JP2003169030A - 無線通信装置およびこれを用いた折り返し試験方法 - Google Patents

無線通信装置およびこれを用いた折り返し試験方法

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JP2003169030A JP2001370031A JP2001370031A JP2003169030A JP 2003169030 A JP2003169030 A JP 2003169030A JP 2001370031 A JP2001370031 A JP 2001370031A JP 2001370031 A JP2001370031 A JP 2001370031A JP 2003169030 A JP2003169030 A JP 2003169030A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信装置において、干渉波の影響を受け
ず、効率良く正確な折り返し試験を行なう。 【解決手段】 無線通信装置が、送信部、受信部、折り
返し試験判定部、干渉波を検出する干渉波検出部、検出
された干渉波が所定値以下の場合に送信部から信号を送
信させ、折り返し試験判定部が折り返し試験判定を行な
うよう制御する制御部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線機の正常性
を折り返し試験を行ない判定する無線通信装置およびそ
の折り返し試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基地局内に設けられた無線通信装置を現
地に赴かずに保守する手段の一つに、自無線通信装置か
ら信号を送信し、その信号を受信する無線折り返し試験
を行い、送信部、受信部の正常性を判定する方法があ
る。
【0003】従来のこのような折り返し試験を実現する
装置においては、干渉波が存在する環境で無線折り返し
試験を実施した場合、送信部、受信部が正常であるにも
かかわらず異常と判定されることがあるという問題点が
あった。
【0004】この問題点を解決する方法として、例えば
特開平10−4390号公報では、無線折り返し試験を
実施した後に干渉波検出を行ない、試験の結果を有効と
するか破棄するかを判定する方法が提案されている。
【0005】また別の折り返し試験を実現する装置の例
として、図7は従来の無線通信装置の機能ブロックおよ
び周波数構成例を示す。送信部2において中間周波数部
21から出力される中間周波信号IFは送信ミキサ2
2で局部発振器4からの局部発振信号Loと混合され
高周波信号RFにアップコンバートされる。高周波信
号RFは高周波部23に入力され増幅などされて空中
線25から送出される。また受信アンテナ31から受信
部3の高周波部32に入力され増幅などされた高周波信
号RFは受信ミキサ33で局部発振器4からの局部発
振信号Loと混合され中間周波信号IFにダウンコ
ンバートされる。中間周波信号IFは中間周波部34
に入力され、制御部5において復調される。
【0006】ここで、送信系の中間周波数と受信系の中
間周波数は装置内部での干渉を避けるために異なる周波
数を選定することが通例であり、すなわち図7において
は、中間周波信号IFと中間周波信号IFの周波数
は異なる。このため、送信用と受信用の2周波数の局部
発振信号Lo、Loが必要となるが、TDMA−T
DD方式の無線通信装置では、送信、受信の局部発振信
号を時分割で一つの局部発振器において生成すること
で、装置の冗長性を軽減している。
【0007】上記のような周波数構成の無線通信装置に
おいて、無線折り返し試験を行なおうとする場合、例え
ば図8(a)に示すように、送信部2から空中線25を
介して試験用信号を送信しているとき局部発振器4から
は送信用の局部発振信号Lo が発振されているので、
受信アンテナ31から受信部3に試験用信号が入力され
ても中間周波数IFにダウンコンバートし受信処理す
ることができない。一方、図8(b)に示すように、局
部発振器4から受信用の局部発振信号Loが発振され
ているときは受信処理は可能となるが、送信信号が適正
な送信周波数にアップコンバートされない。したがっ
て、図7の無線通信装置において折り返し試験を行なう
ためには、図示しない折り返し専用の局部発振回路およ
びこの折り返し専用局部発振回路と通常の局部発振回路
との切り替え用高周波スイッチを、折り返し試験用とし
て備える必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の特開平
10−4390号公報のように、無線折り返し試験を実
施した後に干渉波検出を行ない、試験の結果を有効とす
るか破棄するかを判定する方法では干渉が検出されると
試験結果が破棄され試験自体が無駄になり、効率が悪い
という問題点があった。
【0009】また、前述の別の従来無線通信装置におい
ては、折り返し専用の局部発振回路およびこの折り返し
専用局部発振回路と通常の局部発振回路との切り替え用
高周波スイッチを折り返し試験用として備える必要があ
り、装置構成が冗長となるという問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、請求項1の発明は、効率良く正
確な折り返し試験を行なう無線通信装置を提供すること
を目的とする。
【0011】また、請求項2の発明は、信頼性の高い折
り返し試験を行なう無線通信装置を提供することを目的
とする。
【0012】また、請求項3の発明は、さらに効率良く
正確な折り返し試験を行なう無線通信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0013】また、請求項4の発明は、他局への干渉波
出力が少ない折り返し試験を行なう無線通信装置を提供
することを目的とする。
【0014】また、請求項5の発明は、冗長構成を設け
ず折り返し試験を行なう無線通信装置を提供することを
目的とする。
【0015】また、請求項6の発明は、冗長構成を設け
ず、かつ効率良く正確な折り返し試験を行なう無線通信
装置を提供することを目的とする。
【0016】また、請求項7の発明は、冗長構成を設け
ず、効率良く、さらに正確な折り返し試験を行なう無線
通信装置を提供することを目的とする。
【0017】また、請求項8の発明は、冗長構成を設け
ず、かつ信頼性の高い折り返し試験を行なう無線通信装
置を提供することを目的とする。
【0018】また、請求項9の発明は、冗長構成を設け
ず、かつ他局への干渉波出力が少ない折り返し試験を行
なう無線通信装置を提供することを目的とする。
【0019】さらに、請求項10の発明は、効率良く正
確な折り返し試験方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る無
線通信装置は、送信アンテナを介し信号を送信する送信
部、この送信部が送信した信号を受信アンテナを介し受
信する受信部、前記送信部が送信した信号と前記受信部
が受信した信号とを比較し、折り返し試験判定を行なう
折り返し試験判定部、前記受信部で受信される干渉波を
検出する干渉波検出部、この干渉波検出部で検出された
干渉波が所定値以下の場合に、前記送信部から信号を送
信させ、前記折り返し試験判定部が折り返し試験判定を
行なうよう制御する制御部を備える。
【0021】また、請求項2の発明に係る無線通信装置
は、移動局が信号を送信する上り区間と基地局が信号を
送信する下り区間とを有するTDMA−TDD方式の無
線通信システムにおける基地局側の無線通信装置であっ
て、送信アンテナを介し信号を送信する送信部、この送
信部が送信した信号を受信アンテナを介し受信する受信
部、前記送信部が送信した信号と前記受信部が受信した
信号とを比較し、折り返し試験判定を行なう折り返し試
験判定部、前記上り区間において前記送信部から信号を
送信させ、前記折り返し試験判定部が折り返し試験判定
を行なうよう制御する制御部を備える。
【0022】また、請求項3の発明に係る無線通信装置
は、請求項2の無線通信装置であって、前記上り区間に
おいて前記受信部で受信される干渉波を検出する干渉波
検出部をさらに備え、前記制御部は、この干渉波検出部
で検出された干渉波が所定値以下の場合に、前記上り区
間において前記送信部から信号を送信させ前記折り返し
試験判定部が折り返し試験判定を行なうよう制御する。
【0023】また、請求項4の発明に係る無線通信装置
は、送信アンテナを介し信号を送信する送信部、この送
信部が送信した信号を受信アンテナを介し受信する受信
部、前記送信部が送信した信号と前記受信部が受信した
信号とを比較し、折り返し試験判定を行なう折り返し試
験判定部、折り返し試験を行なう場合に前記送信部の送
信出力レベルを通常時の送信出力レベルより低いレベル
に制御する制御部を備える。
【0024】また、請求項5の発明に係る無線通信装置
は、送信用周波数信号と受信用周波数信号を時分割で切
り替えて出力する局部発振部と、前記送信用周波数信号
を用いて信号を送信する送信部と、この送信部と対をな
し前記受信用周波数信号を用いて信号を受信する受信部
とを含む無線機を複数備える無線通信装置において、前
記送信部が送信した試験信号と当該送信部と対をなさな
い受信部が受信した前記試験信号とを比較し、折り返し
試験判定を行なう折り返し試験判定部を備える。
【0025】また、請求項6の発明に係る無線通信装置
は、請求項5の無線通信装置であって、前記受信部で受
信される干渉波を検出する干渉波検出部、この干渉波検
出部で検出された干渉波が所定値以下の場合に、前記送
信部から試験信号を送信させ、前記折り返し試験判定部
が折り返し試験判定を行なうよう制御する制御部をさら
に備える。
【0026】また、請求項7の発明に係る無線通信装置
は、請求項6の無線通信装置であって、前記干渉波を検
出する受信部と前記試験信号を受信する受信部が同一の
受信部である。
【0027】また、請求項8の発明に係る無線通信装置
は、請求項5の無線通信装置であって、移動局が信号を
送信する上り区間と基地局が信号を送信する下り区間と
を有するTDMA−TDD方式の無線通信システムに用
いられる基地局側の装置であり、前記上り区間において
前記送信部から信号を送信させ、前記折り返し試験判定
部が折り返し試験判定を行なうよう制御する制御部をさ
らに備える。
【0028】また、請求項9の発明に係る無線通信装置
は、請求項5の無線通信装置であって、折り返し試験を
行なう場合に前記送信部の送信出力レベルを通常時の送
信出力レベルより低いレベルに制御する制御部を備え
る。
【0029】さらに、請求項10の発明に係る折り返し
試験方法は、干渉波を検出するステップ、このステップ
により検出された干渉波が所定値以下の場合、折り返し
試験用信号を送信するステップ、前記折り返し試験用信
号を受信するステップ、前記送信した折り返し試験用信
号と前記受信した折り返し試験用信号とを比較するステ
ップを含む。
【0030】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図に基づいて説明する。図1はこの発明
に係る無線通信装置のブロック図であり、図において、
無線通信装置1の内部には送信部2、受信部3、局部発
振器4、および制御部5が設けられ、無線通信装置1の
外部には送信部2に接続された送信アンテナ25、およ
び受信部3に接続された受信アンテナ31が設けられて
いる。
【0031】送信部2は、送信データを変調する中間周
波部21、変調された送信信号をアップコンバートする
送信ミキサ22、アップコンバートされた送信信号を増
幅する高周波部23、および増幅された送信信号を所定
量減衰可能な可変減衰器24により構成されている。ま
た、受信部3は、受信信号を増幅する高周波部32、増
幅された受信信号をダウンコンバートする受信ミキサ3
3、ダウンコンバートされた受信信号を復調し受信デー
タを出力する中間周波部34により構成されている。さ
らに、制御部5は、折り返し試験を行なう場合、送信部
2へ出力する送信データと受信部3から入力する受信デ
ータとを比較し、その結果から送信部、受信部が正常で
あるかを判定する折り返し試験判定部51、受信信号か
ら干渉波を検出する干渉波検出部52、検出された干渉
波を所定の閾値と比較しその結果を出力する比較部53
により構成されている。局部発振器4は、周波数シンセ
サイザで構成されており、折り返し試験時には送信用局
部発振信号および受信用局部発振信号をそれぞれ送信ミ
キサ22、受信ミキサ33へ同時に出力可能な構成にな
っている。
【0032】次に動作について図1および図2を用いて
説明する。図2はこの発明の無線通信装置において、折
り返し試験を行なう場合の手順を示すフローチャートで
ある。ここでは、TDMA方式の無線通信装置を例と
し、「タイムスロット」とはTDMAフレームを分割し
一つの無線通信装置に割り当てる時間単位を示すものと
する。まず、制御部5が折り返し試験を開始しようとす
ると、受信部3は任意のタイムスロットにおいて自シス
テムで使用中の任意の周波数の信号を受信アンテナ31
を介して受信し、受信された信号は高周波部32、受信
ミキサ33、中間周波部34をとおり干渉波検出部52
に入力される。干渉波検出部52は入力された信号から
干渉波のレベルを検出し(ステップS201)、検出し
た干渉波のレベルを比較部53へ出力する。比較部53
では干渉波のレベルを予め設定した閾値と比較し(ステ
ップS202)、比較の結果、干渉波のレベルが閾値と
同じまたは閾値より高ければ、折り返し試験を実施せ
ず、受信するタイムスロット、または受信する信号の周
波数を変更して(ステップS204)、ステップS20
1において再び干渉波のレベルを検出する。
【0033】これにより、干渉波の中で折り返し試験を
実施し、試験結果の信頼性が低下することを回避でき
る。また、干渉波が検出されるということは、そのタイ
ムスロットおよびその周波数を周辺基地局や移動機が通
信に使用しているということであるので、折り返し試験
を実施しないことで、周辺基地局や移動機の通信に対し
て干渉を与えることを回避することもできる。
【0034】一方、比較の結果、干渉波のレベルが閾値
より低ければ、折り返し試験の実施を指示する制御信号
を折り返し試験判定部51へ出力する。そしてステップ
S203において、折り返し試験判定部51は、以下の
ように折り返し試験を実施する。すなわち、折り返し試
験判定部51は折り返し試験用データを送信部2の中間
周波部21へ出力し、中間周波部21では、この折り返
し試験用データを変調し、中間周波信号IFとして送
信ミキサ22へ出力する。送信ミキサ22は、中間周波
信号IFに局部発振器4からの局部発振信号Lo
混合し、高周波信号RFにアップコンバートする。高
周波信号RFは高周波部23で増幅などされた後、可
変減衰器24にて減衰され折り返し試験用信号として送
信アンテナ25から送出される。
【0035】ここで、可変減衰器24は、折り返し試験
用信号の送出レベルを、自無線通信装置の受信機が復調
可能なレベルにまで減衰するものである。すなわち、高
周波部23において、他局へ送信する信号レベル(通常
時の送信出力レベル)と同じレベルにまで増幅された信
号を折り返し試験用の信号レベルにまで減衰している。
これにより、周辺の無線通信装置や他のシステムへ、無
用な干渉を与えることを抑制できる。他の構成として、
可変減衰器24を設けず、制御部5が高周波部23の増
幅率を、折り返し試験時に他局への送信時(通常時)よ
り低く設定するよう制御してもよい。このときも同様の
効果が得られる。
【0036】上記により、復調可能なレベルにまで減衰
され送信アンテナ25から送出された折り返し試験用信
号は、受信アンテナ31を介し受信部3に受信される。
そして高周波部32に入力され増幅などされて高周波信
号RFとして受信ミキサ33へ出力される。受信ミキ
サ33は、高周波信号RFに局部発振器4からの局部
発振信号Loを混合し、中間周波信号IFにダウン
コンバートする。中間周波部34では、中間周波信号I
を復調し、復調された折り返し試験用データを折り
返し試験判定部51へ出力する。
【0037】折り返し試験判定部51は、この受信部3
の中間周波部34から入力した折り返し試験用データ
と、送信部2の中間周波部21へ出力した折り返し試験
用データとを比較し、比較結果から送信部2、受信部3
の正常性を判断する。判断方法としては、例えば送信し
た折り返し試験用データを基準として受信した折り返し
試験用データのエラー検出を行ない、エラー検出率が所
定値より低ければ正常、高ければ正常でない可能性があ
ると判断する。
【0038】以上により、干渉波の少ない状態で信頼性
の高い折り返し試験を行ない、正確に送信部、受信部の
正常性を判断することができる。また、干渉波検出を折
り返し試験用の信号を送信する前に行ない、その結果に
基づき折り返し試験を行なうので、不必要な送信を行な
うことを防ぐことが可能となる。
【0039】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を説明する。上記実施の形態1では、図2を用いて
説明した折り返し試験動作において、干渉波検出および
折り返し試験を任意のタイムスロットにおいて行なった
が、実施の形態2では、これを特定のタイムスロットに
おいて行なう。なお、実施の形態2に係る無線通信装置
の構成は、図1に示すものと同じであり、実施の形態1
と重複するので説明を繰り返さない。
【0040】図3は、この発明の無線通信装置に与えら
れる干渉波源の模式図である。図において、301は無
線通信装置1が設けられている自基地局A、302、3
04はそれぞれ、自基地局A301の周辺に位置する周
辺基地局B、周辺基地局Cであり、303は周辺基地局
B302と通信を行なう移動機bである。自基地局A3
01、周辺基地局B302、周辺基地局C304、およ
び移動機b303は、TDMA−TDD方式のシステム
で使用されている。
【0041】自基地局A301と無線フレーム同期して
いる周辺基地局B302および周辺基地局C304の送
信波は、それぞれ干渉波Bおよび干渉波Cとして自基地
局A301に到達する。また、周辺基地局B302と通
信を行なう移動機b303の送信波も、干渉波bとして
自基地局A301に到達する。これらの干渉波がTDM
A−TDDのフレーム上に配置される例を図4に示す。
【0042】図4は、TDMA−TDD方式のフレーム
構成例および干渉波の配置例を示す図である。図におい
て、41は、自基地局A301、周辺基地局B302、
周辺基地局C304など、基地局が信号を送信する下り
区間を示し、42は、移動機が基地局に対し信号を送信
する上り区間を示す。そして、一つの下り区間41と一
つの上り区間42により1フレーム43が構成されてい
る。また、一つの下り区間41および一つの上り区間4
2は、それぞれ4つのタイムスロット4101〜410
4、4211〜4214から構成されている。さらにそ
の他のフレームの、下り区間、上り区間もそれぞれタイ
ムスロット4111〜4114、41n1〜41n4、
タイムスロット4221〜42n4で構成されている。
【0043】自基地局A301と周辺基地局B302お
よび周辺基地局C304はフレーム同期されており、周
辺基地局B302は、下り区間の1つ目のスロット41
01、4111、41n1を、周辺基地局C304は、
下り区間の3つ目のスロット4103、4113、41
n3を使用している。また、移動機b303は周辺基地
局B302と通信中であるので、上り区間の1つ目のス
ロット4211、4221が送信スロットとして割り当
てられている。
【0044】ここで、自基地局A301からみると、前
述のとおり周辺基地局B302、周辺基地局C304、
および移動機b303の送信波は干渉波となるので、ス
ロット4101、4111、41n1、4103、41
13、41n3、4211、4221には干渉波が存在
する可能性が高い。また、一般に基地局の送信出力レベ
ルは移動機の送信出力レベルより高いので、スロット4
101、4111、41n1、4103、4113、4
1n3において、より強い干渉波が存在する可能性が高
いといえる。つまり、相対的に送信出力レベルの低い移
動機の送信区間である上り区間の方が自基地局A301
に対する干渉波レベルは低いと考えられる。さらに、基
地局は定期的に信号(例えば報知信号)を送信するが、
移動局は通信中でなければ、信号を送信する頻度は低い
ので、上り区間のスロットは使用されず干渉波がまった
く検出されない可能性も高い。
【0045】そこで、本実施の形態2では、折り返し試
験、または干渉波検出および折り返し試験をTDMA−
TDDフレームの上り区間に行なうよう制御する。以下
に、動作を説明する。
【0046】図5は、この発明の無線通信装置におい
て、折り返し試験を行なう場合の手順を示すフローチャ
ートである。まず、制御部5は折り返し試験を開始しよ
うとすると、タイムスロットを上り区間に設定する(ス
テップS501)。受信部3は設定された上り区間のタ
イムスロットにおいて自システムで使用中の任意の周波
数の信号を受信アンテナ31を介して受信し、受信され
た信号は高周波部32、受信ミキサ33、中間周波部3
4をとおり干渉波検出部52に入力される。干渉波検出
部52は入力された信号から干渉波のレベルを検出し
(ステップS502)、検出した干渉波のレベルを比較
部53へ出力する。比較部53では干渉波のレベルを予
め設定した閾値と比較し(ステップS503)、比較の
結果、干渉波のレベルが閾値と同じまたは閾値より高け
れば、折り返し試験を実施せず、受信するタイムスロッ
ト、または受信する信号の周波数を変更する。ただし、
ここで変更するタイムスロットは上り区間内のタイムス
ロットとする(ステップS505)。その後、ステップ
S502において再び干渉波のレベルを検出する。
【0047】一方、比較の結果、干渉波のレベルが閾値
より低ければ、折り返し試験の実施を指示する制御信号
を折り返し試験判定部51へ出力する。そしてステップ
S504において、折り返し試験判定部51は折り返し
試験を実施する。なお、折り返し試験の詳細は実施の形
態1と同様であるので、ここでは説明を繰り返さない。
【0048】以上により、干渉波検出において、干渉波
を検出しない、または干渉波を検出してもレベルが低く
閾値以下となって、折り返し試験の実施に進む確立が高
くなる。したがって、干渉波の少ない状態で信頼性の高
い折り返し試験を行なえるとともに、無駄な干渉波検出
動作を削減することができる。
【0049】また、他の動作として、折り返し試験用信
号を送信する前に干渉波検出を行なうことなく、上り区
間のスロットで折り返し試験を行なうように制御しても
良い。この場合、干渉波検出を行なう手間をかけず、か
つ干渉波のない、または少ない状態で折り返し試験を行
なえる確立が高くなり、試験結果の信頼性が上がるとい
う効果が生じる。
【0050】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3を説明する。図6は実施の形態3の無線通信装置の
ブロック図であり、図において、無線通信装置9の内部
には送信部2、受信部3、局部発振器40、送信部6、
受信部7、局部発振器80、および制御部50が設けら
れ、無線通信装置9の外部には送信部2に接続された送
信アンテナ25、受信部3に接続された受信アンテナ3
1、送信部6に接続された送信アンテナ65、および受
信部7に接続された受信アンテナ71が設けられてい
る。すなわち、実施の形態3の無線通信装置は、図1に
示した送信部、受信部およびこれらが共用する局部発振
器を含む無線機を2系統有する復号無線通信装置であ
る。
【0051】送信部2、受信部3については、図1と同
じ符号は同じものを示すので説明を省略する。送信部6
は送信データを変調する中間周波部61、変調された送
信信号をアップコンバートする送信ミキサ62、アップ
コンバートされた送信信号を増幅する高周波部63、お
よび増幅された送信信号を所定量減衰可能な可変減衰器
64により構成されている。また、受信部7は、受信信
号を増幅する高周波部72、増幅された受信信号をダウ
ンコンバートする受信ミキサ73、ダウンコンバートさ
れた受信信号を復調し受信データを出力する中間周波部
74により構成されている。
【0052】また、局部発振器40および80は、それ
ぞれ周波数シンセサイザで構成されている。局部発振器
40は、送信部2の送信時には送信用局部発振信号Lo
1を送信ミキサ22へ出力し、受信部3の受信時には
受信用局部発振信号Lo1を受信ミキサ33へ出力す
る。局部発振器80は、送信部6の送信時には送信用局
部発振信号Lo2を送信ミキサ62へ出力し、受信部
7の受信時には受信用局部発信信号L02を受信ミキ
サ73へ出力する。本無線通信装置はTDMA−TDD
方式であり、通常の他局との通信時には、同一無線機内
の送信部、受信部の局部発振信号を時分割で一つの局部
発振器において生成することで、装置の冗長性を軽減し
ている。
【0053】さらに、制御部50は、折り返し試験判定
部51、受信信号から干渉波を検出する干渉波検出部5
2、検出された干渉波を所定の閾値と比較しその結果を
出力する比較部53、送信データ切り替え手段54、受
信データ切り替え手段55、およびこれらの切り替え手
段54、55の制御を行なう切り替え制御部56により
構成されている。
【0054】折り返し試験判定部51は、折り返し試験
を行なう場合、送信部2へ出力する送信データと受信部
7から入力する受信データとの比較、または送信部6へ
出力する送信データと受信部3から入力する受信データ
との比較を行ない、その結果からデータの送受信に使用
した送信部、受信部が正常であるかを判定する。また、
送信データ切り替え手段54は、折り返し試験判定部5
1から入力する折り返し試験用データを、切り替え制御
部56の制御により送信部2または送信部6へ切り替え
出力する。さらに、受信データ切り替え手段55は、受
信した折り返し試験用データを、切り替え制御部56の
制御により受信部3または受信部7から切り替え入力
し、干渉波検出部52および折り返し試験判定部51へ
出力する。
【0055】次に動作について説明する。まず、制御部
50が折り返し試験を開始しようとすると、切り替え制
御部56は、受信データ切り替え手段55を切り替えて
受信部3または受信部7を選択させ、選択された受信部
から受信信号が干渉波検出部52に入力されるよう制御
する。選択された受信部3または7は、実施の形態1で
説明した図2に示すフローと同様の動作(ステップS2
01〜S203)を行ない干渉波を検出する。
【0056】このとき、受信部3、受信部7両方におい
て、順次干渉波検出を行ない、検出された干渉波レベル
が小さいほうの受信部から折り返し試験を行なうよう制
御しても良い。送信部と受信部が対をなす無線機を複数
備える無線通信装置において、複数の送信部、受信部の
折り返し試験を行なう場合、これら複数の試験を効率良
く実施できる効果がある。
【0057】上記により選択された受信部において、干
渉波のレベルが閾値より低ければ、折り返し試験を実施
する。折り返し試験において、切り替え制御部56は、
送信データ切り替え手段54と受信データ切り替え手段
55を連動して制御し、受信部7が選択されている場
合、折り返し試験用データが折り返し試験判定部51か
ら送信部2へ出力され、受信部7から折り返し試験判定
部51へ入力されるように、また受信部3が選択されて
いる場合、折り返し試験用データが送信部6へ出力さ
れ、受信部3から入力されるようにする。すなわち、折
り返し試験を行なう場合、同じ無線機内で対をなさず局
部発振器を共用しない送信部、受信部を選択し試験を行
なうよう制御する。また、折り返し試験を行なう受信部
は、上記において干渉波検出を行なうとき選択されてい
た受信部であるほうがよい。折り返し試験を行なうとき
の干渉波の状態とより近い状態の干渉波が検出でき、折
り返し試験結果の信頼性を向上させる効果がある。な
お、折り返し試験を行なう送信部、受信部が選択された
後の折り返し試験の詳細は実施の形態1と同様であるの
で、ここでは説明を繰り返さない。
【0058】以上により、折り返し試験用に送信用、受
信用の局部発振信号を同時に出力するための冗長構成を
備えることなく、折り返し試験を行なうことが可能とな
る。また、実施の形態1と同様に、干渉波の少ない状態
で信頼性の高い折り返し試験を行ない、正確に送信部、
受信部の正常性を判断することと、干渉波検出を折り返
し試験用の信号を送信する前に行ない折り返し試験の実
施の可否を判断して、不必要な送信を防ぐことと、試験
用信号の出力レベルを他局宛て信号の出力レベルより低
く制御し、折り返し試験時の他局への干渉波を低減する
こととが可能となる。
【0059】さらに、干渉波検出、折り返し試験の実施
を、実施の形態2と同様に上り区間のタイムスロットで
行なうように制御することも可能であり、その場合、実
施の形態2と同様の効果が得られる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1に係
る無線通信装置は、干渉波を検出し、検出された干渉波
が所定値以下の場合に折り返し試験用信号を送信する構
成としたので、効率良く正確な折り返し試験を行なうこ
とができる。
【0061】また、この発明の請求項2に係る無線通信
装置は、TDMA−TDD方式の上り区間において折り
返し試験判定を行なう構成としたので、信頼性の高い折
り返し試験を行なうことができる。
【0062】また、この発明の請求項3に係る無線通信
装置は、TDMA−TDD方式の上り区間において干渉
検出および折り返し試験判定を行なう構成としたので、
さらに効率良く正確な折り返し試験を行なうことができ
る。
【0063】また、この発明の請求項4に係る無線通信
装置は、折り返し試験判定に用いる信号の送信レベルを
通常時の送信レベルより低いレベルに制御する構成とし
たので、他局への干渉波出力が少ない折り返し試験を行
なうことができる。
【0064】また、この発明の請求項5に係る無線通信
装置は、局部発振部、これを共用する送信部、受信部を
含む無線機を複数備えており、局部発振部を共用しない
送信部、受信部を用い折り返し試験判定を行なう構成と
したので、冗長構成を設けず折り返し試験を行なうこと
ができる。
【0065】また、この発明の請求項6に係る無線通信
装置は、局部発振部、これを共用する送信部、受信部を
含む無線機を複数備えており、干渉波を検出し、検出さ
れた干渉波が所定値以下の場合に折り返し試験用信号を
送信し、局部発振部を共用しない送信部、受信部の用い
折り返し試験判定を行なう構成としたので、冗長構成を
設けず、かつ効率良く正確な折り返し試験を行なうこと
ができる。
【0066】また、この発明の請求項7に係る無線通信
装置は、局部発振部、これを共用する送信部、受信部を
含む無線機を複数備えており、干渉波を検出し、検出さ
れた干渉波が所定値以下の場合に折り返し試験用信号を
送信し、干渉波の検出に用いた受信部と、これと局部発
振部を共用しない送信部を用い折り返し試験判定を行な
う構成としたので、冗長構成を設けず、効率良く、さら
に正確な折り返し試験を行なうことができる。
【0067】また、この発明の請求項8に係る無線通信
装置は、局部発振部、これを共用する送信部、受信部を
含む無線機を複数備えており、TDMA−TDD方式の
上り区間において局部発振部を共用しない送信部、受信
部を用い折り返し試験判定を行なう構成としたので、冗
長構成を設けず、かつ信頼性の高い折り返し試験を行な
うことができる。
【0068】また、この発明の請求項9に係る無線通信
装置は、局部発振部、これを共用する送信部、受信部を
含む無線機を複数備えており、局部発振部を共用しない
送信部、受信部を用い折り返し試験判定を行ない、かつ
折り返し試験判定に用いる信号の送信レベルを通常時の
送信レベルより低いレベルに制御する構成としたので、
冗長構成を設けず、かつ他局への干渉波出力が少ない折
り返し試験を行なうことができる。
【0069】さらに、この発明の請求項10に係る折り
返し試験方法は、まず干渉波検出を行ない、検出された
干渉波が所定値以下の場合に折り返し試験用信号を送信
するようにしたので、効率良く正確な折り返し試験を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である無線通信装置
のブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の折り返し試験の手
順を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の無線通信装置に与えられる干渉波
源の模式図である。
【図4】 TDMA−TDD方式のフレーム構成例およ
び干渉波の配置例を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の折り返し試験の手
順を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態3である無線通信装置
のブロック図である。
【図7】 従来の無線通信装置の機能ブロックおよび周
波数構成例を示す図である。
【図8】 従来の無線通信装置の機能ブロックおよび送
信時・受信時の周波数構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 無線通信装置 2 送信部 3 受信部 4 局部発振器 5 制御部 6 送信部 7 受信部 24 可変減衰器 40 局部発振器 42 上り区間 51 折り返し試験判定部 52 干渉波検出部 53 比較部 54 送信データ切り替え手段 55 受信データ切り替え手段 56 切り替え制御部 64 可変減衰器 80 局部発振器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信アンテナを介し信号を送信する送信
    部、 この送信部が送信した信号を受信アンテナを介し受信す
    る受信部、 前記送信部が送信した信号と前記受信部が受信した信号
    とを比較し、折り返し試験判定を行なう折り返し試験判
    定部、 前記受信部で受信される干渉波を検出する干渉波検出
    部、 この干渉波検出部で検出された干渉波が所定値以下の場
    合に、前記送信部から信号を送信させ、前記折り返し試
    験判定部が折り返し試験判定を行なうよう制御する制御
    部を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 移動局が信号を送信する上り区間と基地
    局が信号を送信する下り区間とを有するTDMA−TD
    D方式の無線通信システムにおける基地局側の無線通信
    装置であって、 送信アンテナを介し信号を送信する送信部、 この送信部が送信した信号を受信アンテナを介し受信す
    る受信部、 前記送信部が送信した信号と前記受信部が受信した信号
    とを比較し、折り返し試験判定を行なう折り返し試験判
    定部、 前記上り区間において前記送信部から信号を送信させ、
    前記折り返し試験判定部が折り返し試験判定を行なうよ
    う制御する制御部を備えることを特徴とする無線通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記上り区間において前記受信部で受信
    される干渉波を検出する干渉波検出部をさらに備え、 この干渉波検出部で検出された干渉波が所定値以下の場
    合に、前記上り区間において前記送信部から信号を送信
    させ前記折り返し試験判定部が折り返し試験判定を行な
    うよう前記制御部が制御することを特徴とする請求項2
    に記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 送信アンテナを介し信号を送信する送信
    部、 この送信部が送信した信号を受信アンテナを介し受信す
    る受信部、 前記送信部が送信した信号と前記受信部が受信した信号
    とを比較し、折り返し試験判定を行なう折り返し試験判
    定部、 折り返し試験を行なう場合に前記送信部の送信出力レベ
    ルを通常時の送信出力レベルより低いレベルに制御する
    制御部を備えることを特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 送信用周波数信号と受信用周波数信号を
    時分割で切り替えて出力する局部発振部と、前記送信用
    周波数信号を用いて信号を送信する送信部と、この送信
    部と対をなし前記受信用周波数信号を用いて信号を受信
    する受信部とを含む無線機を複数備える無線通信装置に
    おいて、 前記送信部が送信した試験信号と当該送信部と対をなさ
    ない受信部が受信した前記試験信号とを比較し、折り返
    し試験判定を行なう折り返し試験判定部を備える無線通
    信装置。
  6. 【請求項6】 前記受信部で受信される干渉波を検出す
    る干渉波検出部、 この干渉波検出部で検出された干渉波が所定値以下の場
    合に、前記送信部から試験信号を送信させ、前記折り返
    し試験判定部が折り返し試験判定を行なうよう制御する
    制御部をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載
    の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記干渉波を検出する受信部と前記試験
    信号を受信する受信部が同一の受信部であることを特徴
    とする請求項6に記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 移動局が信号を送信する上り区間と基地
    局が信号を送信する下り区間とを有するTDMA−TD
    D方式の無線通信システムに用いられる基地局側の無線
    通信装置であって、 前記上り区間において前記送信部から信号を送信させ、
    前記折り返し試験判定部が折り返し試験判定を行なうよ
    う制御する制御部をさらに備えることを特徴とする請求
    項5に記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】 折り返し試験を行なう場合に前記送信部
    の送信出力レベルを通常時の送信出力レベルより低いレ
    ベルに制御する制御部を備えることを特徴とする請求項
    5に記載の無線通信装置。
  10. 【請求項10】 干渉波を検出するステップ、 このステップにより検出された干渉波が所定値以下の場
    合、折り返し試験用信号を送信するステップ、 前記折り返し試験用信号を受信するステップ、 前記送信した折り返し試験用信号と前記受信した折り返
    し試験用信号とを比較するステップを含む折り返し試験
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005073149A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Casio Comput Co Ltd 無線通信装置及び無線通信システム
JP2010087786A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Nec Infrontia Corp 複数の無線機を搭載する通信端末装置、それにおける無線回路診断方法及びその方法のためのプログラム
WO2010131551A1 (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 京セラ株式会社 タッチパネル、およびこれを備えた表示装置
JP2017076851A (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 株式会社東芝 無線通信装置および無線通信方法

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JP2017076851A (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 株式会社東芝 無線通信装置および無線通信方法

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