JP2003173251A - データ管理システム - Google Patents

データ管理システム

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JP2003173251A
JP2003173251A JP2001372848A JP2001372848A JP2003173251A JP 2003173251 A JP2003173251 A JP 2003173251A JP 2001372848 A JP2001372848 A JP 2001372848A JP 2001372848 A JP2001372848 A JP 2001372848A JP 2003173251 A JP2003173251 A JP 2003173251A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信者に煩わしい入力操作を行わせることな
く、受信者の近くの画像形成装置へ画像データを送信す
ることができるデータ管理システムを提供する。 【解決手段】 本データ管理システムでは、携帯電話装
置40が、当該携帯電話装置40の通信エリア内に存在
するプリンタ60を検索し、存在が確認されたプリンタ
60の固有情報を、Eメールにより文書サーバ10へ送
信する。一方、文書サーバ10は、LANを介して接続
されている複数のプリンタ60の何れかで処理されるべ
き印刷データを記憶しており、携帯電話装置40から上
記固有情報を受信すると、その固有情報を送信した携帯
電話装置40の所有者である受信者宛の印刷データを、
その固有情報に対応するプリンタ60へLANを介して
送信する。このような構成により、受信者が携帯電話装
置40を所有してプリンタ60へ近づくと、その受信者
宛の印刷データがそのプリンタ60で出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置で処
理すべき画像データを管理するデータ管理システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、画像形成装置として
の複数のプリンタと、これらに画像データとしての印刷
データを送信するコンピュータとがネットワークを介し
て繋がったシステムでは、印刷要求を行う者が、印刷デ
ータの送信先となるプリンタをコンピュータから指定す
ることで、所望のプリンタに印刷物を出力させることが
できる。
【0003】ここで、印刷要求者と、この印刷要求者か
らの要求により出力される印刷物を受け取るべき受取対
象者である受信者とが同一人物である場合には、印刷要
求者(この場合、受信者でもある)が自分の近くにある
プリンタを印刷データの送信先に指定すればよいが、印
刷要求者と受信者とが異なる場合には、印刷要求者が受
信者の現在位置を把握していないと、受信者から離れた
位置にあるプリンタで印刷物が出力されてしまうことが
ある。受信者が常に同じ位置にいるとは限らないからで
ある。
【0004】一方、特開2001−154822号公報
に記載のネットワークプリンタシステムでは、印刷要求
者により入力される情報キーを用いて印刷データの送信
先となるプリンタを指定するようにしている。即ち、こ
のネットワークプリンタシステムの場合、プリンタは、
印刷要求者に情報キーを入力させ、この情報を自身の識
別情報(MACアドレス等)と共にネットワーク内にブ
ロードキャストする。一方、ワークステーションは、印
刷要求者に情報キーを入力させると共に、プリンタ側か
らブロードキャストされてきた情報キーと、自身におい
て入力された情報キーとが一致するか否かを判定し、一
致すると判定した場合に、その情報キーをブロードキャ
ストしたプリンタを、印刷データの送信先のプリンタと
して設定する。
【0005】従って、このようなシステムを利用して、
印刷要求者がコンピュータから情報キーを入力すると共
に、受信者がプリンタから同一の情報キーを入力するよ
うにすれば、受信者の近くに位置するプリンタに印刷物
を出力させることが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステムでは、受信者が印刷物を受け取る際に、プ
リンタから情報キーをわざわざ入力しなければならない
ため、煩わしい。しかも、受信者がプリンタから入力す
る情報キーは、印刷要求者がコンピュータから入力する
情報キーと同一の情報でなければならないことから、印
刷要求者と受信者とが異なる場合は、印刷要求者から受
信者に情報キーを連絡しなければならなくなり、実用的
ではない。
【0007】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、受信者に煩わしい入力操作を行わせることな
く、受信者の近くの画像形成装置へ画像データを送信す
ることができるデータ管理システムを提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1に記載のデータ管理
システムは、画像データが表す画像を形成する複数の画
像形成装置と通信可能なデータ管理装置と、このデータ
管理装置及び画像形成装置と通信可能な通信装置と、を
備えたものである。尚、通信装置としては、例えば、携
帯電話装置やPDA(Personal Digita
l(Data) Assistants)のように、容
易に持ち運びができるような小型・軽量のものが好まし
い。
【0009】そして、通信装置では、検索手段が、当該
通信装置と通信可能な画像形成装置を検索し、識別情報
送信手段が、検索手段により画像形成装置が確認された
場合に、その画像形成装置を識別するための第1識別情
報を、当該通信装置を識別するための第2識別情報と共
に、データ管理装置へ送信する。尚、第1識別情報は、
データ管理装置にて画像形成装置を識別する際の手掛か
りとなる情報であればよく、この第1識別情報として
は、例えば、画像形成装置の通信先アドレスや、画像形
成装置に付けられた名称等を用いることができる。ま
た、第2識別情報は、データ管理装置にて通信装置を識
別する際の手掛かりとなる情報であればよく、この第2
識別情報としては、例えば、通信装置の通信先アドレス
や、通信装置の所有者名等を用いることができる。
【0010】一方、データ管理装置では、読出手段が、
複数の画像形成装置のうちの何れかで処理すべき画像デ
ータから、その画像データに付与された受信者(即ち、
その画像データが表す画像を受けるべき対象者)を表す
受信者情報を読み出し、受信手段が、通信装置から第1
識別情報及び第2識別情報を受信する。そして更に、デ
ータ送信手段が、受信手段により受信された第2識別情
報に対応する受信者情報が読み出された画像データを、
受信手段により受信された第1識別情報から識別される
画像形成装置へ送信する。尚、画像データに付与された
受信者情報とは、画像データが表す画像とは別に追加さ
れた情報であってもよく、画像データが表す画像に含ま
れた情報であってもよい。また、第2識別情報に対応す
る受信者情報とは、第2識別情報から識別される通信装
置の所有者を識別するための情報のことである。
【0011】このような請求項1のデータ管理システム
では、通信装置と画像形成装置との通信を、通信エリア
が比較的狭い通信方式を用いて行うことで、通信装置の
検索手段が、当該通信装置の近くに存在する画像形成装
置を検索することとなる。そして、この検索手段により
当該通信装置と通信可能な画像形成装置が確認された場
合(即ち、当該通信装置の近くに存在する画像形成装置
が検知された場合)に、通信装置の識別情報送信手段
が、その確認された画像形成装置を識別するための第1
識別情報を、第2識別情報と共にデータ管理装置へ送信
する。尚、識別情報送信手段が各識別情報をデータ管理
装置へ送信するタイミングは、例えば、検索手段により
画像形成装置が確認された時であってもよく、また、検
索手段により画像形成装置が確認されている状態で所定
の入力操作が行われた時であってもよい。
【0012】そして、データ管理装置では、データ送信
手段が、受信手段により受信された第1識別情報から識
別される画像形成装置(即ち、受信手段により受信され
た第2識別情報から識別される通信装置の近くに位置し
ている画像形成装置)へ、その第2識別情報に対応する
受信者情報が読み出された画像データを送信するように
なっているが、ここで、第2識別情報に対応する受信者
情報については、例えば、次の(1),(2)のように
判断することができる。
【0013】(1)本データ管理システムに用いられる
第2識別情報と受信者情報とが同一の情報を表すもので
ある場合、例えば、第2識別情報及び受信者情報が、共
に通信装置の所有者名を表すものである場合には、受信
手段により受信された第2識別情報と同一内容の受信者
情報を、第2識別情報に対応する受信者情報として判断
する。
【0014】(2)一方、本データ管理システムに用い
られる第2識別情報と受信者情報とが異なる情報を表す
ものである場合、例えば、第2識別情報が通信装置の通
信先アドレスを表すものであり、受信者情報がその通信
装置の所有者名を表すものである場合には、第2識別情
報と受信者情報との対応を予め記憶しておき、受信手段
により受信された第2識別情報に対応させて記憶してい
る受信者情報を、第2識別情報に対応する受信者情報と
して判断する。
【0015】このような請求項1のデータ管理システム
によれば、通信装置を所有した受信者の近くに位置して
いる画像形成装置へ、その受信者を表す受信者情報が付
与された画像データが送信されるため、受信者が受ける
べき画像を、その受信者の近くの画像形成装置に確実に
形成させることができる。
【0016】しかも、受信者は、画像データの送信先と
なる画像形成装置を指定するための煩雑な入力操作を行
う必要がない。例えば、通信装置により画像形成装置が
確認されると直ちにデータ管理装置からその画像形成装
置へ画像データが送信されるようにすれば、受信者によ
る入力操作を全く不要にすることができる。一方、通信
装置により画像形成装置が確認されても、その通信装置
で所定の入力操作が行われない間はデータ管理装置から
その画像形成装置へ画像データが送信されないようにす
れば、受信者の意図しないタイミングで画像形成装置に
より画像が形成されてしまうことを防止することができ
るため、特に、画像データの表す画像が機密内容の場合
に効果的である。そして、この場合にも、上記所定の入
力操作は簡単な操作にすることが可能である。
【0017】加えて、本データ管理システムを利用する
画像形成装置には、特別な機能を持たせる必要がないた
め、汎用の画像形成装置(例えば、プリンタやファクシ
ミリ等)を使用することができる。ところで、請求項1
のデータ管理システムでは、受信者情報が付与された画
像データを、その受信者情報が表す受信者の近くに位置
している画像形成装置へ送信することができるが、デー
タ管理装置の読出手段により画像データから受信者情報
が読み出されなかった場合には、その画像データの送信
先の画像形成装置を特定することができない。
【0018】そこで、請求項2に記載のデータ管理シス
テムのように、読出手段により画像データから受信者情
報が読み出されなかった場合には、データ送信手段が、
その画像データを予め決められた画像形成装置へ送信す
るように構成されていることが好ましい。
【0019】このようにすれば、受信者情報が読み出さ
れなかった画像データを適切に処理することができる。
一方、通信装置の検索手段が画像形成装置を検索して
も、当該通信装置に対応する画像データ(詳しくは、当
該通信装置を識別するための第2識別情報に対応する受
信者情報が読み出された画像データであって、当該通信
装置の所有者を受信者とする画像データ)が存在しなけ
れば無意味である。
【0020】そこで、請求項3に記載のデータ管理シス
テムでは、データ管理装置が、読出手段により画像デー
タに付与された受信者情報が読み出された場合に、この
受信者情報に対応する通信装置(詳しくは、受信者情報
に対応する第2識別情報から識別される通信装置)へ受
信通知を送信する受信通知送信手段を備え、通信装置の
検索手段が、当該通信装置で受信通知が受信された場合
に、画像形成装置の検索を開始するように構成されてい
る。
【0021】このような請求項3のデータ管理システム
によれば、通信装置の検索手段により、当該通信装置に
対応する画像データが存在しないにもかかわらず不要な
検索が行われることを防ぐことができる。また、通信装
置に対応する画像データが存在しても、その通信装置の
所有者がそれに気付かなければ、画像形成装置へ出向か
ないことが考えられる。
【0022】そこで、請求項4に記載のデータ管理シス
テムでは、データ管理装置が、読出手段により画像デー
タに付与された受信者情報が読み出された場合に、この
受信者情報に対応する通信装置へ受信通知を送信する受
信通知送信手段を備え、通信装置が、受信通知を受信し
た場合に、当該通信装置の所有者に報知するための報知
動作を行うように構成されている。
【0023】このような請求項4のデータ管理システム
によれば、画像データの受信者が、その画像データの存
在に気が付かないままでいるといったことを防ぐことが
できる。ところで、第1識別情報として画像形成装置の
固有情報を用いる場合には、請求項5のように構成すれ
ばよい。
【0024】即ち、請求項5のデータ管理システムで
は、通信装置の検索手段が、当該通信装置と通信可能な
画像形成装置に記憶されているこの画像形成装置の固有
情報を取得するとともに、識別情報送信手段が、検索手
段により取得された画像形成装置の固有情報を、第1識
別情報としてデータ管理装置へ送信するように構成され
ている。
【0025】このような請求項5のデータ管理システム
によれば、例えば、SNMP(Simple Netw
ork Management Protocol)
や、HTTP(HyperText Transfer
Protocol)等といった汎用のプロトコルを用
いて、汎用の画像形成装置からその画像形成装置に記憶
されている固有情報を取得することができる。
【0026】また、請求項6に記載のデータ管理システ
ムのように、検索手段が、通信を行う際に通信機器間で
互いの固有情報を交換する通信方式により画像形成装置
と通信を行って、この画像形成装置を検索するととも
に、識別情報送信手段が、検索手段によって交換された
画像形成装置の固有情報を、第1識別情報としてデータ
管理装置へ送信するように構成されていてもよい。
【0027】このような請求項6のデータ管理システム
によれば、例えば、bluetooth方式といった汎
用の無線通信方式を用いて、汎用の画像形成装置からそ
の画像形成装置に記憶されている固有情報としてのBD
アドレス(Bluetooth Deviceアドレ
ス)を取得することができる。
【0028】一方、通信装置の検索手段が、当該通信装
置と通信可能な画像形成装置を検索した結果、複数の画
像形成装置が同時に確認されることも考えられる。そこ
で、請求項7に記載のデータ管理システムでは、検索手
段が、無線LANを介して通信可能な通信エリア内で画
像形成装置を検索するとともに、2つ以上の画像形成装
置を同時に確認した場合に、確認される画像形成装置が
1つになるまで通信エリアを縮小するように構成されて
いる。
【0029】このような請求項7のデータ管理システム
によれば、通信装置に最も近い画像形成装置を容易に判
断することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施形
態のデータ管理システムについて、図面を用いて説明す
る。まず図1は、本実施形態のデータ管理システムの構
成を表す構成図である。
【0031】このデータ管理システムは、プリンタ60
で印刷処理すべき画像データとしての印刷データ及びF
AXデータを管理するためのもので、文書サーバ10
と、携帯電話装置40とを備えている。本データ管理シ
ステムにおいて、文書サーバ10は、LAN(ローカル
エリアネットワーク)2を介して、複数のプリンタ60
及びパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)
4と接続されており、また、LAN2を介してインター
ネット6にも接続されている。更に、文書サーバ10
は、公衆回線8にも接続されている。
【0032】そして、本実施形態において、文書サーバ
10、携帯電話装置40及びプリンタ60は、それぞれ
bluetooth方式の無線通信が可能な構成となっ
ている。ここで、周知ではあるが、bluetooth
方式の無線通信について簡単に説明する。
【0033】bluetooth方式の通信は、2.4
GHz帯域を用いた無線伝送方式で、その通信エリア
は、送信出力のクラスにより異なるが、約10〜100
[m]である。尚、本実施形態では、文書サーバ10、
携帯電話装置40及びプリンタ60のそれぞれに、クラ
ス3の送信出力のものが用いられており、半径約10
[m]の通信エリア(ピコネットエリア)内に存在する
通信相手との間で通信可能となっている。
【0034】また、bluetooth方式の通信を行
う機器には、各機器の固有情報であるBDアドレス(B
luetooth Deviceアドレス)が記憶され
ている。そして、bluetooth方式による通信で
は、通信範囲内に存在する通信機器を検索する際に通信
機器間で互いのBDアドレスが交換されるようになって
いる。
【0035】次に、文書サーバ10の構成について説明
する。文書サーバ10は、図2に示すように、各種制御
を行う制御部12と、図示しない表示器(ディスプレ
イ)に情報を表示する表示部14と、図示しない入力器
(キーボード)により外部からの入力操作を受け付ける
入力部16と、不揮発性メモリのNVRAM18と、公
衆回線8を介してデータの送受信を行う公衆回線通信部
20と、LAN2を介してデータの送受信を行うネット
ワーク通信部22と、bluetooth方式の無線通
信によりデータの送受信を行うbluetooth通信
部24と、外部から受信した印刷データやFAXデータ
を図示しない記憶装置(ハードディスク)に蓄積する蓄
積部26と、これらを接続するバス28とを備えてい
る。
【0036】また、NVRAM18は、プリンタデータ
ベース30と、受信者データベース32と、通信方式デ
ータベース34とを備えている。尚、各データベースに
記憶されている情報は、入力部16から入力されたもの
である。ここで、各データベースに記憶されている情報
について説明する。
【0037】プリンタデータベース30には、図3に示
すように、当該文書サーバ10とLAN2を介して接続
されている各プリンタ60についての情報が記憶されて
いる。具体的には、各プリンタ60の情報として、プリ
ンタ名と、IPアドレス(Internet Prot
ocolアドレス)と、BDアドレスとが記憶されてお
り、更に、記憶されているプリンタ60のうちの一つ
が、後述する処理にて参照されるデフォルト装置とし
て、予め指定されている。尚、図3では、「*」マーク
がデフォルト装置の指定を表している。また、以下の説
明では、デフォルト装置に指定されているプリンタ60
を、デフォルトプリンタ60という。
【0038】一方、受信者データベース32には、図4
に示すように、本データ管理システムを利用してプリン
タ60から印刷物を受け取る受信者の情報が記憶されて
いる。具体的には、各受信者の情報として、受信者名が
記憶されており、更に、各受信者が所有する携帯電話装
置40の通信先情報として、Eメールアドレスと、BD
アドレスと、電話番号とが記憶されている。
【0039】一方また、通信方式データベース34に
は、図5に示すように、当該文書サーバ10から携帯電
話装置40への通信方式の優先度を表す情報が記憶され
ている。具体的には、通信方式(bluetooth、
Eメール及び電話)と、それらの優先順位とが記憶され
ている。
【0040】次に、携帯電話装置40の構成について説
明する。携帯電話装置40は、本データ管理システムを
利用してプリンタ60から印刷物を受け取る各受信者に
所有されているもので、図6に示すように、bluet
ooth方式の無線通信によりデータの送受信を行うb
luetooth通信部42と、最寄りの基地局との無
線通信によりインターネット6や公衆回線8等を介した
データの送受信を行う無線通信部44と、図示しない表
示器(ディスプレイ)に情報を表示する表示部46と、
図示しない入力器(操作キー)により外部からの入力操
作を受け付ける入力部48と、不揮発性メモリのNVR
AM50と、各種制御を行う制御部52と、これらを接
続するバス54とを備えている。
【0041】次に、プリンタ60の構成について説明す
る。プリンタ60は、外部から受信した印刷データやF
AXデータが表す画像を用紙へ印刷する印刷処理を行う
汎用の装置で、図7に示すように、不揮発性メモリのN
VRAM62と、図示しない表示器(ディスプレイ)に
情報を表示する表示部64と、図示しない入力器(操作
キー)により外部からの入力操作を受け付ける入力部6
6と、bluetooth方式の無線通信によりデータ
の送受信を行うbluetooth通信部68と、受信
した印刷データ及びFAXデータが表す画像を用紙へ印
刷する印刷部70と、各種制御を行う制御部72と、L
AN2を介してデータの送受信を行うネットワーク通信
部74と、これらを接続するバス76とを備えている。
【0042】次に、パソコン4について説明する。パソ
コン4には、本データ管理システム用のプリンタドライ
バがインストールされており、印刷に関する設定を行う
ための印刷設定操作として、印刷データの送信先となる
文書サーバ10の指定や、この印刷データの表す画像が
印刷された用紙(印刷物)を受け取るべき受信者の受信
者名の入力等を行うことができるようになっている。そ
して、パソコン4は、印刷データの送信操作が行われる
と、入力された受信者名を含んだ印刷データを、送信先
として指定された文書サーバ10へ、LAN2を介して
送信する。
【0043】そして、文書サーバ10は、パソコン4か
らLAN2を介して送られて来る印刷データや、図示し
ない外部のファクシミリから公衆回線8やインターネッ
ト6を介して送られて来るFAXデータを受信すると、
その印刷データ又はFAXデータ(以下、これらのデー
タを受信データともいう)を一旦蓄積すると共に、受信
データが受信された旨の受信通知を、その受信データの
表す画像が印刷された印刷物を受け取るべき受信者が所
有する携帯電話装置40へ送信する。そして更に、文書
サーバ10は、その携帯電話装置40から受信データの
送信先のプリンタ60を指示する旨の出力指令を受信す
ると、そのプリンタ60へ受信データを送信する。
【0044】次に、このような文書サーバ10の動作を
実現するために制御部12が行うデータ送信処理につい
て、図8のフローチャートを用いて説明する。尚、本デ
ータ送信処理は、ネットワーク通信部22又は公衆回線
通信部20により受信データが受信されることで開始さ
れる。
【0045】このデータ送信処理が開始されると、まず
S100にて、受信された受信データを蓄積部26に蓄
積させる。そして、S110で、この受信データに受信
者に関する受信者情報が含まれているか否かを確認する
ための受信者情報確認処理を行う。尚、この受信者情報
確認処理の具体的な内容については、後述する。
【0046】そして、S120へ移行し、上記受信者情
報確認処理の結果、受信データに受信者情報が含まれて
いた否かを判定する。このS120で、受信データに受
信者情報が含まれていなかったと判定した場合には、S
130へ移行し、ネットワーク通信部22に、S100
にて蓄積部26に蓄積させた受信データをLAN2を介
してデフォルトプリンタ60へ送信させる。尚、デフォ
ルトプリンタ60へ受信データを送信する際の通信先情
報としては、プリンタデータベース30に記憶されてい
るIPアドレスが用いられる。
【0047】一方、S120で、受信データに受信者情
報が含まれていたと判定した場合には、S140へ移行
し、受信データが受信された旨の受信通知を、その受信
データに含まれている受信者情報が表す受信者(以下、
この受信者を受信者Aという)が所有する携帯電話装置
40へ送信させる際に用いる通信方式を選択する通信方
式選択処理を行う。尚、この通信方式選択処理の具体的
な内容については、後述する。
【0048】そして、S150へ移行し、上記通信方式
選択処理にて選択した通信方式に対応する通信部に、受
信者Aが所有する携帯電話装置40へ受信通知を送信さ
せる。そして次に、S160へ移行して、受信者Aが所
有する携帯電話装置40からの出力指令が受信されたか
否かを判定する。尚、出力指令は、後述するが、blu
etooth方式、Eメール又は電話の何れかの通信方
式で送信される。
【0049】ここで、受信された出力指令が、受信者A
が所有する携帯電話装置40により送信されたものであ
るか否かについては、以下のように判定する。 出力指令がbluetooth方式の通信で送信され
て来た場合には、その出力指令に送信元の携帯電話装置
40のBDアドレス(第2識別情報に相当)が含まれて
いるため、このBDアドレスが、受信者Aが所有する携
帯電話装置40のものであるか否かを、受信者データベ
ースを参照して判定する。
【0050】また、出力指令がインターネット6を介
してEメールで送信されて来た場合には、その出力指令
に送信元の携帯電話装置40のEメールアドレス(第2
識別情報に相当)が含まれているため、このEメールア
ドレスに基づき、の場合と同様に判定する。
【0051】一方、出力指令が公衆回線8を介して電
話で送信されて来た場合には、その出力指令に送信元の
携帯電話装置40の電話番号(第2識別情報に相当)が
含まれているため、この電話番号に基づき、,の場
合と同様に判定する。尚、上記〜では、いずれも携
帯電話装置40に固有の通信先情報に基づき判定するよ
うにしているが、これに限ったものではない。例えば、
文書サーバ10が識別性のあるデータを含んだ受信通知
を送信し、その受信通知を受信した携帯電話装置40が
上記識別性のあるデータ(或いは、該データと関連性の
あるデータ)を含んだ出力指令を返すようにすれば、文
書サーバ10は、その出力指令に含まれたデータ(第2
識別情報に相当)に基づき、受信通知の送信先の携帯電
話装置40からのものであるか否かを判定することがで
きる。
【0052】そして、S160で、受信者Aが所有する
携帯電話装置40からの出力指令が受信されていないと
判定した場合には、S170へ移行し、受信通知を送信
してからの継続時間が一定時間T1を超えたか否かを判
定する。このS170で、一定時間T1を超えていない
と判定した場合には、S160へ戻る。
【0053】一方、S170で、一定時間T1を超えた
と判定した場合には、S130へ移行し、ネットワーク
通信部22に、S100にて蓄積部26に蓄積させた受
信データをLAN2を介してデフォルトプリンタ60へ
送信させる。一方また、S160で、受信者Aが所有す
る携帯電話装置40からの出力指令が受信されたと判定
した場合には、S180へ移行し、ネットワーク通信部
22に、S100にて蓄積部26に蓄積させた受信デー
タをLANを介してプリンタ60へ送信させる。ここ
で、受信データの送信先となるプリンタ60は、受信さ
れた出力指令に基づき決定される。即ち、出力指令に
は、後述するが、受信者Aが所有する携帯電話装置40
により検知されて存在が確認されたプリンタ60のBD
アドレス(第1識別情報に相当)が含まれており、この
BDアドレスに対応するIPアドレスをプリンタデータ
ベース30から取得して、受信データを送信する際の通
信先情報として用いるようになっている。
【0054】尚、S180又はS130において、受信
データの送信先となるプリンタ60が当該文書サーバ1
0のピコネットエリア内のプリンタ60である場合に
は、bluetooth通信部24に受信データを送信
させるようにしてもよい。この場合には、受信された出
力指令に含まれているプリンタ60のBDアドレスを、
受信データを送信する際の通信先情報としてそのまま用
いることができるため、プリンタデータベース30を参
照する必要がない。
【0055】こうして、S130又はS180で、プリ
ンタ60へ受信データを送信させると、S190へ移行
し、S100にて蓄積部26に蓄積させた受信データ
(即ち、プリンタ60へ送信済みの受信データ)を蓄積
部26に消去させて、本データ送信処理を終了する。
【0056】つまり、本データ送信処理では、受信デー
タに受信者情報が含まれていない場合や、受信者情報は
含まれているものの、その後に出力指令が受信されない
場合には、その受信データをデフォルトプリンタ60へ
送信させるようになっており、一方、受信データに受信
者情報が含まれており、且つ、出力指令が受信された場
合には、受信データをその出力指令に基づくプリンタ6
0へ送信させるようになっている。
【0057】次に、文書サーバ10の制御部12が行う
受信者情報確認処理について、図9のフローチャートを
用いて説明する。尚、本受信者情報確認処理は、前述し
たデータ送信処理(図8)におけるS110の処理に当
たる。この受信者情報確認処理が開始されると、まず、
S200にて、受信データがFAXデータであるか否か
を判定する。具体的には、受信データを受信した通信部
と、受信データのデータ形式とに基づいて判定するよう
になっている。即ち、受信データが公衆回線通信部20
により受信されたのであれば、その受信データはFAX
データであると判定する。また、受信データがネットワ
ーク通信部22により受信されたのであれば、パソコン
4からの印刷データとインターネットファクシミリから
のFAXデータとの何れかであることが考えられるた
め、通信に用いたプロトコルの種類(必要に応じてデー
タ形式についても)に基づき判別する。
【0058】そして、S200で、受信データがFAX
データであると判定した場合には、S210へ移行し、
その受信データをスキャンして、この受信データが表す
画像の宛先部分(例えば、1ページ目の画像の左上に当
たる部分)を参照する。そして次に、S220で、受信
データが表す画像の宛先部分に名前の書き込みがあるか
否かを判定する。
【0059】このS220で、宛先部分に名前の書き込
みがあると判定した場合には、S230へ移行し、その
宛先部分に書かれている名前を、受信者名を表す受信者
情報と判断して、本受信者情報確認処理を終了する。一
方、S220で、宛先部分に名前の書き込みが無いと判
定した場合には、S240へ移行し、受信データに受信
者情報が含まれていないと判断して、本受信者情報確認
処理を終了する。
【0060】一方また、S200で、受信データがFA
Xデータではない(即ち、印刷データである)と判定し
た場合には、S250へ移行し、受信データに受信者名
が含まれているか否かを判定する。そして、S250
で、受信者名が含まれていないと判定した場合には、S
240へ移行し、受信データに受信者情報が含まれてい
ないと判断して、本受信者情報確認処理を終了する。
【0061】一方、S250で、受信者名が含まれてい
ると判定した場合には、S260へ移行し、その受信者
名を受信者情報と判断して、本受信者情報確認処理を終
了する。次に、文書サーバ10の制御部12が行う通信
方式選択処理について、図10のフローチャートを用い
て説明する。尚、本通信方式選択処理は、前述したデー
タ送信処理(図8)におけるS140の処理に当たる。
【0062】この通信方式選択処理が開始されると、ま
ず、S300にて、通信方式データベース34を参照し
て、最も優先度の高い通信方式(この例では、blue
tooth)を選択する。そして、S310へ移行し、
受信者データベース32を参照して、受信データに含ま
れている受信者情報が表す受信者Aについて、選択した
通信方式での通信先情報が登録されているか否かを判定
する。尚、S310において、BDアドレスについて
は、受信者データベース32に登録されていても、当該
文書サーバ10と通信可能な範囲(即ち、当該文書サー
バ10のピコネットエリア内)にそのBDアドレスの携
帯電話装置40が存在していない場合には、登録されて
いないと判定する。
【0063】このS310で、通信先情報が登録されて
いないと判定した場合には、S320へ移行し、通信方
式データベース34を参照して、次に優先度の高い通信
方式を選択し、S310へ戻る。一方、S310で、通
信先情報が登録されていると判定した場合には、S33
0へ移行し、その通信方式に決定して、本通信方式選択
処理を終了する。
【0064】つまり、本通信方式選択処理では、受信者
Aが所有する携帯電話装置40と通信可能な通信方式の
中から、最も優先度が高いものを選択するようになって
いる。尚、本実施形態では、通信方式の優先度が、通信
コストに基づき定められている。
【0065】次に、携帯電話装置40の制御部52が行
う検索処理について、図11のフローチャートを用いて
説明する。尚、本検索処理は、文書サーバ10からの受
信通知がbluetooth通信部42又は無線通信部
44により受信されると自動的に開始される。但し、受
信通知がEメールにより送信されて来た場合に限って
は、そのEメールの開封操作が入力部48の操作キーか
ら行われることにより開始される。
【0066】この検索処理が開始されると、まずS40
0にて、受信データが文書サーバ10に送信されて来た
旨のメッセージの表示を、表示部46に行わせる。そし
て、S410へ移行し、当該携帯電話装置40のピコネ
ットエリア内にプリンタ60が存在するか否かを判定す
る。つまり、ピコネットエリア内でプリンタ60を検索
するようになっている。
【0067】具体的には、ピコネットエリア内のblu
etooth通信機器に応答を求めるための要求信号
を、bluetooth通信部42に送信させ、応答信
号がbluetooth通信部42により受信されたか
否かで判定する。ここで、ピコネットエリア内にプリン
タ60以外のbluetooth通信機器が存在してい
る場合にも応答信号が受信されることとなるが、blu
etooth方式の通信機器が有する標準機能として、
通信相手の装置の種別を問い合わせる機能があるため、
この機能を利用して、応答信号を送信してきたblue
tooth通信機器がプリンタ60であるか否かを判断
することができる。尚、応答信号が受信されると共に、
通信相手のBDアドレスが取得される。
【0068】そして、S410で、ピコネットエリア内
にプリンタ60が存在しないと判定した場合には、S4
20へ移行し、プリンタ60の検索を開始してからの継
続時間が一定時間T2を超えたか否かを判定する。この
S420で、一定時間T2を超えたと判定した場合に
は、そのまま本検索処理を終了する。
【0069】一方、S420で、一定時間T2を超えて
いないと判定した場合には、S430へ移行し、一定時
間T3だけ待機して、S410へ戻る。尚、S430に
て一定時間T3だけ待機するのは、プリンタ60の検索
に要する消費電力を低減するためである。
【0070】一方また、S410で、ピコネットエリア
内にプリンタ60が存在すると判定した場合(即ち、通
信可能なプリンタ60が確認された場合)には、S44
0へ移行し、文書サーバ10についての通信先情報の中
から、最も優先度の高い通信先情報を選択する。尚、当
該携帯電話装置40のNVRAM50には、文書サーバ
10についての通信先情報として、BDアドレス、Eメ
ールアドレス及び電話番号が、BDアドレス→Eメール
アドレス→電話番号の優先順位で予め記憶されている。
【0071】そして、S450へ移行し、選択した通信
先情報を通信先として文書サーバ10と通信ができるか
否かを判定する。このS450で、選択した通信先情報
を用いて文書サーバ10と通信ができないと判定した場
合には、S460へ移行し、次に優先度の高い通信先情
報を選択して、S450に戻る。
【0072】一方、S450で、選択した通信先情報を
用いて文書サーバ10と通信ができると判定した場合に
は、S470へ移行し、その通信先情報に対応する通信
部に、存在が確認されたプリンタ60のBDアドレスを
含んだ出力指令を文書サーバ10へ送信させて、本検索
処理を終了する。
【0073】次に、本データ管理システムの動作例につ
いて説明する。尚、以下の説明において、図1に示す文
書サーバ10及び複数のプリンタ60は、同じフロアに
設置されているものとし、図1に示す複数のパソコン4
は、文書サーバ10及びプリンタ60が設置されている
フロア(以下、第1フロアという)とは異なるフロア
(以下、第2フロアという)に設置されているものとす
る。
【0074】[第1動作例]第1動作例として、第1フ
ロアで仕事をしているTaroさん宛てに、第2フロア
に設置されているパソコン4から、印刷データを送信す
る場合について説明する。
【0075】第2フロアに設置されているパソコン4の
使用者が、パソコン4からの印刷設定操作として、第1
フロアに設置されている文書サーバ10を印刷データの
送信先に指定すると共に、受信者名を「Taro」と入
力し、更に、印刷データの送信操作を行うと、パソコン
4上の印刷データが、第1フロアに設置されている文書
サーバ10へLAN2を介して送信される。
【0076】そして、文書サーバ10は、パソコン4か
らの印刷データを受信すると、図8のS100〜S12
0の処理として、受信した印刷データを一旦蓄積すると
共に、この印刷データに受信者名が含まれていることを
確認する。尚、パソコン4からの印刷設定操作におい
て、受信者名が入力されなかった場合には、S130の
処理へ移行し、Taroさん宛ての印刷データをLAN
2を介してデフォルトプリンタ60へ送信して印刷物を
出力させ、更に、S190の処理として、蓄積した印刷
データを消去する。
【0077】そして次に、文書サーバ10は、S140
の処理として、印刷データに含まれている受信者名
(「Taro」)の表す受信者が所有する携帯電話装置
40へ受信通知を送信する際に用いる通信方式を、通信
方式データベース34に記憶している通信方式の優先度
と、受信者データベース32に記憶している通信先情報
(詳しくは、Taroさんが所有する携帯電話装置40
の通信先情報)とに基づいて選択する。
【0078】ここで、Taroさんは、文書サーバ10
から離れた位置で仕事をしており、文書サーバ10とT
aroさんの所有する携帯電話装置40とが、blue
tooth方式の通信を行えない状態になっているもの
とする。そのため、文書サーバ10は、bluetoo
thの次に優先度の高いEメールを通信方式として選択
する。
【0079】そして、文書サーバ10は、S150の処
理として、Taroさんの所有する携帯電話装置40へ
Eメールによる受信通知を送信する。一方、Taroさ
んの所有する携帯電話装置40は、Eメールによる受信
通知を受信すると、当該携帯電話装置40の本来の機能
として、着信音及び振動による報知動作を行い、更に、
TaroさんによりEメールの開封操作が行われると、
図11のS400の処理として、文書サーバ10にデー
タが送信されて来た旨のメッセージを表示器に表示す
る。また、携帯電話装置40は、S410〜S430の
処理として、当該携帯電話装置40のピコネットエリア
内に存在するプリンタ60の検索を開始する。尚、この
時点では、携帯電話装置40のピコネットエリア内にプ
リンタ60が存在しないものとする。
【0080】そして、Taroさんが、自分宛のデータ
の印刷物を取りに行くために最寄りのプリンタ60の方
へ出向くことで、携帯電話装置40のピコネットエリア
内にプリンタ60が入ると、携帯電話装置40は、プリ
ンタ60を検知すると共に、そのプリンタ60のBDア
ドレスを取得する。尚、Taroさんがプリンタ60の
方へ出向かず、プリンタ60の検索を開始してからプリ
ンタ60を検知できない継続時間が一定時間T2を超え
ると、携帯電話装置40は、出力指令を送信することな
く処理を終了する。
【0081】また、携帯電話装置40は、S440〜S
460の処理として、予め記憶している優先順位に基づ
き、文書サーバ10へ出力指令を送信するための通信先
情報を選択する。ここで、Taroさんは、文書サーバ
10から離れた位置にあるプリンタ60へ出向いてお
り、文書サーバ10とTaroさんの所有する携帯電話
装置40とが、bluetooth方式の通信を行えな
い状態になっているものとする。そのため、携帯電話装
置40は、BDアドレスの次に優先度の高いEメールア
ドレスを、出力指令を送信するための通信先情報として
用いる。
【0082】そして、携帯電話装置40は、S470の
処理として、検知したプリンタ60のBDアドレスを含
む出力指令をEメールで文書サーバ10へ送信する。一
方、文書サーバ10は、図8のS160,S170の処
理として、携帯電話装置40からEメールによる出力指
令を受信すると、その出力指令の送信元のEメールアド
レス及び受信者データベース32に基づき、Taroさ
んの所有する携帯電話装置40からの出力指令であると
判断する。
【0083】そして、文書サーバ10は、S180の処
理として、受信した出力指令に含まれるプリンタ60の
BDアドレスと、プリンタデータベース30とに基づ
き、携帯電話装置40により検知されたプリンタ60の
IPアドレスを読み出し、このIPアドレスを通信先と
して、Taroさん宛の印刷データをLAN2を介して
送信する。これにより、Taroさんが出向いたプリン
タ60で印刷物が出力される。尚、受信通知を送信して
から出力指令を受信できない継続時間が一定時間T1を
超えると、S130の処理へ移行し、Taroさん宛の
印刷データをLAN2を介してデフォルトプリンタ60
へ送信して、印刷物を出力させる。
【0084】その後、文書サーバ10は、S190の処
理として、蓄積した印刷データを消去する。 [第2動作例]第2動作例として、第1フロアで仕事を
しているHanakoさん宛てに、公衆回線8を介して
接続されている外部のファクシミリからのFAXデータ
が送信されて来た場合について説明する。尚、外部のフ
ァクシミリからのFAXデータは、文書サーバ10の電
話番号を通信先として送信される。
【0085】文書サーバ10は、外部のファクシミリか
らのFAXデータを受信すると、図8のS100〜S1
20の処理として、受信したFAXデータを一旦蓄積す
ると共に、このFAXデータをスキャンして、そのFA
Xデータが表す画像の宛先部分に書かれている名前
(「Hanako」)を、受信者名を表す受信者情報と
判断する。尚、FAXデータが表す画像の宛先部分に名
前が書かれていなければ、S130の処理へ移行し、H
anakoさん宛てのFAXデータをLAN2を介して
デフォルトプリンタ60へ送信して印刷物を出力させ、
更に、S190の処理として、蓄積したFAXデータを
消去する。
【0086】そして次に、文書サーバ10は、S140
の処理として、FAXデータに含まれている受信者名
(「Hanako」)の表す受信者が所有する携帯電話
装置40へ受信通知を送信する際に用いる通信方式を、
通信方式データベース34に記憶している通信方式の優
先度と、受信者データベース32に記憶している通信先
情報(詳しくは、Hanakoさんが所有する携帯電話
装置40の通信先情報)とに基づいて選択する。
【0087】ここで、Hanakoさんは、文書サーバ
10から離れた位置で仕事をしており、文書サーバ10
とHanakoさんの所有する携帯電話装置40とが、
bluetooth方式の通信を行えない状態になって
いるものとする。また、Hanakoさんの携帯電話装
置40には、Eメールを送受信する機能がないものとす
る。そのため、文書サーバ10は、Eメールの次に優先
度の高い電話を通信方式として選択する。
【0088】そして、文書サーバ10は、S150の処
理として、Hanakoさんの所有する携帯電話装置4
0へ、公衆回線8を介して電話による受信通知を送信す
る。一方、Hanakoさんの所有する携帯電話装置4
0は、電話による受信通知を受信すると、当該携帯電話
装置40の本来の動作として、着信音及び振動による報
知動作を行い、数回のコールの後、自動着信して受信通
知のデータを受信する。そして、図11のS400の処
理として、文書サーバ10にデータが送信されて来た旨
のメッセージを表示器に表示する。また、携帯電話装置
40は、S410〜S430の処理として、当該携帯電
話装置40のピコネットエリア内に存在するプリンタ6
0の検索を開始する。尚、この時点では、携帯電話装置
40のピコネットエリア内にプリンタ60が存在しない
ものとする。
【0089】そして、Hanakoさんが、自分宛のデ
ータの印刷物を取りに行くために最寄りのプリンタ60
の方へ出向くことで、携帯電話装置40のピコネットエ
リア内にプリンタ60が入ると、携帯電話装置40は、
プリンタ60を検知すると共に、そのプリンタ60のB
Dアドレスを取得する。尚、Hanakoさんがプリン
タ60の方へ出向かず、プリンタ60の検索を開始して
からプリンタ60を検知できない継続時間が一定時間T
2を超えると、携帯電話装置40は、出力指令を送信す
ることなく処理を終了する。
【0090】また、携帯電話装置40は、S440〜S
460の処理として、予め記憶している優先順位に基づ
き、文書サーバ10へ出力指令を送信するための通信先
情報を選択する。ここで、Hanakoさんは、文書サ
ーバ10に最も近い位置にあるプリンタ60へ出向いて
おり、文書サーバ10とHanakoさんの所有する携
帯電話装置40とが、bluetooth方式の通信を
行える状態になっているものとする。そのため、携帯電
話装置40は、優先度の最も高いBDアドレスを、出力
指令を送信するための通信先情報として用いる。
【0091】そして、携帯電話装置40は、S470の
処理として、検知したプリンタ60のBDアドレスを含
む出力指令を、bluetooth方式の通信で文書サ
ーバ10へ送信する。一方、文書サーバ10は、図8の
S160,S170の処理として、携帯電話装置40か
らbluetooth方式の通信で出力指令を受信する
と、その出力指令の送信元のBDアドレス及び受信者デ
ータベース32に基づき、Hanakoさんの所有する
携帯電話装置40からの出力指令であると判断する。
【0092】そして、文書サーバ10は、S180の処
理として、受信した出力指令に含まれるプリンタ60の
BDアドレスと、プリンタデータベース30とに基づ
き、携帯電話装置40により検知されたプリンタ60の
IPアドレスを読み出し、このIPアドレスを通信先と
して、Hanakoさん宛のFAXデータをLAN2を
介して送信する。これにより、Hanakoさんが出向
いたプリンタ60で印刷物が出力される。尚、受信通知
を送信してから出力指令を受信できない継続時間が一定
時間T1を超えると、S130の処理へ移行し、Han
akoさん宛のFAXデータをLAN2を介してデフォ
ルトプリンタ60へ送信して、印刷物を出力させる。
【0093】その後、文書サーバ10は、S190の処
理として、蓄積したFAXデータを消去する。このよう
な本実施形態のデータ管理システムによれば、受信者が
受け取るべき印刷物を、その受信者の近くのプリンタ6
0で確実に出力させることができる。しかも、受信者
は、受信通知によるメッセージを確認した後で、最寄り
のプリンタ60へ出向くだけでよく、受信データの送信
先のプリンタ60を指示するための面倒な入力操作を一
切行う必要がない。
【0094】また、受信者情報が含まれていない受信デ
ータについては、デフォルトプリンタ60へ送信するよ
うになっているため、適切に処理することができる。ま
た更に、携帯電話装置40からの出力指令を受信できな
い受信データについても、デフォルトプリンタ60へ送
信するようになっているため、文書サーバ10内に蓄積
された受信データが印刷されないまま忘れられてしまう
ことを防ぐことができる。
【0095】一方、携帯電話装置40によるプリンタ6
0の検索が、必要なときにのみ行われるようになってい
るため、携帯電話装置40の消費電力を低減することが
できる。また、携帯電話装置40が、受信通知を受信す
ると、着信音及び振動による報知動作に加え、メッセー
ジの表示による報知動作を行うことで、携帯電話装置4
0の所有者に受信データの存在を効果的に知らせること
ができる。
【0096】加えて、本データ管理システムを利用する
プリンタ60には、特別な機能を持たせる必要がないた
め、bluetooth方式の通信に対応した汎用のプ
リンタ60を使用することができる。尚、上記実施形態
では、プリンタ60が、画像形成装置に相当し、文書サ
ーバ10が、データ管理装置に相当し、携帯電話装置4
0が、通信装置に相当している。
【0097】また、bluetooth通信部42と、
図11におけるS410〜S430の処理とが、検索手
段に相当し、bluetooth通信部42と、無線通
信部44と、図11におけるS470の処理とが、識別
情報送信手段に相当している。
【0098】一方、図8におけるS110の処理が、読
出手段に相当し、公衆回線通信部20と、ネットワーク
通信部22と、bluetooth通信部24と、図8
におけるS160,S170の処理とが、受信手段に相
当する。また更に、ネットワーク通信部22と、図8に
おけるS130,S180の処理とが、データ送信手段
に相当し、公衆回線通信部20と、ネットワーク通信部
22と、bluetooth通信部24と、図8におけ
るS150の処理とが、受信通知送信手段に相当してい
る。
【0099】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまで
もない。例えば、上記実施形態のデータ管理システムで
は、携帯電話装置40が、当該携帯電話装置40のピコ
ネットエリア内に存在するプリンタ60を検索するよう
になっているが、ピコネットエリア内に複数のプリンタ
60が存在することも考えられる。
【0100】そこで、携帯電話装置40が、複数のプリ
ンタ60を検知すると、検知されるプリンタ60が1台
になるまで、当該携帯電話装置40のピコネットエリア
の範囲を縮小していく(即ち、送信出力を下げていく)
ようにしてもよい。このようにすれば、携帯電話装置4
0が、当該携帯電話装置40に最も近いプリンタ60を
容易に判断することができる。
【0101】また、上記実施形態のデータ管理システム
では、文書サーバ10が、受信データを送信する際の通
信先情報であるプリンタ60のIPアドレスを、携帯電
話装置40からの出力指令に含まれるプリンタ60のB
Dアドレスと、当該文書サーバ10のプリンタデータベ
ース30とに基づいて得るようになっているが、これに
限ったものではない。例えば、携帯電話装置40が、周
知の簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)を利
用して、プリンタ60に記憶されているそのプリンタ6
0の通信先情報を取得する構成であってもよい。
【0102】具体的には、プリンタ60が、SNMPに
基づく管理情報ベース(MIB)内の管理情報として、
当該プリンタ60のプリンタ名、IPアドレス及びBD
アドレスといった固有情報を記憶しており、携帯電話装
置40が、SNMPマネージャを用いてプリンタ60か
ら固有情報を取得し、その固有情報を含んだ出力指令を
文書サーバ10へ送信する。このようにすれば、文書サ
ーバ10は、受信データを送信する際の通信先情報であ
るプリンタ60のIPアドレスを、携帯電話装置40か
ら直接取得することができるため、プリンタデータベー
ス30を参照する必要がない。また、MIBを備えた汎
用のプリンタ60をそのまま利用することができる。
【0103】また、MIB内の情報は、SNMP以外の
プロトコルを用いて取得することも可能である。例え
ば、MIB内の固有情報についてのURLがプリンタ6
0で定義されていれば、携帯電話装置40が、HTTP
を用いてそのURLを指定したGet指令をプリンタ6
0へ送信することで、MIB内の固有情報を返信させる
ことができる。
【0104】また更に、上記実施形態のデータ管理シス
テムでは、携帯電話装置40が、プリンタ60を検知す
ると直ちに出力指令を文書サーバ10へ送信するように
なっているが、これに限ったものではない。例えば、携
帯電話装置40が、プリンタ60を検知すると、まず当
該携帯電話装置40の所有者にプリンタ60を出力して
よいか否かの確認操作を求めるようにしてもよい。この
ようにすれば、受信者が意図していないタイミングで印
刷物が出力されてしまうことを防止することができるの
で、特に、機密内容の画像を印刷する場合に効果的であ
る。また、上記確認操作は、簡単な操作(例えば、1つ
のキーを押すだけのワンタッチ操作)にすることが可能
であるため、操作が煩雑にならない。
【0105】一方、上記実施形態のデータ管理システム
では、携帯電話装置40が、プリンタ60を検索するた
めの無線LANによる通信方式としてbluetoot
h方式を用いたが、これ以外の通信方式(例えば、IE
EE802.11など)を用いてもよい。
【0106】一方また、文書サーバ10は、プリンタ6
0と一体のものであってもよい。例えば、プリンタ機能
やファクシミリ機能を備えた複合装置(所謂、マルチフ
ァンクションペリフェラル(MFP))に文書サーバ1
0を組み込んだものが考えられる。尚、この場合には、
MFPにおいてプリンタ60として機能する部分が、画
像形成装置に相当し、MFPにおいて文書サーバ10と
して機能する部分が、データ管理装置に相当する。
【0107】また、上記実施形態では、画像形成装置と
して印刷データ又はFAXデータが表す画像を用紙へ印
刷するプリンタ60を用いたが、これに限ったものでは
なく、例えば、受信したデータが表す画像を画面に表示
する表示装置であってもよい。
【0108】更に、上記実施形態では、文書データに受
信データが到来した後であって、かつ、携帯電話装置4
0からプリンタ60のBDアドレスを受信した後に、そ
のプリンタ60に対して受信データを送信する例を挙げ
て説明したが、これに限ったものではなく、携帯電話装
置40から受信したプリンタ60のBDアドレスの内、
最新のBDアドレスを記憶しておき、文書サーバに受信
データが到来する度に、その最新のBDアドレスを有す
るプリンタ60に受信データを送信する構成にしても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のデータ管理システムの構成を表す
構成図である。
【図2】 文書サーバの構成を表すブロック図である。
【図3】 プリンタデータベースの説明図である。
【図4】 受信者データベースの説明図である。
【図5】 通信方式データベースの説明図である。
【図6】 携帯電話装置の構成を表すブロック図であ
る。
【図7】 プリンタの構成を表すブロック図である。
【図8】 データ送信処理を表すフローチャートであ
る。
【図9】 受信者情報確認処理を表すフローチャートで
ある。
【図10】 通信方式選択処理を表すフローチャートで
ある。
【図11】 検索処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
10…文書サーバ、12,52,72…制御部、14,
46,64…表示部、16,48,66…入力部、1
8,50,62…NVRAM、20…公衆回線通信部、
22,74…ネットワーク通信部、24,42,68…
bluetooth通信部、26…蓄積部、28,5
4,76…バス、30…プリンタデータベース、32…
受信者データベース、34…通信方式データベース、4
0…携帯電話装置、44…無線通信部、60…プリン
タ、70…印刷部
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 BB10 HH03 HJ08 HK04 HK11 HN05 HN15 HQ14 HQ17 HR07 5B021 AA01 AA30 BB00 EE03 EE05 5B089 GA13 GA25 GB01 JA31 JA35 KA01 KB06 KC44 LA08 LB12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データが表す画像を形成する複数の
    画像形成装置と通信可能なデータ管理装置と、該データ
    管理装置及び前記画像形成装置と通信可能な通信装置
    と、を備えたデータ管理システムであって、 前記通信装置は、 当該通信装置と通信可能な前記画像形成装置を検索する
    検索手段と、 前記検索手段により前記画像形成装置が確認された場合
    に、その画像形成装置を識別するための第1識別情報
    を、当該通信装置を識別するための第2識別情報と共
    に、前記データ管理装置へ送信する識別情報送信手段
    と、を備え、 前記データ管理装置は、 前記複数の画像形成装置のうちの何れかで処理すべき画
    像データから、該画像データに付与された受信者を表す
    受信者情報を読み出す読出手段と、 前記通信装置から前記第1識別情報及び前記第2識別情
    報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された第2識別情報に対応する
    受信者情報が読み出された画像データを、前記受信手段
    により受信された第1識別情報から識別される画像形成
    装置へ送信するデータ送信手段と、を備えていること、 を特徴とするデータ管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ管理システムに
    おいて、 前記データ送信手段は、前記読出手段により前記画像デ
    ータから前記受信者情報が読み出されなかった場合に、
    その画像データを予め決められた画像形成装置へ送信す
    ること、 を特徴とするデータ管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のデータ管
    理システムにおいて、 前記データ管理装置は、前記読出手段により前記画像デ
    ータに付与された前記受信者情報が読み出された場合
    に、該受信者情報に対応する通信装置へ受信通知を送信
    する受信通知送信手段を備え、 前記通信装置の検索手段は、当該通信装置で前記受信通
    知が受信された場合に、前記画像形成装置の検索を開始
    すること、 を特徴とするデータ管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載のデータ管
    理システムにおいて、前記データ管理装置は、前記読出
    手段により前記画像データに付与された前記受信者情報
    が読み出された場合に、該受信者情報に対応する通信装
    置へ受信通知を送信する受信通知送信手段を備え、 前記通信装置は、前記受信通知を受信した場合に、当該
    通信装置の所有者に報知するための報知動作を行うよう
    に構成されていること、 を特徴とするデータ管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れか1項に
    記載のデータ管理システムにおいて、 前記通信装置の検索手段は、当該通信装置と通信可能な
    画像形成装置に記憶されている該画像形成装置の固有情
    報を取得するとともに、 前記識別情報送信手段は、前記検索手段により取得され
    た前記画像形成装置の固有情報を、前記第1識別情報と
    して前記データ管理装置へ送信すること、 を特徴とするデータ管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4の何れか1項に
    記載のデータ管理システムにおいて、 前記検索手段は、通信を行う際に通信機器間で互いの固
    有情報を交換する通信方式により前記画像形成装置と通
    信を行って、該画像形成装置を検索するとともに、 前記識別情報送信手段は、前記検索手段によって交換さ
    れた前記画像形成装置の固有情報を、前記第1識別情報
    として前記データ管理装置へ送信すること、 を特徴とするデータ管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の何れか1項に
    記載のデータ管理システムにおいて、 前記検索手段は、無線LANを介して通信可能な通信エ
    リア内で画像形成装置を検索するとともに、2つ以上の
    画像形成装置を同時に確認した場合に、確認される画像
    形成装置が1つになるまで前記通信エリアを縮小するこ
    と、 を特徴とするデータ管理システム。
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