JP2003174844A - スライドコンベア - Google Patents

スライドコンベア

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JP2003174844A
JP2003174844A JP2001376734A JP2001376734A JP2003174844A JP 2003174844 A JP2003174844 A JP 2003174844A JP 2001376734 A JP2001376734 A JP 2001376734A JP 2001376734 A JP2001376734 A JP 2001376734A JP 2003174844 A JP2003174844 A JP 2003174844A
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conveyor
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slide
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reciprocating
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Mamoru Nakai
護 中井
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TOEI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TOEI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送面の清掃が容易で、付着物を残すことなく
清潔状態を維持することができ、搬送中製品に与える衝
撃が少ないために、製品のかけらができにくく、また、
製品に定着させた砂糖等が脱落しにくく、かけらや砂糖
等の脱落物は製品と一緒に袋詰めできるので無駄がな
い、米菓等の搬送用スライドコンベアを提供することを
課題とする。 【解決手段】断面倒コ字状のステンレス等資材製のコン
ベア本体4を設け、前記コンベア本体4を揺動可能な支
持脚3で支持させ、前記コンベア本体4を小ストローク
にて往復駆動し、その往復駆動に当たり、往動作は遅
く、復動作は急速に動作させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスライドコンベア、
より詳細には、主として米菓製造所等において、製造し
たせんべい等の米菓を、袋詰め等のために搬送するスラ
イドコンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】米菓製造所において、焼き上げた後、必
要に応じて砂糖をまぶしたりして仕上げたせんべい等の
米菓製品は、製造工程部から袋詰め等のために、包装工
程部に搬送されるが、その搬送は一般にベルトコンベア
によって行われる。
【0003】しかるに、ベルトコンベアによる搬送の場
合は、ベルトに付着物が堆積して雑菌が繁殖しやすいの
で、煩繁に清掃する必要があるが、その堆積物を完全に
除去して清潔状態を保持することは容易ではなく、食品
衛生上問題が残る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
における問題点を解決するためになされたもので、搬送
面の清掃が容易で、付着物を残すことなく清潔状態を維
持することができ、搬送中製品に与える衝撃が少ないた
めに、製品のかけらができにくく、また、製品に定着さ
せた砂糖等が脱落しにくく、かけらや砂糖等の脱落物は
製品と一緒に袋詰めできるので無駄がない、米菓等の搬
送用スライドコンベアを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、断面倒コ字状
のステンレス等資材製のコンベア本体を設け、前記コン
ベア本体を揺動可能な支持脚で支持させ、前記コンベア
本体を小ストロークにて往復駆動し、その往復駆動に当
たり、往動作は遅く、復動作は急速に動作させるように
したことを特徴とするスライドコンベア、を以て上記課
題を解決した。
【0006】前記コンベア本体の往復駆動における往動
作を、カムクラッチを取り付けたクラッチ軸に設置した
偏心機構によって行ない、復動作をスプリングの弾発力
によって行なうことができる。あるいは、その往復駆動
をサーボモータを用いて行なうことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
依拠して説明する。先ず、図1及び図2に示す実施の形
態について説明するに、図中1は架台で、架台1内部に
駆動モータ2が配備され、架台1上に、4本の支持脚3
を介して、断面倒コ字形のコンベア本体4が設置され
る。各支持脚3の上下は、揺動マウント5を介し、それ
ぞれコンベア本体4並びに架台1に固定される。
【0008】揺動マウント5は、図3に示すように、コ
ンベア本体4並びに架台1に固定されるフランジ付き角
軸6と、4本の棒状ゴム材7で角軸6を囲んだ状態で角
軸6を装入支持する軸支部8とから成り、軸支部8に設
けたメネジ部9に支持脚3をネジ込むものである。
【0009】駆動モータ2の出力軸にはスプロケット1
1が固定され、このスプロケット11と、架台1の幅方
向に渡されて軸支されたクラッチ軸12に設置されたス
プロケット13との間にチェーン24が巻き掛けられ、
以て駆動モータ2の回転駆動力がクラッチ軸12に伝達
される。スプロケット13にはカムクラッチ14が固定
され、逆転が防止される、
【0010】また、クラッチ軸12は、コンベア本体4
のスライド駆動部に偏心的に取り付けられる。即ち、ス
ライド駆動部は、駆動アーム15と、駆動アーム15の
一端部を軸支する外環16と、外輪が外環16内に嵌装
されるベアリング17と、ベアリング17の内輪に嵌め
込まれる偏心板18とから成り、クラッチ軸12は偏心
板18に偏心的に固定される。
【0011】かかる構成においてクラッチ軸12が回転
すると、偏心板18、ベアリング17及び外環16が一
体となって、クラッチ軸12を軸に偏心回転する。その
結果、駆動アーム15が、図1において左右方向に往復
動することになる。
【0012】駆動アーム15の先端は、コンベア本体4
の両側中央部から下方に伸びる縦板20の下端間に軸支
される。また、縦板20間に、通例2枚の受板21が設
置されると共に、架台1上にアングル材22が固定さ
れ、この受板21とアングル材22間にリターンスプリ
ング23が配架される。リターンスプリング23は、ナ
ットを回すことによって伸縮させることにより、その弾
発力を調整することができる。
【0013】上記構成のスライドコンベアの動作につい
て説明するに、駆動モータ2を始動すると、その回転駆
動力は、スプロケット11、チェーン24、スプロケッ
ト13を介してカムクラッチ14に伝達され、クラッチ
が噛むことによってクラッチ軸12に伝達される。かく
してクラッチ軸12が回転すると、上述した作用により
駆動アーム15が前進するに伴ない、コンベア本体4が
前進する。このコンベア本体4の前進動作は、駆動モー
タ2の動力に基いて比較的緩やかに行われる。
【0014】駆動アーム15が前進端に達した段階でカ
ムクラッチが切れると、クラッチ軸12は解放されて自
由回転し得る状態となる。この状態において、常時クラ
ッチ軸12を押圧しているリターンスプリング23の弾
発力が一気に作用し、急速に駆動アーム15を押し戻
す。その結果、コンベア本体4が急速に後退する。
【0015】コンベア本体4上の米菓等は、このコンベ
ア本体4の急速な後退動作に追随できず、一瞬浮上状態
となり、その後落下する位置は、前の位置よりも前進し
た位置となる(ダルマ落とし参照)。このような動作が
反復されることにより、米菓等は次第に前進して搬送さ
れることとなる。その際、米菓等のかけらや脱落した砂
糖等も、一緒に前進していく。
【0016】次に、図5に示された実施形態について説
明する。この実施形態は、コンベア本体4の往復動作を
サーボモータ31を用いて行なうようにしたものであ
る。この場合、サーボモータ31は、低速回転動作と高
速回転動作とを繰り返し、その回転駆動力を、減速機構
32を介し、上記実施形態と同様の偏心機構を取り付け
た駆動軸33に伝達する。
【0017】かくして駆動アーム15は、駆動軸33の
180度宛の低速回転と高速回転に伴ない、往復動す
る。その場合、低速回転時に往動作をし、高速回転時に
復動作をするように設定する。
【0018】上記いずれの実施形態においても、コンベ
ア本体4は水平方向(厳密に言えば円弧状である。)に
往復動し、緩やかな往動作と急速な復動作を反復するこ
とにより、米菓等を徐々に前進させる。この往復動作は
低振動であって、米菓等に与える衝撃は少ないので、米
菓等は破損しにくく、また、まぶした砂糖等が脱落しに
くい。米菓等の搬送面は、ステンレス等の滑らかな素材
であって、清掃が容易である。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、搬送中
の衝撃が少ない水平振動による搬送のため、破損しやす
い物品の搬送用として好適で、振動騒音も少ないので良
好な作業環境を確保でき、しかも清掃が容易で、付着物
が残らないために、雑菌が繁殖して不衛生な状態が惹起
される虞がないといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の正面図である。
【図2】本発明の一実施形態の側面図である。
【図3】本発明の一実施形態の偏心機構部の構成を示す
図である。
【図4】本発明において用いる揺動マウントの構成を示
す図である。
【図5】本発明の他の実施形態の正面図である。
【符号の説明】
1 架台 2 駆動モータ 3 支持脚 4 コンベア本体 5 揺動マウント 6 角軸 7 棒状ゴム材 8 軸支部 9 メネジ部 11 スプロケット 12 クラッチ軸 13 スプロケット 14 カムクラッチ 15 駆動アーム 16 外環 17 ベアリング 18 偏心板 20 縦板 21 受板 22 アングル材 23 リターンスプリング 24 チェーン 31 サーボモータ 32 減速機構 33 駆動軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面倒コ字状のステンレス等資材製のコ
    ンベア本体を設け、前記コンベア本体を揺動可能な支持
    脚で支持させ、前記コンベア本体を小ストロークにて往
    復駆動し、その往復駆動に当たり、往動作は遅く、復動
    作は急速に動作させるようにしたことを特徴とするスラ
    イドコンベア。
  2. 【請求項2】 前記コンベア本体の往復駆動における往
    動作を、カムクラッチを取り付けたクラッチ軸に設置し
    た偏心機構によって行ない、復動作をスプリングの弾発
    力によって行なう請求項1に記載のスライドコンベア。
  3. 【請求項3】 前記コンベア本体の往復駆動における往
    復動作を、サーボモータを用いて行なう請求項1に記載
    のスライドコンベア。
JP2001376734A 2001-12-11 2001-12-11 スライドコンベア Pending JP2003174844A (ja)

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