JP2003174049A - 樹脂封止装置 - Google Patents

樹脂封止装置

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JP2003174049A JP2001370646A JP2001370646A JP2003174049A JP 2003174049 A JP2003174049 A JP 2003174049A JP 2001370646 A JP2001370646 A JP 2001370646A JP 2001370646 A JP2001370646 A JP 2001370646A JP 2003174049 A JP2003174049 A JP 2003174049A
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勇一 岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型に吸着させるフィルムにしわが発生しな
いようにする。 【解決手段】 樹脂封止用プレス機10の上型12の封
止キャビティ面12aにフィルムFを搬送する樹脂封止
装置において、フィルムFの搬送を案内するガイドロー
ラのうち、上型12の出側であって最も上型寄りに配置
されたガイドローラ18を、該ガイドローラ18におけ
るフィルムの幅方向中央に対応する位置において同軸を
維持したまま一対のローラ片18L、18Rに2分割可
能とし、該一対のローラ片18L、18Rを互いに軸方
向に離反・接近可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にフィルムを介
在させた上で樹脂を封止する樹脂封止装置において、そ
のフィルムのしわを伸ばすことのできる樹脂封止装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ICリードフレーム等を金型の封
止キャビティ内で樹脂封止する際に、該金型の上型又は
下型の封止キャビティ面側と封止する樹脂との間にフィ
ルムを介在させるように構成した樹脂封止装置が注目さ
れている(例えば特開2000−252311を参
照)。
【0003】フィルムを金型のキャビティ面と樹脂との
間に介在させる理由としては、例えばフィルムを介在さ
せることによって、1)封止後の金型と製品とを剥離さ
せるときに、いわゆるエジェクタピン等を用いて金型か
ら製品を強引に引き離す必要がないため、製品が損傷し
にくい、2)一個 一個の最終製品が樹脂封止の段階で
明確に分離されておらず、一度に多数の製品を同時に樹
脂封止し、封止後にカッターによって分離するような場
合であって、且つ、封止部分の形状が頻繁に変更される
ような場合であっても、エジェクトピンの進退動機構を
必要としないため、問題なく柔軟に対応できる、3)金
型の封止キャビティ面に樹脂が付着しないため、該キャ
ビティ面のクリーニングのメンテナンス負担が軽くな
る、4)剥離工程を簡略化できるため、封止のサイクル
タイムを短縮できる、等のメリットが得られることが挙
げられる。
【0004】この目的のために使用されるフィルムとし
ては、耐熱性に優れるフッ素含浸ガラスクロス、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニリジン等が知られている。
【0005】図13は従来の樹脂封止装置におけるフィ
ルム搬送構造の概略構成を示す側面図である。図13に
おいて、1は樹脂封止を行うためのプレス機、2は金型
の上型、3は上側のクラウンである。この樹脂封止装置
Roは、上型2の封止キャビティ面2aと、封止する樹
脂(図示略)との間に封止用のフィルムFを介在させる
ようにするため、上型2の封止キャビティ面2aに対し
てフィルムFを供給するためのフィルム搬送構造を備え
ている。
【0006】フィルム搬送構造としては、プレス機1の
前方(図中左方)に供給ロール5、後方(図中右方)に
巻き取りロール6を配置しており、供給ロール5及び巻
き取りロール6を矢印B、Cの方向に回転させることに
より、1回の封止ごとにフィルムFを矢印Aのように間
欠的に供給ロール5側から巻き取りロール6側に搬送す
るようになっている。
【0007】符号7、8で示すものは、フィルムFを上
型2の封止キャビティ面2aに対して一定高さに案内す
るため、上型2の前後に配置されたガイドローラであ
り、符号9は、封止の直前にフィルムFを金型側に吸着
させるためのバキューム機構(吸着機構)である。
【0008】なお、上記従来例では、フィルムを上型の
キャビティ面2aと樹脂との間に介在させるようにして
いたが、封止の種類によってはフィルムを下型のキャビ
ティ面(図示略)と樹脂との間に介在させることもあ
る。更には、上型、下型の双方のキャビティ面と樹脂と
の間に介在させることもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のフ
ィルム搬送構造を備えた樹脂封止装置においては、フィ
ルムFの搬送系のちょっとしたアンバランスにより該フ
ィルムFにしわが発生することがあり、金型にフィルム
Fを吸着させる際にフィルムFにしわが発生したまま成
形を行うと、成形品に傷が残るなどして不良品が発生す
るという問題があった。
【0010】本発明は、上記事情を考慮し、比較的簡単
な構成で金型に吸着させるフィルムにしわが発生しない
ようにすることのできる樹脂封止装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、リードフレー
ム等を金型の封止キャビティ内で樹脂封止する際に、該
金型の上型又は下型の封止キャビティ面側と封止する樹
脂との間にフィルムを介在させるように構成した樹脂封
止装置であって、該フィルムを供給ロール側から巻き取
りロール側に1回の封止ごとに間欠的に搬送する樹脂封
止装置において、前記フィルムの搬送を案内するガイド
ローラのうち、前記金型の入側又は出側付近に配置され
た少なくとも1個のガイドローラを、軸方向において複
数のローラ片に分割可能とし、該分割したローラ片のう
ち、両側に位置する一対のローラ片を互いの同軸を維持
したまま離反・接近可能としたことにより、前記課題を
解決したものである。
【0012】本発明では、フィルムの搬送を案内するガ
イドローラのうち、金型付近のガイドローラを軸方向に
分割可能とし、複数に分割したローラ片のうち、外側に
位置する一対のローラ片を互いに離反させるようにした
ため、フィルムを幅方向に引き伸ばすことができ、金型
へのフィルム吸着時におけるしわの発生を防止すること
ができる。
【0013】ここで、ガイドローラを、例えば2つのロ
ーラ片に2分割する場合は、当該2つのローラ片が「一
対のローラ片」にあたる。ガイドローラを例えば3以上
のローラ片に分割する場合は、両側(フィルム幅方向の
最も外側)に存在する一対のローラ片が「一対のローラ
片」に当たる(後述)。
【0014】前記一対のローラ片の離反動作をどのタイ
ミングで与えるかということについては、1回ごとの封
止のためにフィルムの搬送を停止した後であってもよい
し、その前であってもよい。
【0015】ガイドローラが停止した状態でローラ片を
互いに離反させる場合、ローラ周面とフィルムの摩擦に
よりフィルムが幅方向外側に引っ張られることになる。
フィルムに対して外側に引っ張る方向の力以外に不要な
力が掛からない状態でしわを伸ばすことができるため、
該一対のローラ片の離反によって新たなしわが形成され
たりする恐れを低減できる。この場合、特に、ローラ片
のフィルム幅方向外側の径を中央側よりも大きくしてお
くと、テンション(摩擦力)の掛かりの弱い中央側から
順次しわが解消されてゆくため良好な結果が得られる。
【0016】一方、一対のローラ片の離反を、フィルム
の搬送を停止する直前から開始するようにした場合に
は、フィルムが停止するまで前記ローラ周面とフィルム
の摩擦による引っ張り作用の他に、ローラの回転をも効
果的に利用してフィルムを幅方向に引っ張ることが可能
になる。なお、この場合も、ローラ片のフィルム幅方向
外側の径を中央側よりも大きくしたり、あるいは、ロー
ラ片の外周にフィルムをその幅方向中央側から反中央側
に向けて誘導可能なスパイラルを形成したりすることに
より、一層効率よくしわを伸ばすことが可能である。
【0017】又、この一対のローラ片を、別途の駆動手
段により、独立して回転駆動可能とするのは有効であ
る。これにより、停止後においても、上述した停止前か
ら離反を開始するのと類似の作用を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の例を図
面に基づいて説明する。
【0019】図1、図2、図3はそれぞれ本発明が適用
された樹脂封止装置の全体構成を示す側面図、平面図、
正面図である。フィルム搬送構造は、この樹脂封止装置
に含まれている。
【0020】これらの図において、樹脂封止装置RはI
Cリードフレーム等を樹脂封止するプレス機10を備え
ている。このプレス機10は、上側クラウン11、下側
クラウン(図示略)、上型12及び下型14からなる金
型13を備える。
【0021】また、この樹脂封止装置Rは、上型12の
封止キャビティ面12aと、封止する樹脂(図示略)と
の間に封止用のフィルムFを介在させる構造を採用して
おり、そのために、上型12の封止キャビティ面12a
に対してフィルムFを供給するフィルム搬送構造FTを
備えている。
【0022】フィルム搬送構造FTは、その中心要素と
して、供給ロール15及び巻き取りロール16を備え
る。フィルムFは供給ロール15側から巻き取りロール
16側に1回の封止ごとに間欠的に搬送できるようにな
っている。
【0023】この実施形態の場合、供給ロール15と巻
き取りロール16は共に、プレス機10の前側に配置さ
れており、巻き取りロール16は、供給ロール15の上
側に、供給ロール15の回転軸線15jと平行な回転軸
線16jを有するように配置されている。
【0024】供給ロール15、巻き取りロール16は、
図3に示すように、後述する可動フレーム38の両側板
38a、38a間に配された状態で、それぞれ両側のシ
ャフト27a、27b、又は28a、28bに保持され
ており、このうち片側のシャフト27a、28aをモー
タ23、25及びギヤセット24、26を用いて駆動す
ることにより、所定の速度で回転させることができるよ
うになっている。シャフト27a、27b、或いは28
a、28bは、共に軸方向外側に後退可能であり、互い
の間隔を拡大することができる構成とされている。ロー
ル15、16を交換する場合は、該シャフト27a、2
7b、或いは28a、28bの間隔を大きくする。
【0025】図1に戻って、供給ロール15から送り出
されたフィルムFは、ガイドローラ21a、21b及び
上型12の前後のレベル調整用のガイドローラ17、1
8によって、プレス機10の前側から後側に向けて搬送
されるようになっている。プレス機10を通過し、後側
(反供給ロール側)に送り出された使用済みのフィルム
Fは、ガイドローラ19a、19b、19cによって、
上型12及び上側クラウン11を囲むように巻き取りロ
ール16側にまで戻すように構成されている。
【0026】ところで、このように供給ロール15と巻
き取りロール16を共にプレス機10の前側に配置した
場合、ロール15、16の交換時に、新しい供給ロール
15から送り出した新しいフィルムFの先端を、フィル
ムFの搬送経路に沿って巻き取りロール16にまで取り
回す必要が出てくる。そこで、この樹脂封止装置Rで
は、それを自動的に行えるように、周回駆動するチェー
ン機構30を付設している。
【0027】チェーン機構30は、供給ロール15から
巻き取りロール16までのフィルムFの搬送軌跡に沿う
ような態様で周回可能に配置された無端状のチェーン3
1を有する。チェーン機構30には、チェーン31に取
り付けられて新しい供給ロール15から送り出される新
しいフィルムFの先端を保持するフィルム保持バー52
が両持ち状態で取り付けられている。
【0028】又、この樹脂封止装置Rは、図1に示すよ
うに、前記フィルム保持バー52が、新しい巻き取りロ
ール16の近傍まで新しいフィルムFの先端を誘導して
きたとき、それを検出する位置センサ51を備えてい
る。
【0029】又、この樹脂封止装置Rでは、フィルム搬
送系(供給ローラ15、巻き取りローラ16、各種ロー
ラ21a、21b、17、18、19a〜19c)及び
チェーン機構30等を、図1〜図3に示すように、両側
板38a、39a及びそれらを連結する連結フレーム3
8b、39bよりなる可動フレーム38、39上に取り
付けるように構成してある。即ち、昇降ガイド41、4
2に案内させた状態で、シリンダ43、44を介して可
動フレーム38、39を上下させることにより、フィル
ム搬送機構及びチェーン機構30等をプレス機10に対
して一体に上下させることができるようになっている。
【0030】なお、図示は省略するが、上型12には封
止直前にフィルムFを上型12側に吸引するための吸引
機構が付設されている。
【0031】次に本実施形態の装置の特徴的な部分につ
いて、図4〜図10を参照しながら説明する。
【0032】図4(a)、(b)は、金型の上型12
と、フィルムFを上型12の封止キャビティ面12aに
対して所定の高さレベルで供給するレベル調整用のガイ
ドローラ17、18との関係を示す側面図及び平面図で
ある。
【0033】この樹脂封止装置では、フィルムFの搬送
を案内するガイドローラ21a、21b、17、18、
19a〜19cのうち、金型出側付近のガイドローラ
(この実施形態では金型(上型12)の出側であって最
も金型(上型12)寄りに配置されたガイドローラ)1
8を、該ガイドローラ18におけるフィルムFの幅方向
中央に対応する位置において軸方向に2つのローラ片1
8L、18Rに分割可能とし、該2つのローラ片18
L、18Rを互いに同軸を維持したまま離反・接近可能
としている。この実施形態では、このようにガイドロー
ラを2つのローラ片18L、18Rに分割可能としてい
るため、この2つのローラ片18L、18Rが本発明で
言う「両側に位置する一対のローラ片」に相当する。
【0034】図5に示すように、このガイドローラ18
は、フィルムFの幅方向中央に対応する位置18aにお
いて円筒状の一対のローラ片18L、18Rに2分割さ
れており、各ローラ片18L、18Rは、フレーム39
の両側板39aに両端が固定された固定軸61の外周上
に回転自在に取り付けられている。固定軸61の両端部
外周上にはカラー62が嵌められており、一対のローラ
片18L、18Rは、カラー62によって制限された範
囲において、同軸を維持したまま軸方向に矢印Dのよう
にスライドできるようになっている。
【0035】ローラ片18L、18RのフィルムFと接
触する範囲外の部分の外周には、環状の係合溝63が形
成されており、その係合溝63には、シリンダ65によ
ってガイドローラ18の軸線方向に駆動されるフック6
4の先端が係合している。そして、シリンダ65によっ
てフック64を動かすことにより、一対のローラ片18
L、18Rを、互いに軸方向に離反・接近させることが
できるようになっている。
【0036】なお、ローラ片18L、18Rの形状・構
成等のバリエーションについては、後に詳述する。
【0037】次に上記構成の樹脂封止装置の作用を説明
する。
【0038】この樹脂封止装置は、樹脂封止する際に、
1回の封止ごとに、フィルムFを供給ロール15側から
巻き取りロール16側に間欠送りする。フィルムFは、
供給ロール15から送り出された後、ガイドローラ21
a、21b、レベル調整用のガイドローラ17、18に
より、上型12の封止キャビティ面12aの所定位置に
位置決め・停止され、その位置で上型12側に吸引され
る。その後、プレス機10により樹脂封止が行われ、ガ
イドローラ17、18により再び上型12から離され、
更に、ガイドローラ19a〜19cにより、上型12を
囲むような軌道でプレス機10の前側に誘導されて、巻
き取りロール16に巻き取られる。このフィルム送りの
際に、供給ロール15は矢印B方向に回転し、巻き取り
ロール16は矢印C方向に回転し、フィルムFは矢印A
方向に移動する。
【0039】上記の動作の際、フレーム38、39を持
ち上げて上型12の封止キャビティ面12aにフィルム
Fを吸着させる前に、フィルムFのしわ取り操作を行
う。即ち、次の封止成形に利用するフィルムFを上型1
2の直下に送った後、フィルムFの搬送を停止するが、
フィルムFの搬送を停止した後で、上型12へのフィル
ムFの吸着前に、一対のローラ片18L、18Rを離反
させる。
【0040】具体的には、図5のシリンダ65によって
フック64を動かすことにより、一対のローラ片18
L、18Rを、フィルムFの幅方向の外側へスライドさ
せる。そうすると、2分割したローラ片18L、18R
の周面とフィルムFの摩擦によって、一対のローラ片1
8L、18Rに引っ張られてフィルムFが幅方向に引き
伸ばされ、それにより、上型12へフィルムFを吸着さ
せる段階でのしわの発生が防止される。
【0041】なお、実際にフィルムFが上型12の封止
キャビティ面12aへ吸着する前であれば、吸着動作を
開始する前であっても、吸着動作を開始してからであっ
ても構わない。停止してから離反動作を行う場合は、フ
ィルムFに対し該フィルムFをその幅方向外側に引っ張
ろうとする力以外の力が作用しない状態でフィルムFの
しわを伸ばすことができるため、該離反に起因して新た
なしわが形成されたりする不具合が発生するのを防止で
きる。なお、この場合、後述するテーパローラ片構成を
併用すると一層良好な結果が得られる。
【0042】一方、一対のローラ片18L、18Rの離
反動作を、フィルムFの搬送動作を停止する直前から開
始するようにしてもよい。ガイドローラ18の回転が停
止する直前からローラ片18L、18Rを離反させる
と、フィルムFが停止するまでフィルムFとローラ片1
8L、18Rの接触面が常に変化する態様でローラ片1
8L、18Rを離反させることができるため、それまで
できていたしわがローラ片に巻き付いたまま平行に移動
して結果としてしわが取れないという状態が発生するの
を効果的に防止できる。即ち、それまで既に形成されて
いたしわをより効率的に除去できるという点で良好な作
用が得られる。
【0043】なお、フィルムの搬送を停止する前から離
反を開始し、停止後、更に離反を続ける構成を採用して
も良いのは言うまでもない。
【0044】次に、「両側に位置する一対のローラ片」
の構成のバリエーション、及びそれぞれの作用に関して
説明する。
【0045】先ず、上記実施形態では、一対のローラ片
18L、18Rを軸方向にスライドさせるために、シリ
ンダ65やフック64等を用いた機構を示したが、これ
とは別の駆動機構を採用してもよい。図6はその一例を
示す断面図である。この例では、一対のローラ片の離反
・接近をエアシリンダ構造によって実現している。
【0046】この機構におけるガイドローラ118は、
軸方向において一対のローラ片118L、118Rに2
分割されており、固定軸79の外周上に回転自在に取り
付けられている。固定軸79は、フレーム39の両側板
39aに両持ち支持され、軸方向の中間部に大径部71
a、その両側に小径部71bを有する。又、ローラ片1
18L、118Rは、フィルムFの幅方向中央側の内径
が大径、反中央側の内径が小径となった内周段付きの筒
状体として構成されている。
【0047】ローラ片118L、118Rは、固定軸7
1の外周に取り付けられ、その大径部72aの内周は固
定軸71の大径部71aの外周にOリング73を介して
スライド自在に嵌合されている。又、その小径部72b
の内周は固定軸71の小径部71bの外周にOリング7
4を介してスライド自在に嵌合されている。
【0048】これにより、ローラ片118L、118R
の小径部72bの側壁と固定軸71の大径部71aの側
壁とで挟まれたシリンダ室75を画成している。シリン
ダ室75の内部には、固定軸71の内部に確保した通路
79を通して空圧又は液圧が導入可能とされ、ローラ片
118L、118Rを、互いに離反する方向にスライド
駆動することができるようになっている。
【0049】ここで、固定軸71の両端外周には、カラ
ー77及び圧縮スプリング78が嵌合されており、この
圧縮スプリング78がカラー77の端壁とローラ片11
8L、118Rの端壁との間に挟まれることにより、ロ
ーラ片118L、118RをフィルムFの幅方向中央側
に押圧している。従って、前記シリンダ室75に導入し
た空圧又は液圧を除くことにより、ローラ片118L、
118Rは互いに接近する方向に戻る。
【0050】このように、ローラ片の駆動機構には種々
の構成が採用でき、本発明は、具体的な駆動機構の構成
については特に限定されない。樹脂封止装置は、通常エ
アの発生源を備えるため、このようにエアを利用する構
造は製造コストを低減できるメリットがある。
【0051】一方、図7以降にはガイドローラ或いは一
対のローラの全体構成に関する種々のバリエーションが
示されている。即ち、上記実施形態では、一対のローラ
片18L、18R(118L、118R)に幅方向に外
径が同一の円筒ローラを用いている。これが最も基本的
な外周構成であり、上述した基本的な作用を得ることが
できる。
【0052】しかし、例えば図7に示すように、一対の
ローラ片218L、218Rとして、それぞれフィルム
幅方向の中央側の径よりも反中央側(外側)の径の方が
徐々に大きくなったテーパローラを用いることもでき
る。
【0053】このように外側にゆくほどローラ径が大き
くなる構造を採用することにより、フィルムFの幅方向
外側に行くに従って、より強いテンションが(ローラ片
218L、218RとフィルムFとの間に)掛かるよう
になり、外側ほど強い摩擦力を得ることができるように
なる。従って、ローラ片218L、218Rを互いに離
反させる際に、テンションの弱い中央側から順次ローラ
片218L、218RとフィルムFとの間に滑りが発生
し、形成されていたしわがフィルム中央側から良好に取
り除かれてゆくようになる。
【0054】更に、このように外側の径を大きくしてお
くと、特に回転を伴って離反させるようにした場合に、
より一層しわ取り効果を増大させることもできる。
【0055】又、図8に示すように、該ローラ片318
L、318Rの外周に、自身に接触しているフィルムを
その幅方向中央側から反中央側に向けて誘導可能なスパ
イラル状の溝319L、319Rをそれぞれ対称に形成
したものを用いるようにすることもできる。このような
構成によっても、ガイドローラ318の回転に伴ってフ
ィルムに幅方向の引っ張り力をより効果的に与えること
ができる。
【0056】スパイラルは、このように溝によって構成
しても良いし、ねじの山を潰したような波形状の曲線ラ
インによって構成しても良い。スパイラルを形成したロ
ーラ片318L、318Rは、これを停止後に離反させ
るときはその効果はあまりないが、通常搬送中において
しわの発生を防止する効果はある。
【0057】なお、テーパとスパイラルの構成を併用す
ることもできる。
【0058】更に、上記実施形態においては、いずれも
ガイドローラを2分割するようにしていたが、例えば図
9に示されるように、対象となるガイドローラ418を
3つのローラ片418L、418S、418Rに分割す
るようにしてもよい。この場合、中央のローラ片418
Sの両側に当たる2つのローラ片が本発明に係る「両側
に位置する一対のローラ片」に相当する。なお、各ロー
ラ片418L、418S、418Rの軸方向長さは、必
ずしも均等である必要なく、例えば中央のローラ片41
8Sは一対のローラ片418L、418Rに対して短め
であっても、長めであってもよい。
【0059】ガイドローラ418を3つのローラ片41
8L、418S、418Rに分割するようにした場合に
は、中央のローラ片418Sは軸方向にスライド自在と
してもよく、又、軸方向にスライドできない構成として
もよい。
【0060】軸方向にスライド自在としておくと、一対
のローラ片418L、418Rを離反させる際に生じる
テンションのアンバランスを自動的に吸収させる機能を
生じさせることができる。また、軸方向にスライドでき
ない構成とした場合には、一対のローラ片418L、4
18Rの離反距離に対して各ローラ片418L、418
S、418Rの間に生じる溝419L、419Rの軸方
向の長さを(2分割タイプに比べ)半減させることがで
きるため、離反によってこの溝419L、419Rの大
きさが大きくなることによってフィルムFに新たなしわ
が形成されるのをより抑制できるようになる。
【0061】更に、図示は省略するが、本発明では例え
ばガイドローラを4つ以上のローラ片に分割するように
してもよい。
【0062】なお、ローラ片の離反によって生じる溝の
影響を低減する構成として、例えば、図10、11に示
されるような構成が考えられる。このガイドローラ51
8は、ローラ片518L、518Rの接合部分Nを、互
いに入り組んだ形状とし、該ローラ片518L、518
Rの間隔が多少開いてもその間に溝が発生しないように
工夫したものである。このような構成のガイドローラ5
18を用いることにより、離反した際の溝に起因して新
たなしわが形成されるのを抑制することができる。
【0063】又、図5に代表して示すように、各ローラ
片とも外周にニップローラ68を付設し、フィルムFの
両端をこのリップローラ68によってローラ片18L、
18R側に押圧・保持させるようにしたり、ローラ片1
8L、18Rとフィルムの摩擦を確保するために、ロー
ラ片18L、18Rの表面をゴム系の素材にしたりする
ことも有効である。
【0064】更に、ローラ片を別途の駆動手段(例えば
モータ)等によって独立して回転駆動できるようにし、
フィルムが停止しているときにおいても積極的に回転さ
せ得るようにすると、フィルムを滑り回転させながら左
右に引っ張るという作用が得られる。この場合、特に金
型の入り側及び出側の双方のガイドローラ(17、1
8)に対し、各ガイドローラが互いに反対方向(フィル
ムを搬送方向に引っ張る方向)に回転させるようにする
とより好結果が得られる。なお、巻き取りローラ等をサ
ーボモータ等でコントロールしておけば、このような別
途駆動する構成を採用したとしてもフィルムが弛んだり
することはない。
【0065】なお、このようにフィルムFのしわ取り操
作を行いながら封止作業を行っているうちに、供給ロー
ル15のフィルムFがなくなった場合は、新しいロール
15、16に交換する。その際、チェーン機構30のフ
ィルム保持バー52に、新しい供給ロール15から送り
出される新しいフィルムFの先端を保持させて、チェー
ン31を周回駆動させる。そうすると、新しいフィルム
Fの先端を、フィルムFの搬送経路に沿って巻き取りロ
ール16まで自動的に誘導することができる。従って、
後はフィルムFの先端を新しく交換した巻き取りロール
16に接続することで、新しいフィルムFの搬送が可能
になる。
【0066】上記のロール15、16の交換作業の際、
本樹脂封止装置では、供給ロール15と巻き取りロール
16の両方をプレス機10の前側に配置しており、しか
も新しいフィルムFの先端を巻き取りロール16まで取
り回す作業を、チェーン機構30を利用して自動で行え
るようにしているので、プレス機10の後側に回り込む
必要が全くない。その結果、プレス機10の前側に立つ
だけでロール15、16の交換作業を行うことができ、
作業の安全と作業の簡易化が図れる。
【0067】又、複数台のプレス機を有するような樹脂
封止装置の場合であっても、特定のプレス機のフィルム
交換のために他のプレス機の運転を止める必要がないた
め、生産性を落とす心配もなくなる。
【0068】なお、本発明の場合、分割するガイドロー
ラは、金型の出側において最も金型に近いガイドローラ
(図1、図4におけるガイドローラ18)に適用するの
が効率的であることが確認されている。しかしながら、
設計によっては、必ずしもこれに限定されず、最も金型
に近い入側のガイドローラであっても良く、更には、例
えば図12に示されるように、ガイドローラ17、18
に対してより摩擦力を確保するためにテンションを付与
するガイドローラ17a、18aを付加したようなとき
には、金型から「2番目に近い」出側のガイドローラ1
8(或いは入側のガイドローラ17)に本発明を適用し
ても相応の効果が得られる。もちろん、複数のガイドロ
ーラ、例えば図12におけるガイドローラ17、18、
17a、18aの全てに本発明を適用するようにしても
よい。
【0069】又、上記実施形態では、上型12の封止キ
ャビティ面12aに対してフィルムを供給する場合を示
したが、下型14の封止キャビティ面に対してフィルム
を供給する場合も同様の構成をとることができる。即
ち、巻き取りロールを、供給ロールの下側で供給ロール
の回転軸線と平行な回転軸線を有するように配置し、金
型の反供給ロール側に送り出されたフィルムを、ガイド
ローラを介して下型14を囲むようにして巻き取りロー
ル側にまで戻すようにする。そして、下型14の金型付
近のガイドローラに対して前記のしわ取り機能を付加す
る。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
金型付近のガイドローラを軸方向に分割して、「両側に
位置する一対のローラ片」を互いに離反・接近できるよ
うに構成したので、該一対のローラ片を互いに軸方向に
離反させることにより、フィルムを幅方向に引き伸ばす
ことができ、金型へのフィルム吸着時におけるしわの発
生を防止することができ、不良品の発生を防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の樹脂封止装置の側面図
【図2】同装置の平面図
【図3】同装置の正面図
【図4】前記樹脂封止装置の特徴部分であるガイドロー
ラ18の説明図であり、(a)は側面図、(b)は平面
【図5】前記ガイドローラを構成するローラ片を離反・
接近させる機構の具体例を示す正面図
【図6】前記ガイドローラを構成するローラ片を離反・
接近させる機構の他の具体例を示す断面図
【図7】ガイドローラの別の例を示す概略正面図
【図8】ガイドローラの更に別の例を示す概略正面図
【図9】ガイドローラの更に別の例を示す概略正面図
【図10】ガイドローラの更に別の例を示す概略正面図
【図11】図10のXI−XI断面図
【図12】本発明を適用すべきガイドローラの位置を示
す図4(a)相当の側面図
【図13】従来の樹脂封止装置の概略構成を示す側面図
【符号の説明】
10…プレス機 12…上型 12a…封止キャビティ面 13…金型 14…下型 15…供給ロール 15j…回転軸線 16…巻き取りロール 16j…回転軸線 17、18、118、218、318、418…ガイドロ
ーラ 18L、18R、118L、118R、218L、21
8R、318L、318R、418L、418R…ロー
ラ片 319L、319R…スパイラル状の溝 F…フィルム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リードフレーム等を金型の封止キャビティ
    内で樹脂封止する際に、該金型の上型又は下型の封止キ
    ャビティ面側と封止する樹脂との間にフィルムを介在さ
    せるように構成した樹脂封止装置であって、該フィルム
    を供給ロール側から巻き取りロール側に1回の封止ごと
    に間欠的に搬送する樹脂封止装置において、 前記フィルムの搬送を案内するガイドローラのうち、前
    記金型の入側又は出側付近に配置された少なくとも1個
    のガイドローラを、軸方向において複数のローラ片に分
    割可能とし、該分割したローラ片のうち、両側に位置す
    る一対のローラ片を互いの同軸を維持したまま離反・接
    近可能としたことを特徴とする樹脂封止装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記一対のローラ片の離反が、前記1回ごとの封止のた
    めにフィルムの搬送を停止した後に実行されることを特
    徴とする樹脂封止装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記一対のローラ片の離反が、前記1回ごとの封止のた
    めにフィルムの搬送を停止する直前から開始されること
    を特徴とする樹脂封止装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記一対のローラ片は、それぞれのフィルム幅方向の中
    央側の径よりも、反中央側の径の方がより大きく形成さ
    れたことを特徴とする樹脂封止装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記一対のローラ片の外周に、該一対のローラ片の回転
    によって、自身に接触しているフィルムをその幅方向中
    央側から反中央側に向けて誘導可能なスパイラルが、そ
    れぞれ対称に形成されたことを特徴とする樹脂封止装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記一対のローラ片を、別途の駆動手段により、独立し
    て回転駆動可能としたことを特徴とする樹脂封止装置。
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