JP2003165366A - 車両のシート格納構造 - Google Patents

車両のシート格納構造

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JP2003165366A JP2001364750A JP2001364750A JP2003165366A JP 2003165366 A JP2003165366 A JP 2003165366A JP 2001364750 A JP2001364750 A JP 2001364750A JP 2001364750 A JP2001364750 A JP 2001364750A JP 2003165366 A JP2003165366 A JP 2003165366A
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恵一郎 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インストルメントパネルのコンソール部との
干渉を回避しつつ、シートをより前方へ移動させ、車両
内部の居住性を一層向上させ得る車両のシート格納構造
を提供する。 【解決手段】 車両内部の前方にて車幅方向に沿って延
びるインストルメントパネル本体と該インストルメント
パネル本体の車幅方向の略中央にてそれに直交するコン
ソール部とを備えたインストルメントパネルと、該イン
ストルメントパネルと対向するように配設されたシート
とを有するシート格納構造において、シートを車両の前
後方向及び車幅方向に導くガイド機構を設ける。ガイド
機構は、シートを、車両後方で、シートの少なくとも一
部が車幅方向においてコンソール部と重なる着座可能な
位置と、車幅方向におけるコンソール部との干渉を回避
しつつ、車両前方で格納される位置との間で移動可能と
するように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のシート格納
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば2ドア又は3ドア
タイプの小型車両では、乗員が後部座席に座ろうとする
場合に、助手席シートのシートバックを前倒しした状態
で(必要であれば、更にシート全体を前方に移動させた
上で)乗車可能である。この状態では、前倒しされたシ
ートバックやその上端側に取り付けられたヘッドレスト
により、助手席シート側のサイドミラーを確認できない
等、運転席からの視界が妨げられることがある。従っ
て、助手席シートを移動可能とするシート構造では、助
手席シートを、運転席からの視界が妨げられることな
く、乗員が後部座席へスムーズに乗車できるような状態
に設定可能であることが求められる。
【0003】かかるシート構造への要求に関連して、近
年では、車両内部等の限られたスペースの居住性を向上
させるために、助手席シートや後部座席シートを所定位
置に移動及び格納可能としたシート格納構造が種々考え
られている。例えば、特開2000−238560号公
報では、助手席シートを、ダッシュボードの下側位置と
運転席シートに対して並列な通常位置との間で前後移動
可能とするスライドレールが設けられるとともに、後部
座席シートを左右に2分割し、助手席シート直後の一方
の分割体を、他方の分割体と運転席シートとの前後方向
中間位置と通常位置との間で前後移動可能とするスライ
ドレールが設けられてなる自動車のシート構造が開示さ
れている。このシート構造では、助手席シートの背もた
れ部が、着座面に折り重なるように前倒し可能であり、
助手席シートは前倒し且つヘッドレストが取り外された
状態でダッシュボードの下側に格納される。また、この
シート構造では、助手席シートの直後に位置する一方の
後部座席シート分割体を、他方の分割体と運転席シート
との前後方向のほぼ中間位置に設定することにより、車
両内部でのウォークスルーが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、車
両内部の前方に配設されダッシュボードを構成するイン
ストルメントパネルとしては、車幅方向に沿って配設さ
れるインストルメントパネル本体と、該インストルメン
トパネル本体に車幅方向の略中央で直交するコンソール
部とにより全体として略T字状に構成されるものが用い
られる。かかるインストルメントパネルでは、通常、オ
ーディオ及びエアコン制御用のコントロールユニットや
空調ユニットに連通する空気吐出口等の各種の構成要素
がコンソール部に組み込まれることから、コンソール部
の車幅方向の寸法が比較的大きく設定される。
【0005】このため、一般的な車両の構造では、助手
席シートが乗員が着座可能な位置にある状態で、助手席
シートの一部がコンソール部と対向し、車幅方向におい
てコンソール部と重なっている。これにより、前述した
シート構造が、助手席シートを車両の前後方向に沿って
移動可能とするように構成される場合には、助手席シー
トがその移動に際してコンソール部と干渉することにな
り、助手席シートの前方への移動が制限される。従っ
て、この場合には、助手席シートの後方、すなわち後部
座席シートの前方における広いスペースの確保及びそれ
による車両内部の居住性の向上はあまり望めない。
【0006】本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされ
たもので、インストルメントパネルのコンソール部との
干渉を回避しつつ、シートをより前方へ移動させ、車両
内部の居住性を一層向上させ得る車両のシート格納構造
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る発
明は、車両内部の前方に車幅方向に沿って延びるインス
トルメントパネル本体と該インストルメントパネル本体
の車幅方向の略中央にてそれに直交するコンソール部と
を備えたインストルメントパネルと、該インストルメン
トパネルと対向するように配設されたシートとを有する
シート格納構造において、上記シートを車両の前後方向
及び車幅方向に導くガイド機構が設けられ、上記ガイド
機構は、上記シートを、車両後方で、該シートの少なく
とも一部が車幅方向において上記コンソール部と重なる
着座可能な位置と、車幅方向における該コンソール部と
の干渉を回避しつつ、車両前方で格納される位置との間
で移動可能とするように構成されていることを特徴とし
たものである。
【0008】また、本願の請求項2に係る発明は、上記
請求項1に係る発明において、上記ガイド機構が、車両
の前後方向に対して所定の傾斜角度をなして配設された
レール部材を有しており、上記シートは、上記レール部
材に沿ってスライドすることにより、車両前方に移動す
るにつれ車幅方向の外方に移動することを特徴としたも
のである。
【0009】更に、本願の請求項3に係る発明は、上記
請求項1に係る発明において、上記ガイド機構が、それ
ぞれ車両の前後方向及び車幅方向に沿って配設された複
数のレール部材を有しており、上記シートは、上記各レ
ール部材に沿ってスライドすることにより、車両の前後
方向及び車幅方向にそれぞれ移動することを特徴とした
ものである。
【0010】また、更に、本願の請求項4に係る発明
は、上記請求項1に係る発明において、上記ガイド機構
が、車両の前後方向に沿って配設されたレール部材と、
一端側でシートの裏面に対して揺動可能に取り付けられ
る一方、他端側で該レール部材に対して揺動可能に取り
付けられたリンク部材とを有しており、上記シートは、
上記レール部材に沿ってスライドすることにより、車両
の前後方向に移動し、また、上記リンク部材を介して揺
動することにより、車幅方向に移動することを特徴とし
たものである。
【0011】また、更に、本願の請求項5に係る発明
は、上記請求項1〜4に係る発明のいずれか一におい
て、上記シートが、略水平に支持され上記ガイド機構に
より車両の前後方向及び車幅方向に導かれるシートクッ
ションと、該シートクッションの後端側にその下端側で
連結された所定の角度に前倒し可能なシートバックと、
該シートバックの上端側に設けられたヘッドレストとを
有し、上記インストルメントパネルのシートと対向する
側には、上記シートクッションが所定位置まで車両の前
方に移動させられ、上記シートバックが所定の角度で前
倒しにされた状態で、上記シートバックあるいはヘッド
レストの少なくとも一部を受け入れる凹部が設けられて
いることを特徴としたものである。
【0012】また、更に、本願の請求項6に係る発明
は、上記請求項1〜4に係る発明のいずれか一におい
て、上記シートが、略水平に支持され上記ガイド機構に
より車両の前後方向及び車幅方向に導かれるシートクッ
ションと、該シートクッションの後端側にその下端側で
連結された前倒し可能なシートバックと、該シートバッ
クの上端側に設けられたヘッドレストとを有し、上記シ
ートは、上記シートバックがシートクッションに重なる
ように前倒しされた状態で、上記インストルメントパネ
ル本体の下側に格納されることを特徴としたものであ
る。
【0013】また、更に、本願の請求項7に係る発明
は、上記請求項1〜6に係る発明のいずれか一におい
て、上記インストルメントパネルの内部にて、車両内外
の空気を所定の状態に処理調整する空調ユニットが、車
幅方向の略中央のコンソール部により規定される領域内
に配設されていることを特徴としたものである。
【0014】また、更に、本願の請求項8に係る発明
は、上記請求項1〜7に係る発明のいずれか一におい
て、上記シートは、上記車両内部の前方に運転座席シー
トと並列して配設される助手席シートであり、助手席シ
ートの後方には後部座席シートが設けられていることを
特徴としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係るシ
ート格納構造が構成される車両の内部を概略的に示す平
面図である。なお、この図1では、図中の左側および右
側を、それぞれ、車両の前方及び後方とする。車両内部
の前方には、ハンドル11,メータパネル12(図2参
照),中央及び側部の冷暖房用の空気吐出口13C及び
13S,コントロールユニット14(図2参照),シフ
トチェンジレバー16等の各種構成が組み込まれたイン
ストルメントパネル5が車幅方向に沿って配設されてい
る。また、インストルメントパネル5に対向して、運転
席シート2及び助手席シート3が、コンソールボックス
9を挟みつつ並列に配設され、更に、これらのシート
2,3の後方には、後部座席シート4が車幅方向に沿っ
て配設されている。
【0016】運転席シート2は、着座面を備えたシート
クッション2aと、そのシートクッション2aの後端側
にその下端側で連結されたシートバック2bと、シート
バック2bの上端側に取り付けられたヘッドレスト2c
とを有している。また、助手席シート3は、運転席シー
ト2と同様に、シートクッション3a,シートバック3
b及びヘッドレスト3cを有しており、更に、この助手
席シート3では、シートバック3bが前倒し可能であ
る。
【0017】この車両は例えば2ドア又は3ドアタイプ
のもので、助手席シート3を車両内部の前方に移動及び
前倒しさせた状態で、助手席シート3側のドアから後部
座席シート4への乗車が可能となる。助手席シート3を
導くガイド機構としては、一対のスライドレール30が
配設されている。このスライドレール30に対して、助
手席シート3のシートクッション3aがその上でスライ
ド可能に連結されており、助手席シート3は、シートク
ッション3aがスライドレール30上でスライドするこ
とにより、車両の前後方向に移動可能である。
【0018】この実施の形態1では、助手席シート3
が、スライドレール30に沿って最前方に移動させられ
た上で前倒しされることにより、車両内部の前方で、シ
ートクッション3aがインストルメントパネル本体6の
下側に入り込み、また、ヘッドレスト3cが所定位置に
保持された状態で格納されるようになっている。図1で
は、車両内部の前方に格納される助手席シート3が実線
で示され、乗員が着座可能である助手席シート3が仮想
線(一点鎖線)で示される。
【0019】以下、かかる助手席シート3の格納構造を
詳細に説明する。図2及び図3は、それぞれ、車両内部
の前方に配設されるインストルメントパネル5を示す平
面図及び正面図である。インストルメントパネル5は、
車幅方向に沿って配設されたインストルメントパネル本
体6と、インストルメントパネル本体6に車幅方向の略
中央で直交するコンソール部7とから全体として略T字
状に構成されるもので、これらインストルメントパネル
本体6及びコンソール部7には、それぞれ、各種の構成
要素が組み込まれている。
【0020】インストルメントパネル本体6には、運転
席シート2に対応して、ハンドル11が取り付けられる
とともに、各種のメータパネル12が組み込まれてい
る。また、インストルメントパネル本体6には、助手席
シート3に対応して、シート格納用の凹部6a及び6b
がその外面に形成されている。この凹部6a及び6bの
詳細については後述する。また、凹部6a及び6bの下
側には、グローブボックス17が設けられている。グロ
ーブボックス17の外面にはノブ17aが設けられ、こ
のノブ17aを引くことにより、グローブボックス17
の蓋が開く。更に、インストルメントパネル本体6の左
右の両端近傍には、それぞれ、側部吐出口13Sが設け
られている。
【0021】他方、コンソール部7には、2つの中央吐
出口13Cが並列して設けられ、また、中央吐出口13
Cの下側には、オーディオ及びエアコン制御用のコント
ロールユニット14が組み込まれている。
【0022】インストルメントパネル本体6の外面に助
手席シート3に対応して設けられた凹部6a及び6b
は、インストルメントパネル本体6の上面及び助手席シ
ート3に対向する面にわたって形成されるもので、助手
席シート3がスライドレール30上で最前方まで移動さ
せ、シートバック3bを前倒しした場合に、それぞれ、
ヘッドレスト3c及びシートバック3bの上端部を受け
入れることができる。凹部6aは、ヘッドレスト3cが
凹部6aに納まった状態で、その内面がヘッドレスト3
cの周囲面に適合するように形成され、同様に、凹部6
bは、シートバック3bの上端部が凹部6bに納まった
状態で、その内面がシートバック3bの上端部の周囲面
に適合するように形成されている。また、凹部6a及び
6bは、それぞれ、ヘッドレスト3c及びシートバック
3bの上端部が納まった状態で、表側に露出したヘッド
レスト3c及びシートバック3bの面が、その周囲にお
けるインストルメントパネル本体6の表面とほぼ面一に
なるように形成されている。なお、この実施の形態で
は、ヘッドレスト3c及びシートバック3bの上端部を
受け入れる凹部6a及び6bがそれぞれ形成されている
が、これに限定されることなく、ヘッドレストを受け入
れる凹部のみが形成される構造とすることも可能であ
る。
【0023】この実施の形態1では、かかる凹部6a及
び6bに対応して、インストルメントパネル5の内部の
レイアウトが調整される。まず、インストルメントパネ
ル5の内部には、車幅方向に沿って、車両内外の空気を
所定の状態に処理調整するための空調ユニット40(一
点鎖線で示す)と中央及び側部吐出口13C,13Sと
に連通し、空調ユニット40と吐出口13C,13Sと
の間で冷気又は暖気を送給する空調ダクト21(二点鎖
線で示す)が設けられている。この空調ダクト21が、
車幅方向中央から、インストルメントパネル本体6の助
手席シート3側の端部近傍に設けられた空気吐出口13
Sへ延びる部位で、凹部6a及び6bを迂回するように
下側に曲折している。迂回部分を符号21aで示す。
【0024】また、空調ユニット40が車幅方向の略中
央に配置され、車幅方向において、コンソール部7によ
り規定される領域内に納められている。すなわち、空調
ユニット40は、助手席シート3に対応してインストル
メントパネル本体6に設けられる凹部6a及び6bとは
車幅方向において重ならない位置に配設されている。こ
れにより、インストルメントパネル本体6の助手席シー
ト3と対向する側で、凹部6a及び6bが形成されるス
ペースを十分に確保することができる。また、これによ
り、インストルメントパネル本体6の下側では、シート
クッション3aが入り込むスペースを十分に確保するこ
とができる。
【0025】続いて、図4は、図2におけるX−X線に
沿った、車幅方向中央におけるインストルメントパネル
5の縦断面説明図である。この図から分かるように、コ
ンソール部7には、その外面側に情報表示部や操作部な
どの制御用のコントローラを備えたオーディオ装置14
Aおよびエアコン制御用のコントローラ14Bが組み込
まれ、コントロールユニット14を構成している。更
に、コントロールユニット14の下側には、シフトチェ
ンジレバー16が設けられている。
【0026】インストルメントパネル5の内部にて、コ
ンソール部7により規定される領域内に納められた空調
ユニット40は、ブロア41と、エバポレータ42と、
ヒータコア43とを有しており、これらの構成から生成
した冷気又は暖気を空調ダクト21(図2及び3参照)
を通じて送給する。また、コンソール部7により規定さ
れる領域を通過する構成として、図4では、空調ユニッ
ト40内に通過するクロスカービーム45と、カウルボ
ックス46と、ダッシュパネル47と、ダッシュクロス
メンバ48とが示されている。なお、これらの構成は従
来知られるものである。
【0027】更に、この実施の形態1では、インストル
メントパネル本体6の強度を確保するために、樹脂パネ
ル部材49が、車幅方向に配設されている。また、図4
では、その上に車両内部のフロアマット39が設けられ
るフロアパネル37が示されている。
【0028】図5の(a)及び(b)は、助手席シート
3が、それぞれ、乗員が着座可能なにある状態および車
両内部の前方に格納された状態を示す斜視図である。図
5の(a)から分かるように、助手席シート3が乗員が
着座可能な状態にあり、この状態では、助手席シート3
のシートバック3bがシートクッション3aに対してほ
ぼ直立した姿勢で保持されている。助手席シート3側の
サイドウィンドウの前側には、車幅方向にて外方へ突出
するサイドミラー19が取り付けられている。
【0029】他方、図5の(b)では、助手席シート3
の全体が車両の前方へ移動させられた上で、シートバッ
ク3aが前倒しされた状態にあり、この状態では、助手
席シート3のヘッドレスト3c及びシートバック3bの
上端部が、それぞれ、インストルメントパネル本体6に
形成された凹部6a及び6b内に納まり、ヘッドレスト
3c及びシートバック3bの上端部の露出面がその周囲
におけるインストルメントパネル本体6の表面とほぼ面
一になる。これにより、見た目良好にシートを格納する
ことが可能となる。また、この場合には、前倒しされた
助手席シート3によってサイドミラー19を含む運転席
からの視界が妨げられることなく、良好な視界を得るこ
とができる。
【0030】更に、図6は、助手席シート3が車両内部
の前方に格納される状態を側面視方向から示す説明図で
ある。なお、この図6では、乗員が着座可能である助手
席シート3を一点鎖線で、また、車両内部の前方に格納
される助手席シート3を実線で示す。インストルメント
パネル本体6には、助手席シート3に対応して、その外
面に、シート格納用の凹部6a及び6b(ここでは凹部
6bは不図示)が形成され、凹部6a及び6bの下側に
はグローブボックス17が設けられている。また、イン
ストルメントパネル本体6の内部では、凹部6a及び6
bの前方にエアバッグ35が組み込まれ、この凹部6a
及び6bの下方には、空調ダクト21が通過している。
更に、グローブボックス17の下側には、インストルメ
ントパネル5の内部で車幅方向に延びるクロスカービー
ム45が通過している。
【0031】前述したように、助手席シート3を導くガ
イド機構としては、スライドレール30が配設されてお
り、その上面はフロアパネル37上に設けられたフロア
マット39上面とほぼ面一になるように設定されてい
る。助手席シート3は、複数(この実施の形態1では4
つ)のスライダ32を介して、スライドレール30と連
結されている。スライダ32は、スライドレール30に
対しそれに沿ってスライド可能に取り付けられ、また、
その一端側で、シートクッション3aの裏面側に固定さ
れている。これによって、助手席シート3は、シートク
ッション3aがスライドレール30上で移動することに
より、車両の前後方向に移動可能となる。
【0032】なお、特に図示しないが、スライダ32
は、スライドレール30の前後方向における所定の位置
で固定される構造を有している。図6に示す助手席シー
ト3が乗員が着座可能である状態(一点鎖線)および車
両内部の前方に格納された状態(実線)では、それぞ
れ、スライダ32がスライドレール30に対して固定さ
れている。
【0033】シートクッション3aをスライドレール3
0上でその最前の位置に移動させ、インストルメントパ
ネル本体6の下側に押し込み、この状態から、シートバ
ック3bを前倒しして、ヘッドレスト3c及びシートバ
ック3bの上端部をそれぞれ凹部6a及び6b内に納め
ることにより、助手席シート3が所定の姿勢で車両内部
の前方に格納されることになる。この図6からよく分か
るように、凹部6a及び6b内に納まったヘッドレスト
3c及びシートバック3bの上端部の露出面は、その周
囲におけるインストルメントパネル本体6の表面とほぼ
面一となり、見た目良好に助手席シート3を格納するこ
とができる。
【0034】図7は、助手席シート3のシートクッショ
ン3aがスライドレール30上で車両内部の前方へ移動
する様子を示す説明図である。図7からよく分かるよう
に、シートクッション3aが乗員が着座可能な位置(図
では右側の位置)にある場合には、シートクッション3
aの側部が、車幅方向において、インストルメントパネ
ル5の略中央に位置するコンソール部7と重なる。した
がって、シートクッション3aがそのまま車両の前後方
向に沿って前方へ移動させられると、それがコンソール
部7と干渉して、シートクッション3aの前方への移動
が限定されることになる。
【0035】この問題に対処すべく、本実施の形態1で
は、一対のスライドレール30が、それらの前端部(図
7における左側の端部)が車幅方向において後端部より
外側(図7における下側)に位置させられ、車両の前後
方向に対して所定の傾斜角度をなすように配置されてい
る。このようなスライドレール30の配置によれば、助
手席シート3は、車両の前後方向に対して斜め方向(矢
印34)に移動することとなり、車両内部の前方に移動
するに伴い、車幅方向において外側にシフトする。この
移動に際して、シートクッション3aの向きは一定に保
持される。シートクッション3aがスライドレール30
上の最前の位置にある状態で、すなわち、助手席シート
3が車両内部の前方に格納される状態で、シートクッシ
ョン3aは、その前端側でコンソール部7とフロアパネ
ル37の側壁面との間に納まり、コンソール部7の後端
よりも車両の前方に位置することになる。
【0036】このように、スライドレール30の配置に
よれば、シートの格納に際して、インストルメントパネ
ル5の中央に所定幅を備えて広がるコンソール部7との
干渉なく、シートクッション3aをより前方に移動させ
ることができる。また、これにより、助手席シート3の
後方(後部座席シート4の前方)には一層大きなスペー
スを確保することができ、車両内部の居住性を向上させ
ることが可能である。
【0037】以上の説明から明らかなように、本実施の
形態1では、助手席シート3を車両内部の前方に移動さ
せた上で前倒しして、助手席シート3の一部(この実施
の形態1ではヘッドレスト3c及びシートバック3bの
上端部)を、インストルメントパネル本体6に形成され
た凹部6a及び6b内に、露出面がその周囲におけるイ
ンストルメントパネル本体6の表面とほぼ面一になるよ
うに納めることにより、運転席からの視界が妨げられな
いように、容易にまた見た目良好に、助手席シート3を
車両内部の前方にて格納することができる。
【0038】また、空調ユニット40が車幅方向におい
て凹部6a及び6bと重ならないように配設されること
により、インストルメントパネル本体6の助手席シート
3と対向する側で、凹部6a及び6bが形成されるスペ
ースを十分に確保することができる。この場合には、凹
部6a及び6bに対応して、インストルメントパネル5
の内部で車幅方向に延びる空調ダクト21が、凹部6a
及び6bを迂回すべく曲折して形成されて、インストル
メントパネル本体6の端部近傍に設けられた空気吐出口
13Sへ延びるように調整可能である。
【0039】更に、本実施の形態1では、その上でシー
トクッション3aが移動するスライドレール30を、車
両の前後方向に対して所定の傾斜角度をなすように配置
することにより、コンソール部7との干渉なく、コンソ
ール部7の大きさを確保しつつ、シートクッション3a
をより前方に移動させることができる。図1からよく分
かるように、助手席シート3が車両内部の前方に格納さ
れた状態では、後部座席シート4の前方に広いスペース
を確保することができ、車両内部の居住性を向上させる
ことができる。また、助手席シート3が車両内部の前方
に格納された状態では、乗員が助手席シート3側のドア
から後部座席にスムーズに乗り込むことができる。
【0040】次に、本発明の別の実施の形態について説
明する。なお、以下では、上記実施の形態1における場
合と同じものについては同一の符号を付し、それ以上の
説明を省略する。 実施の形態2.本発明の実施の形態2では、助手席シー
トを前後方向に移動させるに伴い車幅方向においてシフ
トさせるための上記実施の形態1における場合とは異な
るシートのガイド機構が採用される。図8は、本発明の
実施の形態2に係るシート格納構造における助手席シー
トのガイド機構を示す平面図である。この実施の形態2
では、助手席シート3のガイド機構として、一対の前後
方向移動用のスライドレール50が配設され、車両の前
後方向(一点鎖線で示す)に沿って配置されている。ま
た、このスライドレール50は、その上面がフロアパネ
ル37上に設けられたフロアマット39の上面とほぼ面
一になるように配設されている。
【0041】更に、シートクッション3aの裏面側に
は、一対の車幅方向移動用のスライドレール52が固定
されている。図8では、各シートクッション3aについ
て、前側のスライドレール52のみ示す。このスライド
レール52は、前後方向移動用のスライドレール50と
平面視方向においてはほぼ直交し、車幅方向に延びるよ
うに設定される。
【0042】これらのスライドレール50及び52は、
複数のスライダ55を介して、互いに連結されている。
この実施の形態2では、シートクッション3aの裏面側
で前後にそれぞれ一対のスライダ55が設けられてお
り、図8では、前側の一対のみ示されている。
【0043】スライダ55は、それぞれ、スライドレー
ル50及び52に対しそれに沿ってスライド可能に取り
付けられている。スライダ55がスライドレール50に
沿ってスライドすることにより、シートクッション3a
が車両の前後方向(符号53で示す)に移動し、他方、
スライダ55がスライドレール52に沿ってスライドす
ることにより、シートクッション3aが車幅方向(符号
54で示す)に移動する。これによって、助手席シート
3は、車両内部の前方へ移動するに伴い、車幅方向にお
いて外方へシフトすることができる。
【0044】かかる助手席シート3のガイド機構によれ
ば、助手席シート3を、インストルメントパネル5の中
央に位置するコンソール部7との干渉なく、より前方に
移動させることができ、シートの格納性を実現すること
ができる。その結果、助手席シート3が車両内部の前方
に格納された状態では、後部座席シート4の前方に広い
スペースを確保することができ、車両内部の居住性を向
上させることができる。
【0045】図9は、助手席シート3が車両内部の前方
に格納される状態を側面視方向から示す説明図である。
なお、ここでは、図6に示す場合と同様に、乗員が着座
可能である助手席シート3を一点鎖線で、また、車両内
部の前方に格納される助手席シート3を実線で示す。シ
ートクッション3aをスライドレール50上でその最前
の位置に移動させつつ、スライドレール52を介して車
幅方向(紙面に対して垂直な方向)の外側に移動させ
て、インストルメントパネル本体6の下側に押し込み、
その状態から、シートバック3bを前倒しにして、ヘッ
ドレスト3c及びシートバック3bの上端部を凹部6a
及び6b(ここでは凹部6bは不図示)内に納めること
により、助手席シート3が所定の姿勢で車両内部の前方
に格納されることになる。この実施の形態2において
も、凹部6a及び6b内に納まったヘッドレスト3c及
びシートバック3bの上端部の露出面は、その周囲にお
けるインストルメントパネル本体6の表面とほぼ面一と
なり、見た目良好なシート格納性を実現することができ
る。
【0046】実施の形態3.更に、本発明の実施の形態
3では、助手席シートを前後方向に移動させるに伴い車
幅方向においてシフトさせるための上記実施の形態1及
び2における場合とは異なるシートのガイド機構が採用
される。図10は、本発明の実施の形態3に係るシート
格納構造における助手席シートのガイド機構を平面視方
向から示す説明図である。助手席シート3のガイド機構
としては、上記実施の形態2におけるスライドレール5
0と同様に、一対の前後方向移動用のスライドレール6
0が配設され、車両の前後方向に沿って配置されてい
る。このスライドレール60には、複数のスライダ61
がそれに沿ってスライド可能に取り付けられている。
【0047】この実施の形態3では、各スライダ61に
対して、所定長さをもつリンク部材62がその一端側で
枢支され、枢軸Oまわりに水平面に沿って揺動可能で
ある。また、シートクッション3aの裏面側には、リン
ク部材62の数に対応する数のブラケット66が固定さ
れており、リンク部材62はブラケット66に対してそ
の他端側で枢支され、枢軸Oまわりに水平面に沿って
揺動可能である。このように、シートクッション3a
は、スライダ61,リンク部材62,ブラケット66か
らなるリンク機構を介して、スライドレール60に連結
されている。
【0048】なお、この実施の形態3では、シートクッ
ション3aの裏面側の前後に対応して、それぞれ一対の
スライダ61,リンク部材62及びブラケット66から
なるリンク機構が設けられるが、図10では、前側の一
対のみ示されている。
【0049】かかるリンク機構の動作に伴うシートの移
動について説明する。シートクッション3aが乗員が着
座可能である状態にある場合に、リンク部材62のブラ
ケット66に枢支される側、すなわちスライドレール6
0に対して枢軸Oまわりに揺動する側が車両の内方に
位置し、リンク部材62は車幅方向に沿って延びるよう
に位置させられる。
【0050】助手席シート3が車両内部の前方に格納さ
れるに際して、リンク部材62が、車両内方に向く状態
から車両前方に向くように、矢印65で示す方向に90
度揺動させられる。これにより、リンク部材62は、ス
ライドレール60の長手方向に沿って延びるように位置
させられる。このようなリンク機構の動作(リンク部材
62の揺動)に伴い、シートクッション3aは車幅方向
において外方へ移動する。これによって、助手席シート
3は、車両前方へ移動するに伴い、車幅方向において外
方へシフトすることができる。
【0051】図11の(a)及び(b)に、それぞれ、
シートクッション3aの車幅方向の移動をもたらすリン
ク機構の動作前後の状態を示す。この図11は、リンク
機構を車両の後方からみた図である。ここで、スライド
レール60は、フロアマット39の上面とほぼ面一にな
るように設定されている。リンク部材62は、その一端
側で、スライドレール60に沿ってスライド可能に取り
付けられたスライダ61に対して、枢軸Oまわりに揺
動可能に枢支されるとともに、その他端側で、シートク
ッション3aの裏面側に固定されたブラケット66に対
して、枢軸Oまわりに揺動可能に枢支されている。枢
軸OとOとは、距離Dをおいて隔てられている。
【0052】助手席シート3が格納されるに際して、リ
ンク部材62が、車両内方に向く状態から車両前方に向
くように、枢軸Oまわりに90度揺動させられると、
枢軸OとOとは車両の前後方向に沿って配列するこ
ととなる。すなわち、リンク部材62の揺動により、枢
軸Oは車幅方向において距離Dだけ移動させられる。
このリンク部材62の揺動に伴い、シートクッション3
aが車幅方向に移動する。これによって、助手席シート
3は、車幅方向において外方へ距離Dだけシフトするこ
とができる。
【0053】かかる助手席シート3のガイド機構によれ
ば、助手席シート3を、インストルメントパネルの略中
央に位置するコンソール部7との干渉なく、より前方に
移動させることができ、シートの格納性を実現すること
ができる。その結果、助手席シート3が車両内部の前方
に格納された状態では、後部座席シート4の前方に広い
スペースを確保することができ、車両内部の居住性を向
上させることができる。
【0054】実施の形態4.続いて、本発明の実施の形
態4では、上記実施の形態1における場合とは異なり、
折り畳まれた上で格納される助手席シートが採用され、
また、車両内部の前方には、これに対応したシート格納
構造が構成される。図12及び13は、それぞれ、本発
明の実施の形態4に係るシート格納構造において、助手
席シートが車両内部の前方に格納される状態を示す平面
図及びそれを側面視方向から示す図である。なお、図1
2及び13では、乗員が着座可能である助手席シート7
3を一点鎖線で、また、車両内部の前方に格納される助
手席シート73を実線で示す。
【0055】助手席シート73は、シートクッション7
3aと、シートクッション73aの後方端部にその下端
側で連結されるシートバック73bと、シートバック7
3bの上端側に取り付けられたヘッドレスト73cとを
有している。この助手席シート73では、ヘッドレスト
73cはシートバック73bから取外し可能である。ま
た、シートバック73bは連結部材74を介してシート
クッション73aに連結され、シートクッション73a
に密着して折り重なるように前倒し可能である。
【0056】この実施の形態4では、前方スライダ78
A及び後方スライダ78Bが、スライドレール30に沿
ってスライド可能に取り付けられている。また、シート
クッション73aの裏面側には、前方スライダ78A及
び後方スライダ78Bと対応して、それぞれ、前方連結
部材79A及び後方連結部材79Bが固定されている。
前方連結部材79Aは、フロアマット39に直交し前後
方向に広がる平面に沿って所定の範囲内で回動可能に前
方スライダ78Aに取り付けられる。他方、後方連結部
材79Bは、後方スライダ78Bに対して着脱可能であ
る。
【0057】このようなシートクッション73a及びス
ライドレール30の連結構造によれば、後方連結部材7
9Bを後方スライダ78Bから取り外し、シートクッシ
ョン73aの後方端部を持ち上げると、前方連結部材7
9Aが前方スライダ78Aに対して回動し、シートクッ
ション73aはフロアマット39上に直立した状態で保
持され得る。
【0058】助手席シート73を車両内部の前方に格納
するに際しては、まず、ヘッドレスト73cが取り外さ
れた状態で、シートバック73bがシートクッション7
3aに密着して折り重なるように前倒しされる。次に、
シートクッション73aの後方端部が持ち上げられ、シ
ートクッション73a及びそれに密着するシートバック
73bがフロアマット39上に直立する。助手席シート
73は、このように折り畳まれた状態(所謂ダブルフォ
ールドされた状態)のまま、スライドレール30に沿っ
て車両内部の前方に移動させられ格納される。
【0059】図14及び15は、このように折り畳まれ
た助手席シートに対応したシート格納構造が構成され
る、車両内部の前方に配設されるインストルメントパネ
ル75を示す平面図及び正面図である。インストルメン
トパネル本体76には、助手席シート73を受けるため
の凹部76aがその外面に形成されている。この実施の
形態4では、凹部76aが、インストルメントパネル本
体76において、シートクッション73aとともに直立
させられたシートバック73bの背面に対向する部位に
設けられており、この凹部76aは、スライドレール3
0に沿って車両の前方に移動させられてきたシートバッ
ク73bを、その背面側から受け入れる。凹部76aの
内部形状は、それに納まるシートバック73bの外形に
適合するように設定されている。なお、凹部76aにお
けるシートバック73bの背面に対向する面(すなわち
凹部76aの奥壁面)には、グローブボックス17が設
けられている。
【0060】図12及び13からよく分かるように、こ
の実施の形態4では、ダブルフォールドされた状態でス
ライドレール30に沿って車両の前方に移動させられて
きた助手席シート73の一部(この実施の形態4ではシ
ートバック73bの一部)が、凹部76a内に納まるた
め、運転席からの視界が妨げられないように、助手席シ
ート73を車両内部の前方にて容易に格納することがで
きる。
【0061】また、この実施の形態4では、上記実施の
形態1における場合と同様に、空調ユニット40が、車
幅方向において、凹部76aと重ならずに位置するよう
に、インストルメントパネル75を構成するコンソール
部7により規定される領域内に配設されている。これに
より、インストルメントパネル本体76の助手席シート
73と対向する側で、凹部76aが形成されるスペース
を十分に確保することができる。更に、これにより、イ
ンストルメントパネル本体76の下側にシートクッショ
ン73aが入り込むスペースを十分に確保することがで
きる。また、この場合には、凹部76aに対応して、イ
ンストルメントパネル75の内部で車幅方向に延びる空
調ダクト77が、凹部76aを迂回すべく曲折して形成
されて、インストルメントパネル本体6の端部近傍に設
けられた空気吐出口13Sへ延びるように調整可能であ
る。
【0062】なお、この実施の形態4では、シートのガ
イド機構として、車両の前後方向に対して所定の傾斜角
度をなすように配設されたスライドレール30が採用さ
れているが、これに限定されることなく、実施の形態2
及び3に係るガイド機構を採用してもよい。
【0063】実施の形態5.更に、本発明の実施の形態
5では、助手席シートが上記実施の形態4における場合
とは異なる折り畳み状態で格納され、また、車両内部の
前方には、これに対応したシート格納構造が構成され
る。図16及び17は、それぞれ、本発明の実施の形態
5に係るシート格納装置、助手席シートが車両内部の前
方に格納される状態を示す平面図及びそれを側面視方向
から示す図である。なお、図16及び17では、乗員が
着座可能である助手席シート83を一点鎖線で、また、
車両内部の前方に格納される助手席シート83を実線で
示す。
【0064】助手席シート83は、シートクッション8
3aと、シートクッション83aの後方端部にその下端
側で連結されるシートバック83bと、シートバック8
3bの上端側に取り付けられたヘッドレスト83cとを
有している。この助手席シート83では、ヘッドレスト
83cがシートバック83bから取外し可能である。ま
た、シートバック83bは連結部材84を介してシート
クッション73aに連結され、シートクッション83a
に密着して折り重なるように前倒し可能である。シート
クッション83aは、上記実施の形態1における場合と
同様に、スライドレール30に沿って移動可能に取り付
けられた複数のスライダ32を介して、スライドレール
30に連結されている。
【0065】助手席シート83を車両内部の前方に格納
するに際しては、まず、ヘッドレスト83cが取り外さ
れた状態で、シートバック83bがシートクッション7
3aに密着して折り重なるように前倒しされる。助手席
シート83は、このように折り畳まれた状態のまま、ス
ライドレール30に沿って車両内部の前方に移動させら
れ格納される。
【0066】また、一方、インストルメントパネル本体
86には、助手席シート83を受け入れるための凹部8
6aがその外面に形成されている。この実施の形態5で
は、凹部86aが、インストルメントパネル本体86に
おいて、シートクッション83a及びその上に折り重ね
られたシートバック83bの前端側に対向する部位に設
けられており、この凹部86aは、スライドレール30
に沿って車両の前方に移動させられてきたシートクッシ
ョン83a及びシートバック83bを、その前端側から
受け入れる。凹部86aの内部形状は、それに納まるシ
ートクッション83a及びシートバック83bの外形に
適合するように設定されている。また、この実施の形態
5では、グローブボックス17が凹部86aの上側にて
車両後方へ突出するように設けられている。
【0067】この実施の形態5では、シートクッション
83a上にシートバック83bが積み重ねられた状態で
スライドレール30に沿って車両の前方に移動させられ
てきた助手席シート83の一部(この実施の形態5では
シートクッション83a及びシートバック83bの一
部)が凹部86a内に納まるため、運転席からの視界が
妨げられないように、助手席シート83を車両内部の前
方にて容易に格納することができる。
【0068】また、特に図示しないが、この実施の形態
5では、前述した実施の形態における場合と同様に、空
調ユニット40が、車幅方向において、凹部86aと重
ならずに位置するように、インストルメントパネル85
を構成するコンソール部7により規定される領域内に配
設されている。これにより、インストルメントパネル本
体86の助手席シート83と対向する側で、凹部86a
が形成されるスペースを十分に確保することができる。
更に、これにより、インストルメントパネル本体86の
下側にシートクッション83aが入り込むスペースを十
分に確保することができる。
【0069】なお、この実施の形態5では、シートのガ
イド機構として、車両の前後方向に対して所定の傾斜角
度をなすように配設されたスライドレール30が採用さ
れているが、これに限定されることなく、前述した実施
の形態2及び3に係るガイド機構を採用してもよい。
【0070】なお、本発明は、例示された実施の形態に
限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良及び設計上の変更が可能であるこ
とは言うまでもない。
【0071】
【発明の効果】本願の請求項1に係る発明によれば、車
両内部の前方に車幅方向に沿って延びるインストルメン
トパネル本体と該インストルメントパネル本体の車幅方
向の略中央にてそれに直交するコンソール部とを備えた
インストルメントパネルと、該インストルメントパネル
と対向するように配設されたシートとを有するシート格
納構造において、上記シートを車両の前後方向及び車幅
方向に導くガイド機構が設けられ、上記ガイド機構は、
上記シートを、車両後方で、該シートの少なくとも一部
が車幅方向において上記コンソール部と重なる着座可能
な位置と、車幅方向における該コンソール部との干渉を
回避しつつ、車両前方で格納される位置との間で移動可
能とするように構成されているため、シート格納に際し
て、インストルメントパネルのコンソール部との干渉な
く、シートをより前方へ移動させることができ、その結
果、車両内部の居住性を一層向上させることができる。
【0072】また、本願の請求項2に係る発明によれ
ば、上記ガイド機構が、車両の前後方向に対して所定の
傾斜角度をなして配設されたレール部材を有しており、
上記シートは、上記レール部材に沿ってスライドするこ
とにより、車両前方に移動するにつれ車幅方向の外方に
移動するため、上記請求項1に係る発明と同様の効果を
奏することができる。
【0073】更に、本願の請求項3に係る発明によれ
ば、上記ガイド機構が、それぞれ車両の前後方向及び車
幅方向に沿って配設された複数のレール部材を有してお
り、上記シートは、上記各レール部材に沿ってスライド
することにより、車両の前後方向及び車幅方向にそれぞ
れ移動するため、上記請求項1に係る発明と同様の効果
を奏することができる。
【0074】また、更に、本願の請求項4に係る発明に
よれば、上記ガイド機構が、車両の前後方向に沿って配
設されたレール部材と、一端側でシートの裏面に対して
揺動可能に取り付けられる一方、他端側で該レール部材
に対して揺動可能に取り付けられたリンク部材とを有し
ており、上記シートは、上記レール部材に沿ってスライ
ドすることにより、車両の前後方向に移動し、また、上
記リンク部材を介して揺動することにより、車幅方向に
移動するため、上記請求項1に係る発明と同様の効果を
奏することができる。
【0075】また、更に、本願の請求項5に係る発明に
よれば、基本的には、上記請求項1〜4に係る発明のい
ずれか一と同様の効果を奏することができる。その上、
更に、上記シートが、略水平に支持され上記ガイド機構
により車両の前後方向及び車幅方向に導かれるシートク
ッションと、該シートクッションの後端側にその下端側
で連結された所定の角度に前倒し可能なシートバック
と、該シートバックの上端側に設けられたヘッドレスト
とを有し、上記インストルメントパネルのシートと対向
する側には、上記シートクッションが所定位置まで車両
の前方に移動させられ、上記シートバックが所定の角度
で前倒しにされた状態で、上記シートバックあるいはヘ
ッドレストの少なくとも一部を受け入れる凹部が設けら
れているため、シートを比較的簡単に格納することがで
きる。
【0076】また、更に、本願の請求項6に係る発明に
よれば、基本的には、上記請求項1〜4に係る発明のい
ずれか一と同様の効果を奏することができる。その上、
更に、上記シートが、略水平に支持され上記ガイド機構
により車両の前後方向及び車幅方向に導かれるシートク
ッションと、該シートクッションの後端側にその下端側
で連結された前倒し可能なシートバックと、該シートバ
ックの上端側に設けられたヘッドレストとを有し、上記
シートは、上記シートバックがシートクッションに重な
るように前倒しされた状態で車両の前方に格納されるた
め、シートを車両のより前方に移動させることができ
る。
【0077】また、更に、本願の請求項7に係る発明に
よれば、基本的には、上記請求項1〜6に係る発明のい
ずれか一と同様の効果を奏することができる。その上、
更に、上記インストルメントパネルの内部にて、車両内
外の空気を所定の状態に処理調整する空調ユニットが、
車幅方向の略中央のコンソール部により規定される領域
内に配設されているため、シートが車両のより前方に移
動可能となるように、インストルメントパネル側でのシ
ートの格納スペースを一層大きく確保することができ
る。
【0078】また、更に、本願の請求項8に係る発明に
よれば、基本的には、上記請求項1〜7に係る発明のい
ずれか一と同様の効果を奏することができる。その上、
更に、上記シートは、上記車両内部の前方に運転座席シ
ートと並列して配設される助手席シートであり、助手席
シートの後方には後部座席シートが設けられているた
め、車両の前方に助手席シートが格納された場合には、
後部座席シートの前方に比較的広いスペースが生じ、車
両内部の居住性を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るシート格納構造
が構成される車両の内部を概略的に示す平面図である。
【図2】 インストルメントパネルを示す平面図であ
る。
【図3】 インストルメントパネルを示す正面図であ
る。
【図4】 図2におけるX−X線に沿った断面説明図で
ある。
【図5】 (a)乗員が着座可能な状態にある助手席シ
ートを示す斜視図である。 (b)インストルメントパネルに対して格納された状態
にある助手席シートを示す斜視図である。
【図6】 助手席シートが車両内部の前方に格納される
状態を側面視方向から示す説明図である。
【図7】 助手席シートのシートクッションがスライド
レール上で車両内部の前方へ移動する様子を示す説明図
である。
【図8】 本発明の実施の形態2に係るシート格納構造
における助手席シートのガイド機構としてのスライドレ
ールを示す平面図である。
【図9】 上記実施の形態2に係るシート格納構造にお
ける助手席シートが車両内部の前方に格納される状態を
側面視方向から示す説明図である。
【図10】 本発明の実施の形態3に係るシート格納構
造における助手席シートのガイド機構(スライド機構及
びリンク機構)を平面視方向から示す説明図である。
【図11】 (a)助手席シートの車幅方向の移動をも
たらすリンク機構の動作前の状態を示す。 (b)助手席シートの車幅方向の移動をもたらすリンク
機構の動作後の状態を示す。
【図12】 本発明の実施の形態4に係るシート格納構
造において、助手席シートが車両内部の前方に格納され
る状態を示す平面図である。
【図13】 上記実施の形態4に係るシート格納構造に
おいて、助手席シートが車両内部の前方に格納される状
態を側面視方向から示す説明図である。
【図14】 上記実施の形態4に係るシート格納構造が
構成される、車両内部の前方に配設されたインストルメ
ントパネルを示す平面図である。
【図15】 上記実施の形態4に係るシート格納構造が
構成される、車両内部の前方に配設されたインストルメ
ントパネルを示す正面図である。
【図16】 本発明の実施の形態5に係るシート格納構
造において、助手席シートが車両内部の前方に格納され
る状態を示す平面図である。
【図17】 上記実施の形態5に係るシート格納構造に
おいて、助手席シートが車両内部の前方に格納される状
態を側面視方向から示す説明図である。
【符号の説明】
2…運転席シート 3…助手席シート 3a…シートクッション 3b…シートバック 3c…ヘッドレスト 4…後部座席シート 5…インストルメントパネル 6…インストルメントパネル本体 6a,6b…凹部 7…コンソール部 13C,13S…空気吐出口 14…コントロールユニット 17…グローブボックス 21…空調ダクト 21a…迂回部 30…スライドレール 32…スライダ 40…空調ユニット 50…前後方向移動用のスライドレール 52…車幅方向移動用のスライドレール 55…スライダ 60…前後方向移動用のスライドレール 61…スライダ 62…リンク部材 66…ブラケット 73…助手席シート 76…インストルメントパネル本体 76a…凹部 77…空調ダクト 77a…迂回部 78A…前方スライダ 78B…後方スライダ 79A…前方連結部材 79B…後方連結部材 83…助手席シート 86…インストルメントパネル本体 86a…凹部 O,O…枢軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 恵一郎 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 森野 敏峰 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 甲原 靖裕 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3B087 BA04 BB07 BD01 CA11 3D044 BA14 BB01 BC02 BC07 BC13 BD11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内部の前方に車幅方向に沿って延び
    るインストルメントパネル本体と該インストルメントパ
    ネル本体の車幅方向の略中央にてそれに直交するコンソ
    ール部とを備えたインストルメントパネルと、該インス
    トルメントパネルと対向するように配設されたシートと
    を有するシート格納構造において、 上記シートを車両の前後方向及び車幅方向に導くガイド
    機構が設けられ、 上記ガイド機構は、上記シートを、車両後方で、該シー
    トの少なくとも一部が車幅方向において上記コンソール
    部と重なる着座可能な位置と、車幅方向における該コン
    ソール部との干渉を回避しつつ、車両前方で格納される
    位置との間で移動可能とするように構成されていること
    を特徴とする車両のシート格納構造。
  2. 【請求項2】 上記ガイド機構が、車両の前後方向に対
    して所定の傾斜角度をなして配設されたレール部材を有
    しており、 上記シートは、上記レール部材に沿ってスライドするこ
    とにより、車両前方に移動するにつれ車幅方向の外方に
    移動することを特徴とする請求項1記載の車両のシート
    格納構造。
  3. 【請求項3】 上記ガイド機構が、それぞれ車両の前後
    方向及び車幅方向に沿って配設された複数のレール部材
    を有しており、 上記シートは、上記各レール部材に沿ってスライドする
    ことにより、車両の前後方向及び車幅方向にそれぞれ移
    動することを特徴とする請求項1記載の車両のシート格
    納構造。
  4. 【請求項4】 上記ガイド機構が、車両の前後方向に沿
    って配設されたレール部材と、一端側でシートの裏面に
    対して揺動可能に取り付けられる一方、他端側で該レー
    ル部材に対して揺動可能に取り付けられたリンク部材と
    を有しており、 上記シートは、上記レール部材に沿ってスライドするこ
    とにより、車両の前後方向に移動し、また、上記リンク
    部材を介して揺動することにより、車幅方向に移動する
    ことを特徴とする請求項1記載の車両のシート格納構
    造。
  5. 【請求項5】 上記シートが、略水平に支持され上記ガ
    イド機構により車両の前後方向及び車幅方向に導かれる
    シートクッションと、該シートクッションの後端側にそ
    の下端側で連結された所定の角度に前倒し可能なシート
    バックと、該シートバックの上端側に設けられたヘッド
    レストとを有し、 上記インストルメントパネルのシートと対向する側に
    は、上記シートクッションが所定位置まで車両の前方に
    移動させられ、上記シートバックが所定の角度で前倒し
    にされた状態で、上記シートバックあるいはヘッドレス
    トの少なくとも一部を受け入れる凹部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載の車
    両のシート格納構造。
  6. 【請求項6】 上記シートが、略水平に支持され上記ガ
    イド機構により車両の前後方向及び車幅方向に導かれる
    シートクッションと、該シートクッションの後端側にそ
    の下端側で連結された前倒し可能なシートバックと、該
    シートバックの上端側に設けられたヘッドレストとを有
    し、 上記シートは、上記シートバックがシートクッションに
    重なるように前倒しされた状態で、上記インストルメン
    トパネル本体の下側に格納されることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか一に記載のシート格納構造。
  7. 【請求項7】 上記インストルメントパネルの内部に
    て、車両内外の空気を所定の状態に処理調整する空調ユ
    ニットが、車幅方向の略中央のコンソール部により規定
    される領域内に配設されていることを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか一に記載のシート格納構造。
  8. 【請求項8】 上記シートは、上記車両内部の前方に運
    転座席シートと並列して配設される助手席シートであ
    り、助手席シートの後方には後部座席シートが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一に記
    載の車両のシート格納構造。
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