JP2003168780A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2003168780A
JP2003168780A JP2001368067A JP2001368067A JP2003168780A JP 2003168780 A JP2003168780 A JP 2003168780A JP 2001368067 A JP2001368067 A JP 2001368067A JP 2001368067 A JP2001368067 A JP 2001368067A JP 2003168780 A JP2003168780 A JP 2003168780A
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pad
semiconductor device
electrode
gate
capacitive element
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JP2001368067A
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English (en)
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Satoshi Izumiya
聡 泉家
Shinya Soeda
真也 添田
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Renesas Semiconductor Engineering Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Renesas Semiconductor Engineering Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAMとロジック回路との混載デバイスで
あるeRAMにおいて、ロジック回路内の容量素子を簡
易に実現でき、また、このよう容量素子の占有面積を低
減して微細化、集積化を図る。 【解決手段】 ロジック回路内に、メモリセルの容量素
子26aと同一構造の第2の容量素子26bを形成し、
メモリセル内のゲート電極14aと同時形成された第2
のゲートパターン14bを第2の容量素子26b下層に
配して、第2の容量素子26bのストレージノード電極
23bを第2のゲートパターン14b上に接続し、第2
のゲートパターン14bを第2の容量素子26bの下部
電極取り出し層に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイナミック型
ランダムアクセスメモリ回路(DRAM回路)と、ロジ
ック回路とが同一半導体基板上に混載された半導体集積
回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAMとロジック回路との混載デバイ
スであるembedded DRAM(eRAM)やASICで
は、ロジック回路内のアナログ回路の容量素子に、ゲー
ト酸化膜を誘電体膜に利用して形成した容量素子を用い
ている。図32は従来のeRAMのロジック回路内の容
量素子の構造を示す断面図である。図32(a)に示す
ように、半導体基板1上に形成されたゲート酸化膜2を
容量素子の誘電体膜に利用し、ゲート電極膜3を上部電
極とする。また、誘電体膜(ゲート酸化膜2)下層の半
導体基板1には拡散層4を形成して容量素子の下部電極
とする。また、このようにゲート酸化膜2を利用する別
例として、図32(b)に示すように、半導体基板1上
にポリシリコン膜5などの導電膜から成る下部電極を形
成し、その上にゲート酸化膜2から成る誘電体膜、ゲー
ト電極膜3から成る上部電極を形成して容量素子を構成
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のeRAMでは、
ロジック回路に用いる容量素子が、上述したようにゲー
ト酸化膜2を誘電体膜に利用して構成されているため、
容量素子を製造するために工程数が増加するものであっ
た。例えば、下部電極を拡散層4で構成する場合には、
イオン注入工程の追加が必要であり、下部電極にポリシ
リコン膜5などの導電膜を用いる場合には、この導電膜
(ポリシリコン膜5)の形成工程の追加が必要となる。
このように、工程数が増加し、また使用されるマスク枚
数も増加するものであった。また、このように構成され
る容量素子の容量を確保するためには、誘電体膜である
ゲート酸化膜2の面積を確保する必要があり、微細化、
集積化の促進には限界があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るために成されたものであって、DRAMとロジック回
路との混載デバイスであるeRAMにおいて、ロジック
回路内の容量素子を簡易に実現でき、また、このよう容
量素子の占有面積を低減して微細化、集積化を図ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
記載の半導体装置は、ゲート電極および拡散層から成る
アクセストランジスタと、ストレージノード電極および
この上に誘電体膜を介して配設されたセルプレート電極
から成る容量素子と、ビット線とで構成されるメモリセ
ルを有するダイナミック型ランダムアクセスメモリ回路
(DRAM回路)と、ロジック回路とが同一半導体基板
上に混載された装置構成であって、上記ロジック回路内
に、上記メモリセルの上記容量素子と同一構造の第2の
容量素子、および該第2の容量素子の下層に配設され上
記メモリセル内の上記ゲート電極と同時形成された第2
のゲートパターンを有するアナログ回路を備え、上記第
2の容量素子のストレージノード電極を上記第2のゲー
トパターン上に接続孔を介して接続し、上記第2のゲー
トパターンを上記第2の容量素子の下部電極取り出し層
に用いて上記第2の容量素子を上記アナログ回路に接続
するものである。
【0006】この発明に係る請求項2記載の半導体装置
は、請求項1において、メモリセル内のゲート電極が窒
化膜に覆われ、その上に層間酸化膜が形成され、該ゲー
ト電極間が選択的に開口され導電膜が埋め込まれて下層
の拡散層に接続されるパッドを有して、該パッド上にビ
ット線およびストレージノード電極をそれぞれ接続する
接続孔が形成され、アナログ回路における第2のゲート
パターン上に上記メモリセル内の上記パッドと同時形成
される第2のパッドを有して、該第2のパッド上に第2
の容量素子のストレージノード電極を接続する接続孔が
形成されたものである。
【0007】この発明に係る請求項3記載の半導体装置
は、ゲート電極および拡散層から成るアクセストランジ
スタと、ストレージノード電極およびこの上に誘電体膜
を介して配設されたセルプレート電極から成る容量素子
と、ビット線とで構成されるメモリセルを有するダイナ
ミック型ランダムアクセスメモリ回路(DRAM回路)
と、ロジック回路とが同一半導体基板上に混載された装
置構成であって、上記メモリセル内の上記ゲート電極が
窒化膜に覆われ、その上に層間酸化膜が形成され、該ゲ
ート電極間が選択的に開口され導電膜が埋め込まれて下
層の上記拡散層に接続されるパッドを有して、該パッド
上に上記ビット線および上記ストレージノード電極をそ
れぞれ接続する接続孔が形成され、上記ロジック回路内
に、上記メモリセル内の上記容量素子と同一構造の第2
の容量素子、および該第2の容量素子の下層に配設され
上記メモリセル内の上記パッドと同時形成された第2の
パッドを有するアナログ回路を備え、上記第2の容量素
子のストレージノード電極を上記第2のパッド上に接続
孔を介して接続し、上記第2のパッドを上記第2の容量
素子の下部電極取り出し層に用いて上記第2の容量素子
を上記アナログ回路に接続するものである。
【0008】この発明に係る請求項4記載の半導体装置
は、請求項3において、アナログ回路の第2のパッド下
層の半導体基板に、該第2のパッドに隣接して、メモリ
セル内の拡散層と同時形成された第2の拡散層を備えた
ものである。
【0009】この発明に係る請求項5記載の半導体装置
は、請求項1〜4のいずれかにおいて、アナログ回路
に、メモリセル内のビット線と同時形成された第2のビ
ット線パターンを備え、該第2のビット線パターンを接
続孔を介して下部電極取り出し層と接続し、該第2のビ
ット線パターンを配線に用いて第2の容量素子をアナロ
グ回路に接続するものである。
【0010】この発明に係る請求項6記載の半導体装置
は、請求項1〜4のいずれかにおいて、下部電極取り出
し層で配線パターンを形成して、該配線パターンにより
第2の容量素子をアナログ回路に接続するものである。
【0011】この発明に係る請求項7記載の半導体装置
は、請求項1〜4のいずれかにおいて、2個の第2の容
量素子を、各セルプレート電極を互いに分離し、下部電
極取り出し層を共通として互いのストレージノード電極
を接続することで直列接続して、アナログ回路に用いる
ものである。
【0012】この発明に係る請求項8記載の半導体装置
は、請求項1〜6のいずれかにおいて、2個の第2の容
量素子を、各ストレージノード電極が接続する下部電極
取り出し層を互いに分離し、セルプレート電極を共通と
して直列接続して、アナログ回路に用いるものである。
【0013】この発明に係る請求項9記載の半導体装置
は、請求項8において、互いに分離された下部電極取り
出し層の間の半導体基板に、分離領域が形成されたもの
である。
【0014】この発明に係る請求項10記載の半導体装
置は、請求項1〜6のいずれかにおいて、複数の第2の
容量素子を、セルプレート電極および下部電極取り出し
層をそれぞれ共通として並列に接続して、アナログ回路
に用いるものである。
【0015】この発明に係る請求項11記載の半導体装
置の製造方法は、請求項2記載の半導体装置の製造方法
であって、半導体基板上にゲート電極膜を成膜後、該ゲ
ート電極膜をパターニングしてゲート電極および第2の
ゲートパターンを形成し、続いて全面に窒化膜を形成す
る工程と、所定の領域における上記窒化膜をエッチバッ
クしてP型MOSトランジスタの上記ゲート電極にサイ
ドウォールを形成する第1のエッチバック工程と、所定
の第2の領域における上記窒化膜をエッチバックしてN
型MOSトランジスタの上記ゲート電極にサイドウォー
ルを形成する第2のエッチバック工程とを有し、メモリ
セル内の上記ゲート電極上の上記窒化膜には上記第1お
よび第2のエッチバックは施さず、アナログ回路におけ
る上記第2のゲートパターン上の上記窒化膜には上記第
1および第2のエッチバック工程により2回のエッチバ
ックを施して上記サイドウォールを形成し、その後全面
に層間酸化膜を形成し、続いてパッドおよび第2のパッ
ド形成のために該層間酸化膜を選択的に開口するもので
ある。
【0016】この発明に係る請求項12記載の半導体装
置の製造方法は、請求項3または4記載の半導体装置の
製造方法であって、半導体基板上にゲート電極膜を成膜
後、該ゲート電極膜をパターニングしてメモリセル内の
ゲート電極を形成すると同時にロジック回路内の第2の
ゲートパターンを形成する工程と、続いて全面に窒化膜
を形成し、その上の全面に層間酸化膜を形成する工程
と、上記層間酸化膜を選択的に開口して、上記ゲート電
極間に開口されるパッド用開口部、および上記第2のゲ
ートパターン間に開口される第2のパッド用開口部を形
成する工程と、上記パッド用開口部および上記第2のパ
ッド用開口部に導電膜を埋め込んでパッドおよび第2の
パッドを形成する工程とを有するものである。
【0017】この発明に係る請求項13記載の半導体装
置の製造方法は、請求項12記載の半導体装置の製造方
法を用い、2個の第2の容量素子の各ストレージノード
電極が接続する各第2のパッドを、該第2のパッド間に
第2のゲートパターンを配設することで互いに分離し、
セルプレート電極を共通として2個の容量素子をアナロ
グ回路内で直列接続するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図について説明する。図1は、この発明
の実施の形態1による半導体装置の構造をeRAMにつ
いて示す断面図であり、特に、図1(a)はDRAM回
路内のメモリセル部、図1(b)はロジック回路内のア
ナログ回路に用いられる容量素子が形成された領域(以
下、アナログキャパシタ部と称す)を示すものである。
図において、11は半導体基板、12は半導体基板11
に形成された分離領域、13aはメモリセル内の拡散層
である。14、14aは半導体基板11上に図示しない
ゲート酸化膜を介して同時形成された、即ち同一構成膜
からなるゲートであり、特に、14aはその両側の拡散
層13aと共にメモリセル内のアクセストランジスタを
構成するゲート電極、14はアナログキャパシタ部の容
量素子の下部電極取り出し層としての第2のゲートパタ
ーンである。15aはゲート電極14aを覆う窒化膜、
15bは第2のゲートパターン14の側壁に形成された
窒化膜サイドウォール、16は層間酸化膜である。17
a、17bは層間酸化膜16を選択的に開口した開口部
に導電膜を埋め込むことにより同時形成された、即ち、
同一構成膜からなるパッドであり、特に、17aはメモ
リセル内でゲート電極14a間に選択的に開口された開
口部を埋め込み形成して拡散層13aに接続されるパッ
ド、17bはアナログキャパシタ部の第2のゲートパタ
ーン14上に接続形成された第2のパッドである。
【0019】また、18は層間絶縁膜、20はアナログ
キャパシタ部の第2のビット線パターンで、メモリセル
内の図示しないビット線と同時形成され、即ちビット線
と同一構成膜からなり、接続孔19を介して第2のゲー
トパターン14に接続される。21は層間絶縁膜、22
a、22bはパッド17a、第2のパッド17bにそれ
ぞれ接続される接続孔である。26a、26bは同時形
成された、即ち同一構造の容量素子であり、特に26a
はストレージノード電極23aおよびこの上に誘電体膜
24aを介して形成されたセルプレート電極25aで構
成されたメモリセル内の容量素子、26bはストレージ
ノード電極23bおよびこの上に誘電体膜24bを介し
て形成されたセルプレート電極25bで構成されたアナ
ログキャパシタ部の第2の容量素子である。27、28
は層間絶縁膜、31は金属配線膜で、アナログキャパシ
タ部では、接続孔を埋め込んだプラグ29、30を介し
て第2のビット線パターン20、セルプレート電極25
bにそれぞれ接続される。
【0020】図1に示すように、ロジック回路内のアナ
ログキャパシタ部の第2の容量素子26bはDRAM回
路内のメモリセルに用いられる容量素子26aと同一構
造であり、この第2の容量素子26bは、下部電極であ
るストレージノード電極23bを、接続孔22bおよび
第2のパッド17bを介して第2のゲートパターン14
に接続し、この第2のゲートパターン14を下部電極取
り出し層として、第2のビット線パターン20を介して
金属配線膜31に接続することにより、アナログ回路に
接続される。
【0021】このように構成される半導体装置の製造方
法を図2〜図10に基づいて以下に説明する。なお、図
2(a)〜図10(a)はDRAM回路内のメモリセル
部、図2(b)〜図10(b)はアナログキャパシタ部
を示すものである。まず、半導体基板11に分離領域1
2を形成し、ゲート酸化膜を介してゲート電極膜を形成
し、パターニングする。このとき、メモリセル内では、
アクセストランジスタのゲート電極14aを、アナログ
キャパシタ部では第2のゲートパターン14を形成す
る。なお、アナログキャパシタ部は分離領域であっても
活性領域であってもどちらでも良い(図2)。次に、全
面に窒化膜15aを形成した後、第2のゲートパターン
14に窒化膜サイドウォール15bを形成し、イオン注
入により拡散層13aを形成する。ところで、DRAM
周辺回路およびロジック回路内のトランジスタゲートで
はサイドウォールを形成しており、このサイドウォール
形成は、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタ
とで別々に2回のエッチバックにより行うが、その際、
アナログキャパシタ部では2回のエッチバックの双方を
施すことにより窒化膜サイドウォール15bを形成す
る。これにより第2のゲートパターン14は上層に形成
された窒化膜15aが完全に除去されて、後工程で第2
のゲートパターン14上に第2のパッド17b用開口部
および接続孔19が信頼性良く形成でき、第2のゲート
パターン14と第2のパッド17b、第2のビット線パ
ターン20との良好なコンタクトが形成できる(図
3)。
【0022】次に、全面に層間酸化膜16を形成し、こ
の層間酸化膜16の所定の領域を窒化膜15aと選択性
を有するエッチングにて選択的にエッチング除去するこ
とにより、メモリセル内には、ゲート電極14a間を開
口して拡散層13aに到達する開口部を、アナログキャ
パシタ部には、第2のゲートパターン14に到達する開
口部を同時形成し、これらの開口部にポリシリコン膜を
埋め込んでパッド17aおよび第2のパッド17bを形
成する(図4)。次に、全面に層間絶縁膜18を形成
し、ビット線を接続するための接続孔19を、メモリセ
ル内ではパッド17a上に(図示せず)、アナログキャ
パシタ部では第2のゲートパターン14上に形成する
(図5)。次に、層間絶縁膜18上にポリシリコン膜を
接続孔19を埋め込んで全面に形成し、パターニングす
る。これにより、メモリセル内ではビット線(図示せ
ず)をパッド17aに接続形成し、アナログキャパシタ
部では第2のビット線パターン20を第2のゲートパタ
ーン14に接続形成する(図6)。
【0023】次に、全面に層間絶縁膜21を形成し、ス
トレージノード電極23a、23bを接続するための接
続孔22a、22bを、それぞれパッド17a上、第2
のパッド17b上に到達するように開口し、これらの接
続孔22a、22bの内部に導電膜を埋め込み形成する
(図7)。次に、全面に層間絶縁膜27を形成し、抜き
円筒型の容量素子26aおよび第2の容量素子26bを
形成するための開口部32a、32bを形成する。この
後、全面にポリシリコン膜を形成し、このポリシリコン
膜が形成された開口部32a、32b内のみレジストを
埋め込んで、層間絶縁膜27上のポリシリコン膜をエッ
チング除去し、この後レジストを除去することにより、
開口部32a、32b内のみポリシリコン膜を残存さ
せ、ストレージノード電極23a、23bを形成する
(図8)。次に、誘電体膜24a、24bおよびセルプ
レート電極25a、25bを形成することにより、メモ
リセル内およびアナログキャパシタ部において同一構造
の抜き円筒型容量素子26a、26bを形成する(図
9)。次に、全面に層間絶縁膜28を形成し、金属配線
層31を接続するための接続孔を形成してこの接続孔内
に導電膜を埋め込んで、プラグを形成する。このとき、
アナログキャパシタ部では、第2のビット線パターン2
0およびセルプレート電極25bにそれぞれ接続するプ
ラグ29、30が形成される(図10)。次に、全面に
金属配線膜31を形成してパターニングした(図1参
照)後、所定の処理を施して半導体装置を完成する。
【0024】この実施の形態では、ロジック回路内のア
ナログキャパシタ部の第2の容量素子26bはDRAM
回路内のメモリセルに用いられる容量素子26aと同時
に形成され、ゲート電極14aと同時形成される第2の
ゲートパターン14をストレージノード電極23bと接
続して第2の容量素子26bの下部電極取り出し層に用
いるため、第2の容量素子26bを形成するために工程
やマスクを追加する必要はなく、簡易に形成することが
できる。また、メモリセルに用いられる容量素子26a
は少ない占有面積で容量を確保できる構造(この場合抜
き円筒型)で、さらに電圧変動の影響を受けにくいこと
が知られている。このため、同じ構造の第2の容量素子
26bをロジック回路に用いることにより、従来のゲー
ト酸化膜2を誘電体膜とした容量素子を用いた場合に比
して、電圧変動の影響が低減できる信頼性の高い第2の
容量素子26bが形成できると共に、微細化、集積化を
促進できる。
【0025】なお、上記実施の形態では、第2のゲート
パターン14から引き出した第2の容量素子26bの下
部電極は金属配線膜31によりアナログ回路に接続した
が、図11に示すように、ビット線と同時形成される第
2のビット線パターン20aを配線に用いてアナログ回
路に接続しても良く、また、図12に示すように、下部
電極取り出し層である第2のゲートパターン14bを配
線としてアナログ回路に接続しても良い。
【0026】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を説明する。図13はこの発明の実施の形態2によ
る半導体装置の構造をeRAMについて示す断面図であ
り、特に、図13(a)はDRAM回路内のメモリセル
部、図13(b)はロジック回路内のアナログキャパシ
タ部を示すものである。上記実施の形態1では、アナロ
グキャパシタ部の第2の容量素子26bの下部電極取り
出し層として第2のゲートパターン14を用いたが、こ
の実施の形態では、図13に示すように、メモリセル内
のパッド17aと同時形成された、即ち同一構成膜から
成る第2のパッド17を第2の容量素子26bの下部電
極取り出し層として用いる。また、図14に示すよう
に、第2のパッド17の下層の半導体基板11に第2の
パッド17に隣接してメモリセル内の拡散層13aと同
時形成された、即ち同一構成層から成る拡散層13を形
成して、第2のパッド17および第2の拡散層13を下
部電極取り出し層としても良い。
【0027】図14に示す半導体装置の製造方法を図1
5〜図22に基づいて以下に説明する。なお、図15
(a)〜図22(a)はDRAM回路内のメモリセル部
の断面図、図15(b)〜図22(b)はアナログキャ
パシタ部の断面図であり、図15(c)〜図17(c)
は図15(b)〜図17(b)に示すアナログキャパシ
タ部を異なる方向で切断した断面図である。まず、半導
体基板11に分離領域12を形成し、ゲート酸化膜を介
してゲート電極膜を形成し、パターニングする。このと
き、メモリセル内では、アクセストランジスタのゲート
電極14aを、アナログキャパシタ部では第2のゲート
パターン14cを形成する(図15)。次に、全面に窒
化膜15aを形成し、イオン注入により、メモリセル内
ではアクセストランジスタの拡散層13aを、アナログ
キャパシタ部では下部電極取り出し層の下層部分となる
第2の拡散層13を形成する(図16)。
【0028】次に、全面に層間酸化膜16を形成し、こ
の層間酸化膜16の所定の領域を窒化膜15aと選択性
を有するエッチングにて選択的にエッチング除去するこ
とにより、メモリセル内には、ゲート電極14a間を開
口して拡散層13aに到達する開口部を、アナログキャ
パシタ部には、第2のゲートパターン14c間を開口し
て第2の拡散層13に到達する開口部を同時形成し、こ
れらの開口部にポリシリコン膜を埋め込んでパッド17
aおよび第2のパッド17を形成する。これによりアナ
ログキャパシタ部では、第2の拡散層13とその上に形
成された第2のパッド17とにより、後工程で形成され
る容量素子26bの下部電極取り出し層が形成される
(図17)。次に、全面に層間絶縁膜18を形成し、ビ
ット線を接続するための接続孔19を、メモリセル内で
はパッド17a上に(図示せず)、アナログキャパシタ
部では第2のパッド17上に形成する(図18)。次
に、層間絶縁膜18上にポリシリコン膜を接続孔19を
埋め込んで全面に形成し、パターニングする。これによ
り、メモリセル内ではビット線(図示せず)をパッド1
7aに接続形成し、アナログキャパシタ部では第2のビ
ット線パターン20を第2のパッド17に接続形成する
(図19)。
【0029】この後、上記実施の形態1と同様に、層間
絶縁膜21を形成し、ストレージノード電極23a、2
3b用の接続孔22a、22bを開口して導電膜を埋め
込み(図20)、全面に層間絶縁膜27を形成し、メモ
リセル内およびアナログキャパシタ部において、ストレ
ージノード電極23a、23b、誘電体膜24a、24
bおよびセルプレート電極25a、25bから成る同一
構造の抜き円筒型容量素子26a、26bを形成する
(図21、図22)。さらに、上記実施の形態1と同様
に、全面に層間絶縁膜28を形成し、金属配線膜31を
形成して、アナログキャパシタ部では、第2のビット線
パターン20およびセルプレート電極25bにそれぞれ
接続した後(図14参照)、所定の処理を施して半導体
装置を完成する。
【0030】この実施の形態では、ロジック回路内のア
ナログキャパシタ部の第2の容量素子26bはDRAM
回路内のメモリセルに用いられる容量素子26aと同時
に形成され、メモリセル内の接続孔22を受けるための
パッド17aと同時形成される第2のパッド17を、ス
トレージノード電極23bと接続して第2の容量素子2
6bの下部電極取り出し層に用いるため、第2の容量素
子26bを形成するために工程やマスクを追加する必要
はなく、簡易に形成することができる。また、メモリセ
ルに用いられる容量素子26aと同じ構造の第2の容量
素子26bをロジック回路に用いることにより、従来の
ゲート酸化膜2を誘電体膜とした容量素子を用いた場合
に比して、電圧変動の影響が低減できる信頼性の高い第
2の容量素子26bが形成できると共に、微細化、集積
化を促進できる。
【0031】また、第2のパッド17の下層に第2の拡
散層13を形成することにより、第2の容量素子26b
の配線抵抗が低減できる。さらに、ゲート電極14aと
同時に第2のゲートパターン14cを形成して、この第
2のゲートパターン14cを覆って形成された窒化膜1
5aを利用して、第2のゲートパターン14c間に選択
的に第2のパッド17を形成するため、第2のパッド1
7が寸法制御性良く形成でき、信頼性が向上する。な
お、このような下部電極取り出し層となる第2のパッド
17は、第2のゲートパターン14cを設けずに形成す
ることもできる。
【0032】さらに、上記実施の形態では、第2のパッ
ド17から引き出した第2の容量素子26bの下部電極
は金属配線膜31によりアナログ回路に接続したが、図
23に示すようにビット線と同時形成される第2のビッ
ト線パターン20aを配線に用いてアナログ回路に接続
しても良く、また、図24に示すように、下部電極取り
出し層である第2のパッド17cおよび第2の拡散層1
3cを配線としてアナログ回路に接続しても良い。
【0033】実施の形態3.次に、上記実施の形態1、
2で示した第2の容量素子26bを直列に接続してアナ
ログ回路に用いる場合を、図25に基づいて以下に説明
する。図25(a)は、上記実施の形態1で示したよう
に、第2の容量素子26bの下部電極取り出し層として
第2のゲートパターン14を用いた場合を示す断面図で
ある。なお、ストレージノード電極23b、誘電体膜2
4b、セルプレート電極25bのそれぞれの図示は便宜
上省略する。図に示すように、2個の第2の容量素子2
6bを、セルプレート電極25bは互いに分離し、下部
電極取り出し層である第2のゲートパターン14を共通
とすることで、ストレージノード電極23bを互いに接
続して、2個の第2の容量素子26bを直列接続する。
また、分離されたセルプレート電極25bを介して直列
接続された容量素子はアナログ回路に接続される。ロジ
ック回路内のアナログ回路では、一般にDRAM回路の
メモリセル部よりも高い電源電圧を用いるものである。
アナログ回路の容量素子にメモリセルと同一構造の第2
の容量素子26bを用いると、必然的に耐圧が低いもの
となるが、上述したように下部電極取り出し層14を共
通とすることで容易に第2の容量素子26bを直列接続
でき、高い電源電圧に対応できる。
【0034】なお、図25(b)に示すように、下部電
極取り出し層として上記実施の形態2で示したように第
2のパッド17およびその下層の第2の拡散層13を用
い、この下部電極取り出し層17、13を共通とするこ
とでも、同様に容易に2個の第2の容量素子26bを直
列接続でき、高い電源電圧に対応できる。また、図25
(c)に示すように、下部電極取り出し層として第2の
拡散層13のみを用いて、第2のパッド17dおよび接
続孔22bを介してストレージノード電極23bを第2
の拡散層13に接続し、この下部電極取り出し層13を
共通として直列接続しても良い。
【0035】実施の形態4.上記実施の形態3では、ス
トレージノード電極23bを互いに接続して2個の第2
の容量素子26bを直列接続したが、セルプレート電極
25bを互いに接続する場合を、図26に基づいて以下
に示す。図26(a)は、上記実施の形態1で示したよ
うに、第2の容量素子26bの下部電極取り出し層とし
て第2のゲートパターン14を用いた場合を示す断面図
である。なお、ストレージノード電極23b、誘電体膜
24b、セルプレート電極25bのそれぞれの図示は便
宜上省略する。図に示すように、2個の第2の容量素子
26bの下部電極取り出し層14を互いに分離し、セル
プレート電極25bを共通とすることで、2個の第2の
容量素子26bを直列接続する。また、分離された下部
電極取り出し層14を介して直列接続された容量素子は
アナログ回路に接続される。これにより、2個の第2の
容量素子26bを容易に直列接続でき、高い電源電圧に
対応できる。また、この場合、下部電極取り出し層14
の間の領域の半導体基板11に分離領域12を形成する
ことで下部電極取り出し層14間の分離が信頼性良く実
現できる。
【0036】なお、図26(b)に示すように、下部電
極取り出し層として上記実施の形態2で示したように第
2のパッド17およびその下層の第2の拡散層13を用
いた場合にも同様に適用でき、セルプレート電極25b
を共通とすることで、同様に容易に2個の第2の容量素
子26bを直列接続でき、高い電源電圧に対応できる。
また、図26(c)に示すように、下部電極取り出し層
として第2の拡散層13のみを用いて、第2のパッド1
7dおよび接続孔22bを介してストレージノード電極
23bを第2の拡散層13に接続した場合にも同様に適
用でき、容易に2個の第2の容量素子26bを直列接続
でき、高い電源電圧に対応できる。
【0037】また、図27に示すように、図26(c)
に示す第2のパッド17d形成時に、ゲート電極14a
と同時形成される第2のゲートパターン14dを、第2
のパッド17d形成予定領域の間に予め形成しておくこ
とで、寸法制御性良く第2の2のパッド17dが形成で
き、第2のパッド17d間の寸法を低減でき、微細化、
集積化が促進できる。また、第2のゲートパターン14
dをマスクとして第2の拡散層13形成のためのイオン
注入ができ、第2のゲートパターン14dを接地するこ
とで、分離領域12を省略することができる。なお、図
27(a)は分離領域12がない場合、図27(b)は
分離領域12を形成した場合を示す。
【0038】また、図28に示すように、図26(a)
に示す第2のゲートパターン14を分離領域12上に形
成することで、第2のゲートパターン14間の寸法を低
減でき、微細化、集積化が促進できる。さらに、図29
(a)に示すように、図26(b)に示す第2のパッド
17形成時にも、図27で示した場合と同様に、ゲート
電極14aと同時形成される第2のゲートパターン14
dを、第2のパッド17形成予定領域の間に予め形成し
ておくことで、寸法制御性良く第2のパッド17が形成
でき、第2のパッド17間の寸法を低減でき、微細化、
集積化が促進できる。なお、図27および図29で示す
第2のパッド17d、17の形成は、上述したように第
2のゲートパターン14dを用いて行うもので、上記実
施の形態2で示した、第2のゲートパターン14cを用
いて第2のパッド17の形成を寸法制御性良く行う方法
と同様であるが、この場合、図29(b)の平面図で示
すように、第2のゲートパターン14dを第2のパッド
17の両側だけでなく、2つの第2のパッド17の間の
領域Aにも形成することで、実現できる。
【0039】実施の形態5.次に、上記実施の形態1で
示した第2の容量素子26bを並列に接続してアナログ
回路に用いる場合を、図30に基づいて以下に説明す
る。図30は、上記実施の形態1で示したように、第2
の容量素子26bの下部電極取り出し層として第2のゲ
ートパターン14を用いた場合を示す断面図である。な
お、ストレージノード電極23b、誘電体膜24b、セ
ルプレート電極25bのそれぞれの図示は便宜上省略す
る。図に示すように、複数の第2の容量素子26bを、
セルプレート電極25bおよび下部電極取り出し層であ
る第2のゲートパターン14をそれぞれ共通とすること
で容易に並列に接続できる。これによりアナログ回路に
用いる容量素子の容量を増大でき、所望の容量を確保で
できる。なお、図31に示すように、第2の容量素子2
6bの下部電極取り出し層として第2のパッド17を用
いた上記実施の形態2の場合にも同様に適用でき、複数
の第2の容量素子26bを容易に並列に接続でき、所望
の容量を確保できる。このとき、第2のパッド17は上
記実施の形態2で示した同様の方法で形成するが、第2
のパッド17および第2のゲートパターン14cのパタ
ーン形状は、例えば、図31(b)の平面図に示す形状
となる。
【0040】また、このような第2の容量素子26bの
容量を増大するには、抜き円筒型の場合、容量素子を構
成する円筒型の開口部の寸法を、短辺方向に固定して、
長辺方向に増大させることにより、ストレージノード形
成時にレジスト膜の埋め込み特性を劣化させることな
く、信頼性良く容量を確保することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る請求項1
記載の半導体装置は、ゲート電極および拡散層から成る
アクセストランジスタと、ストレージノード電極および
この上に誘電体膜を介して配設されたセルプレート電極
から成る容量素子と、ビット線とで構成されるメモリセ
ルを有するダイナミック型ランダムアクセスメモリ回路
(DRAM回路)と、ロジック回路とが同一半導体基板
上に混載された装置構成であって、上記ロジック回路内
に、上記メモリセルの上記容量素子と同一構造の第2の
容量素子、および該第2の容量素子の下層に配設され上
記メモリセル内の上記ゲート電極と同時形成された第2
のゲートパターンを有するアナログ回路を備え、上記第
2の容量素子のストレージノード電極を上記第2のゲー
トパターン上に接続孔を介して接続し、上記第2のゲー
トパターンを上記第2の容量素子の下部電極取り出し層
に用いて上記第2の容量素子を上記アナログ回路に接続
するため、ロジック回路内に、電圧変動の影響が低減で
きる信頼性の高い第2の容量素子を簡易に形成できると
共に、微細化、集積化を促進できる。
【0042】またこの発明に係る請求項2記載の半導体
装置は、請求項1において、メモリセル内のゲート電極
が窒化膜に覆われ、その上に層間酸化膜が形成され、該
ゲート電極間が選択的に開口され導電膜が埋め込まれて
下層の拡散層に接続されるパッドを有して、該パッド上
にビット線およびストレージノード電極をそれぞれ接続
する接続孔が形成され、アナログ回路における第2のゲ
ートパターン上に上記メモリセル内の上記パッドと同時
形成される第2のパッドを有して、該第2のパッド上に
第2の容量素子のストレージノード電極を接続する接続
孔が形成されたため、ロジック回路内にメモリセルの容
量素子と同一構造の第2の容量素子を工程数の増大なく
確実に簡易に形成できる。
【0043】またこの発明に係る請求項3記載の半導体
装置は、ゲート電極および拡散層から成るアクセストラ
ンジスタと、ストレージノード電極およびこの上に誘電
体膜を介して配設されたセルプレート電極から成る容量
素子と、ビット線とで構成されるメモリセルを有するダ
イナミック型ランダムアクセスメモリ回路(DRAM回
路)と、ロジック回路とが同一半導体基板上に混載され
た装置構成であって、上記メモリセル内の上記ゲート電
極が窒化膜に覆われ、その上に層間酸化膜が形成され、
該ゲート電極間が選択的に開口され導電膜が埋め込まれ
て下層の上記拡散層に接続されるパッドを有して、該パ
ッド上に上記ビット線および上記ストレージノード電極
をそれぞれ接続する接続孔が形成され、上記ロジック回
路内に、上記メモリセル内の上記容量素子と同一構造の
第2の容量素子、および該第2の容量素子の下層に配設
され上記メモリセル内の上記パッドと同時形成された第
2のパッドを有するアナログ回路を備え、上記第2の容
量素子のストレージノード電極を上記第2のパッド上に
接続孔を介して接続し、上記第2のパッドを上記第2の
容量素子の下部電極取り出し層に用いて上記第2の容量
素子を上記アナログ回路に接続するため、ロジック回路
内に、電圧変動の影響が低減できる信頼性の高い第2の
容量素子を簡易に形成できると共に、微細化、集積化を
促進できる。
【0044】またこの発明に係る請求項4記載の半導体
装置は、請求項3において、アナログ回路の第2のパッ
ド下層の半導体基板に、該第2のパッドに隣接して、メ
モリセル内の拡散層と同時形成された第2の拡散層を備
えたため、第2の容量素子の配線抵抗が低減できる。
【0045】またこの発明に係る請求項5記載の半導体
装置は、請求項1〜4のいずれかにおいて、アナログ回
路に、メモリセル内のビット線と同時形成された第2の
ビット線パターンを備え、該第2のビット線パターンを
接続孔を介して下部電極取り出し層と接続し、該第2の
ビット線パターンを配線に用いて第2の容量素子をアナ
ログ回路に接続するため、ロジック回路内に、微細化、
集積化の促進した第2の容量素子を簡易に形成できてア
ナログ回路に容易で確実に接続できる。
【0046】またこの発明に係る請求項6記載の半導体
装置は、請求項1〜4のいずれかにおいて、下部電極取
り出し層で配線パターンを形成して、該配線パターンに
より第2の容量素子をアナログ回路に接続するため、ロ
ジック回路内に、微細化、集積化の促進した第2の容量
素子を簡易に形成できてアナログ回路に容易で確実に接
続できる。
【0047】またこの発明に係る請求項7記載の半導体
装置は、請求項1〜4のいずれかにおいて、2個の第2
の容量素子を、各セルプレート電極を互いに分離し、下
部電極取り出し層を共通として互いのストレージノード
電極を接続することで直列接続して、アナログ回路に用
いるため、第2の容量素子を容易に直列接続できると共
に、高い電源電圧に適用できる。
【0048】またこの発明に係る請求項8記載の半導体
装置は、請求項1〜6のいずれかにおいて、2個の第2
の容量素子を、各ストレージノード電極が接続する下部
電極取り出し層を互いに分離し、セルプレート電極を共
通として直列接続して、アナログ回路に用いるため、第
2の容量素子を容易に直列接続できると共に、高い電源
電圧に適用できる。
【0049】またこの発明に係る請求項9記載の半導体
装置は、請求項8において、互いに分離された下部電極
取り出し層の間の半導体基板に、分離領域が形成された
ため、下部電極取り出し層の分離の信頼性が向上し、直
列接続された第2の容量素子の信頼性が向上する。
【0050】またこの発明に係る請求項10記載の半導
体装置は、請求項1〜6のいずれかにおいて、複数の第
2の容量素子を、セルプレート電極および下部電極取り
出し層をそれぞれ共通として並列に接続して、アナログ
回路に用いるため、複数の第2の容量素子を容易に並列
接続できると共に、所望の容量を容易に確保できる。
【0051】またこの発明に係る請求項11記載の半導
体装置の製造方法は、請求項2記載の半導体装置の製造
方法であって、半導体基板上にゲート電極膜を成膜後、
該ゲート電極膜をパターニングしてゲート電極および第
2のゲートパターンを形成し、続いて全面に窒化膜を形
成する工程と、所定の領域における上記窒化膜をエッチ
バックしてP型MOSトランジスタの上記ゲート電極に
サイドウォールを形成する第1のエッチバック工程と、
所定の第2の領域における上記窒化膜をエッチバックし
てN型MOSトランジスタの上記ゲート電極にサイドウ
ォールを形成する第2のエッチバック工程とを有し、メ
モリセル内の上記ゲート電極上の上記窒化膜には上記第
1および第2のエッチバックは施さず、アナログ回路に
おける上記第2のゲートパターン上の上記窒化膜には上
記第1および第2のエッチバック工程により2回のエッ
チバックを施して上記サイドウォールを形成し、その後
全面に層間酸化膜を形成し、続いてパッドおよび第2の
パッド形成のために該層間酸化膜を選択的に開口するた
め、第2のゲートパターンに第2のパッドを介してスト
レージノード電極を信頼性良く接続できる。
【0052】またこの発明に係る請求項12記載の半導
体装置の製造方法は、請求項3または4記載の半導体装
置の製造方法であって、半導体基板上にゲート電極膜を
成膜後、該ゲート電極膜をパターニングしてメモリセル
内のゲート電極を形成すると同時にロジック回路内の第
2のゲートパターンを形成する工程と、続いて全面に窒
化膜を形成し、その上の全面に層間酸化膜を形成する工
程と、上記層間酸化膜を選択的に開口して、上記ゲート
電極間に開口されるパッド用開口部、および上記第2の
ゲートパターン間に開口される第2のパッド用開口部を
形成する工程と、上記パッド用開口部および上記第2の
パッド用開口部に導電膜を埋め込んでパッドおよび第2
のパッドを形成する工程とを有するため、下部電極取り
出し層となる第2のパッドを寸法制御性良く形成でき
る。
【0053】またこの発明に係る請求項13記載の半導
体装置の製造方法は、請求項12記載の半導体装置の製
造方法を用い、2個の第2の容量素子の各ストレージノ
ード電極が接続する各第2のパッドを、該第2のパッド
間に第2のゲートパターンを配設することで互いに分離
し、セルプレート電極を共通として2個の容量素子をア
ナログ回路内で直列接続するため、第2のパッド間を寸
法制御性良く確実に分離でき、微細化、集積化が促進で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
構造を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態1による半導体装置
の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態1の別例による半導
体装置の構造を示す断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態1の別例による半導
体装置の構造を示す断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態2による半導体装置
の構造を示す断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態2の別例による半導
体装置の構造を示す断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態2による半導体装置
の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図16】 この発明の実施の形態2による半導体装置
の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図17】 この発明の実施の形態2による半導体装置
の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図18】 この発明の実施の形態2による半導体装置
の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図19】 この発明の実施の形態2による半導体装置
の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図20】 この発明の実施の形態2による半導体装置
の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図21】 この発明の実施の形態2による半導体装置
の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図22】 この発明の実施の形態2による半導体装置
の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図23】 この発明の実施の形態2の別例による半導
体装置の構造を示す断面図である。
【図24】 この発明の実施の形態2の別例による半導
体装置の構造を示す断面図である。
【図25】 この発明の実施の形態3による半導体装置
の構造を示す断面図である。
【図26】 この発明の実施の形態4による半導体装置
の構造を示す断面図である。
【図27】 この発明の実施の形態4の別例による半導
体装置の構造を示す断面図である。
【図28】 この発明の実施の形態4の別例による半導
体装置の構造を示す断面図である。
【図29】 この発明の実施の形態4の別例による半導
体装置の構造を示す断面図および平面図である。
【図30】 この発明の実施の形態5による半導体装置
の構造を示す断面図である。
【図31】 この発明の実施の形態5の別例による半導
体装置の構造を示す断面図および平面図である。
【図32】 従来の容量素子を示す断面図である。
【符号の説明】
11 半導体基板、12 分離領域、13a 拡散層、
13,13c 第2の拡散層、14,14b 下部電極
取り出し層としての第2のゲートパターン、14a ゲ
ート電極、14c,14d 第2のゲートパターン、1
5a 窒化膜、15b 窒化膜サイドウォール、16
層間酸化膜、17,17c 下部電極取り出し層として
の第2のパッド、17a パッド、17b,17d 第
2のパッド、19 接続孔、20a 第2のビット線パ
ターン、22a,22b 接続孔、23a,23b ス
トレージノード電極、24a,24b 誘電体膜、25
a,25b セルプレート電極、26a 容量素子、2
6b 第2の容量素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/06 27/108 (72)発明者 泉家 聡 兵庫県伊丹市瑞原四丁目1番地 菱電セミ コンダクタシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 添田 真也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F038 AC02 AC03 AC05 AC10 DF05 DF11 DF12 EZ15 EZ20 5F048 AC10 BA01 BG01 BG13 DA27 5F083 AD24 AD48 GA09 MA06 MA16 MA17 NA01 NA08 PR39 ZA12

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート電極および拡散層から成るアクセ
    ストランジスタと、ストレージノード電極およびこの上
    に誘電体膜を介して配設されたセルプレート電極から成
    る容量素子と、ビット線とで構成されるメモリセルを有
    するダイナミック型ランダムアクセスメモリ回路(DR
    AM回路)と、ロジック回路とが同一半導体基板上に混
    載された半導体装置において、上記ロジック回路内に、
    上記メモリセルの上記容量素子と同一構造の第2の容量
    素子、および該第2の容量素子の下層に配設され上記メ
    モリセル内の上記ゲート電極と同時形成された第2のゲ
    ートパターンを有するアナログ回路を備え、上記第2の
    容量素子のストレージノード電極を上記第2のゲートパ
    ターン上に接続孔を介して接続し、上記第2のゲートパ
    ターンを上記第2の容量素子の下部電極取り出し層に用
    いて上記第2の容量素子を上記アナログ回路に接続する
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 メモリセル内のゲート電極が窒化膜に覆
    われ、その上に層間酸化膜が形成され、該ゲート電極間
    が選択的に開口され導電膜が埋め込まれて下層の拡散層
    に接続されるパッドを有して、該パッド上にビット線お
    よびストレージノード電極をそれぞれ接続する接続孔が
    形成され、アナログ回路における第2のゲートパターン
    上に上記メモリセル内の上記パッドと同時形成される第
    2のパッドを有して、該第2のパッド上に第2の容量素
    子のストレージノード電極を接続する接続孔が形成され
    たことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 ゲート電極および拡散層から成るアクセ
    ストランジスタと、ストレージノード電極およびこの上
    に誘電体膜を介して配設されたセルプレート電極から成
    る容量素子と、ビット線とで構成されるメモリセルを有
    するダイナミック型ランダムアクセスメモリ回路(DR
    AM回路)と、ロジック回路とが同一半導体基板上に混
    載された半導体装置において、上記メモリセル内の上記
    ゲート電極が窒化膜に覆われ、その上に層間酸化膜が形
    成され、該ゲート電極間が選択的に開口され導電膜が埋
    め込まれて下層の上記拡散層に接続されるパッドを有し
    て、該パッド上に上記ビット線および上記ストレージノ
    ード電極をそれぞれ接続する接続孔が形成され、上記ロ
    ジック回路内に、上記メモリセル内の上記容量素子と同
    一構造の第2の容量素子、および該第2の容量素子の下
    層に配設され上記メモリセル内の上記パッドと同時形成
    された第2のパッドを有するアナログ回路を備え、上記
    第2の容量素子のストレージノード電極を上記第2のパ
    ッド上に接続孔を介して接続し、上記第2のパッドを上
    記第2の容量素子の下部電極取り出し層に用いて上記第
    2の容量素子を上記アナログ回路に接続することを特徴
    とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 アナログ回路の第2のパッド下層の半導
    体基板に、該第2のパッドに隣接して、メモリセル内の
    拡散層と同時形成された第2の拡散層を備えたことを特
    徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 アナログ回路に、メモリセル内のビット
    線と同時形成された第2のビット線パターンを備え、該
    第2のビット線パターンを接続孔を介して下部電極取り
    出し層と接続し、該第2のビット線パターンを配線に用
    いて第2の容量素子をアナログ回路に接続することを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 下部電極取り出し層で配線パターンを形
    成して、該配線パターンにより第2の容量素子をアナロ
    グ回路に接続することを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 2個の第2の容量素子を、各セルプレー
    ト電極を互いに分離し、下部電極取り出し層を共通とし
    て互いのストレージノード電極を接続することで直列接
    続して、アナログ回路に用いることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 2個の第2の容量素子を、各ストレージ
    ノード電極が接続する下部電極取り出し層を互いに分離
    し、セルプレート電極を共通として直列接続して、アナ
    ログ回路に用いることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れかに記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 互いに分離された下部電極取り出し層の
    間の半導体基板に、分離領域が形成されたことを特徴と
    する請求項8記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 複数の第2の容量素子を、セルプレー
    ト電極および下部電極取り出し層をそれぞれ共通として
    並列に接続して、アナログ回路に用いることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれかに記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 半導体基板上にゲート電極膜を成膜
    後、該ゲート電極膜をパターニングしてゲート電極およ
    び第2のゲートパターンを形成し、続いて全面に窒化膜
    を形成する工程と、所定の領域における上記窒化膜をエ
    ッチバックしてP型MOSトランジスタの上記ゲート電
    極にサイドウォールを形成する第1のエッチバック工程
    と、所定の第2の領域における上記窒化膜をエッチバッ
    クしてN型MOSトランジスタの上記ゲート電極にサイ
    ドウォールを形成する第2のエッチバック工程とを有
    し、メモリセル内の上記ゲート電極上の上記窒化膜には
    上記第1および第2のエッチバックは施さず、アナログ
    回路における上記第2のゲートパターン上の上記窒化膜
    には上記第1および第2のエッチバック工程により2回
    のエッチバックを施して上記サイドウォールを形成し、
    その後全面に層間酸化膜を形成し、続いてパッドおよび
    第2のパッド形成のために該層間酸化膜を選択的に開口
    することを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造
    方法。
  12. 【請求項12】 半導体基板上にゲート電極膜を成膜
    後、該ゲート電極膜をパターニングしてメモリセル内の
    ゲート電極を形成すると同時にロジック回路内に第2の
    ゲートパターンを形成する工程と、続いて全面に窒化膜
    を形成し、その上の全面に層間酸化膜を形成する工程
    と、上記層間酸化膜を選択的に開口して、上記ゲート電
    極間に開口されるパッド用開口部、および上記第2のゲ
    ートパターン間に開口される第2のパッド用開口部を形
    成する工程と、上記パッド用開口部および上記第2のパ
    ッド用開口部に導電膜を埋め込んでパッドおよび第2の
    パッドを形成する工程とを有することを特徴とする請求
    項3または4記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の半導体装置の製造方
    法を用い、2個の第2の容量素子の各ストレージノード
    電極が接続する各第2のパッドを、該第2のパッド間に
    第2のゲートパターンを配設することで互いに分離し、
    セルプレート電極を共通として2個の容量素子をアナロ
    グ回路内で直列接続することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
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