JP2003169651A - 栗ひげ除去方法及び栗ひげ除去装置 - Google Patents

栗ひげ除去方法及び栗ひげ除去装置

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JP2003169651A
JP2003169651A JP2001376117A JP2001376117A JP2003169651A JP 2003169651 A JP2003169651 A JP 2003169651A JP 2001376117 A JP2001376117 A JP 2001376117A JP 2001376117 A JP2001376117 A JP 2001376117A JP 2003169651 A JP2003169651 A JP 2003169651A
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JP
Japan
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chestnut
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chestnuts
conveying line
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JP2001376117A
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English (en)
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Takao Kuwajima
崇夫 桑島
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CHIYUURIYOU KOKI TEKUNIKA KK
SATONOKA KOBO KK
Original Assignee
CHIYUURIYOU KOKI TEKUNIKA KK
SATONOKA KOBO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生栗の栗ひげを迅速かつ確実に除去できる栗
ひげ除去方法と栗ひげ除去装置を開発すること。 【解決手段】 搬送ライン11によって生栗を重ならな
いように並べて送りながら、搬送ライン11上の生栗の
栗ひげを搬送ライン11を横切るライン状の火炎を形成
するラインバーナ12による火炎に潜らせた後、洗浄装
置6により水洗する。この方法を、生栗を重ならないよ
うに並べて送るエンドレスの搬送ライン11と、搬送ラ
イン11を横切って設けられ、ライン状の火炎を搬送ラ
イン11に向かって形成するラインバーナ12と、搬送
ライン11の後端部に設けられ攪拌しながら火炎を潜っ
た生栗を洗浄する洗浄装置6とを備えた栗ひげ除去装置
で実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生栗の先端に有る
めしべの痕跡である栗ひげを除去するための栗ひげ除去
方法及び栗ひげ除去装置に関するものであり、特に生栗
の栗ひげを迅速かつ確実に除去できる栗ひげ除去方法及
び栗ひげ除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】栗加工食品の中にはボイルした栗の中身
を取出した刳り抜き身を使うものがある。栗の殻にはめ
しべの痕跡である所謂栗ひげがあり、これが栗の刳り抜
き身に混入することがある。栗ひげは、細いまつげのよ
うなもので、数本に分かれて栗殻の先についているが、
これが剥き身に混入すると、毛や虫が混入しているよう
に錯誤され易く、品質の管理が難しい。そこで、これま
で、生栗をパンチングメタルの容器に入れ、振動させて
生栗を摺り合わせるか、回転するワイヤブラシに生栗を
潜らせるか、回転ドラムに生栗を入れ、回転ドラム中の
ブレードによって擦り合わせながら攪拌することによっ
て栗ひげの除去が行われてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の栗
ひげ除去装置においては、除去処理に時間がかかるう
え、大きさや形の個々に異なる生栗の栗ひげに対する機
械的作用が均等に加わらず、除去されないまま残るもの
があり、栗の刳り抜き身の品質の維持管理が難しいとい
った問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたものであって、その課題とするとこ
ろは、生栗の栗ひげを迅速かつ確実に除去できる栗ひげ
除去方法を開発するとともに、生栗の栗ひげを迅速かつ
確実に除去する栗ひげ除去装置を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
第1の発明は、請求項1に記載したとおりである。上記
第1の発明により、大きさや形の個々に異なる生栗の栗
ひげに火炎を均等に作用させて焼切り、炭化させて洗い
落すことができる。
【0006】さらに、第2の発明は、請求項2に記載し
たとおりである。上記第2の発明により、生栗の栗ひげ
はライン状の火炎を潜ることにより焼切られ、炭化され
て洗浄手段により洗い落され除去されることになる。
【0007】さらに、第3の発明は、請求項3に記載し
たとおりである。上記第3の発明により、加熱された搬
送ラインを冷却して送り側へ戻すことができ、連続的に
栗ひげの除去を行うことができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る
栗ひげ除去装置を示す。栗ひげ除去装置は、ホッパ1に
投入された栗ひげ2の付いた生栗3(図2参照)を適量
ずつ送出す送り装置4と、送り装置4から送出された生
栗3を搬送しながら栗ひげ2を焼切るひげ焼取り装置5
と、ひげ焼取り装置5により栗ひげ2を焼取られた生栗
3を洗浄する洗浄装置6とが直列に配置されて構成され
ている。なお、ホッパ1が送り装置4の下部に取付けら
れている。
【0009】図3は、送り装置4を示す。送り装置4
は、垂直面で回転する上下のスプロケットホイール7に
掛装されたチェーン8に複数の棚板9が梯子状に装架さ
れた構成であり、斜めに基台10(図1参照)に設けら
れている。上側のスプロケットホイール7は、モータ1
7(図1参照)によりチェーン17a、17bを介して
駆動されて、時計回りに回転する。このため、ホッパ1
(図1参照)に投入された生栗3を棚板9ですくい適量
ずつ上部端側(矢印9aの方向)へ送る。なお、17c
はチェーン17bの回転方向である。
【0010】図1において、ひげ焼取り装置5は、エン
ドレスの金網で作られた(図4参照)略水平方向へ生栗
3(図3参照)を送るエンドレスの搬送ライン11と、
ライン状の火炎を搬送ライン11に向かって形成する複
数列のラインバーナ12とから構成されている。搬送ラ
イン11は、前後2個のプーリ13と下部の駆動プーリ
14とにより略三角形をなして掛装され、送り装置4か
ら送出される生栗3(図3参照)を、簾状の敷並べ機構
15を潜らせて重ならないように並べて図示右方向に送
る。搬送ライン11の戻り側は、冷却手段としての水槽
16に潜らされて冷却される。このため、ラインバーナ
12で加熱された搬送ライン11の戻り側は冷却されて
往き側に戻される。なお、矢印11aは搬送ライン11
の回転方向である。
【0011】図5は、図1のラインバーナ12の配置を
示す。ラインバーナ12は、搬送ライン11の往き側を
横切って、上方に3列、下方に2列が間隔をおいて設け
られている。ラインバーナ12の上方のものは、それぞ
れ搬送ライン11に下向きのライン状の火炎を前向きや
後向きの角度を持って形成し、ラインバーナ12の下方
のものは、搬送ライン11に上向きのライン状の火炎を
略垂直に形成する。なお、矢印12aは前記火炎の方向
を示す。
【0012】図1において、モータ17は、チェーン1
7aを介して搬送ライン11の駆動プーリ14を回転さ
せる。モータ17は基台10に装着されている。洗浄装
置6は、搬送ライン11より低位の基台10の後部に設
けられている。
【0013】図6は、図1の洗浄装置6を拡大して示
す。洗浄装置6は、両端の開口した網籠で構成された回
転ドラム18と、回転ドラム18に水を噴出する噴射ノ
ズル19とからなる。回転ドラム18は基台10に固定
された水受槽20(図1参照)に回転軸21が斜めに軸
支されていて、回転ドラム18の上端の開口部と搬送ラ
イン11の往き側の後端とは斜めのガイド樋24(図1
参照)で連絡されている。回転ドラム18の後端の開口
部18aは、水受槽20の外に位置し、図示しない取出
口へ連絡している。回転ドラム18の回転軸21には傘
歯車22が装着され、モータ17(図1参照)によって
回転する歯車23に噛合わされている。なお、19aは
噴射ノズル19の噴出口であり、19bは噴射ノズル1
9aから噴出する水である。
【0014】図1において、栗ひげ除去装置では、モー
タ17の回転によって送り装置4と搬送ライン11と回
転ドラム18とが動作する。各ラインバーナ12に火炎
を形成し、噴射ノズル19から水を噴射させ、ホッパ1
に栗ひげ2の付いた生栗3(図2参照)を入れる。ホッ
パ1に投入された生栗3(図3参照)は、適量ずつ送り
装置4の棚板9(図3参照)ですくい上げられ、搬送ラ
イン11上に送出される。搬送ライン11上の生栗3
は、敷並べ機構15を潜ることで重なることなく並べら
れ、ラインバーナ12の作る火炎を5秒〜10秒かけて
潜る。
【0015】ラインバーナ12の火炎に当った栗ひげ2
は焼切られ、その付根の部分は炭化する。生栗3は形や
大きさが個々に違い、栗ひげ2が上側になったり、横に
なったり、斜め下になったりするが、図5にラインバー
ナ12の配置を示すように上側の3列のラインバーナ1
2の火炎が斜めに形成されているため、いずれかの火炎
に栗ひげ2が当ることになる。さらに、栗ひげ2が下向
きになるような生栗3があっても、下側のラインバーナ
12の火炎に当り焼切られる。
【0016】図1において、栗ひげ2を焼かれた生栗3
は、搬送ライン11の後端からガイド樋24によって回
転ドラム18に導き込まれ、噴射ノズル19からの水1
9b(図6参照)を浴びながら回転ドラム18内で攪拌
されながら回転ドラム18の後端の開口部18a(図6
参照)から取出口へ落下する。回転ドラム18での回転
と水19bを浴びることにより、炭化した栗ひげ2も掻
取られ洗浄されて、栗ひげ2の無い生栗3となる。
【0017】搬送ライン11はラインバーナ12の火炎
を浴びて加熱されるが、戻り側において水槽16を通過
することによって冷却されるため、冷却時間をかけずに
連続的に栗ひげ2の焼切りを行うことができる。このよ
うな栗ひげ2を焼切る方法は、攪拌や摺切りによる方法
より遥かに短時間に栗ひげ2を除去でき、しかも確実性
が高い。焼切った後、洗浄することにより炭化した栗ひ
げ2も洗落ち、栗ひげ2のない刳り抜き身に適した生栗
3が短時間で得られる。
【0018】
【発明の効果】第1の発明によれば、生栗の栗ひげを迅
速かつ確実に除去できる。
【0019】第2の発明によれば、生栗の栗ひげを迅速
かつ確実に除去することができる栗ひげ除去装置が得ら
れる。
【0020】第3の発明によれば、前記第2の発明の効
果とともに連続的に生栗の栗ひげの焼切りを行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る栗ひげ除去装置を
示す正面図である。
【図2】 生栗を示す説明図である。
【図3】 図1の栗ひげ除去装置の送り装置を拡大して
示す部分図である。
【図4】 図1の栗ひげ除去装置のひげ焼取り装置の平
面を示す部分図である。
【図5】 図1の栗ひげ除去装置のラインバーナの配置
を示す説明図である。
【図6】 図1の栗ひげ除去装置の洗浄装置を拡大して
示す部分図である。
【符号の説明】
2 栗ひげ 3 生栗 4 送り装置 5 ひげ焼取り装置 6 洗浄装置(洗浄手段) 11 搬送ライン 12 ラインバーナ 12a 矢印(火炎の方向) 16 水槽(冷却手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ラインによって生栗を重ならないよ
    うに並べて送りながら、前記搬送ライン上の生栗の栗ひ
    げを火炎に潜らせた後、水洗することを特徴とする栗ひ
    げ除去方法。
  2. 【請求項2】 生栗を重ならないように並べて送るエン
    ドレスの搬送ラインと、この搬送ラインを横切って設け
    られ、ライン状の火炎を前記搬送ラインに向かって形成
    するバーナと、前記搬送ラインの後端部に設けられ、前
    記火炎を潜った生栗を攪拌しながら洗浄する洗浄手段と
    を備えたことを特徴とする栗ひげ除去装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された栗ひげ除去装置で
    あって、搬送ラインの戻り側にこの搬送ラインを冷却す
    る冷却手段を設けたことを特徴とする栗ひげ除去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109645506A (zh) * 2019-02-21 2019-04-19 华中农业大学 一种鲜菱角自动脱壳机

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