JP2002320086A - 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2002320086A
JP2002320086A JP2001126192A JP2001126192A JP2002320086A JP 2002320086 A JP2002320086 A JP 2002320086A JP 2001126192 A JP2001126192 A JP 2001126192A JP 2001126192 A JP2001126192 A JP 2001126192A JP 2002320086 A JP2002320086 A JP 2002320086A
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Hiroyuki Suzuki
浩之 鈴木
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2枚の画像を透過合成する際、処理データ量
を増大させることなく、各画素毎に処理内容を指定し、
画像合成処理の高速化を図る。 【解決手段】 各々8ビットのYUV信号からなる合計
24ビットの画素データ1のうち、Y信号の1ビットに
透明指標11aを設定する。透明指標11aが透明を示
す1に設定されたとき、Y信号の透明指標を除く7ビッ
ト、U信号の8ビット、および、V信号の上位6ビット
の計21ビットをパラメータ部61に、さらに、V信号
のLSBから2位のビットをモード指定部62に設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、2
枚の画像を透過合成する際、合成される画像の画素デー
タのうち、透明に表示される部分の画素データを、表示
制御パラメータに変換することにより、処理データ量を
低減させ、処理速度を高速にできるようにした画像処理
装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】2枚の画像を合成して合成画像を生成す
る画像処理技術が一般に普及しつつある。この2枚の画
像の合成は、一方の画像(以下、下地画像と称する)の
上に、透過処理した他方の画像(以下、透過処理画像と
称する)を重ね合わせるといった手法が用いられてい
る。従来、この画像の透過処理は、アルファチャンネル
と呼ばれる透過処理を行う画素の位置情報や、その透過
処理される画素の透明度などの処理情報を、透過処理し
ようとする画像データに付加して表示させる手法が用い
られていた。
【0003】また、画素データの一部のビットを透明指
標として設定し、透明指標により透明として設定された
部分の透過処理画像を透明にして表示させる手法、また
は、特定の色データを透明色として指定して表示させる
手法なども用いられてきた。
【0004】図1は、色データの一部のビットに透明指
標を設定したときの画素データ1を示している。画素デ
ータ1は、通常、それぞれ8ビットずつからなる、Yで
示された輝度信号データ11、Uで示された輝度信号と
赤色信号の差分信号データ12、および、Vで示された
輝度信号と青色信号の差分信号データ13の合計24ビ
ットのデータから構成されている。尚、以下において、
Yで示された輝度信号データ11、Uで示された輝度信
号と赤色信号の差分信号データ12、および、Vで示さ
れた輝度信号と青色信号の差分信号データ13は、Yデ
ータ11、Uデータ12、および、Vデータ13と称す
る。
【0005】ここでは、Yデータ11の8ビットのう
ち、1ビットを透明指標11aとしている。図2に示す
ように下地画像である画像Aと透過処理画像である画像
Bを合成する場合、透過処理画像である画像B上の画像
B−1の領域を透明にするときは、画像B−1の領域に
存在する画素の透明指標11aを1に設定し、それ以外
の画像B−2の領域の画素の透明指標11aを0に設定
する。この状態で、画像A上に画像Bを表示させること
により、画像A+Bに示すような合成画像が生成され
る。
【0006】すなわち、透明指標11aが1に設定され
た画像B−1の領域は、透明に表示されるので、下地画
像である画像Aが表示され、透明指標が0に設定された
画像B−2の領域は、画像A上に被さった状態で、その
まま表示される。
【0007】このとき、図3に示すように、画像B−1
の領域に存在する画素データ1は、透明指標が1に設定
されているので、画像が合成されると、透明指標が0と
なっている画像Aの画素データに置き換えられることに
なる。ここで、YB,UB,およびVB、並びに、Y
A,UA,およびVAは、画像B−1、および、画像A
の、それぞれのY信号、U信号、および、V信号を示し
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、アルファチャンネルを画素データに付加して使用す
る場合、新たなデータが付加されることになるので、全
体として処理データ量が増加し、画像の合成処理に時間
がかかってしまうという課題があった。
【0009】また、画素の色データの一部のビットを透
過指標として処理し、表示させる手法、または、特定の
色データを透明色として指定して表示させる手法は、全
体としてデータ量が増加することはないが、透過処理に
あたって、透明に色処理するための透明度を画素毎に指
定するといった、異なる透過処理方法を画素毎に指定す
ることができず、図3に示したように、透過処理画像の
所定の色データで指定された範囲の画素データを、例え
ば、下地画像の画素データに置き換えるといった、一定
の処理を施すことしかできないという課題があった。
【0010】さらに、例えば、2枚の画像を透過合成す
る際、透過処理画像を透明色として、下地画像の画素デ
ータに置き換え、さらに、その部分に文字データなどを
重ね合わせる場合、すなわち、文字データの周辺を所定
の透明度で合成し、滑らかに画像をつなげるアンチエイ
リアス処理や、タイトルバックの暗転表示処理といっ
た、画素毎に異なる透過処理を行おうとする場合、上記
のような理由から、データ量の増大を容認してアルファ
チャンネル処理を行うか、合成時の透明度を変化させな
がら、複数回の透過合成処理を行う必要が生じてしまう
と言う課題があった。
【0011】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、2枚の画像を透過合成する際、透過処理画
像の透明に表示される部分の画素データを、表示制御パ
ラメータに変換することにより、処理データ量を増大さ
せることなく、各画素毎に処理内容を指定できるように
すると共に、画像合成処理の高速化を図るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、第2の画像の画素の画素データの一部に、画素を透
明として表示するか否かを示す透明指標を設定する透明
指標設定手段と、透明指標設定手段により透明指標が透
明として表示されるように設定された画素の画素データ
のうち、透明指標以外の画素データの部分に表示制御パ
ラメータを設定する表示制御パラメータ設定手段と、第
2の画像の各画素のうち、画素データが、透明指標、お
よび、表示制御パラメータにより構成される画素を、透
明指標、および、表示制御パラメータに基づいて処理
し、第1の画像上に第2の画像を透過合成する透過合成
手段とを備えることを特徴とする。
【0013】前記表示制御パラメータには、画素の透明
度を設定する情報を含ませるようにすることができる。
【0014】前記表示制御パラメータには、処理モード
を指定する情報を含ませるようにすることができる。
【0015】前記処理モードには、透明色処理、透明度
合成処理、または、文字縁取り処理を含ませるようにす
ることができる。
【0016】本発明の画像処理方法は、第2の画像の画
素の画素データの一部に、画素を透明として表示するか
否かを示す透明指標を設定する透明指標設定ステップ
と、透明指標設定ステップの処理で透明指標が透明とし
て表示されるように設定された画素の画素データのう
ち、透明指標以外の画素データの部分に表示制御パラメ
ータを設定する表示制御パラメータ設定ステップと、第
2の画像の各画素のうち、画素データが、透明指標、お
よび、表示制御パラメータにより構成される画素を、透
明指標、および、表示制御パラメータに基づいて処理
し、第1の画像上に第2の画像を透過合成する透過合成
ステップとを含むことを特徴とする。
【0017】本発明の記録媒体のプログラムは、第2の
画像の画素の画素データの一部に、画素を透明として表
示するか否かを示す透明指標の設定を制御する透明指標
設定制御ステップと、透明指標設定制御ステップの処理
で透明指標が透明として表示されるように設定された画
素の画素データのうち、透明指標以外の画素データの部
分に表示制御パラメータの設定を制御する表示制御パラ
メータ設定制御ステップと、第2の画像の各画素のう
ち、画素データが、透明指標、および、表示制御パラメ
ータにより構成される画素の、透明指標、および、表示
制御パラメータに基づいた処理と、第1の画像上への第
2の画像の透過合成を制御する透過合成制御ステップと
を含むことを特徴とする。
【0018】本発明のプログラムは、第2の画像の画素
の画素データの一部に、画素を透明として表示するか否
かを示す透明指標の設定を制御する透明指標設定制御ス
テップと、透明指標設定制御ステップの処理で透明指標
が透明として表示されるように設定された画素の画素デ
ータのうち、透明指標以外の画素データの部分に表示制
御パラメータの設定を制御する表示制御パラメータ設定
制御ステップと、第2の画像の各画素のうち、画素デー
タが、透明指標、および、表示制御パラメータにより構
成される画素の、透明指標、および、表示制御パラメー
タに基づいた処理と、第1の画像上への第2の画像の透
過合成を制御する透過合成制御ステップとを実行させる
ことを特徴とする。
【0019】本発明の画像処理装置および方法、並びに
プログラムにおいては、第2の画像の画素の画素データ
の一部に、画素を透明として表示するか否かを示す透明
指標が設定され、透明指標が透明として表示されるよう
に設定された画素の画素データのうち、透明指標以外の
画素データの部分に表示制御パラメータが設定され、第
2の画像の各画素のうち、画素データが、透明指標、お
よび、表示制御パラメータにより構成される画素が、透
明指標、および、表示制御パラメータに基づいて処理さ
れ、第1の画像上に第2の画像が透過合成される。
【0020】
【発明の実施の形態】図4は、本発明に係る携帯型のビ
デオカメラ21の一実施の形態の構成を示す図である。
CCD(Charge Coupled Device)撮像素子32は、レンズ
31を介して図示せぬ被写体の映像を光電変換し、撮像
信号処理部33に出力する。撮像信号処理部33は、CC
D撮像素子33より入力された信号に所定の処理を加え
て画像信号を生成し、スイッチ34を介して、A/D(Ana
log/Digital変換器)37、または、画像合成部44に
出力する。
【0021】スイッチ34は、システムコントローラ3
5により制御され、通常の下地画像にオーバーラップ表
示させるタイトル画像などの透過処理画像を生成する場
合、端子34bに接続され、また、透過処理画像を生成
するとき以外の場合、例えば、透過処理画像を下地画像
に合成する場合などは、端子34aに接続される。
【0022】システムコントローラ35は、ビデオカメ
ラ21の全体の動作を制御しており、CPU(Central Pro
cessing Unit)、ROM(Read Only Memory)、および、R
AM(Random Access Memory)などから構成される、いわ
ゆる、マイクロコンピュータであり、CPUがROMに記憶さ
れた所定のプログラムをRAMに展開して実行する。ま
た、システムコントローラ35は、ドライブ101に装
着された磁気ディスク111、光ディスク112、光磁
気ディスク113、または、半導体メモリ114に記憶
されたプログラムを適宜読込んで実行すると共に、所定
のデータやプログラムを記録させる。
【0023】入力部36は、ビデオカメラ21の本体に
設けられたタブレットボタンなどであり、ビデオカメラ
21に各種の処理を実行させるとき、ユーザにより操作
される。A/D変換器37は、スイッチ34が端子34b
に接続され、タイトル画像などの透過処理画像が撮像さ
れるとき、撮像信号処理部33より入力された画像信号
をデジタル化し、透過処理画像データ生成部38に出力
する。
【0024】透過処理画像データ生成部38は、A/D変
換器37より入力されるデジタルの画像信号から、例え
ば、スーパーインポーズ画面などに使用されるタイトル
画像などの文字や記号などの輪郭の位置データ(画素の
座標位置)から、一般画像信号と、タイトル画像となる
特定の色信号との切替え信号からなる透過処理画像デー
タを生成し、フレームメモリ39に出力する。
【0025】フレームメモリ39は、書き込みコントロ
ーラ40により制御され、透過処理画像データ生成部3
8より入力される透過処理画像データを記憶すると共
に、読み出しコントローラ41により制御され、透過処
理画像データ処理部42や、スイッチ43を介して画像
合成部44に記憶した透過処理画像データを読み出す。
また、フレームメモリ39は、書き込みコントローラ4
0により制御され、透過処理画像データ処理部42によ
り処理された透過処理画像データを記憶する。さらに、
フレームメモリ39には、例えば、図2に示した画像B
に対応する透過処理画像データが予め複数に記憶されて
おり、これらを利用して、下地画像に合成させることも
できる。また、透過処理画像データは、透過処理画像デ
ータ処理部42により、ユーザが入力部36を操作しな
がら任意に生成することもでき、フレームメモリ39
は、ユーザにより生成された透過処理画像データも記憶
することができる。
【0026】透過処理画像データ処理部42は、システ
ムコントローラ35により制御され、フレームメモリ3
9より読み出した透過処理画像データを、スイッチ4
3、画像合成部44、および、画像出力部45を介して
ディスプレイ46、または、記録部47に出力する。ま
た、透過処理画像データ処理部42は、ディスプレイ4
6に表示された透過表示画像を見ながら、各種の透過処
理に必要な設定をするとき、ユーザにより操作された入
力部36からの情報に基づいて、透過処理画像データの
設定を変更し、フレームメモリ39に出力する(記憶さ
せる)。尚、透過処理画像データ処理部42による設定
処理については、後述する。
【0027】スイッチ43は、システムコントローラ3
5により制御され、撮像信号処理部33より入力される
画像信号(下地画像の信号)とフレームメモリ39に記
憶された透過処理画像を合成するとき、端子43bに接
続される。また、スイッチ43は、透過処理画像データ
処理部42により透過処理画像の設定を変更する処理が
実行されるとき、端子43aに接続される。
【0028】画像合成部44は、システムコントローラ
35により制御され、撮像信号処理部33より入力され
る画像信号(下地画像の信号)とフレームメモリ39に
記憶された透過処理画像を合成するとき、所定の画素デ
ータ1の位置に応じて、画像を合成し、後段の画像出力
部45、または、記録再生部47に出力する。また、画
像合成部44は、透過処理画像データ処理部42により
透過処理画像の設定を変更する処理が実行されるとき、
透過処理画像データ処理部42より出力される透過処理
画像データのみを画像出力部45を介してディスプレイ
46に表示させる。
【0029】画像出力部45は、画像合成部44より入
力される画像信号をディスプレイ46に表示可能な信号
方式に変換してLCD(Liquid Crystal Display)からな
るディスプレイ6に表示させる。
【0030】記録再生部47は、システムコントローラ
35により制御され、入力された画像信号を、記録用の
信号に変換し、例えば、ビデオカセットテープなどの記
録媒体に記録すると共に、記録媒体に記録された画像信
号を読み出して、所定の信号に変化し、画像出力部45
を介してディスプレイ46に表示させる。
【0031】次に、透過処理画像データ処理部42によ
る透過処理画像の設定処理について説明する。
【0032】上述のように、透過処理画像データ処理部
42は、所定の透過処理画像をフレームメモリ39より
読み出して、ディスプレイ46に表示させる。この状態
で、ユーザは、表示された透過処理画像を見ながら、入
力部36を操作して、所望の設定を入力する。
【0033】例えば、透過処理画像データ処理部42
が、図2に示した画像Bを、フレームメモリ39より透
過処理画像データとして読み出し、例えば、図5に示す
画像B'のように、入力部36を操作して設定する。す
なわち、画像B'上の画像B'−1の領域を透明にして、
下地画像である画像Aが表示されるように設定し、画像
B'の縁の部分である画像B'−2の領域は、そのままの
画像を表示する。さらに、画像B'−1上の下部に「T
ITLE」と表示された部分の背景となる画像B'−1
1の領域は、画像B'−1の領域より、黒色の濃い透明
表示をさせ、さらに、画像B'−11上に表示される
「TITLE」の文字部分としての画像B'−12の領
域は、黒色で表示させるように設定するものとする。
【0034】この状態で、入力部36が操作されて、終
了(保存)が指令されると、透過処理画像データ処理部
42は、画像Bの各画素データを変換させて、画像B'
を生成してフレームメモリ39に記憶させる。すなわ
ち、図5の画像B'の画像B'−1は、透明であり、さら
に、画像B'−2は、そのままの表示であるので、透過
処理画像データ処理部42は、図1に示すように、画像
B'−1の領域に存在する画素データ1の透明指標11
aを1に設定し、画像B'−2の領域に存在する画素デ
ータ1の透明指標11aを0に設定する。このとき、画
像B'−1は、透明であるので、図3に示したように、
透過処理画像の画素データ1は、下地画像の画素データ
1変換されることになる。従って、透明指標が1となる
透過処理画像の画素データ1において、透明指標11a
以外のYデータ11の7ビット、並びに、Uデータ1
2、および、Vデータ13のそれぞれの8ビットを合わ
せた計23ビットの画素データ1は、保持する必要がな
くなる。
【0035】そこで、透過処理画像データ処理部42
は、この23ビットの領域を図6に示すように変換す
る。すなわち、透過処理画像データ処理部42は、Yデ
ータ11の領域の透明指標11a以外の領域をパラメー
タ部61−1に、Uデータ12の領域と、Vデータ13
の上位6ビットをパラメータ61−2に、さらに、Vデ
ータ13の領域のLSB(Least Significant Bit)から2
位のビットをモード指定部62にそれぞれ変換する。パ
ラメータ部61−1,61−2には、21ビットからな
るパラメータにより透明度が設定される。また、モード
指定部62には、図7に示すように処理モードが設定さ
れる。すなわち、その画素に透明色処理を指定するとき
「00」が設定され、透明度合成処理を指定するとき
「01」が設定され、さらに、文字縁取り処理を設定す
るとき「10」が設定される。尚、パラメータ部61−
1,61−2を特に区別する必要がない時、単に、パラ
メータ部61と称する。その他も同様とする。また、透
明色処理とは、パラメータ部61のデータとは無関係に
完全な透明色に表示する処理である。透明度合成処理と
は、パラメータ部61の21ビットのデータにより設定
される透明度に基づいて、透明表示する処理である。さ
らに、文字縁取り処理とは、テキストデータなどの縁取
り部分の画素に対して、パラメータ部61の21ビット
の透明度のデータにより指定される色で、縁取り部分の
色表示をする処理である。
【0036】透明指標11aが1に設定された画素につ
いては、図6に示すような画素データに変換され、例え
ば、画像B'−1の領域の画素データ1は、完全に透明
となることを示す透明度の設定値として、モード指定部
62に「00」が設定されることになる。
【0037】また、画像B'−11の領域の画素データ
1は、黒色の濃い透明表示に対応する透明度の設定値
が、21ビットのパラメータ61に設定され、さらに、
透明度合成処理になるので、モード指定部62には「0
1」が設定されることになる。
【0038】また、文字「TITLE」からなる画像
B'−12の領域の画素データ1は、透明指標が0に設
定されることになるので、図1の画素データ1の構成の
まま変換されないことになる。
【0039】図5に示すように、画像合成部44は、撮
像信号処理部33より入力される下地画像である画像A
と、フレームメモリ39より入力される透過処理画像で
ある画像B'を合成し、画像A+B'を生成する。このと
き、画像合成部44は、下地画像である画像A上に、画
像B'の各画素のデータを読み込みながら合成する。結
果として、画像A+B'上では、中央部の画像B'上の画
像B'−1が存在した領域に、画像Aが表示される。ま
た、画像B'−2の領域には、画像B'上の表示が、その
ままの状態で表示され、画像B'−11の領域は、黒色
の濃い透明状態で、画像A上に表示され、その画像B'
−11の中央部に、「TITLE」と記された文字が、
画像B'−12の領域に表示されることになる。
【0040】このように、透過処理画像データ処理部4
2は、図8に示すように、フレームメモリ39に記憶さ
れた基礎となる透過処理画像である画像Bを一旦読み出
して、入力部36より入力される各種の設定データに基
づいて、実際の画像合成に使用するための透過処理画像
である画像B'を生成して、再び、フレームメモリ39
に記憶させ、最終的に、下地画像である画像Aと、フレ
ームメモリ39上で、変換された画像データB'が、合
成されることになる。
【0041】次に、例えば、図9に示すように下地画像
としての画像Cと、透過処理画像としての画像Dを合成
するときの処理について、図10乃至図12のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0042】まず、図10のフローチャートを参照し
て、画像Dの透過処理画像を撮像する処理について説明
する。
【0043】ステップS1において、システムコントロ
ーラ35は、スイッチ34を端子34bに接続する。ス
テップS2において、CCD撮像素子32は、レンズ31
を介して図示せぬ被写体の映像を透過処理画像として撮
像し、光電変換して生成される信号を撮像信号処理部3
3に出力する。尚、透過処理画像としての実際の被写体
は、例えば、ホワイトボードなどに、「TITLE」と
記載されたものや、図2の画像Bのような模様などが描
かれたものでも良い。
【0044】ステップS3において、撮像信号処理部3
3は、入力された透過処理画像信号に所定の処理を施
し、スイッチ34を介してA/D変換器37に出力する。
ステップS4において、A/D変換器37は、入力された
透過処理画像をデジタル化して透過処理画像データ生成
部38に出力する。
【0045】ステップS5において、透過処理画像デー
タ生成部38は、入力された透過画像信号を輪郭位置を
示すデータからなる透過処理画像データに変換し、フレ
ームメモリ39に出力する。ステップS6において、シ
ステムコントローラ35は、書き込みコントローラ40
を制御して、透過処理画像データ生成部38より入力さ
れる透過処理画像データをフレームメモリ39に記憶さ
せる。
【0046】この処理により、フレームメモリ39に
は、透過処理画像の基礎となる透過処理画像データが記
憶されることになる。すなわち、今の場合、画像Dは、
図8における画像Bをフレームメモリ39に記憶した状
態となる。
【0047】次に、図11のフローチャートを参照し
て、透過処理画像データの設定処理について説明する。
【0048】ユーザが設定しようとする透過処理画像が
入力部36により選択されると、処理が開始され、ステ
ップS21において、システムコントローラ35は、読
み出しコントローラ41を制御して、選択された透過処
理画像、すなわち、今の場合、画像D(ここでは、図5
の画像Bに相当する)をフレームメモリより読み出して
透過処理画像データ処理部42に出力する。ステップS
22において、システムコントローラ35は、スイッチ
43を制御して端子43aに接続する。
【0049】ステップS23において、透過処理画像デ
ータ処理部42は、スイッチ43を介して画像合成部4
4に透過処理画像データを出力する。ステップS24に
おいて、画像合成部44は、スイッチ43より入力され
た透過処理画像だけを、後段の画像出力部45を介して
ディスプレイ46に表示させる。
【0050】ステップS25において、透過処理画像デ
ータ処理部42は、ディスプレイ46に表示された画像
Dを見ながら、入力部36がユーザにより操作され、所
望とする内容に対応する設定処理を実行する。ステップ
S26において、透過処理画像データ処理部42は、ユ
ーザからの設定処理が終了したか否かを判定し、処理が
終了したと判定されるまでその処理を繰り返し、処理が
終了したと判定するとき、その処理は、ステップS27
に進む。
【0051】すなわち、ステップS26の処理では、図
9に示すように、画像Dの全体の背景である画像D−1
の領域が透明に設定され、「TITLE」の文字部分か
らなる画像D−2の領域がそのまま表示されるように設
定され、さらに、画像D−2の「TITLE」の文字の
ふちの部分からなる画像D−3の領域が半透明で、縁取
りするように設定されるものとする。
【0052】ステップS27において、システムコント
ローラ35は、入力部36により設定された内容で、透
過処理画像データをフレームメモリ39に記憶させる。
【0053】すなわち、図9で示された状態で、設定処
理が終了し、画像Dがフレームメモリ39に保存される
ので、透過処理画像データ処理部42は、透明で設定さ
れた画像D−1の領域に存在する画素データ1の透過指
標が1に設定されるので、対応する画素データ1を図6
の形式に変換し、透明色処理示す「00」をモード指定
部62に設定する。また、そのまま表示される「TIT
LE」の文字からなる画像D−2の領域の画像データ1
は、透明指標が1として設定されることになるので、変
換されることなくそのままの状態で設定される。さら
に、画像D−2の文字の縁取り部分からなる画像D−3
の領域の画素データは、半透明となるので、透明指標が
1となり、画素データ1の形式が変換され、パラメータ
部61に文字の縁の色を指定する値が設定され、モード
指定部62には、文字縁取り処理を指定する「01」が
設定される。
【0054】次に、図12のフローチャートを参照し
て、図9に示す画像C+Dを表示する処理について説明
する。
【0055】ステップS41において、システムコント
ローラ35は、スイッチ34を端子34aに接続し、さ
らに、スイッチ43を端子43aに接続する。ステップ
S42において、CCD撮像素子32は、レンズ31を介
して図示せぬ被写体を撮像し光電変換した信号を撮像信
号処理部33に出力する。ステップS43において、撮
像信号処理部33は、入力された画像信号を所定の信号
処理を施し、スイッチ34を介して画像合成部44に出
力する。すなわち、今の場合、画像合成部44に入力さ
れる画像信号は、下地画像となる画像Cである。
【0056】ステップS44において、システムコント
ローラ35は、読み出しコントローラ41を制御して、
入力部36により指定されたフレームメモリ39に記憶
されている透過処理画像データ、すなわち、今の場合、
図11のフローチャートの処理により設定された画像D
(ここでは、図5の画像B'に相当する)の透過処理画
像データを読み出して、スイッチ43を介して画像合成
部44に出力する。
【0057】ステップS45において、画像合成部45
は、撮像信号処理部33より入力される画像信号、すな
わち、図9の画像Cの画像データと、フレームメモリ3
9より読み出された透過処理画像データ、すなわち、今
の場合、図11のフローチャートの処理により設定され
た画像Dの透過処理画像データとを画素位置毎に合成
し、すなわち、図9の画像C+Dを生成し、画像出力部
45を介してディスプレイ46に出力する。
【0058】より詳細には、この処理により、画像合成
部44は、図9に示すように、画像C+Dの画像D−1
に対応する領域の画素データ1において、透明指標には
1が設定され、モード指定部62には、透明色処理を示
す「00」が設定されているので、画像C上に合成され
る画像D−1に対応する領域は、透明に表示される。す
なわち、何も表示されず、下地画像である画像Cが表示
される。
【0059】画像D−2に対応する領域の画素データ1
は、「TITLE」文字そのものであり、さらに、透明
指標が0であるので、画像C上に、そのままの「TIT
LE」の文字が表示される。さらに、画像D−3に対応
する領域の画素データ1は、画像D−2の文字「TIT
LE」の縁取りであり、透明指標が0であり、かつ、モ
ード指定部62には、「10」と設定されており、パラ
メータ部61の設定値が、文字縁取り処理における色設
定であるので、対応する色で縁取りされて表示される。
【0060】尚、上述のステップS46(図12)の処
理においては、システムコントローラ35が、記録再生
部47を制御して、合成された画像C+Dを記録媒体に
記録させることもできる。
【0061】このように、パラメータ部61に文字縁取
り処理などを設定データとすることができるので、予め
透過処理画像データに、縁取りの文字データを入力する
必要がないうえ、モード指定部62の設定を変更して、
必要に応じて縁取りをなくしたり、或いは、パラメータ
部61の設定を変更して縁取りの色を変更するといった
ことが自由にできる。
【0062】また、以上のような処理により、透過処理
画像データの設定処理(図11のフローチャートの処
理)が画像合成処理の前に施されるようにすることで、
事前に、透過処理画像データの透明指標が1となる(透
明に表示される)画素データの透明度を21ビットから
なるデータから設定することができるうえ、合成される
際、これまで、透明指標が1であった部分のデータの置
き換え処理が必要なくなるので、画像合成処理を高速で
実現することが可能となる。
【0063】さらに、以上においては、画素データ1の
透明指標11aが1として、透明を示す設定とされた場
合、透明指標11a以外の23ビットの情報をパラメー
タ部61とモード指定部62に設定するようにしたが、
それ以外の情報が設定できるようにしても良く、例え
ば、パラメータ61の21ビットを、さらに分割して、
テキスト情報や、点滅表示などを指定する情報を設定で
きるようにしても良い。また、モード指定部62が「0
0」に設定された場合、パラメータ部61のデータは、
参照されることなく完全な透明色が指定されることにな
るので、このときのパラメータ部61に、その他の情報
を設定するようにしても良い。
【0064】以上によれば、2枚の画像を透過合成する
際、透過処理画像の透明に表示される部分の画素データ
を、パラメータ部61やモード指定部62などの表示制
御パラメータに変換することにより、処理データ量を増
大させることなく、各画素毎に処理内容を指定すること
が可能となり、画像合成処理の高速化を実現することが
可能となる。
【0065】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行させることが可能な、例え
ば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からイ
ンストールされる。
【0066】この記録媒体は、図4に示すようにビデオ
カメラ21に予め組み込まれた状態でユーザに提供され
る、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供
するために配布される、プログラムが記録されている磁
気ディスク111(フレキシブルディスクを含む)、光
ディスク112(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memo
ry),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気
ディスク113(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは
半導体メモリ114(Memory Stickを含む)などよりな
るパッケージメディアにより構成される。
【0067】尚、本明細書において、記録媒体に記録さ
れるプログラムを記述するステップは、記載された順序
に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理を含むものである。
【0068】
【発明の効果】本発明の画像処理装置および方法、並び
にプログラムによれば、第2の画像の画素の画素データ
の一部に、画素を透明として表示するか否かを示す透明
指標を設定し、透明指標が透明として表示されるように
設定された画素の画素データのうち、透明指標以外の画
素データの部分に表示制御パラメータを設定し、第2の
画像の各画素のうち、画素データが、透明指標、およ
び、表示制御パラメータにより構成される画素を、透明
指標、および、表示制御パラメータに基づいて処理し、
第1の画像上に第2の画像を透過合成するようにしたの
で、2枚の画像を透過合成する際、処理データ量を増大
させることなく、各画素毎に処理内容を指定することが
可能となり、画像合成処理の高速化を実現することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像データを説明する図である。
【図2】画像合成処理を説明する図である。
【図3】図2の画像合成処理をする際の画像データの変
換を説明する図である。
【図4】本発明を適用したビデオカメラの一実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【図5】図4のビデオカメラによる画像合成処理を説明
する図である。
【図6】図5の画像合成処理をする際の画像データの変
換を説明する図である。
【図7】図6に示された変換された画像データのモード
指定部に設定される処理モードを説明する図である。
【図8】図4のビデオカメラによる画像合成処理を説明
する図である。
【図9】図4の透過処理画像データ処理部の透過処理画
像データの設定処理を説明する図である。
【図10】透過処理画像撮像処理を説明するフローチャ
ートである。
【図11】透過処理画像データ設定処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図12】合成表示処理を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 画素データ,11a 透明指標,34 スイッチ,
35 システムコントローラ,36 入力部,38 透
過処理画像データ生成部,39 フレームメモリ,40
書き込みコントローラ,41 読み出しコントロー
ラ,42 透過画像処理画像データ処理部,43 スイ
ッチ,44 画像合成部,45 画像出力部,46 デ
ィスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CE08 CH11 5C023 AA11 AA27 AA34 AA37 AA38 BA11 CA03 CA05 CA08 DA04 DA08 EA03 5C076 AA12 AA16 AA26 BA03 5C082 AA27 BA02 BA12 BA20 BA27 BA35 CA56 CB01 DA87 MM02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像と第2の画像を合成する画像
    処理装置において、 前記第2の画像の画素の画素データの一部に、前記画素
    を透明として表示するか否かを示す透明指標を設定する
    透明指標設定手段と、 前記透明指標設定手段により前記透明指標が透明として
    表示されるように設定された画素の画素データのうち、
    前記透明指標以外の画素データの部分に表示制御パラメ
    ータを設定する表示制御パラメータ設定手段と、 前記第2の画像の各画素のうち、前記画素データが、前
    記透明指標、および、前記表示制御パラメータにより構
    成される画素を、前記透明指標、および、前記表示制御
    パラメータに基づいて処理し、前記第1の画像上に前記
    第2の画像を透過合成する透過合成手段とを備えること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御パラメータは、前記画素の
    透明度を設定する情報を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御パラメータは、処理モード
    を指定する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記処理モードは、透明色処理、透明度
    合成処理、または、文字縁取り処理を含むことを特徴と
    する請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 第1の画像と第2の画像を合成する画像
    処理装置の画像処理方法において、 前記第2の画像の画素の画素データの一部に、前記画素
    を透明として表示するか否かを示す透明指標を設定する
    透明指標設定ステップと、 前記透明指標設定ステップの処理で前記透明指標が透明
    として表示されるように設定された画素の画素データの
    うち、前記透明指標以外の画素データの部分に表示制御
    パラメータを設定する表示制御パラメータ設定ステップ
    と、 前記第2の画像の各画素のうち、前記画素データが、前
    記透明指標、および、前記表示制御パラメータにより構
    成される画素を、前記透明指標、および、前記表示制御
    パラメータに基づいて処理し、前記第1の画像上に前記
    第2の画像を透過合成する透過合成ステップとを含むこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 第1の画像と第2の画像を合成する画像
    処理装置を制御するプログラムであって、 前記第2の画像の画素の画素データの一部に、前記画素
    を透明として表示するか否かを示す透明指標の設定を制
    御する透明指標設定制御ステップと、 前記透明指標設定制御ステップの処理で前記透明指標が
    透明として表示されるように設定された画素の画素デー
    タのうち、前記透明指標以外の画素データの部分に表示
    制御パラメータの設定を制御する表示制御パラメータ設
    定制御ステップと、 前記第2の画像の各画素のうち、前記画素データが、前
    記透明指標、および、前記表示制御パラメータにより構
    成される画素の、前記透明指標、および、前記表示制御
    パラメータに基づいた処理と、前記第1の画像上への前
    記第2の画像の透過合成を制御する透過合成制御ステッ
    プとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可
    能なプログラムが記録されている記録媒体。
  7. 【請求項7】 第1の画像と第2の画像を合成する画像
    処理装置を制御するコンピュータに、 前記第2の画像の画素の画素データの一部に、前記画素
    を透明として表示するか否かを示す透明指標の設定を制
    御する透明指標設定制御ステップと、 前記透明指標設定制御ステップの処理で前記透明指標が
    透明として表示されるように設定された画素の画素デー
    タのうち、前記透明指標以外の画素データの部分に表示
    制御パラメータの設定を制御する表示制御パラメータ設
    定制御ステップと、 前記第2の画像の各画素のうち、前記画素データが、前
    記透明指標、および、前記表示制御パラメータにより構
    成される画素の、前記透明指標、および、前記表示制御
    パラメータに基づいた処理と、前記第1の画像上への前
    記第2の画像の透過合成を制御する透過合成制御ステッ
    プとを実行させるプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007171581A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Olympus Imaging Corp 画像処理装置及び画像処理方法
US7551211B2 (en) 2003-08-28 2009-06-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus and method for processing a photographic image using a stencil
JP2015103907A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

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