JP4343619B2 - 車椅子用身体保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、病人や障害者等によって使用される車椅子において、使用者を車椅子本体に保持するための車椅子用身体保持装置に関するものである。
従来、病気や障害等によって歩行の不自由な人が使用する車椅子としては、使用者または補助者の人力によって走行するものや、使用者の運転操作によって自走可能な電動式のものなどが知られている。この場合、走行時の振動や衝撃、或いは障害物との衝突等によって使用者が車椅子から脱落するおそれがあるため、従来では腰回りに装着するシートベルトを備えたものが一般的である。
ところで、車椅子の使用者が長距離を移動する場合は、車椅子に着座したまま乗車可能な車椅子移動車が利用されることが多い。この場合、車椅子移動車に搭載された車椅子は車内に固定されるが、車椅子の使用者はシートベルトによって保持されるのみであるため、車椅子移動車の急停車や衝突事故等が生じた場合、車椅子の使用者が車椅子から転落したり、或いはシートベルトによって局部的な圧迫を受けるなど、車両で移動中の車椅子使用者に対する保護が万全でないという問題がある。
そこで、車椅子使用者を車椅子に確実に保持するためのシートベルトとして、車椅子使用者の上体に着用するベスト状に形成され、複数のベルトによって車椅子に固定するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−70349号公報
しかしながら、前述のようにベスト状に形成したものでは、使用者が車椅子に乗り降りする度に面倒な着脱作業を要するため、体の不自由な使用者にとっては車椅子の乗り降りに苦労するという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、使用者の身体を確実に保持することができ、しかも車椅子への乗り降りを容易に行うことのできる車椅子用身体保持装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、請求項1では、車椅子本体に着座する使用者の前方左右両側に配置され、使用者の前方への移動を規制する左右一対の身体保持部材を備え、各身体保持部材を、使用者の肩部上方から胸部前方に亘って延びるように形成するとともに、その前端側が左右方向に開閉するように後端側を車椅子側に回動自在に支持し、各身体保持部材の前端側下部を、車椅子の肘掛部の上方に沿って車椅子の幅方向外側に延びるように形成するとともに、肘掛部の幅方向外側の側方に沿って下方に延びるように屈曲し、下方に延びる部分には車椅子の肘掛部に左右方向外側から係止する係止部を設けている。これにより、各身体保持部材によって使用者の前方への移動が規制されることから、車椅子の使用者に前方への過大な加速度が加わった場合でも使用者が車椅子に確実に保持される。この場合、各身体保持部材が使用者の肩部上方から胸部前方に亘って延びるように形成されていることから、使用者の上方及び前方の何れの方向への移動も規制することが可能となる。また、各身体保持部材がそれぞれ車椅子の左右方向に開閉可能に設けられていることから、各身体保持部材の前端側を左右方向に開けば車椅子への乗り降りが可能となることから、各身体保持部材によって使用者の乗り降りが妨げられることがなく、各身体保持部材を車椅子への乗り降りに必要な最小限の範囲で動作させることができる。この場合、各身体保持部材の係止部が車椅子の肘掛部に左右方向外側から係止することから、各身体保持部材が所定位置よりも内側に回動することがない。
また、請求項では、請求項記載の車椅子用身体保持装置において、前記各身体保持部材を車椅子の外側及び内側の少なくとも一方に付勢する付勢手段を備えている。これにより、請求項の作用に加え、各身体保持部材が付勢部材によって車椅子の外側または内側にそれぞれ付勢されることから、各身体保持部材が前端側が開いた状態または前端側が閉じた状態で保持される。
また、請求項では、請求項記載の車椅子用身体保持装置において、前記付勢手段を、各身体保持部材の後端側に両端を固定された弾性部材によって形成するとともに、各身体保持部材が所定の回動位置よりも外側に回動すると前方に撓んで各身体保持部材を外側に付勢し、各身体保持部材が所定の回動位置よりも内側に回動すると後方に撓んで各身体保持部材を内側に付勢するように構成している。これにより、請求項の作用に加え、各身体保持部材を一つの付勢手段によって車椅子の外側及び内側の何れの方向にも付勢することが可能となる。
また、請求項では、請求項記載の車椅子用身体保持装置において、前記付勢手段を車椅子に着座する使用者の背中によって押圧可能な位置に設けている。これにより、請求項の作用に加え、車椅子に着座した使用者が付勢手段に寄りかかると、付勢手段が使用者の背中によって押圧され、付勢手段によって各身体保持部材が車椅子の内側に向かって回動することから、各身体保持部材の回動操作を手動で行う必要がない。
また、請求項では、請求項1、2、3または4記載の車椅子用身体保持装置において、前記各身体保持部材の前端側を連結可能な連結手段を備えている。これにより、請求項1、2、3または4の作用に加え、各身体保持部材を前端側が車椅子の内側に回動した状態で連結することが可能となる。
請求項1の車椅子用身体保持装置によれば、例えば車椅子移動車によって移動する際、車椅子移動車の急停車や衝突事故等が生じた場合など、車椅子の使用者に前方への過大な加速度が加わった場合でも、使用者を車椅子に確実に保持することができる。その際、車椅子の使用者を各身体保持部材によって前方左右両側で保持することができるので、使用者が車椅子1からずれ落ちたり、或いは局部的な圧迫を受けることもなく、使用者の保護に極めて有利である。また、各身体保持部材を車椅子の左右方向外側に開くことにより、各身体保持部材によって使用者の乗り降りが妨げられることがないので、体の不自由な使用者であっても車椅子への乗り降りを極めて容易に行うことができる。この場合、各身体保持部材を車椅子への乗り降りに必要な最小限の範囲で動作させることができるので、例えば車椅子移動車の車内など、狭い場所での乗り降りに好都合である。また、使用者の上方及び前方の何れの方向への移動も規制することができるので、使用者をより確実に保持することができる。更に、各身体保持部材が所定位置よりも内側に回動することがないので、各身体保持部材を常に適正な間隔に保持することができる。
また、請求項の車椅子用身体保持装置によれば、請求項の効果に加え、各身体保持部材を前端側が開いた状態または前端側が閉じた状態で保持することができるので、各身体保持部材を開いた状態での乗り降りを円滑に行うことができるとともに、各身体保持部材が閉じた状態から不用意に開くことがないという利点がある。
また、請求項の車椅子用身体保持装置によれば、請求項の効果に加え、各身体保持部材を一つの付勢手段によって車椅子の外側及び内側の何れの方向にも付勢することができるので、構造の簡素化を図ることができる。
また、請求項の車椅子用身体保持装置によれば、請求項の効果に加え、車椅子に着座した使用者が付勢手段に寄りかかると、各身体保持部材が自動で車椅子の内側に向かって回動するので、各身体保持部材の回動操作を手動で行う必要がなく、各身体保持部材の操作における使用者の負担を大幅に軽減することができる。
また、請求項の車椅子用身体保持装置によれば、請求項1、2、3または4の効果に加え、各身体保持部材を前端側が閉じた状態で連結することができるので、各身体保持部材の使用中の不用意な回動を確実に防止することができ安全性を高めることができる。
図1乃至図4は本発明の一実施形態を示すもので、図1は身体保持装置を備えた車椅子の側面図、図2は身体保持装置の斜視図、図3はその正面図、図4はその動作を示す平面図である。
同図に示す車椅子1は、使用者Aが着座する座部2及び背もたれ部3を有し、人力で走行する周知の構成からなる。即ち、車椅子1の両側部にはそれぞれ前輪4及び後輪5が設けられ、各後輪5には使用者Aが人力によって回転力を加えるための把持リング5aが取付けられている。車椅子1の前端下部には足載せ用のステップ6が設けられ、ステップ6は座部2の前端から下方に延びる取付部材6aの下端に取付けられている。また、座部11の両側部には肘掛部7が設けられ、背もたれ部3の背面側両側部には図示しない補助者が把持する把持部8が設けられている。
前記車椅子1に備わる身体保持装置10は、車椅子1に着座する使用者Aの前方への移動を規制する左右一対の身体保持部材11と、各身体保持部材11を車椅子1の左右方向に付勢する付勢部材12と、各身体保持部材11を結合する結合部材13とから構成されている。
各身体保持部材11は使用者Aの左右両側に配置され、それぞれ使用者Aの肩部上方から胸部前方に亘って円弧状に延びるパイプ状の部材によって形成されている。各身体保持部材11の端側は下方に向かって延び、車椅子1の背面側に幅方向に間隔をおいて取付けられた一対の円筒状の支持部材11aにそれぞれ左右方向に回動自在に支持されている。各身体保持部材11の一端側は下方に向かって延びるとともに、その下端側はそれぞれ車椅子1の外側に向かって側方に延びている。更に、各身体保持部材11の他端側は下方に向かって屈曲しており、この屈曲部分は車椅子1の外側から肘掛部7に係止する係止部11bをなす。各身体保持部材11の一部はクッション材からなる緩衝材11cによって覆われており、緩衝材11cは使用者Aの肩部及び胸部に対応する位置に設けられている。
付勢部材12は車椅子1の幅方向に延びる板バネ等の弾性部材からなり、その両端は各身体保持部材11の一端にそれぞれ固定されている。この場合、付勢部材12の長さは各身体保持部材11の間隔Lよりも若干長く形成され、図4(a) に示すように各身体保持部材21を車椅子1の外側に開くと、車椅子1の前方に弓なりに撓み、図4(b) に示すように各身体保持部材21を車椅子1の内側に閉じると、車椅子1の後方に弓なりに撓むようになっている。即ち、付勢部材12は各身体保持部材11を回動すると直線状に変形しようとするが、両端を各身体保持部材11に固定されているため、直線状態では圧縮荷重を受ける。このため、各身体保持部材11の回動位置が付勢部材12が直線状態となる位置を超えると、付勢部材12の復元力により各身体保持部材11が付勢されるようになっている。また、付勢部材12は車椅子1の背もたれ部3の内部または後方に配置されている。
連結部材13は上下方向に所定の幅を有する帯状の部材からなり、使用者Aの胸部または腹部の前方に位置するように設けられている。即ち、連結部材13は各身体保持部材11の他端側にそれぞれ一端を連結された一対のベルト13aからなり、各ベルト13aの他端は着脱自在なファスナ13bによって互いに結合されるようになっている。
以上の構成においては、車椅子11に着座する使用者Aの肩部上方から胸部前方に身体保持装置10の各身体保持部材11が配置されることから、車椅子1の使用者Aに前方への加速度が加わった場合でも、各身体保持部材11によって使用者Aの前方への移動が規制される。
使用者Aが車椅子1に乗り降りする場合には、図4(a) に示すように各身体保持部材21をそれぞれ車椅子1の外側に向かって回動すると、付勢部材12によって各身体保持部材11が車椅子1の外側に向かって付勢され、各身体保持部材11が互いに前端側を開いた状態で保持される。また、図4(b) に示すように各身体保持部材11をそれぞれ車椅子1の内側に向かって回動すると、付勢部材12によって各身体保持部材11が車椅子1の内側に向かって付勢され、各身体保持部材11が互いに前端側を閉じた状態で保持される。この場合、車椅子1に着座した使用者Aが背もたれ部3に寄りかかると、付勢部材12が使用者Aの背中で押圧されて後方に撓み、付勢部材12によって各身体保持部材11が車椅子1の内側に向かって回動する。また、各身体保持部材11が車椅子1の内側に向かって回動すると、図3に示すように各身体保持部材11の係止部11bがそれぞれ車椅子1の外側から車椅子1の肘掛部7に係止する。更に、連結部材13の各ベルト13aを結合することにより、各身体保持部材11の前端側が連結部材13によって連結される。
このように、本実施形態によれば、車椅子1に着座する使用者Aの前方左右両側まで延びる左右一対の身体保持部材11によって使用者Aの前方への移動を規制するようにしたので、例えば車椅子移動車によって移動する際、車椅子移動車の急停車や衝突事故等が生じた場合など、車椅子1の使用者Aに前方への過大な加速度が加わった場合でも使用者Aを車椅子1に確実に保持することができる。その際、車椅子1の使用者Aを各身体保持部材11によって前方左右両側で保持することができるので、使用者Aが車椅子1からずれ落ちたり、或いは局部的な圧迫を受けることもなく、使用者Aの保護に極めて有利である。
また、各身体保持部材11をそれぞれ車椅子1の外側に向かって左右方向に移動可能に設けたので、各身体保持部材11を車椅子1の外側に移動させることにより、各身体保持部材11によって使用者Aの乗り降りが妨げられることがなく、体の不自由な使用者Aであっても車椅子1への乗り降りを極めて容易に行うことができる。
更に、各身体保持部材11を使用者Aの肩部上方から胸部前方に亘って延びるように形成したので、使用者Aの上方及び前方の何れの方向への移動も規制することができ、使用者Aをより確実に保持することができる。
また、各身体保持部材11を前端側が左右方向に開閉するように後端側を車椅子1側に回動自在に支持するようにしたので、各身体保持部材11の前端側を左右方向に開けば車椅子1への乗り降りが可能となる。従って、各身体保持部材11を車椅子1への乗り降りに必要な最小限の範囲で動作させることができ、例えば車椅子移動車の車内など、狭い場所での乗り降りに好都合である。
更に、各身体保持部材11を付勢部材12によって車椅子1の外側及び内側にそれぞれ付勢するようにしたので、各身体保持部材11を前端側が開いた状態及び前端側が閉じた状態でそれぞれ保持することができる。従って、各身体保持部材11を開いた状態での乗り降りを円滑に行うことができるとともに、各身体保持部材11が閉じた状態から不用意に開くことがないという利点がある。
この場合、付勢部材12を、各身体保持部材11の一端側に両端を固定された弾性部材によって形成し、各身体保持部材11が所定の回動位置よりも外側に回動すると付勢部材12の復元力によって各身体保持部材11を外側に付勢し、各身体保持部材11が所定の回動位置よりも内側に回動すると付勢部材12の復元力によって各身体保持部材11を内側に付勢するようにしたので、各身体保持部材11を一つの付勢部材12によって車椅子1の外側及び内側の何れの方向にも付勢することができ、構造の簡素化を図ることができる。
また、付勢部材を車椅子1の背もたれ部3の内部または後方に配置し、車椅子1に着座する使用者Aの背中によって押圧されると後方に撓むようにしたので、車椅子1に着座した使用者Aが背もたれ部3に寄りかかると、付勢部材12によって各身体保持部材11を車椅子1の内側に向かって自動で回動させることができる。従って、各身体保持部材11の回動操作を手動で行う必要がなく、各身体保持部材11の操作における使用者Aの負担を大幅に軽減することができる。
また、各身体保持部材11の前端側を連結部材13によって連結可能に構成したので、各身体保持部材11を前端側が閉じた状態で連結することができ、各身体保持部材11の使用中の不用意な回動を確実に防止することができる。
この場合、連結部材13を使用者Aの胸部または腹部の前方に位置するように設けたので、使用者Aの前方への移動を連結部材13によっても規制することができ、使用者Aをより確実に保持することができる。
また、連結部材13を上下方向に所定の幅を有する帯状の部材によって形成したので、連結部材13から使用者Aに加わる圧力を連結部材13の幅方向に分散させることができ、連結部材13による局部的な圧迫を緩和することができる。
更に、各身体保持部材11が内側に回動すると、各身体保持部材11の前端側に設けた係止部11bがそれぞれ車椅子1の外側から車椅子1の肘掛部7に係止するようにしたので、各身体保持部材11が所定位置よりも内側に回動することがなく、各身体保持部材11を常に適正な間隔に保持することができる。
尚、前記実施形態では、身体保持装置10を備えた車椅子1を示したが、身体保持装置10を車椅子1に着脱可能に構成すれば、身体保持装置を備えていない車椅子に前記身体保持装置10を別途取付けることができる。また、身体保持装置10を車椅子移動車の車内に設置するようにすれば、身体保持装置を備えていない車椅子を車椅子移動車で移動する場合であっても、車椅子使用者を身体保持装置10によって保護することができる。
更に、前記各身体保持部材11を上下方向に移動可能に構成すれば、各身体保持部材11の高さを車椅子1の使用者Aの体格に応じて調整することが可能となる。
また、前記実施形態では、付勢部材12によって各身体保持部材11を車椅子1の外側及び内側の両方に付勢するようにしたものを示したが、何れか一方のみに付勢するようにしたものであってもよい。
図1は本発明の一実施形態を示す身体保持装置を備えた車椅子の側面図 身体保持装置の斜視図 身体保持装置の正面図 身体保持装置の動作を示す平面図
1…車椅子、7…肘掛部、10…身体保持装置、11…身体保持部材、11c…係止部、12…付勢部材、13…連結部材、A…使用者。

Claims (5)

  1. 車椅子本体に着座する使用者の前方左右両側に配置され、使用者の前方への移動を規制する左右一対の身体保持部材を備え、
    各身体保持部材を、使用者の肩部上方から胸部前方に亘って延びるように形成するとともに、その前端側が左右方向に開閉するように後端側を車椅子側に回動自在に支持し、
    各身体保持部材の前端側下部を、車椅子の肘掛部の上方に沿って車椅子の幅方向外側に延びるように形成するとともに、肘掛部の幅方向外側の側方に沿って下方に延びるように屈曲し、下方に延びる部分には車椅子の肘掛部に左右方向外側から係止する係止部を設けた
    ことを特徴とする車椅子用身体保持装置。
  2. 前記各身体保持部材を車椅子の外側及び内側の少なくとも一方に付勢する付勢手段を備えた
    ことを特徴とする請求項記載の車椅子用身体保持装置。
  3. 前記付勢手段を、各身体保持部材の後端側に両端を固定された弾性部材によって形成するとともに、各身体保持部材が所定の回動位置よりも外側に回動すると前方に撓んで各身体保持部材を外側に付勢し、各身体保持部材が所定の回動位置よりも内側に回動すると後方に撓んで各身体保持部材を内側に付勢するように構成した
    ことを特徴とする請求項記載の車椅子用身体保持装置。
  4. 前記付勢手段を車椅子に着座する使用者の背中によって押圧可能な位置に設けた
    ことを特徴とする請求項記載の車椅子用身体保持装置。
  5. 前記各身体保持部材の前端側を連結可能な連結手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の車椅子用身体保持装置。
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