JP2003171596A - 塗料用樹脂組成物 - Google Patents

塗料用樹脂組成物

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JP2003171596A JP2001375666A JP2001375666A JP2003171596A JP 2003171596 A JP2003171596 A JP 2003171596A JP 2001375666 A JP2001375666 A JP 2001375666A JP 2001375666 A JP2001375666 A JP 2001375666A JP 2003171596 A JP2003171596 A JP 2003171596A
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勉 間宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる難塗装性ポリオレフィン素材、特にポ
リプロピレン素材とポリオレフィン系熱可塑性エラスト
マー素材に対して優れた密着性を持ち、更に優れた耐溶
剤性、貯蔵安定性を有し、TPO素材の柔軟性に追従で
きるような優れた屈曲性を有する、一液型の塗料用樹脂
組成物を提供する。 【解決手段】 塩素含有率50重量%以下の塩素化ポリ
オレフィン系樹脂(A)の存在下に、(b1)2個以上
の不飽和二重結合を有する重合性単量体、(b2)カル
ボキシル基と不飽和二重結合を有する重合性単量体及び
(b3)1個の不飽和二重結合を有する重合性単量体を
必須成分として含む重合性単量体混合物(B)を重合し
て得られる塩素化ポリオレフィン系重合体(C)と、ポ
リウレタン樹脂(D)を含有してなる塗料用樹脂組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未処理の難塗装性
ポリオレフィン素材であるポリプロピレン(以下、PP
と略すことがある)樹脂とポリオレフィン系熱可塑性エ
ラストマー(以下、TPOと略すことがある)樹脂との
両方に塗装可能な塗料用樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車、家庭電化製品、その他種
々の産業分野において低コスト化、リサイクル化、その
他の目的からポリオレフィン等の合成樹脂が使用されて
いる。特に近年では、自動車分野を中心にPP素材、T
PO素材等のポリオレフィン素材が多く使用されている
が、PP素材とTPO素材とでは異なった特性を示すた
め、塗装に使用する塗料もそれぞれ異なったものを使用
している。そのため生産性、意匠性等に難点があり、塗
料の統一が強く望まれている。また、PP素材、TPO
素材の上に塗料を塗装して形成される塗膜の耐久性を向
上されるために、イソシアネート化合物を配合する二液
硬化型塗料を用いることもある。しかし二液硬化型塗料
ではコストが高くなることや、可使時間に制限があるな
どの問題があるため、低コストで一液型の塗料が強く要
求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の問題
を解消し、異なる難塗装性ポリオレフィン素材、特にP
P素材とTPO素材に対して優れた密着性を持ち、更に
優れた耐溶剤性、貯蔵安定性を有し、TPO素材の柔軟
性に追従できるような優れた屈曲性を有する、一液型の
塗料用樹脂組成物を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、塩素含有率5
0重量%以下の塩素化ポリオレフィン系樹脂(A)の存
在下に、(b1)2個以上の不飽和二重結合を有する重
合性単量体、(b2)カルボキシル基と不飽和二重結合
を有する重合性単量体及び(b3)1個の不飽和二重結
合を有する重合性単量体を必須成分として含む重合性単
量体混合物(B)を重合して得られる塩素化ポリオレフ
ィン系重合体(C)と、ポリウレタン樹脂(D)を含有
してなる塗料用樹脂組成物に関する。また本発明は、塩
素化ポリオレフィン系樹脂(A)、重合性単量体混合物
(B及びポリウレタン樹脂(D)の総量100重量%に
対して、塩素化ポリオレフィン系樹脂(A)の量が1〜
15重量%であり、重合性単量体混合物(B)の量が5
0〜89重量%であり、ポリウレタン樹脂(D)の量が
10〜40重量%である上記の塗料用樹脂組成物に関す
る。また本発明は、重合性単量体混合物(B)が、重合
性単量体混合物(B)の総重量100重量%に対して、
(b1)2個以上の不飽和二重結合を有する重合性単量
体を0.05〜1.5重量%、(b2)カルボキシル基
と不飽和二重結合を有する重合性単量体を0.1〜5重
量%、(b3)1個の不飽和二重結合を有する重合性単
量体を93.5〜99.85重量%含有する上記の塗料
用樹脂組成物に関する。また本発明は、塩素化ポリオレ
フィン系重合体(C)の重量平均分子量が10,000
〜200,000、ガラス転移温度が0〜100℃であ
り、ポリウレタン樹脂(D)の重量平均分子量が10,
000〜60,000である上記の塗料用樹脂組成物に
関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における塩素含有率50重
量%以下の塩素化ポリオレフィン系樹脂(A)(以下、
(A)成分と略することがある)としては、例えば、塩
素含有率が50重量%以下の塩素化ポリエチレン樹脂、
塩素化ポリプロピレン樹脂、無水マレイン酸変性塩素化
ポリプロピレン樹脂、ウレタン変性塩素化ポリプロピレ
ン樹脂、塩素化エチレン−プロピレン共重合体、塩素化
エチレン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。塩素含
有率が50重量%を超えると、ポリオレフィン系素材に
対する密着性、耐水性が低下する。塩素化ポリオレフィ
ン系樹脂(A)の塩素含有率は目的とする種々の塗膜性
能を考慮して適宜定められ、塗膜性能が著しく低下しな
い限り、その下限は制限されるものではないが、ポリオ
レフィン系素材に対する樹脂組成物の密着性、ビニル変
性塩素化ポリオレフィン系重合体の分散安定性とのバラ
ンスの点から、15〜40重量%とすることが好まし
く、15〜35重量%とすることがより好ましい。な
お、本明細書において、塩素含有率は燃焼法によって測
定された値である。
【0006】本発明に用いられる塩素化ポリオレフィン
系樹脂(A)は、重量平均分子量(ゲルパーミエーショ
ンクロマトグラフィー法による標準ポリスチレン換算
値)が10,000〜300,000であることが好ま
しく、40,000〜250,000であることがより
好ましい。10,000未満であると、得られる塗膜の
耐溶剤性が低下する傾向があり、300,000を超え
ると、得られる塗料用樹脂組成物の塗装性及び貯蔵安定
性が低下する傾向がある。
【0007】本発明に用いられる重合性単量体混合物は
(B)(以下、(B)成分と略することがある。)、
(b1)2個以上の不飽和二重結合を有する重合性単量
体(以下、(b1)成分と略することがある。)、(b
2)カルボキシル基と不飽和二重結合を有する重合性単
量体(以下、(b2)成分と略することがある。)及び
(b3)1個の不飽和二重結合を有する重合性単量体
(以下、(b3)成分と略することがある。)を必須成
分として使用するものである。
【0008】(b1)成分は、2個以上の不飽和二重結
合を有する重合性単量体であり、例えば、ジビニルベン
ゼン等の2個以上のビニル基を有する重合性単量体、エ
チレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコ
ールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアク
リレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ト
リプロピレングリコールジアクリレート、2,2−ビス
〔4−(アクリロキシ・ジエトキシ)フェニル〕プロパ
ン、2−ヒドロキシ−1−アクリロキシ−3−メタクリ
ロキシプロパン、エチレングリコールジメタクリレー
ト、トリエチレングリコールジメタクリレート、ポリエ
チレングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレン
グリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタク
リレート、2−ヒドロキシ−1,3−ジメタクリロキシ
プロパン、2,2−ビス〔4−(メタクリロキシエトキ
シ)フェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−(メタク
リロキシ・ジエトキシ)フェニル〕プロパン、2,2−
ビス〔4−(メタクリロキシ・ポリエトキシ)フェニ
ル〕プロパン等の2個のアクリロイル基又はメタクリロ
イル基を有する重合性単量体、トリメチロールプロパン
トリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタク
リレート、テトラメチロールメタントリアクリレート、
テトラメチロールメタントリメタクリレート、テトラメ
チロールメタンテトラアクリレート、テトラメチロール
メタンテトラメタクリレート等の3個以上のアクリロイ
ル基又はメタクリロイル基を有する重合性単量体が挙げ
られる。重合性単量体混合物(B)中の2個以上の不飽
和二重結合を有する重合性単量体の配合割合は0.05
〜1.5重量%であることが好ましく、0.1〜1.0
重量%であることがより好ましい。前記(b1)成分は
単独で又は2種類以上を組み合わせて使用される。
【0009】(b2)成分は、カルボキシル基と不飽和
二重結合を有する重合性単量体であり、例えば、アクリ
ル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸等が挙げ
られる。カルボキシル基は酸無水物基として存在しても
よく、無水マレイン酸等も使用可能である。重合性単量
体混合物(B)中のカルボキシル基と不飽和二重結合を
有する重合性単量体の配合割合は0.1〜5重量%であ
ることが好ましく、0.5〜3.0重量%であることが
より好ましい。前記(b2)成分は単独で又は2種類以
上を組み合わせて使用される。
【0010】(b3)成分は、1個の不飽和二重結合を
有する重合性単量体であり、例えば、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
イソブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル
酸ラウリル等のアルキル基の炭素数が1〜20のアクリ
ル酸アルキルエステル;アクリル酸シクロヘキシル等の
シクロアルキル基の炭素数が3〜20のアクリル酸シク
ロアルキルエステル;アクリル酸トリシクロデシル等の
トリシクロアルキル基の炭素数が5〜20のアクリル酸
トリシクロアルキルエステル;アクリル酸トリシクロデ
シロキシエチル、アクリル酸トリシクロデシロキシプロ
ピル等のトリシクロアルキル基の炭素数が5〜20、ア
ルキル基の炭素数が1〜20のアクリル酸トリシクロア
ルキルオキシアルキルエステル;メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t−
ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル
酸ラウリル等のアルキル基の炭素数が1〜20のメタク
リル酸アルキルエステル;メタクリル酸シクロヘキシル
等のシクロアルキル基の炭素数が3〜20のメタクリル
酸シクロアルキルエステル;メタクリル酸トリシクロデ
シル等のトリシクロアルキル基の炭素数が5〜20のメ
タクリル酸トリシクロアルキルエステル;メタクリル酸
トリシクロデシロキシエチル、メタクリル酸トリシクロ
デシロキシプロピル等のトリシクロアルキル基の炭素数
が5〜20、アルキル基の炭素数が1〜20のメタクリ
ル酸トリシクロアルキルオキシアルキルエステル;メタ
クリル酸アミノメチル、メタクリル酸N,N−ジメチル
アミノエチル等のアルキル基の炭素数が1〜20のメタ
クリル酸アミノアルキルエステル;スチレン、ビニルト
ルエン、α−メチルスチレン、t−ブチルスチレン等の
スチレン系単量体;塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸
ビニル、酢酸イソプロペニル、アクリル酸グリシジル、
メタクリル酸グリシジル、アクリルアミド、メタクリル
アミド等のビニル誘導体;マレイン酸ジメチルエステ
ル、マレイン酸ジエチルエステル等の不飽和二塩基酸の
ジアルキルエステル、ヒンダートアミノ基を有するアク
リル酸エステル若しくはメタクリル酸エステル、ベンゾ
トリアゾール基を有するアクリル酸エステル若しくはメ
タクリル酸エステル、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル等が挙げられる。前記成分は、単独で又は2種類
以上組み合わせて使用される。
【0011】前記重合性単量体(b3)の中では、塗膜
の仕上がり外観、耐候性、作業性等の特性の点から、ア
クリル酸アルキルエステル、アクリル酸シクロアルキル
エステル、アクリル酸トリシクロアルキルエステル、ア
クリル酸トリシクロアルキルオキシアルキルエステル、
メタクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸シクロア
ルキルエステル、メタクリル酸トリシクロアルキルエス
テル、メタクリル酸トリシクロアルキルオキシアルキル
エステルから選ばれる少なくとも1種類以上の重合性単
量体を使用することが好ましい。これらの重合性単量体
(b3)の使用量は重合性単量体配合物(B)中93.
5〜99.85重量%とすることが好ましく、96〜9
9.4重量%であることがより好ましい。
【0012】本発明の(C)成分は、重量平均分子量
(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法による標
準ポリスチレン換算値)が10,000〜200,00
0であることが好ましく、30,000〜150,00
0であることがより好ましい。重量平均分子量は10,
000未満では得られる塗料用樹脂組成物の貯蔵安定
性、ポリオレフィン素材に対する密着性が低下する傾向
があり、200,000を超えると得られる塗料用樹脂
組成物の粘度が上昇し、塗装性が低下する傾向がある。
(C)成分のガラス転移温度は0℃〜100℃の範囲内
であることが好ましく、20〜70℃の範囲内であるこ
とがより好ましい。0℃未満では乾燥性、耐溶剤性が著
しく低下し、100℃を超える場合は可とう性が著しく
低下し易くなる。ここで、(C)成分のガラス転移温度
は、「熱分析装置DSC」「SeikoInstrum
ent Inc.製品」を用いて測定した値を指称する
ものである。
【0013】本発明に用いられるポリウレタン樹脂
(D)は、重量平均分子量(ゲルパーミエーションクロ
マトグラフィー法による標準ポリスチレン換算値)が1
0,000〜60,000であることが好ましく、2
0,000〜50,000であることがより好ましい。
重量平均分子量が10,000未満では得られる塗料用
樹脂組成物の耐溶剤性が低下する傾向があり、60,0
00を超えると得られる塗料用樹脂組成物の粘度が上昇
し、塗装性が低下する傾向がある。本発明に用いられる
ポリウレタン樹脂(D)としては、市販品として、ニッ
ポラン5025、ニッポラン5135、ニッポラン51
37、ニッポラン5138、ニッポラン5196、ニッ
ポラン5199、ニッポラン5230(何れも日本ポリ
ウレタン工業株式会社製、商品名)、コートロン PU
-816LM(三洋化成工業株式会社、商品名)、SB
Uラッカー0866、デスモラック4340、デスモラ
ック4125(何れも住化バイエルウレタン工業株式会
社、商品名)などが挙げられる。これらのポリウレタン
樹脂は適宜組み合わせて用いてもよい。
【0014】本発明の塗料用樹脂組成物において、
(A)成分の配合量は、ポリオレフィン素材に対する密
着性、貯蔵安定性の点から、(A)成分、(B)成分及
び(D)成分の総量(即ち、(C)成分及び(D)成分
の総量)100重量%に対して1〜15重量%とするこ
とが好ましく、2〜10重量%とすることがより好まし
い。この配合量が1重量%未満であると得られる塗料用
樹脂組成物のポリオレフィン素材に対する密着性が低下
する傾向があり、15重量%を超えると、得られる塗料
用樹脂組成物の貯蔵安定性が低下する傾向がある。本発
明の塗料用樹脂組成物において、(B)成分の配合量
は、ポリオレフィン素材に対する密着性、耐水性及び耐
溶剤性のバランスの点から、(A)成分、(B)成分及
び(D)成分の総量(即ち、(C)成分及び(D)成分
の総量)100重量%に対して50〜89重量%とする
ことが好ましく、55〜89重量%とすることがより好
ましく、60〜88重量%とすることが更に好ましい。
この配合量が50重量%未満であると、得られる塗料用
樹脂組成物の耐水性、塗装性が低下する傾向があり、8
9重量%を超えると、得られる塗料用樹脂組成物のポリ
オレフィン素材に対する密着性及び貯蔵安定性が低下す
る傾向がある。
【0015】本発明の塗料用樹脂組成物において、
(D)成分の配合量は、ポリオレフィン素材に対する密
着性、可とう性及び耐溶剤性のバランスの点から、
(A)成分、(B)成分及び(D)成分の総量(即ち、
(C)成分及び(D)成分の総量)100重量%に対し
て10〜40重量%とすることが好ましく、15〜35
重量%とすることがより好ましい。この配合量が10重
量%未満であると、得られる塗料用樹脂組成物の可とう
性、TPO素材に対する密着性が低下する傾向があり、
40重量%を超えると、得られる塗料用樹脂組成物のポ
リオレフィン素材に対する密着性及び耐溶剤性が低下す
る傾向がある。
【0016】(B)成分中における(b1)成分の配合
量は、得られる塗料用樹脂組成物のポリオレフィン素材
に対する密着性及び得られる重合体のゲル化抑制のバラ
ンスの点から、(B)成分の総量100重量%に対し
て、0.05〜1.5重量%にすることが好ましく、
0.1〜1.0重量%とすることがより好ましい。この
配合量が0.1重量%未満であると得られる塗料用樹脂
組成物のポリオレフィン素材に対する密着性及び貯蔵安
定性が低下する傾向があり、1.5重量%を超えると、
得られる重合体が重合中にゲル化したり、又は得られる
重合体の粘度が高くなり塗装性が低下する傾向がある。
(B)成分中における(b2)成分の配合量は、得られ
る塗料用樹脂組成物の耐溶剤性点から、(B)成分の総
量100重量%に対して、0.1〜5重量%とすること
が好ましく、0.5〜3.0重量%とすることがより好
ましい。この配合量が0.1重量%未満であると得られ
る塗料用樹脂組成物の耐溶剤性が低下する傾向があり、
また、(D)成分との相溶性が低下して、貯蔵安定性が
低下する傾向がある。5重量%を超えると得られる塗料
用樹脂組成物のポリオレフィン素材に対する密着性が低
下する傾向がある。(B)成分中における(b3)成分
の配合量は、得られる塗料樹脂組成物のポリオレフィン
素材に対する密着性、耐水性、貯蔵安定性のバランスの
点から、(B)成分の総量100重量%に対して、9
3.5〜99.85重量%とすることが好ましく、96
〜99.4重量%とすることがより好ましい。この配合
量が93.5重量%未満であると、得られる塗料用樹脂
組成物の貯蔵安定性が低下する傾向があり、99.85
重量%を超えると、ポリオレフィン素材に対する密着性
及耐水性が低下する傾向がある。
【0017】本発明において、(A)成分と(B)成分
とを重合させる方法としては、通常のラジカル重合方法
を利用することができ、特にその方法が制限されるもの
ではない。前記ラジカル重合方法において、有機溶媒と
しては、例えば、芳香族系溶媒、エステル系溶媒、ケト
ン系溶媒、アルコール系溶媒等を使用することができ
る。芳香族系溶剤としては、例えば、トルエン、キシレ
ン等が挙げられ、ケトン系溶剤としては、例えば、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン等が挙げられ、エステル系溶剤としては、例え
ば、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢
酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸アミル等が挙げられ、
アルコール系溶媒としては、イソブタノール等が挙げら
れる。これらの有機溶剤は、それぞれ単独又は2種類以
上の有機溶剤を併用してもよい。
【0018】また、前記ラジカル重合法において、重合
開始剤としては、例えば、有機過酸化物、アゾビス系化
合物等を使用することができる。有機過酸化物として
は、例えば、イソブチルパーオキサイド、ラウロイルパ
ーオキサイド、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパ
ーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、ベンゾイ
ルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、
ジシクロベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキ
サイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、1,1−ビス
(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサン、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノ
ンパーオキサイド、メチルシクロヘキサノンパーオキサ
イド、ジイソブチルパーオキシジカーボネート、ビス
(2−エチルヘキシル)パーオキシジカーボネート、
2,5−ジメチル−2,5−ビス(2−エチルヘキサノ
イルパーオキシ)ヘキサン、1,1−ビス(t−ヘキシ
ルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン、1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘ
キサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロ
ヘキサン、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタ
ン、t−ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイド
ロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパ
ーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、シ
クロヘキサノンパーオキサイド、t−ブチルパーオキシ
−2−エチルヘキサノエート、1,1,3,3−テトラ
メチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、
t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、
t−ブチルパーオキシイソブチレート等が挙げられ、ア
ゾ系化合物としては、例えば、2,2′−アゾビスイソ
ブチロニトリル、ジメチルアゾジイソブチレート、2,
2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、
2,2′−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、
2,2′−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチル
バレロニトリル)、(1−フェニルエチル)アゾジフェ
ニルメタン、ジメチル−2,2′−アゾビスイソブチレ
ート、1,1′−アゾビス(1−シクロヘキサンカルボ
ニル)、2,2′−アゾビス(2,2,4−トリメチル
ペンタン)、2−フェニルアゾ−2,4−ジメチル−4
−メトキシバレロニトリル、2,2′−アゾビス(2−
メチルプロパン)等が挙げられる。
【0019】これらの重合開始剤は、単独で又は2種類
以上を組み合わせて使用することができる。重合に際し
て、前記各重合性単量体は、予め混合物とした上で反応
系に添加してもよいし、別に反応系に添加してもよく、
また、この混合物を分割して反応系に添加してもよい。
【0020】重合開始剤の使用量は、塩素化ポリオレフ
ィン系重合体(C)成分の目的とする分子量により決め
られるものであるが、通常、(B)成分の重合に使用さ
れる重合性単量体の総量に対し、0.1〜10重量%と
することが好ましい。また、必要に応じて、連鎖移動剤
を用いて分子量調整をしてもよい。連鎖移動剤として
は、例えば、n−ドデシルメルカプタン、γ−メルカプ
トプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピ
ルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルト
リエトキシシラン等が挙げられる反応温度は、70〜1
40℃が好ましく、80℃〜120℃がより好ましい。
反応時間は、1〜10時間が好ましく、2〜8時間がよ
り好ましい。反応圧力は、特に制限はなく、通常、常圧
下で行われる。
【0021】前述したように塩素化ポリオレフィン系樹
脂(A)の存在下で前記重合性単量体混合物(B)を重
合させることにより、塩素化ポリオレフィン系重合体
(C)を合成し、更に、ポリウレタン樹脂(D)を加え
て本発明の塗料用樹脂組成物を得ることできる。本発明
の塗料用樹脂組成物は、必要に応じて、無機顔料、有機
顔料等を含有するものであってもよい。無機顔料として
は、例えば、チタン白、カーボンブラック等が挙げら
れ、有機顔料としては、フタロシアニン系顔料、アゾ系
顔料等が挙げられる。これらの無機顔料、有機顔料等を
含有させる方法としては、例えば、通常の顔料分散方法
を利用することができる。これらを用いる場合、本発明
の塗料用樹脂組成物中、合計で0.5〜60重量%とす
ることが好ましい。また、本発明の塗料用樹脂組成物
は、必要に応じて各種添加剤、例えば、アルミペース
ト、可塑剤、塗膜強化用樹脂、顔料分散剤、顔料沈降防
止剤、塗面調整剤、レオロジーコントロール剤、紫外線
吸収剤、紫外線安定剤、酸化防止剤等を塗料化の際又は
塗料化後に添加することも可能である。
【0022】本発明に係る塗料用樹脂組成物は、通常の
塗装方法に従い、各種基材や物品の表面等の塗装に供す
ることができ、必要に応じ、(B)成分の重合に用いら
れる溶媒などで希釈して塗料として用いられる。塗装に
際しては、例えば、エアスプレー塗装機、エアレススプ
レー塗装機、静電塗装機、ロールコーター塗装機、浸
漬、ハケ等を用いて塗装することができる。本発明の塗
料用樹脂組成物は、ポリオレフィン系の成型品、シー
ト、フィルム等におけるポリオレフィン素材などに直接
塗装するために供することができ、プライマー、エナメ
ル塗料、メタリック塗料等として使用することができ
る。本発明の塗料用樹脂組成物は、ポリオレフィン素材
に塗布後、室温〜150℃で1〜100分間加熱乾燥す
ることが好ましい。加熱することで乾燥時間を短縮する
ことができる。加熱乾燥条件は、基材の変形温度等を考
慮して適宜選択される。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。な
お、部及び%は、それぞれ重量部及び重量%を示す。 実施例1〜4 冷却器、温度計、滴下ロート、窒素ガス吹き込み管及び
撹拌機を備えた四つ口フラスコに、塩素化ポリプロピレ
ン樹脂溶液(商品名、ハードレン14LLB、東洋化成
工業(株)製、樹脂固形分の塩素含有率27重量%、樹
脂固形分15重量%のトルエン溶液、樹脂の重量平均分
子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法によ
る標準ポリスチレン換算値)100,000)47重量
部及びキシレン30重量部を仕込み、115℃に加熱し
た。その後、表1に示す配合割合で(b1)〜(b3)
成分とt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト0.5重量部を均一溶解した混合物を調整し、115
℃に保温されている上記の四つ口フラスコ中の混合物中
に2時間で滴下し、その後同温度で1時間保温した。さ
らに、トルエン10重量部にt−ブチルパーオキシ−2
−エチルヘキサノエート0.3重量部を均一に溶解し、
その後115℃に保温されている上記の四つ口フラスコ
中に30分かけて滴下し、その後同温度で2時間保温し
た。そして、四つ口フラスコを70℃まで冷却して濃度
50重量%の塩素化ポリオレフィン系重合体((C)成
分)の溶液を得た。次に、得られた塩素化ポリオレフィ
ン系重合体((C)成分)の溶液に表1に示す(D)成
分を加え、均一に溶解し、トルエンで濃度35重量%に
なるように調整して塗料用樹脂組成物(R−1)〜(R
−4)の溶液を得た。
【0024】
【表1】
【0025】*1):東洋化成工業(株)製、商品名ハ
ードレン14LLB(樹脂固形分の塩素含有率27%、
樹脂固形分15重量%のトルエン溶液、樹脂の重量平均
分子量:100,000) *2):住化バイエルウレタン工業(株)製、商品名S
BUラッカー0866(樹脂固形分30%のメチルイソ
ブチルケトン溶液、樹脂の重量平均分子量:49,00
0) *3):住化バイエルウレタン工業(株)製、商品名デ
スモラック4340(樹脂固形分40%のキシレン/イ
ソブタノール溶液、樹脂の重量平均分子量:27,00
0) (重量平均分子量:ゲルパーミエーションクロマトグラ
フィー法による標準ポリスチレン換算値)
【0026】比較例1〜3 各成分を表2に示す配合割合で配合した以外は、前記実
施例1〜4に記載された方法に従い、塗料用樹脂組成物
(R−5)〜(R−7)の溶液を得た。
【0027】
【表2】
【0028】*1):東洋化成工業(株)製、商品名ハ
ードレン14LLB(樹脂固形分の塩素含有率27%、
樹脂固形分15重量%のトルエン溶液、樹脂の重量平均
分子量:100,000) *2):住化バイエルウレタン工業(株)製、商品名S
BUラッカー0866(樹脂固形分30%のメチルイソ
ブチルケトン溶液、樹脂の重量平均分子量:49,00
0) (重量平均分子量:ゲルパーミエーションクロマトグラ
フィー法による標準ポリスチレン換算値)
【0029】実施例1〜4及び比較例1〜3の塗料用樹
脂組成物の溶液を用いた1コートラッカー塗料の作製 前記実施例1〜4で得られた塗料用樹脂組成物(R−
1)〜(R−4)の溶液及び比較例1〜3で得られた塗
料用樹脂組成物(R−5)〜(R−7)の溶液を用い、
シンナー(トルエン/イソブタノール/ソルベッソ10
0=30/15/55の重量比で混合した溶液)で、フ
ォードカップ#4で13〜14秒/20℃になるように
希釈してクリヤー塗料とした。 (塗膜試料の作製)前記で得られたクリヤー塗料を表面
処理が施されていないポリオレフィン成型板(PP成型
板、TPO成型板)に乾燥膜厚が10〜15μmとなる
ようにスプレー塗装し、その後室温で10分間放置し
た。その後、70℃で30分乾燥し、得られた塗膜の性
能を評価した。 (評価)得られた塗膜板について、下記方法に従い、塗
料用樹脂組成物の貯蔵安定性、密着性(初期密着及び温
水処理後の密着性)、耐屈曲性、耐アルコール性、耐ガ
ソリン性を評価し、その評価結果を表3、表4に示し
た。
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】(貯蔵安定性)容量50mlのガラス容器
に実施例1〜4及び比較例1〜3で得られた各塗料用樹
脂組成物の溶液を入れ、5℃及び50℃の雰囲気で1ヶ
月間保存した。その後、樹脂組成物の状態を目視で観察
した。 (密着性(初期密着性))JIS K−5400のゴバ
ン目試験方法に従った。塗膜上にナイフで2mm間隔で
縦横各10本の線を引いて100個のゴバン目を作製
し、その上にセロファンテープを接着させ、テープを剥
がし、塗膜上に残存するゴバン目の数を測定し、下記基
準で評価した。 100/100 :○密着性が良好 51〜99/100 :△密着性がやや劣る 50/100以下 :×密着性が著しく劣る
【0033】(耐水性(温水処理後の密着性))得られ
た塗膜試験片を40℃の温水に48時間浸漬させた後、
前記初期密着性の評価方法に従って密着性を評価した。 100/100 :○密着性が良好 51〜99/100 :△密着性がやや劣る 50/100以下 :×密着性が著しく劣る (耐水性(温水処理後の塗膜外観)) ◎ :異状なし ○ :僅かにブリスタあり △ :ブリスタあり × :白化及びブリスタあり
【0034】(耐アルコール性)得られた塗膜試験片の
塗膜の上にエタノールを滴下し、直ぐに滴下したエタノ
ールをガーゼで拭き取り、塗膜外観を下記基準で評価し
た。 ◎:痕跡なし ○:僅かに痕跡あり △:塗膜が膨潤する ×:塗膜が溶解する或いはクラックが発生する (耐ガソリン性)得られた塗膜試験片の塗膜の上に日石
レギュラーガソリンを滴下し、直ぐに滴下したガーゼで
拭き取り、塗膜外観を下記基準で評価した。 ◎:痕跡なし ○:僅かに痕跡あり △:塗膜が膨潤する ×:塗膜が溶解する或いはクラックが発生する
【0035】(耐屈曲性)得られた塗膜試験片を−20
℃及び20℃の雰囲気で、直径15mmの棒に挟んで1
80°折り曲げ、屈曲部の塗膜の状態を下記基準で評価
した。 ○:割れなし △:塗膜一部破断 ×:塗膜破断
【0036】
【発明の効果】本発明の塗料用樹脂組成物は、貯蔵安定
性、密着性、耐アルコール性、耐ガソリン性、耐屈曲性
に優れ、未処理などの難塗装性ポリオレフィン素材、特
にポリプロピレン素材、ポリオレフィン系熱可塑性エラ
ストマー素材の異なるポリオレフィン素材に塗装可能な
1液型ラッカー塗料に好適である。
フロントページの続き (72)発明者 新谷 健一 茨城県鹿島郡波崎町大字砂山五番壱 日立 化成工業株式会社山崎事業所内 Fターム(参考) 4J011 PA64 PC02 4J026 AA11 AC25 BA05 BA06 BA09 BA20 BA25 BA27 BA28 BA31 BA32 BA33 BB04 DB02 DB12 DB13 FA04 GA06 4J038 CB171 CB172 CC011 CC012 CG031 CG032 CG071 CG072 CG141 CG142 CP051 CP052 CR061 CR062 DG001 DG002 GA01 GA06 GA12 MA13 MA14 NA04 NA11 NA12 NA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩素含有率50重量%以下の塩素化ポリ
    オレフィン系樹脂(A)の存在下に、(b1)2個以上
    の不飽和二重結合を有する重合性単量体、(b2)カル
    ボキシル基と不飽和二重結合を有する重合性単量体及び
    (b3)1個の不飽和二重結合を有する重合性単量体を
    必須成分として含む重合性単量体混合物(B)を重合し
    て得られる塩素化ポリオレフィン系重合体(C)と、ポ
    リウレタン樹脂(D)を含有してなる塗料用樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 塩素化ポリオレフィン系樹脂(A)、重
    合性単量体混合物(B)及びポリウレタン樹脂(D)の
    総量100重量%に対して、塩素化ポリオレフィン系樹
    脂(A)の量が1〜15重量%であり、重合性単量体混
    合物(B)の量が50〜89重量%であり、ポリウレタ
    ン樹脂(D)の量が10〜40重量%である請求項1記
    載の塗料用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 重合性単量体混合物(B)が、重合性単
    量体混合物(B)の総重量100重量%に対して、(b
    1)2個以上の重合性二重結合を有する重合性単量体を
    0.05〜1.5重量%、(b2)カルボキシル基と不
    飽和二重結合を有する重合性単量体を0.1〜5重量
    %、(b3)1個の不飽和二重結合を有する重合性単量
    体を93.5〜99.85重量%含有する請求項1又は
    2記載の塗料用樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 塩素化ポリオレフィン系重合体(C)の
    重量平均分子量が10,000〜200,000、ガラ
    ス転移温度が0〜100℃であり、ポリウレタン樹脂
    (D)の重量平均分子量が10,000〜60,000
    である請求項1、2又は3記載の塗料用樹脂組成物。
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