JP2003169497A - サーボドライブシステム、射出成型機、サーボモータ制御方法及び射出成型機の動作方法 - Google Patents

サーボドライブシステム、射出成型機、サーボモータ制御方法及び射出成型機の動作方法

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JP2003169497A
JP2003169497A JP2001369351A JP2001369351A JP2003169497A JP 2003169497 A JP2003169497 A JP 2003169497A JP 2001369351 A JP2001369351 A JP 2001369351A JP 2001369351 A JP2001369351 A JP 2001369351A JP 2003169497 A JP2003169497 A JP 2003169497A
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Naonobu Shinoda
尚信 篠田
Hitoshi Onuma
均 大沼
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 一の機構を複数のサーボモータにより駆動す
るサーボドライブシステムに含まれる信号線の増加を抑
制しながら、サーボドライブシステムに故障が発生した
ときに、それらのサーボモータを短時間で停止し、その
機構を機械的な負荷から保護する技術を提供する。 【解決手段】 第1サーボドライバ2と第2サーボド
ライバ2とは、バス3とは別に設けられた第1信号伝
送手段8により接続される。第1サーボドライバ2
は、第1サーボドライバ2と第1サーボモータ5
のうちの少なくとも一方に故障が発生したとき、第2駆
動電流の供給の停止を指示する第1故障通知信号B
を、第1信号伝送手段8を介して第2サーボドライ
バ2に出力する。第2サーボドライバ2は、第1故
障通知信号Bに応じて第2サーボモータ5への第2
駆動電流の供給を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボドライブシ
ステムに関する。本発明は、特に、複数のサーボモータ
を制御して駆動するサーボドライブシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】射出成型機をはじめとする機械では、多
数のサーボモータが駆動源として使用される。サーボモ
ータのそれぞれは、サーボドライバから駆動電流を供給
されて、駆動力を発生する。
【0003】機械に所望の動作をさせるために、サーボ
ドライバのそれぞれは、制御装置によって制御される。
複数のサーボドライバを制御する技術は、公開特許公報
(特開平6−149332、特開平9−215371、
特開平11−147243)、特許公報(第27381
63号)、公表特許公報(特表平9−501878)、
及び再公表特許(WO99/01252)に開示されて
いる。
【0004】サーボモータの数が増加すると、サーボド
ライバの数もサーボモータの数に比例して増加し、従っ
て、サーボドライバの制御のためにサーボドライバと制
御装置との間で交換される制御データの数も増加する。
【0005】しかし、制御データの増加に合わせて、そ
の制御データを伝送する信号線の数を増加することは、
機械の複雑化を招き好ましくない。制御データを伝送す
る信号線の数は、可能な限り少ないことが望ましい。
【0006】その一方で、少ない数の信号線で多数の制
御データを伝送することは、制御データの伝送速度の低
下を招く。制御データの伝送速度の低下は、機械が故障
したときに、故障が発生してからサーボドライバがその
故障に対応した動作を行うまでに要する時間を長くし、
故障時の機械の保護の観点からは好ましくない。
【0007】とりわけ、複数のサーボモータが一の機構
を駆動する場合には、サーボドライバを制御する制御デ
ータの伝送速度の低下は、より深刻な問題である。複数
のサーボモータが一の機構を駆動する場合、そのサーボ
モータに駆動電流を供給するサーボドライバは、同期的
に動作する必要がある。このとき、その一の機構を駆動
する複数のサーボモータの一が故障した場合には、駆動
対象である機構を保護するために、その故障した一のサ
ーボモータに駆動電流と供給するサーボドライバを停止
するとともに、故障していない他のサーボモータに駆動
電流を供給するサーボドライバーも停止される必要があ
る。同様に、同期的に動作するサーボドライバのうちの
一が故障した場合には、故障したサーボドライバを停止
するとともに、故障していない他のサーボドライバも停
止される必要がある。しかし、サーボドライバを制御す
る制御データの伝送速度が低下すると、故障の発生か
ら、同期的に動作する全てのサーボドライバの停止まで
に必要な時間が長くなる。サーボドライバの停止までに
必要な時間が長くなると、望ましくない駆動力が駆動対
象である機構に加えられ、機構に機械的な負荷がかか
る。
【0008】システムに故障が発生しても、複数のサー
ボモータにより駆動される機構は機械的な負荷から保護
されることが望ましい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、一の
機構を複数のサーボモータにより駆動するサーボドライ
ブシステムに含まれる信号線の増加を抑制しながら、サ
ーボドライブシステムに故障が発生したときに、それら
のサーボモータを短時間で停止し、その一の機構を機械
的な負荷から保護する技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決す
るための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特
許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との
対応関係を明らかにするために付加されている。但し、
付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記載され
ている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0011】本発明によるサーボドライバシステムは、
制御装置(1)と、複数のサーボモータ(5〜5
と、複数のサーボドライバ(2〜2)と、制御装置
(1)とサーボドライバ(2〜2)のそれぞれとに
接続されたバス(3)とを備えている。制御装置(1)
と複数のサーボドライバ(2〜2)のそれぞれと
は、サーボドライバ(2〜2)を制御するための制
御データ(D〜D、F〜F)を、バス(3)を
介して交換する。複数のサーボドライバ(2〜2
は、複数のサーボモータ(5〜5)のうちの第1サ
ーボモータ(5)に第1駆動電流を供給する第1サー
ボドライバ(2)と、複数のサーボモータ(5〜5
)のうち、第1サーボモータ(5)と同一の駆動対
象(6)を駆動する第2サーボモータ(5)に第2
駆動電流を供給する第2サーボドライバ(2)とを含
む。第1サーボドライバ(2)と前記第2サーボドラ
イバ(2)とは、バス(3)とは別に設けられた第1
信号伝送手段(8)により接続される。第1サーボド
ライバ(2)は、第1サーボドライバ(2)と第1
サーボモータ(5)とのうちの少なくとも一方に故障
が発生したとき、第2駆動電流の供給の停止を指示する
第1故障通知信号(B)を、第1信号伝送手段
(8)を介して第2サーボドライバ(2)に出力す
る。第2サーボドライバ(2)は、第1故障通知信号
(B)に応じて第2サーボモータ(5)への第2駆
動電流の供給を停止する。当該サーボドライブシステム
では、サーボドライバ(2〜2)を制御するための
制御データ(D〜D、F〜F)を、バス(3)
を介して交換されることにより、信号線の数の減少が図
られている。その一方で、多数のデータを送信するため
低速になる傾向にあるバス(3)とは別に第1信号伝送
手段(8)が設けられ、その第1信号伝送手段
(8)を介して第1故障通知信号(B)が伝送され
ることにより、第1サーボドライバ(2)と第1サー
ボモータ(5)とのうちの少なくとも一方に故障が発
生したときに、より短時間で第2サーボモータ(5
を停止することができる。
【0012】このとき、第1サーボドライバ(2)と
第2サーボドライバ(2)とは、バス(3)及び第1
信号伝送手段(8)と別に設けられた第2信号伝送手
段(8)により接続され、第2サーボドライバ
(2)は、第2サーボドライバ(2)と第2サーボ
モータ(5)とのうちの少なくとも一方に故障が発生
したとき、第1駆動電流の供給の停止を指示する第2故
障通知信号(B)を、第2信号伝送手段(8)を介
して第1サーボドライバ(2)に出力し、第1サーボ
ドライバ(2)は、第2故障通知信号(B)に応じ
て第1駆動電流の供給を停止することが好ましい。
【0013】また、第1信号伝送手段(8)の伝送速
度は、バス(3)の伝送速度よりも速いことが好まし
い。
【0014】本発明によるサーボドライブシステムは、
制御装置(1)と、複数のサーボモータ(5〜5
と、複数のサーボドライバ(2〜2)と、制御装置
(1)と前記サーボドライバ(2〜2)のそれぞれ
とに接続されたバス(3)とを備えている。制御装置
(1)と複数のサーボドライバ(2〜2)のそれぞ
れとは、サーボドライバ(2〜2)を制御するため
の制御データ(F〜F 、D〜D)を、バス
(3)を介して交換する。複数のサーボドライバ(2
〜2)は、複数のサーボモータ(5〜5)のうち
の第1サーボモータ(5)に第1駆動電流を供給する
第1サーボドライバ(2)と、複数のサーボモータ
(5〜5)のうちの第2サーボモータ(5)に第
2駆動電流を供給する第2サーボドライバ(2)と、
複数のサーボモータ(5〜5)のうちの第3サーボ
モータ(5)に第3駆動電流を供給する第3サーボド
ライバ(2 )とを含む。第1サーボモータ(5)と
第2サーボモータ(5)と第3サーボモータ(5
とは、同一の駆動対象(6)を駆動する。第1サーボ
ドライバ(2)は、バス(3)とは別に設けられた第
1信号伝送手段(841)により第2サーボドライバ
(2)に接続され、且つ、バス(3)とは別に設けら
れた第2信号伝送手段(842)により第3サーボドラ
イバ(2)に接続される。第1サーボドライバ
(2)は、第1サーボドライバ(2)と第1サーボ
モータ(5)とのうちの少なくとも一方に故障が発生
したとき、前記第2駆動電流の供給の停止を指示する第
1故障通知信号(B41)を、第1信号伝送手段(8
41)を介して第2サーボドライバ(2)に出力し、
且つ、前記第3駆動電流の供給の停止を指示する第2故
障通知信号(B42)を、第2信号伝送手段(842
を介して第3サーボドライバ(2)に出力する。第2
サーボドライバ(2)は、第1故障通知信号
(841)に応じて前記第2駆動電流の供給を停止し、
第3サーボドライバ(2)は、第2故障通知信号(B
42)に応じて前記第3駆動電流の供給を停止する。
【0015】本発明によるサーボドライブシステムは、
制御装置(1)と、複数のサーボモータ(5〜5
と、複数のサーボドライバ(2〜2)と、制御装置
(1)とサーボドライバ(2〜2)のそれぞれとに
接続されたバス(3)とを備えている。制御装置(1)
と複数のサーボドライバ(2〜2)とのそれぞれと
は、サーボドライバ(2〜2)とを制御するための
制御データ(F〜F 、D〜D)を、バス(3)
を介して交換する。複数のサーボドライバ(2
)は、複数のサーボモータ(5〜5)のうちの
第1サーボモータ(5)に第1駆動電流を供給する第
1サーボドライバ(2)と、複数のサーボモータ(5
〜5)のうちの第2サーボモータ(5)に第2駆
動電流を供給する第2サーボドライバ(2)と、複数
のサーボモータ(5〜5)のうちの第3サーボモー
タ(5)に第3駆動電流を供給する第3サーボドライ
バ(2 )を含む。第1サーボモータ(5)と第2サ
ーボモータ(5)と第3サーボモータ(5)とは、
同一の駆動対象(6)を駆動する。第1サーボドライ
バ(2)と第2サーボドライバ(2)とは、バス
(3)とは別に設けられた第1信号伝送手段(8)に
より接続され、第2サーボドライバ(2)と第3サー
ボドライバ(2)とは、バス(3)とは別に設けられ
た第2信号伝送手段(8)により接続される。第1サ
ーボドライバ(2)は、第1サーボドライバ(2
と第1サーボモータ(5)とのうちの少なくとも一方
に故障が発生したとき、前記第2駆動電流の供給の停止
を指示する第1故障通知信号(B)を、第1信号伝送
手段(8)を介して第2サーボドライバ(2)に出
力する。第2サーボドライバ(2)は、第1故障通知
信号(B)に応じて前記第2駆動電流の供給を停止
し、且つ、第1故障通知信号(B)に応じて前記第3
駆動電流の供給の停止を指示する第2故障通知信号(B
)を、第2信号伝送手段(8)を介して第3サーボ
ドライバ(2)に出力する。第3サーボドライバ(2
)は、第2故障通知信号(B)に応じて前記第3駆
動電流の供給を停止する。
【0016】本発明による射出成型機は、制御装置
(1)と、射出スクリュー(14)と、射出スクリュー
(14)が挿入され、射出スクリュー(14)から受け
る力により金型(18)に樹脂(16)を射出する射出
シリンダ(15)と、射出スクリュー(14)を駆動す
る第1サーボモータ(5)と、射出スクリュー(1
4)を駆動する第2サーボモータ(5)と、第1サー
ボモータ(5)に第1駆動電流を供給する第1サーボ
ドライバ(2)と、第2サーボモータ(5)に第2
駆動電流を供給する第2サーボドライバ(2)と、制
御装置(1)、第1サーボドライバ(2)、及び第2
サーボドライバ(2)のそれぞれに接続されたバス
(3)とを備えている。制御装置(1)と、第1サーボ
ドライバ(2)、及び第2サーボドライバ(2)と
は、第1サーボドライバ(2)、及び第2サーボドラ
イバ(2)を制御するための制御データ(F
、D、D )を、バス(3)を介して交換する。
第1サーボドライバ(2)と第2サーボドライバ(2
)とは、バス(3)とは別に設けられた第1信号伝送
手段(8 )により接続される。第1サーボドライバ
(2)は、第1サーボドライバ(2)と第1サーボ
モータ(5)とのうちの少なくとも一方に故障が発生
したとき、第2駆動電流の供給の停止を指示する第1故
障通知信号(B)を、第1信号伝送手段(8)を介
して第2サーボドライバ(2)に出力する。第2サー
ボドライバ(2)は、第1故障通知信号(B)に応
じて前記第2駆動電流の供給を停止する。
【0017】かかる構成は、当該射出成型機が、更に、
第1サーボモータ(5)が供給する回転駆動力を直線
駆動力に変換して射出スクリュー(14)に供給する第
1ボールねじ(11)と、第2サーボモータ(5)が
供給する回転駆動力を直線駆動力に変換して射出スクリ
ュー(14)に供給する第2ボールねじ(12)とを備
えている場合に、特に有効である。
【0018】本発明によるサーボドライブシステムの制
御方法は、制御装置(1)と、第1サーボモータ
(5)と、第1サーボモータ(5)と同一の駆動対
象(6)を駆動する第2サーボモータ(5)と、第
1サーボモータ(5)に第1駆動電流を供給する第1
サーボドライバ(2)と、第2サーボモータ(5
に第2駆動電流を供給する第2サーボドライバ(2
と、制御装置(1)、第1サーボドライバ(2)及び
第2サーボドライバ(2)のそれぞれとに接続された
バス(3)とを備えたサーボドライブシステムの制御方
法である。当該制御方法は、第1サーボドライバ
(2)及び第2サーボドライバ(2)を制御するた
めの制御データ(F、F、D、D)を、制御装
置(1)と第1サーボドライバ(2)及び第2サーボ
ドライバ(2)との間で、バス(3)を介して交換す
るステップと、第1サーボモータ(5)と第1サーボ
ドライバ(2)とのうちの少なくとも一方の故障を検
出するステップと、第1サーボドライバ(2)と第1
サーボモータ(5)とのうちの少なくとも一方に故障
が発生したとき、前記第2駆動電流の供給の停止を指示
する第1故障通知信号(B)を、バス(3)とは別に
設けられた第1信号伝送手段(8)を介して第1サー
ボドライバ(2)から第2サーボドライバ(2)に
伝送するステップと、第1故障通知信号(B)に応じ
て前記第2駆動電流の供給を停止するステップとを備え
ている。
【0019】本発明による射出成型機の制御方法は、制
御装置(1)と、射出スクリュー(14)と、射出スク
リュー(14)が挿入され、射出スクリュー(14)か
ら受ける力により金型(18)に樹脂(16)を射出す
る射出シリンダ(15)と、射出スクリュー(14)を
駆動する第1サーボモータ(5)と、射出スクリュー
(14)を駆動する第2サーボモータ(5)と、第1
サーボモータ(5)に第1駆動電流を供給する第1サ
ーボドライバ(2)と、第2サーボモータ(5)に
第2駆動電流を供給する第2サーボドライバ(2
と、制御装置(1)、第1サーボドライバ(2)、及
び前記第2サーボドライバ(2)のそれぞれに接続さ
れたバス(3)とを備えた射出成型機の制御方法であ
る。当該制御方法は、第1サーボドライバ(2)及び
第2サーボドライバ(2)を制御するための制御デー
タ(F、F、D、D)を、制御装置(1)と第
1サーボドライバ(2)及び第2サーボドライバ(2
)との間で、バス(3)を介して交換するステップ
と、第1サーボモータ(5)と第1サーボドライバ
(2)とのうちの少なくとも一方の故障を検出するス
テップと、第1サーボドライバ(2)と第1サーボモ
ータ(5)とのうちの少なくとも一方に故障が発生し
たとき、前記第2駆動電流の供給の停止を指示する第1
故障通知信号(B)を、バス(3)とは別に設けられ
た第1信号伝送手段(8)を介して第1サーボドライ
バ(2)から第2サーボドライバ(2)に伝送する
ステップと、第1故障通知信号(B)に応じて前記第
2駆動電流の供給を停止するステップとを備えている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明によるサーボドライブシステムの実施の一形態を
説明する。
【0021】(実施の第1形態)本発明によるサーボド
ライブシステムの実施の第1形態では、図1に示されて
いるように、上位制御装置1が、サーボドライバ2
とともに設けられている。上位制御装置1とサーボ
ドライバ2〜2のそれぞれとは、シリアルバス3に
より接続されている。サーボドライバ2、2、及び
は、それぞれ、サーボアンプ4、4、及び4
を含む。サーボアンプ4、4、及び4 は、それぞ
れ、サーボモータ5、5、及び5に駆動電流を供
給する。サーボモータ5は、駆動対象6を駆動し、
サーボモータ5、及び5は、同一の駆動対象6
駆動する。
【0022】サーボモータ5、5、及び5は、フ
ィードバック制御により制御される。フィードバック制
御を行うために、サーボアンプ4、4、及び4
は、それぞれ、サーボモータ5、5、及び5
変位及び回転速度、並びにサーボモータ5、5、及
び5に供給されている駆動電流を検出する。サーボア
ンプ4、4、及び4は、それぞれ、フィードバッ
クデータF、F及びF を、シリアルバス3を介し
て上位制御装置1に送信して、それぞれが検出した変
位、回転速度及び駆動電流を上位制御装置1に通知す
る。一方、上位制御装置1は、フィードバックデータF
、F及びFにより通知されたサーボモータ5
、及び5の変位、回転速度及び駆動電流に基づい
てサーボモータ5 、5、及び5それぞれの動作を
指令する指令データD、D、Dを生成する。指令
データD、D、及びDは、それぞれ、サーボモー
タ5、5 、及び5に、変位、回転速度、及びトル
クのうちの少なくとも一を指示する。上位制御装置1
は、指令データD、D、Dを、それぞれ、サーボ
アンプ4、4、及び4に送信する。サーボアンプ
、4、及び4は、サーボモータ5、5、及
び5が指令データD、D、及びDにより指示さ
れた変位、回転速度、及びトルクになるように、駆動電
流を供給する。
【0023】上位制御装置1とサーボアンプ4
、及び4の間でのフィードバックデータF、F
、Fと指令データD、D、Dとの交換は、い
ずれも、双方向に信号を送信可能であるシリアルバス3
を介して行われる。これにより、上位制御装置1とサー
ボアンプ4、4、及び4との間に設けられる信号
線の数が減少され、サーボドライブシステムの構成が簡
素化されている。
【0024】このとき、同一の駆動対象6を駆動する
サーボモータ5、及び5に駆動電流を供給するサー
ボドライバ2、及び2は、上位制御装置1により、
サーボモータ5、及び5が同期的に動作するように
制御される。
【0025】同一の駆動対象6を駆動するサーボモー
タ5、及び5に駆動電流を供給するサーボドライバ
、及び2は、それぞれ故障検出器7、7を含
み、且つ、信号線8及び8により相互に接続されて
いる。故障検出器7、7及び信号線8、8は、
サーボアンプ4及び4、並びにサーボモータ5
及び5に故障が発生したとき、駆動電流の供給の停止
の指示をサーボドライバ2、2が相互に通知するた
めに使用される。
【0026】サーボドライバ2の故障検出器7は、
サーボアンプ4を監視し、サーボアンプ4及びサー
ボモータ5の故障を検出する。故障検出器7は、サ
ーボアンプ4及びサーボモータ5の故障を検出する
と、サーボアンプ4の動作を停止して、サーボモータ
への駆動電流の供給を停止する。更に、故障検出器
は、サーボドライバ2のサーボアンプ4に駆動
電流の供給の停止を指示する故障通知信号Bを信号線
に出力する。サーボアンプ4は、信号線8から
故障通知信号Bを受け取る。サーボアンプ4は、受
け取った故障通知信号Bに応じて内部のスイッチング
素子を全てOFFにして非常停止し、サーボモータ5
への駆動電流の供給を停止する。これにより、サーボモ
ータ5、5の両方の出力トルクは、0になる。
【0027】同様に、サーボドライバ2の故障検出器
は、サーボアンプ4を監視し、サーボアンプ4
及びサーボモータ5の故障を検出する。故障検出器7
は、サーボアンプ4及びサーボモータ5の故障を
検出すると、サーボアンプ4 のスイッチング素子を全
てOFFにして非常停止し、サーボモータ5への駆動
電流の供給を停止する。更に、故障検出器7は、サー
ボドライバ2のサーボアンプ4に駆動電流の供給の
停止を指示する故障通知信号Bを信号線8に出力す
る。サーボアンプ4は、信号線8から故障通知信号
を受け取る。サーボアンプ4は、受けとおた故障
通知信号Bに応じて内部のスイッチング素子を全てO
FFにして非常停止し、サーボモータ5への駆動電流
の供給を停止する。これにより、サーボモータ5、5
の両方の出力トルクは、0になる。
【0028】このようにして、サーボアンプ4
、及びサーボモータ5、5のいずれの一に故障
が発生した場合でも、サーボモータ5、5の出力ト
ルクは0になる。
【0029】このとき、故障通知信号Bの送信が、シ
リアルバス3を介してではなく、故障通知信号Bを送
信する専用の信号線8を介して行われることにより、
サーボアンプ4及びサーボモータ5の故障の検出
後、サーボモータ5への駆動電流の停止までに要する
時間が短縮化されている。あるデータをシリアルバス3
を介して伝送するのに必要な時間は、典型的には、数m
sである。一方、信号線8としては、信号の伝送が高
速で行われるものが使用され、典型的には、故障通知信
号Bの伝送が数μs〜数十μsで完了するものが使用
される。このような信号線8を介して故障通知信号B
を伝送することにより、故障の発生後、短時間でサー
ボモータ5の出力トルクを0にできる。
【0030】同様に、故障通知信号Bの送信が、シリ
アルバス3を介してではなく、故障通知信号Bを送信
する専用の信号線8を介して行われることにより、サ
ーボアンプ4及びサーボモータ5の故障の検出後、
サーボモータ5への駆動電流の停止までに要する時間
が短縮化されている。これにより、故障の発生後、短時
間でサーボモータ5の出力トルクを0にできる。
【0031】このように、サーボアンプ4、4及び
サーボモータ5、5のいずれに故障が発生したとき
でも、サーボモータ5、5の出力トルクは、故障の
発生後、短時間で0になり、サーボモータ5、5
により共通に駆動される駆動対象6にかかる機械的な
負担が低減されている。
【0032】本実施の形態のサーボドライブシステム
は、上位制御装置1とサーボドライバ2〜2との間
のフィードバックデータF、F、Fと指令データ
、D、Dの交換は、シリアルバス3を介して行
われ、その一方で、駆動対象6 の保護のために緊急に
伝送されるべき故障通知信号B、Bの伝送は、シリ
アルバス3とは別途に設けられた信号線8、8を介
して行われる。これにより、当該サーボドライブシステ
ムに含まれる信号線の増加を抑制しながら、駆動対象6
を共通に駆動するサーボアンプ4、4及びサーボ
モータ5、5に故障が発生したときには、サーボモ
ータ5、5を短時間で停止し、駆動対象6にかか
る機械的な負担を低減することができる。
【0033】上述の本実施の形態のサーボドライブシス
テムは、樹脂を射出成型する射出成型機に好適に適用さ
れる。
【0034】図2は、本実施の形態のサーボドライブシ
ステムが適用された射出成型機を示す。サーボモータ5
、5の共通の駆動対象6となっているのは、射出
機構10である。射出機構10は、ボールねじ11、1
2を含む。ボールねじ11は、ボールねじ軸11、ナ
ット11を含み、ボールねじ12は、ボールねじ軸1
、ナット12を含む。ボールねじ軸11は、サ
ーボモータ5に結合され、ボールねじ軸12は、サ
ーボモータ5に結合されている。ボールねじ軸1
、12は、それぞれ、ナット11、12に挿
入されている。ナット11、12は、いずれも、射
出軸13に接合されている。射出軸13は、射出スクリ
ュー14に接合されている。射出スクリュー14は、射
出シリンダ15に挿入され、射出スクリュー14と射出
シリンダ15の間には、射出成型される樹脂材料16が
充填される。樹脂材料16は、ノズル17を介して金型
18に供給される。金型18の内部には、成型空間19
が設けられ、樹脂材料16は成型空間19に射出されて
所望の形状に成型される。
【0035】当該射出成型機は、サーボモータ5、5
により生成される駆動力が射出成型に使用される。サ
ーボモータ5、5が、それぞれボールねじ軸1
、12を回転すると、ナット11、12は直
線運動をする。即ち、サーボモータ5、5が生成す
る回転駆動力は、ボールねじ11、12により、直線運
動の駆動力に変換される。その直線運動の駆動力は、射
出軸13を介して射出スクリュー14に伝達され、射出
スクリュー14と射出シリンダ15の間にある樹脂材料
16は、金型18に射出される。
【0036】このような射出成型機では、サーボモータ
、5のうちの一方が駆動力を失った状態で他方が
駆動力を出力すると、射出機構10に大きな負荷が加わ
る。射出機構10の射出軸13には、射出スクリュー1
4から反力が加えられている。このとき、サーボモータ
、5のうちの一方が駆動力を失った状態で他方が
駆動力を出力すると、射出軸13の片側のみにその反力
が印加される。すると、ナット11、12のうちの
一方に、大きなねじり力が加わることになり、ボールね
じ11、12に大きな負荷がかかる。
【0037】このとき、サーボアンプ4、4及びサ
ーボモータ5、5に故障が発生したときに、サーボ
モータ5、5が短時間で停止されることにより、射
出軸13の片側のみに、射出スクリュー14からの反力
が印加されることが防がれ、射出機構10にかかる負
担、特に、ボールねじ11、12にかかる負担が低減さ
れる。ボールねじ11、12は、高い精度が要求される
ため、ボールねじ11、12にかかる負担が低減される
ことは、射出機構10の保護にとって重要である。
【0038】(実施の第2形態)実施の第1形態では、
2つのサーボモータが1つの駆動対象を駆動している
が、実施の第2形態では、3以上のサーボモータが1つ
の駆動対象を駆動する。実施の第2形態では、図3に示
されているように、ある一のサーボドライバは、他の複
数のサーボドライバに信号線により接続され、その信号
線により、駆動電流の停止の指示が他の複数のサーボド
ライバに通知される。
【0039】実施の第2形態では、サーボモータ5
、及び5が共通の駆動対象6 に駆動力を供給す
る。サーボモータ5、5、及び5は、それぞれ、
サーボドライバ2、2、及び2から駆動電流が供
給される。サーボドライバ2 、2、及び2は、そ
れぞれ、駆動電流を出力するサーボアンプ4、4
及び4と、故障検出器7、7、7とを含む。
【0040】サーボアンプ4、4、及び4は、そ
れぞれ、サーボモータ5、5、及び5の変位及び
回転速度、並びにサーボモータ5、5、及び5
供給されている駆動電流を検出する。サーボアンプ
、4、及び4は、それぞれ、検出した変位、回
転速度及び駆動電流を示すフィードバックデータF
及びFを、シリアルバス3を介して上位制御装置
1に送信する。一方、上位制御装置1は、フィードバッ
クデータF、F及びFにより通知されるサーボモ
ータ5、5、及び5の変位、回転速度及び駆動電
流に基づいてサーボモータ5、5、及び5それぞ
れの動作を指令する指令データD、D、Dを生成
する。指令データD、D、及びDは、それぞれ、
サーボモータ5、5、及び5に、変位、回転速
度、及びトルクのうちの少なくとも一を指示する。上位
制御装置1は、指令データD、D、Dを、それぞ
れ、サーボアンプ4、4、及び6に送信する。サ
ーボアンプ4、4、及び4は、サーボモータ
、5、及び5が指令データD、D、及びD
により指示された変位、回転速度、及びトルクになる
ように、駆動電流を供給する。
【0041】サーボドライバ2は、それぞれ信号線8
41、842によりサーボドライバ2、2に接続さ
れている。サーボドライバ2は、それぞれ信号線8
51、852によりサーボドライバ2、2に接続さ
れている。サーボドライバ2は、それぞれ信号線8
61、862によりサーボドライバ2、2に接続さ
れている。
【0042】故障検出器7は、サーボアンプ4を監
視して、サーボアンプ4及びサーボモータ5の故障
の発生を検出する。故障検出器7は、サーボアンプ4
及びサーボモータ5の故障の発生を検出すると、サ
ーボアンプ4の動作を停止して、サーボモータ5
の駆動電流の供給を停止する。更に、故障検出器7
は、サーボドライバ2のサーボアンプ4に駆動電
流の供給の停止を指示する故障通知信号B41を、信号
線841に出力し、サーボドライバ2のサーボアンプ
に駆動電流の供給の停止を指示する故障通知信号B
42を、信号線8 に出力する。サーボアンプ4
は、それぞれ、故障通知信号B41、故障通知信号
42に応じて内部のスイッチング素子を全てOFFに
して非常停止し、駆動電流の供給を停止する。このよう
にして、サーボアンプ4及びサーボモータ5に故障
が発生した場合、サーボモータ5、55、のすべ
ての出力トルクが0になる。
【0043】同様に、故障検出器7は、サーボアンプ
を監視して、サーボアンプ4及びサーボモータ5
の故障の発生を検出する。故障検出器7は、サーボ
アンプ4及びサーボモータ5の故障の発生を検出す
ると、サーボアンプ4の動作を停止して、サーボモー
タ5への駆動電流の供給を停止する。更に、故障検出
器7は、サーボドライバ2のサーボアンプ4に駆
動電流の供給の停止を指示する故障通知信号B51を、
信号線851に出力し、サーボドライバ2のサーボア
ンプ4に駆動電流の供給の停止を指示する故障通知信
号B52を信号線852に出力する。サーボアンプ
、4は、それぞれ、故障通知信号B 、故障通
知信号B52に応じて内部のスイッチング素子を全てO
FFにして非常停止し、駆動電流の供給を停止する。こ
のようにして、サーボアンプ4及びサーボモータ5
に故障が発生した場合、サーボモータ5、55、
のすべての出力トルクが0になる。
【0044】更に同様に、故障検出器7は、サーボア
ンプ4を監視して、サーボアンプ4及びサーボモー
タ5の故障の発生を検出する。故障検出器7は、サ
ーボアンプ4及びサーボモータ5の故障の発生を検
出すると、サーボアンプ4の動作を停止して、サーボ
モータ5への駆動電流の供給を停止する。更に故障検
出器7は、サーボドライバ2のサーボアンプ4
駆動電流の供給の停止を指示する故障通知信号B61
信号線861に出力し、サーボドライバ2のサーボア
ンプ4に駆動電流の供給の停止を指示する故障通知信
号B62を信号線862に出力する。サーボアンプ
、4は、それぞれ、故障通知信号B 、故障通
知信号B62に応じて内部のスイッチング素子を全てO
FFにして非常停止し、駆動電流の供給を停止する。こ
のようにして、サーボアンプ4及びサーボモータ5
に故障が発生した場合、サーボモータ5、55、
のすべての出力トルクが0になる。
【0045】以上に説明されたように、実施の第2形態
では、一のサーボドライバが、サーボアンプ及びサーボ
モータに故障を検出すると、その一のサーボドライバ
は、駆動電流の供給の停止の指示を、信号線を介して他
の全てのサーボドライバに通知する。これにより、サー
ボアンプ4、4、及び4、並びにサーボモータ5
、5、及び5のいずれに故障が発生した場合で
も、サーボモータ5、5 5、のすべての出力トル
クが0になる。
【0046】(実施の第3形態)実施の第3形態では、
実施の第2形態と同様に、3以上のサーボモータが1つ
の駆動対象を駆動する。しかし、サーボモータに駆動電
流を供給するサーボドライバの間の信号線の接合の態様
が実施の第2形態と異なる。実施の第3形態では、サー
ボドライバは、他の一のサーボドライバに信号線により
接続される。当該他の一のサーボドライバは、更に他の
一のサーボドライバに信号線により接続される。このよ
うに、サーボドライバは、連鎖的に接続される。これに
ともない、実施の第3形態では、故障検出器の動作が実
施の第2形態と異なる。実施の第3形態のサーボドライ
ブシステムの他の構成及び動作は、実施の第2形態と同
一である。
【0047】より詳細には、図4に示されているよう
に、サーボドライバ2、2、及び2は、それぞ
れ、駆動電流を出力するサーボアンプ4、4、及び
と、故障検出器7’、7’、7’とを含む。
サーボドライバ2は、信号線8 によりサーボドライ
バ2に接続されている。サーボドライバ2は、信号
線8によりサーボドライバ2に接続されている。サ
ーボドライバ2は、信号線8によりサーボドライバ
に接続されている。
【0048】故障検出器7’は、サーボアンプ4
監視して、サーボアンプ4及びサーボモータ5の故
障の発生を検出する。故障検出器7’は、サーボアン
プ4 及びサーボモータ5の故障の発生を検出する
と、サーボアンプ4の動作を停止して、サーボモータ
への駆動電流の供給を停止する。
【0049】同様に、故障検出器7’は、サーボアン
プ4を監視して、サーボアンプ4 及びサーボモータ
の故障の発生を検出する。故障検出器7’は、サ
ーボアンプ4及びサーボモータ5の故障の発生を検
出すると、サーボアンプ4の動作を停止して、サーボ
モータ5への駆動電流の供給を停止する。
【0050】更に同様に、故障検出器7’は、サーボ
アンプ4を監視して、サーボアンプ4及びサーボモ
ータ5の故障の発生を検出する。故障検出器7
は、サーボアンプ4及びサーボモータ5の故障の発
生を検出すると、サーボアンプ4の動作を停止して、
サーボモータ5への駆動電流の供給を停止する。
【0051】サーボアンプ4、4、及び4、サー
ボモータ5、5、及び5のいずれかに故障が発生
すると、サーボアンプ4、4、及び4に駆動電流
の供給を停止するように指示する故障通知信号が、故障
検出器7’、7’、及び7’、並びに信号線
、8及び8によって循環的に伝送される。
【0052】例えば、故障検出器7’がサーボアンプ
及びサーボモータ5の故障の発生を検出すると、
故障検出器7’は、駆動電流の供給の停止を指示する
故障通知信号Bを、信号線8に出力する。サーボド
ライバ2のサーボアンプ4 は、故障通知信号B
応じてサーボモータ5への駆動電流の供給を停止す
る。このとき、サーボドライバ2の故障検出器7
は、故障通知信号Bによって駆動電流の供給を停止す
べき旨を認識し、駆動電流の供給の停止を指示する故障
通知信号Bをサーボドライバ2に出力する。サーボ
ドライバ2のサーボアンプ4は、故障通知信号B
に応じて、サーボモータ5への駆動電流の供給を停止
する。このようにして、サーボアンプ4及びサーボモ
ータ5に故障が発生した場合、サーボモータ5、5
5、のすべての出力トルクは、0になる。
【0053】また、故障検出器7’が、サーボアンプ
及びサーボモータ5の故障の発生を検出した場合
も同様に、故障検出器7’は、駆動電流の供給の停止
を指示する故障通知信号Bを、信号線8に出力す
る。サーボドライバ2のサーボアンプ4は、故障通
知信号Bに応じてサーボモータ5への駆動電流の供
給を停止する。このとき、サーボドライバ2の故障検
出器7’は、故障通知信号Bによって駆動電流の供
給を停止すべき旨を認識し、駆動電流の供給の停止を指
示する故障通知信号Bをサーボドライバ2に出力す
る。サーボドライバ2のサーボアンプ4は、故障通
知信号Bに応じて、サーボモータ5への駆動電流の
供給を停止する。このようにして、サーボアンプ4
びサーボモータ5に故障が発生した場合、サーボモー
タ5、55、のすべての出力トルクは、0にな
る。
【0054】更に、故障検出器7’が、サーボアンプ
及びサーボモータ5の故障の発生を検出した場合
も同様に、故障検出器7’は、駆動電流の供給の停止
を指示する故障通知信号Bを、信号線8に出力す
る。サーボドライバ2のサーボアンプ4は、故障通
知信号Bに応じてサーボモータ5への駆動電流の供
給を停止する。このとき、サーボドライバ2の故障検
出器7’は、故障通知信号Bによって駆動電流の供
給を停止すべき旨を認識し、駆動電流の供給の停止を指
示する故障通知信号Bをサーボドライバ2に出力す
る。サーボドライバ2のサーボアンプ4は、故障通
知信号Bに応じて、サーボモータ5への駆動電流の
供給を停止する。このようにして、サーボアンプ4
びサーボモータ5に故障が発生した場合、サーボモー
タ5、55、のすべての出力トルクは、0にな
る。
【0055】このように、図4に示された第2態様で
も、図3に示された第1態様と同様に、サーボアンプ4
、4、及び4、並びにサーボモータ5、5
及び5 のいずれかに故障が発生すると、サーボモータ
、55、のすべての出力トルクが0になる。
【0056】実施の第2形態と、実施の第3形態とで
は、一長一短があり、目的に応じて使い分けられる。実
施の第2形態では、一のサーボドライバは、信号線によ
って他の全てのサーボドライバに直接に接続されてお
り、故障の発生から全てのサーボモータの停止に要する
時間を短縮できる点で実施の第3形態よりも好ましい。
一方、実施の第3形態は、実施の第2形態よりも、必要
な信号線の数が少なく、構成が簡素化できる点で好まし
い。
【0057】
【発明の効果】本発明により、一の機構を複数のサーボ
モータにより駆動するサーボドライブシステムに含まれ
る信号線の増加を抑制しながら、サーボドライブシステ
ムに故障が発生したときに、それらのサーボモータを短
時間で停止し、その一の機構を機械的な負荷から保護す
る技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるサーボドライブシステム
の実施の第1形態を示す。
【図2】図2は、本発明によるサーボドライブシステム
の実施の第1形態が適用された射出成型機を示す。
【図3】図3は、本発明によるサーボドライブシステム
の実施の第2形態を示す。
【図4】図4は、本発明によるサーボドライブシステム
の実施の第3形態を示す。
【符号の説明】
1:上位制御装置 2〜2:サーボドライバ 3:シリアルバス 4〜4:サーボアンプ 5〜5:サーボモータ 6〜6:駆動対象 7〜7:故障検出器 8〜8、841、842、851、852
61、862:信号線 10:射出機構 11、12:ボールねじ 11、12:ボールねじ軸 11、12:ナット 13:射出軸 14:射出スクリュー 15:射出シリンダ 16:樹脂材料 17:ノズル 18:金型 19:成型空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F206 AR16 JA07 JP11 JP17 JT01 JT33 JT38 5H572 AA14 BB07 BB10 DD01 EE04 GG01 GG04 HC01 HC04 HC07 LL01 LL22 LL24 LL29 MM02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置と、 複数のサーボモータと、 複数のサーボドライバと、 前記制御装置と前記サーボドライバのそれぞれとに接続
    されたバスとを備え、 前記制御装置と前記複数のサーボドライバのそれぞれと
    は、前記サーボドライバを制御するための制御データ
    を、前記バスを介して交換し、 前記複数のサーボドライバは、 前記複数のサーボモータのうちの第1サーボモータに第
    1駆動電流を供給する第1サーボドライバと、 前記複数のサーボモータのうち、前記第1サーボモータ
    と同一の駆動対象を駆動する第2サーボモータに第2駆
    動電流を供給する第2サーボドライバとを含み、 前記第1サーボドライバと前記第2サーボドライバと
    は、前記バスとは別に設けられた第1信号伝送手段によ
    り接続され、 前記第1サーボドライバは、前記第1サーボドライバと
    前記第1サーボモータとのうちの少なくとも一方に故障
    が発生したとき、前記第2駆動電流の供給の停止を指示
    する第1故障通知信号を、前記第1信号伝送手段を介し
    て前記第2サーボドライバに出力し、 前記第2サーボドライバは、前記第1故障通知信号に応
    じて前記第2駆動電流の供給を停止するサーボドライブ
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサーボドライブシステ
    ムにおいて、 前記第1サーボドライバと前記第2サーボドライバと
    は、前記バス及び前記第1信号伝送手段と別に設けられ
    た第2信号伝送手段により接続され、 前記第2サーボドライバは、前記第2サーボドライバと
    前記第2サーボモータとのうちの少なくとも一方に故障
    が発生したとき、前記第1駆動電流の供給の停止を指示
    する第2故障通知信号を、前記第2信号伝送手段を介し
    て前記第1サーボドライバに出力し、 前記第1サーボドライバは、前記第2故障通知信号に応
    じて前記第1駆動電流の供給を停止するサーボドライブ
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のサーボドライブシステ
    ムにおいて、 前記第1信号伝送手段の伝送速度は、前記バスの伝送速
    度よりも速いサーボドライブシステム。
  4. 【請求項4】 制御装置と、 複数のサーボモータと、 複数のサーボドライバと、 前記制御装置と前記サーボドライバのそれぞれとに接続
    されたバスとを備え、 前記制御装置と前記複数のサーボドライバのそれぞれと
    は、前記サーボドライバを制御するための制御データ
    を、前記バスを介して交換し、 前記複数のサーボドライバは、 前記複数のサーボモータのうちの第1サーボモータに第
    1駆動電流を供給する第1サーボドライバと、 前記複数のサーボモータのうちの第2サーボモータに第
    2駆動電流を供給する第2サーボドライバと、 前記複数のサーボモータのうちの第3サーボモータに第
    3駆動電流を供給する第3サーボドライバとを含み、 前記第1サーボモータと前記第2サーボモータと前記第
    3サーボモータとは、同一の駆動対象を駆動し、 前記第1サーボドライバは、前記バスとは別に設けられ
    た第1信号伝送手段により前記第2サーボドライバに接
    続され、且つ、前記バスとは別に設けられた第2信号伝
    送手段により前記第3サーボドライバに接続され、 前記第1サーボドライバは、前記第1サーボドライバと
    前記第1サーボモータとのうちの少なくとも一方に故障
    が発生したとき、前記第2駆動電流の供給の停止を指示
    する第1故障通知信号を、前記第1信号伝送手段を介し
    て前記第2サーボドライバに出力し、且つ、前記第3駆
    動電流の供給の停止を指示する第2故障通知信号を、前
    記第2信号伝送手段を介して前記第3サーボドライバに
    出力し、 前記第2サーボドライバは、前記第1故障通知信号に応
    じて前記第2駆動電流の供給を停止し、 前記第3サーボドライバは、前記第2故障通知信号に応
    じて前記第3駆動電流の供給を停止するサーボドライブ
    システム。
  5. 【請求項5】 制御装置と、 複数のサーボモータと、 複数のサーボドライバと、 前記制御装置と前記サーボドライバのそれぞれとに接続
    されたバスとを備え、 前記制御装置と前記複数のサーボドライバのそれぞれと
    は、前記サーボドライバを制御するための制御データ
    を、前記バスを介して交換し、 前記複数のサーボドライバは、 前記複数のサーボモータのうちの第1サーボモータに第
    1駆動電流を供給する第1サーボドライバと、 前記複数のサーボモータのうちの第2サーボモータに第
    2駆動電流を供給する第2サーボドライバ 前記複数のサーボモータのうちの第3サーボモータに第
    3駆動電流を供給する第3サーボドライバを含み、 前記第1サーボモータと前記第2サーボモータと前記第
    3サーボモータとは、同一の駆動対象を駆動し、 前記第1サーボドライバと前記第2サーボドライバと
    は、前記バスとは別に設けられた第1信号伝送手段によ
    り接続され、 前記第2サーボドライバと前記第3サーボドライバと
    は、前記バスとは別に設けられた第2信号伝送手段によ
    り接続され、 前記第1サーボドライバは、前記第1サーボドライバと
    前記第1サーボモータとのうちの少なくとも一方に故障
    が発生したとき、前記第2駆動電流の供給の停止を指示
    する第1故障通知信号を、前記第1信号伝送手段を介し
    て前記第2サーボドライバに出力し、 前記第2サーボドライバは、前記第1故障通知信号に応
    じて前記第2駆動電流の供給を停止し、且つ、前記第1
    故障通知信号に応じて前記第3駆動電流の供給の停止を
    指示する第2故障通知信号を、前記第2信号伝送手段を
    介して前記第3サーボドライバに出力し、 前記第3サーボドライバは、前記第2故障通知信号に応
    じて前記第3駆動電流の供給を停止するサーボドライブ
    システム。
  6. 【請求項6】 制御装置と、 射出スクリューと、 前記射出スクリューが挿入され、前記射出スクリューか
    ら受ける力により金型に樹脂を射出する射出シリンダ
    と、 前記射出スクリューを駆動する第1サーボモータと、 前記射出スクリューを駆動する第2サーボモータと、 前記第1サーボモータに第1駆動電流を供給する第1サ
    ーボドライバと、 前記第2サーボモータに第2駆動電流を供給する第2サ
    ーボドライバ 前記制御装置、前記第1サーボドライバ、及び前記第2
    サーボドライバのそれぞれに接続されたバスとを備え、 前記制御装置と前記第1サーボドライバ、及び前記第2
    サーボドライバのそれぞれとは、前記第1サーボドライ
    バ、及び前記第2サーボドライバを制御するための制御
    データを、前記バスを介して交換し、 前記第1サーボドライバと前記第2サーボドライバと
    は、前記バスとは別に設けられた第1信号伝送手段によ
    り接続され、 前記第1サーボドライバは、前記第1サーボドライバと
    前記第1サーボモータとのうちの少なくとも一方に故障
    が発生したとき、前記第2駆動電流の供給の停止を指示
    する第1故障通知信号を、前記第1信号伝送手段を介し
    て前記第2サーボドライバに出力し、 前記第2サーボドライバは、前記第1故障通知信号に応
    じて前記第2駆動電流の供給を停止する射出成型機。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の射出成型機において、 更に、 前記第1サーボモータが供給する回転駆動力を直線駆動
    力に変換して前記射出スクリューに供給する第1ボール
    ねじと、 前記第2サーボモータが供給する回転駆動力を直線駆動
    力に変換して前記射出スクリューに供給する第2ボール
    ねじとを備えた射出成型機。
  8. 【請求項8】 制御装置と、 第1サーボモータと、 前記第1サーボモータと同一の駆動対象を駆動する第2
    サーボモータと、 前記第1サーボモータに第1駆動電流を供給する第1サ
    ーボドライバと、 前記第2サーボモータに第2駆動電流を供給する第2サ
    ーボドライバと、 前記制御装置、前記第1サーボドライバ及び前記第2サ
    ーボドライバのそれぞれとに接続されたバスとを備えた
    サーボドライブシステムの制御方法であって、 前記第1サーボドライバ及び前記第2サーボドライバを
    制御するための制御データを、前記制御装置と前記第1
    サーボドライバ及び前記第2サーボドライバとの間で、
    前記バスを介して交換するステップと、 前記第1サーボモータと前記第1サーボドライバとのう
    ちの少なくとも一方の故障を検出するステップと、 前記第1サーボドライバと前記第1サーボモータとのう
    ちの少なくとも一方に故障が発生したとき、前記第2駆
    動電流の供給の停止を指示する第1故障通知信号を、前
    記バスとは別に設けられた第1信号伝送手段を介して前
    記第1サーボドライバから前記第2サーボドライバに伝
    送するステップと、 前記第1故障通知信号に応じて前記第2駆動電流の供給
    を停止するステップとを備えたサーボドライブシステム
    の制御方法。
  9. 【請求項9】 制御装置と、 射出スクリューと、 前記射出スクリューが挿入され、前記射出スクリューか
    ら受ける力により金型に樹脂を射出する射出シリンダ
    と、 前記射出スクリューを駆動する第1サーボモータと、 前記射出スクリューを駆動する第2サーボモータと、 前記第1サーボモータに第1駆動電流を供給する第1サ
    ーボドライバと、 前記第2サーボモータに第2駆動電流を供給する第2サ
    ーボドライバ 前記制御装置、前記第1サーボドライバ、及び前記第2
    サーボドライバのそれぞれに接続されたバスとを備えた
    射出成型機の制御方法であって、 前記第1サーボドライバ及び前記第2サーボドライバを
    制御するための制御データを、前記制御装置と前記第1
    サーボドライバ及び前記第2サーボドライバとの間で、
    前記バスを介して交換するステップと、 前記第1サーボモータと前記第1サーボドライバとのう
    ちの少なくとも一方の故障を検出するステップと、 前記第1サーボドライバと前記第1サーボモータとのう
    ちの少なくとも一方に故障が発生したとき、前記第2駆
    動電流の供給の停止を指示する第1故障通知信号を、前
    記バスとは別に設けられた第1信号伝送手段を介して前
    記第1サーボドライバから前記第2サーボドライバに伝
    送するステップと、 前記第1故障通知信号に応じて前記第2駆動電流の供給
    を停止するステップとを備えた射出成型機の制御方法。
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