JP2003174322A - 電圧制御発振器 - Google Patents

電圧制御発振器

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JP2003174322A
JP2003174322A JP2001372512A JP2001372512A JP2003174322A JP 2003174322 A JP2003174322 A JP 2003174322A JP 2001372512 A JP2001372512 A JP 2001372512A JP 2001372512 A JP2001372512 A JP 2001372512A JP 2003174322 A JP2003174322 A JP 2003174322A
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diode
switch signal
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Takashi Sotono
隆史 外野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の発振周波数帯域の1つを選択するため
に入力されるスイッチ信号がオン時の制御電圧感度およ
びオフ時の制御電圧感度を任意に設定できる電圧制御発
振器を提供する。 【解決手段】 複数の発振周波数帯域の1つを選択する
機能を有する電圧制御発振器において、制御電圧に応じ
て発振周波数を可変するための可変容量ダイオード(V
C1)を有する共振回路と、スイッチ信号に応じて複数
の発振周波数帯域の1つを選択するための発振周波数帯
選択用ダイオード(D1)を有するスイッチ回路と、可
変容量ダイオード(VC1)の一端に接続されるととも
に、他端が発振周波数帯選択用ダイオード(D1)の一
端に接続される補正用コンデンサを備え、この補正用コ
ンデンサによって、制御電圧感度を補正できるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の発振周波数
帯域の1つを選択する機能を有する電圧制御発振器に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は、異なる2つの発振周波数帯の1
つを選択する機能を有する従来の電圧制御発振器の回路
例である。図4においてT1は電源入力端子、T2は発
振周波数可変用の制御電圧入力端子、T3は発振周波数
帯の1つを選択するためのスイッチ信号入力端子、T4
は出力端子、C1〜C10はコンデンサ、R1〜R6は
抵抗、L1〜L3はインダクタ、VC1は制御電圧入力
端子T2に入力された制御電圧により発振周波数を変え
るための可変容量ダイオード、Q1〜Q2は発振用トラ
ンジスタである。
【0003】図4において、抵抗R1の一端は制御電圧
入力端子T2に接続され、その他端は可変容量ダイオー
ドVC1のカソード端子とコンデンサC1の一端に接続
されている。また、コンデンサC1の他端は、インダク
タL1の一端ならびにコンデンサC2およびC3の一端
に接続され、可変容量ダイオードVC1の他端は接地さ
れている。また、インダクタL1の他端はインダクタL
2の一端に接続され、インダクタL2の他端は接地され
ている。また、コンデンサC2の他端は接地され、コン
デンサC3の他端は、コンデンサC4の一端に接続され
ている。また、コンデンサC4の他端はコンデンサC5
の一端に接続され、コンデンサC5の他端は接地されて
いる。これらの素子により共振回路部が構成される。
【0004】また、抵抗R2の一端はスイッチ信号入力
端子T3に接続され、その他端はダイオードD1のアノ
ード端子およびコンデンサ(帯域切替用コンデンサ)C
6の一端に接続されている。また、ダイオードD1のカ
ソード端子は接地され、コンデンサC6の他端は、イン
ダクタL1とインダクタL2の接続点であるα点に接続
されている。これらの素子によりスイッチ回路部が構成
される。
【0005】また、インダクタL3の一端と抵抗R3の
一端は、電源入力端子T1に接続されている。また、抵
抗R3の他端は、抵抗R4の一端とコンデンサC7の一
端とトランジスタQ2のベース端子に接続され、コンデ
ンサC7の他端は接地されている。そして、抵抗R4の
他端および抵抗R5の一端は、コンデンサC3およびC
4が接続されるγ点に接続され、抵抗R5の他端は接地
されている。また、インダクタL3の他端は、トランジ
スタQ2のコレクタ端子ならびにコンデンサC9および
C10の一端に接続されている。
【0006】また、コンデンサC9の他端は接地され、
コンデンサC10の他端は出力端子T4に接続されてい
る。また、トランジスタQ2のエミッタ端子はトランジ
スタQ1のコレクタ端子とコンデンサC8の一端に接続
され、このコンデンサC8の他端は接地されている。そ
して、トランジスタQ1のエミッタ端子は抵抗R6の一
端ならびにコンデンサC4およびC5が接続されるδ点
に接続され、抵抗R6の他端は接地されている。また、
トランジスタQ1のベース端子は上記γ点に接続されて
いる。
【0007】以上のように構成された従来の電圧制御発
振器では、その発振周波数は、主として共振回路部を構
成する可変容量ダイオードVC1、コンデンサC1〜C
5、インダクタL1〜L2により決定される。制御電圧
入力端子T2に印加された制御電圧により、可変容量ダ
イオードVC1を含む共振回路部の容量は図5のような
変化をする。この回路では、スイッチ信号オン時には、
ダイオードD1が導通しα点とβ点が電気的に短絡す
る。このα点とβ点が電気的に短絡すると、発振周波数
に対するインダクタL2の寄与がなくなり、この電圧制
御発振器の発振周波数が変わる。図6に、スイッチ信号
オフ時およびオン時の制御電圧に対する発振周波数特性
例を示している。この図に示すように、スイッチ信号を
オン/オフすることで発振周波数を切替えることができ
るが、オン時とオフ時とで、制御電圧に対する発振周波
数の変化の割合(制御電圧感度)が異なっている。
【0008】ここで、図4に示した従来の電圧制御発振
器の制御電圧感度を以下に示す。スイッチ信号オフ時の
制御電圧感度をKvco1 、オン時の制御電圧感度をK
vco2 とすると、これらは、次式の通りとなる。
【0009】
【数1】
【0010】
【数2】
【0011】
【数3】
【0012】ただし、 VC1_A:制御電圧A点でのVC1//C1、 VC1_B:制御電圧B点でのVC1//C1、 C=C2+C3//C4//C5、 なお、VC1は、可変容量ダイオードVC1の容量(静
電容量)であり、C1〜C5は、それぞれコンデンサC
1〜C5の容量である。また、演算子“//”は、X/
/Y = XY/(X+Y)として定義されるもの(以
下、同じ)であり、上記VC1//C1は、可変容量ダ
イオードVC1とコンデンサC1の直列接続による合成
容量を表し、C3//C4//C5は、コンデンサC
3,C4,C5の直列接続による合成容量を表す。一
方、
【0013】
【数4】
【0014】なる関係式が成り立ち、この関係式から明
らかに、従来の電圧制御発振器では、式1、式2で示さ
れるスイッチ信号オフ時の制御電圧感度Kvco1 およ
びオン時の制御電圧感度Kvco2 には差が存在し、ス
イッチ信号オン時の方が高くなることがわかる。
【0015】ここで、無線機等の局部発振回路として用
いられている、上記従来の電圧制御発振器を用いたPL
L周波数シンセサイザについて説明する。図7は、この
PLL周波数シンセサイザの構成例を示すブロック図で
ある。
【0016】図7において、1は基準周波数発振器、2
は変換利得Kdの位相比較器、3は時定数τを有するル
ープフィルタ、4は異なる2つの発振周波数帯の1つを
選択する機能を有する電圧制御発振器(ただし、スイッ
チ信号オフ時の制御電圧感度:Kvco1 、オン時の制
御電圧感度:Kvco2 )、5は入力した周波数をN n
分周する分周器(ただし、スイッチ信号オフ時:N1
オン時:N2 )、6はスイッチ信号の出力および分周器
の分周比を設定する制御部である。
【0017】この回路では、スイッチ信号オン時もしく
はオフ時の電圧制御発振器4の出力周波数を分周器5に
よりNn 分周した周波数と、基準周波数発振器1からの
周波数とを位相比較器2により比較し同位相になるよう
に位相補正信号を出力し、ループフィルタ3を経由して
電圧制御発振器4の制御電圧端子に入力しその出力を制
御している。このように構成されたPLL周波数シンセ
サイザの特性を決定する自然角周波数ωnを以下に示
す。
【0018】
【数5】
【0019】ただし、n=1 or 2 式3から明らかに、制御電圧感度Kvcon (n=1
or 2)および分周比Nn (n=1 or 2)によっ
て、スイッチ信号オン時およびオフ時の自然角周波数特
性が変わることがわかる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記分周比Nn (n=
1 or 2)はシステムの構成等により決定されるた
め、スイッチ信号オン時の制御電圧感度の方がオフ時よ
りも高くなってしまう従来の制御電圧発振器では、自然
角周波数ωnの値がスイッチ信号オン時およびオフ時に
おいて変わってしまい、したがって、スイッチ信号のオ
ン時とオフ時とで、PLL周波数シンセサイザの特性
(位相雑音特性やロックアップタイム)が変化してしま
う問題があった。したがって、このようなPLL周波数
シンセサイザに組み込まれる、複数の発振周波数帯域の
1つを選択する機能を有する電圧制御発振器は、その発
振周波数を選択するために入力されるスイッチ信号がオ
ン時の制御電圧感度とオフ時の制御電圧感度が最適にな
るように、任意に設定できることが要望された。
【0021】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、複数の発振周波数帯域の1つを選択するために入力
されるスイッチ信号がオン時の制御電圧感度およびオフ
時の制御電圧感度を任意に設定できる電圧制御発振器の
回路構成を提案するものであり、さらに、式4
【0022】
【数6】
【0023】を満足させ、上記スイッチ信号を切替える
際のPLL周波数シンセサイザ特性を安定なものとする
ことができる電圧制御発振器を提供することを目的とす
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の電圧制御発振器
は、複数の発振周波数帯域の1つを選択する機能を有す
る電圧制御発振器において、制御電圧に応じて発振周波
数を可変するための可変容量ダイオードを有する共振回
路と、スイッチ信号に応じて複数の発振周波数帯域の1
つを選択するための発振周波数帯選択用ダイオードを有
するスイッチ回路と、前記可変容量ダイオードの一端に
接続されるとともに、他端が前記発振周波数帯選択用ダ
イオードの一端に接続される補正用コンデンサと、を備
えたことを特徴とする。
【0025】また、本発明の電圧制御発振器は、複数の
発振周波数帯域の1つを選択する機能を有する電圧制御
発振器において、制御電圧に応じて発振周波数を可変す
るための可変容量ダイオードと、該可変容量ダイオード
と共に共振回路を形成する複数のリアクタンス素子と、
スイッチ信号に応じて複数の発振周波数帯域の1つを選
択するための発振周波数帯選択用ダイオードと、一端が
前記複数のリアクタンスの間に接続され他端が前記発振
周波数帯選択用ダイオードの一端に接続された帯域切替
用コンデンサと、前記可変容量ダイオードの一端に接続
されるとともに、他端が前記発振周波数帯選択用ダイオ
ードの一端に接続される補正用コンデンサと、を備えた
ことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態
である電圧制御発振器の回路図である。
【0027】図1において、T1は電源入力端子、T2
は発振周波数可変用の制御電圧が印加される制御電圧入
力端子、T3は発振周波数帯を選択するためのスイッチ
信号入力端子、T4は出力端子、C1〜C10はコンデ
ンサ、R1〜R6は抵抗、L1〜L3はインダクタ、V
C1は制御電圧入力端子T2に入力された制御電圧によ
り発振周波数を変えるための可変容量ダイオード、D1
は発振周波数帯選択用ダイオード、Q1〜Q2は発振用
トランジスタである。本実施の形態の特徴は、図1に示
すように、前述した従来の電圧制御発振器の回路(図4
参照)の可変容量ダイオードVC1の非接地側であるカ
ソード端子と発振周波数帯選択用ダイオードD1の非接
地側であるアノード端子間に、補正用コンデンサC11
を挿入し接続する構成とした点にある。
【0028】この回路の発振周波数は、主として共振回
路部を構成する可変容量ダイオードVC1、コンデンサ
C1〜C5およびC11、インダクタL1〜L2により
決定される。この回路において、スイッチ信号入力端子
T3に入力するスイッチ信号をオンにすると、ダイオー
ドD1が導通し、図1に示すα点およびβ点が電気的に
短絡する。このとき、共振回路部の容量に、コンデンサ
C11の容量が付加される。
【0029】図2に、この共振回路部における制御電圧
に対する容量変化例を示している。この図に示すように
図4に示した従来の回路の場合に比べ、補正容量分の増
加がある。また、図3に、スイッチ信号のオフ時および
オン時の制御電圧に対する発振周波数特性例を示してい
る。この図に示すように、本実施の形態の回路では、ス
イッチ信号のオン時およびオフ時とで、下記の理由か
ら、その制御電圧感度を最適になるように設定すること
が可能となる。
【0030】ここで、図1に示した本実施の形態の電圧
制御発振器の制御電圧感度を以下に示す。スイッチ信号
オフ時の制御電圧感度をKvco1 、オン時の制御電圧
感度をKvco2 とすると、これらは、次式の通りとな
る。
【0031】
【数7】
【0032】
【数8】
【0033】ただし、 VC1_A:制御電圧A点でのVC1//C1、 VC1_B:制御電圧B点でのVC1//C1、 C=C2+C3//C4//C5、 なお、VC1は、可変容量ダイオードVC1の容量であ
り、C1〜C5およびC11は、それぞれコンデンサC
1〜C5および補正用コンデンサC11の容量である。
また、上記VC1//C1は、可変容量ダイオードVC
1とコンデンサC1の直列接続による合成容量を表し、
C3//C4//C5は、コンデンサC3,C4,C5
の直列接続による合成容量を表す。
【0034】上記式6の括弧中に示すように、補正用コ
ンデンサC11の容量(C11)がスイッチオン時のみ
加算されることで、Kvco2 を任意の制御電圧感度に
設定することが可能となる。そして、式4の関係を満足
させる関係を求めることにより、PLL周波数シンセサ
イザとしての特性を安定したものとすることができる。
【0035】さて、以上に説明した電圧制御発振器は、
2つの発振周波数帯の1つを選択可能であり、また、補
正用コンデンサ11により、スイッチ信号のオン/オフ
の状態における電圧制御発振器の制御電圧感度を補正で
きるものであった。次に、3つの発振周波数帯の1つを
選択可能とする本発明の他の実施例について説明する。
図8に本実施例の電圧制御発振器の共振回路部とスイッ
チ回路部を示す。なお、図8において、図1と共通する
部分には同一の符号を付けている。
【0036】図8に示した回路では、さらにもう1つの
発振周波数帯を選択できるように、3つ目の発振周波数
帯に切替えるためのスイッチ信号が入力されるスイッチ
信号入力端子T3−2と、抵抗R2−2、ダイオードD
1−2、コンデンサ(帯域切替用コンデンサ)C6−
2、インダクタンスL2−2、補正用コンデンサC11
−2の各素子が設けられている。
【0037】この回路において、抵抗R2−2の一端は
スイッチ信号入力端子T3−2に接続され、その他端は
ダイオードD1−2のアノード端子およびコンデンサC
6−2の一端に接続される。また、ダイオードD1−2
のカソード端子は接地され、コンデンサC6−2の他端
は、インダクタL2とインダクタL2−2の接続点であ
るα−2点に接続される。また、補正用コンデンサC1
1−2は、制御電圧に応じて発振周波数を可変するため
の可変容量ダイオードVC1の非接地側であるカソード
端子と発振周波数帯選択用ダイオードD1−2の非接地
側であるアノード端子間に挿入される。
【0038】このように構成された本実施例の電圧制御
発振器では、第1のスイッチ信号および第2のスイッチ
信号が共にオフの状態の発振周波数帯と、第1のスイッ
チ信号のみがオンの状態の発振周波数帯と、第2のスイ
ッチ信号のみがオンの状態の発振周波数帯の3つの発振
周波数帯の内の1つを選択でき、また、前述したよう
に、それぞれのスイッチ信号のオン/オフの状態におけ
る電圧制御発振器の制御電圧感度を補正用コンデンサC
11、C11−2で補正できるものとなる。
【0039】また、同様にして、n+1番目の発振周波
数帯を選択するためのスイッチ信号が入力されるスイッ
チ信号入力端子T3−nと、抵抗R2−nと、ダイオー
ドD1−nと、コンデンサC6−nと、インダクタンス
L2−nと、補正用コンデンサC11−nをさらに設け
ることで、任意の複数の発振周波数帯から1つを選択で
き、かつ、スイッチ信号のオン/オフの状態における電
圧制御発振器の制御電圧感度を補正できる電圧制御発振
器を構成することができる。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、複数の発振周波数帯域の1つを選択する機能を
有する電圧制御発振器において、共振回路に含まれる可
変容量ダイオードの一端に接続されるとともに、他端が
スイッチ回路に含まれる発振周波数帯選択用ダイオード
の一端に接続される補正用コンデンサを備えることで、
この補正用コンデンサによりスイッチ信号オン時の制御
電圧感度を任意に設定でき、この制御電圧感度を最適な
ものとすることが可能となる。また、本発明の電圧制御
発振器を用いたPLL周波数シンセサイザは、スイッチ
信号のオン/オフ時いずれにおいても、安定した特性を
得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である電圧制御発振器
の回路図である。
【図2】 同実施の形態の電圧制御発振器の制御電圧に
対する容量変化を例示する図である。
【図3】 同実施の形態の電圧制御発振器の制御電圧に
対する発振周波数特性の一例を示す図である。
【図4】 従来の電圧制御発振器の回路図である。
【図5】 従来の電圧制御発振器の制御電圧に対する容
量変化を例示する図である。
【図6】 従来の電圧制御発振器の制御電圧に対する発
振周波数特性の一例を示す図である。
【図7】 PLL周波数シンセサイザブロック例
【図8】 他の実施例の電圧制御発振器の共振回路部の
一部およびスイッチ回路部を示す回路図である。
【符号の説明】
R1〜R6,R2−2…抵抗 C1〜C10,C6−2…コンデンサ C11,C11−2…補正用コンデンサ L1〜L3,L2−2…インダクタ VC1…可変容量ダイオード D1,D1−2…ダイオード(発振周波数帯選択用ダイ
オード) Q1〜Q2…トランジスタ(発振用トランジスタ) 1…基準周波数発振器 2…位相比較機 3…ループフィルタ 4…電圧制御発振器 5…分周器 6…制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発振周波数帯域の1つを選択する
    機能を有する電圧制御発振器において、 制御電圧に応じて発振周波数を可変するための可変容量
    ダイオードを有する共振回路と、 スイッチ信号に応じて複数の発振周波数帯域の1つを選
    択するための発振周波数帯選択用ダイオードを有するス
    イッチ回路と、 前記可変容量ダイオードの一端に接続されるとともに、
    他端が前記発振周波数帯選択用ダイオードの一端に接続
    される補正用コンデンサと、 を備えたことを特徴とする電圧制御発振器。
  2. 【請求項2】 複数の発振周波数帯域の1つを選択する
    機能を有する電圧制御発振器において、 制御電圧に応じて発振周波数を可変するための可変容量
    ダイオードと、該可変容量ダイオードと共に共振回路を
    形成する複数のリアクタンス素子と、 スイッチ信号に応じて複数の発振周波数帯域の1つを選
    択するための発振周波数帯選択用ダイオードと、一端が
    前記複数のリアクタンス素子の間に接続され他端が前記
    発振周波数帯選択用ダイオードの一端に接続された帯域
    切替用コンデンサと、 前記可変容量ダイオードの一端に接続されるとともに、
    他端が前記発振周波数帯選択用ダイオードの一端に接続
    される補正用コンデンサと、 を備えたことを特徴とする電圧制御発振器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006173936A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Nec Corp 電圧制御発振器及びそれを用いたpll回路並びに周波数変調器
CN103607173A (zh) * 2013-11-20 2014-02-26 海能达通信股份有限公司 一种可变压控灵敏度的压控振荡器
WO2015074184A1 (zh) * 2013-11-20 2015-05-28 海能达通信股份有限公司 一种可变压控灵敏度的压控振荡器

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