JP2003170769A - 車両シート - Google Patents
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Abstract
する安全性を改良し得るような車両シートの提供。 【解決手段】 車両シート(1)であって、シート本体
(3)と、背もたれ(2)と、を具備してなり、シート
本体(3)は、支持プレート(24)を備え、支持プレ
ートは、パッド(3b)よりも下方に配置されるととも
に、鉛直方向に移動可能とされ、支持プレートは、シー
トが大きな前向き減速を受けたときに使用者が下向きか
つ前向きにパッド内へと落ち込むことを防止する当接部
材として機能し、シートが、さらに、背もたれが後方回
転されたときに支持プレート(24)を持ち上げ得るよ
う構成された連結デバイス(29)を具備している。
Description
るものである。
って、シート本体と、水平方向横向き軸回りに回転可能
であるようにしてシート本体に対して回転可能に取り付
けられた背もたれと、を具備してなり、シート本体は、
剛直フレームから構成され、この剛直フレームは、シー
ト上に座る使用者を支持し得るよう構成された支持面を
有するフレキシブルパッドを備え、シート本体は、さら
に、実質的に剛直とされた支持部材を備え、この支持部
材は、パッドがなす支持面よりも下方に配置されるとと
もに、シート本体のフレームに対して移動可能に取り付
けられこれにより少なくとも鉛直方向に移動可能とさ
れ、支持部材は、シートが大きな前向き減速を受けたと
きにシートの使用者が下向きかつ前向きにパッド内へと
落ち込むことを防止するための当接部材として機能し得
るように構成されているような、車両シートに関するも
のである。
特許明細書第5,125,472号には、このタイプの
シートが開示されており、この文献においては、支持部
材は、シートが設置されている車両が事故を起こしたと
きには、自動駆動デバイスによって上向きに駆動され
る。
持部材が極めて迅速に動作位置へと持ち上げられたとし
ても、支持部材が持ち上げられている最中でもシートの
使用者がシート本体内へと落ち込み始めており、そのた
め、支持部材の有効性が減少してしまうという欠点を免
れることはできない。
回転されている場合には、より一層深刻なものとなる。
それは、そのような後方傾斜位置においては、使用者が
着用しているシートベルトのラップセグメントの下側に
おいてスリップすることによっておよび使用者がシート
本体のパッド内へと少なくとも部分的に落ち込むことに
よって、シートの使用者が前方側へと押し出されるリス
クが増加するからである。
上記欠点を克服することである。
ては、上記タイプのシートにおいて、さらに、支持部材
に対して連結されているとともに、背もたれが後方回転
されたときには支持部材を持ち上げ得るよう構成され、
かつ、背もたれが前方回転されたときには支持部材を押
し下げ得るよう構成された、連結デバイスを具備してい
ることを特徴としている。
トの使用者が快適であることを保証し得るようなかつ車
両の前方衝突から使用者を保護し得るような最適位置
に、常に配置される。特に、背もたれを後方側に最大程
度に傾斜させた場合には、支持部材が、最大程度に持ち
上げられる。これにより、最大に有効な保護がもたらさ
れ、使用者が着用しているシートベルトのラップセグメ
ントの下側においてスリップすることによって使用者が
前方側へと押し出されることを防止することができる。
加的に以下の構成のいずれかを使用することができる。
−連結デバイスが、背もたれを支持部材に対して連結す
る構成。−支持部材に、シート本体の両側においてシー
ト本体のフレームに対して水平方向横向き回転軸回りに
回転可能に取り付けられた2つのサイドアームを設け、
連結デバイスが、2つのリンクを備え、これら各リンク
が、背もたれとサイドアームとに対して回転可能に取り
付けられ、これらリンクが、背もたれの後方回転によっ
て支持部材が持ち上げられ得るようにして、かつ、背も
たれの前方回転によって支持部材が押し下げられ得るよ
うにして、配置されている構成。−各サイドアームが、
サイドアームの回転軸から前方側へと支持部材のところ
にまで延在し、各サイドアームに、サイドアームの回転
軸から下方側に延出したレバーアームが設けられ、レバ
ーアームが、リンクのうちの一方に対して回転可能に連
結され、リンクが、背もたれの回転軸よりも下方におい
て背もたれに対して回転可能に連結されている構成。−
支持部材が、支持プレートを備え、支持プレートが、シ
ート本体のパッドよりも下方においてかつシート本体の
前部近傍において横向きに延在している構成。
付図面を参照しつつ、本発明を何ら制限することのない
単なる例示としての実施形態についての以下の説明を読
むことにより、明瞭となるであろう。
同じ部材または同様の部材を示している。
り、特に前部座席を示しており、有利には乗客シートを
示している。このシート(1)は、背もたれ(2)を備
えており、背もたれ(2)は、シート本体(3)に対し
て、それ自体は公知であるような少なくとも1つのヒン
ジ機構(4)によって使用者が背もたれの傾斜を調節で
きるようにして、水平方向横向き軸(Y1)回りに回転
可能に取り付けられている。
回りにおける背もたれの回転を阻止することができるよ
うにすなわちハンドル(5)の駆動に応じて軸(Y1)
回りに背もたれを回転可能としつつも背もたれを解除し
てしまわないように、背もたれを選択的にロックし得る
よう構成された機構とすることができる。その場合、シ
ートに座っている使用者が背もたれ(2)を後方側に傾
斜させようとしたときには、使用者は、背もたれを押す
ようにして背もたれに寄りかかる。また、その使用者が
背もたれ(2)を前方側に傾斜させようとしたときに
は、使用者は、例えばコイルスプリング(2b)(図
2)やトーションバーといったような内在弾性手段の作
用によって背もたれ(2)を前方側に回転させ得るよ
う、前傾姿勢をとる。このタイプのヒンジ機構の例は、
とりわけ、仏国特許出願公開明細書第2801 850
号に記載されている。
ル(5)または他の駆動部材によって制御されるギヤ機
構とすることができ、あるいは、シート内に組み込まれ
た電気モータによって制御されるギヤ機構とすることが
できる。このようなギヤ式ヒンジ機構の例は、とりわ
け、仏国特許出願公開明細書第2 759 333号に記
載されている。
上に設置されたベース(6)上に取り付けられている。
ベース(6)は、シート本体(3)が長さ方向軸(X)
に沿って前後進方向にスライドすることを可能としてい
る。この目的のために、図示の例においては、ベース
(6)は、 −シート本体の両側において長さ方向軸(X)に沿って
長さ方向に延在するとともにフロア(7)に対して堅固
に固定された2つの固定金属製レール(8)と; −2つの固定レール(8)のそれぞれに沿ってスライド
可能に取り付けられた2つの金属製支持チークプレート
(9)と; −例えばシート本体(3)の前方下部においてアクセス
可能とされたヨークバー(10)といったようなものに
よって制御され得るものとされた、それ自体は公知のロ
ックデバイスと;を備えている。
(9)は、1つまたは複数のクロスピース(11)によ
って互いに連結されている。1つのクロスピース(1
1)は、図2に示されている。
体のフレーム(3a)は、2つの金属製サイドチークプ
レート(12)から構成されている。これら2つの金属
製サイドチークプレート(12)は、複数のクロスピー
ス(13)によって互いに連結されている。1つのクロ
スピース(13)は、図2に示されている。
の支持チークプレート(9)に対して、詳細に後述する
ような持上機構(14)(図3)を介して、連結されて
いる。持上機構(14)は、水平方向横向き回転軸(Y
2)回りに回転可能に取り付けられているハンドル(1
6)等によって駆動される例えば制御機構(15)(図
1)によって制御されるものである。制御機構(15)
は、例えば、仏国特許出願公開明細書第2 792 26
4号に記載されたタイプのものとすることができる。
には、シートベルト(17)を設けることができる。シ
ートベルト(17)は、上部アンカーポイント(18)
のところにおいて、シートの背もたれ(2)の上部に対
して連結されている。上部アンカーポイント(18)
は、例えば、スライド可能に取り付けられたガイドから
構成することができる。シートベルト(17)は、その
ガイドから、背もたれ(2)の内部へと進入しており、
シートベルトリール(図示せず)に対して連結されてい
る。シートベルトリールは、アンカーポイント(18)
から離れた位置において任意に配置することができる。
ベースの支持チークプレート(9)のうちの一方に対し
て、固定具(19)を介して固定されている。シートベ
ルト(17)には、さらに、バックル(20)が設けら
れている。バックル(20)は、例えば固定具(19)
を支持している支持チークプレート(9)とは反対側に
位置した支持チークプレート(9)に対して固定されて
いるようなシートベルトラッチ(21)に対して、着脱
可能に取り付けられ得るよう構成されている。
ル(20)と固定具(19)との間に延在するラップセ
グメント(22)と、バックル(20)と上部アンカー
ポイント(18)との間に延在するトップセグメント
(23)と、を形成する。
ーム(3a)は、前端部に、実質的に剛直な支持部材
(24)を備えている。支持部材(24)は、この例に
おいては、図1および図2に明瞭に示されているよう
に、シート状金属プレートの形態とされている。このプ
レート(24)は、合成発泡体等からなるパッド(3
b)(図1参照)の下側に配置される。パッド(3b)
は、また、弾性細線(25)からなる層によっても支持
されている。パッド(3b)は、織布や皮革や他の材料
から形成された装飾性カバー(3c)によってカバーさ
れることによって、上部支持面を形成する。
れている車両が前方衝突事故を起こしたときに使用者が
シート本体のパッド(3b)内に落ち込むことによって
および使用者が着用しているシートベルトのラップセグ
メント(22)の下側においてスリップすることによっ
て使用者が前方側へと押し出されることを、防止し得る
ように、シートに座っている使用者の大腿部および臀部
に対する当接部分として機能し得るように配置されてい
る。
イドアーム(26)によって支持されている。サイドア
ーム(26)は、例えば型抜きされ型打ちされたシート
状金属から形成することができ、図3および図4におい
て明瞭に図示されている。
フレームのチークプレート(12)と平行に延在してい
る。各サイドアーム(26)の後端が、サイドチークプ
レート(12)に対して、ピボット(27)を介して、
水平方向横向き軸(Y3)回りに回転可能に取り付けら
れている。
らは、レバーアーム(28)が下向きに延在している。
レバーアーム(28)は、図4に示されているように、
型打ちシート状金属から形成されたリンク(29)の一
端に対して、水平方向横向き回転軸(Y4)を規定する
ピボット(30)を介して、回転可能に取り付けられて
いる。
ーム(2a)の一部をなす対応チークプレート(31)
の底端に対して、水平方向横向き回転軸(Y5)を規定
するピボット(32)を介して、回転可能に取り付けら
れている(図4)。
(Y1)回りに後方側に傾斜させたときには、後方傾斜
しつつある背もたれは、リンク(29)を前方側へと押
し込む。これにより、リンク(29)は、サイドアーム
(26)を軸(Y3)回りに回転させ、両サイドアーム
の前端に対して固定された支持プレート(24)を持ち
上げる。
た際の、シートの使用者に関する安全性が改良される。
つまり、従来構成においては、背もたれ(2)を後方側
に傾斜させればさせるほど、大きな前向き加速度の影響
により使用者が着用しているシートベルトのラップセグ
メント(22)の下側においてスリップすることによっ
ておよび使用者がシート本体のパッド(3b)内に落ち
込むことによって、使用者が前方側へと押し出されるリ
スクが大きくなる。しかしながら、本発明における上記
構成によれば、支持プレート(24)が持ち上げられる
ことによって、そのようなリスクが低減される。
(2)を上下動させ得るような持上機構(14)を詳細
に示している。
ンクとして分散配置された4個のリンクから構成されて
いる。リンクがなす各対は、前方リンク(33)と後方
リンク(34,35)とを有している。すべてのリンク
は、例えば、型抜きされ型打ちされたシート状金属から
形成することができる。
は、それぞれ対応する支持チークプレート(9)に対し
て、水平方向横向き回転軸(Y6)を規定する対応ピボ
ット(36)回りに回転可能に取り付けられている。2
つの前方リンク(33)の各々の他端は、シート本体の
それぞれ対応するサイドチークプレート(12)に対し
て、水平方向横向き回転軸(Y7)を規定する対応ピボ
ット(37)を介して、回転可能に取り付けられてい
る。
端は、それぞれ対応する支持チークプレート(9)に対
して、水平方向横向き回転軸(Y8)を規定する対応ピ
ボット(38)を介して、回転可能に取り付けられてい
る。各後方リンク(34,35)の他端は、それぞれ対
応するサイドチークプレート(12)に対して、水平方
向横向き回転軸(Y9)を規定する対応ピボット(3
9)を介して、回転可能に取り付けられている。
ピボットが下側ピボットよりも上側に位置しておりかつ
後方側に位置しているような、角度配向で配置されてい
る。各前方リンク(33)は、図2および図4に明瞭に
示されているように、それぞれ対応する後方リンクに対
して、引きばねとして作用するスプリング(40)を介
して連結されている。
後方リンクに対して固定された剛直な連結バー(49)
(図2)によって互いに連結されている。同様に、前方
リンク(33)どうしは、同様の連結バー(図示せず)
によって互いに連結されている。
ングは、リンク(33,34)を持ち上げる傾向があ
り、これにより、使用者の体重を少なくとも部分的に補
償する。これにより、シート本体の高さを調節する際に
制御機構(15)にかかる重量を軽減する。
は、さらに、回転軸(9)を中心とした円弧状に延在し
ている一組をなす歯(41)が設けられている。この一
組をなす歯(41)は、スプロケット(42)と噛合す
る。スプロケット(42)は、対応するサイドチークプ
レート(12)に対して軸(Y2)回りに回転可能に取
り付けられており、ハンドル(16)が駆動されたとき
に制御機構(15)によって駆動されこれにより持上機
構(14)を制御し得るようにして、制御機構(15)
に対して連結されている。
開明細書第2 792 264号に記載されたタイプの機
構(15)によって制御されることに代えて、リンク
(35)を選択的にロックしたりまたロック解除したり
することができるロックデバイスを単に使用することに
よって付加的に制御され得ることに、注意されたい。
ンク(35)をただ単にロック解除することによって、
また、スプリング(40)の作用によってシート本体を
持上自由とすることによって(この目的のためには、使
用者は、例えば操縦ハンドルに寄りかかり、これによ
り、シート本体にかかる重量を軽減する)、調節するこ
とができる。逆に、シート本体の高さを低くするために
は、使用者は、持上機構(14)をなす各リンクを解放
しつつシート本体に対して全体重をかける。
ート本体(3)とベース(6)との間の結合に対してい
くらかのフレキシブルさをもたらす。このフレキシブル
さは、例えば前方衝突といったような原因によってシー
トが設置されている車両が(絶対値として)大きな加速
度を受けたときには、ある程度だけシート本体(3)を
前方側に傾斜させ得るような傾向がある。
ている例の場合のようにシート(1)のシートベルト
(17)が背もたれ(2)の上部における上部アンカー
ポイント(18)を有している場合に、特に促進され
る。
ートベルト(17)が背もたれ(2)の上部に対して固
定されていない場合であっても、シート本体(3)は、
常に、車両が前方衝突を受けたときにシート本体を前方
側に傾斜させる傾向がある大きな応力を受ける。このよ
うな応力は、特に、使用者の大腿部が、上記支持プレー
ト(24)を押圧することに起因するあるいはシート本
体の前部近傍に位置した剛直な横方向部材を押圧するこ
とに起因する。このような応力は、また、荷物が背もた
れ(2)の背面にぶつかることに起因することもあり、
また、後部座席に座っていてシートベルトによって固定
されていない乗客が、背もたれ(2)の背面にぶつかる
ことに起因することもある。
較的大きな直線状変位や角度的変位を引き起こす傾向が
ある。
ように、シート(1)は、有利には、両側において、 −この例においては、それぞれ対応する支持チークプレ
ート(9)と一体的に形成された折曲タブによって構成
された当接部材(43)であって、折曲タブが、横向き
軸に沿って水平方向に延在するすなわち軸(Y1〜Y
9)と平行に延在する上エッジ(44)を有しているよ
うな、当接部材(43)と; −複数の歯(46)から形成された湾曲形状の一組をな
す歯(45)であって、各歯(46)が、実質的に前向
きの面(47)と実質的に下向きの面(48)とを有
し、例えば、対応するサイドチークプレート(12)に
対して固定されたシート状金属プレート(49)(この
シート状金属プレート(49)は、特に溶接によってチ
ークプレート(12)に対して固定することができる、
あるいは、シート状金属プレート(49)は、対応する
チークプレート(12)と一体的に形成することができ
る)の前エッジに沿って形成された湾曲形状の一組をな
す歯(45)と;を備えている。
3)の上エッジ(44)から、わずかな間隔(e)だけ
離間されている。わずかな間隔(e)は、2mm〜5m
mという範囲とされ、有利には、約3mmとされる。
インは、有利には、シート本体(3)の高さが持上機構
(14)によって調節された際に一組をなす歯(45)
の中のポイントが通過する経路に対して平行に延在する
ように、選択されている。よって、一組をなす歯(4
5)とタブ(43)の上エッジ(44)との間の間隔
(e)は、持上機構(14)の設定状況にかかわらず、
実質的に一定のままである。
上エッジ(44)よりも後方側に配置されておりかつ高
い位置に配置されている。このため、持上機構(14)
のフレキシブルさのためにシート本体(3)が前方側に
回転する傾向があるときに、一組をなす歯(45)の各
歯(46)が、タブ(43)の上エッジ(44)に対し
て係合することとなり、これにより、シート本体(3)
の移動が制限される。
段を使用してかつ特別に補強されていて重くかつコスト
高であるようなリンク(33,34,35)を使用する
必要なく、シートの使用者に対して安全性を提供するこ
とができる。
ト(9)に設けることができること、および、タブ(4
3)または他の任意のそのような当接部材を、サイドチ
ークプレート(12)に設けることができること、に注
意された。
部材(43)とは、また、シートの前部と後部との双方
に設けることもでき、あるいは、付加的にシートの後部
だけに設けることもできる。これは、特に車両の後方側
において衝突が起こったときに、シートの後方傾斜を防
止するためである。
限定されるものではない。特に、タブ(43)と一組を
なす歯(45)とは、省略することができ、また、シー
トに組み込まれたシートベルト(17)は、車両のボデ
ィに対して固定された上部アンカーポートを有したシー
トベルトによって代替することができる。
的に示す図である。
斜視図である。
す分解図である。
を、シートの内側から見た場合の分解図である。
を、シートの外側から見た場合の詳細図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 車両シートであって、 シート本体(3)と、水平方向横向き軸(Y1)回りに
回転可能であるようにして前記シート本体に対して回転
可能に取り付けられた背もたれ(2)と、を具備してな
り、 前記シート本体は、剛直フレーム(3a)から構成さ
れ、 該剛直フレーム(3a)は、前記シート上に座る使用者
を支持し得るよう構成された支持面を有するフレキシブ
ルパッド(3b)を備え、 前記シート本体(3)は、さらに、実質的に剛直とされ
た支持部材(24)を備え、 該支持部材(24)は、前記パッド(3b)がなす前記
支持面よりも下方に配置されるとともに、前記シート本
体の前記フレーム(3a)に対して移動可能に取り付け
られこれにより少なくとも鉛直方向に移動可能とされ、 前記支持部材(24)は、前記シートが大きな前向き減
速を受けたときに前記シートの使用者が下向きかつ前向
きに前記パッド(3b)内へと落ち込むことを防止する
ための当接部材として機能し得るように構成され、 このような車両シートにおいて、 さらに、前記支持部材(24)に対して連結されている
とともに、前記背もたれ(2)が後方回転されたときに
は前記支持部材を持ち上げ得るよう構成され、かつ、前
記背もたれ(2)が前方回転されたときには前記支持部
材を押し下げ得るよう構成された、連結デバイス(2
9)を具備していることを特徴とする車両シート。 - 【請求項2】 請求項1記載の車両シートにおいて、 前記連結デバイス(29)が、前記背もたれ(2)を前
記支持部材(24)に対して連結していることを特徴と
する車両シート。 - 【請求項3】 請求項2記載の車両シートにおいて、 前記支持部材(24)には、前記シート本体の両側にお
いて前記シート本体の前記フレーム(3a)に対して水
平方向横向き回転軸(Y3)回りに回転可能に取り付け
られた2つのサイドアーム(26)が設けられ、 前記連結デバイスが、2つのリンク(29)を備え、 これら各リンク(29)は、前記背もたれ(2)と前記
サイドアーム(26)とに対して回転可能に取り付けら
れ、 これらリンク(29)は、前記背もたれ(2)の後方回
転によって前記支持部材(24)が持ち上げられ得るよ
うにして、かつ、前記背もたれ(2)の前方回転によっ
て前記支持部材(24)が押し下げられ得るようにし
て、配置されていることを特徴とする車両シート。 - 【請求項4】 請求項3記載の車両シートにおいて、 前記各サイドアーム(26)は、該サイドアームの前記
回転軸(Y3)から前方側へと前記支持部材(24)の
ところにまで延在し、 前記各サイドアーム(26)には、該サイドアームの前
記回転軸(Y3)から下方側に延出したレバーアーム
(28)が設けられ、 該レバーアーム(28)は、前記リンク(29)のうち
の一方に対して回転可能に連結され、 前記リンクは、前記背もたれ(2)の前記回転軸(Y
1)よりも下方において前記背もたれ(2)に対して回
転可能に連結されていることを特徴とする車両シート。 - 【請求項5】 請求項1記載の車両シートにおいて、 前記支持部材が、支持プレート(24)を備え、 該支持プレート(24)が、前記シート本体の前記パッ
ドよりも下方においてかつ前記シート本体の前部近傍に
おいて横向きに延在していることを特徴とする車両シー
ト。
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