JP2003165795A - 酸化物単結晶ウエーハ及びその製造方法並びに評価方法 - Google Patents
酸化物単結晶ウエーハ及びその製造方法並びに評価方法Info
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Abstract
の要因を明らかにするとともに、この歩留り低下要因を
制御することでデバイス作製時に期待通りの高歩留りを
達成することができ、極めて微細な櫛形電極が要求され
る高周波デバイスの作製を実現することができる酸化物
単結晶ウエーハを提供する。 【解決手段】 ウエーハ表面のTTVが2.5μm以下
であって、かつ波長0.8mm〜15mmのうねりの最
大振幅が1.2μm以下であることを特徴とする酸化物
単結晶ウエーハ。酸化物単結晶としては、圧電性単結
晶、特にタンタル酸リチウムが好ましい。このような酸
化物単結晶ウエーハは、ウエーハ表面を鏡面研磨した
後、該酸化物単結晶ウエーハをフッ化水素酸、硝酸、ま
たはその混酸に浸漬させることにより製造することがで
きる。
Description
似弾性表面波デバイスなどの作製に使用されるタンタル
酸リチウム等の酸化物単結晶ウエーハに関する。
は、電気信号を表面波に変換して信号処理を行う回路素
子であり、フィルタ、共振子、遅延線などに用いられて
いる。弾性表面波及び疑似弾性表面波デバイスを作製す
るには、まず、圧電性を有する単結晶を適当な単結晶育
成法、例えばタンタル酸リチウム単結晶をチョクラルス
キー法により育成し、これを円柱形状に加工する。次い
で、この円柱形状の単結晶を一定の結晶面方位を有する
ウエーハ状にスライスし、弾性表面波または疑似弾性表
面波を送受信する電極を形成するウエーハ面(以後「表
面」と記す場合がある。)にラッピングや鏡面加工を施
す。そして、鏡面研磨された表面に主としてAlからな
る櫛形電極を一定の方位に形成した後、チップ状に切り
出すことによってデバイスが作製される。
ハは、数十MHz〜数GHzでの携帯電話用フィルタに
多く使用されている。特に数百MHz以上の周波数帯に
て使用されるフィルタでは、櫛形電極の線幅が小さくな
ると同時にその公差も非常に小さいことが要求される。
公差の発生はフォトリソグラフィー時の焦点ズレが主な
原因であるが、この焦点ズレはウエーハの平坦度に大き
く左右される。言い換えれば、ウエーハの平坦度はデバ
イス作製時の歩留りに大きく影響し、一般的には、平坦
度が高いほどデバイス作製時の歩留り(デバイス歩留
り)も高くなる。
高平坦度であっても、デバイス作製時の歩留りが期待通
りに高くならないことがしばしばあった。図1は、タン
タル酸リチウム単結晶ウエーハを使用して中心周波数
1.9GHzの擬似弾性表面波フィルタを作製した場合
のTTV(Total ThicknessVariation)とデバイス歩留
りとの関係を示したものである。ここで横軸のTTVと
は、ウエーハ平坦度を示す尺度の1つであり、図2に示
されるようにウエーハ裏面を基準としてウエーハ表面の
最高点から最低点までの距離をあらわしたものである。
この場合、ウエーハ表面の傾き補正は行わない。一方、
図1の縦軸の歩留りは、デバイス作製後、フィルタの中
心周波数が1.9GHz±1MHzとなったものの割合
である。
る(良くなる)とともにデバイス歩留りが向上するが、
2.5μm以下となると、デバイス作製時の歩留りのば
らつきが大きくなっていることが分かる。これはTTV
が2.5μm以下のウエーハでは、デバイス作製時の歩
留りに影響を与える別の要因の相対的な割合が大きくな
るためであると考えられる。従って、TTVが2.5μ
m以下となるような高い平坦度(例えば、TTVが1.
5μm以下)が達成されているウエーハを用いてデバイ
ス作製を行っても、期待したような高い歩留り、特に9
5%以上の歩留りを安定して得られないという問題があ
った。
たもので、デバイス作製歩留りを低下させるTTV以外
の要因を明らかにするとともに、この歩留り低下要因を
制御することでデバイス作製時に期待通りの高歩留りを
安定して達成することができ、極めて微細な櫛形電極が
要求される高周波デバイスの作製を実現することができ
る酸化物単結晶ウエーハを提供することを目的とする。
解析を行う中、ウエーハ表面の微小うねりに着目した。
ここで微小うねりとは、測定した平坦度データから表面
粗さ成分とフォーム(ウエーハ形状)成分を取り除いた
値である。図3は、ウエーハ表面のうねりの波長と振幅
との関係を示したものである。そして、本発明者がさら
に鋭意検討、解析を行った結果、ウエーハ表面の波長
0.8mm〜15mmの領域の微小うねり(以下、この
波長範囲の微小うねりを単に「微小うねり領域」という
場合がある。)の最大振幅がデバイス歩留りに影響する
ことを見出すとともに、これを所定の範囲内に抑えるこ
とによりデバイス作製時に高歩留りを安定して達成する
ことができることを見い出し、本発明の完成に至った。
のTTVが2.5μm以下であって、かつ波長0.8m
m〜15mmの微小うねりの最大振幅が1.2μm以下
であることを特徴とする酸化物単結晶ウエーハが提供さ
れる(請求項1)。図1に示したようにウエーハ表面の
TTVを2.5μm以下としただけではデバイス製造時
の歩留りがばらついてしまうが、さらに波長0.8mm
〜15mmの微小うねりの最大振幅が1.2μm以下に
抑えられていれば、ウェーハ表面に微細な櫛形電極を確
実に形成でき、デバイスを安定して高歩留りで作製する
ことができる。
が1.5μm以下であって、かつ前記波長0.8mm〜
15mmの微小うねりの最大振幅が1.0μm以下であ
る(請求項2)。このようにTTVと微小うねり領域の
最大振幅がより低い値であれば、ほぼ100%に近い、
極めて高い歩留りを達成することができる。
圧電性単結晶のものが好ましく(請求項3)、特に、タ
ンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム、水晶、四ホウ酸
リチウム、またはランガサイトであることが好ましく
(請求項4)、さらには弾性表面波または疑似弾性表面
波デバイス用のものであることが好ましい(請求項
5)。
圧電性を有するタンタル酸リチウムウエーハを用いて弾
性表面波あるいは疑似弾性表面波デバイスを作製するこ
とが最良であるが、本発明のようにTTVが2.5μm
以下であって、かつ波長0.8mm〜15mmの微小う
ねりの最大振幅が1.2μm以下であるタンタル酸リチ
ウムウエーハを用いれば、上記のようなフィルタを高歩
留りで安定して作製することができる。
ハを製造する方法であって、ウエーハ表面を鏡面研磨し
た後、該酸化物単結晶ウエーハをフッ化水素酸、硝酸、
またはその混酸に浸漬させることにより、前記ウエーハ
表面のTTVを2.5μm以下、かつ波長0.8mm〜
15mmの微小うねりの最大振幅を1.2μm以下にす
ることを特徴とする酸化物単結晶ウエーハの製造方法が
提供される(請求項6)。この方法によれば、TTVも
微小うねり領域の最大振幅も非常に小さい高平坦度なウ
エーハを確実に製造することができ、結果的にデバイス
の製造コストを低く抑えることが可能となる。
の表面を評価する方法であって、ウエーハ表面の良否
を、波長0.8mm〜15mmの微小うねりの最大振幅
に基づいて評価することを特徴とする酸化物単結晶ウエ
ーハの評価方法が提供される(請求項7)。本発明で
は、ウエーハ表面の波長0.8mm〜15mmの微小う
ねりの最大振幅はデバイスを作製したときの歩留りに大
きく影響することが分かったため、この範囲の微小うね
りの最大振幅に基づいて酸化物単結晶ウエーハの表面を
評価してウエーハの選別を行えば、デバイス作製時に安
定して高歩留りを達成することができる。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。本
発明に係る酸化物単結晶ウエーハは、ウエーハ表面のT
TVが2.5μm以下であって、かつ波長0.8mm〜
15mmの微小うねりの最大振幅が1.2μm以下であ
ることを特徴としている。図1に示したようにウエーハ
表面のTTVが2.5μm以下であってもデバイス製造
歩留りがばらつき、期待したような高い歩留りが得られ
ない場合がある。しかし、本発明では、さらに波長0.
8mm〜15mmの微小うねりの最大振幅(最大値と最
小値の差)を1.2μm以下に抑えたことで、ウエーハ
表面に微細な電極を確実に形成させることができ、デバ
イスを安定して高歩留りで作製することができる。
は、好ましくは圧電性単結晶、具体的には、タンタル酸
リチウム、ニオブ酸リチウム、水晶、四ホウ酸リチウ
ム、またはランガサイトなどが挙げらる。特にタンタル
酸リチウムウェーハは、数十MHz〜数GHzでの携帯
電話用フィルタに多く使用され、櫛形電極の線幅が小さ
くなると同時にその公差も非常に小さいことが要求され
るが、本発明に係るウエーハ表面のTTVが2.5μm
以下であって、かつ波長0.8mm〜15mmの微小う
ねりの最大振幅が1.2μm以下となるタンタル酸リチ
ウムウェーハを用いれば、線幅が小さい櫛形電極を好適
に形成させることができ、高い歩留りで安定してフィル
タを作製することができる。
領域の最大振幅は小さいほど好ましいが、特に、TTV
が1.5μm以下であって、かつ微小うねり領域の最大
振幅が1.0μm以下、さらに好ましくは、0.6μm
以下であれば、100%に近い極めて高いデバイス歩留
りを達成することも可能となる。
は、例えば、市販のレーザ斜入射干渉方式の測定装置
(例えば、Tropel社製、FlatMaster100)を用い、測定
するウエーハを真空チャックにより固定し、ウエーハの
外周3mmを除いて平坦度データとしてTTVを得るこ
とができる。
える成分と0.8mm未満の成分をカットして、ウエー
ハ表面内の波長0.8mm〜15mmの微小うねり成分
のみを抽出する。同じ平坦度データを用いてもカットす
る波長を変えると微小うねりの最大振幅は若干変化する
が、本発明では、波長0.8mm〜15mmの微小うね
り領域の最大振幅を基準とし、これを1.2μm以下と
なるようにする。
に使用されるタンタル酸リチウムウェーハを製造する方
法を説明する。まず、チョクラルスキー法により、X軸
を中心にY軸から36゜Z軸方向に回転した(以後36
゜Yと記す。)方向が引上方向となるようにタンタル酸
リチウム単結晶を育成する。この単結晶を円筒研削によ
り円柱形状に加工した後、36゜Y方向がウエーハ面と
垂直となるようにマルチワイヤーソー等でスライスして
ウエーハとする。さらに、ウエーハ表面にラッピングと
研磨を施して高度に平坦化することで、TTVを2.5
μm以下、さらには1.5μm以下とすることもでき
る。
たはその混酸に所定時間浸漬することで波長0.8mm
〜15mmの微小うねりの最大振幅を1.2μm以下と
することができる。これらの酸への浸漬時間は、研磨条
件等に応じて最適化することが望ましく、また、研磨後
のうねり度合や目標とする微小うねり領域の最大振幅に
応じて適宜決めれば良いが、例えば、フッ化水素酸に1
〜20分程度浸漬させることで微小うねりを大幅に改善
させることができる。なお、研磨条件と浸漬条件を最適
に調節すれば、微小うねり領域の最大振幅を0.6μm
以下、さらには0.1μm以下とすることも可能であ
る。
TTVが2.5μm以下であって、かつ波長0.8mm
〜15mmの微小うねりの最大振幅が1.2μm以下と
なる36゜Y方向タンタル酸リチウムウェーハを製造す
ることができる。そして、このウエーハ表面に櫛形電極
を形成させてフィルタを作製すれば、95%以上の歩留
りを安定して達成することができる。
ス作製歩留りに影響するのであるから、従来のようにウ
エーハの合否判定をTTVによる平坦度のみならず、波
長0.8〜15mmの微小うねりの最大振幅に基づいて
評価することによって行うことができる。
体的に説明する。 <実施例1及び比較例> (ウエーハの製造)X軸を中心にY軸から36゜Z軸方
向に回転した方向(36゜Y方向)が引上方向である直
径110mm、長さ100mmのタンタル酸リチウム単
結晶をチョクラルスキー法により育成した。この単結晶
を直径100mmの円筒形状に加工し、さらに36゜Y
方向がウエーハ面と垂直となるようにマルチワイヤーソ
ーでスライスしてウエーハとした。その後、ウエーハを
両面ラッピングした。
ム単結晶ウエーハに対し、擬似弾性表面波を送受信する
電極を形成するウエーハ面(表面)を研磨した。研磨に
は、(株)フジミインコーポレーテッド製、COMPO
L−50を用いた。研磨定盤の回転数は全て90rpm
で行い、目視検査にて十分に鏡面が得られたと判断され
るまで研磨を行った。研磨後、ダイキン工業製、フッ化
水素酸にウエーハを浸漬した。
製、FlatMaster100を用いてTTVを測定した。測定は
ウエーハを真空チャックに固定し、周辺部除外領域を3
mmとした。ウエーハのTTVは、全て1.0μm以
上、1.5μm以下であった。得られたTTVデータか
ら波長15mmを超える成分、及び0.8mm未満の成
分をカットしてウエーハ表面内の波長0.8mm〜15
mmの微小うねりの成分のみを抽出し、その最大振幅を
算出した。
エーハを用いて中心周波数が1.9GHzである疑似弾
性表面波フィルタを作製した。具体的には、微小うねり
を測定した各々のウエーハから100個のフィルタを作
製し、ネットワークアナライザーを用いて中心周波数を
測定した。そして、1.9GHz±1MHz以内に中心
周波数があるフィルタの割合を歩留りとし、歩留り95
%以上を合格値とした。表1に、研磨時の加工圧力、フ
ッ酸への浸漬時間、微小うねり領域の最大振幅、及びデ
バイス作製歩留りを示す。
の最大振幅が小さいほど歩留りが向上し、1.20μm
以下であれば、歩留りは95%以上となって合格値をク
リアし、1.0μm付近のものであれば99%、さらに
0.6μm以下のものに関しては100%の歩留りが達
成された。一方、微少うねり最大振幅が1.20μmを
超えているもの、例えば1.31μmであるウエーハを
用いた場合、TTVが1.5μm以下であったにもかか
わらず、デバイス歩留りは94%となり、合格値に達し
なかった。
は研磨時の加工圧力等の研磨条件に依存することがわか
るが、同じ加工圧力で研磨を行ったものでも、研磨後、
ウエーハをフッ化水素酸に浸漬する時間が長いほど微小
うねり領域の最大振幅が減少していることから、酸への
浸漬が微小うねり領域の低減に有効であることが分か
る。
チウム単結晶を5本育成し、これを加工して両面ラッピ
ングまで行った。次に、加工圧力を全て60gf/cm
2とした以外は実施例1と同様に研磨を行った。その
後、ダイキン工業製、フッ化水素酸に10分間ウエーハ
を浸漬した。
晶から得たウエーハ全てに適用し、1本の単結晶につき
1枚のウエーハを無作為に採取し、合計5枚のウエーハ
を以後使用した。
と同様にTTVの測定を行ったところ、採取した5枚の
ウエーハのTTVは全て1.0μm以上、1.5μm以
下であった。次いで、各単結晶より採取した5枚のウエ
ーハの微小うねり領域の最大振幅を算出した。
性表面波フィルタを作製し、歩留りを得た。表2に微小
うねり領域の最大振幅と歩留りの結果を示す。
幅を0.1μm以下とすることができ、これを用いてデ
バイス作製することで99〜100%という極めて高い
歩留りを安定して得られたことがわかる。
歩留りはウエーハ表面の波長0.8mm〜15mmの微
小うねりに大きく依存するので、ウエーハ表面の良否
は、TTVのみならず波長0.8mm〜15mmの微小
うねりの最大振幅に基づいて評価することが望ましいこ
とがわかる。従って、酸化物単結晶ウエーハを用いてデ
バイス作製を行う際、このような評価を行うことによ
り、デバイス作製時の歩留りを予測したり、ウエーハを
選別してデバイス作製歩留りを確実に高くすることがで
きる。
ものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の
特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一
な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかな
るものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
ル酸リチウムの場合について例を挙げて説明したが、本
発明では、ニオブ酸リチウム、水晶、四ホウ酸リチウ
ム、ランガサイト等の他の酸化物単結晶ウエーハにも好
適に適用することができる。
物単結晶ウエーハに関し、微小うねりがウエーハ平坦度
(TTV)以外の重要な歩留り低下要因であることを明
らかにし、TTVが2.5μm以下であって、かつ波長
0.8mm〜15mmの微小うねりの最大振幅が1.2
μm以下、好ましくは1.0μm以下、特に0.6μm
以下の高平坦度ウエーハを用いれば、例えば5GHz帯
のような微細な櫛形電極を要求する高周波デバイスを安
定して高歩留りで作製することができる。
疑似弾性表面波フィルタを作製した場合のTTVと歩留
りの関係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
Claims (7)
- 【請求項1】 ウエーハ表面のTTVが2.5μm以下
であって、かつ波長0.8mm〜15mmの微小うねり
の最大振幅が1.2μm以下であることを特徴とする酸
化物単結晶ウエーハ。 - 【請求項2】 前記ウエーハ表面のTTVが1.5μm
以下であって、かつ前記波長0.8mm〜15mmの微
小うねりの最大振幅が1.0μm以下であることを特徴
とする請求項1に記載の酸化物単結晶ウエーハ。 - 【請求項3】 前記酸化物単結晶が、圧電性単結晶であ
ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の酸化
物単結晶ウエーハ。 - 【請求項4】 前記酸化物単結晶が、タンタル酸リチウ
ム、ニオブ酸リチウム、水晶、四ホウ酸リチウム、また
はランガサイトであることを特徴とする請求項1から請
求項3のいずれか一項に記載の酸化物単結晶ウエーハ。 - 【請求項5】 前記酸化物単結晶ウエーハが、弾性表面
波または疑似弾性表面波デバイス用のものであることを
特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載
の酸化物単結晶ウエーハ。 - 【請求項6】 酸化物単結晶ウエーハを製造する方法で
あって、ウエーハ表面を鏡面研磨した後、該酸化物単結
晶ウエーハをフッ化水素酸、硝酸、またはその混酸に浸
漬させることにより、前記ウエーハ表面のTTVを2.
5μm以下、かつ波長0.8mm〜15mmの微小うね
りの最大振幅を1.2μm以下にすることを特徴とする
酸化物単結晶ウエーハの製造方法。 - 【請求項7】 酸化物単結晶ウエーハの表面を評価する
方法であって、ウエーハ表面の良否を、波長0.8mm
〜15mmの微小うねりの最大振幅に基づいて評価する
ことを特徴とする酸化物単結晶ウエーハの評価方法。
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