JP2003169274A - 番組記録再生方法、番組記録再生装置、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

番組記録再生方法、番組記録再生装置、プログラム、および記録媒体

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JP2003169274A
JP2003169274A JP2002246519A JP2002246519A JP2003169274A JP 2003169274 A JP2003169274 A JP 2003169274A JP 2002246519 A JP2002246519 A JP 2002246519A JP 2002246519 A JP2002246519 A JP 2002246519A JP 2003169274 A JP2003169274 A JP 2003169274A
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speed
time
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recording
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JP2002246519A
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English (en)
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Kunihiro Okujima
邦博 奧嶋
Hidenobu Beppu
秀信 別府
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイムシフト再生を行っている場合に、番組
終了時刻に、見やすい映像シーンにて番組内容の視聴を
完了させることができなかった。 【解決手段】 記録された番組をタイムシフト再生する
番組記録再生方法であって、所望の番組再生開始時間と
再生すべき記録された番組の過去の映像位置に対応する
開始時間との間の第1のタイムシフト時間差(t1)及
び上記所望の番組再生開始時間と上記番組の所望の終了
時間との間の第2の時間差(t2)を計算し、それらの
時間差に対応して、番組を再生する特殊再生速度を計算
して、その計算された速度に基づいて複数の特殊再生速
度を逐次的に使用して前記記録された番組を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時間差視聴に対応
した番組記録再生方法、番組記録再生装置、プログラ
ム、および媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスクドライブ等のラン
ダムアクセス可能な記憶装置を搭載したパーソナルビデ
オレコーダにおいて、放送番組等の映像・音声信号を録
画しながら、任意の時間遅延した映像位置を再生できる
タイムシフト機能、即ち時間差視聴機能を備えたものが
実現されている。
【0003】このタイムシフト機能により、視聴者は任
意の記録済み映像位置で、再生の一時停止、巻き戻し、
早送り等の操作により視聴したい場面を繰り返し再生す
ることができる。このタイムシフト機能は、決定的場面
の繰り返し再生、見逃した場面へ戻った再生を可能とし
番組内容を十分把握するのに有用な機能である。
【0004】これは、特開2001−111964号の
「放送信号記録再生装置」、特開2000−35013
0号の「録画再生装置及びタイムシフト再生装置」、特
開平07−250305号の「タイムシフトテレビジョ
ン装置」に記載されたものなどが知られている。
【0005】このような従来のタイムシフト機能をもつ
録画再生装置のシステム構造は、図17に示されてい
る。
【0006】すなわち、従来のタイムシフト機能をもつ
録画再生装置は、ランダムアクセス可能な記憶手段17
01と、放送番組等の映像・音声信号を記憶手段170
1に出力するための録画機構1702と、記憶手段17
01に録画された映像・音声信号を出力するための再生
機構1704と、録画機構1702による録画のための
映像・音声信号の入出力及び録画動作を制御するための
録画手段1703と、再生機構1704による再生のた
めの映像・音声信号の入出力及び再生動作を制御するた
めの再生手段1705と、録画手段1703と再生手段
1705とを同時に制御して録画中におけるタイムシフ
ト再生を行うためのタイムシフト手段1707と、操作
入力手段1708から操作指示が入力される全体制御手
段1709とを備え、操作入力手段1708から全体制
御手段1709にタイムシフト再生が指示されたとき、
全体制御手段1709はタイムシフト手段1707に対
して動作指示を与え、全体制御手段1709から動作指
示を受けたタイムシフト手段1707が録画手段170
3及び再生手段1705を制御してタイムシフト再生を
行う。
【0007】このような従来の録画再生装置がタイムシ
フト操作を行った場合、再生されている映像信号の時間
的位置と録画されている映像信号の時間的位置の時間差
(以下「タイムシフト時間差」と呼ぶ)が生じ、このタ
イムシフト時間差は、通常再生速度で再生処理を継続す
る限り短くならず、視聴中の放送番組が終了しても視聴
者はそのタイムシフト時間差分番組視聴の終了が遅れ
る。そのイメージ図を18に示す。
【0008】更に、特開2001−119671号公報
に記載されているように、タイムシフト時間差に応じて
早送り再生を実行し、そして記録終了時刻と再生終了時
刻を概略一致する記録再生方法があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、(a)現在
視聴中の放送番組終了直後に他の視聴希望番組が他局で
放送される場合や、(b)現在視聴中の放送番組放送終
了直後に外出しなければならない場合などには、視聴者
が、タイムシフト時間差が生じている状態で番組放送の
終了時刻までに放送番組の視聴を完了させるために途中
で意図的に早送り処理を行い、タイムシフト時間差を無
くす必要があった。
【0010】しかしながら、時として早送り部分の再生
が早すぎて、早送り再生シーン部分の理解不足が発生す
ることがあった。
【0011】本発明は、上記従来のこのような課題を考
慮し、タイムシフト再生を行っている場合にも、番組放
送の終了時刻に放送番組の視聴を完了させ得る番組記録
再生装置、番組記録再生方法、プログラム、および媒体
を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の番組記録再生方法は、記録された番組をタ
イムシフト再生する番組記録再生方法において、所望の
番組再生開始時間と前記記録された番組の過去の映像位
置に対応する開始時間との間の第1のタイムシフト時間
差(t1)を計算するステップと、前記所望の番組再生
開始時間と前記番組の所望の終了時間との間の第2の時
間差(t2)を計算するステップと、前記計算された時
間差に対応して、前記番組を再生する特殊再生速度を計
算するステップと、を有し、前記計算された特殊再生速
度に基づいて複数の特殊再生速度を逐次的に使用して前
記記録された番組を再生することを特徴とするものであ
る。
【0013】また、本発明は、記録された番組をタイム
シフト再生する番組記録再生装置において、所望の番組
再生開始時間と前記記録された番組の過去の映像位置に
対応する開始時間との間の第1の時間差(t1)と、前
記所望の番組再生開始時間と前記番組の所望の終了時間
との間の第2の時間差(t2)を計算し、前記計算され
た時間差に対応して、前記番組を再生する特殊再生速度
を計算する特殊速度設定手段を有し、前記計算された特
殊再生速度に基づいて複数の特殊再生速度を逐次的に使
用して前記記録された番組を再生することを特徴とする
ものである。
【0014】また、本発明の記録媒体は、記録された番
組をタイムシフト再生する方法を実行する際のコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュータ
に、(a)所望の番組再生開始時間と前記記録された番
組の過去の映像位置に対応する時間との間の第1のタイ
ムシフト時間差(t1)と、前記所望の番組再生開始時
間と前記番組の所望の終了時間との間の第2の時間差
(t2)を計算するステップ、(b)前記時間差に対応
して、前記番組を再生する特殊再生速度を計算するステ
ップ、(c)前記計算された速度に基づいて複数の特殊
再生速度を逐次的に使用して前記記録された番組を再生
するステップ、とを実行させるためのプログラムを記録
したことを特徴とする。
【0015】また、本発明のプログラムは、記録された
番組をタイムシフト再生する方法を実行する際に、コン
ピュータに、(a)所望の番組再生開始時間と前記記録
された番組の過去の映像位置に対応する時間との間の第
1のタイムシフト時間差(t1)と、前記所望の番組再
生開始時間と前記番組の所望の終了時間との間の第2の
時間差(t2)を計算するステップ、(b)前記時間差
に対応して、番組を再生する特殊再生速度を計算するス
テップ、(c)前記計算された速度に基づいて複数の特
殊再生速度を逐次的に使用して前記記録された番組を再
生するステップ、とを実行させることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態について、図面を参照して詳細に説明を行う。
【0017】(実施の形態1)はじめに、本発明の録画
再生装置のシステム構成を示すブロックである図1を用
いて本発明の録画再生装置の録画再生装置の構成につい
て説明する。
【0018】本発明の録画再生装置は、ランダムアクセ
ス可能な記憶手段101と、放送番組の映像・音声信号
を記憶手段101に出力するための録画機構102と、
記憶手段101に録画された映像・音声信号を出力する
ための再生機構104と、録画機構102による録画の
ための映像・音声信号の入出力及び録画動作を制御する
ための録画手段103と、再生機構104による再生の
ための映像・音声信号の入出力及び再生動作を制御する
ための再生手段105と、録画手段103と再生手段1
05とを同時に制御して録画中におけるタイムシフト再
生を行うためのタイムシフト手段106と、操作入力手
段107と、操作入力手段107から操作指示が入力さ
れる全体制御手段108とを備え、操作入力手段107
から全体制御手段108にタイムシフト再生が指示され
たとき、全体制御手段108はタイムシフト手段106
に対して動作指示を与え、全体制御手段108から動作
指示を受けたタイムシフト手段106が録画手段103
及び再生手段105を制御してタイムシフト再生を行
う。
【0019】つぎに、図1から図5を用いて、本発明の
録画再生装置及び番組記録再生方法の動作について説明
する。
【0020】タイムシフト再生が実行されると、再生機
構104にて再生されている映像信号の時間的位置と録
画機構102にて録画されている映像信号の時間的位置
の時間差であるタイムシフト時間差が生じる。操作入力
手段107から番組終了時刻までにこのタイムシフト時
間差を自動的になくすような特殊再生速度で再生を行う
ための操作指示(以下「特殊再生指示」と呼ぶ)が全体
制御手段108に与えられた場合、全体制御手段108
は特殊再生速度決定手段109に対して動作指示を与
え、その特殊再生指示を受けた特殊再生速度決定手段1
09は、再生機構104にて再生中の映像の時間情報を
再生手段105より取得すると共に、録画機構102に
て録画中の映像の時間情報を録画手段103より取得す
ることにより、タイムシフト時間差の有無を判断しタイ
ムシフト時間差(t1)を算出する。また、録画手段1
03にて取得した録画機構102にて録画中の映像の時
間情報と録画機構102にて獲得したEPG(Elec
tronic Program Guide)により視
聴中の放送番組終了時刻から放送番組終了までの時間
(t2)を算出することにより、特殊再生速度値を(t
1+t2)/t2にて算出する。
【0021】この算出された特殊再生速度値に基づき、
特殊再生速度決定手段109は再生速度制御のための指
示を再生手段105に行う。
【0022】図2に上記タイムシフト時間差(t1)と
放送番組終了までの時間(t2)の関係を示す。
【0023】図2において、横軸は時刻を縦軸は記録映
像及び再生映像位置を表す。放送番組の開始時刻や終了
時刻或いは番組の延長時間等は、EPGより得られ、又
録画中の映像位置(V2)や時間情報(T2)は、録画
手段103より取得する。再生中の映像位置(V1)や
時間情報(T1)は再生手段105より取得する。各放
送番組の放送時刻は、EPGや他の手段(放送番組を表
示するバーコード情報等の番組情報)より得られるが、
現在時刻は、EPGの他に番組記録再生装置の内蔵時計
や、録画手段103、再生手段105の映像・音声デー
タと内部クロックを利用して取得することもできる。
【0024】ここで、映像位置と時間との関係について
説明する。
【0025】時間T2は、所望の番組再生開始時間、映
像位置V1は所望の番組映像位置、時間T3は、番組終
了時間である。時間T3は、もちろん、所望の番組終了
時間であってもよい。
【0026】所望の番組開始時間T2より、所望の映像
位置V1から、タイムシフト再生を行う場合、所望の映
像位置V1に対する時間T1と所望の開始時間T2との
時間差(t1)がタイムシフト時間差となる。時間T2
から番組終了時間T3までの間は、通常再生速度より高
速の特殊再生速度による再生動作をおこなわないと、番
組終了時間T3までに再生動作を終了させることはでき
ない。そして、タイムシフト時間差t1に応じて特殊再
生速度を逐次的に使用して制御する。
【0027】その制御は、通常再生速度よりは大きい
が、音声と映像付きの第1段階の特殊再生速度と、第1
段階の再生速度より高速の音声なしの映像のみの第2段
階の再生速度を逐次的に切り替えて使用する。
【0028】このように2つの速度群である第1段階の
特殊再生速度と、第2段階の特殊再生速度の複数の再生
性速度を逐次的に使用してタイムシフト再生を行う。第
1段階の特殊再生速度のみでは、放送番組終了時刻に追
いつかない時は、第2段階の特殊再生速度を切替使用す
る例を図5に示す。
【0029】又、第2段階の特殊再生速度時に、タイム
シフト時間を算出し、第1段階の特殊再生速度に切り替
えれるタイミングを検出して、第1段階の特殊再生速度
を用いる例を図8に示す。
【0030】もちろん、タイムシフト時間差によって
は、音声が理解認識可能な第1段階の再生速度内で、再
生速度を逐次的に切り替えて、放送番組終了時刻に間に
合うような制御も当然可能である。
【0031】本実施の形態では、第1段階の特殊再生速
度は、通常再生速度より大きく2倍速以下、第2段階の
特殊再生速度は、2倍速より大きく4倍速以下の速度を
設定して説明している。
【0032】又、第1段階の最大の再生速度を2Xとし
たが、音声が聞き取れ、理解可能な範囲として、2X以
外の特殊再生速度を採用してもよい。そして、第2段階
の最大再生速度を4Xとしたが、映像シーンの内容が理
解できる範囲として4X以外の再生速度を採用してもよ
いタイムシフト時間差は、(1)実時間で番組視聴中に
再生動作を一時停止させ、その後再び再生する場合や、
(2)番組内容の記録動作がスタートして、ある時間経
過後に記録された番組内容を再生する場合や(3)ある
映像位置から所望の位置まで戻りその位置から再生する
場合等に発生する。
【0033】以下の実施の形態では、説明を簡単にする
ため、第1段階の再生速度を音声が聞き取れ理解可能な
1.5倍速と2倍速とし、第2段階の再生速度を映像シ
ーンの内容が理解可能な4倍速として説明する。
【0034】以下図3のフローチャートを参照して本実
施の形態1における特殊再生速度決定手段の動作を説明
する。
【0035】まず、特殊再生速度決定手段109の特殊
再生速度決定タスクがステップ301にて起動され(3
01等と称しステップを省略する)、全体制御手段10
8から特殊再生指示が送信され特殊再生速度決定手段1
09にて受信するまで、ペンド(休止)状態になる(3
02)。特殊再生指示を受信すると特殊再生速度決定タ
スクは活性化され、既に特殊再生処理中か判断し(30
3)、特殊再生処理中でない場合、再生機構104にて
再生中の映像の時間情報T1を再生手段105より取得
し、また、録画機構102にて録画中の映像の時間情報
T2を録画手段103より取得する。そして、タイムシ
フト時間差t1をT2―T1にて算出する(304)。
【0036】タイムシフト時間差がある場合(30
5)、EPG情報より放送番組終了時刻T3を取得し、
放送番組終了までの時間t2をT3―T2にて算出する
ことにより、特殊再生速度値を(t1+t2)/t2に
て算出する(306)。この特殊再生速度算出値が、本
実施の形態1では、音声がなくとも映像のみで再生シー
ンの内容を理解でき得る第2の再生速度を4倍速とし、
上記特殊再生速度値がその4倍速以下であるか判断する
(307)。
【0037】特殊再生速度算出値≦4の場合;本実施の
形態1では、再生シーンのセリフを聞き取れ理解でき得
る第1の再生速度の上限を2倍速とし、上記特殊再生速
度値がその2倍速以下であるか判断する(308)。そ
の結果、2倍速以下の場合、この特殊再生速度値が1.
5倍速以下であるか判断する(309)。
【0038】本実施の形態1では、第1の再生速度とし
て1.5倍速と2倍速に対応するものとする。
【0039】特殊再生速度算出値≦1.5の場合;最終
的な特殊再生速度を1.5倍速に決定し(310)、再
生手段105に1.5倍速での再生処理を指示し処理ス
テップ302に戻る。
【0040】特殊再生速度算出値>1.5の場合;最終
的な特殊再生速度を2倍速に決定し(311)、再生手
段105に2倍速での再生処理を指示し処理ステップ3
02に戻る。
【0041】判断処理ステップ308にて、特殊再生速
度算出値が2倍速より高速値の場合、再生機構104に
て対応可能範囲内での第1の再生速度のうち最も高速な
2倍速を最終的な特殊再生速度として決定し(31
2)、再生手段105に2倍速での再生処理を指示す
る。また、監視用タスクを起動し(313)、処理ステ
ップ302に戻る。
【0042】特殊再生速度算出値>4の場合;本実施の
形態1では、放送番組終了時刻までにはタイムシフト操
作によって生じたタイムシフト時間差を無くし、一通り
の番組視聴を終了し、かつ放送番組内容の把握不足を招
かない再生速度にて再生処理を行うためのものであるた
め、一般的に4倍速より高速で再生処理を行うと、タイ
ムシフト時間差は番組終了までに無くすことはできて
も、放送番組内容の把握不足を招いてしまうため、受け
付けないものとし、処理ステップ302に戻る。なお、
この受け付けない動作が本システム使用者にとって誤動
作と認識されるのを防ぐために映像出力画面にメッセー
ジ表示等をしてもよい。
【0043】上記処理ステップ313の監視用タスク
は、特殊再生速度決定手段109に含まれ、放送番組終
了時刻までに上記処理ステップ312にて決定された第
1の再生速度で再生処理を続けた場合、放送番組終了時
刻までに番組視聴の完了が出来なくなるため、音声がな
くとも映像のみで再生シーンの内容を理解でき得る第2
の再生速度に自動的に切替えるタイミングを監視するも
のである。以下にこの監視用タスクの動作を図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0044】まず、監視タスクが起動され(401)、
再生機構104にて再生中の映像の時間情報T1を再生
手段105より取得し、また、録画機構102にて録画
中の映像の時間情報T2を録画手段103より取得す
る。そして、タイムシフト時間差t1をT2―T1にて
算出する(402)。そして、EPG情報より放送番組
終了時刻T3を取得し、番組放送終了までの時間t2を
T3―T2にて算出することにより、特殊再生速度値を
(t1+t2)/t2にて算出する(403)。この特
殊再生速度算出値が、本実施の形態1にでは、第2の再
生速度である4倍速未満であるかどうかを判断する(4
04)。
【0045】特殊再生速度値<4の場合;監視タスクを
5秒間休止状態にし(405)、5秒後にまだ特殊再生
処理が継続されているか判断し(406)、特殊再生処
理が継続中の場合、処理ステップ402へ戻る。既に特
殊再生処理が操作入力手段107からの指示により終了
されている場合は、本監視タスクは終了する(41
1)。
【0046】特殊再生速度値≧4の場合;再生手段10
5に4倍速での再生処理を指示し(407)、本実施の
形態1の場合、再特殊再生速度が自動的に2倍速から4
倍速に上がることを視聴者に通知するために、その旨の
メッセージを映像出力画面に出力する(408)。
【0047】その後、監視タスクは3秒間休止し(40
9)、処理ステップ408にて表示したメッセージを消
す(410)。そして、監視タスクは終了する(41
1)。
【0048】図5に図3及び図4で示した特殊再生処理
を行った場合の記録映像とその特殊再生及び時間関係の
イメージ図を示す。
【0049】以上のような本実施の形態1によれば、視
聴者は、煩わしい再生命令操作に寄らずとも自動的に放
送番組終了時刻までにはタイムシフト操作によって生じ
たタイムシフト時間差を解消でき、放送番組内容の把握
不足を招くことなく番組視聴を完了することを可能とす
る。
【0050】なお、本実施の形態では図3に示す処理ス
テップ307において、音声がなくとも映像のみで再生
シーンの内容を理解でき得る第2の再生速度を4倍速と
したが、それ以外の設定でもよい。
【0051】また、図3に示す処理ステップ308にお
いて、再生シーンのセリフを聞き取れ理解でき得る第1
の再生速度の上限を2倍速としたが、それ以外の設定で
もよい。また、図4に示す処理ステップ405におい
て、監視タスクの監視周期を5秒間としたが、それ以外
の設定でもよい。また、図4に示す処理ステップ409
のメッセージ表示期間を3秒間としたが、それ以外の設
定でもよい。
【0052】(実施の形態2)つぎに、図1、6〜8を
参照しながら、本実施の形態の録画再生装置の構成およ
び動作について説明する。
【0053】本実施の形態の録画再生装置は実施の形態
1の録画再生装置と類似した構成および動作を有してい
るが、特殊再生速度決定手段109の動作が異なる。
【0054】そこで、図6のフローチャートを参照して
本実施の形態2における特殊再生速度決定手段の動作を
説明する。
【0055】まず、特殊再生速度決定手段109の特殊
再生速度決定タスクが起動され(601)、全体制御手
段108から特殊再生指示が送信され特殊再生速度決定
手段109にて受信するまで、ペンド(休止)状態にな
る(602)。特殊再生指示を受信すると特殊再生速度
決定タスクは活性化され、既に特殊再生処理中か判断し
(603)、特殊再生処理中でない場合、再生機構10
4にて再生中の映像の時間情報T1を再生手段105よ
り取得し、また、録画機構102にて録画中の映像の時
間情報T2を録画手段103より取得する。そして、タ
イムシフト時間差t1をT2―T1にて算出する(60
4)。
【0056】タイムシフト時間差がある場合(60
5)、EPG情報より番組放送終了時刻T3を取得し、
番組放送終了までの時間t2をT3―T2にて算出する
ことにより、特殊再生速度値を(t1+t2)/t2に
て算出する(606)。この特殊再生速度算出値が、本
実施の形態2においては、実施の形態1と同様に音声が
なくとも映像のみで再生シーンの内容を理解でき得る第
2の再生速度を4倍速とし、上記特殊再生速度値がその
4倍速以下であるか判断する(607)。
【0057】特殊再生速度算出値≦4の場合;本実施の
形態2では、再生シーンのセリフを聞き取れ理解でき得
る第1の再生速度の上限を2倍速とし、上記特殊再生速
度値がその2倍速以下であるか判断する(608)。そ
の結果、2倍速以下の場合、この特殊再生速度算出値が
1.5倍速以下であるか判断する(609)。
【0058】本実施の形態2では、第1の再生速度とし
て1.5倍速と2倍速に対応しているとする。
【0059】特殊再生速度算出値≦1.5の場合;最終
的な特殊再生速度を1.5倍速に決定し(610)、再
生手段105に1.5倍速での再生処理を指示し処理ス
テップ602に戻る。
【0060】特殊再生速度算出値>1.5の場合;最終
的な特殊再生速度を2倍速に決定し(611)、再生手
段105に2倍速での再生処理を指示し処理ステップ6
02に戻る。
【0061】処理ステップ608にて、特殊再生速度算
出値が2倍速より高速値の場合、本実施の形態2では、
音声がなくとも映像のみで再生シーンの内容を理解でき
得る第2の再生速度を4倍速とし最終的な特殊再生速度
を4倍速に決定し(612)、再生手段105に4倍速
での再生処理を指示する。また、監視用タスクを起動し
(613)、処理ステップ602に戻る。
【0062】特殊再生速度算出値>4の場合;本実施の
形態2では、実施の形態1同様、放送番組終了時刻まで
にはタイムシフト操作によって生じたタイムシフト時間
差を無くし、一通りの番組視聴を終了し、かつ放送番組
内容の把握不足を招かない再生速度にて再生処理を行う
ためのものであるため、一般的に4倍速より高速で再生
処理を行うとタイムシフト時間差は番組終了までに無く
すことはできても、放送番組内容の把握不足を招いてし
まうため、受け付けないものとし、処理ステップ602
に戻る。なお、この受け付けない動作が本システム使用
者にとって誤動作と認識されるのを防ぐために映像出力
画面にメッセージ表示等をしてもよい。
【0063】上記処理ステップ613の監視用タスク
は、特殊再生速度決定手段109に含まれ、上記処理ス
テップ612にて決定された第2の再生速度(本実施の
形態2では4倍速)で再生処理を続けた場合、放送番組
終了時刻までのある時点で再生シーンのセリフを聞き取
れ理解でき得る第1の再生速度(本実施の形態2では2
倍速)に切替えられるタイミングを監視するものであ
る。以下にこの監視用タスクの動作を図7のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0064】まず、監視タスクが起動され(701)、
再生機構104にて再生中の映像の時間情報T1を再生
手段105より取得し、また、録画機構102にて録画
中の映像の時間情報T2を録画手段103より取得す
る。そして、タイムシフト時間差t1をT2―T1にて
算出する(702)。そして、EPG情報より番組放送
終了時刻T3を取得し、番組放送終了までの時間t2を
T3―T2にて算出することにより、特殊再生速度値を
(t1+t2)/t2にて算出する(703)。この特
殊再生速度算出値が、本実施の形態2では、再生シーン
のセリフを聞き取れ理解でき得る第1の再生速度の上限
を2倍速とし、その2倍速以下であるか判断する(70
4)。
【0065】特殊再生速度値>2の場合;監視タスクを
1秒間休止状態にし(705)、1秒後にまだ特殊再生
処理が継続されているか判断し(706)、特殊再生処
理が継続中の場合、処理ステップ702へ戻る。既に特
殊再生処理が操作入力手段107からの指示により終了
されている場合は、本監視タスクは終了する(70
8)。
【0066】特殊再生速度値≦2の場合;再生手段10
5に2倍速での再生処理を指示する(707)。そし
て、監視タスクは終了する(708)。
【0067】図8に図6及び図7で示した特殊再生処理
を行った場合の記録映像とその特殊再生及び時間関係の
イメージ図を示す。
【0068】以上のような本実施の形態2によれば、視
聴者は、煩わしい再生命令操作に寄らずとも自動的に放
送番組終了時刻までにはタイムシフト操作によって生じ
たタイムシフト時間差を解消でき、放送番組内容の把握
不足を招くことなく番組視聴を完了することを可能とす
る。
【0069】なお、本実施の形態では図6に示す処理ス
テップ607において、音声がなくとも映像のみで再生
シーンの内容を理解でき得る第2の再生速度を4倍速と
したが、それ以外の設定でもよい。また、図6に示す処
理ステップ608において、再生シーンのセリフを聞き
取れ理解でき得る第1の再生速度の上限を2倍速とした
が、それ以外の設定でもよい。また、図7に示す処理ス
テップ705において、監視タスクの監視周期を1秒間
としたが、それ以外の設定でもよい。
【0070】(実施の形態3)つぎに、図1、9〜11
を参照しながら、本実施の形態の録画再生装置の構成お
よび動作について説明する。
【0071】本実施の形態の録画再生装置は実施の形態
1の録画再生装置と類似した構成および動作を有してい
るが、特殊再生速度決定手段109の動作が異なる。
【0072】そこで、図9のフローチャートを参照して
本実施の形態3における特殊再生速度決定手段の動作を
説明する。
【0073】まず、特殊再生速度決定手段109の特殊
再生速度決定タスクが起動され(901)、全体制御手
段108から特殊再生指示が送信され特殊再生速度決定
手段109にて受信するまで、ペンド(休止)状態にな
る(902)。特殊再生指示を受信すると特殊再生速度
決定タスクは活性化され、既に特殊再生処理中か判断し
(903)、特殊再生処理中でない場合、再生機構10
4にて再生中の映像の時間情報T1を再生手段105よ
り取得し、また、録画機構102にて録画中の映像の時
間情報T2を録画手段103より取得する。そして、タ
イムシフト時間差t1をT2―T1にて算出する(90
4)。
【0074】タイムシフト時間差がある場合(90
5)、EPG情報より番組放送終了時刻T3を取得し、
番組放送終了までの時間t2をT3―T2にて算出する
ことにより、特殊再生速度値を(t1+t2)/t2に
て算出する(906)。この特殊再生速度算出値が、本
実施の形態3においても、実施の形態1と同様に音声が
なくとも映像のみで再生シーンの内容を理解でき得る第
2の再生速度を4倍速とし、上記特殊再生値がその4倍
速以下であるか判断する(907)。
【0075】特殊再生速度算出値≦4の場合;本実施の
形態3では、再生シーンのセリフを聞き取れ理解でき得
る第1の再生速度として2倍速、1.5倍速に対応して
おり、そのうちの最低速である1.5倍速以下であるか
判断する(908)。
【0076】特殊再生速度算出値≦1.5の場合;最終
的な特殊再生速度を1.5倍速に決定し(909)、再
生手段105に1.5倍速での再生処理を指示し処理ス
テップ902に戻る。
【0077】特殊再生速度算出値>1.5の場合;最終
的な特殊再生速度を2倍速に決定し(910)、再生手
段105に2倍速での再生処理を指示する。また、監視
用タスクを起動し(911)、処理ステップ902に戻
る。
【0078】特殊再生速度算出値>4の場合;本実施の
形態3では、実施の形態1同様、放送番組終了時刻まで
にはタイムシフト操作によって生じたタイムシフト時間
差を無くし、一通りの番組視聴を終了し、かつ放送番組
内容の把握不足を招かない再生速度にて再生処理を行う
ためのものであるため、一般的に4倍速より高速で再生
処理を行うとタイムシフト時間差は番組終了までに無く
すことはできても、放送番組内容の把握不足を招いてし
まうため、受け付けないものとし、処理ステップ902
に戻る。なお、この受け付けない動作が本システム使用
者にとって誤動作と認識されるのを防ぐために映像出力
画面にメッセージ表示等をしてもよい。
【0079】上記処理ステップ911の監視用タスク
は、特殊再生速度決定手段109に含まれ、上記処理ス
テップ910にて決定された第1の再生速度(本実施の
形態2では2倍速)で再生処理を続けた場合、放送番組
終了時刻までに番組視聴の完了が出来なくなるため、音
声がなくとも再生シーンの映像のみで再生シーンの内容
を理解でき得る第2の再生速度に自動的に切替えるタイ
ミングを監視すると共に、放送番組終了時刻の延長検出
をEPG情報の監視によりできるだけ長い時間第1の再
生速度を継続、可能ならばより低速の第1の再生速度に
自動的に切替えて再生させるものである。以下にこの監
視用タスクの動作を図10のフローチャートを参照して
説明する。
【0080】まず、監視タスクが起動され(100
1)、再生機構104にて再生中の映像の時間情報T1
を再生手段105より取得し、また、録画機構102に
て録画中の映像の時間情報T2を録画手段103より取
得する。そして、タイムシフト時間差t1をT2―T1
にて算出する(1002)。そして、EPG情報より番
組放送終了時刻T3を取得し、番組放送終了までの時間
t2をT3―T2にて算出することにより、特殊再生速
度値を(t1+t2)/t2にて算出する(100
3)。この特殊再生速度算出値が、本実施の形態3にお
いて実施の形態1と同様に音声がなくとも映像のみで再
生シーンの内容を理解でき得る第2の再生速度を4倍速
とし、上記特殊再生速度値がその4倍速未満であるか判
断する(1004)。
【0081】特殊再生速度値<4の場合;特殊再生速度
値が1.5以下であるか判断する(1005)。
【0082】特殊再生速度値≦1.5の場合;放送番組
終了時刻延長に伴い、処理1003にあける放送番組終
了時刻までの時間(t2)が長くなることにより特殊再
生速度値である(t1+t2)/t2が小さくなること
によるものであり、特殊再生速度を2倍速から1.5倍
速に下げても、放送番組終了時刻までにタイムシフト時
間差を無くすことができる場合である。
【0083】この場合、再生手段105に1.5倍速で
の再生処理を指示し(1008)、監視タスクを終了す
る(1013)。
【0084】特殊再生速度値>1.5の場合;監視タス
クを5秒間休止状態にし(1006)、5秒後にまだ特
殊再生処理が継続されているか判断し(1007)、特
殊再生処理が継続中の場合、処理ステップ1002へ戻
る。既に特殊再生処理が操作入力手段107からの指示
により終了されている場合は、本監視タスクは終了する
(1013)。
【0085】本来、番組終了時刻延長の検出がなければ
処理ステップ1009にて特殊再生速度を4倍速に上げ
なくてはならない場合も、放送番組終了時刻延長検出を
行うことにより第1の再生速度である2倍速による特殊
再生を継続できる状況が増える効果がある。
【0086】特殊再生速度値≧4の場合;再生手段10
5に4倍速での再生処理を指示し(1009)、本実施
の形態3の場合、再特殊再生速度が自動的に2倍速から
4倍速に上がることを視聴者に通知するために、その旨
のメッセージを映像出力画面に出力する(1010)。
【0087】その後、監視タスクは3秒間休止し(10
11)、処理ステップ1010にて表示したメッセージ
を消す(1012)。そして、監視タスクは終了する
(1013)。
【0088】図11に図9及び図10で示した特殊再生
処理を行った場合の記録映像とその特殊再生及び時間関
係の一例のイメージ図を示す。
【0089】以上のような本実施の形態3によれば、視
聴者は、煩わしい再生命令操作に寄らずとも自動的に放
送番組終了時刻までにはタイムシフト操作によって生じ
たタイムシフト時間差を解消でき、放送番組内容の把握
不足を招くことなく番組視聴を完了することを可能とす
る。
【0090】なお、本実施の形態では図9に示す処理ス
テップ907において、音声がなくとも映像のみで再生
シーンの内容を理解でき得る第2の再生速度を4倍速と
したが、それ以外の設定でもよい。
【0091】また、図9に示す処理ステップ910にお
いて、再生シーンのセリフを聞き取れ理解でき得る第1
の再生速度の上限を2倍速としたが、それ以外の設定で
もよい。また、図10に示す処理ステップ1006にお
いて、監視タスクの監視周期を5秒間としたが、それ以
外の設定でもよい。
【0092】(実施の形態4)つぎに、図1、9、12
〜13を参照しながら、本実施の形態の録画再生装置の
構成および動作について説明する。
【0093】本実施の形態の録画再生装置は実施の形態
1の録画再生装置と類似した構成および動作を有してい
るが、本実施の形態における記録画手段103は、放送
番組の映像・音声信号の録画時に、コマーシャル部分を
検出する機能を有し、コマーシャル毎にコマーシャル部
分の開始時刻、終了時刻情報を記憶手段101の映像・
音声データとは別領域に保存する。
【0094】なお、コマーシャル部分を検出する手法と
して、特開2000−115713「映像記録再生装
置」が公知技術として知られている。
【0095】また、特殊再生速度決定手段109の動作
において実施の形態3とは監視用タスクの動作が異なる
ので図12のフローチャートを参照して説明する。
【0096】この監視用タスクは、本実施の形態4にお
いて特殊再生速度決定手段109に含まれ、放送番組終
了時刻までに処理ステップ910にて決定された第1の
再生速度(本実施の形態4では2倍速)で再生処理を続
けた場合、放送番組終了時刻までに番組視聴の完了が出
来なくなるため、音声がなくとも映像のみで再生シーン
の内容を理解でき得る第2の再生速度に自動的に切替え
るタイミングを監視すると共に、コマーシャル部分を検
出し、コマーシャル部分をスキップすることにより、で
きるだけ長い時間第1の再生速度を継続、可能ならばよ
り低速の第1の再生速度に自動的に切替えて再生させる
ものである。
【0097】まず、監視タスクが起動され(120
1)、再生機構104にて再生中の映像の時間情報T1
を再生手段105より取得する(1202)。この再生
映像の時間情報T1と放送番組の映像・音声信号の録画
時に、録画手段103にて取得しておいたコマーシャル
部分の開始時刻、終了時刻情報との比較により再生中の
映像がコマーシャル映像部分であるか判断する(120
3)。
【0098】コマーシャル部分と判定した場合;コマー
シャル終了時刻まで再生をスキップするためのスキップ
命令を再生手段105に行う(1204)。そして、コ
マーシャルスキップの完了メッセージを再生手段105
から待つ(1205)。コマーシャルスキップが完了す
ると、スキップ時点から特殊再生速度による再生動作を
継続するために図9の特殊再生速度決定タスクに特殊再
生指示を送信し(1206)、監視タスクは終了する
(1207)。
【0099】コマーシャル部分でないと判断した場合;
録画機構102にて録画中の映像の時間情報T2を録画
手段103より取得する。そして、タイムシフト時間差
t1をT2―T1にて算出する(1208)。そして、
EPG情報より番組放送終了時刻T3を取得し、番組放
送終了までの時間t2をT3―T2にて算出することに
より、特殊再生速度値を(t1+t2)/t2にて算出
する(1209)。この特殊再生速度算出値が、本実施
の形態4において実施の形態3と同様に音声がなくとも
映像のみで再生シーンの内容を理解でき得る第2の再生
速度を4倍速とし、上記特殊再生速度値がその4倍速未
満であるか判断する(1210)。
【0100】特殊再生速度値<4の場合;特殊再生速度
値が1.5以下であるか判断する(1211)、 特殊再生速度値≦1.5の場合;コマーシャルスキップ
に伴い、処理ステップ1208にあけるタイムシフト時
間差(t1)が短くなることにより特殊再生速度値であ
る(t1+t2)/t2が小さくなることによるもので
あり、特殊再生速度を2倍速から1.5倍速に下げて
も、放送番組終了時刻までにタイムシフト時間差を無く
すことができる場合である。
【0101】この場合、再生手段105に1.5倍速で
の再生処理を指示し(1214)、監視タスクを終了す
る(1219)。
【0102】特殊再生速度値>1.5の場合;監視タス
クを2秒間休止状態にし(1212)、2秒後にまだ特
殊再生処理が継続されているか判断し(1213)、特
殊再生処理が継続中の場合、処理ステップ1202へ戻
る。既に特殊再生処理が操作入力手段107からの指示
により終了されている場合は、本監視タスクは終了する
(1219)。
【0103】本来、コマーシャルスキップを行わなけれ
ば処理ステップ1210にて特殊再生速度を第2の再生
速度である4倍速に上げなくてはならない場合も、コマ
ーシャル検出を行うことにより第1の再生速度である2
倍速による特殊再生を継続できる状況が増える効果があ
る。
【0104】特殊再生速度値≧4の場合;再生手段10
5に第2の再生速度である4倍速での再生処理を指示し
(1215)、本実施の形態4の場合、再特殊再生速度
が自動的に2倍速から4倍速に上がることを視聴者に通
知するために、その旨のメッセージを映像出力画面に出
力する(1216)。
【0105】その後、監視タスクは3秒間休止し(12
17)、処理ステップ1216にて表示したメッセージ
を消す(1218)。そして、監視タスクは終了する
(1219)。
【0106】図13に図9及び図12で示した特殊再生
処理を行った場合の記録映像とその特殊再生及び時間関
係の一例のイメージ図を示す。
【0107】以上のような本実施の形態4によれば、視
聴者は、煩わしい再生命令操作に寄らずとも自動的に放
送番組終了時刻までにはタイムシフト操作によって生じ
たタイムシフト時間差を解消でき、放送番組内容の把握
不足を招くことなく番組視聴を完了することを可能とす
る。
【0108】なお、本実施の形態では図12に示す処理
ステップ1212において、監視タスクの監視周期を2
秒間としたが、それ以外の設定でもよい。
【0109】(実施の形態5)つぎに、図1、9、14
〜15を参照しながら、本実施の形態の録画再生装置の
構成および動作について説明する。
【0110】本実施の形態の録画再生装置は実施の形態
1の録画再生装置と類似した構成および動作を有してい
るが、本実施の形態においては、再生手段105は、再
生機構104にて再生されている映像信号の時間的位置
と録画機構102にて録画されている映像信号の時間的
位置の時間差であるタイムシフト時間差がない状態で通
常再生速度にて再生され視聴された最後の映像の時間位
置を絶えず監視し記憶ている。
【0111】なお、特殊再生速度決定手段109の動作
において実施の形態3とは監視用タスクの動作が異なる
ので図14のフローチャートを参照して説明する。
【0112】この監視用タスクは、本実施の形態5にお
いて特殊再生速度決定手段109に含まれ、放送番組終
了時刻までに処理ステップ910にて決定された第1の
再生速度(本実施の形態5では2倍速)で再生処理を続
けた場合、放送番組終了時刻までに番組視聴の完了が出
来なくなるため、音声がなくとも映像のみで再生シーン
の内容を理解でき得る第2の再生速度に自動的に切替え
るタイミングを監視すると共に、操作入力手段107か
ら全体制御手段108にタイムシフト時間差がない状態
で通常再生速度にて視聴済みの最後の映像位置にスキッ
プし特殊再生処理を継続する指示命令(以下「視聴済み
映像スキップ命令」という)を受信すると全体制御手段
108は特殊再生速度決定手段109に視聴済み映像ス
キップ命令を与え、その視聴済み映像スキップ命令を受
けた特殊再生速度決定手段109は、その時点で視聴済
みの最後の映像位置より特殊再生処理中の映像位置が過
去のシーンであるとき、視聴済みの最後の映像位置にス
キップすることにより、できるだけ長い時間第1の再生
速度を継続、可能ならばより低速の第1の再生速度に自
動的に切替えて再生させるものである。
【0113】まず、監視タスクが起動され(140
1)、全体制御手段108から視聴済み映像スキップ命
令のコマンドが送信されているかチェックする(140
2)。
【0114】視聴済み映像スキップ命令のコマンドを受
信した場合;再生機構104にて再生中の映像位置の時
間情報T1を再生手段105より取得する(140
3)。この特殊再生中の映像の時刻T1とタイムシフト
時間差がない状態で通常再生速度にて視聴済みである最
後の映像位置の時刻を比較し(1404)、前者の時刻
が後者の時刻より過去の時刻の場合は、通常再生速度に
て既に視聴済みの最後の映像位置まで再生をスキップす
るためのスキップ命令を再生手段105に行う(140
5)。そして、映像スキップの完了メッセージを再生手
段105から待つ(1406)。映像スキップが完了す
ると、スキップ時点から特殊再生速度による再生動作を
継続するために図9の特殊再生速度決定タスクに特殊再
生指示を送信し(1407)、監視タスクは終了する
(1408)。
【0115】図15において、説明を簡単にするため
に、スキップの開始と終了時点(TS)を一致させてい
る。
【0116】なお、上記処理ステップ1404におい
て、特殊再生中の映像位置と既に視聴済み映像の最後の
位置が時間的に近接している場合、本実施の形態5にお
ける効果は減少するため、特殊再生中の映像位置と既に
視聴済み映像の最終位置の時間差が1分程度以上開いて
いる場合に上記処理ステップ1405を実施する方が望
ましい。
【0117】視聴済み映像スキップ命令のコマンドを受
信していない場合;再生機構104にて再生中の映像の
時間情報T1を再生手段105より、また録画機構10
2にて録画中の映像の時間情報T2を録画手段103よ
り取得する。そして、タイムシフト時間差t1をT2−
T1にて算出する(1409)。そして、EPG情報よ
り番組放送終了時刻T3を取得し、番組放送終了までの
時間t2をT3―T2にて算出することにより、特殊再
生速度値を(t1+t2)/t2にて算出する(141
0)。この特殊再生速度算出値が、本実施の形態5にお
いて実施の形態3と同様に音声がなくとも映像のみで再
生シーンの内容を理解でき得る第2の再生速度を4倍速
とし、上記特殊再生速度値がその4倍速未満であるか判
断する(1411)。
【0118】特殊再生速度値<4の場合;特殊再生速度
値が1.5以下であるか判断する(1412)。
【0119】特殊再生速度値≦1.5の場合;視聴済み
映像スキップに伴い、上記処理ステップ1409におけ
るタイムシフト時間差(t1)が短くなることにより特
殊再生速度値である(t1+t2)/t2が小さくなる
ことによるものであり、特殊再生速度を2倍速から1.
5倍速に下げても、番組終了までにタイムシフト時間差
を無くすことができる場合である。
【0120】この場合、再生手段105に1.5倍速で
の再生処理を指示し(1415)、監視タスクを終了す
る(1420)。
【0121】特殊再生速度値>1.5の場合;監視タス
クを1秒間休止状態にし(1413)、1秒後にまだ特
殊再生処理が継続されているか判断し(1414)、特
殊再生処理が継続中の場合、処理1402へ戻る。既に
特殊再生処理が操作入力手段107からの指示により終
了されている場合は、本監視タスクは終了する(142
0)。
【0122】本来、視聴済み映像の最後へのスキップを
行わなければ処理ステップ1411にて特殊再生速度を
第2の再生速度である4倍速に上げなくてはならない場
合も、本視聴済み映像の最後へのスキップを行うことに
より第1の再生速度である2倍速による特殊再生を継続
できる状況が増える効果がある。
【0123】特殊再生速度値≧4の場合;再生手段10
5に第2の再生速度である4倍速での再生処理を指示し
(1416)、本実施の形態5の場合、再特殊再生速度
が自動的に2倍速から4倍速に上がることを視聴者に通
知するために、その旨のメッセージを映像出力画面に出
力する(1417)。
【0124】その後、監視タスクは3秒間休止し(14
18)、処理ステップ1419にて表示したメッセージ
を消す(1419)。そして、監視タスクは終了する
(1420)。
【0125】図15に、図9及び図14で示した特殊再
生処理を行った場合の記録映像とその特殊再生及び時間
関係の一例のイメージ図を示す。
【0126】図15において、特殊再生動作は、時刻T
Lで映像位置VSLからVS2まで戻し(この戻し動作
を逆動作という)、時刻T2から第2の特殊再生速度F
2Xにて特殊再生し、時刻TSで視聴済みの映像位置V
SLにスキップし、その映像位置VSLから第1の再生
速度F1.5Xの特殊再生速度でタイムシフト動作を行
う。前述のS1404の判定は、映像位置VPの時間情
報T1が視聴済み映像位置VSLの時間情報TLを比較
して行うものである。
【0127】もちろん、逆動作後の再生速度(F2X)
を通常再生速度で再生動作を行い、所望の時点(TS)
で視聴済み映像位置にスキップし、その後、タイムシフ
ト時間差に応じた特殊再生速度で再生するようにしても
よい。
【0128】又、映像位置VSLまでの再生動作は、通
常再生速度のリアルタイム再生動作の場合を説明した。
しかし、特殊再生速度のタイムシフト動作中に、逆操作
を行っても同様の効果が得られることは当然である。
【0129】以上のような本実施の形態5によれば、既
に視聴済みの場面を、再度視聴したい場合、巻き戻し等
の操作後特殊再生速度決定手段により決定された特殊再
生速度にて再生し、視聴したかった部分の視聴が終了す
れば、瞬時に既に通常速度にて視聴済みの最終映像位置
に戻ることができ、その後も自動的に番組終了時刻まで
にはタイムシフト時間差を無くすような特殊再生速度に
て特殊再生処理が継続するため、視聴者は、煩わしい再
生命令操作に寄らずとも自動的に放送番組終了時刻まで
にはタイムシフト操作によって生じたタイムシフト時間
差を解消でき、放送番組内容の把握不足を招くことなく
番組視聴を完了することを可能とする。
【0130】なお、本実施の形態では図14に示す処理
ステップ1413において、監視タスクの休止期間を1
秒間としたが、処理ステップ1402にて受信する視聴
済み映像スキップ命令の受信レスポンスを調節する観点
からそれ以外の設定でもよい。 (実施の形態6)つぎに、図16を参照しながら、本実
施の形態の録画再生装置の動作について説明する。
【0131】本実施の形態6とこれまでの実施の形態と
の差は、タイムシフト再生動作において、2種類の特殊
再生速度を逐次的に使用する際に、入力操作入力手段1
07にて、一方の所望の再生速度を入力する点である。
タイムシフト時間差t1と所望の番組開始時刻T2から
所望の終了時刻T3までの残余の時間t2を算出し、所
望の特殊再生速度を設定すると、2つの特殊再生速度の
切替タイミングが算出される。即ち、開始点(T2、V
1)と終了点(T3、V3)が決まると、その2点間を
2つの傾きを持つ直線を引くと、交差するが、交差点
は、所望の特殊再生速度を開始点からするか、終了点か
らするかで、2点P、Qが得られる。実際の動作は、こ
れらの交差点は、前述した監視タスクで検出するが、計
算で求める構成にしてもよい。
【0132】即ち、開始点(T2、V1)からP点まで
を特殊再生速度FA1(=(4/3)X)で、P点から
終了点(T3、V3)までをFA2(=4X)の速度で
再生する。或いは、開始点(T2、V1)からQ点まで
を特殊再生速度FA1(=4X)で、Q点から終了点ま
でを特殊再生速度FA2(=(4/3)X)の速度で再
生する。
【0133】又、所望の開始点から所望の時間(例えば
T2からTDまでの時間)、第1段階の所望の特殊再生
速度FD1を入力操作手段107に入力してもよい。所
望の時間経過後の特殊再生速度FD2は、そこからの終
了時間までの残余の時間から特殊再生速度決定手段10
9にて算出決定される。このように制御すると、所望の
時間、所望の特殊再生速度で、視聴することができ、番
組内容の理解も十分把握できることが可能となる。
【0134】以上においては、本実施の形態1〜6につ
いて詳細に説明した。
【0135】なお、本発明の再生速度制御手段は、上述
した本実施の形態においては、特殊再生速度決定手段1
09を含む手段であったが、これに限らず、要するに、
あらかじめ定められた条件が満足される場合には、再生
を行っている番組が放送終了時刻までに終了するよう
に、番組の放送終了時刻に関する番組情報に基づいて再
生の速度を制御するための手段であればよい。
【0136】要するに、本発明の番組記録再生装置は、
タイムシフト再生機能を有する、放送される番組を記録
し再生する番組記録再生装置であって、あらかじめ定め
られた条件が満足される場合には、再生を行っている番
組が放送終了時刻までに終了するように、番組の放送終
了時刻に関する番組情報に基づいて再生の速度を制御す
るための再生速度制御手段を備えた番組記録再生装置で
ある。
【0137】又、番組終了時刻に限らず、所望の時刻を
設定して、その時刻に特殊再生速度を切替制御するよう
な構成にしてもよい。
【0138】なお、行われる再生の速度の制御は、たと
えば、(1)一時停止タイムシフトモードに入るための
モード指示が行われ、その後一時停止タイムシフト再生
表示指示が行われた際には、モード指示が行われた時刻
から放送終了時刻までに放送される番組の再生を、一時
停止タイムシフト再生表示指示が行われた時刻から放送
終了時刻までに終了するように行われてもよいし、
(2)遡及タイムシフトモードに入るためのモード指示
が行われ、その後遡及タイムシフト再生表示指示が行わ
れた際には、遡及タイムシフト再生表示指示が行われた
記録位置から放送終了時刻までの番組の再生を、遡及タ
イムシフト再生表示指示が行われた時刻から放送終了時
刻までに終了するように行われてもよい。
【0139】もちろん、一時停止タイムシフトとは、前
述した本実施の形態1においては、番組の再生を一時的
に停止する指示が行われ、その指示が行われた時刻以降
の再生を再生表示指示が行われた後に行うためのタイム
シフト(図2参照)であったが、一時停止を行っている
間の番組の再生はどのようであってもよい(たとえば、
一時停止タイムシフト再生表示指示が行われるまでは、
それまで通りに再生が続行されてもよい)。また、遡及
タイムシフトとは、前述した本実施の形態5において
は、巻き戻しの指示が行われ、巻き戻しが行われた記録
位置以降の再生を再生表示指示が行われた後に行うため
のタイムシフト(図15参照)であったが、巻き戻しが
行われるべき記録位置はどのようして決定されてもよい
(たとえば、巻き戻し実行時の画面表示を見ているユー
ザによって手動で決定されてもよいし、あらかじめセッ
トされた所定時間を利用して自動で決定されてもよ
い)。
【0140】また、あらかじめ定められた条件が満足さ
れる場合とは、再生の速度が所定の限界速度を超えるよ
うな再生を行わなくとも、再生を行っている番組が放送
終了時刻までに終了するように再生の速度の制御を行う
ことが可能である場合であってもよい。また、あらかじ
め定められた条件が満足されない場合には、所定の限界
速度を越えないように再生の速度の制御が行われてもよ
い(この場合には、再生を行っている番組が放送終了時
刻までに終了しなくても致し方ない)。なお、所定の限
界速度は、(1)再生を行っているシーンの音声がユー
ザに理解可能な再生速度、および(2)再生を行ってい
るシーンの映像がユーザに理解可能な再生速度を考慮し
て定められていてもよい。
【0141】また、番組情報は定時的に更新される電子
番組情報であり、制御は電子番組情報の更新の結果(た
とえば放送終了時刻の延長(図11参照)など)を考慮
して行われてもよい。
【0142】また、放送される番組は番組の内容には無
関係なコマーシャル部分を有しており、コマーシャル部
分の検出を行うコマーシャル部分検出手段が備えられ、
制御はコマーシャル部分の検出の結果を考慮して(たと
えばCMをスキップ(図13参照)するように)行われ
てもよい。
【0143】また、番組の再生を少なくとも一回は行わ
れた再生済み部分の検出を行う再生済み部分検出手段が
備えられ、制御は再生済み部分の検出の結果を考慮して
(たとえば視聴済み最終映像位置にスキップ(図15参
照)するように)行われてもよい。
【0144】なお、発明は、上述した本発明の番組記録
再生装置の全部または一部の手段(または、装置、素
子、回路、部など)の機能をコンピュータにより実行さ
せるためのプログラムであって、コンピュータと協働し
て動作するプログラムである。もちろん、本発明のコン
ピュータは、CPUなどの純然たるハードウェアに限ら
ず、ファームウェアやOS、さらに周辺機器を含むもの
であっても良い。
【0145】また、本発明は、上述した本発明の番組記
録再生方法の全部または一部のステップ(または、工
程、動作、作用など)の動作をコンピュータにより実行
させるためのプログラムであって、コンピュータと協働
して動作するプログラムである。
【0146】なお、本発明の一部の手段(または、装
置、素子、回路、部など)、本発明の一部のステップ
(または、工程、動作、作用など)は、それらの複数の
手段またはステップの内の幾つかの手段またはステップ
を意味する、あるいは一つの手段またはステップの内の
一部の機能または一部の動作を意味するものである。
【0147】また、本発明の一部の装置(または、素
子、回路、部など)は、それら複数の装置の内の幾つか
の装置を意味する、あるいは一つの装置の内の一部の手
段(または、素子、回路、部など)を意味する、あるい
は一つの手段の内の一部の機能を意味するものである。
【0148】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピ
ュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コン
ピュータと協働して動作する態様であっても良い。ま
た、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を
伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータ
と協働して動作する態様であっても良い。また、記録媒
体としては、ROM等が含まれ、伝送媒体としては、イ
ンターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等が含まれ
る。
【0149】なお、本発明の構成は、ソフトウェア的に
実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
【0150】また、発明は、上述した本発明の番組記録
再生装置の全部または一部の手段の全部または一部の機
能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを
担持した媒体であり、コンピュータにより読み取り可能
かつ読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと
協動して前記機能を実行する媒体である。
【0151】また、本発明は、上述した本発明の番組記
録再生方法の全部または一部のステップの全部または一
部の動作をコンピュータにより実行させるためのプログ
ラムを担持した媒体であり、コンピュータにより読み取
り可能かつ読み取られた前記プログラムが前記コンピュ
ータと協動して前記動作を実行する媒体である。
【0152】このように、本発明は、たとえば、タイム
シフト時間差が生じている場合、放送番組終了時刻まで
にこのタイムシフト時間差が自動的になくすような特殊
再生速度にて再生処理を行い、しかも該特殊再生速度が
再生シーンのセリフを聞き取れ理解でき得る再生速度
(以下「第1の再生速度」と呼ぶ)及び音声がなくとも
映像のみで再生シーンの内容を理解でき得る再生速度
(以下「第2の再生速度」と呼ぶ)で再生処理を行うこ
とにより、放送番組終了時刻までに視聴者は放送番組の
視聴を完了でき、しかも番組内容も十分把握できる事を
目的とする。
【0153】具体的には、図17に示した従来のタイム
シフト機能をもつ録画再生装置において、放送番組終了
時刻までには自動的にタイムシフト時間差をなくし、し
かも番組内容も十分把握でき得る特殊再生速度を決定す
る特殊再生速度決定手段を備えたものである。そのシス
テム構造図は図1に示されていた。
【0154】図1に示す特殊再生速度決定手段にて、タ
イムシフト時間差(t1)と放送番組録画位置から放送
番組終了時間までの時間(t2)により特殊再生速度値
を(t1+t2)/t2にて算出し、この算出値に基づ
き、図1に示す再生機構で対応可能範囲内の第1の再生
速度にて、すなわち、できるだけ長い時間音声を伴った
特殊再生ができるに特殊再生速度を決定することによ
り、放送番組終了時刻までに視聴者は放送番組内容の把
握不足を招くことなく番組視聴を完了させることを可能
とする。
【0155】なお、本発明は、たとえば、ランダムアク
セス可能な記憶媒体を有し、受信した放送番組の映像・
音声情報を前記記憶媒体に記録して再生する録画再生装
置において、現在受信し前記記憶媒体に録画されている
シーンより前の過去のシーンを再生しているとき、放送
番組終了時刻までに再生シーンが放送中のシーンに追い
つく特殊再生機能を有し、該特殊再生が再生シーンのセ
リフを聞き取れ理解でき得る第1の再生速度及び音声が
なくとも映像のみで再生シーンの内容を理解でき得る第
2の再生速度にて特殊再生速度を制御する特殊再生速度
決定手段を備えることにより、放送番組終了時刻までに
視聴者は放送番組の視聴を完了でき、しかも番組内容を
十分把握する事を可能とする。
【0156】また、本発明は、たとえば、前記記録媒体
に録画中のシーンに関する時刻情報と受信放送番組の終
了時刻情報及び前記記録媒体から読み出し再生している
再生シーンの時刻情報に基づいて前記特殊再生速度決定
手段にて求められた特殊再生速度値が前記第1の再生速
度より高速な場合、前記第2の再生速度に切替えなけれ
ば放送番組終了時刻までに再生シーンが放送中のシーン
に追いつけないと判断されるまで前記第1の再生速度に
て前記特殊再生を行うことにより、放送番組終了時刻ま
でに視聴者は放送番組の視聴を完了でき、しかも番組内
容を十分把握する事を可能とする。
【0157】また、本発明は、たとえば、前記記録媒体
に録画中のシーンに関する時刻情報と受信放送番組の終
了時刻情報及び前記記録媒体から読み出し再生している
再生シーンの時刻情報に基づいて前記特殊再生速度決定
手段にて求められた特殊再生速度値が前記第1の再生速
度より高速な場合、前記第2の再生速度にて前記特殊再
生を行い、前記第1の再生速度に切替えても放送番組終
了時刻までに再生シーンが放送中のシーンに追いつける
と判断した時点で前記第1の再生速度にて切替えて前記
特殊再生を行うことにより、放送番組終了時刻までに視
聴者は放送番組の視聴を完了でき、しかも番組内容を十
分把握する事を可能とする。
【0158】また、本発明は、たとえば、前記特殊再生
速度決定手段が、受信放送番組の終了時刻の延長を検知
する手段を有し、前記特殊再生速度決定手段にて受信放
送番組の終了時刻延長を検出時、前記第1の再生速度及
び前記第2の再生速度による再生速度にて前記特殊再生
速度を制御することにより、放送番組終了時刻までに視
聴者は放送番組の視聴を完了でき、しかも番組内容を十
分把握する事を可能とする。
【0159】また、本発明は、たとえば、前記特殊再生
速度決定手段が、コマーシャル部分を検出する手段を有
し、前記特殊再生速度決定手段にてコマーシャル部分を
検出した場合、コマーシャル部分を自動的にスキップ
し、コマーシャルスキップ後、前記第1の再生速度及び
前記第2の再生速度による再生速度にて前記特殊再生速
度を制御することにより、放送番組終了時刻までに視聴
者は放送番組の視聴を完了でき、しかも番組内容を十分
把握する事を可能とする。
【0160】また、本発明は、たとえば、前記特殊再生
速度決定手段が、通常再生速度にて既に視聴済みシーン
の最終位置にスキップする手段を有し、視聴済みシーン
の最終位置にスキップ後、前記第1の再生速度及び前記
第2の再生速度による再生速度にて前記特殊再生速度を
制御することにより、放送番組終了時刻までに視聴者は
放送番組の視聴を完了でき、しかも番組内容を十分把握
する事を可能とする。
【0161】したがって、本発明は、たとえば、タイム
シフト機能を有する録画再生装置において、タイムシフ
ト操作により生じたタイムシフト時間差を放送番組終了
時刻までに自動的に無くすような特殊再生速度を決定す
る手段を有し、その特殊再生速度決定手段にて決定され
た特殊再生速度は、再生シーンのセリフを聞き取れ理解
でき得る再生速度あるいは音声がなくとも映像のみで再
生シーンの内容を理解でき得る再生速度であるため、放
送番組終了時刻までに視聴者は放送番組の視聴を完了で
き、しかも番組内容も十分把握できる事を可能とする効
果を奏するものである。
【0162】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、タイムシフト再生を行っている場合にも、放
送番組の内容の理解を容易にして、番組放送の終了時刻
に放送番組の視聴を完了させ得るという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1から6における番組録画
再生装置のシステム構成を示すブロック図
【図2】従来の実施の形態及び本発明の実施の形態にお
けるタイムシフト再生の映像位置と時間との関係を示す
イメージ図
【図3】本発明の実施の形態1において、番組録画再生
方法の特殊再生速度決定手段の動作を説明するためのフ
ローチャート
【図4】本発明の実施の形態1において、番組録画再生
方法の監視タスクの特殊再生速度決定手順を説明するた
めのフローチャート
【図5】本発明の実施の形態1におけるタイムシフト再
生の映像位置と時間との関係を示すイメージ図
【図6】本発明の実施の形態2において、番組録画再生
方法の特殊再生速度決定手順を説明するためのフローチ
ャート
【図7】本発明の実施の形態2において、番組録画再生
方法の監視タスクの特殊再生速度決定手順を説明するた
めのフローチャート
【図8】本発明の実施の形態2におけるタイムシフト再
生の映像位置と時間との関係を示すイメージ図
【図9】本発明の実施の形態3において、番組録画再生
方法の特殊再生速度決定手順を説明するためのフローチ
ャート
【図10】本発明の実施の形態3において、番組録画再
生方法の監視タスクの特殊再生速度決定手順を説明する
ためのフローチャート
【図11】本発明の実施の形態3におけるタイムシフト
再生の映像位置と時間との関係を示すイメージ図
【図12】本発明の実施の形態4において、番組録画再
生方法の監視タスクの特殊再生速度決定手順を説明する
ためのフローチャート
【図13】本発明の実施の形態4におけるタイムシフト
再生の映像位置と時間との関係を示すイメージ図
【図14】本発明の実施の形態5において、番組録画再
生方法の監視タスクの特殊再生速度決定手順を説明する
ためのフローチャート
【図15】本発明の実施の形態5におけるタイムシフト
再生の映像位置と時間との関係を示すイメージ図
【図16】本発明の実施の形態6におけるタイムシフト
再生の映像位置と時間との関係を示すイメージ図
【図17】従来の実施の形態における番組録画再生装置
のシステム構成を示すブロック図
【図18】従来の実施の形態におけるタイムシフト再生
の映像位置と時間との関係を示すイメージ図
【符号の説明】
101、1701 記憶手段 102、1702 録画機構 103、1703 録画手段 104、1704 再生機構 105、1705 再生手段 106、1707 タイムシフト手段 107、1708 操作入力手段 108、1709 全体制御手段 109 特殊再生速度決定手段
フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA01 AC01 AC06 DD10 EE02 5C053 FA30 HA21 HA26 HA27 JA12 KA24 LA06 LA07 5D044 AB05 AB07 DE19 FG24 GK12

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録された番組をタイムシフト再生する
    番組記録再生方法において、所望の番組再生開始時間と
    前記記録された番組の過去の映像位置に対応する開始時
    間との間の第1のタイムシフト時間差(t1)を計算す
    るステップと、前記所望の番組再生開始時間と前記番組
    の所望の終了時間との間の第2の時間差(t2)を計算
    するステップと、前記計算された時間差に対応して、前
    記番組を再生する特殊再生速度を計算するステップと、 を有し、前記計算された特殊再生速度に基づいて複数の
    特殊再生速度を逐次的に使用して前記記録された番組を
    再生する番組記録再生方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記特殊再生速度
    は、再生シーンの音声が理解可能な第1段階の再生速度
    と映像のみの第2段階の再生速度を切り替え使用するこ
    とを特徴とする番組記録再生方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、更に、前記所望の番
    組再生開始時間からの所望の再生時間とその間の所望の
    再生速度を設定するステップを有することを特徴とする
    番組記録再生方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、2つの所定の特殊再
    生速度を使用し、前記2つの再生速度の内の一方を指定
    すると、他方の再生速度に切り替えるタイミングが検出
    されることを特徴とする番組記録再生方法。
  5. 【請求項5】 請求項2において、第1段階の再生速度
    は、通常再生速度である1倍速より大きく2倍速まで、
    第2段階の再生速度は2倍速より大きく4倍速までの特
    殊再生速度であることを特徴とする番組記録再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、更に、再生中の映像
    位置より過去の映像位置にスキップするステップ、を有
    し、前記スキップ後のタイムシフト時間差に対応して再
    生速度を制御する番組記録再生方法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、更に、再生中の映像
    位置より過去の映像位置に移動する第1のスキップする
    ステップ、前記第1のスキップ後の再生動作中に前記第
    1のスキップ開始時点の映像位置に戻る第2のスキップ
    するステップ、 とを有し、前記第2のスキップ後のタイムシフト時間差
    に対応して特殊再生速度を制御する番組記録再生方法。
  8. 【請求項8】 請求項1において、更に、CM部分を判
    断するステップ、CM部分をスキップするステップとを
    有し、CMスキップ後のタイムシフト時間差に応じて特
    殊再生速度を設定することを特徴とする番組記録再生方
    法。
  9. 【請求項9】 記録された番組をタイムシフト再生する
    番組記録再生装置において、所望の番組再生開始時間と
    前記記録された番組の過去の映像位置に対応する開始時
    間との間の第1の時間差(t1)と、前記所望の番組再
    生開始時間と前記番組の所望の終了時間との間の第2の
    時間差(t2)を計算し、 前記計算された時間差に対応して、前記番組を再生する
    特殊再生速度を計算する特殊再生速度設定手段を有し、
    前記計算された特殊再生速度に基づいて複数の特殊再生
    速度を逐次的に使用して前記記録された番組を再生する
    ことを特徴とする番組記録再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記特殊再生速度
    には、再生シーンの音声が理解可能な第1段階の再生速
    度と映像のみの第2段階の再生速度が含まれることを特
    徴とする番組記録再生装置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、更に、前記所望の
    番組開始時間からの所望の再生時間とその間の所望の再
    生速度を入力する入力手段を有することを特徴とする番
    組記録再生装置。
  12. 【請求項12】 請求項9において、2つの所定の特殊
    再生速度を使用し、前記2つの特殊再生速度の内の一方
    を指定すると、他方の特殊再生速度に切り替えるタイミ
    ングが検出されることを特徴とする番組記録再生装置。
  13. 【請求項13】 請求項9において、第1段階の再生速
    度は、通常再生速度である1倍速より大きく2倍速ま
    で、第2段階の再生速度は2倍速より大きく4倍速まで
    の特殊再生速度であることを特徴とする番組記録再生装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項9において、番組終了時刻情報
    を含む番組情報は、定時的に更新される電子番組情報で
    あり、前記更新の結果を考慮して特殊再生速度を設定す
    ることを特徴とする番組記録再生装置。
  15. 【請求項15】 記録された番組をタイムシフト再生す
    る方法を実行する際に、コンピュータに、(a)所望の
    番組再生開始時間と前記記録された番組の過去の映像位
    置に対応する時間との間の第1のタイムシフト時間差
    (t1)と、前記所望の番組再生開始時間と前記番組の
    所望の終了時間との間の第2の時間差(t2)を計算す
    るステップ、(b)前記時間差に対応して、番組を再生
    する特殊再生速度を計算するステップ、(c)前記計算
    された速度に基づいて複数の特殊再生速度を逐次的に使
    用して前記記録された番組を再生するステップ、とを実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 記録された番組をタイムシフト再生す
    る方法を実行する際に、コンピュータに、(a)所望の
    番組再生開始時間と前記記録された番組の過去の映像位
    置に対応する時間との間の第1のタイムシフト時間差
    (t1)と、前記所望の番組再生開始時間と前記番組の
    所望の終了時間との間の第2の時間差(t2)を計算す
    るステップ、(b)前記時間差に対応して、番組を再生
    する特殊再生速度を計算するステップ、(c)前記計算
    された速度に基づいて複数の特殊再生速度を逐次的に使
    用して前記記録された番組を再生するステップ、とを実
    行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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