JP2003165244A - 発光素子アレイチップ及びそれを用いた光プリンタヘッド - Google Patents
発光素子アレイチップ及びそれを用いた光プリンタヘッドInfo
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Abstract
な、生産性に優れた発光素子アレイチップ及び光プリン
タヘッドを提供する。 【解決手段】半導体基板1の上面に複数個の発光素子2
を直線状に被着・配列させて成る発光素子アレイチップ
5において、前記複数個の発光素子2を透光性樹脂から
成る保護層3で共通に被覆するとともに該保護層3の両
端部を半導体基板1の側面よりも外側に延出させる。ま
た前記保護層3を形成する透光性樹脂のヤング率を0.
1GPa〜10GPaに設定する。
Description
itting Diode)等の発光素子を上面に有する発光素子ア
レイチップ及びそれを用いた光プリンタヘッドに関する
ものである。
リンタヘッドが電子写真プリンタやデジタル複写機等の
露光手段として用いられている。
素子アレイチップとしては、SiやGaAs等から成る
半導体基板の上面に、n型半導体層とp型半導体層との
積層体から成る複数個の発光素子を一列状に配設せし
め、これらをSi3N4等から成る保護層で被覆した構造
のものが知られており、各発光素子に電源電力を印加し
て、発光素子のn型半導体層中に正孔を、p型半導体層
中に電子をそれぞれ注入し、これらを両半導体層の接合
部(pn接合)付近で再結合させるとともに、該結合の
際に生じたエネルギーを光に変換し、これらの光を外部
へ放出させることによって発光素子アレイチップとして
機能する。
通常、従来周知の半導体製造技術によって製作されてい
る。即ち、Si等から成るウェハの表面に従来周知のM
OCVD法(Metal Organic Chemical Vapor Depositio
n)法等によってn型半導体層及びp型半導体層を順
次、エピタキシャル成長させるとともに、これらの半導
体層をメサエッチングにより個々の発光素子毎に分離
し、しかる後、ウェハをダイシングして発光素子アレイ
チップ毎に分割することによって発光素子アレイチップ
が得られる。
を光プリンタヘッドに用いる場合は、図5に示す如く、
所定の回路パターンが被着・形成された回路基板11の
上面に、上述の発光素子アレイチップ12を複数個、直
線状に配列・搭載することによって光プリンタヘッドが
構成され、発光素子アレイチップ12の発光素子13を
外部からの画像データに基づいて個々に選択的に発光さ
せ、これらの光をロッドレンズアレイ等の光学系(図示
せず)を介して外部の感光体に照射・結像させることに
よって所定の潜像が形成される。その後、得られた潜像
は現像のプロセスを経てトナー像となり、これを記録紙
に転写・定着させることによって所定の画像が記録され
ることとなる。
光素子アレイチップ12の製造工程においてウェハをダ
イシングする際、半導体基板14を形成するSi等にバ
リを生じることが多い。このようなバリを有した発光素
子アレイチップ12を別の場所まで搬送したり、得られ
た発光素子アレイチップ12を回路基板11上に一列状
に並べて光プリンタヘッドを組み立てたりする際に、発
光素子アレイチップ12のバリが他の発光素子アレイチ
ップ12や搬送トレイの内壁等に接触すると、発光素子
アレイチップ12のエッジに欠けを生じて、発光素子ア
レイチップ12の端部付近に設けられている発光素子1
3が損傷を受け、使用に供しなくなる欠点が誘発されて
いた。上述うじゅつ
基板の上面に複数個の発光素子を直線状に被着・配列さ
せて成る発光素子アレイチップにおいて、前記複数個の
発光素子を透光性樹脂から成る保護層で共通に被覆する
とともに該保護層の両端部を半導体基板の側面よりも外
側に延出させたことを特徴するものである。
記保護層を形成する透光性樹脂のヤング率が0.1GP
a〜10GPaに設定されていることを特徴とするもの
である。
記発光素子の発する光の波長が400nm〜1000n
mであり、且つ該光の前記保護層に対する光透過率が7
0%〜98%に設定されていることを特徴とするもので
ある。
は、前記保護層端部の延出部が基板の外周よりも0.1
μm〜5μmだけ外側に延出されていることを特徴とす
るものである。
は、前記半導体基板の上面と側面との間に形成される角
部の角度θが、80°以上、90°未満に設定されてい
ることを特徴とするものである。
の発光素子アレイチップが回路基板上に一列状に配列・
搭載されていることを特徴とするものである。
ている複数個の発光素子をヤング率0.1GPa〜10
GPa程度の透光性樹脂から成る保護層で被覆するとと
もに該保護層の両端部を半導体基板の側面よりも外側に
延出させるようにしたことから、発光素子アレイチップ
の製造工程においてウェハをダイシングした際に半導体
基板のエッジにバリが形成されても、発光素子アレイチ
ップの搬送時や回路基板上への搭載時等に発光素子アレ
イチップの“バリ”が保護層の延出部よりも先に搬送ト
レイの内壁や他の発光素子アレイチップ等に接触するこ
とは殆どなく、このような接触による衝撃が良好に緩和
される。従って、発光素子アレイチップにおける“欠
け”の発生を有効に防止することができ、発光素子アレ
イチップ、並びに光プリンタヘッドの生産性を向上させ
ることが可能となる。
プの支持母材として用いられる半導体基板の上面と側面
との間に形成される角部の角度θを80°以上、90°
未満に設定しておくことにより、これらの発光素子アレ
イチップを光プリンタヘッドの回路基板上に一列状に搭
載した際、隣接する発光素子アレイチップ間の間隔はそ
の上面側に比し下面側で広くなっている。それ故、半導
体基板の下面と側面との間の角部に“バリ”が形成され
ても、このような“バリ”を隣接する発光素子アレイチ
ップに接触させることなく発光素子アレイチップを回路
基板上に搭載することができ、発光素子アレイチップの
搭載精度を高く維持することも可能となる。
て詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る発
光素子アレイチップの横(主走査方向)断面図、図2は
図1の発光素子アレイチップの縦(副走査方向)断面図
であり、図中の1は半導体基板、2は発光素子、3は保
護層、3aは保護層の延出部である。
単結晶から成り、その上面には複数個の発光素子2や図
示しない電極パターン,保護層3等が被着・形成され、
これらを支持する支持母材として機能する。
まず従来周知のチョコラルスキー法(引き上げ法)等を
採用することによって単結晶シリコンのインゴット
(塊)を形成し、これを所定厚みにスライスした上、表
面を研磨することによってウェハを製作し、得られたウ
ェハの表面に後述する発光素子2や保護層3等を被着さ
せた上、ウェハをダイシングして所定形状に分割するこ
とにより形成される。
いる複数個の発光素子2は、例えば600dpi(dot
per inch)の密度で主走査方向に直線状に配列されてお
り、これら複数個の発光素子2によって発光素子アレイ
を構成している。
GaAs,AlGaInP等の化合物半導体から成る発
光ダイオード等が好適に用いられ、該各発光素子2は、
n型半導体層とp型半導体層とを順次積層して、全体構
造がメサ状(高台状)をなすように形成される。
にはn型半導体層とp型半導体層との間にpn接合を有
しているため、図示しない電極パターン等を介して電源
電力が印加されると、n型半導体層中に正孔が、p型半
導体層中に電子がそれぞれ注入され、これらをpn接合
付近で再結合させて該結合の際に生じたエネルギーを光
に変換することによって所定の波長(400nm〜10
00nm)で発光する。
り出されるウェハの表面に、従来周知のMOCVD法を
採用してAlGaAs等からなるn型半導体層とp型半
導体層とを順次、エピタキシャル成長させ、しかる後、
これらをメサエッチングして個々の発光素子2に分離す
ることによって形成される。
光性樹脂から成る保護層3で共通に被覆される。前記保
護層3は、大気中に含まれている水分等の接触により発
光素子2が腐食したり、発光素子2が損傷を受けたりす
るのを有効に防止するためのものであり、かかる保護層
3を形成する透光性樹脂としては、ヤング率0.1GP
a〜10GPa程度の適度な弾性を備え、且つ発光素子
2の発する光(波長:400nm〜1000nm)の7
0%以上を透過し得る透明な樹脂材料、例えば、ポリイ
ミド樹脂やエポキシ樹脂等が好適に用いられる。
半導体基板1の側面よりも外側に延出されている。前記
保護層3の延出部3aは、半導体基板1の外周よりも外
側に向かって、例えば0.1μm〜5μmだけ延出さ
れ、前述した如く、ヤング率0.1GPa〜10GPa
の弾性を備えているため、発光素子アレイチップの製造
工程においてウェハをダイシングした際に半導体基板1
のエッジにバリが形成されても、発光素子アレイチップ
の搬送時や後述する回路基板5への搭載時等に発光素子
アレイチップが他の発光素子アレイチップに接触する
際、“バリ”よりも先に保護層3の延出部が他の発光素
子アレイチップに対して接触することとなり、発光素子
アレイチップ同士の接触による衝撃が良好に緩和され
る。従って、発光素子アレイチップにおける“欠け”の
発生を有効に防止することができ、発光素子アレイチッ
プの生産性を向上させることが可能となる。
形成されているウェハの上面に、液状に成したポリイミ
ド樹脂の前駆体を従来周知の厚膜手法、例えばスピンコ
ート法等によって1μm〜10μmの厚みに塗布し、こ
れを乾燥させた後、従来周知のフォトリソグラフィ技術
によってパターニングを行い、更にこれを熱硬化もしく
は光硬化させることによって全ての発光素子2を被覆す
るようにして形成される。
をダイシングする際にウェハの切断部上に位置する保護
層3をダイサーの押圧によって引き伸ばし、ウェハと同
時に分断することによって形成される。この場合、保護
層3を形成する透光性樹脂のヤング率は0.1GPa〜
10GPaと適度な大きさに設定されているため、保護
層3はダイサー(ブレード回転数:40,000rpm、切削速
度:5mm/sec)の押圧によって良好に引き伸ばされるこ
ととなり、しかも得られる延出部3aの先端には丸みが
設けられ、先端部の形状は曲面状となる。
て光プリンタヘッドを構成する場合について説明する。
て構成した光プリンタヘッドの要部を示す断面図であ
り、図中の5は発光素子アレイチップ、6は回路基板で
ある。
路パターン(図示せず)が被着・形成されているガラス
布エポキシ樹脂製の回路基板6上に、上述の発光素子ア
レイチップ5を複数個、一列状に配設・搭載し、発光素
子アレイチップ5の各端子と、対応する回路パターンの
パッド部とを金属細線等でワイヤボンディングした構造
を有している。
子アレイチップ5は、これらの上面に設けられている全
ての発光素子2が略一定の間隔で主走査方向に一直線状
に配されるように、また隣接する発光素子アレイチップ
5の端面同士が近接した状態で対面配置されるように回
路基板6上の所定位置に位置決めされ、各発光素子アレ
イチップ5の延出部は、隣接する発光素子アレイチップ
5に向かって延出されることとなる。
くつかは、その先端が隣接する発光素子アレイチップ5
に接触した状態となっており、前述した如く、延出部3
aで発光素子アレイチップ同士の接触による衝撃を緩和
している。従って、発光素子アレイチップ5の搭載時等
に発光素子アレイチップ5のエッジに欠けを生じるのが
有効に防止され、これによって光プリンタヘッドの生産
性向上に供することができる。
光素子アレイチップ5の発光素子2に電源電力を印加し
て発光素子2のp型半導体層中に電子を、n型半導体層
中に正孔をそれぞれ注入し、これらをp型半導体層−n
型半導体層間に設けられているpn接合付近で再結合さ
せるとともに、その際に生じたエネルギーを光に変換し
て保護層3を介し外部へ放出させ、更に図示しないロッ
ドレンズアレイ等の光学系を介して外部の感光体に照射
・結像させることによって感光体に所定の潜像を形成す
る。その後、得られた潜像は現像のプロセスを経てトナ
ー像となり、これを記録紙に転写・定着させることによ
って所定の画像が記録される。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において
種々の変更、改良等が可能である。
上面と側面との間に形成される角部の角度θを、80°
以上、90°未満に設定しておけば、発光素子アレイチ
ップの製造工程において半導体基板1の側面と下面との
間に形成される角部付近に“バリ”が形成されたとして
も、これらの発光素子アレイチップを光プリンタヘッド
の回路基板上に一列状に搭載する際、“バリ”は隣接す
る発光素子アレイチップに対して接触しにくくなるた
め、発光素子アレイチップの搭載精度が高く維持され、
これによっても光プリンタヘッドの生産性を向上させる
ことができるようになる利点がある。従って、半導体基
板1の上面と側面との間に形成される角部の角度θは、
80°以上、90°未満に設定しておくことが好まし
い。
2をGaAsやAlGaAs,AlGaInP等ので形
成するようにしたが、これに代えて、発光素子2を例え
ばInGaAs,InGaAsP,有機EL(エレクト
ロルミネッセンス)材料や無機EL材料等で形成するよ
うにしても構わない。
発光素子2を用いるようにしたが、これに代えて、プレ
ーナ型の発光素子を用いても構わない。
素子アレイチップ2の端子を回路基板6上の回路パター
ンに対してボンディングするのに金属細線を用いたが、
他の接続法にて両者をボンディングするようにしても良
く、例えば、半田や導電ペースト等を用いてボンディン
グしても構わない。
素子アレイチップ5を回路基板6上に直に搭載するよう
にしたが、これに代えて、複数個の発光素子アレイチッ
プ5を1枚のプレート上に搭載し、このプレートと共に
発光素子アレイチップ5を回路基板6上に搭載するよう
にしても構わない。この場合、発光素子アレイチップ5
と回路基板6との間には上述のプレートが介在された形
となり、発光素子アレイチップ5のリペア作業等が簡便
になる利点もある。
れている複数個の発光素子をヤング率0.1GPa〜1
0GPa程度の透光性樹脂から成る保護層で被覆すると
ともに該保護層の両端部を半導体基板の側面よりも外側
に延出させるようにしたことから、発光素子アレイチッ
プの製造工程においてウェハをダイシングした際に半導
体基板のエッジにバリが形成されても、発光素子アレイ
チップの搬送時や回路基板上への搭載時等に発光素子ア
レイチップの“バリ”が保護層の延出部よりも先に他の
発光素子アレイチップに接触することは殆どなく、発光
素子アレイチップ同士の接触による衝撃が良好に緩和さ
れる。従って、発光素子アレイチップにおける“欠け”
の発生を有効に防止することができ、発光素子アレイチ
ップ、並びに光プリンタヘッドの生産性を向上させるこ
とが可能となる。
プの支持母材として用いられる半導体基板の上面と側面
との間に形成される角部の角度θを80°以上、90°
未満に設定しておくことにより、これらの発光素子アレ
イチップを光プリンタヘッドの回路基板上に一列状に搭
載した際、隣接する発光素子アレイチップ間の間隔はそ
の上面側に比し下面側で広くなっている。それ故、半導
体基板の下面と側面との間の角部に“バリ”が形成され
ても、このような“バリ”を隣接する発光素子アレイチ
ップに接触させることなく発光素子アレイチップを回路
基板上に搭載することができ、発光素子アレイチップの
搭載精度を高く維持することも可能となる。
プの横断面図である。
る。
光プリンタヘッドの要部を示す断面図である。
ップを用いて構成した光プリンタヘッドの要部を示す断
面図である。
光プリンタヘッドの断面図である。
層、3a・・・保護層の延出部、5・・・発光素子アレ
イチップ、6・・・回路基板
Claims (6)
- 【請求項1】半導体基板の上面に複数個の発光素子を直
線状に被着・配列させて成る発光素子アレイチップにお
いて、 前記複数個の発光素子を透光性樹脂から成る保護層で共
通に被覆するとともに該保護層の両端部を半導体基板の
側面よりも外側に延出させたことを特徴する発光素子ア
レイチップ。 - 【請求項2】前記保護層を形成する透光性樹脂のヤング
率が0.1GPa〜10GPaに設定されていることを
特徴とする請求項1に記載の発光素子アレイチップ。 - 【請求項3】前記発光素子の発する光の波長が400n
m〜1000nmであり、且つ該光の前記保護層に対す
る光透過率が70%〜98%に設定されていることを特
徴とする請求項1または請求項2に記載の発光素子アレ
イチップ。 - 【請求項4】前記保護層端部の延出部が基板の外周より
も0.1μm〜5μmだけ外側に延出されていることを
特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発
光素子アレイチップ。 - 【請求項5】前記半導体基板の上面と側面との間に形成
される角部の角度θが、80°以上、90°未満に設定
されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
ずれかに記載の発光素子アレイチップ。 - 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
発光素子アレイチップが回路基板上に一列状に配列・搭
載されていることを特徴とする光プリンタヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001364768A JP3808355B2 (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 発光素子アレイチップ及びそれを用いた光プリンタヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001364768A JP3808355B2 (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 発光素子アレイチップ及びそれを用いた光プリンタヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003165244A true JP2003165244A (ja) | 2003-06-10 |
JP3808355B2 JP3808355B2 (ja) | 2006-08-09 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210020677A (ko) * | 2019-08-16 | 2021-02-24 | 엘지디스플레이 주식회사 | 마이크로led 표시장치 |
-
2001
- 2001-11-29 JP JP2001364768A patent/JP3808355B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102655204B1 (ko) | 2019-08-16 | 2024-04-04 | 엘지디스플레이 주식회사 | 마이크로led 표시장치 |
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