JP2003171076A - エレベータの運転制御装置 - Google Patents

エレベータの運転制御装置

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JP2003171076A
JP2003171076A JP2001373075A JP2001373075A JP2003171076A JP 2003171076 A JP2003171076 A JP 2003171076A JP 2001373075 A JP2001373075 A JP 2001373075A JP 2001373075 A JP2001373075 A JP 2001373075A JP 2003171076 A JP2003171076 A JP 2003171076A
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car
door
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elevator
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Hisatoku Fukai
久徳 深井
Seiji Kawanishi
清司 川西
Kuni Shoji
久仁 庄司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータの利用を所定の利用者のみに制限
できるとともに、所定の利用者のみがドアの制御を任意
に行なえるエレベータの運転制御装置の提供。 【解決手段】 利用者が1階で呼び登録無線送信部1を
操作すると、1階の乗り場無線受信部23aからの信号
に応じてデータ処理部25が1階へのかご呼び登録指令
を出力するとともに、ドア制御部22に対しドアの開動
作を抑止するドア開抑止指令を出力する。次に、かごが
1階で待機中に、利用者が呼び登録無線送信部1を再度
操作すると、乗り場無線受信部23aからの信号に基づ
いてデータ処理部25でかごが当該階床と同一階床にあ
ることを確認した後にドアを開く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの利用
時に乗り場でのかご呼び登録やかご内でのかご行先階登
録を行なうエレベータの運転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、集合住宅、公共ビルや病院などの
公共の場で用いられるエレベータにあっては、視覚障害
者等のためのリモコン操作による呼び登録方法などがい
くつか提案されており、例えば特開平9−12232号
公報に記載されているように、視覚障害者が携行する杖
にエレベータのリモコン操作機能を内蔵し、その操作に
あわせて音声による案内を行なうことにより、視覚障害
者がエレベータの点字銘板を読まずにエレベータの呼び
登録を行なえるものがある。
【0003】また近年、ビルやマンション等に設置され
るエレベータでは、エレベータに係る犯罪の数が増え続
けているため、エレベータ自体にもさまざまな防犯対策
としての機能が要求されてきている。このような世情の
変化の中にあって、例えば特開平6−345341号公
報に記載されているように、マンションなどの集合住宅
において入居者の持つリモコン操作装置でのみかご呼び
登録を可能とし、入居者以外のかご呼び登録を制限する
ものも提案されている。この従来技術では、例えば外来
者が入居者に対してかご内で犯罪を犯すことを極力防止
できるとともに、エレベータの使い勝手も向上させるこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来技術にあって、特開平6−345341号公報に記載
されているものでは、乗り場およびかご内でのかご呼び
登録を制限することができるが、入居者がリモコン操作
で乗り場で呼び登録を行なうと、この乗り場にかごが呼
び寄せられて到着すると同時に自動的にドアを開けてし
まう。このため、例えば、マンションの地下駐車場のよ
うに比較的広くて暗い場所にエレベータ乗り場が設けら
れており、この乗り場から比較的離れた場所から入居者
がリモコン操作で乗り場呼び登録を行なう場合、かごが
既にその乗り場で待機していた際にエレベータは即座に
ドア開動作を行なうので、このとき、前記の乗り場付近
で待機していた不審者が、入居者も気付かないうちにか
ご内に侵入してしまったり、あるいは入居者の代わりに
入居者の行先階まで走行してしまうという懸念がある。
【0005】本発明は、上記のような従来技術における
実情に鑑みなされたもので、その目的は、エレベータの
利用を所定の利用者のみに制限できるとともに、ドアが
開かない状態でかごを階床の乗り場に待機させることの
できるエレベータの運転制御装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係わる発明は、エレベータのド
アの開閉を制御するドア制御部と、複数の階床間を昇降
するかごの運行を制御するかご運行制御部と、前記かご
呼び登録指令およびあらかじめ設定されるID番号を出
力する呼び登録無線送信部と、前記階床の乗り場にそれ
ぞれ設けられ、前記呼び登録無線送信部からの出力信号
に応じて前記かごを当該階床の乗り場まで呼び寄せる乗
り場呼び寄せ信号を出力する乗り場無線受信部と、前記
かごに設けられ、前記呼び登録無線送信部からの出力信
号に応じて前記かごの行先階を登録する行先階登録信号
を出力するかご内無線受信部と、前記乗り場呼び寄せ信
号および行先階登録信号を含む種々のデータを処理する
データ処理部と、前記ID番号および各ID番号に対応
する行先階を記憶するID番号・行先階記憶部とを備え
たエレベータの運転制御装置において、前記データ処理
部が、前記乗り場無線受信部から出力される乗り場呼び
寄せ信号を受信した場合、当該階床の乗り場へのかご呼
び登録指令を前記かご運行制御部へ出力するとともに、
前記ドア制御部に対して前記ドアの開動作を抑止するド
ア開抑止指令を出力する構成にしてある。
【0007】このように構成した発明の請求項1に係わ
る発明では、所定の利用者、例えばマンションの入居者
が呼び登録無線送信部により当該階床の乗り場にかごを
呼び寄せる操作を行なうと、呼び登録無線送信部から呼
び登録信号およびID番号が出力されるので、当該階床
の乗り場に設けられる乗り場無線受信部で前記の呼び登
録信号およびID番号を受信して、かごを当該階床の乗
り場まで呼び寄せる乗り場呼び寄せ信号をデータ処理部
へ出力する。次いで、このデータ処理部が当該階床の乗
り場へのかご呼び登録指令をかご運行制御部へ出力する
とともに、ドア制御部に対してドアの開動作を抑止する
ドア開抑止指令を出力するので、かご運行制御部の制御
によりかごを当該階床の乗り場に運行した後、ドア制御
部の制御によりドアの開動作を抑止する。これによっ
て、エレベータの利用を所定の利用者のみに制限できる
とともに、ドアが開かない状態でかごを階床の乗り場に
待機させることができる。
【0008】また、本発明の請求項2に係わる発明は、
請求項1に係わる発明において、前記データ処理部が、
前記かごが当該階床の乗り場で待機中に、前記乗り場無
線受信部から再び乗り場呼び寄せ信号を受信したとき、
この乗り場呼び寄せ信号に基づいて前記かごが当該階床
と同一階床にあることを確認して前記ドアを開くドア開
指令を出力する構成にしてある。
【0009】このように構成した発明の請求項2に係わ
る発明では、かごが当該階床の乗り場で待機するとき、
所定の利用者、例えばマンションの入居者が呼び登録無
線送信部を再度作動させると、この呼び登録無線送信部
から再び出力される呼び登録信号およびID番号を、当
該階床の乗り場に設けられる乗り場無線受信部で受信し
て、この乗り場無線受信部から再出力される乗り場呼び
寄せ信号に基づいて、データ処理部によりかごが当該階
床と同一階床にあることを確認した後、ドア開指令を出
力してドアを開く。これによって、マンションの入居者
が待機する当該階床の乗り場でのみドアを開けることが
でき、マンションの入居者がかごに不審者と同乗するこ
とや、不審者がエレベータを利用することを防止でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータの運転
制御装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態に係るエレベー
タの運転制御装置を示すブロック図、図2は図1の運転
制御装置によりエレベータの運転制御を行なう際の処理
手順を表わすフローチャートである。
【0012】図1に示す本実施形態の運転制御装置は、
あらかじめ認められた所定の利用者、例えばマンション
の入居者などがエレベータ利用の際に携行する呼び登録
無線送信部1と、図示しないエレベータ本体に設けられ
る制御体2とからなっている。
【0013】呼び登録無線送信部1は、利用者の操作を
検出して演算手段12に信号を伝送する入力手段11
と,この入力手段11からの信号を受信した際にID番
号記憶手段14からID番号を読み出して発信手段13
に出力する演算手段12と,この演算手段12から受け
取ったID番号を呼び登録信号とともに無線送信する発
信手段13と,所定のID番号を記憶するID番号記憶
手段14とから構成されている。この呼び登録無線送信
部1では微弱電波の利用を想定しており、入力手段11
は、例えば図示しない押し釦のような簡素な構成でも可
能である。発信手段13は図示しない小型のアンテナを
備え、入力手段11である押し釦を押すことによって微
弱電波を発するとともに、利用者である所有者のID番
号をも送信するようになっている。
【0014】また、呼び登録無線送信部1は、複数の利
用者に対して1個ずつ配布されており、それぞれの呼び
登録無線送信部1には、呼び登録無線送信部1の所有者
別にID番号が設定されている。すなわち、このID番
号は、配布された呼び登録無線送信部1すべてに割り当
てられる番号で、所有者毎にあらかじめ定められた番号
がID番号記憶手段14に記憶されている。
【0015】制御体2は、図示しない階床、例えば1階
〜n階間を昇降するかごの運行制御を行なうかご運行制
御部21と、図示しないエレベータのドアの開閉制御を
行なうドア制御部22と、1階〜n階の乗り場にそれぞ
れ設けられ、呼び登録無線送信部1からの無線信号を受
信する乗り場無線受信部23a〜23nと、かご内にて
呼び登録無線送信部1からの無線信号を受信するかご内
無線受信部24と、これらの乗り場無線受信部23a〜
23nおよびかご内無線受信部24からの受信データや
エレベータの現在の運行状況を基にしてかご運行制御部
21やドア制御部22に対して種々の指令を出力するデ
ータ処理部25と、複数のID番号とそのID番号に対
応する行先階データを記憶するID番号・行先階記憶部
26と、エレベータの現在の状態を表わす運行データが
格納されるエレベータ運行状態データ27とから構成さ
れている。
【0016】データ処理部25は、乗り場無線受信部2
3a〜23nからの乗り場呼び寄せ信号を受信した場合
に、当該階床の乗り場へのかご呼び登録信号を出力し、
ドア制御部22に対してドア開動作を抑止するドア開抑
止指令を出力する。また、データ処理部25は、かごが
当該階床の乗り場で待機中に、呼び登録無線送信部1か
ら再び乗り場呼び寄せ信号を受信したとき、この乗り場
呼び寄せ信号に基づいてかごが当該階床と同一階床にあ
ることを確認してドアを開くドア開指令を出力するよう
になっている。
【0017】ドア制御部22は、データ処理部25から
出力されるドア開抑止指令を受信することによってドア
開抑止モードとなり、その後、データ処理部25から出
力される抑止解除指令を受信することで平常モードに戻
る。
【0018】この実施形態の運転制御装置にあっては、
例えばエレベータのかごが中間階に乗り捨てられたまま
の状態で、呼び登録無線送信部1を持つ利用者がビルの
出入り口がある1階からエレベータを利用する場合、利
用者が1階のエレベータ乗り場に向かって歩行しなが
ら、乗り場に至る手前のやや距離をおいた場所から呼び
登録無線送信部1の入力手段11を操作して、1階への
かごの呼び寄せを依頼する。次いで、呼び登録無線送信
部1の演算手段12は入力手段11から操作信号を受信
すると、発信手段13に対して無線信号の出力を促すと
ともに、演算装置12はID番号記憶手段14に格納さ
れる所定のID番号を読み出して前記の無線信号として
発信手段13から出力させる。
【0019】次いで、制御体2では発信手段13からの
無線信号を1階の乗り場無線受信部23aにより受信す
ると、この乗り場無線受信部23aによりデータ処理部
25に対して受信したID番号とともに自分の担当階床
である「1階」というデータを付加した乗り場呼び寄せ
信号をデータ処理部25へ出力する。このデータ処理部
25は、受信した乗り場呼び寄せ信号内の当該ID番号
と同じID番号がID番号・行先階記憶部26に格納さ
れていることを確認することにより、ID番号が正当な
番号であるか否かをチェックする。ここで、例えば当該
ID番号が格納されていない場合には、呼び登録無線送
信部1の正当性を認識できないとして、その後の一切の
処理を行なわないようになっている。なお、他の乗り場
無線受信部23b〜23nやかご内無線受信部24から
ID番号を受信した場合も同様であり、データ処理部2
5はその都度そのID番号が正当な番号であるか否かを
チェックして正当な番号であることを確認するようにな
っている。
【0020】このようにして乗り場無線受信部23aか
ら受信したID番号がID番号・行先階記憶部26に記
憶される当該ID番号と同一であることを確認して、デ
ータ処理部25は図2に示す処理手順にしたがってデー
タ処理を行なうようになっている。すなわち、手順S1
として、1階の乗り場無線受信部23aから乗り場呼び
寄せ信号をデータ処理部25で受信すると、手順S3と
して、データ処理部25はエレベータ運行状態データ2
7を参照してかごの現在の階床を確認する。このとき、
かごが中間階に乗り捨てられた状態を想定しており、当
該階床である1階にはかごが無いので、手順S5として
乗り場呼び寄せ信号を受け取った階床、すなわち利用者
のいる1階にかごを呼び寄せるため、かご運行制御部2
1に対して1階の呼び登録を送信するので、かごは1階
に向けて走行を開始する。次に、手順S8として、ドア
制御部22に対してドア開抑止指令を出力するのでドア
制御部22はドア開抑止モードとなり、かごが1階に到
着してもドアは開かずに閉じたままの状態で利用者が1
階の乗り場に到着するまで待機することになる。
【0021】その後、再び利用者が1階の乗り場で呼び
登録無線送信部1の入力手段11を操作すると、前記の
場合と同じ手順で呼び登録無線送信部1から乗り場無線
受信部23aに無線信号を出力し、この乗り場無線受信
部23aが受信したID番号とともに自分の担当階床で
ある「1階」というデータを出力するので、データ処理
部25は、ID番号のチェックを行なった後、再び図2
に示す処理手順にしたがって処理を実行していく。すな
わち、手順S1として、前回と同じく1階の乗り場無線
受信部23aから乗り場呼び寄せ信号を受信したので、
手順S3として、当該階床の乗り場にかごが待機中であ
るか否かの確認を行なう。このとき、前回の操作でかご
が既に呼び寄せられており1階で待機中であるので、手
順S6として、ドア制御部22が現在ドア開抑止モード
であるか否か、すなわちドア開抑止指令が出力済みであ
ったか否かをチェックし、ここでは既にドア開抑止モー
ドであるため、手順S10として、ドア制御部22に対
してドア開抑止指令の解除を行なって平常モードに戻し
た後、手順S11としてドア開指令を出力するのでドア
が開く。
【0022】このようにしてドアを開いて利用者がかご
内に乗り込んだ後、このかご内で利用者が呼び登録無線
送信部1の入力手段11を操作し行先階の登録を行なう
と、この呼び登録無線送信部1は前回と全く同じ手順で
無線信号を出力するが、今度は乗り場無線受信部23a
ではなく、かご内無線受信部24が無線信号を受信して
ID番号を付加した行先階登録信号をデータ処理部25
に送信した後、データ処理部25は、受信した行先階登
録信号内のID番号のチェックを行ない、再び図2の処
理手順にしたがって処理を実行していく。すなわち、手
順S1として前回と違って乗り場無線受信部23aから
乗り場呼び寄せ信号を受信せず、手順S2として、かご
内無線受信部24からの行先階登録信号を受信したの
で、手順S4として、データ処理部25はかごの行先階
の呼び登録を行ない、ID番号・行先階記憶部26を参
照し、受信したID番号に対応する行先階を読み出し
て、その行先階への呼び登録を実行する。ここで、ID
番号・行先階記憶部26には、ID番号とその所有者が
利用する階床のデータが既に所有者の数分だけ格納され
ており、例えば、マンションなどの集合住宅であれば、
ID番号の所有者本人が入居している階床を所定の行先
階として記憶させてある。
【0023】次いで、手順S7として、データ処理部2
5はドア制御部22に対してドア閉指令を出力して速や
かにドアを閉じることにより、かごの走行開始までの無
駄な時間を省くようにしているので、利用者はかご内の
かご呼び釦や閉釦を押す必要はない。
【0024】また、かごが最初から1階で待機する際
に、この1階から利用者がエレベータを利用する場合、
データ処理部25は図2の手順S1から,手順S3,手
順S6,手順S9と進む。すなわち、かご運行制御部2
1に対する乗り場呼び寄せ信号の出力を省略して、ドア
制御部22に対してドア開抑止指令を出力し、利用者が
乗り場に到着するまでドアを閉めたまま待機するように
なっている。
【0025】このように構成した本実施形態では、マン
ションの入居者などが呼び登録無線送信部1により1階
〜n階のいずれかの乗り場にかごを呼び寄せる操作を行
なうと、かご運行制御部21の制御によりかごを当該階
床の乗り場に運行した後、ドア制御部22の制御により
ドアの開動作を抑止するので、エレベータの利用を所定
の利用者のみに制限できるとともに、ドアが開かない状
態でかごを当該階床の乗り場に待機させることができ
る。
【0026】また、本実施形態では、マンションの入居
者などが待機する当該階床の乗り場でのみドアを開ける
ことができ、マンションの入居者などが乗り場まで到着
して周囲の安全を確認してからドアを開けることによ
り、マンションの入居者がかごに不審者と同乗すること
や、不審者がエレベータを利用することを防止できる。
【0027】なお、本実施形態では、呼び登録無線送信
部1を持つ利用者が1階からエレベータを利用する場合
について例示したが、他の2階〜n階からエレベータを
利用する場合についても同様である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わる発明では、エレベータの利用を所定の利用者、
例えばマンションの入居者のみに制限できるとともに、
ドアが開かない状態でかごを当該階床の乗り場に待機さ
せることができる。
【0029】また、本発明の請求項2に係わる発明で
は、所定の利用者が待機する当該階床の乗り場でのみド
アを開けることができるので、所定の利用者が乗り場ま
で到着して周囲の安全を確認してからドアを開けること
により、所定の利用者がかごに不審者と同乗すること
や、不審者がエレベータを利用することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエレベータの運転制
御装置を示すブロック図である。
【図2】図1の運転制御装置によりエレベータの運転制
御を行なう際の処理手順を表わすフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 呼び登録無線送信部 2 制御体 11 入力手段 12 演算手段 13 発信手段 14 ID番号記憶手段 21 かご運行制御部 22 ドア制御部 23 乗り場無線受信部 24 かご内無線受信部 25 データ処理部 26 ID番号・行先階記憶部 27 エレベータ運行状態データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庄司 久仁 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F002 AA05 AA07 FA08 GA04 GB03 3F304 CA17 EB23 3F307 BA05 EA00 EA03 EA14 EA18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータのドアの開閉を制御するドア
    制御部と、複数の階床間を昇降するかごの運行を制御す
    るかご運行制御部と、前記かご呼び登録指令およびあら
    かじめ設定されるID番号を出力する呼び登録無線送信
    部と、前記階床の乗り場にそれぞれ設けられ、前記呼び
    登録無線送信部からの出力信号に応じて前記かごを当該
    階床の乗り場まで呼び寄せる乗り場呼び寄せ信号を出力
    する乗り場無線受信部と、前記かごに設けられ、前記呼
    び登録無線送信部からの出力信号に応じて前記かごの行
    先階を登録する行先階登録信号を出力するかご内無線受
    信部と、前記乗り場呼び寄せ信号および行先階登録信号
    を含む種々のデータを処理するデータ処理部と、前記I
    D番号および各ID番号に対応する行先階を記憶するI
    D番号・行先階記憶部とを備えたエレベータの運転制御
    装置において、 前記データ処理部が、前記乗り場無線受信部から出力さ
    れる乗り場呼び寄せ信号を受信した場合、当該階床の乗
    り場へのかご呼び登録指令を前記かご運行制御部へ出力
    するとともに、前記ドア制御部に対して前記ドアの開動
    作を抑止するドア開抑止指令を出力することを特徴とす
    るエレベータの運転制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記データ処理部
    が、前記かごが当該階床の乗り場で待機中に、前記乗り
    場無線受信部から再び乗り場呼び寄せ信号を受信したと
    き、この乗り場呼び寄せ信号に基づいて前記かごが当該
    階床と同一階床にあることを確認して前記ドアを開くド
    ア開指令を出力することを特徴とするエレベータの運転
    制御装置。
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