JP2003175303A - フィルタープレス装置およびスラッジの脱水方法 - Google Patents
フィルタープレス装置およびスラッジの脱水方法Info
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Abstract
剥離性の向上を図る。 【解決手段】スラッジSを濾室2C内に加圧供給し濾過
させ、この濾過中に、加温流体Fを流体室2D内へ供給
し充満させて流体室2Dの内圧を濾室2Cの内圧より高
くし、その差圧によりダイアフラム2Eによる濾室2C
内の被脱水物の圧搾を行う。次に、加温流体Fを流体室
2D内へ加圧供給して、流体室2Dの内圧によりダイア
フラムによる圧搾を行う。濾布2Bとダイアフラム2E
との間に連通する濾液排出路2Hoを設け、この濾液排
出路2Hoは、真空ポンプ8Bにより濾液の排出を行う
負圧化手段と、自然排出路2Hbとに連通させる。濾過
の初期において自然排出路2Hbを介して排出し、その
後に前記負圧化手段を作動させる。
Description
下水処理場の排水、あるいは工場廃水等の脱水に用いら
れる、スラッジの加圧濾過および圧搾脱水を行う圧搾型
フィルタープレスを含むフィルタープレス装置、および
圧搾型フィルタープレスを用いるスラッジ脱水方法に関
する。
スを用いて脱水処理されてきた。特に近年では、水質悪
化等が原因で設備の処理能力が不足してきているため、
その解決策として、フィルタープレスに供給するスラッ
ジを加温することにより、処理能力の向上を図ってい
た。
術によって処理能力をある程度までは向上させることが
できるが、さらに脱水ケーキの含水率の低減および薄い
脱水ケーキの剥離性を格段に高めることが困難であり、
濾過および圧搾時間の短縮化についても有効な手段がな
いのが現状である。
能力の向上を図りながら、脱水ケーキ含水率の低減およ
び薄い脱水ケーキの剥離性の向上を図るとともに、濾過
および圧搾時間の短縮化を行うことにある。
明の請求項1記載の発明は、濾板間の濾室内に濾布が設
けられ、前記濾布外面とこれに対向する濾板との間にダ
イアフラムが配され、スラッジを前記濾布内面がわに供
給するスラッジ供給手段が設けられ、前記ダイアフラム
とこれに対向する濾板との間に流体室が形成され、流体
送り込み手段により前記流体室内に供給する供給液体の
圧力により前記ダイアフラムが前記濾布を介して前記濾
室内の被脱水スラッジを押圧するようにした圧搾型フィ
ルタープレスを含み;前記スラッジ供給手段によってス
ラッジを濾布内面がわに加圧供給してその濾布を通して
濾過を行う濾過過程において、流体送り込み手段により
加温流体を流体室内に供給する濾過過程加温流体供給手
段を備え、前記濾布と前記ダイアフラムとの間に連通す
る濾液排出路が設け、この濾液排出路は、真空ポンプに
より濾液の排出を行う負圧化手段と、自然排出路とに連
通し、前記濾液過程の初期において前記自然排出路を介
して排出し、その後に前記負圧化手段が作動するように
構成したことを特徴とするフィルタープレス装置であ
る。
濾布が設けられ、前記濾布外面とこれに対向する濾板と
の間にダイアフラムが配され、スラッジを前記濾布内面
がわに供給するスラッジ供給手段が設けられ、前記ダイ
アフラムとこれに対向する濾板との間に流体室が形成さ
れ、流体送り込み手段により前記流体室内に供給する供
給液体の圧力により前記ダイアフラムが前記濾布を介し
て前記濾室内の被脱水スラッジを押圧するようにした圧
搾型フィルタープレスを含み;前記スラッジ供給手段に
よってスラッジを濾布内面がわに加圧供給してその濾布
を通して濾過を行う濾過過程において、流体送り込み手
段により加温流体を流体室内に供給する濾過過程加温流
体供給手段と、前記流体室内への供給液体の圧力により
前記ダイアフラムが前記濾布を介して前記濾室内の被脱
水スラッジを押圧して圧搾を行う圧搾過程において、加
温流体を前記流体送り込み手段により流体室内に供給す
る圧搾過程加温流体供給手段とを備え、さらに、前記濾
室に洗浄液を供給する洗浄液供給路と、前記濾室に圧気
を供給する外部圧気供給路とを具備し、前記濾過及び圧
搾過程後において、前記洗浄液供給路を介して前記濾室
に洗浄液を供給し、続いて前記外部圧気供給路を介して
前記濾室に圧気を供給するブロー手段を構成している、
ことを特徴とするフィルタープレス装置である。
濾布が設けられ、前記濾布外面とこれに対向する濾板と
の間にダイアフラムが配され、スラッジを前記濾布内面
がわに供給するスラッジ供給手段が設けられ、前記ダイ
アフラムとこれに対向する濾板との間に流体室が形成さ
れ、流体送り込み手段により前記流体室内に供給する供
給液体の圧力により前記ダイアフラムが前記濾布を介し
て前記濾室内の被脱水スラッジを押圧するようにした圧
搾型フィルタープレスを用い;前記濾布と前記ダイアフ
ラムとの間に連通する濾液排出路を設け、この濾液排出
路は、真空ポンプにより濾液の排出を行う負圧化手段
と、自然排出路とに連通させ、前記スラッジ供給手段に
よってスラッジを濾布内面がわに加圧供給してその濾布
を通して濾過を行うとともに、流体送り込み手段により
加温流体を流体室内に供給し、前記濾過の初期において
前記自然排出路を介して排出し、その後に前記負圧化手
段を作動させることを特徴とするスラッジの脱水方法で
ある。
濾布が設けられ、前記濾布外面とこれに対向する濾板と
の間にダイアフラムが配され、スラッジを前記濾布内面
がわに供給するスラッジ供給手段が設けられ、前記ダイ
アフラムとこれに対向する濾板との間に流体室が形成さ
れ、流体送り込み手段により前記流体室内に供給する供
給液体の圧力により前記ダイアフラムが前記濾布を介し
て前記濾室内の被脱水スラッジを押圧するようにした圧
搾型フィルタープレスを用い;前記スラッジ供給手段に
よってスラッジを濾布内面がわに加圧供給してその濾布
を通して濾過を行うとともに、流体送り込み手段により
加温流体を流体室内に供給し、前記流体室内への供給液
体の圧力により前記ダイアフラムが前記濾布を介して前
記濾室内の被脱水スラッジを押圧して圧搾を行うととも
に、加温流体を前記流体送り込み手段により流体室内に
供給し、前記濾過及び圧搾後において、外部から洗浄液
供給路を介して前記濾室に洗浄液を供給し、続いて外部
から圧気供給路を介して前記濾室に圧気を供給して濾液
のブローを行う、ことを特徴とするスラッジの脱水方法
である。
て、前記加温流体の排出、及び濾液の排出を行う請求項
4記載のスラッジの脱水方法である。
れ、前記濾布外面とこれに対向する濾板との間にダイア
フラムが配され、スラッジを前記濾布内面がわに供給す
るスラッジ供給手段が設けられ、前記ダイアフラムとこ
れに対向する濾板との間に流体室が形成され、流体送り
込み手段により前記流体室内に供給する供給液体の圧力
により前記ダイアフラムが前記濾布を介して前記濾室内
の被脱水スラッジを押圧するようにした圧搾型フィルタ
ープレスを前提にする。
濾布が2枚であるものの、その一方の濾布側にのみ1枚
のダイアフラムを有する場合を含む。したがって、後述
の実施の形態のように2枚の濾布およびそれぞれ対応し
て2枚のダイアフラムを設ける場合には、流体室は2室
形成されるが、ダイアフラムが1枚の場合には1室のみ
の流体室となる。
フィードとするほか、後述の実施の形態のように上部か
らのアッパーフィード形態のいずれの場合も含む。
供給すること、(2)濾過過程において加温流体(通常
は温水を用いる)を供給すること、(3)圧搾過程にお
いても加温流体を供給することにある。
ジの加圧供給圧力と加温流体の供給圧力との間に大小を
もたせてダイアフラムをスラッジ側または反対側に移動
させること、(5)濾布とダイアフラムとの間に連通す
る濾液排出路に負圧化手段(たとえば真空化手段)を設
けて、濾過工程または圧搾過程において濾液排出路を負
圧化させて濾液の排出を促進させることも要点としてい
る。
と、濾過能力が高まることは従来から知られており、本
発明においてもその手段を採る。
も、濾過脱水が終了するまでの時間内に温度低下を生
じ、脱水性が経時的に低下する。したがって、本発明に
おいては、濾過工程において、加温流体をダイアフラム
と濾板との間の流体室内に供給する。その結果、加温流
体のもつ温度をダイアフラム(および濾布)を通して加
温スラッジまたは濾液に与えることができ、濾過工程で
の温度低下に伴う濾過脱水性の低下を防止できる。
が生じるので、本発明は、さらに圧搾過程においても加
温流体を流通させてスラッジの温度低下を防止しながら
圧搾を行うことにより、圧搾性を高めることができる。
て、加温スラッジの加圧供給圧力と加温流体の供給圧力
との間に大小をもたせてダイアフラムを加温スラッジ側
または反対側に移動させることにより、濾過脱水性が高
まるほか、脱水を行い小容積化した状態で、ダイアフラ
ムを加温スラッジの反対側の移動させることにより、そ
の分量の加温スラッジを新たに濾布間(または濾布と濾
板との間)に供給でき、これらの操作を行うことにより
スラッジの供給(注入)量を増大させることができ、1
回当たりの処理量を増大させることができる。
部に排出させるようにすること、およびスラッジがケー
キ化した状態において更に水分を蒸発させる効果をもた
らすこと等により、濾過性または圧搾性が高まるととも
に、含水率の大幅な低下が図れる。
されて、スラッジの注入量の増大、濾過および圧搾時間
の短縮、脱水ケーキの含水率の大幅な低下、脱水ケーキ
の剥離性の向上などを図ることができ、総じて濾過脱水
能力を高めることができる。
て添付図面を参照しつつ詳述する。
ープレス装置例1のフロー図を示しており、この装置1
は圧搾型フィルタープレス2によりスラッジの脱水を行
うものである。図2は圧搾型フィルタープレス2の概略
的正面図を示している。
版型に属するものであり、濾板の配列形態からは水平型
に属するものである。すなわち、図2に示すように、水
平方向に平行に並べられた多数の濾板2A,2A…を有
し、各濾板2Aには隣の濾板2Aと対向する面に凹部2
aが形成されており、隣り合う濾板2A,2A間に、1
対の濾布2B,2Bがそれぞれ吊り下げられている。こ
れら濾板2A,2A…は、水平方向に伸縮するシリンダ
ー2Sにより相互間隔が調節されるように構成されてお
り、このシリンダー2Sの伸張により隣り合う濾板2
A,2Aが接触し、締め付けられ、図1に示すように隣
り合う濾板2A,2A間において1対の濾布2B,2B
により取り囲まれた濾室2Cが形成される。この濾室2
C内にはスラッジ供給路3Diが通じている。
それぞれ対面する濾板面2A,2Aにおける凹部2a,
2aとの間に、表面に濾液溝2e,2e…が形成された
1対のダイアフラム2E,2Eがそれぞれ配され、この
ダイアフラム2E,2Eと濾板面2A,2Aとの間に流
体室2D,2Dがそれぞれ形成されている。
給路2Fi,2Fiおよび内部流体排出路2Gi,2G
iがそれぞれ通じている。したがって、流体室2D,2
D内への加温流体Fの供給・排出が可能なようになって
いる。また、ダイアフラム2E,2Eの濾液溝2e,2
e…とこれに対面する濾布外面2B,2Bとの隙間S
P,SP(濾液溝2e,2e…内含む)には、その下端
部おいて内部濾液排出路2Hi,2Hiがそれぞれ通じ
ており、上端部において内部圧気供給路2Ji,2Ji
がそれぞれ通じている。
に対して加温スラッジを供給するスラッジ供給手段3を
備える。図示のスラッジ供給手段3は、スラッジ貯留槽
3Aと、このスラッジ貯留槽3A内のスラッジSを加温
するスラッジ加温手段3B(例えば蒸気吹込み装置)
と、スラッジ貯留槽3A内の加熱スラッジSをスラッジ
供給路3Diを介して濾室2C内に加圧供給するスラッ
ジポンプ3Pとを備えるものである。スラッジ供給路3
Diには洗浄弁10Vcを有する洗浄液供給路10が通
じており、またスラッジ供給路3Diからは洗浄液ブロ
ー弁3Vbを有する洗浄液ブロー路3Dbが分岐され、
この洗浄液ブロー路3Dbはスラッジ貯留槽3Aに通じ
ている。図示の3Viは、スラッジ供給路3Diにおけ
る洗浄液供給路10の連通部とスラッジポンプ3P出側
との間に配設されたスラッジ供給弁を示している。
ス2に対してダイアフラム2E,2E…による圧搾を行
うべく、加温流体(温水等)Fを前述の流体室2D,2
D内へ供給する加温流体送り込み手段4を備える。図示
の加温流体送り込み手段4は、流体貯留槽4Aと、この
流体貯留槽4A内の加温流体Fを加温する流体加温手段
4B(例えば蒸気吹込み装置)と、流体貯留槽4A内の
加温流体Fを外部流体供給路2Foおよび内部流体供給
路2Fi,2Fiを介して流体室2D,2D内に加圧供
給する圧入ポンプ4Pとを備えている。また、図示の4
Viは外部流体供給路2Foに配設された流体入口弁を
示している。
i,2Giは、第1流体返送路5Aに通じている。この
第1流体返送路5Aは途中で濾過時返送路5Bと圧搾時
返送路5Cとに分岐され、再び一本の第2流体返送路5
Dに合流され、流体貯留槽4Aに戻る戻り路が構成さ
れ、加温流体の送り込み路と相まって循環路を構成して
ある。濾過時返送路5Bには濾過時流体出口弁6Bおよ
び濾過時リリーフ弁7Bがこの順にそれぞれ配設され、
圧搾時返送路5Cには、圧搾時流体出口弁6Cおよびと
圧搾時リリーフ弁7Cがこの順にそれぞれ配設されてい
る。また、第2流体返送路5Dと外部流体供給路2Fo
とは、流体ブロー弁4Vbを有する流体ブロー路4Cに
よりバイパスされている。
開放を行うために、濾過時返送路5Bの濾過時リリーフ
弁7Bの設定圧は、スラッジの性状やフィルタープレス
のスラリー供給形態にもよるが、少なくとも、スラッジ
ポンプ3Pによる濾室2Cへの加温スラッジ供給圧より
も低くされる。本例の装置の場合、濾過時リリーフ弁7
Bの設定圧は、加温スラッジ供給圧の50〜80%に設
定することを推奨する。一方、圧搾時返送路5Cの圧搾
時リリーフ弁7Cの設定圧は、後述の濾過工程後の濾過
ケーキをさらに圧搾脱水できる程度であり、通常の場
合、10〜15kg/cm2とすることを推奨する。
路2Hi,2Hiは、濾液出口弁8Veを有する外部濾
液排出路2Hoを介して濾液槽8Aに通じており、この
濾液槽8A内の濾液は貯留濾液量に応じて濾液ポンプ8
Bにより濾液貯留槽8Cに供給されるようになってい
る。また、外部濾液排出路2Hoからは濾液ブロー弁8
Vbを有する濾液ブロー路2Hbが分岐されており、こ
の濾液ブロー路2Hbは濾液貯留槽8Cに通じている。
好ましくは、図示例のように、濾液槽8Aに真空ポンプ
8Dを連結しておき、この真空ポンプ8Dにより、濾液
槽8A、濾液排出路2Hi,2Hiを介して、ダイアフ
ラム2Eの濾液溝2eと濾布2B外面との隙間S1,S
1を負圧としうるように構成する。
給路2Ji,2Jiには、外部圧気供給路2Joならび
に圧気槽9Aを介してコンプレッサー9Bからの圧気
(例えば圧縮空気)が供給されるようになっている。
用いる本発明のスラッジ脱水方法例について説明する。
本発明のスラッジ脱水方法は、主に濾過工程とこれに続
く圧搾工程とからなる。濾過工程においては、先ずシリ
ンダー2S(図2のみ図示)の伸張により濾板2A,2
A…を締め付けて閉枠し、図1に示すように濾室2Cを
形成する。また、全ての弁は閉じておく。しかる後、圧
入ポンプ4Pを作動させるとともに、流体入口弁4Vi
および濾過時流体出口弁6Bを開ける。
た加温流体Fが流体貯留槽4Aから外部流体供給路2F
oならびに内部流体供給路2Fi,2Fiを介して流体
室2D,2D内にそれぞれ供給される。
ッジポンプ3Pを作動させるとともに、スラッジ供給弁
3Viを開とし、加温手段3Bにより前もって温められ
スラッジ貯留槽3Aに貯留されていた加温スラッジS
を、スラッジ供給路3Diを介して濾室2C内に加圧供
給する。濾室2C内のスラッジS1は、供給圧力によっ
て濾液のみが濾布2B,2Bを通り、濾過が進行する。
その結果、濾室2C内には濾過ケーキK1が形成され
る。また、濾液出口弁8Veおよび濾液ブロー弁8Vb
のいずれか一方を開けておく。いずれの場合にも濾液は
ダイアフラム2E,2Eの濾液溝2e,2e…を通り、
内部濾液排出路2Hi,2Hiならびに外部濾液排出路
2Hoを介して最終的には濾液貯留槽8C内に排出され
る(詳しくは後述する)。
時リリーフ弁7Bが配されており、スラッジポンプ3P
の供給圧、すなわち濾室2C内のスラッジS1の圧力
が、加温流体Fによる流体室2D,2D内のリリーフ弁
7Bにおける設定内圧より高くなると、リリーフ弁7B
が開となり、加温流体Fは、第1流体返送路5A、濾過
時返送路5Bならびに第2流体返送路5Dを介して流体
貯留槽4Aへ返送される。この時点の状態が図3に示さ
れている。
弁6Bを閉とした上、圧入ポンプ4Pを作動させると、
流体室2D,2Dの流体は出口が塞がれた状態となるの
で、図4に示すように、圧入ポンプ4Pからの加温流体
Fが流体室2D,2D内に送り込まれ、流体室2D,2
Dの内圧が濾室2Cの内圧よりも高くなることにより、
その差圧によってダイアフラム2E,2Eが対向方向に
膨出され、これら膨出するダイアフラム2E,2Eによ
り濾室2C内に供給された加温スラッジS1または濾室
2C内に形成された濾過ケーキK1が濾布を介して挟ま
れ圧搾される。さらに所定時間経過後に濾過時流体出口
弁6Bを開ける。これにより流体室2D,2Dの排出経
路が開放されて、濾過時リリーフ弁7Bが作動し、流体
室2内の加温流体Fが、リリーフ弁7Bの設定圧を保ち
ながら、第1流体返送路5A、濾過時流体出口弁6B、
濾過時リリーフ弁7Bならびに第2流体返送路5Cを介
して流体貯留槽4Aへ返送される。
搾により体積が小さくなっており、かつ流体室2D,2
D内の内圧が濾室2Cの内圧よりも低くなっているの
で、その差圧によって、濾室2C内にさらに加温スラッ
ジを供給(注入)でき、ダイアフラム2E,2Eは押し
戻されて図3に示す状態に戻る。
かる圧搾操作と開放操作とを交互に繰り返し行う(通常
数回繰り返す)。これにより、圧搾による濾過作用の促
進ならびにこれに伴うスラッジS供給(注入)量の飛躍
的な増大を図ることができる。
Eの駆動源としての流体Fは加温されており、この加温
流体Fの熱がダイアフラム2E,2Eおよび濾布2B,
2Bを介して濾室2C内に供給された加温スラッジS1
および濾室2C内に形成された濾過ケーキK1に伝わる
結果、それら加温スラッジS1および濾過ケーキK1が
保温される。かかる保温によって良好な濾過性が維持さ
れる。特に本発明では、加温した加温流体Fを流体室2
D,2D内へ供給しかつ充満させる工程と、その充満し
た加温流体Fを流体室2D,2D外へ排出させる工程と
を交互に繰り返し行わしめて、常に、新たに加温した加
温流体Fを流体室2D,2D内へ供給するようにしてい
るので、濾室2C内に供給された加温スラッジS1や濾
室2C内に形成された濾過ケーキK1をより効果的に保
温する。よって、良好な濾過性を確実に保ちつつ濾過を
行うことができるので、濾過時間の短縮を図ることがで
きる。 しかる後、濾過工程を終了して圧搾工程に入る
べく、圧入ポンプ4Pおよびスラッジポンプ3Pを停止
し、濾過工程において開けた弁は全て閉じる。
させるとともに、流体入口弁4Viならびに圧搾時流体
出口弁6Cを開けて、加温手段4Bにより温められた加
温流体Fを、流体貯留槽4Aから外部流体供給路2F
o、流体供給路2Fi,2Fiを介して流体室2D,2
D内に供給し、さらに第1流体返送路5A、圧搾時返送
路5Bならびに第2流体返送路5Dを介して流体貯留槽
4Aへ返送する。つまり加温流体Fが、加温手段4Bを
有する流体貯留槽4Aと流体室2D,2Dとの間を循環
される。また、濾液出口弁8Veおよび濾液ブロー弁8
Vbのいずれか一方を開けておく。いずれの場合にも濾
液はダイアフラム2E,2Eの濾液溝2e,2e…を通
り、内部濾液排出路2Hi,2Hiならびに外部濾液排
出路2Hoを介して最終的には濾液貯留槽8C内に排出
される(詳しくは後述する)。
時リリーフ弁7Cの作用により、加温流体Fによる流体
室2D,2D内の内圧はそのリリーフ弁7Cの設定圧力
値に保たれる。この流体室内の圧力により、図5に示す
ように、ダイアフラム2E,2Eが対向方向に膨出さ
れ、これら膨出するダイアフラム2E,2Eにより濾布
2B,2Bを介して濾室2C内に形成された濾過ケーキ
K2が圧搾濾過される。またこの間、前述の循環によ
り、常に新たに加温された加温流体Fが流体室を通過す
るため、濾室2C内に形成された濾過ケーキK2はより
効果的に保温される。よって、良好な濾過性をより確実
に保ちつつ圧搾を行うことができるので、圧搾時間の大
幅な短縮を図ることができる。圧搾工程が終了したなら
ば、圧入ポンプ4Pを停止し、全ての弁を閉じる。
における濾液の排出形態は、主に次の方法からそれぞれ
選ぶことができる。すなわち、第1の方法は、濾液出口
弁8Veを開けかつ濾液ブロー弁8Vbを閉じるととも
に、真空ポンプ8Dを作動させる方法である。これによ
り、濾液排出経路を構成する、濾液槽8A、外部濾液排
出路2Ho、内部濾液排出路2Hi,2Hi、およびダ
イアフラム2E,2Eの濾液溝2e,2e…が負圧とな
るので、濾過または圧搾中の濾液の排出を促進させ、脱
水ケーキの含水率を低くすることが出来る。この場合、
濾液は、ダイアフラム2E,2Eの濾液溝2e,2e…
を通り、内部濾液排出路2Hi,2Hiならびに外部濾
液排出路2Hoを介して濾液槽8Aに送られ、濾液槽8
Aに一時的に貯留される。そして、濾液槽8A内の濾液
貯留量に応じて自動的に動作する濾液ポンプ8Bによ
り、濾液槽8A内の濾液が汲み出され、濾液貯留槽8C
内に供給される。
け、濾液出口弁8Veを閉じ、かつ真空ポンプ8Dを作
動させない方法である。この場合には、濾液は、ダイア
フラム2E,2Eの濾液溝2e,2e…を通り、内部濾
液排出路2Hi,2Hi、外部濾液排出路2Ho、濾液
ブロー路2Hbを介して直接に濾液貯留槽8Cへ排出さ
れる。
ロー弁8Vbを開とし且つ濾液出口弁8Veを閉とし
て、濾液を自然流下させ、圧搾工程に入ってからも所定
時間は同様にし、しかる後に濾液量が少なくなった頃か
ら濾液出口弁8Veを開とし且つ濾液ブロー弁8Vbを
閉とし、同時に真空ポンプ8Dを作動させて濾液排出経
路を負圧にする方法である。本方法では、濾液が自然に
排出されるうちは濾液排出経路を負圧とせず、濾液が自
然に排出され難くなったときから濾液排出経路を負圧と
するので、濾液排出の促進およびケーキ含水率の低下を
図りつつも、濾過工程または圧搾工程において常時濾液
排出経路を負圧とする場合と比べて、真空ポンプ8Dに
よる消費エネルギーを少なくできる利点がある。
終了したならば、続いてブロー工程を行うことを推奨す
る。本ブロー工程においては、洗浄弁10Vcおよびス
ラッジブロー弁3Vbを開けて、洗浄水によりスラッジ
供給路3Diを含むスラッジ供給経路内のスラッジをス
ラッジ貯留槽3Aヘブローする。
気入口弁9Viを開けて、図6に示すように、コンプレ
ッサー9Bにより圧気糟9Aに貯められた圧気を、外部
圧気供給路2Joならびに内部圧気供給路2Ji,2J
i、ダイアフラム2E,2Eの濾液溝2e,2eを介し
て、スラッジ供給路3Diを含むスラッジ供給経路に残
留した洗浄水をスラッジ貯留槽3Aヘブローする。
流体ブロー弁4Vbおよび濾液ブロー弁8Vbを開け、
図7に示すように、流体室2E,2Eの加温流体を流体
ブロー路4Cを介して流体貯留槽4Aに返送するととも
に、ダイアフラム2E,2Eの濾液溝2e,2eに残留
する濾液を、内部濾液排出路2Hi,2Hi、外部濾液
排出路2Ho、濾液ブロー路2Hbを介して濾液貯留槽
8Cへブローする。
脱水ケーキK3が濾室2C内に形成されているのでこれ
の排出工程にはいる。排出工程ではまず、図2に示すよ
うに、シリンダー2Sが収縮し、これに連結された濾板
2A,2A…が順次牽引され、各濾板間2A,2Aが一
定間隔となるように開枠される。この時、図8に示すよ
うに、濾布2B,2Bにより取り囲まれた濾室2C内に
形成された脱水ケーキK3は自重により、濾布2B,2
Bから剥離し排出される。通常はこの開枠だけで脱水ケ
ーキK3の剥離が可能であるが、剥離性が悪い場合に
は、濾布2B,2Bを支持する濾布サポートバー2Kを
揺らす手段を設けておき、これにより濾布2B,2Bを
揺らすことにより、濾布2B,2Bに付着した脱水ケー
キを積極的に剥離するように構成することができる。
Eもゴム材で形成することができるが、ダイアフラム2
E,2Eにおける少なくとも濾布を介して濾室と対応す
る部分を、熱伝導性の高い材料、例えば可撓性を有する
程度の薄さの鋼板(特に防錆性の観点からステンレス鋼
板が好ましい)などにより形成するのが好ましい。例え
ば、図9に示すように、実質的に前述の保温効果に寄与
しないダイアフラムの外縁部分20E,20Eをゴム材
等の熱伝導性の低い可撓性材料で形成し、実質的に保温
効果に寄与する中央部分21Eを金属等の熱伝導性の高
い材料で形成することもできる。
例を示したが、本発明は濾布走行型の脱水機にも適用可
能である。
に1対の濾布2B,2Bの両外側にそれぞれダイアフラ
ム2E,2Eを配する必要はなく、1対の濾布の一方の
濾布の外側にのみダイアフラムを配し、他方の濾布の外
側面には濾板が対面するようにすることもできる、この
場合、その他方の濾布外面と対面する濾板面に濾液溝を
形成する(図示せず)。
おける弁の開閉やポンプの始動・停止、シリンダーによ
る閉枠・開枠等は、適宜の制御装置により自動制御で行
わしめることができる。
かにする。《実施例》次の(比較例)、ならびに(本発
明例1)および(本発明例2)の各場合について、濾過
時間15分、圧搾時間15分のスラッジ脱水試験を行っ
た。本試験では、運転時間に対する濾液量を測定すると
ともに、脱水により得られたケーキの含水率を測定し
た。また、濾液量測定結果より濾過速度を評価した。
(比較例)加温スラッジを供給するのみの従来装置を用
いた。加温スラッジの温度は80℃とした。
過程における加温流体(通常は温水を用いる)の供給、
および圧搾工程における加温流体の供給を行う、本発明
に係るフィルタープレス装置を用いた。加温スラッジの
温度および加温流体の温度はいずれも80℃とした。
過程における加温流体(通常は温水を用いる)の供給、
圧搾工程における加温流体の供給、濾過過程における加
温スラッジの加圧供給圧力と加温流体の供給圧力との間
に大小をもたせることによるダイアフラムの加温スラッ
ジ側または反対側への移動、ならびに圧搾工程における
濾液排出路の負圧化(前述の最も効果的な方法)を行
う、本発明に係るフィルタープレス装置を用いた。加温
スラッジの温度および加温流体の温度はいずれも80℃
とし、負圧化においては濾液排出経路に760mmHg
の負圧をかけた。
また、表1に示す濾過速度およびケーキ含水率を得た。
本結果より、本発明に係るフィルタープレス装置は、従
来装置と比べて、処理能力が著しく高く、かつ脱水によ
り得られるケーキの含水率が著しく低いことが証明され
た。また、ケーキ含水率が著しく低いので、薄い脱水ケ
ーキの剥離性も向上したことも確認した。
ジの注入量の増大、濾過および圧搾時間の短縮、脱水ケ
ーキの含水率の大幅な低下、脱水ケーキの剥離性の向上
などを図ることができ、総じて濾過脱水能力を高めるこ
とができる。
ロー図である。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
3…スラッジ供給手段、4…流体供給手段。
Claims (5)
- 【請求項1】濾板間の濾室内に濾布が設けられ、前記濾
布外面とこれに対向する濾板との間にダイアフラムが配
され、スラッジを前記濾布内面がわに供給するスラッジ
供給手段が設けられ、前記ダイアフラムとこれに対向す
る濾板との間に流体室が形成され、流体送り込み手段に
より前記流体室内に供給する供給液体の圧力により前記
ダイアフラムが前記濾布を介して前記濾室内の被脱水ス
ラッジを押圧するようにした圧搾型フィルタープレスを
含み;前記スラッジ供給手段によってスラッジを濾布内
面がわに加圧供給してその濾布を通して濾過を行う濾過
過程において、流体送り込み手段により加温流体を流体
室内に供給する濾過過程加温流体供給手段を備え、 前記濾布と前記ダイアフラムとの間に連通する濾液排出
路が設け、この濾液排出路は、真空ポンプにより濾液の
排出を行う負圧化手段と、自然排出路とに連通し、 前記濾液過程の初期において前記自然排出路を介して排
出し、その後に前記負圧化手段が作動するように構成し
たことを特徴とするフィルタープレス装置。 - 【請求項2】濾板間の濾室内に濾布が設けられ、前記濾
布外面とこれに対向する濾板との間にダイアフラムが配
され、スラッジを前記濾布内面がわに供給するスラッジ
供給手段が設けられ、前記ダイアフラムとこれに対向す
る濾板との間に流体室が形成され、流体送り込み手段に
より前記流体室内に供給する供給液体の圧力により前記
ダイアフラムが前記濾布を介して前記濾室内の被脱水ス
ラッジを押圧するようにした圧搾型フィルタープレスを
含み;前記スラッジ供給手段によってスラッジを濾布内
面がわに加圧供給してその濾布を通して濾過を行う濾過
過程において、流体送り込み手段により加温流体を流体
室内に供給する濾過過程加温流体供給手段と、 前記流体室内への供給液体の圧力により前記ダイアフラ
ムが前記濾布を介して前記濾室内の被脱水スラッジを押
圧して圧搾を行う圧搾過程において、加温流体を前記流
体送り込み手段により流体室内に供給する圧搾過程加温
流体供給手段とを備え、 さらに、前記濾室に洗浄液を供給する洗浄液供給路と、
前記濾室に圧気を供給する外部圧気供給路とを具備し、
前記濾過及び圧搾過程後において、前記洗浄液供給路を
介して前記濾室に洗浄液を供給し、続いて前記外部圧気
供給路を介して前記濾室に圧気を供給するブロー手段を
構成している、 ことを特徴とするフィルタープレス装置。 - 【請求項3】濾板間の濾室内に濾布が設けられ、前記濾
布外面とこれに対向する濾板との間にダイアフラムが配
され、スラッジを前記濾布内面がわに供給するスラッジ
供給手段が設けられ、前記ダイアフラムとこれに対向す
る濾板との間に流体室が形成され、流体送り込み手段に
より前記流体室内に供給する供給液体の圧力により前記
ダイアフラムが前記濾布を介して前記濾室内の被脱水ス
ラッジを押圧するようにした圧搾型フィルタープレスを
用い;前記濾布と前記ダイアフラムとの間に連通する濾
液排出路を設け、この濾液排出路は、真空ポンプにより
濾液の排出を行う負圧化手段と、自然排出路とに連通さ
せ、 前記スラッジ供給手段によってスラッジを濾布内面がわ
に加圧供給してその濾布を通して濾過を行うとともに、
流体送り込み手段により加温流体を流体室内に供給し、 前記濾過の初期において前記自然排出路を介して排出
し、その後に前記負圧化手段を作動させることを特徴と
するスラッジの脱水方法。 - 【請求項4】濾板間の濾室内に濾布が設けられ、前記濾
布外面とこれに対向する濾板との間にダイアフラムが配
され、スラッジを前記濾布内面がわに供給するスラッジ
供給手段が設けられ、前記ダイアフラムとこれに対向す
る濾板との間に流体室が形成され、流体送り込み手段に
より前記流体室内に供給する供給液体の圧力により前記
ダイアフラムが前記濾布を介して前記濾室内の被脱水ス
ラッジを押圧するようにした圧搾型フィルタープレスを
用い;前記スラッジ供給手段によってスラッジを濾布内
面がわに加圧供給してその濾布を通して濾過を行うとと
もに、流体送り込み手段により加温流体を流体室内に供
給し、前記流体室内への供給液体の圧力により前記ダイ
アフラムが前記濾布を介して前記濾室内の被脱水スラッ
ジを押圧して圧搾を行うとともに、加温流体を前記流体
送り込み手段により流体室内に供給し、前記濾過及び圧
搾後において、外部から洗浄液供給路を介して前記濾室
に洗浄液を供給し、続いて外部から圧気供給路を介して
前記濾室に圧気を供給して濾液のブローを行う、ことを
特徴とするスラッジの脱水方法。 - 【請求項5】ブロー後において、前記加温流体の排出、
及び濾液の排出を行う請求項4記載のスラッジの脱水方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002280378A JP3773193B2 (ja) | 2002-09-26 | 2002-09-26 | フィルタープレス装置およびスラッジの脱水方法 |
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JP2002280378A JP3773193B2 (ja) | 2002-09-26 | 2002-09-26 | フィルタープレス装置およびスラッジの脱水方法 |
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JP32644498A Division JP3766220B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | フィルタープレス装置およびスラッジの脱水方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003175303A true JP2003175303A (ja) | 2003-06-24 |
JP3773193B2 JP3773193B2 (ja) | 2006-05-10 |
Family
ID=19197051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002280378A Expired - Lifetime JP3773193B2 (ja) | 2002-09-26 | 2002-09-26 | フィルタープレス装置およびスラッジの脱水方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3773193B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012187558A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Toshiba Corp | 脱水システム及び排水処理システム |
JP2015517906A (ja) * | 2012-04-19 | 2015-06-25 | オウトテック (フィンランド) オサケ ユキチュアOutotec (Finland) Oy | 懸濁液を濾過する方法および陥凹板 |
KR101553390B1 (ko) | 2013-03-27 | 2015-09-15 | 홍순옥 | 필터 프레스 |
-
2002
- 2002-09-26 JP JP2002280378A patent/JP3773193B2/ja not_active Expired - Lifetime
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