JP2003172715A - 電子線装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

電子線装置及びデバイス製造方法

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JP2003172715A
JP2003172715A JP2001372640A JP2001372640A JP2003172715A JP 2003172715 A JP2003172715 A JP 2003172715A JP 2001372640 A JP2001372640 A JP 2001372640A JP 2001372640 A JP2001372640 A JP 2001372640A JP 2003172715 A JP2003172715 A JP 2003172715A
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Mamoru Nakasuji
護 中筋
Toru Satake
徹 佐竹
Tsutomu Karimata
努 狩俣
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】試料の搬送操作を高い操作速度で適正に行うこ
とができるようにする。 【解決手段】電子線を試料に照射することに基づき同試
料の評価等を行うための電子線装置であって、評価する
ための試料を受け入れる試料室14及び(該試料室に試
料を出し入れするための)ローディング室16の少なく
とも一方の中にある試料載置手段20,26が、上端が
試料載置手段の試料載置面よりも上方の位置に延びて該
載置面に載置されていた試料を押上げ可能とされた押上
げ部材48を備え、該押上げ部材が、その上端にコイル
バネ等の可撓性部材48’を介して取り付けられた静電
チャック48”を備えることを特徴とする電子線装置を
提供する。押上げ部材との間で試料の受け渡しを行う試
料搬送アーム52が、試料を静電保持するための静電チ
ャックを備えるようにすることができる。試料を静電チ
ャックにより確実に保持して搬送できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最小線幅0.1μ
m以下の回路パターンを有するウエハを真空試料室内に
受け入れ、当該ウエハに電子線を照射することによっ
て、その評価を行うための電子線装置、及び、このよう
な装置を用いるデバイス製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】試料室にウエハを出し入れするために使
用されるウエハ搬送アームには、ウエハ載置面が設けら
れ、その上にウエハを載置して出し入れするようになっ
ており、従来装置の搬送アームにおいては、通常、ウエ
ハを確実に保持するためのチャック等を設けないで、ウ
エハ載置面に、単にウエハとの摩擦係数の大きい保持シ
ートを貼りつけることにより、摩擦力のみでウエハが動
かないよう保持するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、搬送アームの
操作速度を余り大きくすることはできない。これに対し
て、操作速度を大きくすることができるように搬送アー
ムに静電チャックを設けたものが開発されてきている
が、この搬送アームの場合は、静電チャックの残留チャ
ック力が完全に0になってからでないと、ウエハ支持ス
テージへのウエハの適正なローディング・アンローディ
ングは困難である。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、ウエハのローディング・アンローディング操
作を高い操作速度で適正に行うことができるようにした
ことを特徴とする電子線装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、電
子線照射するための試料を受け入れる試料室と、試料室
に搬入するために試料を受け入れるローディング室と、
ウエハをローディング室から試料室に搬送するための試
料搬送アームと、試料室及びローディング室内にあっ
て、受け入れた試料を載置する載置面を備える試料載置
手段とを有し、試料室及びローディング室の少なくとも
一方の試料載置手段が、上端が上記載置面よりも上方の
位置に延びて載置面に載置されていた試料を押上げ可能
とされた押上げ部材を備え、該押上げ部材が、その上端
にコイルバネ等の可撓性部材を介して取り付けられた静
電チャックを備えることを特徴とする電子線装置を提供
する。
【0006】押上げ部材は、相互に所定間隔離して設定
され、上下方向で可動とされた複数のロッドと、各ロッ
ドの上端に上記可撓性部材を介して取り付けられた静電
チャックとにより構成することができる。
【0007】上記試料搬送アームは、試料を静電保持す
るための静電チャックを備え、上記試料載置手段が上記
載置面に試料を静電保持するための静電チャックを備え
るような構成とすることができる。
【0008】また、上記試料搬送アーム及び試料載置手
段の載置面の少なくとも一方が、載置面中心にある静電
チャック部材と、その周囲に僅かな間隔をあけて設けら
れ、環状の静電チャック部材とは独立して作動可能とさ
れた環状の静電チャック部材とを備え、上記ロッドは中
心の静電チャック部材と環状の静電チャック部材との間
を通って上下に伸張するようにすることができる。
【0009】また、本発明は、半導体デバイスの製造方
法において、上記の如き電子線装置を用いて、製造プロ
セス途中の半導体デバイスの欠陥検査等の評価を行う半
導体デバイスの製造方法を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示した本発明の
実施形態につき説明する。図1は、ウエハ表面に電子線
を照射し、その照射によって生じる同表面からの反射電
子や二次電子に基づき、当該ウエハに形成された回路パ
ターン等の評価を行うための本発明に係る電子線(評
価)装置10を示している。
【0011】該電子線装置は、図示のように、電子線を
ウエハWに照射し、ウエハからの二次電子を受け入れて
所要のウエハ評価を行うための電子光学系を備える鏡筒
12、電子線照射を受けるウエハを収納する試料室1
4、及び、該試料室内にウエハを出し入れするためのロ
ーディング室16を備える。図示の装置では、ローディ
ング室16の外部には、ローディング室内にウエハを出
し入れするための第1ウエハ搬送ロボット18が設けら
れている。
【0012】試料室14は、ウエハWを支持するための
ウエハ支持ステージ20を有しており、該ステージは、
実線で示す電子線照射位置と、一点鎖線で示すウエハ受
け渡し位置との間で移動可能とされている。
【0013】ローディング室16は、第1ゲートバルブ
22を介して試料室14に接続されており、また、第2
ゲートバルブ24を介して外部に通じるようになってい
る。該ローディング室16は、ウエハ載置台26と第2
ウエハ搬送ロボット28とを有している。ウエハ載置台
26は、ローディング室16の外部にある第1ウエハ搬
送ロボット18が当該ローディング室16に出し入れす
るウエハを載置するためのものであり、第2ウエハ搬送
ロボット28は、ウエハ載置台26からウエハを試料室
14のステージ20へ移送したり、ステージ20からウ
エハを当該ウエハ載置台26へ戻したりするためのもの
である。ウエハ載置台26は、図示の試料室寄りの位置
から、第1ウエハ搬送ロボット18寄りの位置に移動可
能とされている。ウエハ載置台6は、そのウエハ載置面
がその面内で1ダイ寸法程度X、Y方向で可動で、プラ
スマイナス5度程度の回動が可能とされており、ウエハ
のプリアライメントができるようになっている。
【0014】図2は、ウエハ支持ステージ20及びウエ
ハ載置台26に設けられた静電チャック30の平面図で
ある。図示のように、該静電チャック30は、円環状の
周辺電極32と、中心電極34とを備えており、中心電
極は、円盤状部38と、該円盤状部から周辺電極32の
一部に設けられた半径方向スリット36を通して半径方
向外側に伸びる伸張部40とを有している。周辺電極3
2と中心電極34とは、僅かな隙間をもって離されてお
り、中心電極34の周縁上には等間隔あけられた円弧状
凹部42が設けられ、周辺電極には該円弧状凹部42に
対応する円弧状凹部46が設けられている。静電チャッ
ク30は、更に、円弧状凹部42,46の間を垂直に延
びる4本のウエハ押し上げロッド48を備えており、該
ロッドはその下端部において相互に連結されており(図
3)、円弧状凹部42,46の間を通して、当該静電チ
ャック内を上下動することができるようなっている。各
ロッドの上端には、コイルバネ48’を介して静電チャ
ック48”が取り付けられている。静電チャック30
を、周辺電極32と中心電極34とから構成しているの
は、当該静電チャックにより保持しようとするウエハ
が、該チャックに向かって凹状に湾曲しており、ウエハ
を該チャック上に載置した状態では、ウエハの周縁部分
だけがチャックと接触し、中心部分がチャックから離れ
た状態となるような場合に、まず、中心電極34を作動
させてウエハ中心部分を保持してから、周辺電極32を
作動させることにより当該ウエハ全体を保持することが
できるようにするためである。中心電極の伸張部40
は、当該電極の電源との接続のためであり、必ずしも必
要ではない。
【0015】第1ウエハ搬送ロボット18及び第2ウエ
ハ搬送ロボット28は、ほぼ同様な構成となっており、
基台50と、該基台上に取り付けられたウエハ搬送アー
ム52とを有しており、該ウエハ搬送アームにウエハを
載置して搬送を行うようになっている。第2ウエハ搬送
ロボット28は、アーム上に載置したウエハを確実に保
持するために、ウエハ搬送アーム52に静電チャック5
4が設けられているが、第1ウエハ搬送ロボット18の
ウエハ搬送アーム52には静電チャックの代わりに真空
チャック60が設けられている。これは、第1ウエハ搬
送ロボット18は装置外部の大気中で操作されるのに対
して、第2ウエハ搬送ロボット28は、後述するように
真空中で操作されるので、真空チャックは適さないから
である。第2ウエハ搬送ロボット28のウエハ搬送アー
ム52は、図2に示すように、その先端がコ字上になっ
ており、ロッド48が支障にならずに操作ができるよう
にしてある。
【0016】次に、上記電子装置におけるウエハのロー
ディング・アンローディング操作について説明する。 ローディング(ステージ20へのウエハの搬送・装着) ウエハを当該電子線装置の外部からステージ20まで搬
送し装着する(ローディング)には、次のようにして行
われる。 1) ゲートバルブ24を開き、ウエハを真空チャック
により保持した(第1ウエハ搬送ロボット18の)ウエ
ハ搬送アーム52をローディング室内に動かす。このと
き、ウエハ載置台26は第1ウエハ搬送ロボット18寄
りの位置にあり、ウエハ搬送アーム52はこのウエハ載
置台26の上方位置に動かされる。 2) ウエハ載置台26のロッド48を上方に動かし
て、その上端にある静電チャック48”が当該ウエハ載
置台26のウエハ載置面よりも上方の位置となり、第1
搬送ロボット50のウエハ搬送アーム52に真空保持さ
れているウエハの下面に接する位置となるようにする。 3) 該ロッド上端の静電チャック48”を作動させる
とともに、ウエハ搬送アームの真空チャック60の作動
を停止して、ウエハを静電チャック48”により静電保
持する。 4) ウエハをロッドに渡したウエハ搬送アーム52
を、ローディング室16の外部に動かし、ゲートバルブ
22を閉じる。 5) ゲートバルブ22が閉じられると、ローディング
室16内が真空にされるとともに、ウエハ載置台26
は、そのロッド48を下げて、ウエハを当該ウエハ載置
台26に接触させた状態とし、該ロッド48の静電チャ
ック48”の作動を停止し、当該ウエハ載置台26の静
電チャック30によるウエハの静電保持を行う。 6) ウエハ載置台26は、そこで、第2ウエハ搬送ロ
ボット28寄りの位置に動かされる。 7) この状態で、ロッド48を再び上昇し、その静電
チャック48”が当該ウエハ載置台26に支持されてい
るウエハの下面に接する位置とする。ここでウエハ載置
台26の静電チャック30の作用を中止するとともに、
ロッド48の静電チャック48”を作用させて、該静電
チャック48”によりウエハを静電保持し、上方に持ち
上げる。 8) 第2ウエハ搬送ロボット28のアーム52をウエ
ハ載置台26と、ロッド48によって持ち上げられたウ
エハWとの間に動かし、ロッド48を下げ、ウエハが第
2ウエハ搬送ロボット28のアーム52に接するように
する。 9) アーム52の静電チャックを作用させ同静電チャ
ックによりウエハを静電保持するとともに、ロッドの静
電チャック54の作用を停止し、第2ウエハ搬送ロボッ
ト28のアーム52に静電保持されたウエハを残して、
同ロッド48を更に下げる。 10) ゲートバルブ22を開いて、第2ウエハ搬送ロ
ボットのアームを、ウエハを試料室14内に動かす。ス
テージ20は、ウエハ受け渡し位置(一点鎖線の位置)
にあり、そのロッド48が上昇されて、第2ウエハ搬送
ロボット50のアーム52に支持されているウエハの下
面に接する位置とし、その上端にある静電チャック4
8”を作動させる。 11) 第2ウエハ搬送ロボット50のアーム52の静
電チャック54の作動を停止し、第2ウエハ搬送ロボッ
ト50のアーム52をローディング室16内に戻し、ゲ
ートバルブ22を閉じる。 12) ステージ20のロッド48を下降し、支持して
いるウエハがステージ20の静電チャック30上に接す
る状態とし、同チャックを作動させて同静電チャックに
よるウエハ保持を行う。 13) 静電チャック30によりウエハを静電保持した
ステージ20を、ウエハ受け渡し位置から電子線照射位
置(実線で示す位置)に移動する。
【0017】アンローディング(ステージ20からのウ
エハの搬出) 電子線による評価が終了したウエハは、上記ローディン
グのときと逆の操作によって、試料室からローディング
室へ、そして、外部へ搬出される。
【0018】図4及び図5は、上記した電子線装置を用
いて、半導体デバイス製造工程におけるウエーハの評価
を行う実施形態を示す。デバイス製造工程の一例を図4
のフローチャートに従って説明する。
【0019】この製造工程例は以下の各主工程を含む。 ウエーハを製造するウエーハ製造工程(又はウエー
ハを準備する準備工程)(ステップ100) 露光に使用するマスクを製作するマスク製造工程
(又はマスクを準備するマスク準備工程)(ステップ1
01) ウエーハに必要な加工処理を行うウエーハプロセッ
シング工程(ステップ102) ウエーハ上に形成されたチップを1個ずつ切り出
し、動作可能にならしめるチップ組立工程(ステップ1
03) 組み立てられたチップを検査するチップ検査工程
(ステップ104) なお、各々の工程は、更に幾つかのサブ工程からなって
いる。
【0020】これらの主工程の中で、半導体デバイスの
性能に決定的な影響を及ぼす主工程がウエーハプロセッ
シング工程である。この工程では、設計された回路パタ
ーンをウエーハ上に順次積層し、メモリやMPUとして
動作するチップを多数形成する。このウエーハプロセッ
シング工程は以下の各工程を含む。 絶縁層となる誘電体薄膜や配線部、或いは電極部を
形成する金属薄膜等を形成する薄膜形成工程(CVDや
スパッタリング等を用いる) 形成された薄膜層やウエーハを酸化する酸化工程 薄膜層やウエーハ等を選択的に加工するためにマス
ク(レチクル)を用いてレジストのパターンを形成する
リソグラフィー工程 レジストパターンに従って薄膜層やウエーハを加工
するエッチング工程(例えばドライエッチング技術を用
いる) イオン・不純物注入拡散工程 レジスト剥離工程 加工されたウエーハを検査する検査工程 なお、ウエーハプロセッシング工程は必要な層数だけ繰
り返し行い、設計通り動作する半導体デバイスを製造す
る。
【0021】上記ウエーハプロセッシング工程の中核を
なすリソグラフィー工程を図5のフローチャートに示
す。このリソグラフィー工程は以下の各工程を含む。 前段の工程で回路パターンが形成されたウエーハ上
にレジストをコートするレジスト塗布工程(ステップ2
00) レジストを露光する露光工程(ステップ201) 露光されたレジストを現像してレジストのパターン
を得る現像工程(ステップ202) 現像されたパターンを安定化させるためのアニール
工程(ステップ203) 以上の半導体デバイス製造工程、ウエーハプロセッシン
グ工程、リソグラフィー工程には周知の工程が適用され
る。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る電子線装置は、上記のよう
な構成を有するので、ウエハを当該電子線装置に対して
ローディング・アンローディングするために当該ウエハ
を搬送するときに、同ウエハを確実に静電保持すること
ができるので、搬送速度を早くすることができ、従っ
て、当該電子線装置におけるウエハ評価速度を高くする
ことができる。
【0023】しかも、ウエハをウエハ載置台、ウエハ搬
送アーム、ウエハ支持ステージ間で受け渡しするときに
用いられるウエハ押上げロッドの静電チャックは、弱い
コイルバネでロッドと接続されているので、静電チャッ
クがウエハ裏面に接した時に、ウエハに衝撃がほとんど
かからず、特に、平面度が悪い状態で支持されているウ
エハに当該ウエハ押上げロッドが接触するときには、そ
の平面度の悪さはコイルバネによって吸収されるので、
当該ウエハに不適正な応力をかけることが無い。
【0024】受け渡し途中で電源が切られた側の静電チ
ャックに多少残留静電力が残っていても、コイルバネが
ウエハにかかる応力を吸収するので、電源を切った後た
だちに受け渡し作業に移れる。
【0025】ウエハ押上げ棒を4本としたので、ローデ
ィングアームのウエハに接する面積を大きくとれる。ウ
エハ押上げ棒を2つの電極の境界に設けたので、静電チ
ャック面積のロスを最小にできる。
【0026】また、半導体デバイス製造工程における、
上記のウエーハ検査工程において、本発明の上記実施
形態に係る電子線装置を用いた場合、微細なパターンを
有する半導体デバイスでも、スループットよく検査でき
るので、全数検査が可能となり、製品の歩留向上、欠陥
製品の出荷防止が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子線装置全体の概略側面図であ
る。
【図2】ウエハ載置台の静電チャックの平面図である。
【図3】ウエハ押上げロッドの側面図である。
【図4】半導体デバイス製造プロセスのフローチャート
である。
【図5】リソグラフィー工程のフローチャートである。 10 電子線(評価)装置 12 鏡筒 14 試料室 16 ローディング室 18 ウエハ搬送装置 20 ステージ 22 ゲートバルブ 24 ゲートバルブ 26 ウエハ支持台 28 ウエハ移送ロボット 30 静電チャック 32 周辺電極 34 中心電極 36 半径方向スリット 38 伸張部 40 伸張部 42 円形穴 48 ロッド 48’可撓性部材(コイルバネ) 48”静電チャック 50 基台 52 ウエハ搬送アーム 54 静電チャック 60 真空チャック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 37/20 H01J 37/20 B 5F031 H01L 21/027 H01L 21/66 J 5F056 21/66 21/68 B 21/68 21/30 541L (72)発明者 狩俣 努 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 2G001 AA03 BA07 BA15 CA03 GA06 JA07 KA03 LA11 MA05 PA01 PA07 PA11 PA12 PA14 QA01 2G052 AA13 AD52 CA04 CA35 CA46 GA35 2H097 AA03 CA16 DB07 DB20 LA10 4M106 AA01 BA02 CA39 DB30 5C001 AA02 AA07 CC04 5F031 FA01 FA12 FA15 GA08 GA09 HA18 HA33 HA57 HA60 MA33 NA09 PA13 PA21 5F056 CB21 EA14 EA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子線を試料に照射することに基づき同
    試料の評価等を行うための電子線装置であって、 電子線照射するための試料を受け入れる試料室と、 試料室に搬入するために試料を受け入れるローディング
    室と、 ウエハをローディング室から試料室に搬送するための試
    料搬送アームと、 試料室及びローディング室内にあって、受け入れた試料
    を載置する載置面を備える試料載置手段と、 を有し、試料室及びローディング室の少なくとも一方の
    試料載置手段が、上端が上記載置面よりも上方の位置に
    延びて載置面に載置されていた試料を押上げ可能とされ
    た押上げ部材を備え、該押上げ部材が、その上端にコイ
    ルバネ等の可撓性部材を介して取り付けられた静電チャ
    ックを備えることを特徴とする電子線装置。
  2. 【請求項2】前記押上げ部材が、相互に所定間隔離して
    設定され、上下方向で可動とされた複数のロッドを備
    え、各ロッドの上端に上記可撓性部材を介して上記静電
    チャックが、相互に同じ高さになるように取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の電子線装置。
  3. 【請求項3】上記試料搬送アームが、試料を静電保持す
    るための静電チャックを備えており、上記試料載置手段
    が上記載置面に試料を静電保持するための静電チャック
    を備えていることを特徴とする請求項1若しくは2に記
    載の電子線装置。
  4. 【請求項4】上記試料搬送アーム及び試料載置手段の載
    置面の少なくとも一方が、載置面中心にある静電チャッ
    ク部材と、その周囲に僅かな間隔をあけて設けられ、環
    状の静電チャック部材とは独立して作動可能とされた環
    状の静電チャック部材とを備え、上記ロッドは中心の静
    電チャック部材と環状の静電チャック部材との間を通っ
    て上下に伸張していることを特徴とする請求項2若しく
    は3に記載の電子線装置。
  5. 【請求項5】半導体デバイスの製造方法において、製造
    プロセス途中の半導体デバイスの欠陥検査等の評価のた
    めに請求項1ないし4のいずれかに記載の電子線装置を
    用いたことを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
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Cited By (2)

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