JP2003172541A - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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JP2003172541A
JP2003172541A JP2001371993A JP2001371993A JP2003172541A JP 2003172541 A JP2003172541 A JP 2003172541A JP 2001371993 A JP2001371993 A JP 2001371993A JP 2001371993 A JP2001371993 A JP 2001371993A JP 2003172541 A JP2003172541 A JP 2003172541A
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Japan
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wind direction
shaft
dehumidifier
exhaust port
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JP2001371993A
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Toshiro Kamidoen
敏郎 上堂薗
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前風向変更体の組み立てが容易で、簡単な金
型構造を用いて作成可能な前風向変更体の支持構造から
なる除湿機を提供する。 【解決手段】 前風向変更体8は両端に互いに長さの異
なる回転軸81、82が設けてあり、該両回転軸は外郭
前ケース2の前面排気口5の側壁に形成された回転軸の
軸受溝16、16に支持される。前風向変更体8の回転
中心線上の少なくとも1カ所に底面に丸軸8aの付いた
切欠き83を有し、夫々の切欠きの長い回転軸81の一
方片8bは斜めに形成され、他方片8cは回転軸にほぼ
直角に形成され、短い方の回転軸82の軸先端は一部に
面取り84が施されている。回転軸の軸受溝16、16
は背面からU字状に切欠き17が形成され、回転軸8
1、82が切欠き17の背面の開口部からスライド挿入
されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上部、前面の排気口
を有する家庭用の除湿機に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用の除湿機は、梅雨時に少しでも快
適に過ごすために広く利用されているが、最近では、衣
類の乾燥、押入の除湿等にも利用され、上下の排気口を
有するタイプのものでは、上風向変更体(上ルーバー)
を有する排気口からの乾燥空気で部屋全体の除湿を行な
い、前風向変更体(前ルーバー)を有する排気口からの
乾燥空気は、例えば、靴箱等の除湿を行なうことに利用
されている。
【0003】従来の除湿機における前風向変更体の回転
軸の支持構造は、実願平3−20714号のように、回
転軸が軸受孔に貫通支持された支持構造のものがあり、
これは風向調整板を弓なりに曲げ、軸受孔に風向調整板
の回転軸を貫通して組み立てるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような、タイプの
除湿機において、風向調整板の回転軸を貫通して組み立
てる時、風向調整板に無理な力が働き、風向調整板割れ
や白化などを発生させる恐れがあった。また、軸受孔を
造り出す金型は構造が複雑(スライドコア)となるため
高価となり、最終商品の価格上昇の要因でもあった。そ
こで本発明の目的は、前風向変更体の組み立てが容易
で、簡単な金型構造を用いて作成可能な前風向変更体の
支持構造からなる除湿機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の請求項1に係る除湿機は、冷媒を圧縮機で
圧縮し、凝縮器を介して蒸発器に供給し、吸気口より本
体ケース内に吸引した空気を蒸発器を通して除湿した
後、凝縮器を介して上部、前面の排気口より放出する除
湿機において、排気口に開閉自在な湾曲した上風向変更
体を回転自在に配設し、該上風向変更体の下側に手動で
方向変更可能な前風向変更体を配設し、前風向変更体は
両端に互いに長さの異なる回転軸が設けてあり、該両回
転軸は外郭前ケースの前面排気口の側壁に形成された回
転軸の軸受溝に支持され、その回転中心線上の少なくと
も1カ所に底面に丸軸の付いた切欠きを有し、夫々の切
欠きの一方片は回転軸の長い方が斜めに形成され、他方
片は回転軸にほぼ直角に形成され、前記回転軸の短い方
の軸先端は一部に面取りが施された構成とした。
【0006】これにより、前風向変更体の短い方の回転
軸の軸先端は一部に面取りが施されているので、回転軸
の軸先端が外郭前ケースの縁に引っ掛かることなくスム
ーズに挿入され、軸受溝の入口にセットできる。前風向
変更体を押し込む時、夫々の切欠きの長い回転軸の一方
片は斜めに形成され、他方片は回転軸にほぼ直角に形成
されているので、整流板との噛み合いに余裕あるのでス
ムーズに挿入でき、前風向変更体の組み立てが容易で、
簡単な金型構造を用いて作成可能な前風向変更体の支持
構造からなる除湿機が得られる。
【0007】本発明の請求項2に係る除湿機は、冷媒を
圧縮機で圧縮し、凝縮器を介して蒸発器に供給し、吸気
口より本体ケース内に吸引した空気を蒸発器を通して除
湿した後、凝縮器を介して上部、前面の排気口より放出
する除湿機において、排気口に開閉自在な湾曲した上風
向変更体を回転自在に配設し、該上風向変更体の下側に
手動で方向変更可能な前風向変更体を配設し、前風向変
更体は両端に互いに長さの異なる回転軸が設けてあり、
該両回転軸は外郭前ケースの前面排気口の側壁に形成さ
れた回転軸の軸受溝に支持され、該軸受溝は外郭前ケー
スの背面からU字状に切欠いてなる支持構造であり、そ
の回転中心線上の少なくとも1カ所に底面に丸軸の付い
た切欠きを有し、夫々の切欠きの一方片は回転軸の長い
方が斜めに形成され、他方片は回転軸にほぼ直角に形成
され、前記回転軸の短い方の軸先端は一部に面取りが施
された構成とした。
【0008】これにより、軸受溝の背面から形成された
U字状の切欠きの開口部から、回転軸がスライド挿入さ
れるので、軸受溝を長穴とした場合にスライドコアによ
り金型を構成する必要があるが、コア側から抜ける簡単
な金型構造を用いることができ、安価な金型で、且つ、
製造工程が簡素化できる。
【0009】本発明の請求項3に係る除湿機は、冷媒を
圧縮機で圧縮し、凝縮器を介して蒸発器に供給し、吸気
口より本体ケース内に吸引した空気を蒸発器を通して除
湿した後、凝縮器を介して上部、前面の排気口より放出
する除湿機において、排気口に開閉自在な湾曲した上風
向変更体を回転自在に配設し、該上風向変更体の下側に
手動で方向変更可能な前風向変更体を配設し、前風向変
更体は両端に互いに長さの異なる回転軸が設けてあり、
該両回転軸は外郭前ケースの前面排気口の側壁に形成さ
れた回転軸の軸受溝に支持され、その回転中心線上の少
なくとも1カ所に底面に丸軸の付いた切欠きを有し、夫
々の切欠きの一方片は回転軸の長い方が斜めに形成さ
れ、他方片は回転軸にほぼ直角に形成され、外郭前ケー
スの前面排気口の側壁間には前風向変更体の切欠きと同
じ位置に少なくとも1つの整流板を設け、該整流板は外
郭前ケースの表面からV字状に切欠いて設けてなる支持
構造とし、前記回転軸の短い方の軸先端は一部に面取り
が施された構成とした。
【0010】これにより、整流板のV字状の切欠きが前
風向変更体の切欠きと噛み合うようにしており、前風向
変更体の底辺に丸軸が回転可能な形状に形成されている
ので、このV字状の切欠きの範囲内で前風向変更体は手
動で方向変更可能となる。整流板は空気の流れの整流と
前風向変更体を支持して強度をアップさせることができ
ると共に、整流板はキャビ側から抜ける簡単な金型構造
で製造できる。
【0011】本発明の請求項4に係る除湿機は、冷媒を
圧縮機で圧縮し、凝縮器を介して蒸発器に供給し、吸気
口より本体ケース内に吸引した空気を蒸発器を通して除
湿した後、凝縮器を介して上部、前面の排気口より放出
する除湿機において、排気口に開閉自在な湾曲した上風
向変更体を回転自在に配設し、該上風向変更体の下側に
手動で方向変更可能な前風向変更体を配設し、前風向変
更体は両端に互いに長さの異なる回転軸が設けてあり、
該両回転軸は外郭前ケースの前面排気口の側壁に形成さ
れた回転軸の軸受溝に支持され、その回転中心線上の少
なくとも1カ所に底面に丸軸の付いた切欠きを有し、夫
々の切欠きの一方片は回転軸の長い方が斜めに形成さ
れ、他方片は回転軸にほぼ直角に形成され、前風向変更
体の長い回転軸の先端を押さえる壁を、外郭前ケースを
組み付ける本体側部品ケーシングの一部を延長して形成
し、前記回転軸の短い方の軸先端は一部に面取りが施さ
れた構成とした。
【0012】これにより、特別に回転軸を保持する手段
を別部材として設けることなく、外郭前ケースを組み付
ける本体側部品ケーシングの一部を延長して形成した押
え板で前風向変更体の長い回転軸の先端を押さえるの
で、左側へスライドできなくなり前風向変更体の回転軸
が抜けるのを防止することができる。
【0013】本発明の請求項5に係る除湿機は、冷媒を
圧縮機で圧縮し、凝縮器を介して蒸発器に供給し、吸気
口より本体ケース内に吸引した空気を蒸発器を通して除
湿した後、凝縮器を介して上部、前面の排気口より放出
する除湿機において、排気口に開閉自在な湾曲した上風
向変更体を回転自在に配設し、該上風向変更体の下側に
手動で方向変更可能な前風向変更体を配設し、前風向変
更体は両端に互いに長さの異なる回転軸が設けてあり、
該両回転軸は外郭前ケースの前面排気口の側壁に形成さ
れた回転軸の軸受溝に支持され、その回転中心線上の少
なくとも1カ所に底面に丸軸の付いた切欠きを有し、夫
々の切欠きの一方片は回転軸の長い方が斜めに形成さ
れ、他方片は回転軸にほぼ直角に形成され、前記回転軸
の短い方の軸先端は一部に面取りが施され、前記上部、
前面の排気口に開閉自在の蓋を設けた構成とした。
【0014】これにより、上部、前面の排気口に開閉自
在の蓋を設けることにより、乾燥した空気を所望の使用
状態で任意の場所に選択できるので、使い勝手の良い除
湿機を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の除湿機の一実施の
形態を図1乃至図8に基づいて以下に詳述する。図1は
横長型の除湿機の本体正面図、図2は本体側面断面図で
ある。本発明の除湿機の本体ケース1の前面には、外郭
前ケース2がネジ留めで着脱自在に嵌合され、前面には
操作パネル3が配置されている。そして、上部には上風
向変更体(上ルーバー)7を有する上部排気口4が設け
られ、前面には前風向変更体(前ルーバー)8を有する
前面排気口5が設けられている。上風向変更体7はモー
タにより往復揺動動作がなされ、前風向変更体8は手動
で方向変更可能なように構成されている。
【0016】図2に示す本発明の本体側面断面図により
除湿機の内部構成を説明する。本体ケース1内の上部に
は送風部と熱交換部が配設されている。空気流路に配設
された送風部はシロッコファン9とモータ10とから構
成され、背面の吸気口6から背面フィルタ11を介して
空気を吸い込み、空気の吹出し経路を経て、上部フィル
タ20を通って上部排気口4と前面排気口5から室内に
排気する。熱交換部は凝縮器12、蒸発器13と冷媒配
管(図示せず)により構成される。
【0017】また、本体ケース1内の下部には、圧縮機
14と本体ケース1に着脱自在に装着される排水タンク
15を収納している。圧縮機14は凝縮器12、蒸発器
13と冷媒配管(図示せず)により連結され、凝縮器1
2及び蒸発器13に冷媒を循環させる。蒸発器13の下
部にはドレンパンが配置され、蒸発器13の表面に結露
する滴下水を下部に配置した排水タンク15に排水する
ようになっている。
【0018】圧縮機14によって凝縮器12及び蒸発器
13に冷媒を循環させることにより、凝縮器12で熱の
放出動作、蒸発器13で熱の吸収動作を行う。操作パネ
ル3のスイッチを操作すると、モータ10の駆動により
吸気口6から本体ケース1内に吸い込まれた室内の空気
は、蒸発器13を通過する際に冷やされ、空気中の水分
が蒸発器13表面に結露することにより除湿され、凝縮
器12を通過する際に暖められて相対湿度を低下させて
上風向変更体を有する上部排気口4と前風向変更体を有
する前面排気口5から排気され室内に戻される。
【0019】次に図3〜図8を参照して、本発明の特徴
とする、前風向変更体8の構成と外郭前ケース2への取
付けについて詳細に説明する。図3には前風向変更体8
の平面図と前面断面図が示されている。前風向変更体8
は両端に互いに長さの異なる回転軸81、82が設けて
あり、該両回転軸は外郭前ケース2の前面排気口5の側
壁に形成された回転軸の軸受溝16、16に支持され
る。
【0020】前風向変更体8の回転中心線上の少なくと
も1カ所(図では2カ所)に底面に丸軸8aの付いた切
欠き83を有し、夫々の切欠きの長い回転軸81の一方
片8bは斜めに形成され、他方片8cは回転軸にほぼ直
角に形成され、短い方の回転軸82の軸先端は一部に面
取り84が施されている。
【0021】図4において、図4(A)は前風向変更体
8の両端の回転軸81、82が支持される、外郭前ケー
ス2の前面排気口5の側壁に形成された、回転軸の軸受
溝16、16の拡大図である。軸受溝16、16は背面
からU字状に切欠き17が形成され、回転軸81、82
が切欠き17の背面の開口部からスライド挿入されるよ
うになっている。このようにU字状に切欠き17とする
ことにより、長穴とした場合にスライドコアにより金型
を構成する必要があるが、コア側から抜ける簡単な金型
構造を用いることができ、安価な金型で、且つ、製造工
程が簡素化できる。
【0022】図4(B)は外郭前ケース2の前面排気口
5に形成された整流板18の拡大図である。整流板18
は空気の流れの整流と前風向変更体8を支持して強度を
アップさせる目的で設けられる。整流板18は前風向変
更体8の切欠き83と同じ位置に設けられ、その前面か
らV字状に切欠き19が設けられ、外郭前ケース2に前
風向変更体8を取付ける時に、整流板18の切欠き19
が切欠き83と噛み合うように対応しており、このV字
状の切欠き19の範囲内で前風向変更体8は手動で方向
変更可能となる。そして、その底面は前風向変更体8の
丸軸8aが回転可能な形状に形成されている。このよう
に、整流板18はキャビ側から抜ける簡単な金型構造で
製造することができる。
【0023】次に、図5、図6を参照して、前風向変更
体8を外郭前ケース2に組立作業の手順を説明する。ま
ず、組立作業に先立ち、本体ケース1から外郭前ケース
2の上面を手前に引き離してから、図5(A)のよう
に、前風向変更体8の長い方の回転軸81を、外郭前ケ
ース2の前面排気口5の側壁に形成された一方の軸受溝
16の切欠き17の開口部に背面からスライド挿入し、
前風向変更体8の切欠き83を整流板18の切欠き19
が切欠き83と噛み合うように対応させる。
【0024】続いて、図5(B)に示すように、長い方
の回転軸81を軸受溝16に押しつけるようにして前風
向変更体8を押し込む。この時、夫々の切欠きの長い回
転軸81の一方片8bは斜めに形成され、他方片8cは
回転軸にほぼ直角に形成されているので、整流板18の
切欠き19が切欠き83との噛み合いに余裕あるのでス
ムーズに挿入できる。
【0025】前風向変更体8の短い方の回転軸82の軸
先端は一部に面取り84が施されているので、回転軸8
2の軸先端が外郭前ケース2の縁に引っ掛かることなく
スムーズに挿入され、図6(C)に示すように、他方の
軸受溝16の入口にセットできる。続いて、前風向変更
体8を短い方の回転軸82の方(図では右方)にスライ
ドさせて、回転軸82を他方の軸受溝16のなかに収納
して仮固定し、前後方向に外れなくして支持させる。
【0026】次に、図6(D)に示すように、外郭前ケ
ース2の上面を本体ケース1に押し込むことにより、外
郭前ケース2を組み付ける本体側部品ケーシング21の
一部を延長して形成した押え板22で前風向変更体8の
長い回転軸81の先端を押さえるので、左側へスライド
できなくなり前風向変更体8の回転軸が抜けるのを防止
することができる。
【0027】図7、図8は除湿機本体上部の側面部分断
面図を示す。上部排気口4には開閉自在で、且つ、モー
タにより揺動可能な湾曲した上風向変更体7が閉じられ
た状態で配置され、前面排気口5に配置された前風向変
更体8の状態図を示している。図7は手動で方向変更可
能な前風向変更体8が下方に設定された状態である。図
8は前風向変更体8が上方に手動で方向変更された状態
を示している。
【0028】上記実施形態の説明では、整流板18が2
枚のものを示したが、任意の枚数を配置できることは勿
論のこと、上部排気口4及び前面排気口5に開閉自在の
蓋を設けることもできる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の除湿機は、前風
向変更体の短い方の回転軸の軸先端は一部に面取りが施
されているので、回転軸の軸先端が外郭前ケースの縁に
引っ掛かることなくスムーズに挿入され、軸受溝の入口
にセットできる。前風向変更体8を押し込む時、夫々の
切欠きの長い回転軸の一方片は斜めに形成され、他方片
は回転軸にほぼ直角に形成されているので、整流板との
噛み合いに余裕あるのでスムーズに挿入でき、前風向変
更体の組み立てが容易で、簡単な金型構造を用いて作成
可能な前風向変更体の支持構造からなる除湿機が得られ
る。
【0030】また、軸受溝の背面から形成されたU字状
の切欠きの開口部から回転軸がスライド挿入されるの
で、軸受溝を長穴とした場合にはスライドコアにより金
型を構成する必要があるが、本発明ではコア側から抜け
る簡単な金型構造を用いることができ、整流板のV字状
の切欠きキャビ側から抜ける簡単な金型構造で製造でき
る。
【0031】更に、特別に回転軸を保持する手段を別部
材として設けることなく、外郭前ケースを組み付ける本
体側部品ケーシングの一部を延長して形成した押え板で
前風向変更体の長い回転軸の先端を押さえるので、左側
へスライドできなくなり前風向変更体の回転軸が抜ける
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本体正面図。
【図2】本発明の本体側面断面図。
【図3】本発明の前風向変更体の平面、前面側面図。
【図4】本発明の外郭前ケース前面排気口の軸受と整流
板図。
【図5】本発明の前風向変更体組み立て図。
【図6】本発明の前風向変更体組み立て図。
【図7】本発明の本体上部の側面部分断面図。
【図8】本発明の本体上部の側面部分断面図。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 外郭前ケース 3 操作パネル 4 上部排気口 5 前面排気口 6 吸気口 7 上風向変更体(上ルーバー) 8 前風向変更体(前ルーバー) 81,82 回転軸 83 切欠き 84 面取り部 9 ファン 10 モータ 11,20 フィルタ 12 凝縮器 13 蒸発器 14 圧縮機 15 排水タンク 16 軸受溝 17,19 切欠き 18 整流板 21 本体側部品ケーシング 22 押え板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮機で圧縮し、凝縮器を介して
    蒸発器に供給し、吸気口より本体ケース内に吸引した空
    気を蒸発器を通して除湿した後、凝縮器を介して上部、
    前面の排気口より放出する除湿機において、排気口に開
    閉自在な湾曲した上風向変更体を回転自在に配設し、該
    上風向変更体の下側に手動で方向変更可能な前風向変更
    体を配設し、前風向変更体は両端に互いに長さの異なる
    回転軸が設けてあり、該両回転軸は外郭前ケースの前面
    排気口の側壁に形成された回転軸の軸受溝に支持され、
    その回転中心線上の少なくとも1カ所に底面に丸軸の付
    いた切欠きを有し、夫々の切欠きの一方片は回転軸の長
    い方が斜めに形成され、他方片は回転軸にほぼ直角に形
    成され、前記回転軸の短い方の軸先端は一部に面取りが
    施されて成ることを特徴とする除湿機。
  2. 【請求項2】 前風向変更体を支持する両端の回転軸の
    軸受溝は、外郭前ケースの背面からU字状に切欠いてな
    る支持構造であることを特徴とする請求項1記載の除湿
    機。
  3. 【請求項3】 外郭前ケースの前面排気口の側壁間には
    前風向変更体の切欠きと同じ位置に少なくとも1つの整
    流板を設け、該整流板は外郭前ケースの表面からV字状
    に切欠いて設けてなる支持構造であることを特徴とする
    請求項1記載の除湿機。
  4. 【請求項4】 前風向変更体の長い回転軸の先端を押さ
    える壁を、外郭前ケースを組み付ける本体側部品ケーシ
    ングの一部を延長して形成したことを特徴とする請求項
    1記載の除湿機。
  5. 【請求項5】 前記上部、前面の排気口に開閉自在の蓋
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の除湿機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010162431A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Panasonic Corp 除湿装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010162431A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Panasonic Corp 除湿装置

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