JPS6112299Y2 - - Google Patents

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JPS6112299Y2
JPS6112299Y2 JP18172380U JP18172380U JPS6112299Y2 JP S6112299 Y2 JPS6112299 Y2 JP S6112299Y2 JP 18172380 U JP18172380 U JP 18172380U JP 18172380 U JP18172380 U JP 18172380U JP S6112299 Y2 JPS6112299 Y2 JP S6112299Y2
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panel
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panels
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JP18172380U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の例えばカウルトツプパネル
とボデイパネル等2種のパネルを連結する連結構
造の改良に関するものである。
従来この種連結構造は、第1図・第2図に示す
如く所定巾のカウルトツプパネル1の端部に一定
間隔をおいて複数の突出片4を形成すると共に、
他方所定巾のボデイパネル2の端部に該各突出片
4と対応して連結部材3を取付けるための複数の
孔5を穿設し、該各孔5に内部が空洞で上記突出
片4を圧入する構成の合成樹脂製連結部材3を取
付けた後、該各連結部材3内に上記カウルトツプ
パネル1の各突出片4を夫々圧入することによ
り、両パネル1,2の端部を連結する構造であつ
た。
然し乍ら、斯る従来構造にあつては、ボデイパ
ネル2の端部とカウルトツプパネル1の端部若し
くは該端部に形成された各突出片4とが略直交し
て連結される為、連結作業中に両者が誤つて衝突
して塗料の剥離を招来し、該個所から錆が発生す
ると共に、ボデイパネル面に迄拡散して商品価値
の低下を来すことがあつた。
而して、本考案は斯る従来連結構造の技術的問
題点を有効に解決するために開発されたもので、
一のパネルの端部と他のパネルの端部とを、連結
部材を介して連結する構造を前提として、連結部
材に同一方向に開口する上下二段の嵌挿溝部を設
けると共に、該上下の嵌挿溝部を画成する中央隔
壁の開口側縁に緩衝片部を折曲可能に連設し、該
緩衝片部を連結時に上記両パネル間に介在する構
成となし、且つ一のパネルの端部を横U字形状に
折曲して、他のパネル面とは逆向きの挿入部を形
成し、該挿入部を連結部材の上段嵌挿溝部に嵌挿
する構成とすると共に、他のパネルの端部に該一
のパネルの挿入部と平行する挿入部を折曲形成
し、該挿入部を連結部材の下段嵌挿溝部に嵌挿す
る構成を採用した。
依つて、本考案にあつては、連結部材の上段嵌
挿溝部に嵌挿される一のパネルの端部挿入部が、
他のパネル面とは逆向きに折曲形成されており、
且つ他のパネルの端部挿入部の下段嵌挿溝部に対
する嵌挿開始時から、一のパネルと他のパネル間
には緩衝片部が介在するので、従来の如く連結作
業中に両パネルの端部が誤つて衝突する心配が全
くなくなる。
以下、本考案を図示する一実施例に基いて詳述
すれば、本考案に係る連結部材13は第3図に示
す如く全体を合成樹脂で一体に成形するものと
し、具体的には同一方向に開口する上下二段の嵌
挿溝部14a,14bを横設し、且つ該上下の嵌
挿溝部14a,14bを画成する中央隔壁13a
の開口側縁に、後述するカウルトツプパネル11
とボデイパネル12の嵌挿時両パネル11,12
間に介在することとなる緩衝片部15をその基部
15aが折曲可能となる状態に付設すると共に、
該各嵌挿溝部14a,14b夫々の開口適所に嵌
挿案内部16を設ける構成とする。尚、上記緩衝
片部15はその基部15aが薄肉となるように形
成すると共に、巾寸法を連結部材13自身の巾よ
りも小さくする。
他方、カウルトツプパネル11の端部は第4図
に示す如く全巾を横U字形状に折曲して、上記連
結部材13の上段嵌挿溝部14aに嵌挿する挿入
部17をボデイパネル12面と逆向きに形成する
と共に、ボデイパネル12の端部は同じく全巾を
該挿入部17と平行する状態に折曲して、連結部
材13の下段嵌挿溝部14bに嵌挿する挿入部1
8を形成し、夫々17,18が同一方向から上下
に平行して各嵌挿溝部14a,14bに嵌挿する
構成とする。尚、斯る各挿入部17,18は、図
示する如く各パネル11,12の端部全巾に亘り
形成しなくとも、間欠的に形成しても良い。
依つて、本考案にあつては、まずカウルトツプ
パネル11の挿入部17を前記案内部16の案内
を得て一定間隔毎に配されることとなる複数の連
結部材13の各上段嵌挿溝部14aに嵌挿し、然
る後上下段の嵌挿溝部14a,14bの開口間に
付設された各緩衝片部15が両パネル11,12
間に介在する状態となるように基部15aを折曲
し、且つボデイパネル12で持上げながら、該ボ
デイパネル12の挿入部18を同じく案内部16
の案内を得て各連結部材13の下段嵌挿溝部14
bに嵌挿することにより、第5図に示す如く両パ
ネル11,12の端部は確実に連結されることと
なる。特に、この場合ボデイパネル12の嵌挿開
始時から該ボデイパネル12とカウルトツプパネ
ル11間に緩衝片部15が介在し、且つ両パネル
11,12の嵌挿位置が上下に異なるので、従来
の如く連結作業中に両パネル11,12の端部が
誤つて衝突することもなく、更に該緩衝片部15
は案内片としての作用をもつので作業性が向上す
る。
又、図示する如くカウルトツプパネル11の挿
入部17が嵌挿される上段の嵌挿溝部14aの内
壁に係合突起19を形成し、他方該カウルトツプ
パネル11の挿入部17に連結部材13が配され
る一定間隔をおいて該係合突起19と係合する係
合孔20を穿設して、嵌挿時に両者19,20の
係合を得る構成とすれば、嵌挿状態が更に確実と
なる。斯る構成は、図示しないが、ボデイパネル
12の挿入部18と下段の嵌挿溝部14bに対し
ても実施できることは言うまでもない。尚、該構
成は挿入部に孔20を穿設することを前提とする
ものであるが、該孔20は連結部材13の嵌挿溝
部14a内に位置するので、従来の如き錆が外部
に拡散する心配が全くない。
以上の如く、本考案はパネルの端部に連結部材
の取付孔を穿設するものではなく、単に一のパネ
ル端部を横U字形状に折曲して、他のパネル面と
は逆向きの挿入部を形成する一方、他のパネル端
部に該一のパネルの挿入部と平行する挿入部を折
曲形成して、これらの挿入部を連結部材の上下二
段の嵌挿溝部に同一方向から嵌挿することによ
り、両パネルの端部を連結すると共に、両パネル
間に嵌挿開始時から緩衝片部を介在させることを
特徴とするものであるから、従来の如く連結作業
中に誤つて該両パネルの端部が衝突して塗料の剥
離を招来することもなく、この点からも錆の発生
を完全に防止することができる。又、連結完成後
は、緩衝片部が両パネルの緩衝材として作用す
る。
尚、連結部材13は前記実施例に於いて合成樹
脂製と説明したが軟質でも硬質でも良く、いずれ
も同一効果を提供できるものである。
更に、本考案は連結部材に対する嵌挿動作を2
度行なうだけで連結を完了し、且つ従来と比し連
結部材の位置決が容易であるから、作業性の向上
にも大きく貢献できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の連結構造を分解して示す斜視
図、第2図は同連結状態を示す断面図、第3図は
本考案に係る連結部材を示す斜視図、第4図は本
考案に係るカウルトツプパネルとボデイパネルの
端部構造を示す斜視図、第5図は本考案に係る連
結構造の断面図である。 11……カウルトツプパネル、12……ボデイ
パネル、13……連結部材、14a,14b……
嵌挿溝部、15……緩衝片部、17,18……挿
入部、19……係合突起、20……係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一のパネルの端部と他のパネルの端部とを、連
    結部材を介して連結する構造に於いて、連結部材
    に同一方向に開口する上下二段の嵌挿溝部を設け
    ると共に、該上下の嵌挿溝部を画成する中央隔壁
    の開口側縁に緩衝片部を折曲可能に連設し、該緩
    衝片部を連結時に上記両パネル間に介在する構成
    となし、且つ上記一のパネルの端部を横U字形状
    に折曲して、他のパネル面とは逆向きの挿入部を
    形成し、該挿入部を上記連結部材の上段嵌挿溝部
    に嵌挿する構成とすると共に、他のパネルの端部
    に該一のパネルの挿入部と平行する挿入部を折曲
    形成し、該挿入部を連結部材の下段嵌挿溝部に嵌
    挿するように構成したことを特徴とするパネルの
    連結構造。
JP18172380U 1980-12-19 1980-12-19 Expired JPS6112299Y2 (ja)

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JP18172380U JPS6112299Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19

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JP18172380U JPS6112299Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19

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JPS57108480U JPS57108480U (ja) 1982-07-05
JPS6112299Y2 true JPS6112299Y2 (ja) 1986-04-17

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JP18172380U Expired JPS6112299Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4700325B2 (ja) * 2004-10-29 2011-06-15 日本プラスト株式会社 連結構造

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JPS57108480U (ja) 1982-07-05

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