JP2003167727A - 携帯機器 - Google Patents

携帯機器

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JP2003167727A
JP2003167727A JP2001368401A JP2001368401A JP2003167727A JP 2003167727 A JP2003167727 A JP 2003167727A JP 2001368401 A JP2001368401 A JP 2001368401A JP 2001368401 A JP2001368401 A JP 2001368401A JP 2003167727 A JP2003167727 A JP 2003167727A
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JP2001368401A
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Mamoru Kobayashi
守 小林
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像記憶装置の容量の低減化を可能にした携
帯機器を提供する。 【解決手段】 表示部14及び表示制御部42を備え、
表示制御部42は、画像ファイルのデータと文字ファイ
ルのデータとを表示手段に重ねて表示する場合には、画
像ファイルのデータをVRAM44に展開してフレーム
データを生成し、更に、文字ファイルのデータの画素デ
ータ(4ビット/画素)を画像ファイルのデータの画素
データ(16ビット/画素)と同一の形式に変換してV
RAM44に展開して重ね書きし、そのフレームデータ
を表示部14に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置を備えた携
帯機器に関し、特に、画像及び文字の表示制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯機器においては、その表示装
置に画像や文字を表示する際にはVRAMに画像データ
を格納する領域及び文字データを格納する領域をそれぞ
れ設けている。また、画像上に文字データを重ねて表示
することが行われている。例えばデジタルカメラで撮像
した画像上に文字データを重ねて表示することが行われ
ている。このような表示(オンスクリーンディスプレ
イ)を行う場合には、例えばVRAMの画像データと文
字データとを選択的に表示装置側に出力することにより
実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】携帯機器の表示装置に
おいては、通常は画像のみ又は文字のみの表示が行われ
ている場合が多く、そのような場合には表示されていな
いデータの領域部分のVRAMは使用されていない状態
になっており、無駄になっている。また、オンスクリー
ンディスプレイを行う場合においても、VRAMに画像
データの領域と文字データの領域とを別々に設けている
ので必然的にVRAMの容量が大きくなるという問題点
がある。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、画像記憶装置の容量の低減化
を可能にした携帯機器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の一つの態
様に係る携帯機器は、表示手段を備え、記憶媒体に格納
されている画像ファイルのデータ及び文字ファイルのデ
ータをそれぞれ表示手段の異なった表示画面に表示させ
る携帯機器であって、表示手段に表示されるフレームデ
ータが生成される画像記憶装置と、画像ファイルのデー
タ又は文字ファイルのデータを画像記憶装置に展開して
フレームデータを生成する際に画像記憶装置を共用し、
画像記憶装置からフレームデータを読み出して表示手段
側に出力する際に前記ファイルに対応した信号処理を施
す表示制御手段とを備えたものである。本発明おいて
は、画像ファイル又は文字ファイルのデータを表示手段
に表示させる場合には、データを画像記憶装置に展開し
てフレームデータを生成するが、その際に、画像記憶装
置に、画像ファイルのデータの領域及び文字ファイルの
データの領域をそれぞれ設けずに共用する(即ち同一領
域又は重複した領域にデータを格納する)。そして、画
像記憶装置のデータを読み出して表示手段側に出力する
際に、画像ファイルのデータ及び文字ファイルのデータ
にそれぞれ対応した信号処理を施す。このように、異な
った形式のデータを表示する際に画像記憶装置を共用す
るようにしたので、画像記憶装置の容量の低減化が可能
になっている。
【0006】(2)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(1)の携帯機器において、表示制御手段は、
表示手段に表示されるデータに対応した制御データが格
納される第1の記憶手段と、表示手段に表示されるデー
タが格納される第2の記憶手段と、第2の記憶手段に格
納されたデータを画像記憶装置に展開してフレームデー
タを生成し、更に、フレームデータを読み出し、第1の
記憶手段に格納された制御データに基づいた信号処理を
行って表示手段に表示させる画像記憶制御手段とを備え
たものである。
【0007】(3)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(2)の携帯機器において、画像記憶制御手段
は、文字ファイルのデータの画素データ(ビット数/画
素)を画像ファイルのデータの画素データ(ビット数/
画素)と同一の形式に変換する。
【0008】(4)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、表示手段を備え、記憶媒体に格納されている画像フ
ァイル及び文字ファイルのデータを表示部に表示させる
携帯機器であって、表示手段に表示されるフレームデー
タが生成される画像記憶装置と、画像ファイルのデータ
と文字ファイルのデータとを表示手段に重ねて表示する
場合には、画像ファイルのデータを画像記憶装置に展開
してフレームデータを生成し、更に、画像ファイルのデ
ータと同一の形式に変換された文字ファイルのデータを
画像記憶装置に展開して重ね書きしたフレームデータを
生成し、そのフレームデータを表示手段に表示させる表
示制御手段とを備えたものである。本発明においては、
画像ファイルのデータと同一の形式に変換された文字フ
ァイルのデータを画像記憶装置に展開して重ね書きした
フレームデータを生成し、そのフレームデータを表示手
段に表示させるようにしており、画像ファイルのデータ
と文字ファイルのデータとをそれぞれ異なった画像記憶
装置に格納する必要がなく、画像記憶装置の容量の低減
化が可能になっている。
【0009】(5)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(4)の携帯機器において、表示制御手段は、
文字ファイルのデータを画像ファイルのデータと同一の
形式に変換し、変換後の文字ファイルのデータを画像記
憶装置に展開して重ね書きする。本発明においては、表
示制御手段が文字ファイルのデータを画像ファイルのデ
ータと同一の形式に変換し、変換後の文字ファイルのデ
ータを画像記憶装置に展開して重ね書きする。
【0010】(6)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(5)の携帯機器において、表示制御手段は、
文字ファイルのデータの画素データ(ビット数/画素)
を画像ファイルのデータの画素データ(ビット数/画
素)と同一の形式に変換する。本発明においては、表示
制御手段が、文字ファイルのデータの画素データを画像
ファイルのデータの画素データと同一になるように変換
して画像記憶装置に格納する。
【0011】(7)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(6)の携帯機器において、表示制御手段は、
パレットインデックスによって特定された文字ファイル
のデータをカラーパレットに基づいて色付けして、その
画素データ(ビット数/画素)を画像ファイルのデータ
の画素データ(ビット数/画素)と同一の形式に変換す
る。
【0012】(8)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(4)乃至(7)の携帯機器において、表示制
御手段は、表示手段に表示されるデータに対応した制御
データが格納される第1の記憶手段と、表示手段に表示
されるデータが格納される第2の記憶手段と、第1の記
憶手段に格納された制御データに基づいて、第2の記憶
手段に格納された画像ファイルのデータを画像記憶装置
に展開してフレームデータを生成し、更に、文字ファイ
ルのデータを画像ファイルのデータと同一の形式に変換
して画像記憶装置に展開して重ね書きしたフレームデー
タを生成し、そのフレームデータを表示手段に表示させ
る画像記憶制御手段とを備えたものである。
【0013】(9)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(8)の携帯機器において、表示制御手段は、
表示手段に表示されるデータに対応した制御データを第
1の記憶手段に格納するともに、表示手段に表示するデ
ータを第2の記憶手段に格納する演算手段を更に備えた
ものである。
【0014】(10)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(9)の携帯機器において、演算手段は、第2
の記憶手段に画像ファイルのデータを格納した後に、文
字ファイルのデータを格納する。
【0015】(11)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(4)の携帯機器において、文字ファイルのデ
ータを画像ファイルのデータと同一の形式に変換して表
示制御手段に出力する演算手段を更に備えたものであ
る。本発明においては、演算手段が文字ファイルのデー
タを画像ファイルのデータと同一の形式に変換して表示
制御手段に出力しており、表示制御手段側においては文
字ファイルのデータを画像ファイルのデータと同様に扱
うことができ、信号処理が単純化される。
【0016】(12)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(11)の携帯機器において、演算手段は、文
字ファイルのデータの画素データ(ビット数/画素)を
画像ファイルのデータの画素データ(ビット数/画素)
と同一の形式に変換する。
【0017】(13)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(12)の携帯機器において、演算手段は、パ
レットインデックスによって特定された文字ファイルの
データをカラーパレットに基づいて色づけして、その画
素データ(ビット数/画素)を画像ファイルのデータの
画素データ(ビット数/画素)と同一の形式に変換す
る。
【0018】(14)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(11)乃至(13)の携帯機器において、表
示制御手段は、表示手段に表示されるデータに対応した
制御データが格納される第1の記憶手段と、表示手段に
表示されるデータが格納される第2の記憶手段と、第1
の記憶手段に格納された制御データに基づいて、第2の
記憶手段に格納された画像ファイルのデータを画像記憶
装置に展開してフレームデータを生成し、更に、文字フ
ァイルのデータを画像記憶装置に展開して重ね書きした
フレームデータを生成し、そのフレームデータを表示手
段に表示させる画像記憶制御手段とを備えたものであ
る。
【0019】(15)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(14)の携帯機器において、演算手段は、第
2の記憶手段に記画像ファイルのデータを格納した後
に、前記変換処理された文字ファイルのデータを格納す
る。
【0020】(16)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(15)の携帯機器において、画像記憶制御手
段は、第2の記憶手段に格納された画像ファイルのデー
タを画像記憶装置に展開した後に、第2の記憶手段に格
納された文字ファイルのデータを画像記憶装置に展開し
て重ね書きしたフレームデータを生成する。
【0021】(17)本発明の他の態様に係る携帯機器
は、上記(1)乃至(16)の携帯機器において、表示
制御手段は、画像記憶装置に形成されるフレームデータ
の画素数が表示部の画素数よりも少ない場合には、フレ
ームデータの画素データを表示手段の複数の画素に割り
当てる。
【0022】
【発明の実施の形態】実施形態1.図2は本発明の実施
形態1に係る携帯機器の斜視図である。図2の斜視図に
おいて、携帯機器10は、携帯用の小型機器から構成さ
れており、各種の動作モードを有しており、これらの動
作モードは後述のように任意に選択できるように構成さ
れている。この携帯機器10は、本体12の前面上部に
表示部14を備えている。表示部14は、大きさ数イン
チの液晶パネルから形成されており、本体12の前面上
端部に開閉自在に設けられた蓋16によって遮蔽又は露
出できるように構成されている。
【0023】本体12の側部には、メインスイッチ20
が設けられており、このメインスイッチ20を操作する
ことにより、携帯機器10がオン、オフ制御される。ま
た、メインスイッチ20の下方には、ジョグスイッチか
らなる選択スイッチ22が設けられており、この選択ス
イッチ22を操作することにより、上述の各種の動作モ
ードの選択や各種設定を行うことができるように構成さ
れている。メインスイッチ20と選択スイッチ22との
間には、メニュースイッチ24が配設されており、この
メニュースイッチ24を操作することにより、表示部1
4にメニュー画面が表示され、また、このメニュースイ
ッチ24を押すことにより、表示部14に設定画面が表
示される。
【0024】なお、本体12の上端側面には、図示しな
い音量調節部(図1参照)が設けられている。また、本
体12には、音響出力部となるイヤホーンジャックが設
けられており(図示せず)、このイヤホーンジャックを
介してヘッドホーンやイヤホーンによって音響(音声)を
出力できるようにしてある。さらに、本体12には、外
部記憶装置となるメモリカードを装着するための挿入口
(図示せず)が設けられており、音楽等が録音されたメ
モリカードや、画像が記録されたメモリカード等を装着
することにより、メモリカードインターフェイス36
(メモリカードI/F)36(図1参照)を介して音楽
や画像が再生される。
【0025】また、蓋16の基部には、蓋16の開閉に
連動してパルス状の信号を出力する表示スイッチ26が
設けられており、この表示スイッチ26は後述する機器
制御部30(CPU)(図1参照)に図示しないインタ
ーフェイス回路を介して接続されており、表示スイッチ
26のパルス状の信号によって蓋16の開閉状態が判断
されるようにしてある。
【0026】図3は図2の携帯機器10の回路構成を示
したブロック図である。携帯機器10は機器制御部(C
PU)30を備えており、この機器制御部(CPU)3
0にはメモリ32,34及びメモリカードインターフェ
イス(以下メモリカードI/Fという)36が接続され
ている。メモリ32には機器制御部(CPU)30の動
作を司るプログラム、フォントデータ、パレットデータ
等の各種のデータが格納されており、メモリ(例えばフ
ラッシュメモリやSRAM)34はワークメモリとして
機能するものであり、各種のデータが格納される。機器
制御部(CPU)30は、メモリ32のプログラムに従
って動作し、例えばメモリカードI/F36を介してメ
モリカードに格納されている音楽ファイルや画像ファイ
ル等のデータを読み出してメモリ34に書き込んで格納
することができる。
【0027】さらに、機器制御部30には音声再生部4
0及び表示制御部42がそれぞれ接続されており、ま
た、音声再生部40には音量制御部46が接続されてい
る。音声再生部40は、機器制御部30によって制御さ
れ、メモリカードI/F36を介してメモリカードに格
納されている音楽ファイルのデータ、又はメモリ34に
格納されている音楽ファイルのデータを読み出し、ディ
ジタル音響データの解凍等の処理をして、アナログ信号
に変換した音声信号を音量制御部46に出力する。
【0028】表示制御部42にはVRAM44及び液晶
コントローラ52が接続されており、表示制御部42は
機器制御部30により再生された文字データや画像デー
タをVRAM44に書き込んでフレームデータを生成す
るとともに、VRAM44からフレームデータを読み出
して液晶コントローラ52に出力する。液晶コントロー
ラ52には表示部14が接続されており、液晶コントロ
ーラ52に入力された画像データ等は、表示部14を形
成する液晶パネルを駆動して画像を表示させる。
【0029】また、音量制御部46には音声増幅部48
が接続され、音声増幅部48には音声発生器50が接続
されている。音量制御部46は、音声再生部40からの
音声信号を入力すると、音量調節部28の操作量に応じ
た音量になるように調整した後に音声増幅部48に出力
し、音声増幅部48はその入力された音声信号を増幅し
てヘッドホーンなどの音声発生器50に出力し、音声信
号が音声(音楽)として出力される。
【0030】また、機器制御部30には、上述のメイン
スイッチ20、選択スイッチ22、メニュースイッチ2
4、表示スイッチ26及び音量調節部28が図示しない
インターフェイス回路を介して接続されており、それぞ
れの操作信号を取り込んで、その操作信号に対応した処
理をする。
【0031】例えば表示スイッチ26は、上述のように
蓋16の開閉に連動してパルス状の信号を出力するもの
であるが、この表示スイッチ26の出力はインターフェ
イス回路を介して機器制御部30に出力される。機器制
御部30は入力信号よって蓋16の開閉状態を判断し、
蓋16の開閉状態を表示制御部42に通知する。表示制
御部42はその通知に基づいて液晶コントローラ52を
制御して、蓋16が開放されて表示部14が露出されて
いるときには表示部14に画像を表示するようにし、蓋
16が閉じられて表示部14が遮蔽されているときは表
示部14に画像が表示されないようにする。
【0032】表示部14に画像が表示されないようにす
るには、例えば、表示部14の液晶パネルに対して画像
信号や駆動信号の出力を停止し、併せて表示部14への
電源供給も停止させる。このようにすることにより、蓋
16を閉じて表示部14が遮蔽された状態、すなわちユ
ーザーから表示部14が見えない状態では、表示部14
をオフさせることで消費電力の削減が可能になってい
る。
【0033】図1は図3の表示制御部42の詳細を示し
たブロック図である。表示制御部42はVRAM制御部
60及び表示メモリ75から構成されている。VRAM
制御部60は、レジスタ61、書き込み部62、読み書
き調停部63及び読み出し部64から構成されている。
また、書き込み部62は、パレット回路65、選択回路
66及び書き込み制御部67から構成されている。読み
出し部64は、読み出し制御部68、パレット回路69
及び選択回路70から構成されている。
【0034】VRAM制御部60のレジスタ61は、機
器制御部30に接続されており、2個のレジスタ61
a,61bから構成されている。一方のレジスタ61a
には、VRAM制御部60の動作内容(文字書き込み/
画像書き込み/重ね合わせ書き込み、文字読み出し/画
像読み出し)、VRAM44の書き込みアドレス、動作
状態(読み出し中/書き込み中)等の制御データが書き
込まれる。なお、前記制御データは機器制御部30がV
RAM制御部60の動作状態を確認するために用いられ
る。また、他方のレジスタ61bには機器制御部30に
より文字データや画像データが書き込まれる。
【0035】書き込み部62のパレット回路65はレジ
スタ61bと接続されており、レジスタ61aに書き込
まれた制御データに基づいて、機器制御部30によって
レジスタ61bに書き込まれた文字データをパレットデ
ータにより色付けして画像データと同一形式のデータに
変換する。なお、本実施形態においては、文字データが
4ビット/画素(パレットで色付けするインデックスカ
ラー)、画像データが16ビット/画素(フルカラー)
の例について説明する。
【0036】選択回路66はレジスタ61及びパレット
回路65にそれぞれ接続されており、レジスタ61aに
書き込まれた制御データに基づいて、レジスタ61bに
書き込まれた文字データ又は画像データを出力したり、
或いはパレット回路65により変換された文字データ
(変換処理後)を出力する。書き込み制御部67は選択
回路66からのデータ(文字データ・画像データ)を読
み書き調停部63を介してVRAM44上に展開してフ
レームデータを生成する。
【0037】読み出し部64の読み出し制御部68は、
VRAM44に生成されたフレームデータを読み書き調
停部63を介してパレット回路69又は選択回路70に
出力する。パレット回路65は文字データ(変換処理
前)が読み出されるとそれを画像データと同一の形式の
データに変換して選択回路70に出力する。選択回路7
0は、読み出し制御部68からの画像データ又はパレッ
ト回路69からの文字データ(変換処理後)を、レジス
タ61aに書き込まれた制御データに基づいて選択して
表示メモリ75に書き込む。なお、読み書き調停部63
はVRAM44に対する書き込みと読み出しの調停を行
うものであり、書き込みよりも読み出しを優先するよう
にしている。
【0038】本実施形態においては、例えば、表示部1
4は320×240画素からなり、VRAM44は3
8.4kバイト(1900×16ビット)から構成さ
れ、表示メモリ75は表示部14の2ライン分(320
ワード×16ビット)の容量からなっており、書き込み
及び読み出しが交互に行われるものとする。例えば一方
のラインに書き込みが行われていると、他方のラインか
ら読み出しを行って液晶コントローラ52に出力する。
また、この表示メモリ75は文字データの表示及び画像
データの表示に共通して使用されるものとする。
【0039】また、本実施形態においては、文字データ
(変換処理前)はその画素データが例えば4ビット/画
素であると、VRAM44の容量が38.4kBである
から、320(横画素)×240(縦画素)×4(ビッ
ト/画素)=38.4kBとなり、VRAM44の1画
素分のデータと表示部14の1画素分のデータとが1:
1で対応し、VRAM44の1画素分のデータが表示部
14の1画素分のデータとして割り当てられる。また、
画像データはその画素データが16ビット/画素である
と、160(横画素)×120(縦画素)×16(ビッ
ト/画素)=38.4kBとなり、横方向は160画素
のデータを表示部14の320画素に割り当てて表示
し、縦方向は120画素のデータを表示部14の240
画素に割り当てて表示する。即ち、VRAM44の1画
素分のデータが、表示部14の4画素分のデータとして
拡大されて表示されることになる。
【0040】本実施形態1に係る携帯機器10は、以上
のように構成されており、初期状態ではメインスイッチ
20をオンすると、図4に示されたメニュー画面が表示
部14に表示される。また、この携帯機器10は、メイ
ンスイッチ20によって電源をオフしたときに選択され
ていた動作モード等をメモリ34に記憶するようになっ
ており、再度メインスイッチ20をオンすると、メイン
スイッチ20をオフしたときに選択されていた動作モー
ドが自動的に起動する。すなわち、携帯機器10によっ
て例えばオーディオモードによる動作をしている状態で
メインスイッチ20をオフすると、そのときの動作状態
がメモリ34に書き込まれて記憶される。そして、次に
メインスイッチ20をオンしたときには、メモリ34に
記憶された動作状態を読み出すことにより、そのメイン
スイッチ20をオフしたときの動作状態が継続する。ま
た、このとき、メニュースイッチ24を操作すると、図
4に示されるメニュー画面が表示部14に表示される。
【0041】図4のメニュー画面は、この携帯機器10
の動作モードを選択するための画面の表示例であり、選
択可能な動作モードが文字によって表示される。ここで
は、オーディオ及びデジタルカメラの動作モードが表示
されている。そして、例えばオーディオの動作モード中
にメニュー画面を表示させると、図4に示されるよう
に、現在選択されている動作モードである「オーディ
オ」の項目にカーソル54が表示される。動作モードの
選択は、本体12に設けられたジョグスイッチからなる
選択スイッチ22を操作してカーソル54を上下方向に
移動させることにより行う。なお、この携帯機器10に
おいては、選択スイッチ22を操作して表示部14の明
るさを調節したり、音量調節部28を操作して音量の調
節をしたりすることができる。
【0042】ここで、動作モードとしてオーディオが選
択された場合について説明する。なお、オーディオは、
例えばメモリカードに記録された音楽を再生するための
動作モードであり、その動作モードが選択されると、機
器制御部30はその動作モードの選択情報をメモリ34
に格納し、そして、音声再生部40は、メモリカードに
記録されている音楽ファイルのデータを、メモリカード
I/F36及び機器制御部30を介して読み出して、デ
ータの解凍等の処理をし、アナログ信号に変換して、そ
の音声信号を音量制御部46に出力する。さらに、メモ
リカードに記録されているアーティスト名や曲名などの
データ(テキストデータ)は、機器制御部30によって
読み出されて文字データに変換されて表示制御部42に
出力される。表示制御部42は、機器制御部30からの
文字データに基づいて表示部14に表示するためのフレ
ームデータをVRAM44上に生成し、液晶コントロー
ラ52に出力する。これにより、アーティスト名や曲名
(タイトル)、トラック番号などの再生している曲に関す
る情報が画像として表示部14に表示される。
【0043】図5は動作モードがオーディオのときにア
ーティスト名や曲名(タイトル)、トラック番号などの文
字をVRAM44に書き込む際の処理を示したフローチ
ャートである。
【0044】(S11)機器制御部30は初期状態(こ
こでは動作モードにオーディオにおける通常の動作状態
を示すものとする)から例えばメモリカードに表示対象
となっているテキストデータ等が含まれていると、次の
処理に移行する。
【0045】(S12)機器制御部30は、文字データ
の書き込みを制御するための制御データ(文字書き込
み、VRAMアドレス等)をVRAM制御部42に出力
し、VRAM制御部の50レジスタ61aに書き込む。
【0046】(S13)機器制御部30は、メモリカー
ドのテキストデータをメモリカードI/F36を介して
読み込んでフォントデータに変換し、且つ文字に付され
る色彩(16色の内の何れか)に応じたデータに変換し
文字データ(4ビット/画素)として表示制御部42に
出力し、VRAM制御部60のレジスタ61bに書き込
む。
【0047】(S14)表示制御部42のVRAM制御
部60は、レジスタ61aに書き込まれた制御データに
基づいて次のような処理をする。VRAM制御部60の
選択回路66はレジスタ61bに書き込まれた文字デー
タを取り込んで書き込み制御部67に出力する。読み書
き調停部63は、VRAM44が読み出し部64による
読み出し中であるかどうかを判断する。読み出し部64
による読み出し中である場合には、書き込み制御部67
によるVRAM44に対する書き込み処理を待機させ
る。
【0048】(S15)読み書き調停部63が読み出し
部64による読み出し中ではないという判断をした場合
には、書き込み制御部67による書き込みを許可し、書
き込み制御部67は読み書き調停部63を介して文字デ
ータを、レジスタ61aに書き込まれた制御データに基
づいてVRAM44上に展開してフレームデータを生成
するための処理を行う。
【0049】(S16)機器制御部30及びVRAM制
御部60の書き込み部62は、上記の処理(S13)乃
至(S15)を繰り返して、表示対象となっている文字
データを展開してVRAM44上に展開してフレームデ
ータを生成する。
【0050】VRAM制御部60の書き込み部62は上
記のようにしてVRAM44上にフレームデータを生成
するが、読み出し部64はその文字データをレジスタ6
1aに書き込まれた制御データに基づいて読み出す。ま
ず、読み出し部64の読み出し制御部68は、読み書き
調停部63を介して所定の表示タイミングに従って文字
データを読み出し、この文字データの画素データは4ビ
ット/画素であるから4ビット毎のデータに分解する。
その4ビット/画素の文字データをパレット回路69の
カラーパレットを参照して色づけをして16ビット/画
素のデータに変換する。選択回路70はパレット回路6
9の出力を選択して表示メモリ75に1ライン分ずつデ
ータを書き込む。表示メモリ75に書き込まれた1ライ
ン分のデータは、表示タイミングに従って液晶コントロ
ーラ52に読み出され、液晶コントローラ52により信
号処理されて表示部14に文字がカラー表示される。
【0051】また、デジタルカメラ等により撮影した画
像などを表示させるデジタルカメラの動作モードが選択
された場合は、メモリカードに記録されている画像ファ
イルのデータが、メモリカードI/F36を介して機器
制御部30によって読み出されて、データの解凍等が行
われて表示制御部42に出力される。表示制御部42
は、機器制御部30から入力する画像データに基づいて
表示部14に表示するためのフレームデータをVRAM
44上に生成し、それを液晶コントローラ52に出力す
る。これにより、デジタルカメラ等により撮影された画
像などが表示部14に表示される。
【0052】図6は動作モードがデジタルカメラのとき
に画像を表示部14に表示する際に画像データをVRA
M44に書き込む際の処理を示したフローチャートであ
る。
【0053】(S21)機器制御部30は、初期状態
(ここでは動作モードにデジタルカメラにおける初期状
態を示すものとする)から例えばメモリカードに表示対
象となっている画像ファイルが含まれていると、次の処
理に移行する。
【0054】(S22)機器制御部30は、画像の書き
込みを制御するための制御データ(画像書き込み、VR
AMアドレス等)を、表示制御部42のVRAM制御部
60のレジスタ61aに書き込む。
【0055】(S23)機器制御部30は、メモリカー
ドの画像ファイルのデータをメモリカードI/F36を
介して読み込んで所定の信号処理を行った後、表示制御
部42に出力してVRAM制御部60のレジスタ61b
に書き込む。機器制御部30は、このとき画像データは
16ビット/画素(フルカラー)から構成されているも
のとする。ここで、16ビット/画素は、5ビットがR
(赤)に、6ビットが、G(緑)に、5ビットがB
(青)に割り当てられている。
【0056】(S24)表示制御部42のVRAM制御
部60は、上記のレジスタ61aに書き込まれた制御デ
ータに基づいて次のような処理をする。VRAM制御部
60の選択回路66はレジスタ61bに書き込まれた画
像データを取り込んで書き込み制御部67に出力する。
読み書き調停部63は、読み出し部64による読み出し
中であるかどうかを判断する。読み出し部64による読
み出し中である場合には、書き込み制御部67によるV
RAM44に対する書き込み処理を待機させる。
【0057】(S25)読み書き調停部63が、VRA
M44が読み出し部64による読み出し中ではないとい
う判断をした場合には、書き込み制御部67による書き
込みを許可し、書き込み制御部67は読み書き調停部6
3を介して画像データをVRAM44上に展開してフレ
ームデータを生成するための処理を行う。
【0058】(S26)機器制御部30及びVRAM制
御部60書き込み部62は上記の処理(S23)乃至
(S25)を繰り返して、表示対象となっている画像デ
ータを展開してVRAM44上に展開してフレームデー
タを生成する。
【0059】VRAM制御部60の書き込み部62は上
記のようにしてVRAM44上にフレームデータを生成
するが、読み出し部64はそのデータをレジスタ61a
に書き込まれた制御データに基づいて読み出す。まず、
読み出し部64の読み出し制御部68は、読み書き調停
部63を介して所定の表示タイミングに従って画像デー
タを読み出し、この画像データの画素データは16ビッ
ト/画素であるから16ビット毎のデータに分解する。
選択回路70は読み出し制御部68からの画像データを
1ライン分ずつ表示メモリ75に書き込む。表示メモリ
75に書き込まれた1ライン分のデータは、表示タイミ
ングに従って液晶コントローラ52に読み出され、液晶
コントローラ52により信号処理されて表示部14に画
像がカラー表示される。なお、画像データの表示に際し
ては、VRAM44には160(横画素)×120(縦
画素)×16(ビット/画素)のデータが書き込まれる
ので、VRAM44の1画素分のデータを表示部14の
2画素分のデータに割り当てて表示している(拡大して
表示している)。このことは、後述の画像データの表示
においても同様である。
【0060】以上にように、本実施形態においては、画
像ファイル又は文字ファイルのデータを表示部14に表
示させる場合には、画像ファイルのデータの領域及び文
字ファイルのデータの領域をそれぞれ設けずに、VRA
M44を共用するようにしたのでVRAM44の容量の
低減化が可能になっている。
【0061】図7は動作モードがデジタルカメラのとき
に、画像と文字とを重ねて表示部14に表示する際にV
RAM44にデータを書き込むときの処理を示したフロ
ーチャートである。なお、このフローチャートは、機器
制御部30が文字データ(4ビット/画素)を画像デー
タ(16ビット/画素)と同一の形式に変換する場合の
例を示している。
【0062】(S31)機器制御部30は、初期状態
(ここでは動作モードにデジタルカメラにおける初期状
態を示すものとする)から例えばメモリカードに表示対
象となっている画像ファイル及びテキストファイルが含
まれていると、次の処理に移行する。
【0063】(S32)機器制御部30は画像データの
書き込み制御をするための制御データ(画像書き込み、
VRAMアドレス等)をVRAM制御部の50レジスタ
61aに書き込む。そして、VRAM制御部60の書き
込み部62は、上記の処理(S23)乃至(S26)を
行って、画像データをVRAM44上に展開してフレー
ムデータを生成する。
【0064】(S33)機器制御部30は例えばメモリ
32に格納されているパレットデータを読み込む。
【0065】(S34)機器制御部30はメモリカード
のテキストファイルのデータをメモリカードI/F36
を介して読み込んでフォントデータに変換し、且つ文字
に付される色彩(16色の内の何れか)に応じたデータ
に変換して4ビット/画素の文字データを生成する。
【0066】(S35)機器制御部30は、文字データ
(4ビット/画素)を4ビット毎に分解して、その文字
データを上記の処理(S33)により読み込んだパレッ
トデータを参照してパレット変換し、16ビット/画素
の文字データ(変換処理後)を生成して表示制御部42
に出力し、VRAM制御部60のレジスタ61bに書き
込む。
【0067】(S36)表示制御部42のVRAM制御
部60は、上記のレジスタ61aに書き込まれた制御デ
ータに基づいて次のような処理をする。VRAM制御部
60の選択回路66はレジスタ61bに書き込まれた文
字データ(変換処理後)を読み出して書き込み制御部6
7に送り出す。読み書き調停部63は、VRAM44が
読み出し部64による読み出し中であるかどうかを判断
する。読み出し部64による読み出し中である場合に
は、書き込み制御部67によるVRAM44に対する書
き込み処理を待機させる。
【0068】(S37)読み書き調停部63が読み出し
部64による読み出し中ではないという判断をした場合
には、書き込み制御部67による書き込みを許可し、書
き込み制御部67は読み書き調停部63を介して文字デ
ータ(変換処理後)をVRAM44上に展開してフレー
ムデータを生成するための処理を行う。
【0069】(S38)機器制御部30及びVRAM制
御部60の書き込み部62は、上記の処理(S33)乃
至(S37)を繰り返して、表示対象となっている文字
データ(変換処理後)をVRAM44上に展開してフレ
ームデータを生成する。
【0070】VRAM制御部60の書き込み部62は上
記のようにしてVRAM44上にフレームデータを生成
する。即ち、機器制御部30からは画像データが出力さ
れてVRAM44上フレームデータが展開され、更に、
文字データを画像データと同じ形式のデータに変換した
ものをそのフレームデータ(画像データ)上に重ね書き
した状態のフレームデータを得る。このようにしてVR
AM44上には画像データ及び文字データ(変換処理
後)が重ね書きされて展開されたフレームデータが生成
されるので、VRAM44のデータの読み出しは、上記
の画像データの読み出しの場合と同様に行われる。
【0071】即ち、読み出し部64はレジスタ61aに
書き込まれた制御データに基づいてVRAM44のデー
タを読み出す。まず、読み出し部64の読み出し制御部
68は、読み書き調停部63を介して所定の表示タイミ
ングに従ってフレームデータを読み出し、このフレーム
データの画素データは16ビット/画素であるから16
ビット毎のデータに分解する。選択回路70は読み出し
制御部68からのデータを1ライン分ずつ表示メモリ7
5に書き込む。表示メモリ75に書き込まれた1ライン
分のデータは、表示タイミングに従って液晶コントロー
ラ52に読み出され、液晶コントローラ52により信号
処理されて表示部14には画像に文字が重畳された状態
でカラー表示される。
【0072】図8(A)及び(B)は、VRAM44に
生成されたフレームデータの概念図である。同図(A)
は画像データが展開された状態を示しており、同図
(B)は画像データと文字データ(変換処理後)とを重
ね合わせた状態を示している。このようにしてデータの
形式を整合させてVRAM44に重ね書きすることによ
りVRAM44の容量の軽減化が図られている。
【0073】実施形態2.図9は動作モードがデジタル
カメラのときに、画像と文字とを表示部14に表示する
際にVRAMにデータを書き込むときの処理の他の例を
示したフローチャートである。なお、本実施形態2にお
いては、文字データ(4ビット/画素)を画像データ
(16ビット/画素)と同一の形式に変換する処理をV
RAM制御部60がハード的に行っている。
【0074】(S41)機器制御部30は、初期状態
(ここでは動作モードにデジタルカメラにおける初期状
態を示すものとする)から例えばメモリカードに表示対
象となっている画像ファイル及びテキストファイルが含
まれていると、次の処理に移行する。
【0075】(S42)機器制御部30は、画像の書き
込みを制御するための制御データ(画像書き込み、VR
AMアドレス等)を、表示制御部42のVRAM制御部
60のレジスタ61aに書き込む。そして、VRAM制
御部60の書き込み部62は、上記の処理(S23)乃
至(S26)を行って、画像データをVRAM44上に
展開してフレームデータを生成する。
【0076】(S43)機器制御部30は、次に、文字
データを重ね書きするための制御するための制御データ
(重ね合わせ書き込み、VRAMアドレス等)を表示制
御部42のVRAM制御部60のレジスタ61aに書き
込む。
【0077】(S44)機器制御部30は、メモリカー
ドのテキストファイルのデータをフォントデータに変換
して、且つ文字に付される色彩(16色の内の何れか)
に応じたデータに変換して文字データ(4ビット/画
素)として表示制御部42に出力し、VRAM制御部6
0のレジスタ61bに書き込む。
【0078】(S45)表示制御部42のVRAM制御
部60はレジスタ61aに書き込まれた制御データに基
づいて次の処理を行う。パレット回路65は、レジスタ
61bに書き込まれた文字データ(4ビット/画素)を
4ビット毎に分解して、その文字データをパレットデー
タを参照してパレット変換して画像データと同じ形式の
16ビット/画素の文字データを生成して選択回路66
に出力する。
【0079】(S46)VRAM制御部60の選択回路
66は上記の文字データ(変換処理後)を取り込んで書
き込み制御部67の送り出す。読み書き調停部63は、
VRAM44が読み出し部64による読み出し中である
かどうかを判断する。読み出し部64による読み出し中
である場合には、書き込み制御部67によるVRAM4
4に対する書き込み処理を待機させる。
【0080】(S47)読み書き調停部63が読み出し
部64による読み出し中ではないという判断をした場合
には、書き込み制御部67は読み書き調停部63を介し
て文字データ(変換処理後)をVRAM44上に展開し
てフレームデータを生成するための処理を行う。
【0081】(S48)機器制御部30及びVRAM制
御部60の書き込み部62は上記の処理(S44)乃至
(S47)を繰り返して、表示対象となっている文字デ
ータをVRAM44上に展開してフレームデータを生成
する。
【0082】VRAM制御部60の書き込み部62は上
記のようにしてVRAM44上にフレームデータを生成
する。即ち、機器制御部30からは画像データが出力さ
れてVRAM44上フレームデータが展開され、更に、
画像データと同一形式の文字データ(変換処理後)をそ
のフレームデータ上に重ね書きした状態のフレームデー
タを得る。このようにしてVRAM44上には画像デー
タ及び文字データ(変換処理後)が展開されたフレーム
データが生成されるので、VRAM44のデータの読み
出しは、上記の画像データの読み出しの場合と同様に行
われる。
【0083】実施形態3.なお、上述の実施形態1,2
においてはVRAM44の書き込み位置を設定するの
に、VRAM制御部60のレジスタ61aにVRAM4
4の書き込みアドレスを書き込んで、そのアドレスに画
像データ等を書き込む例について説明したが(レジスタ
方式)、他の方式によってもよい。例えば、機器制御部
(CPU)30のアドレス空間にVRAM44全体を割
り当てておいて、機器制御部(CPU)30が所定のア
ドレスに画像データ等を書き込むと(具体的にはレジス
タ61bに書き込まれる)、書き込み制御部67はその
アドレスをVRAM44上のアドレスに変換して、その
アドレスに画像データ等を書き込むように動作させるよ
うにしてもよい(ダイレクト方式)。
【0084】実施形態4.また、上記の実施形態1にお
いては、2個のパレット回路を設けた例について説明し
たが、パレット回路65は重ね合わせの処理を表示制御
部42側で行う場合に使用し(実施形態2)、パレット
回路65と69とは同時に動作しないので1つの回路で
も共用できる。
【0085】実施形態5.また、上記の実施形態1,2
においてはパレット回路を設けて、パレット回路が文字
データ(4ビット/画素)を画像データ(16ビット/
画素)と同一形式のデータに変換する例について説明し
たが、パレットデータをメモリ32に格納しておいて、
そのデータを必要な時にレジスタ61aに書き込んで、
VRAM制御部60(書き込み制御部、読み出し制御
部)がそのデータを参照してデータ変換するようにして
もよい。
【0086】実施形態6.また、上記の実施形態1,2
においては文字データが4ビット/画素で、画像データ
が16ビット/画素の例について説明したが、これらの
ビット数は付される色の種類に応じて異なり、本発明は
これらの例に限定されるものではない。また、上記の実
施形態1,2においては画像及び文字をカラー表示する
場合について説明したが、ハーフトーン(中間色)を含
む白黒表示においても本発明は同様に適用することがで
きる。その場合においても、文字ファイルのデータの画
素データと画像ファイルのデータの画素データとを整合
させるための変換処理を行う。
【0087】実施形態7.また、上記の実施形態1,2
においては記録媒体として外部メモリのメモリカードを
使用した例について説明したが、パソコン上或いはデジ
タルカメラ上に搭載されているメモリでもよい。その場
合には、例えばシリアル・USB等による接続或いはブ
ルーツゥース(Bluetooth)等の無線による転送を行
う。
【0088】実施形態8.また、上記の実施形態1,2
においては、動作モードがオーディオの場合にはアーテ
ィスト名や曲名(タイトル)、トラック番号などの文字デ
ータを表示する例に説明したが、文字データの他に画像
データを併せて表示させるようにしてもよい。その場合
には上述のデジタルカメラの場合と同様な動作により画
像を表示させることができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像ファイル又は文字ファイルのデータを表示部に表示さ
せる場合には画像ファイルのデータの領域及び文字ファ
イルのデータの領域をそれぞれ設けずに画像記憶装置を
共用するようにしたので、画像記憶装置の容量の低減化
が可能になっている。
【0090】また、本発明によれば、画像ファイルのデ
ータと文字ファイルのデータとを表示手段に重ねて表示
する場合(オンスクリーンディスプレイ表示する場合)
には、画像ファイルのデータを画像記憶装置に展開して
フレームデータを生成し、更に、画像ファイルのデータ
と同一の形式に変換された文字ファイルのデータを画像
記憶装置に展開して重ね書きしたフレームデータを生成
し、そのフレームデータを表示手段に表示させるように
したので、オンスクリーンディスプレイ表示する画像フ
ァイルのデータと文字ファイルのデータとをそれぞれ異
なった画像記憶装置に格納する必要がなく、画像記憶装
置の容量の低減化が可能になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る携帯機器の表示制御
部の詳細を示したブロック図である。
【図2】図1の携帯型の複合型再生装置の斜視図であ
る。
【図3】図2の携帯機器の回路構成を示したブロック図
である。
【図4】図2の携帯機器のメニュー画面の表示例を示し
た図である。
【図5】図4の動作モードがオーディオのときに、文字
を表示部に表示する際にVRAMにデータを書き込むと
きの処理を示したフローチャートである。
【図6】図4の動作モードがデジタルカメラのときに、
画像を表示部に表示する際に画像データをVRAMに書
き込むときの処理を示したフローチャートである。
【図7】図4の動作モードがデジタルカメラのときに、
画像と文字とを重ねて表示部に表示する際にVRAMに
データを書き込むときの処理を示したフローチャートで
ある。
【図8】図7の処理においてVRAMに生成されたフレ
ームデータの概念図である。
【図9】図4の動作モードがデジタルカメラのときに、
画像と文字とを表示部に表示する際にVRAMにデータ
を書き込むときの処理の他の例を示したフローチャート
である。
【符号の説明】
10 携帯機器、12 本体、14 表示部、16
蓋、20 メインスイッチ、22 選択スイッチ、24
メニュースイッチ、26 表示スイッチ、28 音量
調節部、30 機器制御部、32,34 メモリ、36
メモリカードI/F、40 音声再生部、42 表示
制御部、46 音量制御部、48 音声増幅部、50
音声発生器、52 液晶コントローラ。60 VRAM
制御部、62 書き込み部、63 読み書き調停部、6
4 読み出し部、65 パレット回路、66 選択回路、
67 書き込み制御部、68 読み出し制御部、69
パレット回路、70 選択回路、75 表示メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/278 H04N 5/278 5C082 5/907 5/907 B 5/93 5/93 C 5/937 G Fターム(参考) 5B069 BC09 5C023 AA11 AA18 AA31 AA38 BA11 CA01 CA05 DA01 5C052 GA03 GA06 GB01 GB07 GE08 5C053 FA07 HA27 HA33 JA12 JA16 KA03 5C076 AA12 AA16 AA26 BA03 BA04 BA06 CA01 5C082 AA00 AA21 AA27 AA31 BA02 BA12 BB01 BB22 BB27 CA56 DA63 DA86 MM07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段を備え、記憶媒体に格納されて
    いる画像ファイルのデータ及び文字ファイルのデータを
    それぞれ前記表示部の異なった表示画面に表示させる携
    帯機器であって、 前記表示手段に表示されるフレームデータが生成される
    画像記憶装置と、 前記画像ファイルのデータ又は前記文字ファイルのデー
    タを前記画像記憶装置に展開してフレームデータを生成
    する際に前記画像記憶装置を共用し、前記画像記憶装置
    から前記フレームデータを読み出して前記表示手段側に
    出力する際に前記ファイルに対応した信号処理を施す表
    示制御手段と、を備えたことを特徴とする携帯機器。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記表示手段に表
    示されるデータに対応した制御データが格納される第1
    の記憶手段と、前記表示手段に表示されるデータが格納
    される第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に格納さ
    れたデータを前記画像記憶装置に展開してフレームデー
    タを生成し、更に、前記フレームデータを読み出し、前
    記第1の記憶手段に格納された制御データに基づいた信
    号処理を行って前記表示手段に表示させる画像記憶制御
    手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯
    機器。
  3. 【請求項3】 前記画像記憶制御手段は、前記文字ファ
    イルのデータの画素データを前記画像ファイルのデータ
    の画素データと同一形式に変換することを特徴とする請
    求項2記載の携帯機器。
  4. 【請求項4】 表示手段を備え、記憶媒体に格納されて
    いる画像ファイル及び文字ファイルのデータを前記表示
    部に表示させる携帯機器であって、 前記表示手段に表示されるフレームデータが生成される
    画像記憶装置と、 前記画像ファイルのデータと前記文字ファイルのデータ
    とを前記表示手段に重ねて表示する場合には、前記画像
    ファイルのデータを前記画像記憶装置に展開してフレー
    ムデータを生成し、更に、前記画像ファイルのデータと
    同一の形式に変換された前記文字ファイルのデータを前
    記画像記憶装置に展開して重ね書きしたフレームデータ
    を生成し、当該フレームデータを前記表示手段に表示さ
    せる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする携帯機
    器。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記文字ファイル
    のデータを前記画像ファイルのデータと同一の形式に変
    換し、変換後の前記文字ファイルのデータを前記画像記
    憶装置に展開して重ね書きすることを特徴とする請求項
    4記載の携帯機器。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記文字ファイル
    のデータの画素データを前記画像ファイルのデータの画
    素データと同一の形式に変換することを特徴とする請求
    項5記載の携帯機器。
  7. 【請求項7】 前記表示制御手段は、パレットインデッ
    クスによって特定された前記文字ファイルのデータをカ
    ラーパレットに基づいて色付けして、その画素データを
    前記画像ファイルのデータの画素データと同一の形式に
    変換することを特徴とする請求項6記載の携帯機器。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段は、前記表示手段に表
    示されるデータに対応した制御データが格納される第1
    の記憶手段と、前記表示手段に表示されるデータが格納
    される第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に格納さ
    れた制御データに基づいて、前記第2の記憶手段に格納
    された前記画像ファイルのデータを前記画像記憶装置に
    展開してフレームデータを生成し、更に、前記文字ファ
    イルのデータを前記画像ファイルのデータと同一の形式
    に変換して前記画像記憶装置に展開して重ね書きしたフ
    レームデータを生成し、当該フレームデータを前記表示
    手段に表示させる画像記憶制御手段とを備えたことを特
    徴とする請求項4乃至7の何れかに記載の携帯機器。
  9. 【請求項9】 前記表示手段に表示されるデータに対応
    した制御データを前記第1の記憶手段に格納するとも
    に、前記表示手段に表示するデータを前記第2の記憶手
    段に格納する演算手段を更に備えたことを特徴とする請
    求項8記載の携帯機器。
  10. 【請求項10】 前記演算手段は、前記第2の記憶手段
    に前記記画像ファイルのデータを格納した後に、前記文
    字ファイルのデータを格納することを特徴とする請求項
    9記載の携帯機器。
  11. 【請求項11】 前記文字ファイルのデータを前記画像
    ファイルのデータと同一の形式に変換して前記表示制御
    手段に出力する演算手段を更に備えたことを特徴とする
    請求項4記載の携帯機器。
  12. 【請求項12】 前記演算手段は、前記文字ファイルの
    データの画素データを前記画像ファイルのデータの画素
    データと同一の形式に変換することを特徴とする請求項
    11記載の携帯機器。
  13. 【請求項13】 前記演算手段は、パレットインデック
    スカラーによって特定された前記文字ファイルのデータ
    をカラーパレットに基づいて色付けして、その画素デー
    タを前記画像ファイルのデータの画素データと同一の形
    式に変換することを特徴とする請求項12記載の携帯機
    器。
  14. 【請求項14】 前記表示制御手段は、前記表示手段に
    表示されるデータに対応した制御データが格納される第
    1の記憶手段と、前記表示手段に表示されるデータが格
    納される第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に格納
    された制御データに基づいて、前記第2の記憶手段に格
    納された前記画像ファイルのデータを前記画像記憶装置
    に展開してフレームデータを生成し、更に、前記文字フ
    ァイルのデータを前記画像記憶装置に展開して重ね書き
    したフレームデータを生成し、当該フレームデータを前
    記表示手段に表示させる画像記憶制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項11乃至13の何れかに記載の携
    帯機器。
  15. 【請求項15】 前記演算手段は、前記第2の記憶手段
    に前記記画像ファイルの画像データを格納した後に、前
    記変換処理された前記文字ファイルのデータを格納する
    ことを特徴とする請求項14記載の携帯機器。
  16. 【請求項16】 前記画像記憶制御手段は、前記第2の
    記憶手段に格納された前記画像ファイルのデータを前記
    画像記憶装置に展開した後に、前記第2の記憶手段に格
    納された前記文字ファイルのデータを、前記画像記憶装
    置に展開して重ね書きしたフレームデータを生成するこ
    とを特徴とする請求項15記載の携帯機器。
  17. 【請求項17】 前記表示制御手段は、前記画像記憶装
    置に形成されるフレームデータの画素数が前記表示手段
    の画素数よりも少ない場合には、フレームデータの画素
    データを前記表示手段の複数の画素に割り当てることを
    特徴とする請求項1乃至16の何れかに記載の携帯機
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005101806A1 (ja) * 2004-04-16 2005-10-27 Vodafone K.K. 移動体通信端末
JP2018005226A (ja) * 2016-07-05 2018-01-11 ユビタス インコーポレイテッドUbitus Inc. Vramでマルチソースメディアをオーバーレイするシステム及び方法

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