルB
の方向に移動するにつれて、軌道カーカス90が組立て
台2から移送される。組立て台2の端部から加硫セルB
までの隙間を完全にするのに十分な長さを有するスイン
グコンベア120は、カーカス90を組立て台2から平
坦加硫プレスセルBまで移動させるのを補助するため
に、組立て台2に平行な位置に回転する。あるいは、組
立て台2と同等な高さを有する可動台状のコンベアが、
組立てセルAと平坦加硫プレスセルBとの間の隙間を完
全にするように、組立て台2と平坦加硫プレスセルBと
の間に配置されていてもよい。
【0051】平坦加硫プレスセル 製造装置における第2のセルである平坦加硫プレスセル
Bとその構成要素が、図3、図6、図16から18に示
されている。平坦加硫プレスセルBは、カーカス装填装
置126と、プレス機128と、ベルトアンローダ13
0とを有している。
【0052】カーカス装填装置126は、プレス機12
8と組立てセルAとの間に位置する、側面を支持された
片持ち梁式の固定部材132である。側面を支持された
片持ち梁式の固定部材132は、頂部レール134と、
底部レール136と、垂直支持レール138と、水平支
持レール140とを有している。側面を支持された片持
ち梁式の固定部材132は、平坦加硫プレスセルBの長
さに沿って延びる高架レール装置142上に取り付けら
れている。高架レール装置142は、カーカス装填装置
126、プレス機128、およびベルトアンローダ13
0と少なくとも同等な長さを有している。水平支持レー
ル140は少なくとも1つの動力コンベアベルト14
4、好ましくは2つのベルト144を支持している。カ
ーカス装填装置126を駆動するモータ146は頂部レ
ール134上に位置している。タイミングベルトが、高
架レール装置142に沿ってベルト144の移動と固定
部材132の移動との同期をとるために、コンベアベル
ト144の一方の端部に位置する駆動プーリとモータ1
46とを連結している。あるいは、フィードバック制御
システムをベルト144の移動と固定部材132の移動
との同期をとるために用いることができる。
【0053】平坦加硫プレスセルBは、未加硫のカーカ
ス90を加硫するためのダブルデイライトオープンCフ
レーム型のプレス機128と、平坦加硫されたラグ付き
ストリップ152を形成する未加硫のラグとを有してい
る。プレス機128は、図6に最も良く示されており、
オープンCフレーム構造を有している。プレス機128
は、頂部デイライト位置160の第1の軌道と底部デイ
ライト位置162の第2の軌道との2つの軌道を同時に
加硫できるように、頂部プラテン154、中央プラテン
156、および底部プラテン158を有している。頂部
プラテン154は、プレス機128のCフレーム構造の
頂部にしっかりと固定されている。底部プラテン158
を移動させるのを容易にすると共に、プレス機128を
動作させるのに必要なラム力をかけるのを容易にする液
圧式シリンダラム164が、底部プラテン158の下に
設けられている。中央プラテン156は、中央プラテン
156を上下に移動させるのを助けるシリンダから成る
平衡錘機構上に設けられている。
【0054】プラテン158,156は底部デイライト
位置162を形成しており、プラテン154,156は
頂部デイライト位置160を形成している。各デイライ
ト位置160,162の底部プラテン156,158
は、隣り合わせに位置合わせされた、加熱源として水蒸
気を用いている分割された型を有している。あるいは、
その型を他の従来の型製造プロセスによって作ることも
できる。また、型は電気を含むがそれに限らない他の従
来の加熱手段によって加熱してもよい。型は、最終的な
軌道の所望のラグ形状に対応するように形成されたキャ
ビティを有している。未加硫のラグが、未加硫のカーカ
ス90がプレス機128内に装填される前にキャビティ
内に装填される。しかし、形成すべきラグが浅い場合、
追加の加硫可能な材料を型内に装填する必要はない。各
デイライト位置160,162の頂部プラテンを形成す
るプラテン154,156は、最終的な軌道上にトレッ
ドを形成するトレッドパターンを有する工具を備えてい
てもよい。
【0055】プレス機128の各端部における一番端の
型キャビティは、一番端のラグが加硫されない状態でカ
ーカス90に付着するように他のキャビティに対して比
較的低いキャビティ温度を維持するように水で冷却され
る。接合形状に応じて、他の一番端のキャビティも水で
冷却してもよい。
【0056】図6、図17、および図18に示されてい
るように、アンローダ130が、プレス機128のカー
カス装填装置126とは反対側の端部に位置している。
アンローダ130は、頂部レール166と、垂直支持レ
ール168と、水平支持レール170とを有している。
頂部レール166は、平坦加硫プレスセルBの長さに沿
って延びる高架レール装置142上に取り付けられてい
る。高架レール142に沿うアンローダ130の移動
は、アンローダ130の一方の端部に位置するモータ1
72によって行われる。水平支持レール170は少なく
とも1つの軌道取外し器具174を支持している。各器
具がプレス機128のデイライト位置160,162に
対応する2つの軌道取外し器具174があることが好ま
しい。さらに、水平支持レール170は垂直支持レール
168に沿って垂直に移動する。
【0057】軌道取外し器具174は、間隔を置いて配
置された2つの細長い鋭先部材176を有している。各
鋭先部材176の先端部178は、狭い先端を有するく
さびを形成するように下向きに傾斜している。各鋭先部
材176の表面よりも高くなっている動力コンベアベル
ト180が各鋭先部材176内に設けられている。各器
具174の2つの鋭先部材176の間に空間182が保
たれている。平坦加硫されたラグ付きストリップ152
上に形成されたラグがラグ付きストリップ152の下側
の中央に位置している場合、ラグは、ストリップ152
がプレス機128から取り外されたときに鋭先部材17
6間にある。ラグがストリップ152の中央に位置して
いない場合、ラグは鋭先部材176の外側にある可能性
がある。鋭先部材176は、鋭先部材176の長さに沿
って車輪によって支持されている。車輪は、水平支持レ
ール170に沿って回転し、器具174をプレス機12
8に出し入れする。モータ172は、軌道取外し器具1
74を高架レール142に沿って駆動する。鋭先部材1
76は、鋭先部材176内でコンベアベルト180を駆
動するために個々の空気圧モータ(不図示)を備えてい
ることが好ましい。空気圧モータは鋭先部材176の移
動に関連させられており、したがって、取外し器具17
4が停止した場合にはコンベアベルト180の移動も停
止する。
【0058】製造装置の連続動作を補助するために、図
6に示すように、格納ユニット184が組立てセルAと
平坦加硫プレスセルBとの間に配置されていてもよい。
格納ユニット184は複数の格納位置186を有してい
る。図示した格納領域184は8つの格納位置186を
有している。各格納位置186は、隣接するモータ19
0によって駆動されるコンベアベルト188を有してい
る。格納ユニット184は、個々の格納位置186が組
立て台2とカーカス装填装置126のコンベアベルト1
44とのいずれかと水平方向に位置合わせされるよう
に、一対の垂直ポスト193に沿って垂直方向に移動す
ることができる。
【0059】平坦加硫プレスセルBは、加硫されたスト
リップ152を平坦加硫プレスセルBから移送する装置
を有していてもよい。図3、図6、および図17に示す
ように、インバータ198がアンローダ130の一方の
端部の近くに設けられている。インバータ198は、上
側の開口部200と下側の開口部202とを有する半円
経路を有している。インバータ198は、横方向レール
206に沿って移動できるボックスフレーム204を有
している。インバータ198の半円経路を形成するロー
ルコンベア208がインバータ198内に設けられてい
る。ロールコンベア208の最下端210はボックスフ
レーム204の縁を通り過ぎて延びている。
【0060】平坦加硫プレスセルBと接合硫化セルCと
の間で移動する平坦なベッドコンベア212が、アンロ
ーダ198の近くで横方向レール214上に取り付けら
れている。床から測定されたコンベア212の高さは、
インバータロールコンベア208の最下端210の高さ
と一致している。コンベア212は、コンベア212を
セル間で移動させるのを補助するハンドレール216を
備えていてもよい。
【0061】平坦加硫プレスセルの動作 組立てセルAで未加硫のカーカス90が組み立てられた
後、カーカス90は組立て台2から平坦加硫プレスセル
Bに移動させられる。組立てセルAと平坦加硫プレスセ
ルBとの間に格納ユニット184が用いられていない場
合、未加硫のカーカス90はカーカス装填装置126の
1つのコンベアベルト144上に移動させられる。
【0062】格納ユニット184が用いられている場
合、格納ユニット184は垂直ポスト194に沿って移
動し、カーカス90が移送される前に空のコンベアベル
ト188を組立て台2に位置合わせする。組立て台コン
ベアベルト10がプレスセルBの方へ移動し始め、かつ
位置合わせされたコンベアベルト188が同じ方向に移
動し始め、カーカス90を格納ユニット184内のベル
ト188上に引っ張る。
【0063】格納ユニット184は、カーカス90をカ
ーカス装填装置126内に移送させるために、未加硫の
カーカス90を保持している少なくとも1つのコンベア
ベルトがカーカスローダ126内の少なくとも1つのコ
ンベアベルト144に位置合わせさせられるまで垂直ポ
スト194に沿って移動する。装填装置のモータ146
が稼働され、両方のベルト144,186が、カーカス
90を格納ユニット184からローダ126に移送する
ために同じ方向に同じ速度で移動し始める。カーカス9
0がローダ126内のベルト144上に完全に移送させ
られると、ベルト144の移動が停止する。
【0064】カーカス90を加硫プレス128に入れる
ために、ローダフレーム構造132のクラッチの係合が
解除され、ローダフレーム構造132が高架レール装置
142に沿ってプレス機128の方向に移動する。頂部
ベルト144がプレス機128の頂部デイライト位置1
60に入り、底部ベルト144が底部デイライト位置1
62に入る。ローダフレーム132は、プレスデイライ
ト位置160,162の反対側の端部にある事前に設定
された位置まで移動する。ローダフレーム132が事前
に設定された位置に到達した後、コンベアベルト144
がアンローダ130の方向に移動し始める。コンベアベ
ルト144が移動すると、ローダフレーム構造132は
プレス機128に隣接する自身の主位置に戻り始める。
未加硫のカーカス90がプレス機128内に均等に入れ
られるように、コンベアベルト144の速度とローダフ
レーム構造132の速度とが同期させられる。カーカス
90をプレス機128内に装填する前に、必要に応じ
て、未加硫のラグが型キャビティ内に入れられる。未加
硫のカーカス90がプレス機128内に入れられると、
カーカスの端部は一番端の型を通り過ぎて延び、したが
って加硫されない。未硫化の端部は互いに接合され、セ
ルCで加硫される。
【0065】カーカス90がプレス機128内に入れら
れた後、油圧式シリンダラム164と平衡錘シリンダ
が、プレス機128のデイライト位置160,162を
閉じるように動作し、カーカス90が加硫される。加硫
中に、一番端の型キャビティがキャビティ温度を下げる
ために水で冷却される。前述のように、これによってキ
ャビティの温度が下がり、その結果、一番端のラグが加
硫されない状態でカーカス90に付着する。カーカス
は、結果として得られる加硫された中央位置の長さがカ
ーカスの全長の75%から95%になるように加硫され
る。
【0066】加硫後、プレス機128が開放され、加硫
されたラグ付きベルトストリップ152が以下のように
取り外される。底部プラテン158と中央プラテン15
6が下降された後、アンローダ130のモータ172が
稼働させられる。アンローダ130は、必要に応じて、
垂直支持レール168に沿って移動し、軌道取外し器具
174を底部プラテン158と中央プラテン156内の
型に位置合わせする。アンローダ130は、高架レール
装置142に沿ってプレス機128の方向へ移動し始め
る。軌道取外し器具174はプレス機128の頂部デイ
ライト位置160と底部デイライト位置162に入る。
鋭先部材176の先端部178のくさび形形状によっ
て、鋭先部材176は、加硫されたラグ付きストリップ
152と型の頂面との間に挿入される。軌道取外し器具
174がプレスデイライト位置160,162にさらに
進入すると、ラグ付きストリップ152がキャビティか
ら引き出される。加硫されたラグ付きストリップ152
の平坦な表面部分が各鋭先部材176のコンベアベルト
180上に載る。加硫されたラグ付きストリップ152
を型キャビティから引き出すのを補助するために、コン
ベアベルト180をアンローダ130の移動方向と反対
の方向に駆動してもよい。加硫されたストリップ152
が型キャビティから完全に取り外された後、コンベアベ
ルト180の移動が停止され、アンローダ130が高架
レール装置142に沿う方向を反転させ、自身の最初の
位置に戻る。
【0067】加硫されたストリップ152がプレス機1
28から取り外され、アンローダ130が自身の最初の
位置に戻った後、ストリップ152は軌道取外し器具1
74上に載る。インバータ198は、軌道取外し器具1
74の端部に位置合わせさせられた位置に移動させられ
る。同時に、ベッドコンベア212が、ロールコンベア
208の最下端210が平坦なベッドコンベア212の
表面に位置合わせさせられるように、アンローダ130
に隣接する位置に配置される。接合ステーション194
に移送すべきストリップ152を含む軌道取外し器具1
74は、インバータ198の上側の開口部200に位置
合わせさせられる。
【0068】アンローダのモータ172が稼働させら
れ、鋭先部材176上のベルト180がインバータ19
8の方向へ移動し始める。加硫されたストリップ152
が鋭先部材176から離れると、そのストリップは上側
の開口部200に入り、インバータ198の半円経路を
通って、下側の開口部202から出て、平坦なベッドコ
ンベア212上に載る。ストリップ152がアンローダ
130内にある場合には、ストリップ上に形成されてい
るラグはいずれも下を向き、ラグ付きストリップ152
がインバータ198を通過すると、ラグは上を向く。
【0069】接合加硫プレスセル 接合加硫プレスセルCは製造装置における最後のセルで
ある。このセルCは少なくとも1つの接合ステーション
194と加硫プレス機196とを有している。加硫され
たストリップ152は、無端ラグ付きベルトを形成する
ために、接合ステーション194で接合され、加硫プレ
ス機196で加硫される。接合加硫プレスセルCおよび
その構成要素は、図4、図7、図19、および図20に
示されている。
【0070】接合ステーション194はプレス機196
の一方の側に位置している。接合ステーション194は
底部プラテン218と、型220と、支持ロールコンベ
ア222とを有している。型220は、底部プラテン2
18上に取り付けられており、Cフレームプレス機12
8内に取り付けられた型と類似の形状を有している。型
220とプラテン218は、水蒸気と冷水が型内を流
れ、型を加熱または冷却することができるように構成さ
れている。支持ロールコンベア222の少なくとも一方
の端部224は、ラグ付きストリップ152がコンベア
上にあるときにストリップ152を支持するため、およ
び、ラグ付きストリップの端部をプラテン218の頂部
の方へ押し、作業員がストリップ152を接合できるよ
うにするために、図示のように湾曲していてもよい。プ
ラテン218とそれに関連付けられたコンベア222は
レール226上に取り付けられており、プラテン218
とコンベア222はレール226に沿ってプレス機19
6に出入りする。
【0071】説明した接合加硫プレスセルCでは、図4
と図19から分かるように、プレス196の両側にプレ
ス196に対する右側接合ステーション228と左側接
合ステーション230との2つの接合ステーション19
4があり、両方の右側接合ステーション228と左側接
合ステーション230はそれぞれ、2つの底部プラテン
218とこれに関連付けられた支持コンベア222とを
有することが好ましい。各接合ステーション194は支
持レール232の一方の側に取り付けられており、1つ
の接合ステーション194の底部プラテンは一緒にプレ
ス機196に出入りする。あるいは、プレス機196の
両側に1つの接合ステーション194のみがあってもよ
く、プレス機196の一方の側にのみ単一のステーショ
ン194が位置していてもよく、または、プレス機19
6の一方の側に位置する2つの底部プラテン218が別
個にプレス機196に出入りしてもよい。
【0072】プレス機196は支持フレーム234内に
収納されている。プレス196は頂部プラテン237を
有している。頂部プラテン237は、頂部プラテン23
7上に取り付けられ、必要な押圧力をかける油圧式ラム
238によって駆動される。頂部プラテン237は、接
合されたストリップ152を加硫するために水蒸気によ
って加熱される。説明したプレス機196には、接合さ
れた2つのストリップ152を同時に加硫するために2
つの型機械236が隣接して取り付けられている1つの
頂部プラテン237がある。他の構成において、プレス
機196は、接合された1つのストリップ152のみを
加硫する単一の型機械236を有していてもよく、独立
に動作させることのできる互いに隣接する2つのプラテ
ン237を有していてもよい。
【0073】加硫されたベルトを接合加硫プレスセルC
から取り外す装置が各ステーションに設けられていても
よい。このような装置は、高架レール上に取り付けられ
た高架持上げ装置であってもよいが、それに限らない。
【0074】接合加硫プレスセルの動作 加硫されたストリップ152がコンベア212に移送さ
れた後、コンベア212は接合ステーション194の端
部まで移動し、ラグ付きストリップ152は支持ロール
コンベア222上に移送される。ラグ付きストリップを
接合するために以下のステップが行われる。作業員はま
ず、あらゆる必要な未加硫のラグを底部プラテン218
の真中の型220内に装填し、次に、ラグ付きストリッ
プの端部を底部プラテン218上に引っ張り、既に加硫
されたラグをラグ付きストリップの端部から型に挿入す
る。ラグ付きストリップの端部同士は重ね合わせられる
ことによって接合される。必要に応じて、他の材料を接
合領域に追加してもよいし、材料を接合領域から除去し
てもよい。
【0075】底部プラテン218と型220は、加硫プ
レス196内に移送される。頂部プラテン237が閉
じ、接合部が加硫される。加硫中には、未加硫のラグが
加硫され、接合領域に付着する。加硫が完了した後、底
部プラテン218と型220が加硫プレス機196から
移送される。加硫されたラグ付きベルトは接合ステーシ
ョン194から取り外される。
【0076】セルCの動作中、底部プラテン218が加
硫プレス機196の外側にあるとき、冷水が少なくとも
型220を通過し、かつ必要に応じてプラテン218を
通過し、その結果、作業員は加硫されたラグ付きストリ
ップ152を接合するため、または加硫されたラグ付き
ベルトを取り外すために、接合ステーション194の周
りで作業することができる。プラテン218がプレス1
96内に入れられると、水蒸気が型220を通過し、必
要に応じて底部プレートも通過する。
【0077】プレス196の各側に接合ステーション1
94、すなわち各々に一対の底部プラテン218がある
右側接合ステーション228と左側接合ステーション2
30を備えた、説明した二重接合ステーションセルCで
は、セルCは以下の方法で動作させることが好ましい。
ラグ付きストリップ152は、ある接合ステーション1
94、たとえば左側接合ステーション230にある支持
コンベア222に供給された後、手作業で接合される。
この間、右側ステーション228の底部プラテン218
は、一対のラグ付きストリップ152を加硫しているプ
レス機196内にある。加硫サイクルが完了した後、プ
レス196機内の型220内の水蒸気が止まり、冷水が
型220内を流れ始める。水蒸気は引き続き頂部プラテ
ン237と型236内を流れる。底部プラテン218、
型220、および加硫されたベルトがプレス機196の
外に取り外される。底部プラテン218がプレス機19
6から取り外され始めるとき、同時に、左側ステーショ
ン230からの底部プラテン218、型220、および
接合されたベルトがプレス機196内に入れられ、水蒸
気が型220内を流れ始める。加硫されたラグ付きベル
トが右側接合ステーション228から取り外され、新し
いストリップ152がこの接合ステーションに供給され
る。このように、接合加硫セルCは連続的に動作するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】製造装置の平面図である。
【図2】組立てセルの平面図である。
【図3】プレスセルの平面図である。
【図4】接合加硫プレスセルの平面図である。
【図5】組立てセルの側面図である。
【図6】プレスセルの側面図である。
【図7】接合加硫プレスセルの側面図である。
【図8】組立て台と向かい合う組立てセルの側面図であ
る。
【図9】材料カートリッジの側面図である。
【図10】図9の線5−5に沿った材料カートリッジの
図である。
【図11】素材が無い状態の機構の平面図である。
【図12】組立てシャトルの側面図である。
【図13】組立てシャトルの駆動コラムを示す図であ
る。
【図14】切断組立体を示す図である。
【図15】組立て台の端部にある締具ユニットを示す図
である。
【図16】図6の線11−11に沿ったローダー組立体
を示す図である。
【図17】アンローダー組立体を示す図である。
【図18】軌道取外し器具の平面図である。
【図19】接合加硫セルを示す図である。
【図20】図19の線15−15に沿った接合加硫プレ
ス機を示す図である。
【符号の説明】
2 組立て台 4 組立てシャトル 6 装填カートリッジ 8 カートリッジステーション 10,144,188 コンベアベルト 12,67,69,77,146,172,190
モータ 14,15,70 駆動輪 16,17 軸 20 素材材料ロール 22 シート巻取りロール 24 原料脱離組立体 26,30 側面支持はり 28 幅支持はり 32 素材材料 34 セパレータシート 36 シャフト 38 フライホイール 40 ハンドホイール 42 角度の付けられた支持フレーム 44 頂部ロール 46 底部ロール 47 サイドプレート 48 送りロール 50 送りコンベア 52 ロック 54 車輪 56 延長基部フレーム 57 第2のフレーム 58 動力ディスペンサユニット 60 組立てコンベア 62 切断組立体 64 駆動コラム 66 下側駆動アーム 72 ブレーキ 74 クラッチ 75 空気圧シリンダ 76 駆動輪シャフト 80 最も上のセット 82 中央のセット 84 最も下のセット 86 カメラ 88 ブラケット 89 ライナースライド 90 軌道カーカス 92 エンコーダ 94 ローラ 96 頂部ナイフブレード 98 底部ナイフブレード 100 液圧式シリンダ 102 切断組立体フレーム 104 圧縮ばね 106 締具バー 108 中央ポスト 110 ステッチングロール 112 アーム 114 締具ユニット 116 中央締具バー 120 スイングコンベア 122 点 124 高架輸送装置 126 カーカス装填装置 128 プレス機 130 アンローダ 132 側面を支持された片持ち梁式の固定部材 134,166 頂部レール 136 底部レール 138,168 垂直支持レール 140,170 水平支持レール 142 高架レール装置 152 ラグ付きストリップ 154,237 頂部プラテン 156 中央プラテン 158,218 底部プラテン 160 頂部デイライト位置 162 底部デイライト位置 174 軌道取外し器具 176 鋭先部材 178 先端部 180 動力コンベアベルト 182 空間 184 格納ユニット 186 格納位置 193 垂直ポスト 194 接合ステーション 198 インバータ 200 上側の開口部 202 下側の開口部 204 ボックスフレーム 206 横方向レール 208 ロールコンベア 210 最下端 212 ベッドコンベア 214 横方向レール 216 ハンドレール 220 型 222 支持ロールコンベア 224 端部 226 レール 228 右側接合ステーション 230 左側接合ステーション 234 支持フレーム 236 型機械 238 油圧式ラム
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月27日(2002.11.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図12】
【図9】
【図10】
【図14】
【図15】
【図11】
【図13】
【図17】
【図16】
【図18】
【図19】
【図20】
フロントページの続き (71)出願人 590002976 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 ロナルド アラン ウェルマン アメリカ合衆国 45828 オハイオ州 コ ールドウォーター メンチホファー ロー ド 3577 (72)発明者 ケント アラン スタッベンディエック アメリカ合衆国 44281 オハイオ州 ワ ズワース フェザント ラン 220 (72)発明者 トーマス グッドセル ユチンス アメリカ合衆国 44685 オハイオ州 ユ ニオンタウン バスウッド アヴェニュー エヌダブリュー 11937 (72)発明者 マリオ アントニオ ラゴ カナダ国 エム2エム2エム2 トロント パンクレスト ドライヴ 45 Fターム(参考) 4F213 AA45 AG16 AJ08 WA03 WA33 WA39 WA53 WA60 WA92 WA97 WB01 WE06 WE16 WF01 WF23 WK03 WW06 WW15 WW21 WW26 WW33

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラグ付きゴム軌道を形成するために、加
    硫可能な材料からなる少なくとも1枚のシートと、補強
    材料からなる少なくとも1枚のシートと、複数のラグと
    を加硫することを含む、加硫された無端ラグ付き軌道を
    製造する方法方法において、 加硫する前に、未加硫のカーカスを形成するために、前
    記加硫可能な材料からなる少なくとも1枚のシートと前
    記補強材料からなる少なくとも1枚のシートとを、平坦
    な組立て台の上に載せることと、 加硫中に、前記カーカスの中央部のみを加硫し、前記カ
    ーカスの両端を未加硫のままにしておくことと、 前記無端ラグ付き軌道を形成するために、前記カーカス
    の前記未加硫の端部を接合し、加硫することとを特徴と
    する、加硫された無端ラグ付き軌道を製造する方法。
  2. 【請求項2】 a)複数の加硫可能なシートと補強シー
    トとを所望の厚さが得られるまで積み重ね、カーカスを
    形成することと、 b)前記カーカスを加硫し、複数のラグを前記カーカス
    に付着させることとを含む、加硫された無端ラグ付き軌
    道を製造する方法において、 前記カーカスを加硫する間、前記カーカスの中央部のみ
    が最初に加硫される、加硫された無端ラグ付き軌道を製
    造する方法。
  3. 【請求項3】 無端軌道を形成する製造装置において、 a)加硫可能な材料からなる少なくとも1枚のシートと
    補強材料からなる少なくとも1枚のシートとを有する有
    限長のカーカスを形成する組立てセルと、 b)前記有限長のカーカスの中央部を加硫する加硫セル
    と、 c)無端軌道を形成するために前記有限長のカーカスを
    接合し、加硫する接合セルとを有する、無端軌道を形成
    する製造装置。
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