JP2003169353A - 放送設備遠隔監視システムおよび放送設備遠隔監視用ソフトウエア - Google Patents

放送設備遠隔監視システムおよび放送設備遠隔監視用ソフトウエア

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JP2003169353A
JP2003169353A JP2001366150A JP2001366150A JP2003169353A JP 2003169353 A JP2003169353 A JP 2003169353A JP 2001366150 A JP2001366150 A JP 2001366150A JP 2001366150 A JP2001366150 A JP 2001366150A JP 2003169353 A JP2003169353 A JP 2003169353A
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慎二 大田
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信・ネットワーク技術を用いることにより、
遠隔地点において放送設備を自動的に監視することがで
きるとともに、緊急時には作業員に対して自動的に連絡
の取れる放送設備遠隔監視システムおよび放送設備遠隔
監視用ソフトウエアを提供する。 【解決手段】放送局のスタジオ内に配設された自己検査
機能を備えている放送設備X、Y、Zと;放送設備の運
用状況および不具合状況のデータを収集し、運用状況を
内容とするメールを作成して放送局内のメールサーバ6
を経由して後記監視サーバ8に伝達するスタジオコント
ロールサーバ5と;放送設備の運用状況を内容とするメ
ールを受信し、伝達されたメールの電文を解析して、不
具合発生の兆候を判断した異常時にはサービスマン11
に緊急連絡を行なうとともに、判断の結果を運用データ
として保存する監視サーバ8と;を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送局内に設置さ
れている放送設備を遠隔した監視センターで監視する放
送設備遠隔監視システムおよび放送設備遠隔監視用ソフ
トウエアに関する。
【0002】
【従来の技術】放送局内に設置されている放送設備が故
障すると放送に重大な支障を来たすので、故障に発展す
る前にその兆候を発見して原因を除去するとともに、万
一故障が発生した際には素早く修理対応をしなければな
らない。そのためには、放送設備を常時監視して不具合
が発生する兆候を早期に発見して、その原因を除去する
必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、放送設備を監視するためには、監視者が常時
現場に詰めていなければならない。そのため、負担が大
きかった。
【0004】本発明は、通信・ネットワーク技術を用い
ることにより、遠隔地点において放送設備を自動的に監
視することができるとともに、異常時には作業員に対し
て自動的に緊急連絡を行なう放送設備遠隔監視システム
および放送設備遠隔監視用ソフトウエアを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の放送設
備遠隔監視システムは、放送局のスタジオ内に配設され
た自己検査機能を備えている放送設備と;ネットワーク
機能を介して放送設備と接続して放送設備の稼動状況お
よび不具合状況を収集し、運用状況を内容とするメール
を作成して放送局内またはインターネット上のメールサ
ーバを経由して後記監視サーバに伝達するスタジオコン
トロールサーバと;放送局から離間した位置にある監視
センターに配設され、放送局内またはインターネット上
のメールサーバを経由して放送設備の運用状況を内容と
するメールを受信し、伝達されたメールの電文を解析し
て、その結果を運用データとして保存するとともに、問
題の有無を判断して、異常時には作業員などに対して緊
急連絡を行なう監視サーバと;を具備していることを特
徴としている。
【0006】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0007】<放送設備について>「放送設備」とは、
放送局のスタジオ内に設置される放送に使用される各種
の設備を意味し、たとえば照明装置、映像装置および音
声装置などであるが、これらの一部または全部を本発明
における放送設備として遠隔監視の対象にすることがで
きる。「照明装置」とは、照明器具および調光装置を含
む。なお、「照明器具」とは、照明器具本体およびその
位置・姿勢制御装置を含む。また、「調光装置」とは、
調光盤および調光操作卓を含む。「映像装置」とは、ビ
デオ記録・再生装置、カメラおよび映像操作卓を含む。
「音声装置」とは、マイクロフォンおよび音声操作卓を
含む。なお、調光装置、映像装置および音声装置のそれ
ぞれの一部または全部を本発明における放送設備として
遠隔監視の対象にすることができる。
【0008】遠隔監視対象の放送設備は、自己検査機能
を備えていて、稼動状況および不具合状況を検出するこ
とができる。なお、自己検査機能は、稼動状況および不
具合状況を検出することが可能であれば、本来の目的の
如何に関係ない。また、遠隔監視対象の放送設備は、イ
ーサネット(登録商標)などのネットワーク機能により
後述するスタジオコントロールサーバと接続する。
【0009】ところで、放送局は、テレビジョン放送を
行なう機能を有していて、その内部または外部に自営ま
たは他営のスタジオを用いて制作を行なう。一般的には
同一建物内に複数のスタジオを設けているが、本発明に
おいてはその数を問題にしない。また、放送局単位で、
そのスタジオの放送設備が遠隔監視の対象になっている
だけでなく、単一の放送設備遠隔監視システムにおいて
複数の放送局をその監視対象にすることもできる。
【0010】<スタジオコントロールサーバについて>
スタジオコントロールサーバは、各スタジオに対して1
対1で配設されるか、または複数のスタジオを一括して
単一のスタジオコントロールサーバが担当する態様で配
設され、少なくともスタジオ内の放送設備の稼動状況お
よび不具合状況を収集する。そして、収集したデータを
相対的に短期間保存するとともに、収集したデータに基
づいて所定時間間隔で、たとえば1時間ごとに運用状況
メールを作成して、当該メールを局内メールサーバまた
はインターネットのメールサーバに伝達する。局内また
はインターネット上のメールサーバは、スタジオコント
ロールサーバから伝達された運用状況を、そのまま運用
状況を内容とするメールとして監視サーバへ実質的に転
送することができる。しかし、要すれば、運用状況メー
ルを蓄積して、所定期間ごとに、たとえば1月ごとに運
用状況を内容とするメール、たとえば定期監視情報とし
て編集して、これを監視サーバに対してインターネット
を介して伝達する用に構成することもできる。なお、
「相対的に短期間」とは、少なくとも稼動状況および不
具合状況を運用状況メールとして所定時間間隔で送出す
るまでであることを許容するが、要すればこれより長く
てもよい。また、メールを伝達した後は、保存していた
データを削除することができる。
【0011】また、スタジオコントロールサーバは、ネ
ットワーク機能により放送設備に接続する。そして、ス
タジオ内の放送設備の稼動状況および不具合状況を収集
する。しかし、要すれば、上記に加えて放送設備の制御
をも行なうように構成することができる。複数のスタジ
オに対して単一のスタジオコントロールサーバを配設し
て、各スタジオの放送設備の稼動状況および不具合状況
を単一のスタジオコントロールサーバによって収集する
場合には、各スタジオの放送機器をネットワーク機能に
より当該スタジオコントロールサーバに接続する。
【0012】さらに、スタジオコントロールサーバは、
運用状況を内容とするメールを局内またはインターネッ
ト上のメールサーバおよびその他局内の監視センターな
どにある事務所内コンピュータなどに対して伝達するこ
とが許容される。また、スタジオコントロールサーバ
は、現在の稼動状況のデータを解析して、放送設備に不
具合発生の兆候があると判断した異常に緊急メールを作
成して、局内またはインターネット上のメールサーバを
経由して監視センターおよびその他の必要な個所に対し
て伝達するように構成することが許容され。なお、不具
合発生の兆候を判断するために、予め基準を設定してお
き、放送設備から収集したデータと比較して、収集した
データが基準を超えたときに不具合発生の兆候があると
判断するように構成することができる。また、不具合発
生の兆候段階で措置をとることができないで、放送設備
に故障などの緊急状況が実際に発生してしまった場合に
も、緊急メールを作成するように構成することができ
る。監視センターに対する運用状況を内容とするメール
の伝達は、インターネットを経由してなされる。
【0013】さらにまた、スタジオコントロールサーバ
は、自ら運用状況を内容とするメールを直接作成するよ
うに構成することができる。しかし、要すれば、局内ま
たはインターネット上のメールサーバを介して間接的に
監視サーバに対する運用状況を内容とするメールたとえ
ば定期監視情報を作成するように構成することもでき
る。後者の場合、局内またはインターネット上のメール
サーバを利用して、監視サーバに対して報告する運用状
況を内容とするメールを作成して、上記メールサーバに
伝達する。
【0014】<局内またはインターネット上のメールサ
ーバについて>局内またはインターネット上のメールサ
ーバは、前述したように、スタジオコントロールサーバ
から伝達された運用状況メールをそのまま運用状況を示
すメールとして監視サーバに対して実質的に転送するよ
うに構成してもよいし、運用状況メールを受信して少な
くとも所定期間たとえば1月間蓄積し、蓄積された運用
状況メールをまとめて、運用状況を内容とするメールた
とえば定期監視情報を作成し、この定期監視情報を監視
サーバに対してインターネットを経由して伝達するよう
に構成することができる。なお、いずれの場合において
も、メールサーバは、局内のメールサーバおよびインタ
ーネット上のメールサーバのいずれを利用してもよい。
いずれにしても、スタジオコントロールサーバの外部か
らの不法な侵入に対する防御のために、ファイヤウォー
ルをスタジオコントロールサーバの前段に配設するのが
よい。また、局内LANが介在する場合には、局内LA
Nの前段にもファイアウォールを配設するのがよい。
【0015】<監視サーバについて>監視サーバは、放
送局から離間した位置にある監視センターに配設され、
放送局のスタジオ内の放送設備を遠隔監視する。そのた
めに、監視サーバは、スタジオコントロールサーバから
局内またはインターネット上のメールサーバを経由して
受信した運用状況を内容とするメールを解析して、放送
設備に不具合発生の兆候があると判断したとき、すなわ
ち異常時には、作業員などに対して緊急連絡を行なう。
なお、実際に不具合が発生した場合にも、緊急連絡を行
なうように構成することができる。作業員は、予め登録
されたサービスマンなどである。緊急連絡は、メール、
ポケットベル(登録商標)または自動応答電話などの手
段を用いて行なう。
【0016】また、監視サーバは、スタジオコントロー
ルサーバから直接または間接的にインターネットを経由
して伝達された運用状況を示すメールの内容を運用デー
タとして相対的に長期間蓄積する。そして、スタジオコ
ントロールサーバから受信した運用状況を内容とするメ
ールの内容について統計処理を行ない、適当な分類にし
たがって稼動状況のグラフデータを作成する。統計処理
としては、たとえば放送局、スタジオおよび放送設備別
に区分して、日別、月別、年別、部品別などの分類で統
計グラフを作成することができる。統計情報は、放送局
など必要な個所へ閲覧のために伝達することができる。
【0017】監視センターは、放送局から離間して設置
され組織的の放送局とは別にして、メンテナンスを担当
する業者により運営されると都合がよい。
【0018】<その他の構成について>本発明の必須構
成要件ではないが、以下に示す構成を選択的に付加する
ことにより、本発明の放送設備遠隔監視システムの性能
が向上したり、機能が追加されたりする。
【0019】1 放送局の事務所内コンピュータについ
て スタジオの放送設備の稼動状況を放送局内に監視センタ
ーを設置するなどして監視するために、事務所内コンピ
ュータを用いて、運用状況メールおよび緊急メールを表
示することができる。この場合、局内LANを介して事
務所内コンピュータをスタジオコントロールサーバに接
続して、HTTP送信機能または専用プログラムなどを
用いることにより表示が可能になる。
【0020】2 監視センター内コンピュータについて 監視センター内において放送設備の運用状況メール、緊
急メールおよび統計情報を表示するために、監視センタ
ー内コンピュータにこれらを表示することができる。
【0021】3 情報提供サーバについて 情報提供サーバは、監視センターで作成したデータのう
ち放送局など外部に提供する統計処理の結果を蓄積す
る。これにより、外部から監視サーバを直接アクセスし
て重要なデータが閲覧されたり、破壊されたりするのを
防止することができる。この場合、HTTP送信機能専
用プログラムにより、さらに要すればSSLなどのセキ
ュリティ通信を用いて情報提供サーバから放送局の事務
所内コンピュータに情報を提供することができる。放送
局の事務所内コンピュータだけでなく、インターネット
上のコンピュータから情報提供コンピュータにアクセス
可能にすることもできる。
【0022】<本発明の作用について>本発明において
は、以下の作用を奏する。
【0023】1 放送局のスタジオ内の放送設備を遠隔
地点において、無人で、しかも、自動的に監視すること
ができる。
【0024】2 監視センターにおいては、スタジオコ
ントロールサーバから伝達された運用状況を内容とする
メールを解析し、問題の有無を判断して、問題がある異
常時緊急時には作業員に対して緊急連絡を行なう。
【0025】3 放送設備の不具合が発生する前に、そ
の兆候を監視サーバが自動的に判断することによって、
異常時であることを判断するように構成することによ
り、不具合が発生する前に作業者などに対して緊急連絡
を行なうことができる。そのため、不具合が現実に発生
する以前に、不具合発生の兆候の見られる放送設備の問
題の部位を交換するなどの対応を実施することができ
る。したがって、不具合が発生する以前に問題を解消さ
せることが可能になる。
【0026】4 作業員は、監視サーバから行なわれた
緊急連絡を受信したら、速やかにスタジオに赴いて対応
することができる。
【0027】5 比較的長期間にわたる放送設備の稼動
状況および不具合状況を統計処理して統計情報を作成す
ることができる。
【0028】請求項2の発明の放送設備遠隔監視システ
ムは、放送局のスタジオ内に配設された自己検査機能を
備えている放送設備と;ネットワーク機能を介して放送
設備と接続して放送設備の稼動状況および不具合状況の
データを収集し、データの内容を解析して、異常データ
の有無を判断し、正常時に運用状況メールを通常監視情
報用として、また異常時に緊急メールを緊急連絡用とし
て、それぞれ作成して、後記放送局内またはインターネ
ット上のメールサーバに伝達するスタジオコントロール
サーバと;スタジオコントロールサーバから運用状況メ
ールを通常監視情報として受信して蓄積し、所定期間の
通常監視情報をまとめて定期監視情報を作成して、イン
ターネットを経由して後記監視サーバに伝達する局内ま
たはインターネット上のメールサーバと;放送局から離
間した位置にある監視センターに配設され、放送局内の
メールサーバまたはインターネット上のメールサーバを
経由して伝達されたメールの電文を解析し、その結果を
運用データとして保存するとともに、問題の有無を判断
して、緊急時には作業員に緊急連絡を行なう監視サーバ
と;を具備していることを特徴としている。
【0029】本発明は、運用状況メールを定期監視情報
として定期的に監視サーバに対して伝達するとともに、
異常時に緊急連絡を行なうように構成している。また、
定期監視情報は、局内またはインターネット上のメール
サーバで作成するように構成している。なお、「定期的
に」とは、任意の期間であることを許容し、たとえば月
1回程度の間隔で伝達するように構成することができ
る。
【0030】これを実現するために、スタジオコントロ
ールサーバは、通常監視情報としてたとえば1時間ごと
に運用メールを作成して、局内またはインターネット上
のメールサーバに伝達する。なお、スタジオコントロー
ルサーバにおいては、通常監視情報をメールにして報告
した後、保存していた稼動状況および不具合状況のデー
タを次の期間のために削除するように構成することがで
きる。
【0031】局内またはインターネット上のメールサー
バは、伝達された通常監視情報を蓄積して定期的に運用
状況メールを編集して定期監視情報を作成して、監視サ
ーバに伝達する。
【0032】請求項3の発明の放送設備遠隔監視システ
ムは、放送局のスタジオ内に配設された自己検査機能を
備えている放送設備と;ネットワーク機能を介して放送
設備と接続して放送設備の稼動状況および不具合状況の
データを収集し、データの内容を解析して、データ異常
の有無を判断し、正常時に運用状況メールを通常監視情
報用として、また異常時に緊急メールを緊急連絡用とし
て、それぞれ作成するとともに、後記監視サーバからの
要求時に非定期監視情報を作成して、後記放送局内また
はインターネット上のメールサーバに伝達するスタジオ
コントロールサーバと;スタジオコントロールサーバか
ら運用状況メールを通常監視情報として受信して蓄積
し、所定期間の通常監視情報をまとめて定期監視情報を
作成するとともに、定期監視情報および非定期監視情報
をインターネットを経由して後記監視サーバに伝達する
局内またはインターネット上のメールサーバと;放送局
から離間した位置にある監視センターに配設され、放送
局内またはインターネット上のメールサーバを経由して
放送設備についての定期監視情報を定期に、また自己か
らの要求時に非定期監視情報を、それぞれ受信し、伝達
されたメールの電文を解析して、その結果を運用データ
として保存するとともに、問題の有無を判断して、緊急
時には作業員などに対して緊急連絡を行なう監視サーバ
と;を具備していることを特徴としている。
【0033】本発明は、定期監視情報および緊急連絡の
伝達に加えて、監視サーバからスタジオコントロールサ
ーバに対して随時要求する非定期監視処理をも行なうよ
うに構成されている。すなわち、監視センターにおい
て、たとえば監視センター内コンピュータを操作するな
どにより、監視サーバからスタジオコントロールサーバ
に対して非定期監視情報の伝達を要求する。
【0034】これに対して、スタジオコントロールサー
バは、自らあるいは局内またはインターネット上のメー
ルサーバにより前回の定期監視情報の伝達以降で、非定
期監視情報の伝達要求時点までに収集して蓄積した稼動
状況および不具合状況に基づいて非定期監視情報を作成
して、インターネットを経由して監視サーバに伝達す
る。しかし、要すれば、要求時点における稼動状況およ
び不具合状況のみを非定期監視情報として伝達するよう
にしてもよい。なお、監視サーバは、非定期監視情報に
ついてもメールの内容を解析して、問題の有無を判断す
る。
【0035】その結果、監視センターにおいて、要求元
の監視サーバに伝達された非定期監視情報を監視センタ
ー内コンピュータなどで閲覧することができる。
【0036】請求項4の発明の放送設備遠隔監視用ソフ
トウエアは、放送局のスタジオ内に配設された自己検査
機能を備えている放送設備とスタジオコントロールサー
バとをネットワーク機能を介して接続して、スタジオコ
ントロールサーバが放送設備からその稼動状況および不
具合状況を収集し、運用状況メールを作成して、放送局
内またはインターネット上のメールサーバを経由して後
記監視サーバに伝達する第1のソフトウエアと;放送局
から離間した位置にある監視センターに配設された監視
サーバに放送局内またはインターネット上のメールサー
バを経由して伝達されたメールの電文を解析して、その
結果を運用データとして保存するとともに、問題の有無
を判断して、異常時には作業員に対して緊急連絡を行な
う第2のソフトウエアと;を具備していることを特徴と
している。
【0037】本発明は、請求項1の発明をソフトウエア
の構成として規定している。すなわち、本発明は、第1
のソフトウエアおよび第2のソフトウエアから構成され
ている。
【0038】第1のソフトウエアは、主としてスタジオ
コントロールサーバを中心とするものである。そして、
放送設備からの稼動状況および不具合状況のデータを収
集する部分、収集したデータに基づいて用メールを作成
する部分、放送局内LANを介するかまたは介さないで
インターネットを経由して作成したメールを監視サーバ
へ発信して伝達する部分を主体として構成されている。
なお、運用メールを蓄積して所定期間にわたる運用メー
ルを編集して定期監視情報を作成することも許容される
が、この場合には、運用メールを蓄積して所定期間にわ
たる運用メールを編集して定期監視情報を作成するのを
主として局内またはインターネットのメールサーバに担
当させるためのソフトウエアを第1のソフトウエアに付
加することができる。
【0039】第2のソフトウエアは、主として監視サー
バを中心とするものである。そして、伝達されたメール
を受信する部分、メールの電文を解析する部分、解析し
た結果を運用データとして保存する部分、解析結果に基
づいて問題の有無を判断する部分、異常時に作業員に対
して緊急連絡を行なう部分、スタジオコントロールサー
バから受信したメールの内容を蓄積し、整理した結果を
監視センター内コンピュータに表示する部分、スタジオ
コントロールサーバから受信したメールの内容に対して
統計処理を行ない、放送局、スタジオごとに日別、月
別、年別、部品別などの分類で稼動状況のグラフデータ
などを作成して、情報提供サーバに提供する部分を主体
として構成されている。
【0040】請求項5の発明の放送設備遠隔監視用ソフ
トウエアは、放送局のスタジオ内に配設された自己検査
機能を備えている放送設備とスタジオコントロールサー
バとをネットワーク機能を介して接続して、スタジオコ
ントロールサーバが放送設備からその稼動状況および不
具合状況を収集し、通常監視情報として運用状況メール
を、また緊急連絡として緊急メールを作成して放送局内
インターネット上のメールサーバに伝達する第1のソフ
トウエアと;局内またはインターネット上のメールサー
バがスタジオコントロールサーバから運用状況メールを
通常監視情報として受信して蓄積し、所定期間の通常監
視情報をまとめて定期監視情報を作成して、インターネ
ットを経由して後記監視サーバに伝達する第2のソフト
ウエアと;放送局から離間した位置にある監視センター
に配設された監視サーバに対して、放送局内またはイン
ターネット上のメールサーバから伝達された定期監視情
報のメールの電文を解析して、その結果を運用データと
して保存するとともに、問題の有無を判断して、異常時
には作業員に対して緊急連絡を行なう第3のソフトウエ
アと;を具備していることを特徴としている。
【0041】本発明は、請求項2の発明をソフトウエア
の構成として規定している。すなわち、本発明の第1の
ソフトウエアは、請求項4の第1のソフトウエアの構成
に加えて、第2のソフトウエアが定期的たとえば月1回
運用状況メールを作成する。また、第1のソフトウエア
を監視サーバから要求があったときに非定期監視情報を
作成して監視サーバに伝達するように構成することがで
きる。
【0042】第3のソフトウエアは、請求項4の第2の
ソフトウエアの構成を備えている。また、監視サーバか
らスタジオコントロールサーバに対して非定期監視情報
を要求するように構成することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0044】図1ないし図7は、本発明の放送設備遠隔
監視システムの1実施形態を示し、図1はシステム配置
図、図2は情報の流れを表した配置図、図3は各機器間
におけるデータ処理の流れ図、図4はスタジオコントロ
ールサーバにおける通常監視作業のデータ処理の流れ
図、図5は監視サーバにおける通常運用時および非定期
監視処理時のデータ処理の流れ図、図6は監視サーバに
おける緊急メール受信処理の流れ図、図7はスタジオコ
ントロールサーバにおける非定期作業指示対応のデータ
処理の流れ図である。各図中、○で囲んだ数字は、それ
ぞれの機器を示すが、明細書中では簡単のために数字の
みを示して○で囲まない。
【0045】<システム配置について>まず、図1を参
照して、本実施形態におけるシステム配置について説明
する。すなわち、本実施形態の放送設備遠隔監視システ
ムは、基本的にスタジオ、インターネットおよび監視セ
ンターによって構成されている。
【0046】(放送局について)放送局は、A放送局お
よびB放送局が本実施形態における遠隔監視の対象であ
るが、そのうちA放送局について以下システム配置を説
明する。すなわち、A放送局は、スタジオA、B、Cが
あり、それぞれ放送設備として照明装置X、映像装置
Y、および音声装置Zが遠隔監視される。これらの放送
設備は、Aスタジオ専用のスタジオLANに接続してい
る。照明装置Xは、負荷(照明器具)、調光盤、調光操
作卓、ワイヤレス操作卓および無線LANにより構成さ
れている。なお、ワイヤレス操作卓は、無線LANを経
由して照明器具の位置および姿勢を制御する手段であ
る。映像装置Yは、映像操作卓3、ビデオ装置およびカ
メラから構成されている。音声装置Zは、音声操作卓3
およびマイクから構成されている。
【0047】また、スタジオごとにスタジオコントロー
ルサーバ5が配設されていて、各放送設備と同様にスタ
ジオLANに接続している。各スタジオA、B、Cのコ
ントロールサーバ5は、テレビ局の局内LANに接続し
ている。なお、局内LANとそれぞれのスタジオコント
ロールサーバ5との間には、ファイヤウォールが設けら
れている。また、局内LANには、上記の他にTV局内
メールサーバ6、局内監視センターとしての事務所内コ
ンピュータ12が接続している。また、局内LANは、
ファイヤウォール7を介してインターネットに接続して
いる。
【0048】(監視センターについて)監視センター
は、放送局から離間した位置に所在し、インターネット
を経由して放送局と接続している。そして、監視サーバ
8、情報提供サーバ9および監視センター内コンピュー
タ10にて構成されている。
【0049】また、監視センターの監視サーバ8は、サ
ービスマン(作業員)と緊急連絡網で接続している。
【0050】<データ処理の流れについて>次に、図2
ないし図7を参照して、本実施形態におけるデータ処理
の流れについて説明する。
【0051】(定期監視報告について)定期監視報告
は、図2ないし図5に示すように、定期的にスタジオ設
備の監視情報を提供するための手段であり、スタジオコ
ントロールサーバ5から監視サーバ8に対して局内メー
ルサーバ6を経由してたとえば1月ごとになされる。そ
のために、スタジオコントロールサーバ5は、通常監視
作業として1時間間隔で放送設備X、Y、Zの稼動状況
および不具合状況について通常監視としての定期データ
収集を行なう。そして、放送設備X、Y、Zに不具合発
生の兆候がないかをデータ異常の有無を判定し、正常で
あれば、1次記憶のうえ運用データを記録し、メールに
よる定期送信データを作成して、TV局内メールサーバ
6に通常監視情報として伝達する。TV局内メールサー
バ6は、スタジオコントロールサーバ5からの通常監視
情報を蓄積して、1月ごとにその前1月間のメールを定
期監視情報としてインターネットを経由して監視センタ
ー8に対して伝達する。監視サーバ8は、伝達された定
期監視情報のメールを運用データとして保存する。そし
て、ドキュメントを作成し、作業員が放送局内の監視セ
ンターに対してドキュメントを提出して定期報告作業を
行なう。なお、データ異常の場合には、後述する緊急連
絡を行なう。
【0052】一方、監視サーバ8においては、図5に示
すように、定期監視報告の受信時は、通常運用時のメー
ル受信処理として以下のとおり動作する。すなわち、ス
タジオコントロールサーバ5からメールを受信すると、
その電文を解析して、その結果を運用記録として保存す
るとともに、問題の有無を判断する。その結果、問題が
ない正常時には、定期監視報告を運用記録として監視セ
ンター内コンピュータ10に通常表示する。
【0053】通常監視情報のメールは、たとえば以下の
例に示す。
【0054】 <メール文例1>(スタジオコントロールサーバ5⇒監視サーバ8)ヘッダ情報 ・・・ 注 釈 TO:kansi@aaa.co.jp・・・監視システムサーバのメールアドレス FROM:asta@japantv.co.jp・・・スタジオコントロールサーバのメールアドレス SUBJECT:[REGULAR]japanTV Astadio(01111201)・・・定期監視報告/TV局/ スタジオ番号/シリアルナンバーメール本文 [DATE]・・・発信日時 011112・・・2001年11月12日 [TIME]・・・発信時刻 1020・・・10時20分 [TV]・・・放送局名 JAPAN [STADIO]・・・スタジオ名 A [CLASS]・・・分類 regular・・・定期監視報告 [COUNT]・・・報告情報数 4 [1] ・・・報告内容1 [2] ・・報告内容2 [3] ・・・報告内容3 [4] ・・・報告内容4 [END]・・・終了フラグ (緊急連絡について)緊急連絡は、図2ないし図5に示
すように、スタジオコントロールサーバ5が発信する場
合と、監視サーバ8が発信する場合とがある。前者は、
スタジオコントロールサーバ5が放送設備X、Y、Zか
らの稼動状況および不具合状況を収集した際に、データ
異常の有無を解析して、その結果不具合が発生する兆候
があると判断した異常時に、データ異常と判定し、局内
メールサーバ6およびインターネットを経由して監視サ
ーバ8に対して緊急メールで緊急連絡を発信する。これ
に対して、後者は、監視サーバ8が定期監視報告のメー
ルの電文を解析して、問題の有無を判断し、その結果不
具合が発生する兆候があると判断した異常に作成する。
たとえば、CUPエラーが基準である週間限界値(X
回)を超えた場合をもって問題ありと判断する。いずれ
の場合の緊急連絡においても、その際に、監視サーバ8
は、サービスマン(作業員)に対して緊急作業指示を内
容とする緊急メールを作成して自動的に緊急連絡網を通
じて送信して緊急連絡を行なうとともに、緊急メールは
運用データとして保存される。また、同時に監視センタ
ー内コンピュータ10に緊急表示を行なうとともに、監
視サーバ8からインターネットおよび局内メールサーバ
を経由して、局内監視センター内コンピュータ12に緊
急事態発生メールを送信する。そして、緊急事態発生メ
ールは、監視センター内コンピュータ12に表示され
る。
【0055】緊急連絡のメールは、たとえば以下の例に
示す。
【0056】 <メール文例2>(スタジオコントロールサーバ5⇒監視サーバ8)ヘッダ情報 ・・・ 注 釈 TO:kansi@aaa.co.jp・・・監視システムサーバのメールアドレス FROM:asta@japantv.co.jp・・・スタジオコントロールサーバのメールアドレス SUBJECT:[EMERGENCY]japanTV Astadio(01111202)・・・緊急連絡/TV局/スタ ジオ番号/シリアルナンバーメール本文 [DATE]・・・発信日時 011112・・・2001年11月12日 [TIME]・・・発信時刻 1030・・・10時30分 [TV]・・・放送局名 JAPAN [STADIO]・・・スタジオ名 A [CLASS]・・・分類 emergency・・・緊急連絡 [COUNT]・・・報告情報数 4 [1] ・・・報告内容1 [2] ・・・報告内容2 [3] ・・・報告内容3 [4] ・・・報告内容4 [END]・・・終了フラグ (非定期監視報告について)非定期監視報告は、図2、
図3、図5および図7に示すように、監視サーバ8から
局内メールサーバ6を経由したスタジオコントロールサ
ーバ5に対する要求に基づいてスタジオコントロールサ
ーバ5が非定期監視作業を行ない、非定期監視情報を局
内メールサーバ6に伝達する。局内メールサーバ6は、
非定期監視情報メールを作成して、インターネットを経
由して監視サーバ8に伝達する。監視サーバ8は、非定
期監視情報メールを受信して、監視端末である監視セン
ター内コンピュータ10に表示する。なお、非定期監視
情報メールは、必要に応じて運用データとして保存され
る。また、監視サーバ8は、非定期監視情報に対して
も、都度電文を解析して、前述のように放送設備の問題
の有無を判定する。
【0057】非定期監視指示のメールは、たとえば以下
の例に示す。
【0058】 <メール文例3>(監視サーバ8⇒スタジオコントロールサーバ5)ヘッダ情報 ・・・ 注 釈 TO:asta@japantv.co.jp・・・スタジオコントロールサーバのメールアドレス FROM:kansi@aaa.co.jp・・・監視システムサーバのメールアドレス SUBJECT:[NON-REGULAR]japanTV Astadio(01111203)・・・非定期監視報告/T V局/スタジオ番号/シリアルナンバーメール本文 [DATE]・・・発信日時(オプション) 011112・・・2001年11月12日 [TIME]・・・発信時刻(オプション) 1030・・・10時40分 [TV]・・・放送局名 JAPAN [STADIO]・・・スタジオ名 A [CLASS]・・・分類 non-regular・・・非定期監視報告 [COUNT]・・・報告情報数 4 [1] ・・・報告内容1 [2] ・・報告内容2 [3] ・・・報告内容3 [4] ・・・報告内容4 [END]・・・終了フラグ 非定期監視報告のメールは、たとえば以下の例に示す。
【0059】 <メール文例4>(スタジオコントロールサーバ5⇒監視サーバ8)ヘッダ情報 ・・・ 注 釈 TO:kansi@aaa.co.jp・・・監視システムサーバのメールアドレス FROM:asta@japantv.co.jp・・・スタジオコントロールサーバのメールアドレス SUBJECT:[NON-REGULAR]japanTV Astadio(01111204)・・・定期監視報告/TV局 / スタジオ番号/シリアルナンバーメール本文 [DATE]・・・発信日時 011112・・・2001年11月12日 [TIME]・・・発信時刻 1020・・・10時20分 [TV]・・・放送局名 JAPAN [STADIO]・・・スタジオ名 A [CLASS]・・・分類 regular・・・定期監視報告 [COUNT]・・・報告情報数 4 [1] ・・・報告内容1 [2] ・・報告内容2 [3] ・・・報告内容3 [4] ・・・報告内容4 [END]・・・終了フラグ (統計情報処理について)統計情報処理は、図2および
図3に示すように、監視サーバ8が自己に保存されてい
る運用データに基づいて定期的たとえば1日1回行な
い、その結果を情報提供サーバ9に送信する。情報提供
サーバ9は、統計データを保存し、HTTP通信などの
機能を用いて利用者に統計データを表示する。また、情
報提供サーバ9は、SSLなどのセキリュティ通信を用
いて利用者とのセキュリティを保持する。さらに、情報
提供サーバ9は、ユーザ認証(ログイン/パスワード)
などを用いて利用者とのセキュリティを保持する。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、自己検査機能
を備えている放送設備と、ネットワーク機能を介して放
送設備と接続したスタジオコントロールサーバと、イン
ターネットを経由してスタジオコントロールサーバに接
続した監視サーバとを具備していることにより、監視サ
ーバが放送設備の運用状況を内容とするメールを受信
し、伝達されたメールの電文を解析して、問題の有無を
判断し、異常時には作業員などに対して緊急連絡を自動
的に行なって迅速に対応する放送設備遠隔監視システム
を提供することができる。
【0061】請求項2の発明によれば、加えてスタジオ
コントロールサーバが運用状況メールおよび緊急メール
を作成するとともに、局内またはインターネット上のメ
ールサーバにより定期監視情報を作成して監視サーバに
送信する放送設備遠隔監視システムを提供することがで
きる。
【0062】請求項3の発明によれば、加えて監視サー
バからの要求時にスタジオコントロールサーバが自動的
に非定期監視報告を行なう放送設備遠隔監視システム。
を具備していることを特徴とする放送設備遠隔監視シス
テムを提供することができる。
【0063】請求項4の発明によれば、自己検査機能を
備えている放送設備と、ネットワーク機能を介して放送
設備と接続したスタジオコントロールサーバと、インタ
ーネットを経由してスタジオコントロールサーバに接続
した監視サーバとに対する第1および第2のソフトウエ
アを具備していることにより、監視サーバが放送設備の
運用状況を内容とするメールを受信し、伝達されたメー
ルの電文を解析して、問題の有無を判断し、異常時には
作業員などに対して緊急連絡を行なって自動的に対応す
る放送設備遠隔監視用ソフトウエアを提供することがで
きる。
【0064】請求項5の発明によれば、加えて第1ない
し第3のソフトウエアを具備していることにより、局内
またはインターネット上のメールサーバにより定期監視
情報を作成する放送設備遠隔監視用ソフトウエアを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の放送設備遠隔監視システムの
一実施形態を示すシステム配置図
【図2】同じく情報の流れを表した配置図
【図3】同じく各機器間におけるデータ処理の流れ図
【図4】同じくスタジオコントロールサーバにおける通
常監視作業のデータ処理の流れ図
【図5】同じく監視サーバにおける通常運用時および非
定期監視処理時のデータ処理の流れ図
【図6】同じくは監視サーバにおける緊急メール受信処
理の流れ図
【図7】同じくスタジオコントロールサーバにおける非
定期作業指示対応のデータ処理の流れ図
【符号の説明】
5…スタジオコントロールサーバ 6…局内のメールサーバ 8…監視サーバ 11…サービスマン(作業者) X…照明装置 Y…映像装置 Z…音声装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 CA03 CA04 5C061 BB13 CC03 CC09 5H223 AA20 CC08 DD03 DD07 DD09 EE06 5K048 AA05 BA21 DA05 DC01 DC03 EB12 FB04 FB05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送局のスタジオ内に配設された自己検査
    機能を備えている放送設備と;ネットワーク機能を介し
    て放送設備と接続して放送設備の稼動状況および不具合
    状況を収集し、運用状況を内容とするメールを作成して
    放送局内またはインターネット上のメールサーバを経由
    して後記監視サーバに伝達するスタジオコントロールサ
    ーバと;放送局から離間した位置にある監視センターに
    配設され、放送局内またはインターネット上のメールサ
    ーバを経由して放送設備の運用状況を内容とするメール
    を受信し、伝達されたメールの電文を解析して、その結
    果を運用データとして保存するとともに、問題の有無を
    判断して、異常時には作業員などに対して緊急連絡を行
    なう監視サーバと;を具備していることを特徴とする放
    送設備遠隔監視システム。
  2. 【請求項2】放送局のスタジオ内に配設された自己検査
    機能を備えている放送設備と;ネットワーク機能を介し
    て放送設備と接続して放送設備の稼動状況および不具合
    状況のデータを収集し、データを解析して、異常データ
    の有無を判断し、正常時に運用状況メールを通常監視情
    報用として、また異常時に緊急メールを緊急連絡用とし
    て、それぞれ作成して、後記放送局内またはインターネ
    ット上のメールサーバに伝達するスタジオコントロール
    サーバと;スタジオコントロールサーバから運用状況メ
    ールを通常監視情報として受信して蓄積し、所定期間の
    通常監視情報をまとめて定期監視情報を作成して、イン
    ターネットを経由して後記監視サーバに伝達する局内ま
    たはインターネット上のメールサーバと;放送局から離
    間した位置にある監視センターに配設され、放送局内の
    メールサーバまたはインターネット上のメールサーバを
    経由して伝達された定期監視情報としてのメールの電文
    を解析し、その結果を運用データとして保存するととも
    に、問題の有無を判断して、異常時には作業員などに対
    して緊急連絡を行なう監視サーバと;を具備しているこ
    とを特徴とする放送設備遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】放送局のスタジオ内に配設された自己検査
    機能を備えている放送設備と;ネットワーク機能を介し
    て放送設備と接続して放送設備の稼動状況および不具合
    状況のデータを収集し、データの内容を解析して、デー
    タ異常の有無を判断し、正常時に運用状況メールを通常
    監視情報用として、また異常時に緊急メールを緊急連絡
    用として、それぞれ作成するとともに、後記監視サーバ
    からの要求時に非定期監視情報を作成して、後記放送局
    内またはインターネット上のメールサーバに伝達するス
    タジオコントロールサーバと;スタジオコントロールサ
    ーバから運用状況メールを通常監視情報として受信して
    蓄積し、所定期間の通常監視情報をまとめて定期監視情
    報を作成するとともに、定期監視情報および非定期監視
    情報をインターネットを経由して後記監視サーバに伝達
    する局内またはインターネット上のメールサーバと;放
    送局から離間した位置にある監視センターに配設され、
    放送局内またはインターネット上のメールサーバを経由
    して放送設備についての定期監視情報を定期的に、また
    自己からの要求時に非定期監視情報を、それぞれ受信
    し、伝達されたメールの電文を解析して、その結果を運
    用データとして保存するとともに、問題の有無を判断し
    て、異常時には作業員などに対して緊急連絡を行なう監
    視サーバと;を具備していることを特徴とする放送設備
    遠隔監視システム。
  4. 【請求項4】放送局のスタジオ内に配設された自己検査
    機能を備えている放送設備とスタジオコントロールサー
    バとをネットワーク機能を介して接続して、スタジオコ
    ントロールサーバが放送設備からその稼動状況および不
    具合状況を収集し、運用状況メールを作成して、放送局
    内またはインターネット上のメールサーバを経由して後
    記監視サーバに伝達する第1のソフトウエアと;放送局
    から離間した位置にある監視センターに配設された監視
    サーバに放送局内またはインターネット上のメールサー
    バを経由して伝達されたメールの電文を解析して、その
    結果を運用データとして保存するとともに、問題の有無
    を判断して、異常時には作業員などに対して緊急連絡を
    行なう第2のソフトウエアと;を具備していることを特
    徴とする放送設備遠隔監視用ソフトウエア。
  5. 【請求項5】放送局のスタジオ内に配設された自己検査
    機能を備えている放送設備とスタジオコントロールサー
    バとをネットワーク機能を介して接続して、スタジオコ
    ントロールサーバが放送設備からその稼動状況および不
    具合状況を収集し、通常監視情報として運用状況メール
    を、また緊急連絡として緊急メールを作成して、放送局
    内またはインターネット上のメールサーバに伝達する第
    1のソフトウエアと;局内またはインターネット上のメ
    ールサーバがスタジオコントロールサーバから運用状況
    メールを通常監視情報として受信して蓄積し、所定期間
    の通常監視情報をまとめて定期監視情報を作成して、イ
    ンターネットを経由して後記監視サーバに伝達する第2
    のソフトウエアと;放送局から離間した位置にある監視
    センターに配設された監視サーバに対して、放送局内ま
    たはインターネット上のメールサーバから伝達された定
    期監視情報のメールの電文を解析して、その結果を運用
    データとして保存するとともに、問題の有無を判断し
    て、異常時には作業員などに対して緊急連絡を行なう第
    3のソフトウエアと;を具備していることを特徴とする
    放送設備遠隔監視用ソフトウエア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010004185A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Maspro Denkoh Corp 監視装置及び遠隔監視システム

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