JP2003166927A - 走査型プローブ顕微鏡 - Google Patents

走査型プローブ顕微鏡

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査型プローブ顕微鏡において、プローブと
試料表面との接触を自動回避し、試料表面の三次元形状
を自動測定する。 【解決手段】 プローブが試料表面を走査する間におい
て、プローブの高さを監視することによって、プローブ
と試料表面との接触を自動的に回避するものであり、プ
ローブの高さ制限値を予め設定しておき、走査によって
測定されるプローブのZ方向の高さと高さ制限値とを比
較し、プローブの高さが高さ制限値に達したときあるい
は超えたときにプローブと試料との間のZ方向の距離を
広げ、これによって、プローブと試料表面との接触を回
避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,走査型プローブ顕
微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】走査型プローブ顕微鏡は、試料表面を微
小なプローブ(探針)で走査することによって三次元形
状を観察する顕微鏡であり、金属,半導体,セラミッ
ク,樹脂等の表面観察やあらさの測定、液晶,高分子,
蒸着膜などの薄膜の観察等の表面観察に用いられてい
る。このような走査型プローブ顕微鏡として、プローブ
と試料表面との間に働く原子間力を測定する原子間力顕
微鏡(AFM)が知られている。
【0003】原子間力顕微鏡(AFM)は、プローブ
(探針)及びプローブを支持するカンチレバーと、この
カンチレバーの曲がりを検出する変位検出系とを備え、
探針と試料との間の原子間力(引力又は斥力)を検出
し、この原子間力が一定となるように探針と試料表面と
の距離を制御することによって、試料表面の形状を観察
する。また、XY方向及びZ方向に移動可能なスキャナ
ーを備え、試料とプローブとの間において、XY方向の
移動よる試料の二次元的な走査とZ方向のフィードバッ
ク制御による試料の高さ情報の取得によって、試料表面
の形状を測定する。このXY方向の走査及びZ方向のフ
ィードバック制御は、試料側あるいはプローブ側に設け
た、例えばピエゾ素子等の微小変位可能な駆動機構によ
って行われる。
【0004】このフィードバック制御による表面形状の
測定には、プローブを試料表面に一定の力で接触させて
測定するコンタクトモードと、プローブを一定の高さに
保つコンスタントハイトモードと、振動させたプローブ
を試料表面とほぼ非接触の状態で測定するダイナミック
モードあるいは小さな振動振幅によるノンコンタクトモ
ードがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】走査型プローブ顕微鏡
は、試料表面の三次元形状を観察する際、測定レンジに
応じて走査時におけるZ方向の移動上限が設定されてい
る。例えば、狭い測定レンジではZ方向の移動上限は低
く設定され、これによって微小な凹凸を高い測定精度で
測定し、他方、広い測定レンジではZ方向の移動上限は
高く設定され、これによってより大きな凹凸の測定に対
応することができる。
【0006】しかしながら、試料によっては試料表面の
凹凸の範囲が不明であるものがあり、予想以上に大きな
凹凸がある場合がある。このような試料を走査して観察
するとプローブが試料と接触し、プローブや試料が破損
するおそれがある。
【0007】そこで、従来、走査型プローブ顕微鏡によ
る試料表面の三次元形状の観察では、オペレータが測定
データを観察し、プローブと試料表面とが接触するおそ
れがあると判断した場合には、マニュアル操作によって
プローブを上昇させて、プローブと試料表面との接触を
回避している。このようなオペレータによるマニュアル
操作をしない限り、プローブは走査を続けることにな
り、プローブと試料表面との接触を回避することはでき
ない。
【0008】したがって、走査型プローブ顕微鏡による
試料表面の三次元形状の観察では、プローブと試料表面
との接触を避けるために、オペレータによる監視が常時
必要となり、自動測定の支障となっている。そこで、本
発明は前記した従来の問題点を解決し、走査型プローブ
顕微鏡においてプローブと試料表面との接触を自動回避
することを目的とし、さらに、試料表面の三次元形状を
自動測定することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、プローブが試
料表面を走査する間において、プローブの高さを監視す
ることによって、プローブと試料表面との接触を自動的
に回避するものである。本発明の一態様は、プローブの
高さ制限値を予め設定しておき、走査によって測定され
るプローブのZ方向の高さと高さ制限値とを比較し、プ
ローブの高さが高さ制限値に達したときあるいは超えた
ときにプローブと試料との間のZ方向の距離を広げ、こ
れによって、プローブと試料表面との接触を回避する。
【0010】プローブと試料との間のZ方向の距離は、
プローブを上昇あるいはステージを下降させることによ
って広げることができ、このときのプローブあるいはス
テージの移動は、予め設定した一定距離分だけ上昇ある
いは下降させる形態の他に、予め設定した高さ位置まで
上昇あるいは下降させる形態とすることができる。
【0011】また、プローブと試料との間のZ方向の距
離を広げた後の動作は、種々の形態をとることができ
る。一形態は、X,Y方向の移動及びZ方向の移動共に
停止させて待機させ、他の形態は、Z方向の高さを広げ
たままの状態で、X,Y方向の移動を続行してプローブ
を所定位置まで移動させる形態である。
【0012】本発明の別の態様は、プローブのZ方向高
さと予め設定した高さ制限値とを比較し、比較結果に基
づいて測定レンジ及び高さ制限値を変更する。はじめに
設定した測定レンジによる測定において、プローブのZ
方向高さが高さ制限値の範囲を超え、プローブが試料表
面と接触するおそれがある場合には、広い測定レンジに
変更することによって、プローブと試料表面との接触を
回避する。このとき、同時に高さ制限値も変更し、変更
した測定レンジにおいてプローブのZ方向高さが高さ制
限値の範囲にあるか否かを監視する。高さ制限値は測定
レンジと連動して設定しておくことによって、測定レン
ジと同時に高さ制限値を自動設定することができる。こ
の形態によれば、試料表面に大きな凹凸がある場合であ
っても、プローブが試料表面と接触することなく、試料
表面の三次元形状を自動測定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
を参照しながら詳細に説明する。はじめに、本発明の走
査型プローブ顕微鏡の第1の態様について説明する。図
1は本発明の走査型プローブ顕微鏡の第1の態様の概略
を説明するための概略ブロック図であり、図2は第1の
態様による動作を説明するためのフローチャートであ
り、図3は第1の態様による動作を説明するための動作
概略図である。
【0014】図1において、走査型プローブ顕微鏡1
は、通常の走査型プローブ顕微鏡が備える構成と同様
に、プローブ2、プローブ2の変位を検出する検出手段
3、プローブ2をX方向,Y方向、及びZ方向(高さ方
向)に微小移動するピエゾ素子等の駆動手段4、試料S
を支持すると共に試料SをX方向,Y方向、及びZ方向
に移動するステージ5を備える。駆動手段4及びステー
ジ5は、走査制御手段6と共に走査機構を構成する。
【0015】走査制御手段6は、駆動手段4あるいはス
テージ5のX,Y方向の移動を制御すると共に、検出手
段3で検出した試料表面の高さ情報にフィードバックす
ることに基づいてZ方向(高さ方向)の移動を制御し、
プローブ2を試料表面に沿って走査する。なお、プロー
ブ2のX,Y,Z方向の移動は、駆動手段4及びステー
ジ5の各移動方向の種々の組み合わせとすることもでき
る。本発明の走査型プローブ顕微鏡の第1の態様は、走
査型プローブ顕微鏡が通常備える上記の構成に加えて、
プローブの高さを監視してプローブと試料表面との接触
を回避する判定手段8及び設定手段9を備える。
【0016】判定手段8は、プローブの高さと予め設定
した高さ制限値と比較し、プローブの高さが高さ制限値
に達したときあるいは高さ制限値を超えたときに走査制
御手段6に通知する。走査制御手段6は、プローブの高
さが高さ制限値に達したときあるいは高さ制限値を超え
たことを受けると、駆動手段4あるいはステージ5を駆
動してプローブ2をZ方向(高さ方向)に上昇させ、こ
れによってプローブ2と試料表面との接触を回避する。
【0017】設定手段9は、判定手段8の比較処理に用
いる高さ制限値を設定する手段であり、例えば測定する
試料の表面状態に応じて設定することができる。なお、
高さ制限値は、設定手段9で設定する他に、判定手段8
内に予め記録しておくこともできる。
【0018】本発明の走査型プローブ顕微鏡の第1の態
様の動作例を図2のフローチャートを用いて説明する。
設定手段9によって、判定手段8に高さ制限値を設定す
る。高さ制限値はプローブがZ方向(高さ方向)に移動
する上限値を定めるものであり、例えば基準位置からZ
方向への距離によって定めることができる。高さ制限値
は予め用意しておいた複数の値から選択することができ
る(ステップS1)。
【0019】高さ制限値を設定した後、走査制御手段6
によって駆動手段4やステージ5を制御することによっ
て走査を開始する。駆動手段4あるいはステージ5が
X,Y方向に駆動することによって、プローブ2は試料
Sに対して二次元的に移動する。このとき、検出手段3
は、プローブ2の先端と試料Sの表面との距離を検出す
る。走査制御手段6は検出手段3から検出値を取り込
み、プローブ2の先端と試料Sの表面との距離が一定と
なるように、駆動手段4あるいはステージ5のZ方向の
制御を行う。この制御によって、プローブ2は試料Sに
表面形状に沿って移動する。測定手段7は、検出手段3
が検出する高さ方向の測定データと走査制御手段6から
得た二次元の位置データに基づいて、試料表面の三次元
形状を測定する(ステップS2)。
【0020】判定手段8は、測定手段7からプローブ2
の高さを取り込んで(ステップS3)高さ制限値と比較
し、プローブ2の高さが高さ制限値内であるかを判定す
る(ステップS4)。ステップS4の判定において、プ
ローブ2の高さが高さ制限値内である場合には走査を続
行し、プローブ2の高さが高さ制限値に達した場合ある
いは超えた場合には、X,Y方向の移動を止めて走査を
停止し(ステップS5)、プローブ2を上昇させる。プ
ローブ2の上昇は、予め設定した一定距離分だけZ方向
に移動させる他、予め設定した高さ位置まで移動させ
る。
【0021】なお、前記例では、プローブ2を上昇させ
ているが、ステージ5側を下降させることによってプロ
ーブ2と試料Sの表面との距離を広げ、これによってプ
ローブ2と試料Sとの接触を回避することもできる。ま
た、プローブ2の上昇とステージ5の下降の両動作を併
用することもできる(ステップS6)。
【0022】なお、判定手段8は、測定手段7からのプ
ローブの高さに代えて、検出手段3からの検出値を用い
て、高さ方向の初期位置からの高さ変動によってプロー
ブ2の高さが高さ制限値内であるかを判定することもで
きる。
【0023】図3はプローブの動作を模式的に示したも
のであり、図中の実線は試料Sの一断面での表面形状を
示し、一点鎖線aは高さ制限値を示している。プローブ
2は、走査中(図中の)にプローブ2が高さ制限値に
達すると(図中の)、プローブ2を上昇させ(図中の
)、プローブ2と試料Sとの接触を回避する。
【0024】次に、本発明の走査型プローブ顕微鏡の第
2の態様について説明する。図4は本発明の走査型プロ
ーブ顕微鏡の第2の態様の概略を説明するための概略ブ
ロック図であり、図5は第2の態様による動作を説明す
るためのフローチャートであり、図6は第1の態様によ
る動作を説明するための動作概略図である。
【0025】図4において、走査型プローブ顕微鏡1
は、前記した第1の態様が備える構成に加えて測定レン
ジ設定手段10を備える。なお、以下では第1の態様と
共通する部分の説明は省略する。測定レンジ設定手段1
0は、走査制御手段6及び測定手段7を制御して測定レ
ンジを設定すると共に、設定された測定レンジの大きさ
に対応して設定手段9の高さ制限値を変更する。測定レ
ンジ設定手段10は、測定レンジの大きさに対応した高
さ制限値を図示しない記録手段に記録しておき、設定さ
れた測定レンジに対応する高さ制限値を記録手段から読
み出して設定手段9に設定する。なお、測定レンジ設定
手段10は、図示しない入力手段からの指令によって測
定レンジを設定あるいは変更する他、判定手段8からの
信号によって測定レンジを変更する。例えば、プローブ
が高さ制限値を超えたと判定手段8が判定した場合に
は、測定レンジ設定手段10は大きな測定レンジに変更
すると共に、この測定レンジに対応した高さ制限値を読
み出して、設定手段9に設定する。
【0026】本発明の走査型プローブ顕微鏡の第2の態
様の動作例を図5のフローチャートを用いて説明する。
図示しない入力手段によって、測定レンジ設定手段10
に対して測定レンジを指定し設定を行う(ステップS1
1)。測定レンジ設定手段10は、設定された測定レン
ジを走査制御手段6及び測定手段7に設定すると共に、
設定された測定レンジに対応した高さ制限値を求め、求
めた高さ制限値を設定手段に送る(ステップS12)。
設定手段9は、判定手段8に高さ制限値を設定する(ス
テップS13)。
【0027】高さ制限値を設定した後、走査制御手段6
によって駆動手段4やステージ5を制御して走査を開始
する。前記ステップS2と同様にして、プローブ2を試
料表面に沿って走査し、試料表面の三次元形状を測定す
る(ステップS14)。
【0028】判定手段8は、測定手段7からプローブ2
の高さを取り込んで(ステップS15)高さ制限値と比
較し、プローブ2の高さが高さ制限値内であるかを判定
する(ステップS16)。ステップS16の判定におい
て、プローブ2の高さが高さ制限値内である場合には走
査を続行し、プローブ2の高さが高さ制限値に達した場
合あるいは超えた場合には、X,Y方向の移動を止めて
走査を停止し(ステップS17)、プローブ2を上昇、
あるいはステージ5を下降、またプローブ2の上昇とス
テージ5の下降の両動作を併用することによってプロー
ブ2と試料Sの表面との距離を広げ、これによってプロ
ーブ2と試料Sとの接触を回避する(ステップS1
8)。
【0029】さらに測定を続ける場合には(ステップS
19)、測定レンジ設定手段10によって測定レンジを
変更すると共に、変更する測定レンジに対応した高さ制
限値を設定しステップS12から工程を続ける(ステッ
プS20)。なお、判定手段8は、第1の態様と同様
に、測定手段7からのプローブの高さに代えて、検出手
段3からの検出値を用いて、高さ方向の初期位置からの
高さ変動によってプローブ2の高さが高さ制限値内であ
るかを判定することもできる。
【0030】図6はプローブの動作を模式的に示したも
のであり、図6(a)は狭い測定レンジAによる走査状
態を示し、図6(b)は広い測定レンジBによる走査状
態を示している。また、図中の実線は試料Sの一断面で
の表面形状を示し、一点鎖線は測定レンジAに対応する
高さ制限値aを示し、二点鎖線は測定レンジB(>A)
に対応する高さ制限値b(>a)を示している。
【0031】プローブ2は、測定レンジAの範囲で走査
し、走査中(図6(a)中の)にプローブ2が高さ制
限値aに達すると(図6(a)中の)、プローブ2を
上昇させ(図6(a)中の)、プローブ2と試料Sと
の接触を回避する。
【0032】この後、測定レンジAを広い測定レンジB
に変更すると共に、高さ制限値をbに変更し、プローブ
2を試料側に戻して(図6(b)中の)、走査を再開
する(図6(b)中の)。このときの測定レンジは測
定レンジBに設定されているため、プローブ2は試料と
接触を避けることができる。
【0033】さらに、プローブ2が高さ制限値bに達す
る場合には、測定を停止するか、あるいは、さらに広い
測定レンジ(図示していない)に変更すると共に高さ制
限値も(図示していない)変更することで対応すること
ができる。本発明の第2の態様によれば、試料表面の凹
凸の大きさに応じて測定レンジを変更することができ
る。本発明の態様によれば、プローブの摩耗や破損を防
ぐことができ、また、試料の損傷を防ぐことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の走査型プ
ローブ顕微鏡によれば、プローブと試料表面との接触を
自動回避することができ、試料表面の三次元形状を自動
測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走査型プローブ顕微鏡の第1の態様の
概略を説明するための概略ブロック図である。
【図2】本発明の第1の態様による動作を説明するため
のフローチャートである。
【図3】本発明の第1の態様による動作を説明するため
の動作概略図である。
【図4】本発明の走査型プローブ顕微鏡の第2の態様の
概略を説明するための概略ブロック図である。
【図5】本発明の第2の態様による動作を説明するため
のフローチャートである。
【図6】本発明の第2の態様による動作を説明するため
の動作概略図である。
【符号の説明】
1…走査型プローブ顕微鏡、2…プローブ、3…検出手
段、4…駆動手段、5…ステージ、6…走査制御手段、
7…測定手段、8…判定手段、9…設定手段、10…測
定レンジ設定手段、S…試料。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローブを試料表面に沿って相対的に走
    査する走査型プローブ顕微鏡であって、プローブのZ方
    向高さと予め設定した高さ制限値とを比較し、当該比較
    結果に基づいてプローブの走査を停止しプローブと試料
    とのZ方向の距離を広げることを特徴とする、走査型プ
    ローブ顕微鏡。
  2. 【請求項2】 プローブを試料表面に沿って相対的に走
    査する走査型プローブ顕微鏡であって、プローブのZ方
    向高さと予め設定した高さ制限値とを比較し、当該比較
    結果に基づいて測定レンジ及び高さ制限値を変更するこ
    とを特徴とする、走査型プローブ顕微鏡。
  3. 【請求項3】 前記高さ制限値は測定レンジと連動する
    ことを特徴とする請求項2記載の、走査型プローブ顕微
    鏡。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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