JP2003169422A - 電池の過電流保護回路 - Google Patents

電池の過電流保護回路

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JP2003169422A
JP2003169422A JP2001366182A JP2001366182A JP2003169422A JP 2003169422 A JP2003169422 A JP 2003169422A JP 2001366182 A JP2001366182 A JP 2001366182A JP 2001366182 A JP2001366182 A JP 2001366182A JP 2003169422 A JP2003169422 A JP 2003169422A
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fet
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Jiro Okura
二郎 大倉
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電用FETをオンにする状態とオフにする
両方の状態で過電流を正確に検出して電流を遮断する。 【解決手段】 電池の過電流保護回路は、電池1の過充
電を防止する充電用FET2と、電池1の過放電を防止
する放電用FET3と、充電用FET2がオフの状態で
電池1の過電流を検出して放電用FET3をオフに切り
換える第2シャットオフ回路20と、充電用FET2が
オンの状態で電池1の過電流を検出して放電用FET3
をオフに切り換える第1シャットオフ回路10とを備え
る。過電流保護回路は、電池1が満充電されて充電用F
ET2がオフの状態で電池1に過電流が流れると、第2
シャットオフ回路20が放電用FET3をオフに切り換
え、電池1が満充電されないで充電用FET2がオンの
状態で電池1に過電流が流れると、第1シャットオフ回
路10が放電用FET3をオフに切り換えて放電電流を
遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池に過電流が流
れると、電池と直列に接続している放電用FETをオフ
に切り換えて電流を遮断する過電流保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、電池の過電流を防止する過電流
保護回路を示している。この過電流保護回路は、電池1
と出力端子7との間に、直列に接続している放電用FE
T3と充電用FET2を接続している。放電用FET3
と充電用FET2は、制御回路6でオンオフに切り換え
られる。放電用FET3は、放電している電池1の残容
量が少なくなって、さらに放電して過放電する状態にな
るとオフに切り換えられる。充電用FET2は、充電し
ている電池1が満充電されて、さらに充電して過充電に
なるときオフに切り換えられる。電池1を充電も放電も
できるとき、充電用FET2と放電用FET3はオンに
切り換えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す過電流保護
回路は、過電流を検出して放電用FET3をオフに切り
換えるシャットオフ回路9を備える。このシャットオフ
回路9は、放電用FET3と充電用FET2に発生する
過電流検出電圧を検出して、放電用FET3をオフに切
り換える。充電用FET2と放電用FET3は内部抵抗
があるので、電流が流れると電圧降下が発生する。この
電圧降下は電流が大きくなると大きくなる。シャットオ
フ回路9は、過電流が流れるときに、放電用FET3と
充電用FET2に発生する過電流検出電圧が大きくなる
ことを検出して、放電用FET3をオフに切り換える。
【0004】ところで、図1の回路のパック電池は、電
池1を充電して満充電されると充電用FET2をオフに
切り換えて充電電流を遮断する。この状態で電池1を放
電すると、オフ状態の充電用FET2は寄生ダイオード
4を介して放電電流が流れ、放電用FET3はオン状態
のFETを通過して電流が流れる。寄生ダイオード4
は、オン状態にある充電用FET2に比較すると電圧降
下が大きくなる。このため、充電用FET2をオフにし
て負荷電流を流すと、電流を遮断するように設定してい
る電流よりも小さい電流で放電用FET3がオフに切り
換えられる誤動作が発生する。それは、小さい電流であ
っても、充電用FET2と放電用FET3の両端に発生
する過電流検出電圧が大きくなるからである。
【0005】この弊害は、充電用FETをオフに切り換
える状態では、シャットオフ回路の動作を停止させるこ
とで解消できる。シャットオフ回路が動作しないと、放
電用FETが誤動作して電流を遮断しないからである。
しかしながら、この過電流保護回路は、充電用FETを
オフにする状態で、過電流が流れても電流を遮断でき
ず、安全使用できなくなる弊害が発生する。
【0006】本発明は、さらにこの欠点を解決すること
を目的に開発されたものである。本発明の重要な目的
は、充電用FETをオンにする状態とオフにする両方の
状態で過電流を正確に検出して電流を遮断できる電池の
過電流保護回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電池の過電流保
護回路は、充電用FET2と放電用FET3と第1シャ
ットオフ回路10と第2シャットオフ回路20とを備え
る。充電用FET2は、電池1が満充電されるときにオ
フに切り換えられて電池1の過充電を防止する。放電用
FET3は、電池1が過放電されるときにオフに切り換
えられて電池1の過放電を防止する。充電用FET2と
放電用FET3は、それぞれ寄生ダイオード4、5を有
する。第2シャットオフ回路20は、充電用FET2が
オフの状態で、充電用FET2と放電用FET3の両端
に発生する過電流検出電圧で電池1の過電流を検出し
て、放電用FET3をオフに切り換える。第1シャット
オフ回路10は、充電用FET2がオンの状態で、充電
用FET2と放電用FET3の両端に発生する過電流検
出電圧で電池1の過電流を検出して、放電用FET3を
オフに切り換える。過電流保護回路は、電池1が満充電
されて充電用FET2がオフの状態で電池1に過電流が
流れると、第2シャットオフ回路20が放電用FET3
をオフに切り換えるように制御して放電電流を遮断し、
電池1が満充電されないで充電用FET2がオンの状態
で電池1に過電流が流れると、第1シャットオフ回路1
0が放電用FET3をオフに切り換えるように制御して
放電電流を遮断する。
【0008】本発明の請求項2の過電流保護回路は、電
池1と出力端子7との間に、互いに直列に接続している
充電用FET2と放電用FET3を接続している。この
過電流保護回路は、第1シャットオフ回路10と第2シ
ャットオフ回路20が、出力端子7側の電圧を検出し
て、放電用FET3を制御する。
【0009】本発明の請求項3の過電流保護回路は、第
1シャットオフ回路10と第2シャットオフ回路20
が、オンオフ回路30を介して放電用FET3をオンオ
フに制御する。
【0010】本発明の請求項4の過電流保護回路は、オ
ンオフ回路30が放電用FET3のゲートとソース間を
短絡して放電用FET3をオフに切り換える第1トラン
ジスター31と、この第1トランジスター31をオンオ
フに制御する第2トランジスター32と、この第2トラ
ンジスター32と第1シャットオフ回路10及び第2シ
ャットオフ回路20との間に接続している第3トランジ
スター33とを備える。このオンオフ回路30は、第1
シャットオフ回路10と第2シャットオフ回路20のい
ずれかが、第3トランジスター33をオンに切り換える
と、オンの第3トランジスター33が第2トランジスタ
ー32をオンに切り換え、オンの第2トランジスター3
2が第3トランジスター33をオンに切り換え、オンの
第3トランジスター33が放電用FET3のゲートとソ
ース間を短絡してオフに切り換える。
【0011】本発明の請求項5の過電流保護回路は、第
1シャットオフ回路10を第1FET11と第1抵抗1
2との直列回路とし、第2シャットオフ回路20を第2
FET21と第2抵抗22との直列回路とすると共に、
第2抵抗22の抵抗値を第1抵抗12の抵抗値よりも大
きくしている。この過電流保護回路は、第2シャットオ
フ回路20が過電流を検出する感度を、第1シャットオ
フ回路10が過電流を検出する感度よりも低くできるの
で、充電用FET2がオフの状態での誤作動を極減でき
る。
【0012】本発明の請求項6の過電流保護回路は、第
2シャットオフ回路20が、第2FET21のゲートと
ソースの間に、ドレインとソースとを接続している第3
FET23を備え、第3FET23のゲートを第1FE
T11のゲートに接続している。
【0013】本発明の請求項7の過電流保護回路は、放
電用FET3と充電用FET2のゲートに、各々入力ト
ランジスター8を接続して、この入力トランジスター8
のベースに制御回路6を接続している。この制御回路6
は、電池1の過充電と過放電を検出して放電用FET3
と充電用FET2をオンオフに制御する。
【0014】本発明の請求項8の過電流保護回路は、第
3トランジスター33のエミッタを、インバータFET
34を介して放電用FET3のソースに接続している。
このインバータFET34は、ゲートを放電用FET3
のゲートに接続しており、入力トランジスター8がオン
になって、インバータFET34のゲートがアースライ
ンに接続されるとオンとなって第3トランジスター33
に電力を供給する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための電池の過電流保護回路を
例示するものであって、本発明は過電流保護回路を以下
のものに特定しない。
【0016】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0017】図2のブロック図と図3の回路図は、パッ
ク電池に内蔵される過電流保護回路を示している。この
過電流保護回路は、電池1が満充電されるときにオフに
切り換えられて電池1の過充電を防止する充電用FET
2と、電池1が過放電されるときにオフに切り換えられ
て電池1の過放電を防止する放電用FET3と、充電用
FET2がオフの状態で、充電用FET2と放電用FE
T3の両端に発生する過電流検出電圧で電池1の過電流
を検出して、放電用FET3をオフに切り換える第2シ
ャットオフ回路20と、充電用FET2がオンの状態
で、充電用FET2と放電用FET3の両端に発生する
過電流検出電圧で電池1の過電流を検出して、放電用F
ET3をオフに切り換える第1シャットオフ回路10
と、第1シャットオフ回路10と第2シャットオフ回路
20の信号で放電用FET3をオンオフに切り換えるオ
ンオフ回路30と、電池1の過充電と過放電を防止する
ように放電用FET3と充電用FET2を制御する制御
回路6とを備える。
【0018】図に示す充電用FET2と放電用FET3
は、寄生ダイオード4、9を有するPチャンネルのFE
Tである。充電用FET2と放電用FET3は、互いに
直列に接続されて電池1と出力端子7との間に接続され
る。第1シャットオフ回路10と第2シャットオフ回路
20は、出力端子7側の電圧を検出して、放電用FET
3をオンオフに切り換えて制御する。充電用FET2と
放電用FET3は、入力トランジスター8を接続してい
る。入力トランジスター8は、コレクターをFETのゲ
ートに、エミッタをアースに、ベースを制御回路6に接
続している。入力トランジスター8は、制御回路6から
ベースにオン電圧が入力されるときにオン、オン電圧が
入力されないときにオフとなる。オン状態の入力トラン
ジスター8は、これをゲートに接続しているFETをオ
ンに切り換える。入力トランジスター8がオフになる
と、FETのゲートはアースに接続されず、ゲートがハ
イインピーダンス状態となってオフになる。図3の過電
流保護回路は、充電用FET2と放電用FET3を、入
力トランジスター8でオンオフに制御しているが、制御
回路が直接にこれ等のFETをオンオフに制御すること
もできる。
【0019】充電用FET2と放電用FET3は、以下
のようにオンオフに制御される。 [電池を正常な状態で充放電できるとき]制御回路6
は、充電用FET2と放電用FET3をオンに切り換え
る。オン状態の充電用FET2と放電用FET3は内部
抵抗が小さく、充電用FET2と放電用FET3の両端
に発生する電圧降下を小さくして、いいかえると充電用
FET2と放電用FET3が無駄に消費する電力を小さ
くして効率よく充放電できる。 [電池が満充電されるとき]充電している電池1が満充
電されると、制御回路6はこのことを検出して、充電用
FET2をオンからオフに切り換えて充電を停止させ
る。このとき、放電用FET3は、切り換えられること
なくオン状態に保持される。この状態で、電池1は、充
電されないが、放電はできる状態となる。オフ状態の充
電用FET2は、寄生ダイオード4を介して放電電流を
流すことができるからである。ただし、オフ状態の充電
用FET2に寄生ダイオード4で放電電流を流すとき、
寄生ダイオード4による電圧降下は、約0.6Vと、充
電用FET2をオンにする状態よりも大きくなる。 [電池の残容量が少なくなるとき]放電している電池1
の残容量が少なくなって過放電されるようになると、制
御回路6はこのことを検出して、放電用FET3をオン
からオフに切り換える。放電用FET3がオフになるの
で電池1の放電は停止される。このとき充電用FET2
はオン状態に保持される。したがって、電池1の放電は
停止されるが、充電できる状態となる。充電電流は、オ
ン状態の充電用FET2と、オフ状態にある放電用FE
T3の寄生ダイオード5を通過して電池1に供給され
る。
【0020】電池1が満充電されて充電用FET2がオ
フの状態で電池1に過電流が流れると、第2シャットオ
フ回路20は、放電用FET3をオフに切り換えるよう
に制御して放電電流を遮断する。電池1が満充電されな
いで充電用FET2がオンの状態で電池1に過電流が流
れると、第1シャットオフ回路10は、放電用FET3
をオフに切り換えるように制御して放電電流を遮断す
る。第1シャットオフ回路10と第2シャットオフ回路
20は、直接に放電用FET3をオンオフに切り換える
こともできるが、図の過電流保護回路は、オンオフ回路
30を介して放電用FET3をオンオフに制御してい
る。
【0021】第1シャットオフ回路10は、第1FET
11と第1抵抗12との直列回路である。第1FET1
1は、ソースを出力端子7に、ドレインを第1抵抗12
に、ゲートをゲート抵抗13を介して充電用FET2の
ゲートに接続している。第1抵抗12は、オンオフ回路
30の入力側である第3トランジスター33のベースに
接続している。第1FET11は、ゲートを充電用FE
T2のゲートに接続しているので、充電用FET2がオ
ンのときオン、オフのときオフに切り換えられる。
【0022】第2シャットオフ回路20は、第2FET
21と第2抵抗22との直列回路で、第2抵抗22の抵
抗値を第1抵抗12の抵抗値よりも大きくしている。さ
らに、第2シャットオフ回路20は、第2FET21の
ゲートとソースの間に、第3FET23を接続してい
る。この第3FET23は、ドレインとソースを第2F
ET21のゲートとソース間に接続しており、ゲートを
第1FET11のゲート、すなわち充電用FET2のゲ
ートに接続している。第3FET23は、ゲートを充電
用FET2のゲートに接続しているので、充電用FET
2と同じ状態でオンオフに切り換えられる。第3FET
23は、第2FET21のゲートとソースを短絡するの
で、第3FET23がオンのとき第2FET21はオ
フ、第3FET23がオフのとき第2FET21はオン
になる。したがって、電池1が満充電されて充電用FE
T2がオフになると、第1シャットオフ回路10の第1
FET11がオフ、第2シャットオフ回路20の第3F
ET23がオフ、第2FET21はオンに切り換えられ
る。
【0023】第1シャットオフ回路10は、電池1が満
充電されない状態で、電池1に過電流が流れるときに放
電用FET3をオフに切り換え、第2シャットオフ回路
20は電池1が満充電される状態で、電池1に過電流が
流れるときに放電用FET3をオフに切り換える。電池
1が満充電されないときは、充電用FET2はオン状態
にある。したがって、過電流が流れるときに、充電用F
ET2と放電用FET3の両端に発生する過電流検出電
圧は小さくなる。しかしながら、電池1が満充電されて
充電用FET2がオフになる状態で電池1に過電流が流
れると、充電用FET2と放電用FET3の両端に発生
する過電流検出電圧は大きくなる。オフ状態の充電用F
ET2に寄生ダイオード4を介して電流が流れるからで
ある。寄生ダイオードの電圧降下は、オン状態のFET
に比較して大きくなる。
【0024】第1シャットオフ回路10の第1抵抗12
は、オン状態にある充電用FET2と放電用FET3の
両端に発生する過電流検出電圧で、オンオフ回路30を
介して放電用FET3をオフに切り換えることができる
抵抗値に設定される。このときの過電流に対する過電流
検出電圧は小さいので、第1抵抗12は抵抗値を小さく
している。すなわち、第1シャットオフ回路10が高感
度に過電流を検出して、放電用FET3をオフに切り換
えできる抵抗値としている。
【0025】これに対して、第2シャットオフ回路20
の第2抵抗22は、オフ状態にある充電用FET2と放
電用FET3の両端に発生する過電流検出電圧で、オン
オフ回路30を介して放電用FET3をオフに切り換え
ることができる抵抗値に設定される。このときの過電流
に対する過電流検出電圧は大きいので、第2抵抗22
は、第1抵抗12よりも抵抗値を大きくして、過電流を
検出する感度を低くしている。第2抵抗22の抵抗値を
小さくすると、電池1が満充電されて充電用FET2が
オフ状態となるとき、電流を遮断する必要のない電流で
放電用FET3がオフに切り換えられて、誤動作するか
らである。
【0026】オンオフ回路30は、放電用FET3のゲ
ートとソース間を短絡して放電用FET3をオフに切り
換える第1トランジスター31と、この第1トランジス
ター31をオンオフに制御する第2トランジスター32
と、この第2トランジスター32と第1シャットオフ回
路10及び第2シャットオフ回路20との間に接続して
いる第3トランジスター33とを備える。第1シャット
オフ回路10と第2シャットオフ回路20のいずれか
が、第3トランジスター33をオンに切り換えると、オ
ン状態の第3トランジスター33が第2トランジスター
32をオンに切り換え、オン状態の第2トランジスター
32が第3トランジスター33をオンに切り換え、オン
状態の第3トランジスター33が放電用FET3のゲー
トとソース間を短絡してオフに切り換える。すなわち、
第1シャットオフ回路10と第2シャットオフ回路20
のいずれかが、電池1の過電流を検出して第3トランジ
スター33をオンにすると、放電用FET3はオフに切
り換えられて、電流が遮断される。
【0027】第1トランジスター31は、コレクターと
エミッタとで、放電用FET3のゲートとソース間を短
絡する。したがって、第1トランジスター31がオンに
なると放電用FET3のゲートにはオン電圧が入力され
なくなってオフに切り換えられる。第1トランジスター
31は、ベースを第2トランジスター32のコレクター
に接続して、第2トランジスター32でオンオフに切り
換えられる。第2トランジスター32は、エミッタをア
ースに、ベースを第3トランジスター33のコレクター
に接続して、第3トランジスター33でオンオフに切り
換えられる。第3トランジスター33は、ベースを第1
シャットオフ回路10と第2シャットオフ回路20に接
続して、第1シャットオフ回路10と第2シャットオフ
回路20でオンオフに制御される。
【0028】さらに、第3トランジスター33は、エミ
ッタをインバータFET34のドレインに接続してい
る。インバータFET34は、ソースを放電用FET3
のソースに接続して、ゲートを放電用FET3のゲート
に接続している。放電用FET3に接続している入力ト
ランジスター8がオンになると、インバータFET34
はゲートをアースラインに接続してオンとなり、この状
態で第3トランジスター33に電力を供給する。したが
って、放電用FET3をオンにして放電できる状態で、
第3トランジスター33を動作状態とし、この状態で過
電流を検出できる状態とする。
【0029】図2と図3の過電流保護回路は、以下の動
作をして、電池1を過電流から防止する。 [電池を正常に充放電できるとき]この状態は、電池1
を放電しても過放電とならず、充電しても過充電となら
ない状態である。電池1がこの状態にあるとき、以下の
動作をして、過電流が防止される。 (1) 制御回路6は、電池1の残容量を演算し、あるい
は電池電圧から電池1を正常に充放電できることを検出
して、入力トランジスター8のベースにオン電圧を入力
する。 (2) 入力トランジスター8がオンになって、充電用F
ET2と放電用FET3がオンになる。 (3) 放電用FET3と共に、インバータFET34も
オンになる。インバータFETがゲートを放電用FET
3に接続しているからである。オンのインバータFET
34は、オンオフ回路30の第3トランジスター33を
電池1に接続して動作状態とする。 (4) 充電用FET2と共に、第1シャットオフ回路1
0の第1FET11と第2シャットオフ回路20の第3
FET23もオンになる。両FETのゲートを充電用F
ET2のゲートに接続しているからである。オン状態の
第3FET23は、第2シャットオフ回路20の第2F
ET21をオフ状態とする。オフ状態の第2FET21
は、第2シャットオフ回路20が電池1の過電流を検出
しない状態とする。 (5) この状態で、たとえば出力端子7がショートされ
て電池1に過電流が流れると、充電用FET2と放電用
FET3の両端に誘導される過電流検出電圧が大きくな
る。出力端子7をショートして過電流が流れる状態で、
+側の出力端子7は−側の出力端子7に接続された状態
となる。この状態になると、第1シャットオフ回路10
の第1FET11と第1抵抗12は、第3トランジスタ
ー33のベースにオン電流を供給する。このため、第3
トランジスター33がオン状態に切り換えられる。 (6) オン状態の第3トランジスター33は、第2トラ
ンジスター32にベースにオン電流を流して第2トラン
ジスター32をオンにする。 (7) オン状態の第2トランジスター32は、第1トラ
ンジスター31のベースにオン電流を流して、第1トラ
ンジスター31をオンに切り換える。 (8) オン状態に切り換えられた第1トランジスター3
1は、放電用FET3のソースとゲート間をショートし
て、放電用FET3をオフに切り換える。 (9) オフ状態の放電用FET3は、放電電流を遮断し
て過電流を流れないようにする。
【0030】[電池が満充電されて過電流が流れると
き] (1) 電池1が満充電されると、制御回路6はこのこと
を電池1の残容量や電圧から検出して、充電用FET2
をオフ、放電用FET3をオンとする。制御回路6は、
充電用FET2のゲートに接続している入力トランジス
ター8をオフにして、充電用FET2をオフに切り換え
る。制御回路6は、放電用FET3のゲートに接続して
いる入力トランジスター8はオン状態として、放電用F
ET3をオン状態に保持する。 (2) 放電用FET3がオン状態であるから、インバー
タFET34もオンとなり、インバータFET34は、
オンオフ回路30の第3トランジスター33を電池1に
接続して動作状態とする。 (3) 充電用FET2と共に、第1シャットオフ回路1
0の第1FET11と第2シャットオフ回路20の第3
FET23もオフになる。オフ状態の第3FET23
は、第2シャットオフ回路20の第2FET21をオン
にする。第2FET21のゲートをゲート抵抗24を介
してアースに接続しているからである。オフ状態の第1
FET11は、第1シャットオフ回路10の過電流検出
を停止させる。すなわち、第2シャットオフ回路20の
みが過電流を検出する状態となる。 (4) この状態で、たとえば出力端子7がショートされ
て電池1に過電流が流れると、充電用FET2と放電用
FET3の両端に誘導される過電流検出電圧が大きくな
る。とくに、充電用FET2はオフ状態にあるので、充
電用FET2の両端に発生する過電流検出電圧は高くな
る。第2シャットオフ回路20の第2抵抗22は抵抗値
を大きくしているので、電池1に設定電流よりも大きな
過電流が流れるまで、オンオフ回路30の第3トランジ
スター33をオンに切り換えない。このため、充電用F
ET2がオフ状態にあるとき、電池1に電流を遮断する
設定電流よりも小さい電流が流れても、第2シャットオ
フ回路20はオンオフ回路30の第3トランジスター3
3をオンに切り換えない。電池1に設定電流よりも大き
な電流が流れると、第2シャットオフ回路20は、第3
トランジスター33のベースにオン電流を供給する。こ
のため、第3トランジスター33がオン状態に切り換え
られる。 (5) この状態になると、前述したのと同じ動作をし
て、オン状態の第3トランジスター33が、第2トラン
ジスター32にベースにオン電流を流して第2トランジ
スター32をオン、オン状態の第2トランジスター32
が第1トランジスター31のベースにオン電流を流して
第1トランジスター31をオン、オン状態の第1トラン
ジスター31が放電用FET3のソースとゲート間をシ
ョートして、放電用FET3をオフに切り換える。オフ
状態の放電用FET3は、放電電流を遮断して過電流を
流れないようにする。
【0031】
【発明の効果】本発明の電池の過電流保護回路は、充電
用FETをオンにする状態とオフにする状態の両方で過
電流を正確に検出して電流を遮断できる特長がある。そ
れは、本発明の電池の過電流保護回路が、充電用FET
がオフの状態で電池の過電流を検出して放電用FETを
オフに切り換える第2シャットオフ回路と、充電用FE
Tがオンの状態で電池の過電流を検出して放電用FET
をオフに切り換える第1シャットオフ回路とを備え、電
池が満充電されて充電用FETがオフの状態で電池に過
電流が流れると、第2シャットオフ回路が放電用FET
をオフに切り換え、電池が満充電されないで充電用FE
Tがオンの状態で電池に過電流が流れると、第1シャッ
トオフ回路が放電用FETをオフに切り換えて放電電流
を遮断しているからである。
【0032】この構造の過電流保護回路は、充電用FE
Tがオフの状態では第2シャットオフ回路が電池の過電
流を検出し、充電用FETがオンの状態では第1シャッ
トオフ回路が電池の過電流を検出して放電用FETをオ
フに切り換えるので、充電用FETをオンにする状態と
オフにする状態の両方で過電流を正確に検出して電流を
遮断できる。したがって、充電用FETがオフの状態に
おいて、寄生ダイオードの電圧降下が原因で起こる、電
流を遮断する必要のない電流で放電用FETがオフに切
り換えられる誤動作を確実に防止できると共に、充電用
FETがオンの状態では、電流を遮断するように設定し
ている電流で確実に放電用FETをオフに切り換えて過
電流を阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電池の過電流保護回路を示す回路図
【図2】本発明の一実施例にかかる電池の過電流保護回
路を示すブロック図
【図3】図1に示す過電流保護回路の回路図
【符号の説明】
1…電池 2…充電用FET 3…放電用FET 4…寄生ダイオード 5…寄生ダイオード 6…制御回路 7…出力端子 8…入力トランジスター 9…シャットオフ回路 10…第1シャットオフ回路 11…第1FET 12…第1抵抗 13…ゲート抵抗 20…第2シャットオフ回路 21…第2FET 22…第2抵抗 23…第3FET 24…ゲート抵抗 30…オンオフ回路 31…第1トランジスター 32…第2トランジスター 33…第3トランジスター 34…インバータFET

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池(1)が満充電されるときにオフに切
    り換えられて電池(1)の過充電を防止する充電用FET
    (2)と、電池(1)が過放電されるときにオフに切り換えら
    れて電池(1)の過放電を防止する放電用FET(3)と、充
    電用FET(2)がオフの状態で、充電用FET(2)と放電
    用FET(3)の両端に発生する過電流検出電圧で電池(1)
    の過電流を検出して、放電用FET(3)をオフに切り換
    える第2シャットオフ回路(20)と、充電用FET(2)が
    オンの状態で、充電用FET(2)と放電用FET(3)の両
    端に発生する過電流検出電圧で電池(1)の過電流を検出
    して、放電用FET(3)をオフに切り換える第1シャッ
    トオフ回路(10)とを備え、 電池(1)が満充電されて充電用FET(2)がオフの状態で
    電池(1)に過電流が流れると、第2シャットオフ回路(2
    0)が放電用FET(3)をオフに切り換えるように制御し
    て放電電流を遮断し、電池(1)が満充電されないで充電
    用FET(2)がオンの状態で電池(1)に過電流が流れる
    と、第1シャットオフ回路(10)が放電用FET(3)をオ
    フに切り換えるように制御して放電電流を遮断するよう
    にしてなる電池の過電流保護回路。
  2. 【請求項2】 電池(1)と出力端子(7)との間に、互いに
    直列に接続している充電用FET(2)と放電用FET(3)
    を接続しており、第1シャットオフ回路(10)と第2シャ
    ットオフ回路(20)が出力端子(7)側の電圧を検出して放
    電用FET(3)を制御する請求項1に記載される電池の
    過電流保護回路。
  3. 【請求項3】 第1シャットオフ回路(10)と第2シャッ
    トオフ回路(20)が、オンオフ回路(30)を介して放電用F
    ET(3)をオンオフに制御する請求項1に記載される電
    池の過電流保護回路。
  4. 【請求項4】 オンオフ回路(30)が放電用FET(3)の
    ゲートとソース間を短絡して放電用FET(3)をオフに
    切り換える第1トランジスター(31)と、この第1トラン
    ジスター(31)をオンオフに制御する第2トランジスター
    (32)と、この第2トランジスター(32)と第1シャットオ
    フ回路(10)及び第2シャットオフ回路(20)との間に接続
    している第3トランジスター(33)とを備え、 第1シャットオフ回路(10)と第2シャットオフ回路(20)
    のいずれかが、第3トランジスター(33)をオンに切り換
    えると、オンの第3トランジスター(33)が第2トランジ
    スター(32)をオンに切り換え、オンの第2トランジスタ
    ー(32)が第3トランジスター(33)をオンに切り換え、オ
    ンの第3トランジスター(33)が放電用FET(3)のゲー
    トとソース間を短絡してオフに切り換えるようにしてな
    る請求項3に記載される電池の過電流保護回路。
  5. 【請求項5】 第1シャットオフ回路(10)が第1FET
    (11)と第1抵抗(12)との直列回路で、第2シャットオフ
    回路(20)が第2FET(21)と第2抵抗(22)との直列回路
    で、第2抵抗(22)の抵抗値が第1抵抗(12)の抵抗値より
    も大きい請求項1に記載される電池の過電流保護回路。
  6. 【請求項6】 第2シャットオフ回路(20)が、第2FE
    T(21)のゲートとソースの間に、ドレインとソースとを
    接続している第3FET(23)を備え、第3FET(23)の
    ゲートを第1FET(11)のゲートに接続している請求項
    5に記載される電池の過電流保護回路。
  7. 【請求項7】 放電用FET(3)と充電用FET(2)のゲ
    ートに、各々入力トランジスター(8)を接続して、この
    入力トランジスター(8)のベースに、電池(1)の過充電と
    過放電を検出して放電用FET(3)と充電用FET(2)を
    オンオフに制御する制御回路(6)を接続している請求項
    1に記載される電池の過電流保護回路。
  8. 【請求項8】 第3トランジスター(33)のエミッタがイ
    ンバータFET(34)を介して放電用FET(3)のソース
    に接続しており、このインバータFET(34)はゲートを
    放電用FET(3)のゲートに接続しており、入力トラン
    ジスター(8)がオンになって、インバータFET(34)の
    ゲートがアースラインに接続されるとオンとなって第3
    トランジスター(33)に電力を供給する請求項7に記載さ
    れる電池の過電流保護回路。
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