JP2003171419A - ガスバリア性樹脂組成物及びこれから成形されるガスバリア性フィルム - Google Patents

ガスバリア性樹脂組成物及びこれから成形されるガスバリア性フィルム

Info

Publication number
JP2003171419A
JP2003171419A JP2001369921A JP2001369921A JP2003171419A JP 2003171419 A JP2003171419 A JP 2003171419A JP 2001369921 A JP2001369921 A JP 2001369921A JP 2001369921 A JP2001369921 A JP 2001369921A JP 2003171419 A JP2003171419 A JP 2003171419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas barrier
resin composition
cross
polycarboxylic acid
based polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001369921A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiko Hori
美智子 堀
Osamu Hashimoto
橋本  修
Susumu Sakata
進 坂田
Masao Fujita
真夫 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rengo Co Ltd filed Critical Rengo Co Ltd
Priority to JP2001369921A priority Critical patent/JP2003171419A/ja
Publication of JP2003171419A publication Critical patent/JP2003171419A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J7/00Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
    • C08J7/04Coating
    • C08J7/0427Coating with only one layer of a composition containing a polymer binder
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J7/00Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
    • C08J7/04Coating
    • C08J7/048Forming gas barrier coatings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D7/00Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials
    • B05D7/02Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials to macromolecular substances, e.g. rubber
    • B05D7/04Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials to macromolecular substances, e.g. rubber to surfaces of films or sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2367/00Characterised by the use of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Derivatives of such polymers
    • C08J2367/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2433/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Derivatives of such polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高湿度下でもガスバリア性を保持し、生産性
の優れた着色の生じにくいガスバリア性フィルムを提供
することを目的とする。 【解決手段】 ポリカルボン酸系ポリマーと、カルボキ
シル基と反応する官能基を2〜4個有する架橋剤及び2
価以上の金属イオンとを反応させることによって、上記
ポリカルボン酸系ポリマーに、架橋剤による架橋部位及
び上記2価以上の金属イオンによる架橋部位を形成さ
せ、上記のポリカルボン酸系ポリマーと架橋剤との重量
比を99.9/0.1〜65/35とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスバリア性の
樹脂組成物及びこれを用いたガスバリア性フィルムに関
する。
【0002】
【従来の技術】食品や薬品の包装分野において、内容物
の品質劣化を防ぐ目的で、酸素ガスバリア性等のガスバ
リア性に優れている包装材料が使用されている。このよ
うなガスバリア性フィルムとしては、ポリ塩化ビニリデ
ンを積層したフィルム、ポリビニルアルコール系樹脂を
用いたフィルム等が知られている。特に、上記ポリ塩化
ビニリデンを積層したフィルムは、食品包装用として幅
広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ポ
リ塩化ビニリデンを積層したフィルムは、近年のダイオ
キシンをはじめとする環境問題から、使用が控えられる
傾向にある。
【0004】また、上記ポリビニルアルコール系樹脂を
用いたフィルムは、ポリビニルアルコール系樹脂が水酸
基を含有するため、高湿度下でのガスバリア性が低下す
る問題点を有する。これに対し、例えば特開平10−2
37180号公報には、ポリアルコール系樹脂とポリア
クリル酸又はポリメタクリル酸の部分中和物とをエステ
ル架橋及びイオン架橋した樹脂をコートしたフィルムが
開示されている。このフィルムは、高湿度下でのガスバ
リア性が向上するものの、エステル化反応を行うために
高温・長時間の反応が必要となり、また、生産性が問題
となる。さらに、得られるコート層が着色するという問
題点を有する。
【0005】また、特開2001−310425号公報
には、ポリアクリル酸と架橋剤成分とからなるガスバリ
ア性フィルムが開示されているが、得られるフィルムの
ガスバリア性は、必ずしも十分とはいい難い場合があ
る。
【0006】そこで、この発明は、高湿度下でもガスバ
リア性を保持し、生産性の優れた着色の生じにくいガス
バリア性フィルムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、ポリカルボ
ン酸系ポリマーと、カルボキシル基と反応する官能基を
2〜4個有する架橋剤及び2価以上の金属イオンとを反
応させることによって、上記ポリカルボン酸系ポリマー
に、架橋剤による架橋部位及び上記2価以上の金属イオ
ンによる架橋部位を形成させ、上記のポリカルボン酸系
ポリマーと架橋剤との重量比を99.9/0.1〜65
/35とすることにより、上記の課題を解決したのであ
る。
【0008】特定の架橋剤によってポリカルボン酸系ポ
リマーに架橋部位を設けるので、得られる樹脂組成物の
耐熱水性を向上させることができる。また、2価以上の
金属イオンによってポリカルボン酸系ポリマーに架橋部
位を設けるので、得られる樹脂組成物の耐熱水性をより
向上させることができると共に、高湿度下でのガスバリ
ア性を向上させることができる。
【0009】さらに、特定の架橋剤の使用量を所定範囲
とするので、最終的に得られる樹脂組成物の外観を損な
うことなく高湿度下でのガスバリア性を高めることがで
きる。さらにまた、特定の架橋剤を用いることで反応条
件をエステル化反応に比べて温和な条件で行うことがで
き、生産性を向上させることができる。また、特定の架
橋剤と2価以上の金属イオンによって架橋させるので、
生産性の向上と共に、耐熱水性とガスバリア性をさらに
向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下において、この発明について
詳細に説明する。この発明にかかるガスバリア性樹脂組
成物は、ポリカルボン酸系ポリマーと架橋剤及び2価以
上の金属イオンとを反応させることによって、上記ポリ
カルボン酸系ポリマーに、架橋剤による架橋部位及び上
記2価以上の金属イオンによる架橋部位を形成させた組
成物である。
【0011】上記ポリカルボン酸系ポリマーとしては、
ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリマレイン酸、
ポリイタコン酸、アクリル酸−メタクリル酸コポリマー
等のカルボキシル基を有するモノマーの単独重合体又は
共重合体をいう。また、上記のポリアクリル酸、ポリメ
タクリル酸、アクリル酸−メタクリル酸コポリマー等の
カルボキシル基を有するモノマーの単独重合体又は共重
合体の部分中和物等があげられる。この中でも、ポリア
クリル酸、ポリメタクリル酸及びそれらの中和物が好適
である。
【0012】上記のカルボキシル基を有するモノマーの
単独重合体又は共重合体を部分中和するためのアルカリ
性物質としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化リチウム等の水酸化金属塩、アンモニア等があげ
られる。上記の部分中和物は、ポリカルボン酸系ポリマ
ー水溶液へ上記水酸化金属塩を添加し、反応させること
により得られる。
【0013】上記部分中和物の中和度は、特に限定され
ないが、カルボキシル基に対するモル比で2〜30%が
好ましく、5〜20%がより好ましい。2%より少ない
と、架橋剤との反応性が低下し、生産性が低下する傾向
がある。一方、30%より多いと、架橋剤との反応点自
体が少なくなり、最終的な樹脂組成物のガスバリア性が
低下する傾向がある。
【0014】上記ポリカルボン酸系ポリマーの重量平均
分子量は、特に限定されないが、2000〜500,0
00が好ましく、20,000〜400,000がより
好ましい。2000より小さいと、最終的に得られる樹
脂組成物のガスバリア性が悪くなる傾向がある。一方、
500,000より大きいと、水溶液とした場合の粘度
が高くなりすぎるため好ましくない。
【0015】上記架橋剤とは、カルボキシル基と容易に
反応する官能基を2〜4個有する化合物をいい、上記ポ
リカルボン酸系ポリマーに架橋部位を形成させるものを
いう。カルボキシル基と反応する官能基が2個以上なの
で、複数のポリカルボン酸系ポリマーのポリマー鎖に対
して架橋反応させることができる。また、カルボキシル
基と反応する官能基が4個以下なので、上記架橋剤自体
の分子量があまり高くなく、架橋反応時の反応温度をよ
り低くすることができる。
【0016】この架橋剤としては、官能基を2〜4個有
するイソシアネート化合物、エポキシ化合物、尿素化合
物、アミン化合物、カルボジイミド化合物、アミノ酸化
合物等があげられる。この中でも、イソシアネート化合
物、エポキシ化合物、尿素化合物、アミン化合物が好適
である。これらは、少なくとも1種が使用され、1種の
みの使用であっても、2種以上を併用してもよい。
【0017】上記イソシアネート化合物の具体例として
は、ブロック化イソシアネート化合物(例えば第一工業
製薬(株)社製、商品名 エラストロンBNシリーズ)、
トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、4,4’−メチレンビ
スシクロヘキシルジイソシアネート、イソホロンジイソ
シアネートなどがあげられ、ブロック化イソシアネート
化合物が好適に用いられる。
【0018】上記エポキシ化合物の具体例としてはエチ
レングリコールジグリシジルエーテル、ジエチレングリ
コールジグリシジルエーテル、トリエチレングリコール
ジグリシジルエーテル、テトラエチレングリコールジグ
リシジルエーテル、ノナエチレングリコールジグリシジ
ルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテ
ル、ジプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ト
リプロピレングリコールジグリシジルエーテル、1,6
ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ネオペンチル
グリコールジグリシジルエーテル、グリセロールジグリ
シジルエーテルなどのジグリシジルエーテル類、グリセ
ロールトリグリシジルエーテルなどのトリグリシジルエ
ーテル類、ペンタエリスリトールテトラグリシジルエー
テルなどのテトラグリシジルエーテル類などがあげら
れ、エチレングリコールジグリシジルエーテルが好適に
用いられる。
【0019】上記尿素化合物の具体例としては、尿素が
あげられ、これが好適に用いられる。また、上記アミン
化合物の具体例としては、エチレンジアミン、トリメチ
レンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、プロピレンジア
ミン、1,7−ジアミノヘプテン、1,8−ジアミノオ
クタン、1,9−ジアミノノナン、1,10−ジアミノ
デカン、o−,m−,p−フェニレンジアミン、トリレ
ンジアミン、ジフェニリン、4,4−ジアミノジフェニ
ルエーテルなどのジアミン類、メラミン、パラロイコア
ニリンなどのトリアミン類、テトラアミノビフェニルな
どのテトラアミン類などがあげられる。
【0020】上記カルボジイミド化合物の具体例として
は、シアナミド、ジシクロヘキシルカルボジイミドなど
があげられる。また、上記アミノ酸化合物の具体例とし
ては、リシン、アルギニンなどがあげられる。
【0021】上記の架橋剤に加え、上記ポリカルボン酸
系ポリマーと架橋剤との反応性を高めるために、触媒な
どを適宜添加することができる。
【0022】上記のポリカルボン酸系ポリマーと架橋剤
との重量比は、ポリカルボン酸系ポリマー/架橋剤=9
9.9/0.1〜65/35がよく、99/1〜80/
20が好ましい。架橋剤が0.1重量%より少ないと、
樹脂組成物の耐水性が低くなる。一方、30重量%より
高いと、最終製品のガスバリア性が低下する傾向があ
る。
【0023】上記の2価以上の金属イオンとは、上記ポ
リカルボン酸系ポリマーのカルボキシル基とイオン結合
を形成し、2価以上の正イオンを有するものである。こ
の金属イオンは、2価以上の正イオンを有するので、2
つ以上のカルボキシル基とイオン結合を形成することが
でき、上記カルボン酸系ポリマーに架橋部位を形成させ
ることができる。
【0024】上記2価以上の金属イオンとしては、マグ
ネシウムイオン、カルシウムイオン、バリウムイオン、
亜鉛イオン、銅イオン、コバルトイオン、ニッケルイオ
ン、アルミニウムイオン、鉄イオン等があげられる。こ
の中でも、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、バ
リウムイオンが好適に用いられる。これらは、少なくと
も1種が使用され、1種のみの使用であっても、2種以
上を併用してもよい。
【0025】上記2価の金属イオンは、アルカリ性水溶
液の状態で使用されるのがよい。この状態で使用する
と、金属イオンとカルボキシル基の対イオンとの交換反
応が進み、イオン架橋部位が形成され、組成物が安定す
る。このアルカリ水溶液としては、金属塩の水酸化物等
の水溶液があげられ、アルコール等を含むアルコール性
水溶液を用いてもよい。具体的には、水酸化マグネシウ
ム水溶液、水酸化カルシウム水溶液、水酸化バリウム水
溶液等が好適に用いられる。
【0026】上記のガスバリア性樹脂組成物は、ポリカ
ルボン酸系ポリマーに架橋剤を反応させ、次いで、2価
以上の金属イオンのアルカリ性水溶液を反応させること
により製造することができる。上記の架橋剤との反応に
おける反応条件は、架橋剤の種類にもよるが、100〜
230℃で、1秒〜60分間が好ましい。
【0027】また、上記の2価以上の金属イオンとの反
応は、ポリカルボン酸系ポリマーと架橋剤との架橋反応
物に上記の2価以上の金属イオンの水溶液を塗布した
り、上記架橋物を上記の2価以上の金属イオンの水溶液
に浸漬することによって行われる。このときの反応条件
は、10〜120℃で、1秒〜60分間が好ましい。
【0028】上記のガスバリア性樹脂組成物の成形は、
ポリカルボン酸系ポリマーに架橋剤を混合した段階まで
で行うのがよい。加熱してポリカルボン酸系ポリマーと
架橋剤との架橋反応を行って架橋部位を形成させると、
成形が困難となる場合が多いからである。
【0029】上記ポリカルボン酸系ポリマーと架橋剤と
の混合液の調製は、各成分を水に溶解させる方法、各成
分の水溶液を混合する方法等が適用できる。また、水以
外にアルコール等の溶剤、水/アルコール等の混合溶媒
を用いてもよい。
【0030】成形方法としては、上記混合液を、Tダイ
等から押し出して加熱することにより、膜状に成形して
フィルムとする方法、上記混合液をガラス板やプラスチ
ックフィルム等へ流延して膜状に成形する方法、上記混
合液を基材の少なくとも片面に塗工して加熱することに
より、フィルムを基材に積層した積層体を製造する方
法、上記混合液を基材の原料樹脂と共押出しながら加熱
することにより、フィルムを基材に積層した積層体を製
造する方法、上記のTダイ等から押し出し、加熱して得
られたフィルムを基材に接合することにより、フィルム
を基材に積層した積層体を製造する方法等があげられ
る。
【0031】得られたフィルム又は積層体の上記混合液
塗布層側に、2価以上の金属イオンの水溶液を塗布した
り、上記フィルム又は積層体を上記の2価以上の金属イ
オンの水溶液に浸漬して反応させることにより、2価以
上の金属イオンによる架橋部位を形成させ、ガスバリア
性を有するフィルム又は積層体が得られる。
【0032】上記基材としては、上記ガスバリア性樹脂
組成物を積層することにより積層体全体にガスバリア性
が付与されるものであれば特に限定されるものではな
く、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリオレフィン系樹脂等の合成樹脂や、セロハン、紙等
のセルロース材料等があげられる。また、上記基材の形
状としては、フィルム状、シート状、各種容器等の成形
体等、任意の形状を採用することができる。
【0033】この発明において、上記のポリカルボン酸
系ポリマーと架橋剤とを含む溶液中に、水膨潤性のバー
ミキュライトやモンモリロナイトなどの無機平板状粒子
を添加することができる。これを成形することによっ
て、最終的なガスバリア性組成物の性能を更に高めるこ
とができる。
【0034】
【実施例】以下に実施例及び比較例をあげてこの発明を
さらに具体的に説明する。まず、使用した物質について
下記に示す。 ・ポリアクリル酸:和光純薬工業(株)製、試薬一級、重
量平均分子量約25万 ・イソシアネート化合物:エラストロンBN−11(第
一工業製薬(株)製)(表1において、「イソシアネー
ト」と略する。) ・エポキシ化合物:エチレングリコールジグリシジルエ
ーテル(キシダ化学(株)製;試薬)(表1において、
「エポキシ」と略する。) ・尿素化合物:尿素(片山化学工業(株)製;試薬) ・PVA:ポリビニルアルコール(和光純薬工業(株)
製;ポリビニルアルコール1000、完全ケン化型)
(表1において、「PVA」と略する。) ・デンプン:溶性デンプン(キシダ化学(株)製;試薬)
【0035】[ポリアクリル酸の部分中和物の調製]ポ
リアクリル酸をイオン交換水に固形分3重量%となるよ
うに溶解した。ポリアクリル酸のカルボキシル基に対し
て、10モル%の水酸化ナトリウムを添加し、中和度1
0%のポリアクリル酸部分中和物(以下、「PAA−N
a」と略する。)を調製した。
【0036】(実施例1〜12)上記のPAA−Naの
固形分に対して表1に示す配合比となるように架橋剤を
混合した。これらの混合水溶液を延伸ポリエステルフィ
ルム(東洋紡績(株)製:E5100、厚さ:12μm)
のコロナ処理面に乾燥後の塗膜厚みが1μmとなるよう
に、メイヤーバーで塗工した。100℃で2分間乾燥
後、表1に記載の熱処理温度で15分間、熱風乾燥機中
で熱処理を行った。次いで、表1に示す金属イオン水酸
化物(和光純薬工業(株)製;試薬)の0.2重量%水溶
液に30分間浸漬処理を行い、水洗後、100℃で2分
間乾燥し、積層体フィルムを得た。得られた積層体フィ
ルムを用いて、下記の方法にしたがって、酸素透過度、
耐熱水性、及び外観について測定又は判断をした。
【0037】[酸素透過度]酸素透過試験器(Mode
rn Contorol社製;OX−TRAN2/2
0)により、対象のフィルムの23℃、相対湿度80%
の雰囲気下における酸素透過度を測定した。なお、酸素
透過度は、フィルムの厚みやガスバリア性樹脂組成物層
の厚み等によって変化するので、下記の式にしたがっ
て、ガスバリア性樹脂組成物層1μmあたりの酸素透過
度を算出した。 1/Ptotal=1/Psample+1/Pbase 上記式において、Ptotalは測定結果を、Psampleはガ
スバリア性樹脂組成物層の酸素透過度を、Pbaseは基材
フィルムの酸素透過度を示す。
【0038】[耐熱水性]80℃の温水中に、対象のフ
ィルムを30分間浸漬し、ガスバリア性樹脂組成物層の
重量減少を測定した。その結果を、下記の基準で評価し
た。 ○:重量の残存率が100% △:重量の残存率が50%以上100%未満 ×:重量の残存率が50%未満
【0039】[外観]対象のフィルムの外観を下記の基
準で評価した。 ○:基材フィルムのみと比較して差なし ×:着色する ××:ガスバリア性樹脂組成物層が剥離・膨潤する
【0040】(比較例1〜5)架橋剤としてPVAまた
はデンプンを用い、表1に記載の配合比を用いた以外
は、実施例2と同様にして積層体フィルムを得た。得ら
れた積層体フィルムを用いて、上記の方法にしたがっ
て、酸素透過度、耐熱水性、及び外観について測定又は
判断をした。
【0041】(比較例6)ポリアクリル酸の部分中和物
と架橋剤の配合比を60/40とした以外は、実施例2
と同様にして積層体フィルムを得た。得られた積層体フ
ィルムを用いて、上記の方法にしたがって、酸素透過
度、耐熱水性、及び外観について測定又は判断をした。
【0042】(比較例7)熱処理温度を200℃とし、
金属イオン水酸化物を用いて架橋部位を形成しなかった
以外は、実施例4と同様にして積層体フィルムを得た。
得られた積層体フィルムを用いて、上記の方法にしたが
って、酸素透過度、耐熱水性、及び外観について測定又
は判断をした。
【0043】(比較例8)架橋剤を用いず、熱処理も行
わない以外は、実施例2と同様にして積層体フィルムを
得た。得られた積層体フィルムを用いて、上記の方法に
したがって、酸素透過度、耐熱水性、及び外観について
測定又は判断をした。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】この発明にかかるガスバリア性樹脂組成
物及びこれから得られるフィルム又は積層体は、架橋剤
によってポリカルボン酸系ポリマーに架橋部位を設ける
ので、得られる架橋されたポリカルボン酸系ポリマーの
耐熱水性を向上させることができる。
【0046】また、2価以上の金属イオンによってポリ
カルボン酸系ポリマーに架橋部位を設けるので、耐熱水
性をより向上させることができると共に、高湿度下での
ガスバリア性を向上させることができる。
【0047】さらに、架橋剤の使用量を所定範囲とする
ので、最終的に得られる樹脂組成物の外観を損なうこと
なく高湿度下でのガスバリア性を高めることができる。
【0048】さらにまた、特定の架橋剤を用いることで
反応条件をエステル化反応に比べて温和な条件で行うこ
とができ、生産性を向上させることができる。また、特
定の架橋剤と2価以上の金属イオンによって架橋させる
ので、生産性の向上と共に、耐熱水性とガスバリア性を
さらに向上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 進 大阪市福島区大開4丁目1番186号 レン ゴー株式会社中央研究所内 (72)発明者 藤田 真夫 大阪市福島区大開4丁目1番186号 レン ゴー株式会社中央研究所内 Fターム(参考) 4F071 AA08 AA29 AA32 AA36 AB18 AC12 AC19 AE02 AF08 AH04 BA02 BB07 BC01 4F100 AH03B AH08B AJ06A AK03A AK25B AK41A AK46A AT00A BA02 CA02B GB15 JD02 JD02B JJ03 4J100 AJ02P AJ08P AJ09P HA53 HB39 HC39 HC43 HC47 HC51 HC54 HC57 JA59

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカルボン酸系ポリマーと、カルボキ
    シル基と反応する官能基を2〜4個有する架橋剤及び2
    価以上の金属イオンとを反応させることによって、上記
    ポリカルボン酸系ポリマーに、架橋剤による架橋部位及
    び上記2価以上の金属イオンによる架橋部位を形成さ
    せ、上記のポリカルボン酸系ポリマーと架橋剤との重量
    比を99.9/0.1〜65/35としたガスバリア性
    樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 上記架橋剤が、官能基を2〜4個有する
    イソシアネート化合物、エポキシ化合物、尿素化合物、
    アミン化合物、カルボジイミド化合物、アミノ酸化合物
    から選ばれた少なくとも1種である請求項1に記載のガ
    スバリア性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 上記2価以上の金属イオンが、マグネシ
    ウムイオン、カルシウムイオン、バリウムイオンから選
    ばれた少なくとも1種である請求項1又は2に記載のガ
    スバリア性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 上記ポリカルボン酸系ポリマーが、ポリ
    アクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸又はポ
    リメタクリル酸の部分中和物から選ばれた少なくとも1
    種である請求項1又は2に記載のガスバリア性樹脂組成
    物。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のガス
    バリア性樹脂組成物から成形されるガスバリア性フィル
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれかに記載のガス
    バリア性樹脂組成物を基材の少なくとも片面に塗工した
    ガスバリア性フィルム。
  7. 【請求項7】 上記基材が、ポリエステル系樹脂、ポリ
    アミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂から選ばれた少な
    くとも1種である請求項6に記載のガスバリア性フィル
    ム。
  8. 【請求項8】 上記基材が、セルロース材料からなる請
    求項6に記載のガスバリア性フィルム。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8のいずれかに記載のガス
    バリア性フィルムを積層したガスバリア性積層体。
  10. 【請求項10】 ポリカルボン酸系ポリマーに架橋剤を
    反応させ、次いで、2価以上の金属イオンのアルカリ性
    水溶液を反応させるガスバリア性樹脂組成物の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 ポリカルボン酸系ポリマーに架橋剤を
    反応させると共に、膜状に成形し、次いで、2価以上の
    金属イオンのアルカリ性水溶液を反応させるガスバリア
    性フィルムの製造方法。
JP2001369921A 2001-12-04 2001-12-04 ガスバリア性樹脂組成物及びこれから成形されるガスバリア性フィルム Pending JP2003171419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001369921A JP2003171419A (ja) 2001-12-04 2001-12-04 ガスバリア性樹脂組成物及びこれから成形されるガスバリア性フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001369921A JP2003171419A (ja) 2001-12-04 2001-12-04 ガスバリア性樹脂組成物及びこれから成形されるガスバリア性フィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003171419A true JP2003171419A (ja) 2003-06-20

Family

ID=19179234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001369921A Pending JP2003171419A (ja) 2001-12-04 2001-12-04 ガスバリア性樹脂組成物及びこれから成形されるガスバリア性フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003171419A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007037044A1 (ja) * 2005-09-28 2007-04-05 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. ガスバリア材及びその製造方法並びにガスバリア性包装材
WO2008084802A1 (ja) 2007-01-11 2008-07-17 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. ガスバリア材形成用組成物、ガスバリア材及びその製造方法並びにガスバリア性包装材
JP2008169303A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Toyo Seikan Kaisha Ltd ガスバリア材形成用組成物、ガスバリア材及びその製造方法並びにガスバリア性包装材
JP2008238475A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Kureha Corp ガスバリア性成形体、塗液および塗液を用いたガスバリア性成形体の製造方法
JP2008280452A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Toyo Seikan Kaisha Ltd ガスバリア材形成用組成物、ガスバリア材及びその製造方法並びにガスバリア性包装材
WO2010001836A1 (ja) 2008-06-30 2010-01-07 東洋製罐株式会社 ガスバリア性積層体の製造方法
JP2010111410A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Kuraray Co Ltd 縦製袋充填シール袋
JP2010125748A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Kuraray Co Ltd 真空包装袋
JP2010126212A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Kuraray Co Ltd 容器用蓋材
JP2010143591A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Kuraray Co Ltd スパウト付きパウチ
JP2010155614A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Kuraray Co Ltd 紙容器
JP2010234670A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kuraray Co Ltd 成形体
WO2011040540A1 (ja) 2009-10-02 2011-04-07 東洋製罐株式会社 ガスバリア性積層体及びその製造方法
KR20140057581A (ko) 2011-09-05 2014-05-13 미쓰이 가가쿠 토세로 가부시키가이샤 가스 배리어 필름
TWI465338B (zh) * 2007-03-01 2014-12-21 Tohcello Co Ltd Gas barrier laminates
US9132613B2 (en) 2010-12-24 2015-09-15 Toyo Seikan Group Holdings, Ltd. Gas barrier laminate and method of producing the same
US9528006B2 (en) 2009-12-25 2016-12-27 Toyo Seikan Kaisya, Ltd. Coating composition for undercoating
CN111465664A (zh) * 2017-12-20 2020-07-28 Dic株式会社 蒸镀膜用涂敷剂、阻气性膜和包装材料
CN114849491A (zh) * 2022-04-25 2022-08-05 浙江工业大学 基于酸碱溶液后处理的超高气体阻隔的薄膜复合聚酰胺全热交换膜及其制备方法

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007037044A1 (ja) * 2005-09-28 2007-04-05 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. ガスバリア材及びその製造方法並びにガスバリア性包装材
KR101512862B1 (ko) * 2007-01-11 2015-04-16 도요세이칸 그룹 홀딩스 가부시키가이샤 가스 배리어재 형성용 조성물, 가스 배리어재 및 그 제조방법 및 가스 배리어성 포장재
JP2008169303A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Toyo Seikan Kaisha Ltd ガスバリア材形成用組成物、ガスバリア材及びその製造方法並びにガスバリア性包装材
US20100015449A1 (en) * 2007-01-11 2010-01-21 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Composition for forming gas-barrier material, gas-barrier material, a method of producing the same, and gas-barrier packing material
WO2008084802A1 (ja) 2007-01-11 2008-07-17 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. ガスバリア材形成用組成物、ガスバリア材及びその製造方法並びにガスバリア性包装材
CN101595151B (zh) * 2007-01-11 2013-09-11 东洋制罐株式会社 阻气材料形成用组合物、阻气材料及其制造方法以及阻气性包装材料
US8211519B2 (en) * 2007-01-11 2012-07-03 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Composition for forming gas-barrier material, gas-barrier material, a method of producing the same, and gas-barrier packing material
TWI465338B (zh) * 2007-03-01 2014-12-21 Tohcello Co Ltd Gas barrier laminates
JP2008238475A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Kureha Corp ガスバリア性成形体、塗液および塗液を用いたガスバリア性成形体の製造方法
JP2008280452A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Toyo Seikan Kaisha Ltd ガスバリア材形成用組成物、ガスバリア材及びその製造方法並びにガスバリア性包装材
WO2010001836A1 (ja) 2008-06-30 2010-01-07 東洋製罐株式会社 ガスバリア性積層体の製造方法
US9266309B2 (en) 2008-06-30 2016-02-23 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Method of producing gas-barrier laminated member
KR20110040752A (ko) 2008-06-30 2011-04-20 도요 세이칸 가부시키가이샤 가스 배리어성 적층체의 제조 방법
JP2010111410A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Kuraray Co Ltd 縦製袋充填シール袋
JP2010125748A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Kuraray Co Ltd 真空包装袋
JP2010126212A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Kuraray Co Ltd 容器用蓋材
JP2010143591A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Kuraray Co Ltd スパウト付きパウチ
JP2010155614A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Kuraray Co Ltd 紙容器
JP2010234670A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kuraray Co Ltd 成形体
WO2011040540A1 (ja) 2009-10-02 2011-04-07 東洋製罐株式会社 ガスバリア性積層体及びその製造方法
US8722193B2 (en) 2009-10-02 2014-05-13 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Gas barrier laminate and a method of producing the same
US9528006B2 (en) 2009-12-25 2016-12-27 Toyo Seikan Kaisya, Ltd. Coating composition for undercoating
US9132613B2 (en) 2010-12-24 2015-09-15 Toyo Seikan Group Holdings, Ltd. Gas barrier laminate and method of producing the same
KR20140057581A (ko) 2011-09-05 2014-05-13 미쓰이 가가쿠 토세로 가부시키가이샤 가스 배리어 필름
CN111465664A (zh) * 2017-12-20 2020-07-28 Dic株式会社 蒸镀膜用涂敷剂、阻气性膜和包装材料
CN111465664B (zh) * 2017-12-20 2022-01-07 Dic株式会社 蒸镀膜用涂敷剂、阻气性膜和包装材料
CN114849491A (zh) * 2022-04-25 2022-08-05 浙江工业大学 基于酸碱溶液后处理的超高气体阻隔的薄膜复合聚酰胺全热交换膜及其制备方法
CN114849491B (zh) * 2022-04-25 2023-09-05 浙江工业大学 基于酸碱溶液后处理的超高气体阻隔的薄膜复合聚酰胺全热交换膜及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003171419A (ja) ガスバリア性樹脂組成物及びこれから成形されるガスバリア性フィルム
JP3856718B2 (ja) ガスバリア性樹脂組成物及びこれから成形されるガスバリア性フィルム
US5560988A (en) Gas barrier laminate and production process thereof
KR100523192B1 (ko) 가스 배리어성 필름
CN101990494B (zh) 阻气性层压体及其制备方法
JP2015150836A (ja) ガスバリア積層体
JP2006176758A (ja) 水溶性樹脂組成物、これを用いたガスバリアフィルム及び包装材料
WO2007125741A1 (ja) コーティング液、それを用いたガスバリア性フィルム、ガスバリア性積層体及びガスバリア性多層フィルム、並びにそれらの製造方法
JP2002241671A (ja) ガスバリア性コート剤およびガスバリア性被膜並びにガスバリア性フィルム及びその製造方法
JP4573959B2 (ja) ガスバリア性コート剤、それを用いたガスバリア性フィルム、およびその製造方法
JPWO2007020794A1 (ja) ガスバリア性フィルム及びその製造方法
JP2001310425A (ja) ガスバリア性フィルム
JP2005125693A (ja) ガスバリア性積層フィルム
TWI465338B (zh) Gas barrier laminates
JP3759900B2 (ja) ガスバリア性樹脂組成物及びこれから成形されるガスバリア性フィルム
JP2832876B2 (ja) 複合蒸着フィルム及びその製造方法
JP4689780B2 (ja) ガスバリア性フィルムおよびその製造方法
JP4915097B2 (ja) ガスバリア性積層体及びその製造方法
JP2002240207A (ja) ガスバリア性フィルム
JP3999953B2 (ja) ガスバリア性積層フィルム
JP4302260B2 (ja) ガスバリア性フィルム
JP4783001B2 (ja) ガスバリア性組成物および積層材料
WO2007125742A1 (ja) コーティング液、それを用いたガスバリア性フィルム、ガスバリア性積層体及びガスバリア性多層フィルム、並びにそれらの製造方法
JP2004018650A (ja) ガスバリア性組成物、コート剤およびフィルム
JP2001164174A (ja) ガスバリア性コート剤およびガスバリア性フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060822