JP2003167841A - データの転送方法及び記録装置 - Google Patents

データの転送方法及び記録装置

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JP2003167841A
JP2003167841A JP2001363783A JP2001363783A JP2003167841A JP 2003167841 A JP2003167841 A JP 2003167841A JP 2001363783 A JP2001363783 A JP 2001363783A JP 2001363783 A JP2001363783 A JP 2001363783A JP 2003167841 A JP2003167841 A JP 2003167841A
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data
dma
reception
bus
logical product
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JP2001363783A
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Toshihiko Katayama
敏彦 片山
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ転送を高速化することができるデータ
の転送方法及びその方法を使用する記録装置を提供する
こと。 【解決手段】 データ送信手段52からバス54を介し
てデータ受信手段53へデータをDMA転送する際、D
MAC51は前記データ送信手段からのデータ送信要求
と前記データ受信手段からのデータ受信要求との論理積
出力をDMA要求とし、バス権を取得して前記データを
DMA転送する。これにより、データ送信手段からデー
タ受信手段への直接的な転送を確実に行うことができる
ので、データ転送の処理時間を短縮させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムで用いられるデータの転送方法及びその方法を使用
する記録装置に関し、特に、データ送信手段からバスを
介してデータ受信手段へデータをDMA(Direct
Memory Access)転送する方法及びその
方法を使用する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5(A)は、従来のDMA転送方法を
実現するデータ転送手段を示すブロック図である。CP
U(Central Processor Unit)
1、DMAC(Direct Memory Acce
ss Controller)2、メモリ3及び2つの
I/O(Input/Output)4、5が、バス6
により接続された構成となっている。
【0003】このような構成のデータ転送手段のDMA
C2は、図5(B)に示すように、DMA要求信号DR
EQを入力すると、DMA受付信号DRAKを出力し、
また、CPU1からバス権を取得し、I/O4内のデー
タをメモリ3へ転送し、メモリ3内のデータをI/O5
へ転送するようになっている。この処理を図6のタイム
チャートを参照してさらに詳細に説明する。
【0004】先ず、DMAC2は、I/O4からDMA
要求信号SDREQを入力すると(時点t1)、DMA
受付信号SDRAKをI/O4へ出力する(時点t
2)。このとき、DMAC2とCPU1との間でバス調
停が行われ、それまでCPU1が取得していたバス権を
DMAC2が取得する(時点t1〜時点t2)。なお、
I/O4からのDMA要求信号SDREQは、時点t2
のDMA受付信号SDRAKの出力後である時点t3に
て出力停止される。
【0005】DMAC2は、I/O4内のデータを読み
出し、同時に読み出したデータをメモリ3に書き込み
(時点t2〜時点t4)、DMA受付信号SDRAKを
出力停止する(時点t4)。そして、この時点t4で、
それまでDMAC2が取得していたバス権をCPU1が
取得する。
【0006】次に、DMAC2は、I/O5からDMA
要求信号DDREQを入力すると(時点t5)、メモリ
3内に転送可能なデータがあることを前提として、メモ
リ3からI/O5へのDMAを設定し(時点t4〜時点
t6)、DMA受付信号DDRAKをI/O5へ出力す
る(時点t6)。このとき、DMAC2とCPU1との
間でバス調停が行われ、それまでCPU1が取得してい
たバス権をDMAC2が取得する(時点t4〜時点t
6)。なお、I/O4からのDMA要求信号DDREQ
は、時点t7のDMA受付信号DDRAKの出力後であ
る時点t7にて出力停止される。
【0007】DMAC2は、メモリ3内のデータを読み
出し、同時に読み出したデータをI/O5に書き込み
(時点t6〜時点t8)、DMA受付信号DDRAKを
出力停止する(時点t8)。以上の動作により、I/O
4内のデータをメモリ3へDMA転送し、メモリ3内の
データをI/O5へDMA転送する処理が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】DMAを用いる場合に
はDMA設定が必要となる。上述した従来のDMA転送
方式は中間に一旦格納して取り出すメモリ(以下、バッ
ファという)が大きなサイズで存在する場合はDMA設
定の際に転送数を大きく取れるのでDMA設定のオーバ
ーヘッドの割合を小さくできるが、中間バッファが無
く、転送元あるいは転送先に大きなメモリが存在しない
と小さい転送数でDMA設定が都度必要となり、オーバ
ーヘッドが大きくDMAの特長を生かせなくなる。ま
た、オーバーヘッドの割合を抑える目的のみで中間バッ
ファを配置すると本来転送で必要の無い中間バッファへ
の書込/読出が増えてしまい、同様にDMAの特長を生
かせなくなる。
【0009】本発明は、上記のような課題に鑑みなされ
たものであり、その目的は、本来、中間バッファを必要
としないデータ転送において転送元、転送先の持つバッ
ファメモリのサイズに依存せず、少ないオーバーヘッド
でデータ転送を高速化することができるデータの転送方
法及びその方法を使用する記録装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の請求項1に係るデータ転送方法では、データ送信
手段からバスを介してデータ受信手段へデータをDMA
転送する方法であって、前記バスの中間にて前記データ
の格納や送信を行わずに前記データ送信手段から前記デ
ータ受信手段へ前記データを直接的にDMA転送するこ
とを特徴としている。これにより、データをデータ送信
手段とデータ受信手段の中間で一旦格納、送信する必要
が無いので、その処理時間分だけ短縮することができ、
データ転送を高速化することができるまた、上記目的達
成のため、本発明の請求項2に係る記録装置では、デー
タ送信手段からバスを介してデータ受信手段へデータを
DMA転送する方法であって、前記データ送信手段から
のデータ送信要求と前記データ受信手段からのデータ受
信要求との論理積出力をDMA要求とし、前記データを
DMA転送することを特徴としている。これにより、デ
ータ送信手段からデータ受信手段への直接的な転送を確
実に行うことができるので、データ転送の処理時間を短
縮させることができる。
【0011】また、上記目的達成のため、本発明の請求
項3に係る記録装置では、ホストからのデータを受信す
る送信元と、前記受信データに基づいて記録データを生
成する受信部と、前記送信元から出力されるデータ送信
要求信号と前記受信部から出力されるデータ受信要求信
号との論理積をとる論理積部と、前記論理積部から出力
される論理積出力をDMA要求信号としてDMA受付信
号を出力するDMA制御部と、前記DMA制御部から出
力されるDMA受付信号を前記送信元と前記受信部へタ
イミングをずらして出力するタイミング調整部と、それ
らを接続するバスとを有する記録装置であって、前記D
MA制御部は、前記送信元から前記受信部へ前記データ
をDMA転送することを特徴としている。
【0012】これにより、DMAの要求は、送信側が要
求する場合は送信すべきデータが有る場合に発生し、受
信側が要求する場合は受信スペースが有る場合に発生す
ることになるので、データ送信手段からデータ受信手段
への直接的な転送を確実に行うことができ、データ転送
の処理時間を短縮させることができる。
【0013】請求項4に係る発明では、請求項3に記載
の記録装置において、前記論理積部及び前記タイミング
調整部は、特定用途向半導体集積回路(ASIC)内に
設けられることを特徴としている。これにより、部品点
数を削減して組立工程数を削減することができるので、
コストを低減させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0015】図1(A)は、本発明のDMA転送方法の
実施の形態を実現するデータ転送手段を示すブロック図
である。DMAC51及び2つのI/O52、53が、
バス54により接続された構成となっている。このよう
な構成のデータ転送手段のDMAC51の動作を図1
(B)及び図2のフローチャートを参照して説明する。
【0016】DMAC51は、I/O52からDMA送
信要求信号SDREQを入力すると共に、I/O53か
らDMA受信要求信号DDREQを入力したら、それら
の要求信号SDREQ、DDREQの論理積をDMA要
求とし、DMA受付信号DRAKをI/O52、53へ
それぞれ出力する(ステップS1)。そして、図示しな
いCPUからバス権を取得し(ステップS2)、データ
認識信号DACKをI/O52、53へそれぞれ出力し
つつ、I/O52内のデータをI/O53へ転送するよ
うになっている。この処理を図3のタイムチャートを参
照してさらに詳細に説明する。
【0017】先ず、DMAC51は、I/O53からD
MA受信要求信号SDREQを入力し(時点t11)、
I/O52からDMA送信要求信号DDREQを入力し
たならば(時点t12)、それらの要求信号SDRE
Q、DDREQの論理積をとってDMA要求とし(時点
t12〜時点t13)、DMA受付信号DARKをI/
O52、53へ出力する(時点t13)。
【0018】このとき、DMAC51とCPUとの間で
バス調停が行われ、それまでCPUが取得していたバス
権をDMAC51が取得する(時点t12〜時点t1
3)。なお、I/O52、53からのDMA送信要求信
号SDREQ、DMA受信要求信号DDREQは、時点
t13のDMA受付信号DRAKの出力時にて出力停止
される。
【0019】そして、DMAC51は、データ認識信号
DACKをI/O52及びI/O53へ出力し、I/O
52内のデータを読み出し、同時に読み出したデータを
I/O53に書き込む(時点t13〜時点t14)。以
上の動作により、I/O52内のデータをI/O53へ
DMA転送する処理が完了する。
【0020】このように、I/O52が送信可能であっ
てI/O53が受信可能な状態を認識しているので、I
/O52内のデータをI/O53へ直接的にDMA転送
することができる。これにより、DMAのチャンネルは
1つで済むことになり、構成を簡易なものとすることが
でき、またデータの転送の高速化を図ることができる。
【0021】図4(A)は、本発明のDMA転送方法の
実施の形態を実現する別のデータ転送手段を示すブロッ
ク図である。このデータ転送手段は、図1のデータ転送
手段の機能を特定用途向半導体集積回路(Applie
d Semiconductor Integrate
d Circuit、以下、「ASIC」という)56
に集積しており、DMAC55及びASIC56が、バ
ス57により接続され、I/O52、53が、ASIC
56内部のローカルバスで接続された構成となってい
る。
【0022】そして、図4(B)に示すように、ASI
C56には、I/O52、53に接続された論理積回路
58及び信号タイミングずらし回路59を備えている。
このような構成のデータ転送手段によれば、従来機能の
DMAコントローラを用いて図1のデータ転送手段と同
様の処理を行うことができると共に、部品点数を削減し
て組立工程数を削減し、コストを低減させることができ
る。
【0023】以上、本発明を特定の実施形態について述
べたが、本発明はこれらに限られるものではなく、特許
請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の実施形態
についても適用される。例えば、記録装置としてプリン
タを例に説明したが、これに限られるものではなく、例
えばインクジェット式、熱転写式等のプリンタ、ファク
シミリ装置やコピー装置等にも適用可能である。
【0024】また、バッファサイズが小さくても実施で
きるという点で本願は有利である。しかし、バッファサ
イズが大きくても通用する。さらにいうと、バッファサ
イズが大きいならば、論理積をとらなくても、送信元が
一方的に送ることでも送信元と受信元との中間における
格納、送信を排除することは可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータの
転送方法及びその方法を使用する記録装置によれば、D
MAの要求は、送信側が要求する場合は送信すべきデー
タが有る場合に発生し、受信側が要求する場合は受信ス
ペースが有る場合に発生することになるので、データ送
信手段からデータ受信手段への直接的な転送を確実に行
うことができ、データ転送の処理時間を短縮させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDMA転送方法の実施の形態を実現す
るデータ転送手段を示すブロック図である。
【図2】図1のデータ転送手段のDMACの動作を説明
するためのフローチャートである。
【図3】図1のデータ転送手段のDMACの処理を説明
するためのタイムチャートである。
【図4】本発明のDMA転送方法の実施の形態を実現す
る別のデータ転送手段を示すブロック図である。
【図5】従来のDMA転送方法を実現するデータ転送手
段を示すブロック図である。
【図6】図7のデータ転送手段のDMACの処理を説明
するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
51、55 DMAC 52、53 I/O 54、57 バス 56 ASIC 58 論理集積回路 59 信号タイミングずらし回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ送信手段からバスを介してデータ
    受信手段へデータをDMA転送する方法であって、 前記バスの中間にて前記データの格納や送信を行わずに
    前記データ送信手段から前記データ受信手段へ前記デー
    タを直接的にDMA転送することを特徴とするデータの
    転送方法。
  2. 【請求項2】 データ送信手段からバスを介してデータ
    受信手段へデータをDMA転送する方法であって、 前記データ送信手段からのデータ送信要求と前記データ
    受信手段からのデータ受信要求との論理積出力をDMA
    要求とし、 前記データをDMA転送することを特徴とするデータの
    転送方法。
  3. 【請求項3】 ホストからのデータを受信する送信元
    と、 前記受信データに基づいて記録データを生成する受信部
    と、 前記送信元から出力されるデータ送信要求信号と前記受
    信部から出力されるデータ受信要求信号との論理積をと
    る論理積部と、 前記論理積部から出力される論理積出力をDMA要求信
    号としてDMA受付信号を出力するDMA制御部と、 前記DMA制御部から出力されるDMA受付信号を前記
    送信元と前記受信部へタイミングをずらして出力するタ
    イミング調整部と、 それらを接続するバスとを有する記録装置であって、 前記DMA制御部は、前記送信元から前記受信部へ前記
    データをDMA転送することを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 前記論理積部及び前記タイミング調整部
    は、特定用途向半導体集積回路(ASIC)内に設けら
    れることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
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