JP2003175298A - 洗濯機の蓋カバー取付構造 - Google Patents

洗濯機の蓋カバー取付構造

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JP2003175298A
JP2003175298A JP2001375453A JP2001375453A JP2003175298A JP 2003175298 A JP2003175298 A JP 2003175298A JP 2001375453 A JP2001375453 A JP 2001375453A JP 2001375453 A JP2001375453 A JP 2001375453A JP 2003175298 A JP2003175298 A JP 2003175298A
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JP
Japan
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lid
lid cover
washing machine
bending
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001375453A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Iwase
和宏 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋カバーに形成した係止爪を蓋ベースに形成
して差し込み孔に挿入し、係止爪の先端を自動機を使用
して折り曲げて蓋カバーを蓋ベースに固定する場合に、
係止爪を正しい方向に折り曲げやすく、曲げ誤りの発生
を防止し、曲げ加工時間を短縮でき製造能率を向上でき
る洗濯機の蓋カバー取付構造を得る。 【解決手段】 下面に適宜間隔で複数の係止爪6を突設
した蓋カバー5の、前記係止爪6を蓋ベース4に形成し
た差し込み孔7に差し込み折り曲げて蓋カバー5を蓋ベ
ース4に取り付ける洗濯機の蓋カバー取付構造におい
て、前記蓋ベース4の差し込み孔7近傍に係止爪6の折
り曲げ方向に突出するガイド部としてのリブ9を形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全自動一槽式洗濯
機の蓋の表面に取り付ける蓋カバーの取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】全自動一槽式洗濯機は周知のごとく、例
えば図6に示すように洗濯兼脱水槽を配設した外箱1の
上部にトップカバー2を取り付け、該トップカバー2に
形成した開口を蓋3で覆っている。この蓋3は、トップ
カバー2と同様の材質であるプラスチックなどの合成樹
脂製で蓋ベース4を形成し、この蓋ベース4の表面に、
見栄えをよくし、また、清潔感を使用者に与えるためな
どを目的として、化粧板としてステンレスなどの金属製
の蓋カバー5を取り付けるようになってきている。
【0003】蓋カバー5を蓋ベース4に取り付ける構造
として、図4にも示すように蓋カバー5の周縁にそって
裏面に複数の係止爪6を突設し、また、蓋ベース4の側
には前記係止爪6の差し込み孔7を形成して、蓋カバー
5を蓋ベース4の表面に重ねた状態にして係止爪6を差
し込み孔7に蓋ベース4の表面側から裏面に向けて差し
込み、係止爪6の先端を約90度内側に折り曲げ、これ
により、蓋カバー5を蓋ベース4の表面に固定している
(図5参照)。
【0004】この場合、係止爪6の数が多いことから、
係止爪6の折り曲げ作業は自動機8を使用しており、こ
の自動機8には係止爪6が折り曲げ方向に屈曲するよう
なテーパー部8aが設けてある。そして、このテーパー
部8aを折り曲げ前の状態の係止爪6と蓋ベース4との
間の隙間に差し込み、蓋ベース4の内側壁にそって自動
機8を押し込むことで、係止爪6を強制的にテーパー部
8aにそって折り曲げる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】蓋ベース4には構造
上、裏面には補強のためのリブが複数設けてあり、自動
機8を蓋ベース4の裏面に差し込んだとき、このリブが
障害となって自動機8がリブに引っ掛かるなどして係止
爪6が折り曲げにくく、正しい方向に折り曲げられず、
曲げ誤りが発生しやすい。
【0006】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、蓋カバーに形成した係止爪を蓋ベースに形成して差
し込み孔に挿入し、係止爪の先端を自動機を使用して折
り曲げて蓋カバーを蓋ベースに固定する場合に、係止爪
を正しい方向に折り曲げやすく、曲げ誤りの発生を防止
し、曲げ加工時間を短縮でき製造能率を向上できる洗濯
機の蓋カバー取付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、下面に適宜間隔で複数の係止爪を突
設した蓋カバーの、前記係止爪を蓋ベースに形成した差
し込み孔に差し込み折り曲げて蓋カバーを蓋ベースに取
り付ける洗濯機の蓋カバー取付構造において、前記蓋ベ
ースの差し込み孔近傍に係止爪の折り曲げ方向に突出す
るガイド部を形成した。
【0008】これにより、係止爪を差し込み孔に挿入す
れば、係止爪の先端がガイド部に当接し、さらに挿入す
るにしたがって係止爪はガイド部にそって自動的に折り
曲げられ、折り曲げの方向づけがなされる。よって、こ
の状態から自動機でさらに折り曲げれば、正規の方向に
確実に折り曲げられ、曲げ誤りを防止できる。
【0009】第2に、前記ガイド部はリブとすることに
より、蓋ベースに一体に形成することが容易であるだけ
でなく、蓋ベースに従来から形成されている補強のため
のリブを利用することができ、そのために構造が複雑に
なることもない。
【0010】第3に、前記リブは先端面を係止爪の折り
曲げ方向に湾曲する円弧状部に形成することにより、係
止爪はリブに引っ掛かるようなこともなく、リブの先端
面にそってスムーズに移動し正規の方向に容易、かつ、
確実に方向づけされる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の洗濯機の蓋カ
バー取付構造の実施の形態を示す要部の縦断正面図で、
洗濯機および蓋の全体構成は図6について既に説明した
とおりであるから、ここでの詳細な説明は省略する。
【0012】本発明の洗濯機の蓋3も、トップカバー2
と同様の材質であるプラスチックなどの合成樹脂製で蓋
ベース4を形成し、この蓋ベース4の表面に、化粧板と
してステンレスなどの金属製の蓋カバー5を取り付ける
ものであり、蓋カバー5を蓋ベース4に取り付ける構造
として、図1にも示すように蓋カバー5の周縁にそって
裏面に複数の係止爪6を突設し、また、蓋ベース4の側
には前記係止爪6の差し込み孔7を形成している。
【0013】本発明では、かかる構成に加えて、蓋ベー
ス4の裏面で前記差し込み孔7の近傍に位置させて、蓋
ベース4の側壁内側に係止爪6の折り曲げ方向に突出す
るガイド部としてリブ9を突設するもので、該リブ9は
突出の先端面を蓋ベース4の内側方向、すなわち係止爪
6の折り曲げ方向に湾曲する円弧状面9aに形成した。
【0014】一方、図3に示すように係止爪6を折り曲
げる自動機8には、折り曲げ時に前記リブ9が挿入する
溝部8bを形成しておく。
【0015】次に係止爪6を折り曲げて蓋カバー5を蓋
ベース4に取り付ける方法について説明する。蓋カバー
5を蓋ベース4の表面に重ねた状態にして係止爪6を差
し込み孔7に蓋ベース4の表面側から裏面に向けて差し
込めば、係止爪6はリブ9の先端面の円弧状面9aに当
接し、さらに挿入するにしたがって係止爪6リブ9の円
弧状面9aをガイドとしてこれにそって自動的に折り曲
げられ、折り曲げの方向づけがなされる。
【0016】この場合、リブ9の先端面は前記のように
円弧状面9aに形成してあるから、係止爪6の先端はリ
ブ9に引っ掛かるようなこともなく、リブ9の先端の円
弧状面9aにそってスムーズに移動し正規の折り曲げ方
向に容易、かつ、確実に方向づけされる。
【0017】よって、この状態から自動機8を蓋ベース
4と蓋カバー5との間の隙間に差し込んでさらに係止爪
6を最終的に折り曲げれば、係止爪6は正規の方向に確
実に折り曲げられ、曲げ誤りを防止できる。この場合、
自動機8にはリブ9が挿入する溝部8bを形成してある
から、自動機8による折り曲げ時にはリブ9は溝部8b
に逃げ、リブ9が自動機8による折り曲げの支障となる
ことはない。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明の洗濯機の蓋カ
バー取付構造は、第1に、下面に適宜間隔で複数の係止
爪を突設した蓋カバーの、前記係止爪を蓋ベースに形成
した差し込み孔に差し込み折り曲げて蓋カバーを蓋ベー
スに取り付ける洗濯機の蓋カバー取付構造において、前
記蓋ベースの差し込み孔近傍に係止爪の折り曲げ方向に
突出するガイド部を形成した。
【0019】これにより、係止爪を差し込み孔に挿入す
れば、係止爪の先端がガイド部に当接し、さらに挿入す
るにしたがって係止爪はガイド部にそって自動的に折り
曲げられ、折り曲げの方向づけがなされる。よって、こ
の状態から自動機でさらに折り曲げれば、正規の方向に
確実に折り曲げられ、曲げ誤りを防止できる。
【0020】第2に、前記ガイド部はリブとすることに
より、蓋ベースに一体に形成することが容易であるだけ
でなく、蓋ベースに従来から形成されている補強のため
のリブを利用することができ、そのために構造が複雑に
なることもない。
【0021】第3に、前記リブは先端面を係止爪の折り
曲げ方向に湾曲する円弧状部に形成することにより、係
止爪はリブに引っ掛かるようなこともなく、リブの先端
面にそってスムーズに移動し正規の方向に容易、かつ、
確実に方向づけされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機の蓋カバー取付構造の実施の形
態を示す取付前の状態の要部の縦断正面図である。
【図2】本発明の洗濯機の蓋カバー取付構造の実施の形
態を示す取付途中状態の要部の縦断正面図である。
【図3】本発明の洗濯機の蓋カバー取付構造で使用する
折り曲げの自動機の斜視図である。
【図4】従来の蓋カバー取付構造の取付前の状態の縦断
正面図である。
【図5】従来の蓋カバー取付構造の取付後の状態の縦断
正面図である。
【図6】蓋カバーを取り付けた洗濯機の蓋の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1外箱 2…トッブカバー 3…蓋 4…蓋ベース 5…蓋カバー 6…係
止爪 7…差し込み孔 8…自動機 8a…
テーパー部 8b…溝部 9…リブ 9a…
円弧状面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に適宜間隔で複数の係止爪を突設し
    た蓋カバーの、前記係止爪を蓋ベースに形成した差し込
    み孔に差し込み折り曲げて蓋カバーを蓋ベースに取り付
    ける洗濯機の蓋カバー取付構造において、前記蓋ベース
    の差し込み孔近傍に係止爪の折り曲げ方向に突出するガ
    イド部を形成したことを特徴とする洗濯機の蓋カバー取
    付構造。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部はリブであることを特徴と
    する請求項1記載の洗濯機の蓋カバー取付構造。
  3. 【請求項3】 前記リブは先端面を係止爪の折り曲げ方
    向に湾曲する円弧状部に形成したことを特徴とする請求
    項2に記載の洗濯機の蓋カバー取付構造。
JP2001375453A 2001-12-10 2001-12-10 洗濯機の蓋カバー取付構造 Pending JP2003175298A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005193029A (ja) * 2003-12-30 2005-07-21 Lg Electronics Inc ドラム洗濯機のドア、ドラム洗濯機のヘアーラインシートを持つドアの製造方法及びそのドアに使用されるヘアーラインシートの製造方法
KR101010694B1 (ko) * 2003-12-30 2011-01-24 엘지전자 주식회사 세탁기의 윈도우 설치구조

Cited By (4)

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