JP2008107937A - バスリピータ - Google Patents

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Abstract

【課題】バスリピート動作処理を簡単にして回路を簡素な形で実現する。
【解決する手段】復調IC50内のバスリピータ52は、リピート動作を有効にされた後、バスリピート動作を行い、シリアルデータSDA,TNSDAのストップコンディションSを検出した時、自律的にリピート動作を終了する。又、リピータ動作中は、マスタ側IICバストランザクションよりマスタ側IICバス10のデータ転送方向制御、並びにリピート先のチューナ側IICバス70のデータ転送方向制御を同期させて実施している。そのため、シリアルデータSDA,TNSDAの流れとしては、CPU側IICバス10とチューナ側IICバス70がスルー接続したように見え、且つチューナ側とのやりとりが必要な時のみ転送することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、集積回路(以下「IC」という。)間や装置内部のコミュニケーション用の2線式シリアルバス(Inter IC BUS、以下「IICバス」という。)等の双方向シリアルバスに対する干渉対策が必要な放送受信機等に使用されるバスリピータに関するものである。
図2は、従来の一般的な放送受信機の受信部を示す概略の構成図である。
この放送受信機の受信部は、シリアルデータSDAとシリアルクロックSCLの2本の双方向制御線からなるIICバス1を使用するシステムであり、1つのバスマスタ(例えば、中央処理装置(以下「CPU」という。)2)と、複数のバススレーブ(例えば、アンテナ3に接続されたチューナIC4、復調IC5、及びデコーダIC6)とを有し、これらのCPU2、チューナIC4、復調IC5、及びデコーダIC6にそれぞれ設けられた入/出力(以下「I/O」という。)バッファ2a,4a,5a,6aが、IICバス1を介して相互に接続されている。
図3は、図2のIICバス1のデータフォーマットを示す図である。
IICバス1のデータフォーマットは、例えば、スタート条件(スタートコンディション)Sとストップ条件(ストップコンディション)Pに挟まれた9ビットのデータ(=8ビットのデータD7〜D0+1ビットのアクノーリッジ信号A)により構成されている。図3は、1バイトデータ転送フォーマットを示す図であるが、2バイトを越えるデータの場合には、アクノーリッジ信号Aの後に、次のバイトデータD7〜D0とアクノーリッジ信号Aが来て、その後にストップコンディションPが来る。
IICバス1の第1バイト目フォーマットの場合、IICバス1上の第1バイト目は通常、バススレーブのスレーブアドレス7ビット(D7〜D1)と、このスレーブアドレスを持つバススレーブに対する書き込み/読み出しを示す1ビット(D0)とにより構成されている。
ここで、D0ビット=“0”の場合、後ろに続くバイトは、このバススレーブに対する書き込みであることを示す。D0ビット=“1”の場合、このバススレーブに対する読み出しであることを示す。IICバス1の第2バイト目以降のフォーマットの場合、D7〜D0が転送する1バイトデータである。
IICバス1の状態には、次の(1)〜(4)の状態がある。
(1) IICバスのアイドル状態
IICバス1がアイドル状態の時には、シリアルデータSDA及びシリアルクロックSCL共に“H”レベルである。
(2) IICバス通信の開始(スタートコンディションS)
シリアルクロックSCLが“H”レベルの時のシリアルデータSDAの立ち下がりエッジからバス通信が始まる。
(3) IICバス通信の終了(ストップコンディションP)
シリアルクロックSCLが“H”レベルの時のシリアルデータSDAの立ち上がりエッジでバス通信を終了する。
(4) シリアルデータの転送(シリアルデータのサンプルタイミング)
受信側は、シリアルクロックSCLの立ち下がりエッジにてシリアルデータSDAを1ビットずつ取り込む。シリアルデータSDAは、最上位ビット(以下「MSB」という。)D7から送出され、1シリアルデータ8ビットで構成されている。8ビットシリアルデータの次の1ビットは必ずアクノーリッジ(A)ビットが付加され、バスマスタ及びバススレーブ間のシリアル通信のハンドシェーク(即ち、要求信号(リクエスト信号)とこれに対する応答信号(アクノーリッジ信号A)とのやり取り)に用いる。
次に、図2の受信部の動作を説明する。
アンテナ3から入力された地上デジタル波Sinは、チューナIC4にて物理チャンネルが選択され、これがアナログ/デジタル(以下「A/D」という。)変換されてデジタルベースバンド信号S4が出力される。デジタルベースバンド信号S4は、復調IC5にて高速フーリエ変換(以下「FFT変換」という。)されて直交周波数分割多重(以下「OFDM」という。)変調され、ストリーム信号S5が生成される。ストリーム信号S5は、デコーダIC6にて画像信号に変換(復号)され、これがデジタル/アナログ(以下「D/A」という。)変換されてアナログビデオ信号Soutが出力され、スピーカ、イヤホン、表示器(表示デバイス)等に与えられる。
この種の受信部において、チューナIC4には微少な入力信号をアンテナ3から受信し、送信元で送った通りの情報を復元できることが要求されている。そのため、このチューナIC4に対しては、受信中においてIICバス1からの干渉の影響も除去する必要がある。この対策として、例えば、次の(a)〜(c)のような工夫等がされている。
(a) アンテナ3からの信号ライン(信号線)と、チューナIC4のI/Oバッファ4a端子やIICバス1自体を遠ざける。
(b) シールドプレートで遮断する。
(c) IICバス1にローパスフィルタ(以下「LPF」という。)を追加する。
ところが、このような対策では、十分ではなく、特性やコスト面の欠点(デメリット)を発生させてしまう。
又、通常、チューナIC4へのアクセス(チャンネル選択)は受信最中には発生せず、あるとして受信状態から他の状態に遷移させるためにアクセスされる時等である。そのため、チューナIC4へのアクセス時は問題とならないが、それ以外のアクセス時は受信中で且つ干渉の影響を受けてはならないときの可能性がある。
そこで、このような問題を解決するために、下記の文献等に記載されたバスリピータの技術を適用することが考えられる。
特開2000−174765号公報 特開2000−207072号公報
例えば、図2の受信部において、チューナIC4とIICバス1とを切り離し、復調IC5内のI/Oバッファ5aに代えて、バスリピータ機能を有する図示しないスタックレジスタ(以下これには便宜的に符号「5b」を付す。)を設け、このスタックレジスタ5bをIICバス1に接続すると共に、新たに追加したIICバス7を介してチューナIC4に接続する構成が考えられる。
このような構成では、CPU2からチューナIC4への書き込みデータは、IICバス1を介して一旦、復調IC5内のスタックレジスタ5bに格納される。スタックレジスタ5bのデータ格納構造は、単情報分のみであっても、リピート先のチューナIC4の全情報分を有していてもかまわない。スタックレジスタ5bに格納された書き込みデータは、IICバス7を介してチューナIC4へ送られ、このチューナIC4に書き込まれる。
又、CPU2がリピート先のチューナIC4のデータを読み出す場合は、CPU2が予めスタックレジスタ5bにリピート先への読み出し要求を行う。この要求に応じて、チューナIC4のデータがIICバス7を介してスタックレジスタ5bに読み出され、この読み出しが完了した後、スタックレジスタ5bのデータが、IICバス1を介してCPU2へ送られる。
このような構成によれば、チューナIC4は、IICバス1から切り離されているので、IICバス1からの無用な干渉を受けない。
しかしながら、上記のバスリピータ機能を有するスタックレジスタ5bを設けた構成では、次のような課題がある。
CPU2とスタックレジスタ5bで一旦転送が完了する。そのため、スタックレジスタ5bとリピート先のチューナIC4との間のデータ転送に問題があった際の転送ステータス(アクノーリッジ信号A/ノット・アクノーリッジ信号NA)のやりとりは、再度、CPU2からリピート先のチューナIC4との間の転送ステータスを示すレジスタを読み出さなければ、確認することができない。そのため、CPU2からの転送が正しく行われたのかをその転送中に知ることができず、リピート先のチューナIC4との転送ステータスを別途確認する必要があり、動作処理(フロー)的にも複雑になってしまう。その上、スタックレジスタ5bとリピート先のチューナIC4とで、どの程度再送を行うかの設定が必要になる等、動作処理が非常に複雑化してしまう。
又、スタックレジスタ5bのデータ格納構造を単情報分にした場合には、その都度、転送ステータスの確認をしなくてはならず、非常に効率が悪い。これに対し、全情報分のスタックレジスタ5bを持つ場合には、リピート先のチューナIC4の情報量が大きい場合は、こちらのスタックレジスタ5bが莫大な容量を必要としてしまう。
本発明は、双方向の第1のシリアルバスに接続されたバスマスタ及び第1のバススレーブと、リピート先である双方向の第2のシリアルバスを介して、前記第1のバススレーブに接続された第2のバススレーブと、を有するシステムにおいて、前記第1のバススレーブに設けられ、前記第1のシリアルバスと前記リピート先の第2のシリアルバスとの間のデータの転送を行うためのバスリピータである。そして、このバスリピータでは、前記バスマスタの指示によりリピート動作が有効にされた後、前記バスマスタと前記第2のバススレーブとの間でデータを転送するバスリピート動作を行い、前記バスマスタからデータ転送停止指示を受けると、前記バスリピート動作を終了させる機能を有している。
本発明によれば、シリアルデータの流れとして、第1のシリアルバスと第2のシリアルバスとがスルー接続したように見え、且つ第2のバススレーブ側とのやりとりが必要な時のみ転送することができる回路を簡素な形で実現できる。
バスリピータは、リピート動作を有効にされた後、バスリピート動作を行い、ストップコンディションを検出した時、自律的にリピート動作を終了する。又、リピータ動作中は、マスタ側IICバストランザクションよりマスタ側IICバスのデータ転送方向制御ならびにリピート先IICバスのデータ転送方向制御を同期させて実施する。
(実施例1の構成)
図1(a)、(b)は、本発明の実施例1を示す放送受信機における受信部の概略の構成図であり、同図(a)は、受信部全体の構成図、及び同図(b)は、復調IC内のバスリピータ付近の構成図である。
この放送受信機の受信部は、双方向の第1のシリアルバス(例えば、IICバス10)を使用するシステムであり、1つのバスマスタ(例えば、CPU20)と、複数のバススレーブ(例えば、アンテナ30に接続されたリピート先の第2のバススレーブであるチューナIC40、第1のバススレーブである復調IC50、及びデコーダIC60)とを有し、これらのCPU20、復調IC50、及びデコーダIC60が、IICバス10を介して相互に接続されている。チューナIC40と復調IC50とは、リピート先である双方向の第2のシリアルバス(例えば、IICバス70)により相互に接続されている。
CPU20は、受信部全体をプログラム制御する装置であり、この装置内のI/Oバッファ21がIICバス10に接続されている。チューナIC40は、高周波(以下「RF」という。)ICにより構成されており、アンテナ30で受波された地上デジタル波Sinから物理チャンネルを選択し、これをA/D変換してデジタルベースバンド信号S40を出力する回路であり、この回路内のI/Oバッファ41に、IICバス70を介して復調IC50内のI/Oバッファ56が接続されている。
復調IC50は、デジタルベースバンド信号S40をFFT変換により復調してストリーム信号S50を出力する回路であり、図示しない復調回路本体、制御レジスタ51aを有する内部レジスタ51、この内部レジスタ51等により制御されるバスリピータ52、及びこのバスリピータ52に対してデータの入/出力を行うI/Oバッファ55,56等により構成されている。バスリピータ52は、内部レジスタ51等により制御されるCPU側IICバススレーブ53等を有し、このIICバススレーブ53内に、スタート/ストップコンディション検出回路53a等が設けられている。
CPU側IICバススレーブ53は、制御レジスタ51aから与えられるリピート動作制御信号S51aに基づいてバスリピート動作を行うために、CPU側シリアルクロックSCL、シリアルデータsda_in、及びチューナ側シリアルデータtnsda_inを入力し、CPU側出力制御信号sda_oe、シリアルデータsda_out、チューナ側シリアルクロックTNSCL、出力制御信号tnssda_oe、及びシリアルデータtnsda_outを出力する機能を有している。このIICバススレーブ53内のスタート/ストップコンディション検出回路53aは、CPU側シリアルデータsda_inから、スタートコンディションS又はストップコンディションPを検出し、この検出信号を制御レジスタ51aに与える回路である。
バスリピータ52には、CPU側I/Oバッファ55と、チューナ側I/Oバッファ56が接続されている。I/Oバッファ55は、CPU側のシリアルデータSDAを入力してシリアルデータsda_inをIICバススレーブ53へ与える入力バッファ55aと、出力制御信号sda_oeが“0”の時にオン状態、“1”の時にオフ状態になり、オン状態の時に、シリアルデータsda_outを入力してシリアルデータSDAをCPU側IICバス10へ出力するトライステート型の出力バッファ55bとにより構成されている。I/Oバッファ56は、チューナ側シリアルデータTNSDAを入力してシリアルデータtnsda_inをIICバススレーブ53へ与える入力バッファ56aと、出力制御信号thsda_oeが“0”の時にオン状態、“1”の時にオフ状態になり、オン状態の時に、シリアルデータtnsda_outを入力してシリアルデータTNSDAをチューナ側IICバス70へ出力するトライステート型の出力バッファ56bとにより構成されている。
この復調IC50には、デコーダIC60が接続されている。デコーダIC60は、ストリーム信号S50をMPEG2(Moving PICture Experts Group phase 2)方式により復号(デコード)してデジタルビデオ信号を生成し、これをD/A変換してアナログビデオ信号Soutを出力し、スピーカ、イヤホン、表示デバイス等に与える回路であり、この回路内のI/Oバッファ61が、IICバス10に接続されている。
(実施例1の全体の動作)
アンテナ30から入力された地上デジタル波Sinは、CPU20の制御により、チューナIC40にて物理チャンネルが選択され、これがA/D変換されてデジタルベースバンド信号S40が出力される。デジタルベースバンド信号S40は、復調IC50内の復調回路本体にてFFT変換されてOFDM変調され、ストリーム信号S50が生成される。ストリーム信号S50は、デコーダIC60にて画像信号に変換(復号)され、これがD/A変換されてアナログビデオ信号Soutが出力され、スピーカ、イヤホン、表示デバイス等に与えられる。
(実施例1のバスリピート動作のデータ転送例1)
図4は、図1のバスリピート動作のデータ転送例1を示すタイムチャートである。
このタイムチャートには、シリアルデータSDAのスタートコンディションS、バスリピータ52へのスレーブアドレスSA_RPT、バスマスタであるCPU20からのライト要求信号W、転送ステータスを示すアクノーリッジ信号A、内部レジスタ51のレジスタアドレスRA1,RA2、ライトデータWD1,WD2、シリアルデータSDAの再スタートコンディションSr、リピート先のチューナIC40へのスレーブアドレスSA_TN、及びシリアルデータSDAのストップコンディションPが示されている。
図1の復調IC50において、CPU20の制御により、CPU側IICバス10からシリアルクロックSCL及び双方向のシリアルデータSDAが与えられると、そのシリアルクロックSCLがCPU側IICバススレーブ53に入力されると共に、そのシリアルデータSDAが入力バッファ55aに取り込まれ、この取り込まれたシリアルデータsda_inがCPU側IICバススレーブ53に入力される。CPU20の制御により、CPU側IICバススレーブ53から出力制御信号ssda_oe及びシリアルデータsda_outが出力されると、その出力制御信号ssda_oeが“0”の時に出力バッファ55bがオン状態になり、そのシリアルデータsda_outが出力バッファ55bで駆動され、この駆動されたシリアルデータSDAがCPU側IICバス10へ出力される。
又、CPU20の制御に従い、CPU側IICバススレーブ53からシリアルクロックTNSCL、出力制御信号tnssda_oe、及び双方向のシリアルデータtnsda_outが出力されると、そのシリアルクロックTNSCLがチューナ側IICバス70へ出力されると共に、その出力制御信号tnssda_oeが“0”の時に出力バッファ56bがオン状態になり、そのシリアルデータtnsda_outが出力バッファ56bで駆動され、この駆動されたシリアルデータTNSDAがチューナ側IICバス70へ出力される。CPU20の制御に従い、チューナ側IICバス70からシリアルデータTNSDAが与えられると、これが入力バッファ56aに取り込まれ、この取り込まれたシリアルデータtnsda_inがCPU側IICバススレーブ53に入力される。
このデータ転送例1の基本的な動作として、CPU20からバスリピータ53へのアクセス時(バスリピータ52へのバスリピータモードイネーブルアクセス時)は、CPU側IICバススレーブ53内のスタート/ストップコンディション検出回路53aがそれを判断し、内部へのアクセスに変換する。
CPU20によるリピート先のチューナIC40へのアクセス要求時(リピート先へのライトアクセス時)は、バスリピータ53に対して、リピート先のチューナIC40へのアクセスを行うことを指示した後のアクセスを、そのままチューナ側IICバス70へ転送する。例えば、シリアルデータSDA,TNSDAのストップコンディションPが発生するまでは、リピート先のチューナIC40への転送を継続し、スタート/ストップコンディション検出回路53aによるストップコンディション検出で、それを解除するような動作を制御することができる。
リピート動作を行う際は、CPU20からのIICバス処理(CPU側IICバストランザクション)の中身から、バスリピータ53は、CPU側IICバス10からチューナ側IICバス70へのデータ転送と、チューナ側IICバス70からCPU側IICバス10へのデータ転送を切り替えるのみである。
(実施例1のバスリピート動作のデータ転送例2)
図5は、図1のバスリピート動作のデータ転送例2を示すタイムチャートであり、図4のタイムチャート中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このデータ転送例2の基本的な動作として、CPU20からバスリピータ53へのアクセス時(バスリピータ52へのバスリピータモードイネーブルアクセス時)は、図4のデータ転送例1と同様に、CPU側IICバススレーブ53内のスタート/ストップコンディション検出回路53aがそれを判断し、内部へのアクセスに変換する。
CPU20によるリピート先のチューナIC40へのアクセス要求時(リピート先へのライトアクセス時)は、図4のデータ転送例1と同様に、バスリピータ53に対して、リピート先のチューナIC40へのアクセスを行うことを指示した後のアクセスを、そのままチューナ側IICバス70へ転送する。
このデータ転送例2が図4のデータ転送例1と異なる点は、CPU側IICバストランザクション及びチューナ側IICバストランザクションにおいて、CPU20の制御に従い、リピート先へのライトアクセス後に、バスリピータ52のリピート動作を停止させるために、バスリピータ52へのバスリピータモードディセーブルアクセスを追加したことである。
これにより、例えば、シリアルデータSDA,TNSDAのストップコンディションPが発生するまでは、リピート先のチューナIC40への転送を継続し、内部レジスタ51内の制御レジスタ51aから出力されるリピート動作制御信号S51aを切り替えることにより、リピート動作の有無を制御することができる。
リピート動作を行う際は、図4のデータ転送例1と同様に、バスリピータ53は、CPU側IICバス10からチューナ側IICバス70へのデータ転送と、チューナ側IICバス70からCPU側IICバス10へのデータ転送を切り替えるのみである。
(実施例1の効果)
本実施例1のバスリピート動作によれば、リピート動作を有効にされた後、バスリピート動作を行い、ストップコンディションSを検出した時、自律的にリピート動作を終了している。又、リピータ動作中は、マスタ側IICバストランザクションよりマスタ側IICバス10のデータ転送方向制御、並びにリピート先のチューナ側IICバス70のデータ転送方向制御を同期させて実施している。
そのため、シリアルデータSDA,TNSDAの流れとしては、CPU側IICバス10とチューナ側IICバス70がスルー接続したように見え、且つチューナ側とのやりとりが必要な時のみ転送することができる回路を簡素な形で実現できる。
前記実施例1では、CPU側IICバス10とチューナ側IICバス70とが完全に一致していることが必要になるので、これらのバスの種類は一致しているが、転送レートが異なる場合や、バスの種類自体が異なる場合等には適用できない。そこで、この問題を本実施例2が解決している。
(実施例2の構成)
図6は、本発明の実施例2を示す放送受信機の受信部における復調IC内のバスリピータ付近の概略の構成図であり、実施例1を示す図1(b)中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2では、実施例1の図1(a)に示す復調IC50内に設けられるバスリピータ付近の構成が異なっている。即ち、本実施例2では、図1(a)の復調IC50において、実施例1と同様の内部レジスタ51と、実施例1のバスリピータ52とは異なる構成のバスリピータ52Aと、実施例1と同様のI/Oバッファ55,56と、新たに追加されたI/Oバッファ57とが設けられている。
バスリピータ52Aは、実施例1のCPU側IICバススレーブ53とは異なる構成のCPU側IICバススレーブ53Aと、新たに追加されたチューナ側IICバスマスタ54とを有し、これらのCPU側IICバススレーブ53Aとチューナ側IICバスマスタ54とが相互に接続されている。
CPU側IICバススレーブ53Aは、内部レジスタ51からのリピート動作制御信号等により制御されてバスリピート動作を行うものであり、I/Oバッファ55から与えられるシリアルデータsda_in、及びI/Oバッファ57から与えられるシリアルクロックscl_inと、チューナ側IICバスマスタ54から与えられる情報(例えば、転送処理完了通知、データ、及び転送ステータス(アクノーリッジ信号A/ノット・アクノーリッジ信号NA))S54とを入力し、シリアルデータ用の出力制御信号ssda_oe、シリアルクロック用の出力制御信号scl_oe、及びシリアルデータsda_outと、チューナ側IICバスマスタ54へ与える情報(例えば、転送アドレス、データ、及びバス変換と転送要求)S53Aとを出力する機能を有している。
チューナ側IICバスマスタ54は、バス変換に必要な最低限の一時格納用のテンポラリバッファ54bを有するバス変換用のバス変換レジスタ54a等を備え、内部レジスタ51からのリピート動作制御信号等により制御されてバスリピート動作を行うものであり、I/Oバッファ56から与えられるシリアルデータtnsda_inと、CPU側IICバススレーブ53Aから与えられる情報S53Aとを入力し、シリアルクロックTNSCL、シリアルデータ用の出力制御信号tnssda_oe、及びシリアルデータtnsda_outと、CPU側IICバススレーブ53Aへ与える情報S54とを出力する機能を有している。特に、バス変換レジスタ54aは、CPU側IICバススレーブ53Aから与えられる情報S53Aに対して所望のバス変換を行った後、チューナ側IICバス70へ転送する機能を有している。
CPU側IICバススレーブ53Aには、I/Oバッファ55,57を介してCPU側IICバス10が接続されている。チューナ側IICバスマスタ54にも、I/Oバッファ56を介してチューナ側IICバス70が接続され、更に、そのチューナ側IICバスマスタ54から出力されるシリアルクロックTNSCLが、チューナ側IICバス70へ供給される構成になっている。
新たに追加されたI/Oバッファ57は、CPU側IICバス10から与えられるシリアルクロックSCLを駆動してこの駆動されたシリアルクロックscl_inをCPU側IICバススレーブ53Aに入力する入力バッファ57aと、CPU側IICバススレーブ53Aから出力される出力制御信号scl_oeが“0”の時にオン状態になって入力バッファ57aの入力側をグランド電位(“L”レベル)に設定する出力バッファ57bとにより構成されている。CPU側IICバススレーブ53Aから出力される出力制御信号scl_oeは、シリアルクロックSCLに対して“0”を出力する際に制御する信号であり、この“0”出力はシリアルクロックSCLを“L”レベルに固定し、CPU側IICバス10をホールド(ビジー状態)させることができるようになっている。
その他の構成は、実施例1と同様である。なお、図6では、CPU側、及びチューナ側共にIICバスの例が示されているが、チューナ側のバス種類は任意である。
(実施例2のバスリピート動作のデータ転送例)
図7は、図6のバスリピート動作のデータ転送例を示すタイムチャートであり、図4のタイムチャート中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2の基本的な動作としては、CPU側IICバストランザクション及びチューナ側IICバストランザクションにおいて、CPU側IICバススレーブ53Aで受けた転送要求をチューナ側IICバスマスタ54に要求し、その処理が一定部分完了するまでCPU側IICバス10をホールド(Bus Hold)し、そこまで完了したところで、転送ステータス(アクノーリッジ信号A/ノット・アクノーリッジ信号NA)を返答し、CPU側IICバス10をレディ状態に再開させる。これを繰り返して転送を完了させる。
(実施例2の効果)
本実施例2のバスリピート動作によれば、マスタ側IICバス10に転送ステータスを転送中に返すために、リピート先のチューナ側IICバス70への転送を行っている間、CPU側IICバス10をホールドさせ、転送を行い、転送ステータスが得られた時点でCPU側IICバス10を復帰させ、そこで得られたステータスをチューナ側IICバス70へ返すようにしている。又、更に転送要求があるときには、リピート先のチューナ側IICバス70をホールドしておき、要求が発生した時点で復帰させ、転送を行うようにしている。
このように、CPU側IICバス10をホールドさせながら、その間のチューナ側の転送ステータスを、ホールドさせておいたCPU側IICバストランザクションに載せて返すようにしたので、シリアルデータSDA,TNSDAの流れとしては、CPU側IICバス10とチューナ側IICバス70とが直接接続したように見え、且つチューナ側とのやりとりが必要な時のみ転送することができ、バス変換を伴い転送も可能となる。
(変形例)
本発明は、実施例1、2に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。例えば、図1の復調IC50内に設けられる図1や図6のバスリピータ52,52Aは、図示以外の他の構成に変更してもよい。又、実施例1、2は、放送受信機のみに適用されるものではなく、チューナIC40部分をRFICとして広く適用できる。
本発明は、放送機器及びIICバスに限定されず、シリアルバスに対する干渉対策が必要な機器一般に適用可能である。
本発明の実施例1を示す放送受信機における受信部の概略の構成図である。 従来の一般的な放送受信機の受信部を示す概略の構成図である。 図2のIICバス1のデータフォーマットを示す図である。 図1のバスリピート動作のデータ転送例1を示すタイムチャートである。 図1のバスリピート動作のデータ転送例2を示すタイムチャートである。 本発明の実施例2を示す放送受信機の受信部における復調IC内のバスリピータ付近の概略の構成図である。 図6のバスリピート動作のデータ転送例を示すタイムチャートである。
符号の説明
10,70 IICバス
20 CPU
40 チューナIC
41,55,56,57,61 I/Oバッファ
50 復調IC
51 内部レジスタ
52,52A バスリピータ
53,53A CPU側IICバススレーブ
54 チューナ側IICバスマスタ
60 デコーダIC

Claims (4)

  1. 双方向の第1のシリアルバスに接続されたバスマスタ及び第1のバススレーブと、リピート先である双方向の第2のシリアルバスを介して、前記第1のバススレーブに接続された第2のバススレーブと、を有するシステムにおいて、
    前記第1のバススレーブに設けられ、前記第1のシリアルバスと前記リピート先の第2のシリアルバスとの間のデータの転送を行うバスリピータであって、
    前記バスマスタの指示によりリピート動作が有効にされた後、前記バスマスタと前記第2のバススレーブとの間でデータを転送するバスリピート動作を行い、前記バスマスタからデータ転送停止指示を受けると、前記バスリピート動作を終了させる機能を有することを特徴とするバスリピータ。
  2. 前記バスリピート動作中は、前記バスマスタからの指示に従い、前記第1のシリアルバスのデータ転送方向制御と、前記リピート先の第2のシリアルバスのデータ転送方向制御と、を同期させて実施する機能を有することを特徴とする請求項1記載のバスリピータ。
  3. 請求項1又は2記載のバスリピータは、更に、
    前記リピート先の第2のシリアルバスへのデータ転送を行っている間、前記第1のシリアルバスをホールドさせ、前記データ転送における転送ステータスが得られた時点で前記第1のシリアルバスを復帰させ、前記転送ステータスを前記第1のシリアルバスに返す機能を有することを特徴とするバスリピータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のバスリピータは、更に、
    前記リピート先の第2のシリアルバスへの転送要求があるときには、前記第2のシリアルバスをホールドしておき、前記転送要求が発生した時点で前記第2のシリアルバスを復帰させ、前記データ転送を行う機能を有することを特徴とするバスリピータ。
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