JP2003170712A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2003170712A
JP2003170712A JP2001369766A JP2001369766A JP2003170712A JP 2003170712 A JP2003170712 A JP 2003170712A JP 2001369766 A JP2001369766 A JP 2001369766A JP 2001369766 A JP2001369766 A JP 2001369766A JP 2003170712 A JP2003170712 A JP 2003170712A
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rim
bead
tire
ridge
pneumatic tire
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Yasuyo Fujita
康世 藤田
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐リム滑り性、エアー漏れ性を損なうことな
く、リムフィット性を向上し、リム組み後のRFV変化
量を最小限にすることができる空気入りタイヤを提供す
ること。 【解決手段】 ビードベース18Aに、タイヤ軸方向に
沿って延びる第1の凸条22をタイヤ周方向に複数形成
することにより、空気入りタイヤ10のリム装着時に、
ビード部18がリムのビードシート部32上をタイヤ軸
方向に滑り易くなり、ビード部18がリムの最適な位置
に配置され、フィット性が向上する。また、第1の凸条
22を形成したことにより、リムと空気入りタイヤ10
とのタイヤ周方向の滑りを防止する効果が向上する。ビ
ード背面部18Bに、タイヤ周方向に沿って連続して延
びる環状の第2の凸条30を形成することにより、第2
の凸条30がリムフランジ26に密着して圧縮され、ビ
ード背面部18Bとリムフランジとの間のシール性を向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤに
係り、特に、リムフィット性に優れた空気入りタイヤに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リム滑り性、耐エアー漏れ性確保
のため、ビード拡張力が適当な値となるようにビードベ
ース内径を設定する方法、例えば、ビードベース部の角
度を、リムのビードシートの角度よりも部分的に大きく
する、ビードべース部に周方向に延設する突起を設ける
(特開平2−241808号公報)等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、タ
イヤ・リム組立体のRFV(ラジアルフォースバリエー
ション)のレベルは、タイヤのリムフィット性の悪さか
ら、タイヤ単体のRFVのレベルに比べて悪化する場合
がある。
【0004】上記従来技術では、タイヤをリムに組付け
る際に、ビードベース部がビードシート部上を滑り難く
なってしまい、リムフィット性が悪化し、その結果タイ
ヤ・リム組立体のユニフォミティが悪化する問題があ
る。
【0005】そこで、リムフィット性の悪化レベルを最
小限に抑えるために、ビード拡張力を低減(ビードベー
ス径を大きくする)する方法があるが、リム滑りし易く
なり、エアー漏れし易くなるという問題がある。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、耐リム滑り
性、エアー漏れ性を損なうことなく、リムフィット性を
向上し、リム組み後のRFV変化量を最小限にすること
ができる空気入りタイヤを提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、トレッド部、一対のサイドウォール部及びビード部
を備えた空気入りタイヤであって、前記ビード部のビー
ドベースには、タイヤ軸方向に沿って延びる第1の凸条
がタイヤ周方向に複数形成され、前記ビード部の背面部
には、少なくともリムフランジとの離反点よりもタイヤ
径方向内側部分に、タイヤ周方向に沿って連続して延び
る環状の第2の凸条が1本以上形成されている、ことを
特徴としている。
【0008】次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0009】ビード部のビードベースに、タイヤ軸方向
に沿って延びる第1の凸条をタイヤ周方向に複数形成す
ると、空気入りタイヤをリムに装着する際に、ビード部
がリムのビードシート部上を半径方向に滑り易くなり、
ビード部がリムの最適な位置に配置され、フィット性を
向上することができる。
【0010】また、タイヤ軸方向に沿って延びる第1の
凸条をタイヤ周方向に複数形成することにより、リムと
空気入りタイヤとのタイヤ周方向の相対的な滑りを防止
する効果を向上することができる。
【0011】さらに、ビード背面の少なくともリムフラ
ンジとの離反点よりもタイヤ径方向内側部分に、タイヤ
周方向に沿って連続して延びる環状の第2の凸条を形成
すると、第2の凸条がリムフランジに密着して圧縮さ
れ、ビード背面部とリムフランジとの間のシール性を向
上する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空気入りタイヤにおいて、前記第1の凸条は、ビード
ベース内に配置され、長さがビードベース幅の10%以
上であり、かつ幅が0.2〜1.6mm、高さが0.1
〜0.8mmである、ことを特徴としている。
【0013】次に、請求項2に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0014】第1の凸条は、ビードベース内に配置する
ことが好ましい。第1の凸条が、ビードベースよりもビ
ードヒール側に形成されると、エアリークが懸念され
る。
【0015】第1の凸条は、長さがビードベース幅の1
0%以上であることが好ましい。第1の凸条の長さがビ
ードベース幅の10%未満では、ビード部をタイヤ軸方
向に滑り易くする効果が不足する。
【0016】第1の凸条は、幅が0.2〜1.6mm、高
さが0.1〜0.8mmであることが好ましい。
【0017】第1の凸条の幅が0.2mm未満になる
と、ビード部をタイヤ軸方向に滑り易くする効果が不足
する。
【0018】第1の凸条の幅が1.6mmを越えると、
エアリークとリム滑りが懸念される。
【0019】第1の凸条の高さが0.1mm未満になる
と、ビード部をタイヤ軸方向に滑り易くする効果が不足
する。
【0020】第1の凸条の高さが0.8mmを越える
と、第1の凸条の基部付近に隙間が生じ、エア漏れの原
因となる。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記第1の
凸条のタイヤ周方向の配設ピッチは、2.0〜10.0
mmの範囲内である、ことを特徴としている。
【0022】次に、請求項3に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0023】第1の凸条のタイヤ周方向の配設ピッチ
は、2.0〜10.0mmの範囲内が好ましい。
【0024】第1の凸条のタイヤ周方向の配設ピッチが
2.0mm未満になると、エアリークが懸念される。
【0025】第1の凸条のタイヤ周方向の配設ピッチが
10.0mmを越えると、ビード部を滑り易くする効果
が不足する。
【0026】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記第2の凸条は、幅が0.2〜1.6mm、高さが0.
1〜0.8mmである、ことを特徴としている。
【0027】次に、請求項4に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0028】第2の凸条は、幅が0.2〜1.6mm、高
さが0.1〜0.8mmであることが好ましい。
【0029】第2の凸条の幅が0.1mm未満になる
と、シール性を向上できなくなる。
【0030】第2の凸条の幅が1.6mmを越えると、
リムフィット性の悪化が懸念される。
【0031】第2の凸条の高さが0.1mm未満になる
と、シール性を向上できなくなる。
【0032】第2の凸条の高さが0.8mmを越える
と、リムフィット性の悪化が懸念される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施形態に係る空気入りタイヤについて説明する。
【0034】本実施形態に係る空気入りタイヤ10は、
通常のラジアルタイヤの構造であり、 一対のビードコ
ア12(図1では片側のみ図示)と、一対のビードコア
12にトロイド状に跨がるカーカス14とを有してい
る。
【0035】なお、本実施形態の空気入りタイヤ10の
サイズは、PSR205/65R15である。
【0036】カーカス14は、本実施形態では2枚のカ
ーカスプライ16から構成されている。
【0037】カーカスプライ16は、ビード部18に配
置されたビードコア12の回りをタイヤ軸方向内側から
外側へ向けて折り返されており、カーカスプライ16の
本体部16Aと折返部16Bとの間にはスティフナー2
0が配設されている。
【0038】なお、図示はしないがカーカス14のタイ
ヤ半径方向外側には、ベルト及びトレッドゴム層が配置
されている。
【0039】ビード部18のビードベース18Aには、
タイヤ軸方向に沿って延びる第1の凸条22がタイヤ周
方向に複数形成されており、ビード部18のビード背面
部18Bには、タイヤ周方向に沿って連続して延びる環
状の第2の凸条30が複数本形成されている。
【0040】図1及び図2に示すように、ビード部18
は、タイヤ回転軸に沿った断面形状において、一般的に
はリム24のビードシート32と接する部分、所謂ビー
ドベース18Aが略直線状であり、リムフランジ26と
接する部分、所謂ビード背面部18Bが直線状(または
タイヤ外側に曲率中心を有する円弧形状)であり、ビー
ド背面部18Bとビードシート32との中間部分、所謂
ビードヒール18Cがタイヤ側に曲率中心を有する円弧
形状である。
【0041】ここで、本発明では、リム24を回転軸に
沿った断面で見た時に直線形状とされ、かつビードベー
ス18Aが接触する部分(図2では、リムフランジ26
の基部の円弧曲面34の終端P1から右側部分)をビー
ドシート32と定義する。
【0042】また、ビード部18のなかで、上記のよう
に定義されたビードシート32と対応する部分、即ち、
リム組みしたときにビードシート32と接触する部分を
ビードベース18Aと定義する。
【0043】さらに、ビードトゥ18Dからビードヒー
ル18Cへ測ったビードベース18Aのペリフェリ長さ
をビードベース幅Wと定義する。ちなみに、図2中の符
号P2は、リム組み時に前述した終端P1と接触する点
である。
【0044】なお、第1の凸条22は、ビードベース1
8A(ビードベース幅W)内に設けられている。
【0045】第1の凸条22の長さSは、ビードベース
幅Wの10%以上必要である。
【0046】図3に示すように、第1の凸条22の幅w
1は0.2〜1.6mm、第1の凸条22の高さh1は0.
1〜0.8mmの範囲内に設定することが好ましい。
【0047】幅w1及び高さh1が上記範囲内であれば第
1の凸条22の断面形状は正方形、長方形、台形等、特
に問わないが、図3に示すような半円形状が好ましい。
【0048】また、第1の凸条22のタイヤ周方向の配
設ピッチPT1は、2.0〜10.0mmの範囲内が好
ましい。
【0049】本実施形態の第1の凸条22は、断面形状
が半円形であり、その曲率半径r1が0.5mmである
(即ち、幅w1が1.0mm、高さh1が0.5mm)。第1
の凸条22は、ビードトゥ18Dからビードヒール18
Cに向けて形成されており、その長さSは15mm(ちな
みに、ビードベース幅Wは17mm)である。また、第1
の凸条22条の配設ピッチPT1は5mmである。
【0050】図1及び図2に示すように、第2の凸条3
0は、離反点SPよりもタイヤ径方向内側部分に複数本
形成されている。
【0051】なお、離反点SPとは、空気入りタイヤ1
0を標準リムに装着し、標準空気圧を充填したときに、
ビード部18がリムフランジ26から離れる点である。
【0052】ここで、本実施形態において、標準リムと
はJATMA(日本自動車タイヤ協会)のYear B
ook2001年度版規定のリムであり、標準空気圧と
はJATMA(日本自動車タイヤ協会)のYear B
ook2001年度版の最大負荷能力に対応する空気圧
である。
【0053】日本以外では、標準空気圧とは下記規格に
記載されている単輪の最大荷重(最大負荷能力)に対応
する空気圧のことであり、標準リムとは下記規格に記載
されている適用サイズにおける標準リム(または、”Ap
proved Rim" 、”Recommended Rim")のことである。
【0054】規格は、タイヤが生産又は使用される地域
に有効な産業規格によって決められている。例えば、ア
メリカ合衆国では、”The Tire and Rim Association I
nc.のYear Book ”であり、欧州では”The European Ti
re and Rim Technical OrganizationのStandards Manua
l”である。
【0055】使用地又は製造地において、TRA規格、
ETRTO規格が適用される場合は各々の規格に従う。
【0056】図4に示すように、第2の凸条30の幅w
2は0.2〜1.6mm、第2の凸条30の高さh2は0.
1〜0.8mmの範囲内に設定することが好ましい。
【0057】幅w2及び高さh2が上記範囲内であれば第
2の凸条30の断面形は正方形、長方形、台形等、特に
問わないが、図4に示すような半円形状が好ましい。
【0058】本実施形態の第2の凸条30は、断面形状
が半円形であり、その曲率半径r2が0.5mmである
(即ち、幅w2が1.0mm、高さh2が0.5mm)。
【0059】第2の凸条30は、離反点SPからビード
ヒール18Cにかけて一定の間隔で5本形成されてい
る。(作用)次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の
作用及び効果について説明する。
【0060】ビード部18のビードベース18Aに、タ
イヤ軸方向に沿って延びる第1の凸条30をタイヤ周方
向に複数形成すると、空気入りタイヤ10をリム24に
装着する際に、ビード部18がビードシート32上をタ
イヤ軸方向に滑り易くなり、ビード部18がリム24の
最適な位置に配置され、フィット性が向上する。
【0061】また、タイヤ軸方向に沿って延びる第1の
凸条30をタイヤ周方向に複数形成することにより、リ
ム24と空気入りタイヤ10とのタイヤ周方向の相対的
な滑りを防止する効果が向上する。
【0062】さらに、ビード部18がリム24に装着さ
れると、第2の凸条30がリムフランジ26に密着して
圧縮され、ビード背面部18Bとリムフランジ26との
間のシール性を向上する。
【0063】なお、第1の凸条22が、上記ビードベー
ス18A(ビードベース幅W)よりもビードヒール18
C側に形成されると、エアリークが懸念される。
【0064】第1の凸条22の長さSがビードベース幅
Wの10%未満では、リム組み時にビード部18をタイ
ヤ軸方向に滑り易くする効果が不足する。
【0065】第1の凸条22の幅w1が0.2mm未満
になると、ビード部18をタイヤ軸方向に滑り易くする
効果が不足する。
【0066】第1の凸条22の幅w1が1.6mmを越
えると、エアリークとリム滑りが懸念される。
【0067】第1の凸条22の高さh1が0.1mm未
満になると、ビード部18をタイヤ軸方向に滑り易くす
る効果が不足する。
【0068】第1の凸条22の高さh1が0.8mmを
越えると、リム組み時に第1の凸条22の基部付近に隙
間が生じ、エア漏れの原因となる。。
【0069】第1の凸条22のタイヤ周方向の配設ピッ
チPT1が2.0mm未満になると、エアリークが懸念
される。
【0070】第1の凸条22のタイヤ周方向の配設ピッ
チPT1が10.0mmを越えると、ビード部をタイヤ
軸方向に滑り易くする効果が不足する。
【0071】第2の凸条30の幅w2が0.2mm未満
になると、シール性を向上できなくなる。
【0072】第2の凸条30の幅w2が1.6mmを越
えると、リムフィット性の悪化が懸念される。
【0073】第2の凸条30の高さh2が0.1mm未
満になると、シール性を向上できなくなる。
【0074】第2の凸条30の高さh2が0.8mmを
越えると、リムフィット性の悪化が懸念される。(試験
例)本発明の効果を確かめるために、従来例に係る空気
入りタイヤと、本発明の適用された実施例の空気入りタ
イヤとを用意し、リムフィット性、リム滑り量、及びエ
アー漏れ量の比較を行った。
【0075】なお、実施例の空気入りタイヤは上記実施
形態の空気入りタイヤであり、従来例の空気入りタイヤ
は実施形態の空気入りタイヤから第1及び第2の凸条を
取り除いた空気入りタイヤである。
【0076】次に、リムフィット性、リム滑り量、及び
エアー漏れ量の試験方法を説明する。
【0077】リムフィット性:リムフィット状態を(ビ
ード部)をCTスキャンで観察し、リムとビード背面部
の隙間を測定した。周上10ヶ所の隙間の合計値を算出
した。
【0078】評価は、従来例のリムフィット性を100
とする指数で表しており、数値が小さいほどリムフィッ
ト性が良いことを表している。
【0079】リム滑り量:一定荷重(4.9N)をかけ
た状態で、タイヤの押し付けられている面をスライドさ
せ、リム滑り発生時のスライドさせた台に加えた力を測
定した。
【0080】評価は、従来例のリム滑り量を100とす
る指数で表しており、数値が小さいほどリム滑り量が少
ないことを表している。
【0081】エアー漏れ量:リム組み後、220kPa
の内圧とし、30日後の内圧を測定し、内圧低下(漏
れ)を計測した。
【0082】評価は、従来例の漏れ量を100とする指
数で表しており、数値が小さいほど漏れが少ないことを
表している。
【0083】試験の結果は以下の表1に記載した通りで
ある。
【0084】
【表1】 試験の結果、本発明の適用された実施例のタイヤは、リ
ムフィット性に優れ、リム滑り量及びエアー漏れ量に関
しても従来例と同等の性能を有していることが分かる。
【0085】
【発明の効果】本発明の空気入りタイヤによれば、耐リ
ム滑り性、エアー漏れ性を損なうことなく、リムフィッ
ト性を向上し、リム組み後のRFV変化量を最小限にす
ることができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのビ
ード部を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのビ
ード部のタイヤ回転軸に沿った断面図である。
【図3】第1の凸条の断面図である。
【図4】第2の凸条の断面図である。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ 18 ビード部 18A ビードベース 18B ビード背面部 18C ビードヒール 18D ビードトゥ 22 第1の凸条 26 リムフランジ SP 離反点 30 第2の凸条

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド部、一対のサイドウォール部及
    びビード部を備えた空気入りタイヤであって、 前記ビード部のビードベースには、タイヤ軸方向に沿っ
    て延びる第1の凸条がタイヤ周方向に複数形成され、 前記ビード部の背面部には、少なくともリムフランジと
    の離反点よりもタイヤ径方向内側部分に、タイヤ周方向
    に沿って連続して延びる環状の第2の凸条が1本以上形
    成されている、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記第1の凸条は、ビードベース内に配
    置され、長さがビードベース幅の10%以上であり、か
    つ幅が0.2〜1.6mm、高さが0.1〜0.8mmで
    ある、ことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイ
    ヤ。
  3. 【請求項3】 前記第1の凸条のタイヤ周方向の配設ピ
    ッチは、2.0〜10.0mmの範囲内である、ことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタ
    イヤ。
  4. 【請求項4】 前記第2の凸条は、かつ幅が0.2〜
    1.6mm、高さが0.1〜0.8mmである、ことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空
    気入りタイヤ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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