JP2003172744A - 非接触型微量液滴下方法及び装置 - Google Patents

非接触型微量液滴下方法及び装置

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JP2003172744A
JP2003172744A JP2001374566A JP2001374566A JP2003172744A JP 2003172744 A JP2003172744 A JP 2003172744A JP 2001374566 A JP2001374566 A JP 2001374566A JP 2001374566 A JP2001374566 A JP 2001374566A JP 2003172744 A JP2003172744 A JP 2003172744A
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Satoshi Tawara
諭 田原
Hiroyuki Nakayama
博之 中山
Takuma Sakai
琢磨 坂井
Hiromasa Inuzuka
博誠 犬塚
Atsushi Uchiumi
淳 内海
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定範囲内の金属薄膜表面に傷や接触痕等の
ダメージを与えることなく、微量の液体を測定基板上に
滴下することができる非接触型微量液滴下方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明に係る基板12の表面へ滴下部2
の先端から液体14を滴下する非接触型微量液滴下方法
は、(i)前記基板12の表面と前記滴下部2の先端と
の間の静電容量を測定し、(ii)予め求めた前記基板
12の表面と前記滴下部2の先端との間の距離及び静電
容量の相関関係に基づき、前記滴下部2の先端に生成さ
れた液滴14のみを前記基板12の表面に接触させるよ
うに、測定された静電容量に従って前記基板12の表面
に対する前記滴下部2の位置を制御する、ことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触型微量液滴
下方法及び装置に関し、特に、表面プラズモン共鳴を利
用した微量試料計測装置用の測定基板の金属薄膜上に微
量の生体試料やカップリング材を滴下する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、DNA検査等のためにガラス製の
測定基板に微量の液体試料を滴下させる場合には、ペン
先のような形状をした金属製のピンの先端に液滴を付け
て、ガラス製の測定基板に直接接触をさせて行ってい
た。
【0003】一方、従来より、生化学的反応の進行に伴
う物質の物理化学的な変化量を検出する方法として、表
面プラズモン共鳴現象を用いた表面プラズモン共鳴セン
サ装置が知られている。これは、例えば、ガラス製の測
定基板の表面に金や銀等の金属薄膜を真空蒸着等の既知
の成膜技術を用いて形成し、測定基板側から金属薄膜と
の界面に向かって全反射条件を満足する角度でレーザ光
線を照射すると、特定の入射角の時に、金属薄膜に表面
プラズモン共鳴が励起されるというものである。
【0004】このような装置に用いられる測定基板で
は、平板状の基板上に成膜された金属薄膜上に、計測対
象である生体試料、すなわちリガンド試料(DNAも含
む)が付着される。また、金属薄膜とリガンド試料との
間の接合性を改善するために、予めカップリング材を金
属薄膜上に塗布しておく場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表面プ
ラズモン共鳴センサ装置に用いる測定基板のように、ガ
ラス製の基板上に金属薄膜が成膜されている場合には、
金属製のピン先に液滴を付けて直接接触をさせると、測
定範囲の金属薄膜表面に傷や接触痕等のダメージを与え
てしまい、表面プラズモン共鳴現象が的確に生じ得ない
という問題点があった。
【0006】また、滴下させる生体試料やカップリング
材は、非常に微量なため、金属薄膜表面の凹凸や傷等に
より、塗布範囲における滴下された生体試料等の濃度が
不均一になってしまい、位置決め誤差による測定値への
影響が少なくないという不具合も生じていた。
【0007】従って、本発明は、上述した従来の技術の
問題を解決するためになされたもので、測定範囲内の金
属薄膜表面に傷や接触痕等のダメージを与えることな
く、微量の液体を測定基板上に滴下することができる非
接触型微量液滴下方法を提供することを主な目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明に係る基板の表面へ滴下部
の先端から液体を滴下する非接触型微量液滴下方法は、
(i)前記基板表面と前記滴下部の先端との間の静電容
量を測定し、(ii)予め求めた前記基板表面と前記滴
下部の先端との間の距離及び静電容量の相関関係に基づ
き、前記滴下部の先端に生成された液滴のみを前記基板
表面に接触させるように、測定された静電容量に従って
前記基板表面に対する前記滴下部の位置を制御する、こ
とを特徴とする。
【0009】上記のような構成により、滴下部の先端を
基板表面に直接接触さることなく液体を滴下することが
でき、基板表面に傷や接触痕等のダメージを与えること
がない。
【0010】前記基板表面と滴下部の先端との間の距離
及び静電容量の相関関係は、前記基板表面の形状を変位
計で測定し、測定された情報に基づき前記滴下部の位置
を制御し、該滴下部と前記基板表面との間の静電容量を
測定する、ことにより求められるのが好ましい。このよ
うな構成により、基板表面上の如何なる位置において
も、同じ状態で液体を滴下できるので、位置決め誤差に
よる測定値への影響を低減することができる。
【0011】また、前記液体を常に攪拌したり、あるい
は、前記液体を、該液体の貯蔵タンクと前記滴下部との
間で循環させることが好ましい。このような構成によ
り、液滴の濃度の均一性が高くなる。
【0012】さらに、前記滴下部の先端に生成された前
記液滴を定量化するために、該液滴の形状を測定するこ
とも望ましい。このような構成により、最適化した形状
時に液滴を基板表面に接触させることができ、液滴の濃
度の均一化をさらに高めることができる。
【0013】なお、前記基板に、薄膜を成膜することも
できる。非接触で液体を滴下するため、ダメージを与え
ないという効果がより顕著にあらわれる。
【0014】また、別の局面によれば、本発明に係る非
接触型微量液滴下装置は、(i)液滴を滴下する滴下部
と、(ii)前記液滴が滴下される基板の表面上の測定
範囲外の領域で該基板と接触する接触部であって、該接
触部が前記基板表面に接触する際に、該基板表面と前記
滴下部との間に、前記滴下部の先端に生成される液滴よ
り小さな隙間を維持するように構成された該接触部と、
(iii)予め求めた前記基板表面と前記滴下部との間
の距離及び静電容量の相関関係に基づき、測定された静
電容量に従って前記基板表面に対する前記滴下部の位置
を制御する制御装置と、を備えることを特徴とする。
【0015】接触部は、基板表面上の測定範囲外の領域
で基板と接触するため、測定範囲内に傷などが付くこと
がないと共に、滴下部と基板表面との間に所定の隙間を
維持するため、決して滴下部の先端が基板表面に接触す
ることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]次に、本発明
の第1の実施の形態を、図1から図3を参照しながら説
明する。図1において、本発明に係る非接触型微量液滴
下装置により液滴14を滴下される測定基板12は、例
えば、表面プラズモン共鳴を利用した微量試料計測装置
に供されるものであり、図示しない金属薄膜が表面に成
膜されている。また、滴下される液滴14としては、測
定されるべき生体試料(リガンド試料)やカップリング
材を用いている。
【0017】図1において、非接触型微量液滴下装置
は、測定基板12に生体試料の液滴14を滴下する滴下
部2と、この滴下部2に直接取付けられた接触部8とを
備えており、これらは、測定基板12に対して垂直方向
(矢印Z方向)に上下動できるようになっていると共
に、測定基板と平行な面内(矢印X−Y方向)において
も前後左右方向に移動できるようになっている。滴下部
2の先端側には、針状部4がばね要素6を介して取付け
られており、このばね要素6を上下動させることによ
り、針状部4の先端に液滴が形成され、測定基板12の
金属薄膜上に滴下される。このように、滴下部2の先端
側を針状にしておくと、微量の液滴を形成させ易い。な
お、滴下部2の先端側の針状部4の形状は、先端におい
て微量の液滴を形成し得るものであれば、如何なる形状
でもかまわない。また、この実施形態においては、ばね
要素6を上下動させることにより、針状部4の先端に液
滴を形成し滴下したが、本願発明はこれに限定されるも
のではなく、開閉弁を制御することにより液滴を形成し
滴下してもよい。
【0018】接触部8は、図1(b)に示した測定基板
12の測定範囲10の外側で、この測定基板12の金属
薄膜の表面に接触し得るように構成されている。また、
接触部8が測定基板12の金属薄膜表面に接触する際に
は、測定基板12の金属薄膜表面と針状部4の先端との
間に、針状部4の先端に形成される液滴14の直径より
小さな隙間Sを維持するように構成されている。接触部
8が測定基板12の金属薄膜表面に接触した際に、この
ような隙間Sを維持することで、針状部4は、決して金
属薄膜表面と接触することがない。なお、接触部8は、
直接針状部4に取付けられているため、接触部8と針状
部4とを一体成形することもできるし、これらを別個独
立して成形することもできる。また、例えば、針状部4
と同期的に駆動して、金属薄膜表面に接触する際に、針
状部4の先端側に隙間Sを形成するようになっていれ
ば、接触部8は、針状部4や滴下部2に直接取付けられ
ている必要はない。
【0019】図2には、非接触型微量液滴下装置に取付
けられた変位計16が、図3には、静電容量型変位計1
8が各々開示されている。変位計16は、測定基板12
の金属薄膜表面の微小な凹凸形状を予め測定し、この測
定値に基づき針状部4の位置を制御するようになってい
る。静電容量型変位計18は、金属薄膜と針状部4との
間の静電容量を測定し、予め求めた金属薄膜表面からの
変位と静電容量との相関関係に従って、測定した静電容
量から得られる変位情報に基づき針状部4の位置をフィ
ードバック制御するようになっている。ここで、測定基
板12に成膜された金属薄膜と針状部4とは、帯電する
ような物質であれば、如何なるもので作成しても良い。
なお、これらの変位計16及び18と、滴下部2と、そ
して針状部4等とは、図示しない制御装置に接続されて
おり、各々その位置などを駆動制御される。
【0020】以下に、上記のような構成の非接触型微量
液滴下装置を用いた液体の滴下方法を説明する。先ず最
初に、図2及び図3に示すように、変位計16によって
測定基板12に成膜された金属薄膜表面の凹凸形状を測
定し、その測定された情報に基づいて、針状部4の位置
を制御する。それから、静電容量型変位計18によって
金属薄膜表面と針状部4との間の静電容量を測定し、予
め金属薄膜表面からの針状部4の変位と静電容量との相
関関係を求めておく。
【0021】次に、静電容量型変位計18によって、針
状部4により液体を滴下したい位置における静電容量を
測定し、予め求めた相関関係から変位情報を引き出し、
この変位情報に基づいて、図1のように針状部4の先端
に液滴14を形成させながら針状部4を所定位置に移動
させ、液滴14のみを測定基板12の金属薄膜表面に接
触させて、金属薄膜に液滴を滴下させる。この際、接触
部8により、針状部4の先端が測定基板12の金属薄膜
表面に接触することが確実に回避されるので、金属薄膜
表面に傷や接触痕等のダメージを与えることがない。
【0022】[第2の実施形態]次に、図4を用いて、
本発明の第2の実施形態を説明する。図4に示す実施形
態では、滴下部2に関連する接触部8や変位計16及び
18などは、第1の実施形態と同様な構成であるので、
説明を省略する。
【0023】図4において、非接触型微量液滴下装置の
滴下部2は、管路24を介してポンプ20に接続されて
おり、ポンプ20は、管路26を介してタンク22に接
続されている。タンク22の内部には、滴下部2の針状
部4から滴下される液体が貯蔵されている。また、タン
ク22には、内部に貯蔵されている液体を攪拌する攪拌
装置23が設けられている。
【0024】このような構成によれば、タンク22の内
部で液体を常に攪拌することができるので、ポンプ20
を介して非接触型微量液滴下装置の滴下部2の針状部4
から滴下される液滴14の濃度を、より均一にすること
ができる。そのため、測定基板12(図1参照)の塗布
範囲における生体試料、すなわち液体の濃度が平均化さ
れ、測定する際の位置決め誤差による測定値への影響を
低減することができる。
【0025】[第3の実施形態]次に、図5を用いて、
本発明の第3の実施形態を説明する。図5に示す実施形
態では、図4に示した第2の実施形態に加えて、さら
に、非接触型微量液滴下装置の滴下部2からタンク22
へ液体を循環させる管路28が設けられている。
【0026】このような構成によれば、非接触型微量液
滴下装置の滴下部2とタンク22との間で、液体を常に
循環させることができるので、滴下部2の針状部4から
滴下される液滴14の濃度を、さらに均一にすることが
できる。そのため、測定基板12(図1参照)の塗布範
囲における生体試料、すなわち液体の濃度が平均化さ
れ、測定する際の位置決め誤差による測定値への影響を
低減することができる。
【0027】[第4の実施形態]次に、図6を用いて、
本発明の第4の実施形態を説明する。図2に示す実施形
態では、滴下部2に関連する接触部8や変位計16及び
18などは、第1の実施形態と同様な構成であるので、
説明を省略する。
【0028】図6において、センサ30は、針状部4の
先端に形成された液滴14の形状を計測するものであ
る。例えば、測定基板12(図1参照)の金属薄膜表面
に接触する前の液滴14に、ミクロンオーダの光を照射
し、その散乱光の広がりをセンサ30で計測することに
より、液滴14の大きさ(形状)を非接触で測定するこ
とができる。センサ30で測定されたデータは、図示し
ない制御装置等を介して、ポンプ20にフィードバック
される。
【0029】このように針状部4の先端に形成された液
滴14の形状を計測することにより、ポンプ20により
送給される液体の量を制御すれば、液滴14の大きさを
制御することが可能となる。その結果、最適化された形
状の液滴14を測定基板12の金属薄膜表面に接触させ
ることができ、液滴14の定量化を図ることができる。
なお、センサ30で測定されたデータは、本実施形態の
如くポンプ20にフィードバックしなくても、例えば、
図1で示したばね要素6や図示しない開閉弁などへフィ
ードバックして、針状部4の先端に形成される液滴14
の大きさを制御できればよい。また、第1の実施形態乃
至第4の実施形態は、各々組合わせて用いることができ
る。
【0030】以上、一連の実施形態においては、測定基
板12の表面に、金や銀などの金属薄膜(図示せず)
を、例えば、イオンプレーティング法、スパッタ法、蒸
着法等の周知の方法を用いて成膜した場合について説明
したが、薄膜としては、金属だけでなく、例えばシリコ
ンからなる半導体薄膜を使用することもできる。このよ
うな薄膜を用いても、上述したように、帯電するからで
ある。また、表面に薄膜を成膜することなしに、単なる
測定基板12を用いても、測定基板12の表面と接触す
ることなしに、液滴を滴下することができるので、表面
を傷つけないという同様な効果を得ることができる。
【0031】一連の実施形態においては、金属薄膜上
に、計測対象である生体試料、すなわちリガンド試料
(DNAも含む)や、金属薄膜とリガンド試料との間の
接合性を改善するためのカップリング材を塗布する場合
について説明したが、このカップリング材として予め付
着させておく物質としては、抗体や酵素等のタンパク
質、DNA等の生体由来物質、あるいは、その他の物質
を選択的に吸着あるいは物体と反応する様々な物質が考
えられる。そして、これらのカップリング材に付着した
生体試料の試料により、DNAの特定の成分の識別や、
タンパク質や核酸のハイブリダイゼーション、抗体アッ
セイ、DNAチップ(あるいはDNAアレイ)を検出す
ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る基板の表面へ滴下部の先端
から液体を滴下する非接触型微量液滴下方法は、(i)
前記基板表面と前記滴下部の先端との間の静電容量を測
定し、(ii)予め求めた前記基板表面と前記滴下部の
先端との間の距離及び静電容量の相関関係に基づき、前
記滴下部の先端に生成された液滴のみを前記基板表面に
接触させるように、測定された静電容量に従って前記基
板表面に対する前記滴下部の位置を制御するので、滴下
部の先端を基板表面に直接接触さることなく液体を滴下
することができ、基板表面に傷や接触痕等のダメージを
与えることを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施形態を示す概要図で
ある。
【図2】 図1に示した第1の実施形態の測定原理を説
明するための概要図である。
【図3】 図1に示した第1の実施形態の測定原理を説
明するための概要図である。
【図4】 本発明に係る第2の実施形態を示す概要図で
ある。
【図5】 本発明に係る第3の実施形態を示す概要図で
ある。
【図6】 本発明に係る第4の実施形態を示す概要図で
ある。
【符号の説明】
2…滴下部、4…針状部、6…ばね要素、8…接触部、
10…測定範囲、12…測定基板、14…液滴、16…
変位計、18…静電容量型変位計、20…ポンプ、22
…タンク、23…攪拌装置、24,26,28…管路、
30…センサ。
フロントページの続き (72)発明者 坂井 琢磨 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社基盤技術研究所内 (72)発明者 犬塚 博誠 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社基盤技術研究所内 (72)発明者 内海 淳 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社基盤技術研究所内 Fターム(参考) 2F063 AA22 BB05 BC05 BC10 CA28 DA01 DA05 HA01 HA04 2G058 AA09 CC11 EA03 EA11 EA14 ED12 GA02 GB10 2G059 BB04 BB12 CC16 DD12 EE02 GG01 PP02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面へ滴下部の先端から液体を滴
    下する方法であって、 前記基板表面と前記滴下部の先端との間の静電容量を測
    定し、 予め求めた前記基板表面と前記滴下部の先端との間の距
    離及び静電容量の相関関係に基づき、前記滴下部の先端
    に生成された液滴のみを前記基板表面に接触させるよう
    に、測定された静電容量に従って前記基板表面に対する
    前記滴下部の位置を制御する、非接触型微量液滴下方
    法。
  2. 【請求項2】 前記基板表面と滴下部の先端との間の距
    離及び静電容量の相関関係は、前記基板表面の形状を変
    位計で測定し、測定された情報に基づき前記滴下部の位
    置を制御し、該滴下部と前記基板表面との間の静電容量
    を測定する、ことにより求められる請求項1に記載の非
    接触型微量液滴下方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記液体を常に攪拌する請求項
    1または2に記載の非接触型微量液滴下方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記液体を、該液体の貯蔵タン
    クと前記滴下部との間で循環させる請求項1または2に
    記載の非接触型微量液滴下方法。
  5. 【請求項5】 さらに、前記滴下部の先端に生成された
    前記液滴を定量化するために、該液滴の形状を測定する
    請求項1乃至4に記載の非接触型微量液滴下方法。
  6. 【請求項6】 前記基板には、薄膜が成膜されている請
    求項1乃至5に記載の非接触型微量液滴下方法。
  7. 【請求項7】 液滴を滴下する滴下部と、 前記液滴が滴下される基板の表面上の測定範囲外の領域
    で該基板と接触する接触部であって、該接触部が前記基
    板表面に接触する際に、該基板表面と前記滴下部との間
    に、前記滴下部の先端に生成される液滴より小さな隙間
    を維持するように構成された該接触部と、 予め求めた前記基板表面と前記滴下部との間の距離及び
    静電容量の相関関係に基づき、測定された静電容量に従
    って前記基板表面に対する前記滴下部の位置を制御する
    制御装置と、を備える非接触型微量液滴下装置。
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