JP2005073149A - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Bluetooth(BT)通信部26とSS無線通信部27が設けられた無線通信装置2において、BT通信部26からテストパターンを送信し(ステップS2)、SS無線通信部27により受信する(ステップS3)。BT通信部26とSS無線通信部27との通信が可能となるまで(ステップS4;YES)、BT通信部26のRF出力を徐々に上げていき(ステップS5)、ノイズレベルを検出する(ステップS6)。検出されたノイズレベルデータに基づいて、その環境における通信可能距離範囲を算出し(ステップS7)、検出されたノイズレベルにおけるRF出力レベルと通信可能距離を表示装置22に表示する(ステップS8)。
【選択図】図5
Description
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1に、本発明の実施形態1の無線通信システム1のシステム構成を示す。図1に示すように、無線通信システム1は、無線通信装置2,2,・・・、アクセスポイント3,3,・・・、無線通信システム1を管理するホストコンピュータ4を備えて構成されている。無線通信装置2,2,・・・は、Bluetooth通信及びSS無線通信を行う携帯情報端末等であって、SS無線通信を行う際には、アクセスポイント3,3,・・・を介して通信を行う。
なお、動作説明の前提として、以下のフローチャートに記述されている処理を実現するためのプログラムは、無線通信装置2のCPU21が読み取り可能なプログラムの形態で記憶装置25に格納されており、CPU21は、当該プログラムに従った動作を逐次実行する。
まず、BT通信部26のRF出力レベルが最小に設定される(ステップS1)。そして、BT通信部26から最小のRF出力レベルでテストパターンが送信され(ステップS2)、SS無線通信部27により受信される(ステップS3)。図6に、BT通信部26からSS無線通信部27へテストパターンを送信する様子を示す。
以上で、通信準備処理1が終了する。
次に、本発明を適用した実施形態2について説明する。
ノイズレベル状態がある程度一定であることが予測される環境範囲内での2台の無線通信装置の無線通信を想定する。また、通信距離は一定範囲内であるとする。自機としての無線通信装置には、BT通信部26、SS無線通信部27、の2つの無線通信手段が設けられている。また、対向機は、その範囲内での通信が可能なRF出力に常時設定されている。
ステップS11〜S16については、実施形態1における図5のステップS1〜S6と同様であるので、説明を省略する。
以上で、通信準備処理2が終了する。
次に、本発明を適用した実施形態3について説明する。
実施形態3では、BT通信部26、SS無線通信部27、の2つの無線通信手段が設けられた無線通信装置(自機)と、無線通信手段としてBT通信部26のみが設けられた無線通信装置(対向機)とにより構成される無線通信システムについて説明する。例えば、携帯情報端末(自機)からプリンタ(対向機)へデータを送信する場合等に適用することができる。
ステップS21〜S26については、実施形態1における図5のステップS1〜S6と同様であるので、説明を省略する。
以上で、通信準備処理3が終了する。
次に、本発明を適用した実施形態4について説明する。
実施形態4では、実施形態3と同様、BT通信部26、SS無線通信部27、の2つの無線通信手段が設けられた無線通信装置(自機)と、無線通信手段としてBT通信部26のみが設けられた無線通信装置(対向機)とにより構成される無線通信システムについて説明する。また、通信距離は一定範囲内であるとする。
ステップS41〜S46については、実施形態1における図5のステップS1〜S6と同様であるので、説明を省略する。
以上で、通信準備処理4が終了する。
次に、本発明を適用した実施形態4の変形例について説明する。
実施形態4では、片方の無線通信装置(自機)のみにBT通信部26、SS無線通信部27、の2つの無線通信手段が設けられていることとしたが、変形例では、両方の無線通信装置にそれぞれ2つの無線通信手段が設けられている。また、通信距離は一定範囲内であるとする。
自機におけるステップS61〜S66、対向機におけるステップS81〜S86については、それぞれ、実施形態1における図5のステップS1〜S6と同様であるので、説明を省略する。
以上で、通信準備処理5が終了する。
次に、本発明を適用した実施形態5について説明する。
ノイズレベル状態がある程度一定であることが予測される環境範囲内での2台の無線通信装置の無線通信を想定する。自機としての無線通信装置には、BT通信部26、SS無線通信部27、の2つの無線通信手段が設けられている。また、対向機は、その範囲内での通信が可能なRF出力に常時設定されている。
まず、BT通信部26のRF出力レベルが最小に設定され(ステップS101)、使用可能周波数範囲の各周波数帯のうち、ある周波数帯に設定される(ステップS102)。そして、BT通信部26から最小のRF出力レベルでテストパターンが送信され(ステップS103)、SS無線通信部27により受信される(ステップS104)。
以上で、通信準備処理6が終了する。
次に、本発明を適用した実施形態6について説明する。
ノイズレベル状態がある程度一定であることが予測される環境範囲内での2台の無線通信装置の無線通信を想定する。また、通信距離は一定範囲内であるとする。自機としての無線通信装置には、BT通信部26、SS無線通信部27、の2つの無線通信手段が設けられている。また、対向機は、その範囲内での通信が可能なRF出力に常時設定されている。
ステップS121〜S130については、実施形態5における図14のステップS101〜S110と同様であるので、説明を省略する。
以上で、通信準備処理7が終了する。
次に、本発明を適用した実施形態7について説明する。
実施形態7では、BT通信部26、SS無線通信部27、の2つの無線通信手段が設けられた無線通信装置(自機)と、無線通信手段としてBT通信部26のみが設けられた無線通信装置(対向機)とにより構成される無線通信システムについて説明する。
ステップS141〜S150については、実施形態5における図14のステップS101〜S110と同様であるので、説明を省略する。
以上で、通信準備処理8が終了する。
次に、本発明を適用した実施形態8について説明する。
実施形態8では、実施形態7と同様、BT通信部26、SS無線通信部27、の2つの無線通信手段が設けられた無線通信装置(自機)と、無線通信手段としてBT通信部26のみが設けられた無線通信装置(対向機)とにより構成される無線通信システムについて説明する。また、通信距離は一定範囲内であるとする。
ステップS161〜S170については、実施形態5における図14のステップS101〜S110と同様であるので、説明を省略する。
以上で、通信準備処理9が終了する。
次に、本発明を適用した実施形態8の変形例について説明する。
実施形態8では、片方の無線通信装置(自機)のみにBT通信部26、SS無線通信部27、の2つの無線通信手段が設けられていることとしたが、変形例では、両方の無線通信装置にそれぞれ2つの無線通信手段が設けられている。また、通信距離は一定範囲内であるとする。
自機におけるステップS181〜S190、対向機におけるステップS201〜S210については、それぞれ、実施形態5における図14のステップS101〜S110と同様であるので、説明を省略する。
以上で、通信準備処理10が終了する。
2 無線通信装置
3 アクセスポイント
4 ホストコンピュータ
21 CPU
22 表示装置
23 入力装置
24 RAM
25 記憶装置
26 Bluetooth通信部
27 SS無線通信部
31 変調器
32 高周波アンプ
33 電源回路
34 デュプレクサ
35 アンテナ
36 受信アンプ
37 復調器
Claims (10)
- 同一の筐体に複数の無線通信手段が設けられた無線通信装置において、
一の無線通信手段から他の無線通信手段に対してテスト送信を行うことにより、ノイズレベルを検出するノイズレベル検出手段と、
前記検出されたノイズレベルのデータに基づいて通信可能距離を算出する通信可能距離算出手段と、
前記算出された通信可能距離を表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 同一の筐体に複数の無線通信手段が設けられた無線通信装置において、
一の無線通信手段から他の無線通信手段に対してテスト送信を行うことにより、ノイズレベルを検出するノイズレベル検出手段と、
前記検出されたノイズレベルのデータに基づいて予め決められた通信距離の通信を行うために必要な送信出力を算出する送信出力算出手段と、
前記算出された送信出力に基づいて通信動作を行わせる制御手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 相互に交信可能な一対の第一及び第二の無線通信装置を含む無線通信システムにおいて、
前記第一の無線通信装置は、同一の筐体に複数の無線通信手段が設けられ、一の無線通信手段から他の無線通信手段に対してテスト送信を行うことによりノイズレベルを検出し、前記検出されたノイズレベルのデータを前記第二の無線通信装置に送信し、
前記第二の無線通信装置は、前記送信されたノイズレベルのデータに基づいて通信可能距離を算出し、前記算出された通信可能距離を表示するよう構成されたことを特徴とする無線通信システム。 - 相互に交信可能な一対の第一及び第二の無線通信装置を含む無線通信システムにおいて、
前記第一の無線通信装置は、同一の筐体に複数の無線通信手段が設けられ、一の無線通信手段から他の無線通信手段に対してテスト送信を行うことによりノイズレベルを検出し、前記検出されたノイズレベルのデータを前記第二の無線通信装置に送信し、
前記第二の無線通信装置は、前記送信されたノイズレベルのデータに基づいて予め決められた通信距離の通信を行うために必要な送信出力を算出し、前記算出された送信出力に基づいて通信動作を行うよう構成されたことを特徴とする無線通信システム。 - 相互に交信可能な一対の第一及び第二の無線通信装置を含む無線通信システムにおいて、
前記第一及び第二の無線通信装置は、それぞれ同一の筐体に複数の無線通信手段が設けられ、一の無線通信手段から他の無線通信手段に対してテスト送信を行うことによりノイズレベルを検出し、前記検出されたノイズレベルのデータを相互に送受信し、より高いノイズレベルのデータに基づいて予め決められた通信距離の通信を行うために必要な送信出力を算出し、前記算出された送信出力に基づいて通信動作を行うよう構成されたことを特徴とする無線通信システム。 - 同一の筐体に複数の無線通信手段が設けられた無線通信装置において、
使用可能周波数範囲内の各周波数帯で一の無線通信手段から他の無線通信手段に対してテスト送信を行うことにより、最もノイズレベルの低い周波数帯を検出する最低ノイズレベル周波数帯検出手段と、
前記検出された周波数帯におけるノイズレベルのデータに基づいて通信可能距離を算出する通信可能距離算出手段と、
前記算出された通信可能距離を表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 同一の筐体に複数の無線通信手段が設けられた無線通信装置において、
使用可能周波数範囲内の各周波数帯で一の無線通信手段から他の無線通信手段に対してテスト送信を行うことにより、最もノイズレベルの低い周波数帯を検出する最低ノイズレベル周波数帯検出手段と、
前記検出された周波数帯におけるノイズレベルのデータに基づいて予め決められた通信距離の通信を行うために必要な送信出力を算出する送信出力算出手段と、
前記算出された送信出力に基づいて通信動作を行わせる制御手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 相互に交信可能な一対の第一及び第二の無線通信装置を含む無線通信システムにおいて、
前記第一の無線通信装置は、同一の筐体に複数の無線通信手段が設けられ、使用可能周波数範囲内の各周波数帯で一の無線通信手段から他の無線通信手段に対してテスト送信を行うことにより最もノイズレベルの低い周波数帯を検出し、前記検出された周波数帯におけるノイズレベルのデータを前記第二の無線通信装置に送信し、
前記第二の無線通信装置は、前記送信されたノイズレベルのデータに基づいて通信可能距離を算出し、前記算出された通信可能距離を表示するよう構成されたことを特徴とする無線通信システム。 - 相互に交信可能な一対の第一及び第二の無線通信装置を含む無線通信システムにおいて、
前記第一の無線通信装置は、同一の筐体に複数の無線通信手段が設けられ、使用可能周波数範囲内の各周波数帯で一の無線通信手段から他の無線通信手段に対してテスト送信を行うことにより最もノイズレベルの低い周波数帯を検出し、前記検出された周波数帯におけるノイズレベルのデータを前記第二の無線通信装置に送信し、
前記第二の無線通信装置は、前記送信されたノイズレベルのデータに基づいて予め決められた通信距離の通信を行うために必要な送信出力を算出し、前記算出された送信出力に基づいて通信動作を行うよう構成されたことを特徴とする無線通信システム。 - 相互に交信可能な一対の第一及び第二の無線通信装置を含む無線通信システムにおいて、
前記第一及び第二の無線通信装置は、それぞれ同一の筐体に複数の無線通信手段が設けられ、使用可能周波数範囲内の各周波数帯で一の無線通信手段から他の無線通信手段に対してテスト送信を行うことにより最もノイズレベルの低い周波数帯を検出し、前記検出された周波数帯におけるノイズレベルのデータを相互に送受信し、より高いノイズレベルのデータに基づいて予め決められた通信距離の通信を行うために必要な送信出力を算出し、前記算出された送信出力に基づいて通信動作を行うよう構成されたことを特徴とする無線通信システム。
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