JP2003170737A - 自動車用空気清浄機 - Google Patents

自動車用空気清浄機

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JP2003170737A JP2001373979A JP2001373979A JP2003170737A JP 2003170737 A JP2003170737 A JP 2003170737A JP 2001373979 A JP2001373979 A JP 2001373979A JP 2001373979 A JP2001373979 A JP 2001373979A JP 2003170737 A JP2003170737 A JP 2003170737A
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Takao Mukogawa
隆夫 向川
Toshio Takahashi
俊雄 高橋
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/0071Electrically conditioning the air, e.g. by ionizing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/06Filtering
    • B60H2003/0675Photocatalytic filters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイナスイオン発生器と一体型であり、かつ
車室における所望の空間位置のマイナスイオン濃度を高
くしやすい自動車用空気清浄機を提供することを課題と
する。 【解決手段】 自動車用空気清浄機1は、吸込口22と
吹出口21とが開口し内部流路7が区画されたケース2
と、内部流路7に配置された浄化部3と、ケース2の内
部に配置され内部流路7と車室9との間で空気を循環さ
せる空気循環装置4と、を備える。また、自動車用空気
清浄機1はケース2の内部にマイナスイオン発生器5を
備え、ケース2はイオン放出口20を内部流路7から隔
離して備える。内部流路7と車室9との間には空気の循
環流路が形成される。また、循環流路の近くには間接的
循環流路が形成される。マイナスイオンは間接的循環流
路を流れる空気流により車室9に拡散する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室の空気を清浄
化する自動車用空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車室は、塵や埃や窒素酸化物な
どにより汚染されがちである。そこで、車室の空気を浄
化するため、自動車用の空気清浄機が開発されている。
例えば特開2000−217902号公報には、後部座
席後ろのリアトレイに搭載する自動車用空気清浄機が紹
介されている。図3に、この自動車用空気清浄機の模式
的断面図を示す。自動車用空気清浄機100は、ケース
101と集塵フィルタ102と光触媒担持体103Aお
よび103Bと光源ランプ104と送風ファン105と
を備えている。ケース101は、直方体箱状であって自
動車用空気清浄機100の外殻をなしている。ケース1
01の一面には、吸込口106と吹出口107とが開口
している。そしてケース101の内部には、これら吸込
口106と吹出口107とをU字状に結ぶ内部流路10
8が区画されている。集塵フィルタ102は、吸込口1
06の下流側に近接して配置されている。集塵フィルタ
102は、内部流路108を遮断している。また光触媒
担持体103Aおよび103Bは、吹出口107の上流
側に近接して配置されている。光触媒担持体103Aお
よび103Bも、集塵フィルタ102と同様に、内部流
路108を遮断している。光触媒担持体103Aと10
3Bとの間には、光源ランプ104が配置されている。
また光触媒担持体103Bのさらに上流側であって集塵
フィルタ102の下流側には、送風ファン105が近接
して配置されている。
【0003】自動車用空気清浄機100は、送風ファン
105により、内部流路108と車室との間で空気を循
環させる。そして集塵フィルタ102により、空気中の
塵や埃を濾し取る。また光触媒担持体103Aおよび1
03Bにより、空気中の微生物の殺菌などを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車室の
空気は汚れているばかりではなく、プラスイオンとマイ
ナスイオンとのバランスが崩れている。すなわち、マイ
ナスイオンに対するプラスイオンの割合が過多となって
いる。プラスイオン過多の雰囲気下では、人間は不快感
や焦燥感などを感じる場合がある。このため快適なドラ
イブが阻害されるおそれがある。
【0005】従来、自動車用空気清浄機にはマイナスイ
オン発生器が一体的に配置されていなかった。そこで、
空気中におけるマイナスイオンの割合を増やすために、
自動車用空気清浄機とは別に、車室にマイナスイオン発
生器が取り付けられる場合がある。マイナスイオン発生
器は、例えばリアトレイやエアコンディショナー(以
下、単に「エアコン」と略称する。)の送風口などに取
り付けられる。リアトレイに取り付けられるマイナスイ
オン発生器は、発生器自体が持つ送風ファンによりマイ
ナスイオンを車室空気中に拡散させる。またエアコンの
送風口に取り付けられるマイナスイオン発生器は、エア
コンの空気流によりマイナスイオンを車室空気中に拡散
させる。
【0006】ところが、マイナスイオンは発生から数秒
程度で消滅してしまう。このため、マイナスイオン発生
器が搭乗者から離間して配置されていると、発生したマ
イナスイオンが搭乗者に到達しないまま消滅してしまう
おそれがある。また、仮にマイナスイオン発生器が搭乗
者に近接して配置されていても、送風ファンやエアコン
の空気流の流速は比較的速い。このため、マイナスイオ
ンを搭乗者付近に滞留させるのが困難である。すなわ
ち、搭乗者付近のマイナスイオン濃度を高くできないお
それがある。一方、空気流が無いと、マイナスイオンは
マイナスイオン発生器付近にしか滞留せず、拡散しない
まま消滅してしまう。
【0007】本発明の自動車用空気清浄機は上記課題に
鑑みて完成されたものである。したがって本発明は、マ
イナスイオン発生器と一体型であり、かつ車室における
所望の空間位置のマイナスイオン濃度を高くしやすい自
動車用空気清浄機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)上記課題を解決す
るため、本発明の自動車用空気清浄機は、吸込口と吹出
口とが開口するとともに内部に吸込口と吹出口とを結ぶ
内部流路が区画されたケースと、内部流路に配置された
浄化部と、ケースの内部に配置され内部流路と車室との
間で空気を循環させる空気循環装置と、を備えてなる自
動車用空気清浄機であって、さらにケースの内部にマイ
ナスイオン発生器を備え、ケースは、マイナスイオン発
生器から発生したマイナスイオンを車室に放出するイオ
ン放出口を、内部流路から隔離して備えていることを特
徴とする。
【0009】つまり本発明の自動車用空気清浄機は、マ
イナスイオン発生器を内蔵するものである。このため、
自動車用空気清浄機とマイナスイオン発生器とを個別に
配置する場合と比較して、設置スペースを小さくするこ
とができる。
【0010】また、本発明の自動車用空気清浄機は、イ
オン放出口を内部流路から隔離して配置するものであ
る。空気循環装置は、自動車用空気清浄機と車室との間
に、内部流路→車室→再び内部流路という循環流路を強
制的に形成している。この循環流路を流れる空気流の流
速は比較的速い。したがって循環流路内にイオン放出口
を配置すると、すなわち内部流路と連通するようにイオ
ン放出口を配置すると、この速い空気流によりマイナス
イオンは急速に車内に拡散してしまう。このため所望の
空間位置のマイナスイオン濃度を高くすることが困難に
なる。
【0011】一方、循環流路の空気流により、循環流路
周囲には比較的流速の遅い、言わば副次的、間接的な空
気循環流が発生する。本発明の自動車用空気清浄機は、
循環流路ではなくこの間接的循環流路を利用してマイナ
スイオンを拡散させるものである。間接的循環流路を流
れる空気流の流速は遅い。このため間接的循環流路を利
用してマイナスイオンを拡散させると、所望の空間位置
のマイナスイオン濃度を高くしやすくなる。また、間接
的循環流路は循環流路用の空気循環装置により形成され
る。このため間接的循環流路専用の空気循環装置を配置
する必要がない。この点においても、本発明の自動車用
空気清浄機によると設置スペースを小さくすることがで
きる。
【0012】(2)好ましくは、イオン放出口は、吸込
口を挟んで吹出口と対向するようにケースに開口してい
る構成がよい。つまりこの構成は、イオン放出口と吹出
口との間に吸込口を配置するものである。本構成による
と、マイナスイオンを間接的循環流路の空気流に乗せや
すくなる。言い換えると発生したマイナスイオンの大部
分を間接的循環流路に乗せることが容易である。したが
って本構成によると所望の空間位置におけるマイナスイ
オン濃度を、より容易に高くすることができる。
【0013】(3)好ましくは、吸込口は下方に開口し
吹出口は後方に開口しイオン放出口は前方に開口してい
るとともに、車室天井の運転席と助手席との間部分に取
り付けられる構成がよい。つまりこの構成は、自動車用
空気清浄機を車室天井の運転席と助手席との間部分に取
り付けるものである。天井は設置できる機器の種類が限
定されるため、比較的設置スペースに余裕がある。この
ため本構成によると、空きスペースを有効に利用するこ
とができる。
【0014】また、従来はマイナスイオン発生器はリア
トレイやエアコンの送風口に配置されていた。ここで、
リアトレイから車室前方までは比較的離間している。ま
た、エアコンの空気流は車両後方に向かって流れてい
る。このため従来は、マイナスイオンを車室前方に選択
的に拡散させることが困難であった。すなわち、搭乗者
が乗る場合の多い前席側に、マイナスイオンを供給しに
くかった。この点において本構成は、吹出口を後向き
に、イオン放出口を前向きに、吸込口を吹出口とイオン
放出口との間に下向きに、それぞれ配置している。本構
成によると、循環流路は車室後方に形成される一方、間
接的循環流路は車室前方に形成される。したがってマイ
ナスイオンを車室前方に選択的に拡散させることができ
る。また間接的循環流路の空気流の流速は、循環流路の
空気流の流速よりも遅い。このため間接的循環流路は循
環流路よりも小径に形成される。すなわち間接的循環流
路は、ちょうど運転席および助手席に乗った搭乗者の頭
部付近を通過する。したがって本構成によると、運転席
および助手席の搭乗者がマイナスイオンをより吸入しや
すくなる。
【0015】(4)好ましくは、浄化部は光触媒を有す
る光触媒フィルタであり、さらにケースの内部に光触媒
に光を照射する照射部を持つ構成がよい。光触媒は光を
吸収し酸化反応により有機物を分解する。光触媒は半永
久的に利用でき、メンテナンス頻度も少なくて済む。こ
のため、本構成によるとメンテナンス性に優れ、また低
コストな自動車用空気清浄機を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動車用空気清浄
機の実施の形態について説明する。まず、本実施形態の
自動車用空気清浄機の構成について説明する。図1に本
実施形態の自動車用空気清浄機の断面図を示す。図に示
すように、自動車用空気清浄機1は、天井8の運転席と
助手席との間部分に取り付けられている。図において、
左側は車室前方に、右側は車室後方に、それぞれ該当す
る。自動車用空気清浄機1は、ケース2と光触媒フィル
タ3と照射部6とシロッコファン4とマイナスイオン発
生器5とを備えている。なおシロッコファン4は、本発
明にいう空気循環装置に含まれる。
【0017】ケース2は、樹脂製であって上壁のない直
方体状、つまりトレイ状を呈している。ケース2は、天
井8に伏せられた状態で取り付けられている。ケース2
の前壁には、イオン放出口20が開口している。一方ケ
ース2の後壁には、吹出口21が開口している。また、
これらイオン放出口20と吹出口21の中間であってケ
ース2の下壁には、吸込口22が開口している。ケース
2の内部には、仕切り部材23が配置されている。仕切
り部材23は、樹脂製であってトレイ状を呈している。
仕切り部材23は、ケース2の下面に伏せられた状態で
配置されている。そしてこの仕切り部材23およびケー
ス2の内面により、内部流路7が区画形成されている。
内部流路7は吸込口22と吹出口21との間を連通して
いる。また内部流路7は、仕切り部材23により、イオ
ン放出口20から隔離されている。
【0018】シロッコファン4は、樹脂製であってリン
グ状を呈している。シロッコファン4は、ケース2の内
部において吸込口22の直上部に配置されている。シロ
ッコファン4は、内部流路7の一部を形成している。ま
たシロッコファン4は、中央部にモータ(図略)を内蔵
している。
【0019】光触媒フィルタ3は、長方形板状を呈して
いる。光触媒フィルタ3は、集塵フィルタの表面に、ア
ナタース型の結晶構造を持つ酸化チタン(TiO2)が
積層されることにより形成されている。なお酸化チタン
は本発明の光触媒に含まれる。光触媒フィルタ3は、ケ
ース2の内部において吹出口21の上方に近接して配置
されている。光触媒フィルタ3は、内部流路7の一部を
形成している。
【0020】照射部6は、四つの発光ダイオード60を
備えている。照射部6はケース2の内部において吹出口
21の下方に並置されている。また照射部6は光触媒フ
ィルタ3の表面と対向して配置されている。
【0021】マイナスイオン発生器5は、直方体状を呈
している。マイナスイオン発生器5はケース2の内部に
おいてイオン放出口20の直上部に配置されている。マ
イナスイオン発生器5の下面からは、下方に向かって延
びるイオン化針50が立設されている。イオン化針50
の下端は、イオン放出口20からケース2の外部に突出
している。
【0022】次に、本実施形態の自動車用空気清浄機1
の組み付け方法について説明する。組み付けにおいて
は、まず予め成形したケース2の内部に、照射部6と光
触媒フィルタ3とマイナスイオン発生器5とを配置す
る。次に、予め成形した仕切り部材23の内部にシロッ
コファン4を配置する。それから、仕切り部材23をケ
ース2の内部に配置する。そして最後に、ケース2を天
井8に取り付ける。
【0023】次に、本実施形態の自動車用空気清浄機1
の動きについて説明する。モータによりシロッコファン
4が回転すると、図1中矢印で示すように、吸込口22
から車室9の空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気
は、内部流路7を通過し、次いで光触媒フィルタ3を上
面から下面に通過する。このとき、集塵フィルタにより
空気中の塵や埃などが濾し取られる。また酸化チタンに
より空気中の有機物が分解される。清浄化された空気は
吹出口21から車室に吹き出される。そして、内部流路
7と車室9との間には、図2に矢印で示すように、空気
の循環流路10が形成される。循環流路10は、後方→
下方→前方→上方と車室9後方を環状に巡っている。こ
こで、循環流路10の上向きの空気流により、循環流路
10周囲の空気はともに上昇する。そして、この上昇気
流により、車室9前方に間接的循環流路11が形成され
る。間接的循環流路11は、上方→前方→下方→後方と
車室9前方を環状に巡っている。間接的循環流路11
は、空気流の流速が遅いため循環流路10よりも小径に
形成される。イオン放出口20は、間接的循環流路11
に近接して配置されている。またイオン放出口20から
はイオン化針50が突出している。このためイオン化針
50により発生されたマイナスイオンは、間接的循環流
路11により車室9前方に拡散する。そして搭乗者12
の呼吸により搭乗者12の体内に取り込まれる。
【0024】本実施形態の自動車用空気清浄機1による
と、マイナスイオン発生器5が内蔵されているため、別
途マイナスイオン発生器を配置する必要がない。このた
めスペース性に優れている。また自動車用空気清浄機1
によると、単一のシロッコファン4により、循環流路1
0と間接的循環流路11とが形成可能である。このた
め、マイナスイオン発生器専用の空気循環装置を別途配
置する必要がない。また自動車用空気清浄機1による
と、空気流の流速が遅い間接的循環流路11によりマイ
ナスイオンが拡散される。このため所望の空間位置のマ
イナスイオン濃度を容易に高くすることができる。また
自動車用空気清浄機1は天井8の運転席と助手席との間
部分に取り付けられている。そしてマイナスイオンを車
室9前方に選択的に拡散させることができる。このた
め、ちょうど運転席および助手席に座った搭乗者12の
頭部付近のマイナスイオン濃度を高くすることができ
る。したがって、搭乗者12はマイナスイオンを効率的
に体内に取り込むことができる。また自動車用空気清浄
機1によると、浄化部として光触媒フィルタ3を配置し
ている。このため自動車用空気清浄機1はメンテナンス
性にも優れている。また自動車用空気清浄機1は低コス
トである。
【0025】以上、本発明の自動車用空気清浄機1の実
施の形態について説明した。しかしながら実施形態は上
記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いう
る種々の変形的形態、改良的形態で実施することもでき
る。
【0026】例えば、上記実施形態においては、光触媒
として酸化チタンを使用した。しかしながら、酸化亜鉛
(ZnO)や酸化タングステン(WO3)などを用いて
もよい。また上記実施形態においては、集塵フィルタ兼
用の光触媒フィルタ3を配置したが、光触媒フィルタと
は別に集塵フィルタを配置してもよい。またケースを外
さずに光触媒フィルタだけを脱着可能に配置してもよ
い。光触媒は紫外線を含む光により励起させやすい。こ
のため、停車時に取り外した光触媒フィルタをダッシュ
ボードの上などに置いておくと、日光により光触媒が励
起されるため、停車時においても空気の清浄化が可能で
ある。また浄化部として集塵フィルタだけを配置しても
よい。また活性炭などを配置してもよい。
【0027】また上記実施形態においては、照射部6に
発光ダイオード60を組み込んだ。しかしながら発光ダ
イオード60の代わりに、例えば蛍光灯などを組み込ん
でもよい。また照射部6は光源を備えなくてもよい。例
えば自動車用空気清浄機1とは別に光源を配置し、光フ
ァイバなどの導光体により照射部6を発光させてもよ
い。また、照射部6により車室9の室内灯を兼用しても
よい。
【0028】また上記実施形態においては、空気循環装
置としてシロッコファン4を配置したが、シロッコファ
ン4に限らず他の形式のファンなどを用いてもよい。ま
た上記実施形態においては、電子放射式のマイナスイオ
ン発生器5を配置した。しかしながらマイナスイオン発
生器の種類は特に限定しない。例えばコロナ放電式のマ
イナスイオン発生器を用いてもよい。また、トルマリン
などのマイナスイオン放射物質も本発明のマイナスイオ
ン発生器に含まれる。
【0029】
【発明の効果】本発明によると、マイナスイオン発生器
と一体型であり、かつ所望の空間位置のマイナスイオン
濃度を高くしやすい自動車用空気清浄機を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動車用空気清浄機の断面図であ
る。
【図2】 車室における空気の流路概念図である。
【図3】 従来の自動車用空気清浄機の模式的断面図で
ある。
【符号の説明】
1:自動車用空気清浄機、2:ケース、20:イオン放
出口、21:吹出口、22:吸込口、23:仕切り部
材、3:光触媒フィルタ(浄化部)、4:シロッコファ
ン(空気循環装置)、5:マイナスイオン発生器、5
0:イオン化針、6:照射部、60:発光ダイオード、
7:内部流路、8:天井、9:車室、10:循環流路、
11:間接的循環流路、12:搭乗者。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口と吹出口とが開口するとともに内
    部に該吸込口と該吹出口とを結ぶ内部流路が区画された
    ケースと、該内部流路に配置された浄化部と、該ケース
    の内部に配置され該内部流路と車室との間で空気を循環
    させる空気循環装置と、を備えてなる自動車用空気清浄
    機であって、 さらに該ケースの内部にマイナスイオン発生器を備え、
    該ケースは、該マイナスイオン発生器から発生したマイ
    ナスイオンを車室に放出するイオン放出口を、該内部流
    路から隔離して備えていることを特徴とする自動車用空
    気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記イオン放出口は、前記吸込口を挟ん
    で前記吹出口と対向するように前記ケースに開口してい
    る請求項1に記載の自動車用空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記吸込口は下方に開口し前記吹出口は
    後方に開口し前記イオン放出口は前方に開口していると
    ともに、車室天井の運転席と助手席との間部分に取り付
    けられる請求項1に記載の自動車用空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記浄化部は光触媒を有する光触媒フィ
    ルタであり、さらに該ケースの内部に該光触媒に光を照
    射する照射部を持つ請求項1に記載の自動車用空気清浄
    機。
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Cited By (3)

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