JP2003164929A - コーディネートホールの開口位置決定方法 - Google Patents

コーディネートホールの開口位置決定方法

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JP2003164929A
JP2003164929A JP2001365566A JP2001365566A JP2003164929A JP 2003164929 A JP2003164929 A JP 2003164929A JP 2001365566 A JP2001365566 A JP 2001365566A JP 2001365566 A JP2001365566 A JP 2001365566A JP 2003164929 A JP2003164929 A JP 2003164929A
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hole
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coordinate
area
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JP2001365566A
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Yoshinori Kuroda
義徳 黒田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CADデータなどの製品データに基づいて、
コーディネートホールの好ましい開口位置を決定する。 【解決手段】 製品CADデータとドロー工程成形CA
Dデータを用いて、コーディネートホールの開口可能領
域を抽出する(S1)。次に、その開口可能領域内にお
いてプレス方向からみた平坦領域を抽出する(S2)。
そして、その平坦領域からコーディネートホールの開口
候補領域抽出する(S3)。コーディネートホールの開
口候補領域が抽出されたら、その開口候補領域でコーデ
ィネートホールの開口位置を決定する(S4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CADデータなど
の製品データに基づいて、コーディネートホールの好ま
しい開口位置を決定することができる、コーディネート
ホールの開口位置決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス工程によって複雑な形状の製品を
製造するには、1回のプレスだけでその製品を製造する
ことはできないので、工程ごとにプレス箇所を違えて複
数回プレスする。たとえば、ある製品を製造するのに3
回のプレス工程を経る必要があれば、まず第1工程のプ
レスで製品の概略の形状を形成する。そのプレス後の製
品を次の工程に搬送し、第2工程のプレスで製品の細か
い部分の形状を形成する。そのプレス後の製品を最後の
工程に搬送し、第3工程のプレスで製品の形状を仕上げ
る。
【0003】このように、複数のプレス工程を経て製品
を製造する場合、前工程でプレスされた製品の位置が後
工程のプレス中にずれないようにするために、位置ズレ
防止用のコーディネートホールという穴(通常は2つ)
を最初の工程(ドロー工程)でその製品に開ける。もち
ろん後工程の金型には、このコーディネートホールに挿
入される位置決めピンが取り付けられている。プレス
時、位置決めピンがコーディネートホールに挿入され、
その状態で製品のプレスが行われる。このため、プレス
時に製品の位置がずれることはない。
【0004】コーディネートホールは、このような位置
決めの役目を果たすので、その開口位置には自ずと好ま
しい位置がある。一般的に、好ましいコーディネートホ
ールの開口位置は次の2つの条件を満足する位置である
とされている。
【0005】まず、ドロー工程でのプレス方向が製品の
CADデータの法線方向に対して許容角度以内であるこ
とである。つまり、製品の表面形状に対してコーディネ
ートホールの穴あけがほぼ直角方向に行われることであ
る。この条件は、穴あけによるバリの発生を防止するた
めに要求される。
【0006】次に、コーディネートホール相互間の距離
がプレス方向から見た2次元平面上で最も離れた位置に
あることである。この条件は、コーディネートホール間
の距離が離れているほど、プレス時における製品のズレ
が少なくなることから要求される。ただ、実際には一定
距離以上離れていれば、実用上問題はない。
【0007】従来、このコーディネートホールの開口位
置は、設計者の目視判断によって決定している。具体的
には、製品CADデータおよびその製品のドロー工程に
おける成形CADデータに基づいて製品形状および成形
形状を画面上に表示し、コーディネートホールの開口を
想定する位置に対して、角度/距離調査といった寸法調
査コマンドを使用してプレス方向やコーディネートホー
ル相互間の距離を調べ、最終的に設計者の判断でコーデ
ィネートホールの開口位置を決定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、設計者
がコーディネートホールの開口位置を決定する従来の方
法では、CAD装置を用いてプレス方向やコーディネー
トホール相互間の距離を調べ、その開口位置を決定する
ようにはしているものの、設計者による寸法調査および
設計者の目視による形状認識を基本とするので、設計者
が決定したコーディネートホールの開口位置が必ずしも
好ましい位置であるとは限らない。また、製品の形状が
単純でない場合には、寸法調査コマンドを使用してプレ
ス方向やコーディネートホール相互間の距離を調べると
いう作業を繰り返し行わなければならないこともあり、
この場合には作業工数が多くなる。
【0009】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
みて成されたものであり、CADデータなどの製品デー
タに基づいて、コーディネートホールの好ましい開口位
置を決定することができる、コーディネートホールの開
口位置決定方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかるコ
ーディネートホールの開口位置決定方法は、完成後の製
品のCADデータと最初のプレス工程で形成される前記
製品のCADデータとから、コーディネートホールの開
口可能領域を抽出する段階と、前記抽出した開口可能領
域におけるプレス方向からみた平坦領域を抽出する段階
と、前記抽出した平坦領域から前記コーディネートホー
ルの開口候補領域を抽出する段階と、抽出された開口候
補領域内でコーディネートホールの開口位置を提案する
段階と、を含むことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明にかかるコーディネ
ートホールの開口位置決定方法は、請求項1に記載のコ
ーディネートホールの開口位置決定方法において、前記
開口可能領域を抽出する段階は、完成後の製品のCAD
データと最初のプレス工程で形成される前記製品のCA
Dデータとから形成されるそれぞれの形状が、3次元上
で一致する範囲を決定する段階と、その決定した範囲の
外周線で囲まれる領域を、コーディネートホールの開口
可能領域として抽出する段階と、からなることを特徴と
する。
【0012】請求項3に記載の発明にかかるコーディネ
ートホールの開口位置決定方法は、請求項1に記載のコ
ーディネートホールの開口位置決定方法において、前記
平坦領域を抽出する段階は、最初のプレス工程で形成さ
れる製品の形状に対して、プレス方向から見た所望の高
さピッチで等高線を作成する段階と、隣り合う等高線間
で、プレス方向と前記製品表面の法線方向とのなす角が
許容値よりも小さくなる領域を抽出する段階と、この抽
出した領域から前記コーディネートホールの開口可能領
域内にある領域だけを抽出する段階と、からなることを
特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明にかかるコーディネ
ートホールの開口位置決定方法は、請求項1に記載のコ
ーディネートホールの開口位置決定方法において、前記
開口候補領域を抽出する段階は、抽出された平坦領域の
外周線をコーディネートホールの穴径を勘案して内側に
オフセットさせ、オフセット後の外周線で囲まれる領域
をコーディネートホールの開口候補領域として抽出する
ことを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明にかかるコーディネ
ートホールの開口位置決定方法は、請求項1に記載のコ
ーディネートホールの開口位置決定方法において、コー
ディネートホールの開口位置を提案する段階は、抽出さ
れたコーディネートホールの開口候補領域を画面上に表
示させる段階と、人間がこの画面上に表示されているコ
ーディネートホールの開口候補領域内でコーディネート
ホールの開口位置を決定する段階と、からなることを特
徴とする。
【0015】請求項6に記載の発明にかかるコーディネ
ートホールの開口位置決定方法は、請求項1に記載のコ
ーディネートホールの開口位置決定方法において、コー
ディネートホールの開口位置を提案する段階は、抽出さ
れたコーディネートホールの開口候補領域の外周線上
で、2点間の距離が最低限必要なコーディネートホール
2点間距離の値以上となる2点の位置の組み合わせを探
索する段階と、探索された複数の組み合わせの内の、任
意の1つの組み合わせをコーディネートホールの開口位
置として決定する段階と、からなることを特徴とする。
【0016】請求項7に記載の発明にかかるコーディネ
ートホールの開口位置決定方法は、請求項1に記載のコ
ーディネートホールの開口位置決定方法において、コー
ディネートホールの開口位置を提案する段階は、抽出さ
れたコーディネートホールの開口候補領域の外周線上
で、2点間の距離が最低限必要なコーディネートホール
2点間距離の値以上となる2点の位置の組み合わせを探
索する段階と、探索された複数の組み合わせの中で、2
点間の距離が最大の組み合わせをコーディネートホール
の開口位置として決定する段階と、からなることを特徴
とする。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
完成後の製品のCADデータと最初のプレス工程で形成
される前記製品のCADデータとから平坦領域を求め、
その平坦領域の範囲内でコーディネートホールの開口位
置を決定できるようにしているので、確実に好ましい位
置にコーディネートホールの開口位置が決定される。ま
た、コーディネートホールの開口位置の決定に要する作
業工数が少なくなるので、効率的かつ信頼性の高い作業
が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明にかかるコーディネートホールの開口位置決定方法の
好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0019】ドロー工程に搬送されたパネルには、図1
aおよび図1bに示すように、後工程において位置決め
穴として使用するコーディネートホールが開口される。
通常、コーディネートホールは、ある程度以上の距離を
おいて2箇所にプレスで開口する。コーディネートホー
ルには、図1cに示すように、後工程のプレスにおいて
その金型に設けられている位置決めピンが挿入され、コ
ーディネートホールと位置決めピンとによって製品がプ
レス時に動かないように拘束される。なお、コーディネ
ートホールは、製品の完成後に目立たなくなるように穴
埋めされる。
【0020】本発明では、上記のような、プレス時に製
品の位置を拘束するコーディネートホールの開口位置
を、入力される製品CADデータおよびその製品のドロ
ー工程における成形CADデータと、指定される数値条
件とに基づいて、出力できるようにしている。具体的に
は、一定条件を満たすコーディネートホールの開口位置
(2点の3次元座標値)を設計者に示したり、理想的な
条件を満たすコーディネートホールの開口位置(2点の
3次元座標値)を自動的に決定したりできるようにして
いる。
【0021】なお、明細書で記述される「製品CADデ
ータ」とは、完成後の製品のCADデータであって、プ
レス成形後の完成製品の形状を表現するソリッドモデル
または曲面モデルのCADデータをいう。また、「ドロ
ー工程における成形CADデータ」とは、最初のプレス
工程で形成される製品のCADデータであって、ドロー
工程でプレスが行われた後の製品の形状を表現するソリ
ッドモデルまたは曲面モデルのCADデータをいう。
「数値条件」とは、穴あけ方向許容角度値およびコーデ
ィネートホール穴径値をいう。穴あけ方向許容角度値
は、ドロー工程でのプレス方向が製品のCADデータの
法線方向に対してどの程度の角度まで傾いても良いかを
表すものである。
【0022】本発明にかかるコーディネートホールの開
口位置決定方法の概略の手順を図2のフローチャートに
基づいて説明する。
【0023】最初に、製品CADデータとドロー工程成
形CADデータを用いて、コーディネートホールの開口
可能領域を抽出する(S1)。
【0024】ドロー工程でプレスされた後の製品の成形
形状のうち、完成製品の製品形状となる部位の形状は、
その後の工程でプレスが行われても保持される。したが
って、コーディネートホールの開口位置は、少なくとも
その部位内で選択されなければならない。つまり、この
ステップでは、ドロー工程から製品が完成するまでの間
に形状が変化しない部位を、製品CADデータとドロー
工程成形CADデータから探し出し、その部位をコーデ
ィネートホールの開口可能領域として抽出している。
【0025】コーディネートホールの開口可能領域が抽
出されたら、今度は、その開口可能領域内においてプレ
ス方向からみた平坦領域を抽出する(S2)。
【0026】このステップでは、ドロー工程形成CAD
データに対しプレス方向をZ軸とした等高線(定められ
た粗さで)を作成し、その作成したそれぞれの等高線間
の距離から穴あけ方向許容角度値を満たす領域のみを抽
出する。この抽出した領域は、必ずしもコーディネート
ホールの開口可能領域内にあるとは限らないので、この
抽出した領域のうち、コーディネートホールの開口可能
領域内にあるものだけを抽出し、その抽出した領域を平
坦領域とする。
【0027】平坦領域が抽出されたら、次に、その平坦
領域からコーディネートホールの開口候補領域を抽出す
る(S3)。
【0028】S2のステップで抽出した平坦領域は、穴
あけ方向許容角度値を満たす領域であり、かつ、コーデ
ィネートホールの開口可能領域内にあると判断された領
域の外周線として求められただけである。そのため、そ
の外周線上にコーディネートホールの開口位置を設定し
た場合には、コーディネートホールがその半径分だけ平
坦領域からはみ出してしまうことになる。したがって、
平坦領域内にコーディネートホールを開口させるのに
は、コーディネートホール穴径値に基づいて、平坦領域
の外周線を少なくともコーディネートホールの半径分だ
け内側にオフセットさせる必要がある。このオフセット
後の外周線で囲まれた領域がコーディネートホールの開
口候補領域となる。
【0029】コーディネートホールの開口候補領域が抽
出されたら、その開口候補領域内でコーディネートホー
ルの開口位置を決定する(S4)。
【0030】開口候補領域でコーディネートホールの開
口位置を決定する方法としては、次の2つの方法があ
る。
【0031】1つ目は、CAD画面上に、この開口候補
領域を表示させ、この開口候補領域内で設計者が指示し
た位置を、コーディネートホールの開口位置として決定
する方法である。2つ目は、あらかじめ与えた、コーデ
ィネートホールの開口条件(2点間の距離が最大である
こと、または、2点間が一定の距離以上離れていること
など)に基づいて、自動的に好ましい位置を、コーディ
ネートホールの開口位置として決定する方法である。
【0032】本発明にかかるコーディネートホールの開
口位置決定方法の概略の手順は以上のとおりである。次
に、この方法を実施する装置の概略構成を説明する。図
3は、本発明にかかるコーディネートホールの開口位置
決定方法を実施するCAD装置の概略構成図である。
【0033】CAD装置100は、本発明の方法を実行
する演算装置110と、設計者が数値条件や種々のコマ
ンドを入力する入力装置120と、演算結果を表示する
ディスプレイ130とから構成される。演算装置110
には、外部記憶装置150が接続されている。外部記憶
装置150には、製品CADデータ152、ドロー工程
成形CADデータ154、等高線ピッチデータ156、
コーディネートホール最低距離比較データ158が記憶
されている。
【0034】概略、上記のように構成されているCAD
装置100により、次のような手順でコーディネートホ
ールの開口位置が決定される。このCAD装置100の
処理を、図4から図7のフローチャートに従って詳細に
説明する。
【0035】まず、演算装置110は、外部記憶装置1
50に記憶されている、製品CADデータ152とドロ
ー工程成形CADデータ154とを入力して、両データ
を比較し、両CADデータに基づいて形成されるそれぞ
れの形状が、3次元上で一致する範囲を決定する。そし
て、演算装置110は、その決定した範囲の外周線で囲
まれる領域を、コーディネートホールの開口可能領域と
して抽出し、開口可能領域のCADデータを外部記憶装
置150に記憶させる(S11)。
【0036】たとえば、製品CADデータ152に基づ
いて形成される製品形状と、ドロー工程成形CADデー
タ154に基づいて形成される成形形状とが、図8に示
すような形状であるとした場合、コーディネートホール
の開口可能領域は、両形状が一致している部分(黒い部
分)である。図9に示したように、製品形状と成形形状
とが一致している部分は、ドロー工程でプレスされてか
ら製品が完成されるまで形状が変わらない部分であり、
その後の工程でプレスが行われても保持されるから、コ
ーディネートホールの開口位置として好ましい位置であ
る。
【0037】次に、演算装置110は、ドロー工程成形
CADデータ154に対して、プレス方向をZ軸に設定
し、外部記憶装置150に記憶されている等高線ピッチ
データ156に基づいて、等高線ピッチ分のZ位置にて
等高線を作成する(S12)。等高線を作成するのは、
その作成したそれぞれの等高線間の距離から穴あけ方向
許容角度値を満たす領域のみを抽出するためであり、最
終的には、コーディネートホールの開口可能領域から平
坦領域を抽出するためである。
【0038】前述のように、好ましいコーディネートホ
ールの開口位置を決定する1つの条件として、「ドロー
工程でのプレス方向が製品のCADデータの法線方向に
対して許容角度以内であること」を挙げた。この条件
は、図10に示すように、ドロー工程における成形形状
の1点Aにおいて、点Aでの法線方向VAとプレス方向
VPとのなす角θが、穴あけ方向許容角度θkよりも小
さくなることである。この条件が満たされているかどう
かを判断するためには、直接θの大きさを測ることが考
えられるが、これを測るのは現実的ではないので、本実
施の形態では等高線間の2次元平面上の距離に基づい
て、この条件が満足されているか否かを判断している。
【0039】図11に示すように、ドロー工程成形CA
Dデータ154に対してプレス方向をZ軸(高さ)とし
て等高線を作成した場合、プレス方向と法線方向とのな
す角θは、等高線ピッチZPをもって隣り合う等高線が
成形形状と交わる点の2次元平面上の距離DLk(等高
線と等高線とが成形形状と交わる点間のX軸上の距
離)を求めることによって知ることができる。これを応
用して、プレス方向と製品表面の法線方向とのなす角θ
が穴あけ方向許容角度θkよりも小さくなる領域は、上
記のようにして求める2次元平面上の距離が、DLkの
値より大きくなっている領域を求めることによって抽出
できる。この距離DLkの値は、あらかじめ外部記憶装
置150に記憶させておいても良いし、入力装置120
から適宜入力しても良い。
【0040】本実施の形態では、図12に示すように、
各等高線間の成形形状を断面方向から見て直線形状に置
き換える処理を行っている。したがって、等高線ピッチ
データ156が有する等高線ピッチZPの大きさは、等
高線間の成形形状の変化が無視できる程度の大きさに設
定しておく必要がある。等高線ピッチZPを大きく設定
すれば、平坦領域と判断される範囲は広がるし、それを
小さく設定すれば、その範囲は狭まるからである。等高
線ピッチZPの大きさは、成形形状に応じて相応しい値
に設定されることが好ましい。
【0041】本実施の形態では、等高線ピッチZPを次
のようにして求めている。ドロー工程における成形形状
は、図13に示すように、その曲率半径が最小R以上に
なるように設計される。この最小Rの曲率半径によって
形成される最大離れ許容値TOLを与えることによっ
て、等高線と等高線との間隔、すなわち等高線ピッ
チZPを求めている。この曲率半径の最小R値と最大離
れ許容値TOLは、あらかじめ設計条件として設定でき
るため、これらの値から求めた等高線ピッチZPを、等
高線ピッチデータ156として外部記憶装置150に記
憶させている。
【0042】演算装置110が図8に示した成形形状に
対し等高線ピッチZPをもって等高線を作成すると、た
とえば図14に示すような画像が得られる。演算装置1
10は、図14に示したように等高線が作成されると、
その等高線の中から、1つのZ値における等高線を取り
出す(S13)。取り出した等高線を模式的に表すと、
図15aの等高線ように示される。次に、この等高線
を穴あけ方向許容角度θkを満たす平面距離(2次元
平面上の距離)DLkだけ、外側にオフセットさせ、図
15bの点線で示される等高線´を作成する(S1
4)。このように、等高線´を作成するのは、等高線
間の領域から穴あけ方向許容角度値を満たす領域を抽出
するためである。
【0043】そして、図15bおよびcで示されるよう
に、1つ下の(1段階値の低い)Z値の等高線の内側
と、オフセットされた等高線´の外側とで囲まれる領
域S1、S2を取り出す(S15)。次に、図15dに
示すように、領域S1、S2それぞれを画する等高線
´と等高線との4つの交点を等高線に投射させるこ
とによって、領域S1、S2の等高線´に対応する等
高線上の部位c1、c2を求める。そして、図15e
に示されるように、等高線´と等高線との4つの交
点と部位c1、c2の4つの端点とをそれぞれ繋いだ直
線L1、L2、L3、L4を求め、等高線と等高線
´が直線L1、L2、L3、L4で画される領域S1
´、S2´を取り出す(S16)。これらの領域が、等
高線間において穴あけ方向許容角度値を満たす領域とな
る。
【0044】次に、等高線の内側に、別の等高線が存
在するか否かを判断し、等高線の内側に別の等高線が
存在しない場合には、図16aに示すように、その内部
の領域S0も取り出す(S17)。そして、図16bに
示すように、求めた領域において外周線が一致する領域
を合成し、合成して求めた領域H1を等高線における
平坦領域とする(S18)。このようにして求めた平坦
領域は、逐次、外部記憶装置150に記憶される。
【0045】そして、演算装置110は、以上の処理
を、すべてのZ値に対する等高線について行い、すべて
のZ値に対する等高線についての平坦領域を作成したか
否かを判断し、すべての等高線について平坦領域が作成
されていなければ(S19:NO)、すべての等高線に
ついて平坦領域が作成されるまで、S13からS18ま
での処理を繰り返す。すべての等高線について平坦領域
が作成されたら(S19:YES)、得られた平坦領域
で外周線が一致する領域を合成し、合成して求めた領域
を全体としての平坦領域とする。この平坦領域は、外部
記憶装置150に記憶させる(S20)。なお、たとえ
ば図8に示した成形形状に対して以上の処理を行い、そ
の結果抽出される平坦領域は、図16cに示すようにな
る。
【0046】以上のようにして平坦領域が抽出された
ら、次に、プレス方向から見た2次元上で、既に求めて
あるコーディネートホールの開口可能領域と平坦領域と
が重複する領域を取り出し、その領域を最終的な平坦領
域とする(S21)。このような処理を行うのは、上記
の処理で単独に抽出した平坦領域は、必ずしもコーディ
ネートホールの開口可能領域内にあるとは限らないの
で、この抽出した領域のうち、コーディネートホールの
開口可能領域内にあるものだけを抽出し、その抽出した
領域を平坦領域とするためである。なお、たとえば、図
8に示した成形形状に対し最終的に求められた平坦領域
は、図16dに示すようになる。
【0047】以上の処理によって、平坦領域、すなわ
ち、コーディネートホールを開口できる領域が抽出され
るが、その領域は、外周線として求められただけであ
る。そのため、図17aに示すように、その外周線上に
コーディネートホールの開口位置を設定した場合には、
コーディネートホールがその半径分だけ平坦領域からは
み出してしまい、そのはみ出した部分においては、穴あ
け方向許容角度値を満たすことができなくなる。したが
って、平坦領域内にコーディネートホールを開口させる
のには、コーディネートホール穴径値に基づいて、平坦
領域の外周線を少なくともコーディネートホールの半径
分だけ内側にオフセットさせる必要がある。
【0048】このため、演算装置110は、図17bに
示すように、求めた平坦領域の外周線を、コーディネー
トホールの穴径RCDだけ内側にオフセットして設定
し、そのオフセット後の新たな外周線で囲まれる領域を
コーディネートホールの開口候補領域として抽出し、そ
れを外部記憶装置150に記憶させる。たとえば、図1
6dに示した平坦領域に対し求められたコーディネート
ホールの開口候補領域は、図17cに示すようになる。
なお、本実施の形態では、安全を見込んで、コーディネ
ートホールの直径分だけ平坦領域の外周線をオフセット
させている。
【0049】以上のようにしてコーディネートホールの
開口候補領域が抽出されたら、次に、その開口候補領域
内でコーディネートホールの開口位置を決定する。コー
ディネートホールの開口位置を決定する方法には2通り
の方法がある。1つ目は、CAD画面上に、この開口候
補領域を表示させ、この開口候補領域内で設計者が指示
した位置を、コーディネートホールの開口位置として決
定する方法である。2つ目は、あらかじめ与えた、コー
ディネートホールの開口条件に基づいて、自動的に好ま
しい位置を、コーディネートホールの開口位置として決
定する方法である。
【0050】本実施の形態では、これらのいずれの方法
を用いてもコーディネートホールの開口位置が決定でき
るように、入力装置120からその選択のためのコマン
ドが入力できるようになっており、演算装置110は、
そのコマンドに基づいて次のフローチャートのステップ
を選択的に処理する。
【0051】まず、設計者が指示した位置を、コーディ
ネートホールの開口位置として決定する方法が選択され
た場合には、図6のフローチャートのS23、S24お
よび図7のフローチャートのS25のステップの処理が
行われる。
【0052】演算装置110は、上記の処理によって得
られたコーディネートホールの開口候補領域を外部記憶
装置150から取り出し、その領域を、たとえば図18
のように、ディスプレイ130の画面上に表示させる
(S23)。そして、設計者は、画面上に表示されてい
る開口候補領域を見て、入力装置120からコーディネ
ートホールの開口位置を指示する。演算装置110は、
この指示が開口候補領域内に対するものであれば、設計
者が指定した位置をコーディネートホールの開口位置と
して決定する(S24)。そして、演算装置110は、
決定されたコーディネートホールの開口位置をドロー工
程形成CADデータ154に対してプレス方向に投影
し、図18に示すように、3次元上のコーディネートホ
ールの開口位置とする(S25)。このコーディネート
ホール位置が付加されたドロー工程形成CADデータ1
54は、外部記憶装置150に記憶される。
【0053】一方、自動的に好ましい位置を、コーディ
ネートホールの開口位置として決定する方法が選択され
た場合には、図6のフローチャートのS26、S27、
S28および図7のフローチャートのS29、S25の
ステップの処理が行われる。
【0054】前述のように、コーディネートホールは2
次元平面上の位置決めという目的で使用されるものであ
り、理想のコーディネートホール位置とは、コーディネ
ートホール間の距離が最大となる位置である。しかしな
がら、実際には、製品の大きさに応じて、最低限ある距
離以上離れていれば位置決めの機能を十分に果たせる位
置というものが存在する。このような位置が存在するの
は、データの作成精度、機械加工精度、製品の成形精度
などの影響で生ずるコーディネートホールの位置ズレ
が、製品のプレス時の合わせズレとなるが、最大のズレ
が生じる製品形状の長手方向において、その合わせズレ
の量が許容値以内であれば、作業上は問題ないからであ
る。
【0055】図19に示すように、コーディネートホー
ル2点間の距離をLCD、コーディネートホール位置ズ
レ量をNGCD、製品形状における長手方向最大長さを
LMAX、最大位置ズレ量をNGMAXとすると、こら
れの間には、 NGCD/LCD=NGMAX/LMAX という関係が成り立つ。この式を、LCDを求めるため
の式に書き替えると、 LCD=NGCD×LMAX/NGMAX となる。
【0056】この式の意味は、最低限必要なコーディネ
ートホールの2点間距離(LCD)は、コーディネート
ホール位置ズレ許容値(NGCD)を製品の合わせ許容
値(NGMAX)で割った値に、製品形状における長手
方向最大長さ(LMAX)を掛け合わせたものであると
解釈することができる。ここで、コーディネートホール
位置ズレ許容値(NGCD)を製品の合わせ許容値(N
GMAX)で割った値、すなわち、NGCD/NGMA
Xの値Wは定数化できる。したがって、本実施の形態で
は、この値Wをコーディネートホール最低距離比較デー
タ158として外部記憶装置150に記憶させている。
なお、この値は、一般的に0.5〜0.7程度に設定さ
れる。
【0057】演算装置110は、外部記憶装置150か
ら製品CADデータ152を読み込んで、この製品CA
Dデータ152において、プレス方向から見た2次元平
面上で最大長さとなる、その製品形状における長手方向
最大長さLMAXを求める(S26)。たとえば、製品
CADデータ152から作成された製品形状が、図20
に示すような形状であったとするならば、その製品形状
における長手方向最大長さLMAXを図のようにして求
める。
【0058】つぎに、演算装置110は、求めた長手方
向最大長さLMAXと、外部記憶装置150に記憶され
ているコーディネートホール最低距離比較データ158
とに基づいて、最低限必要なコーディネートホール2点
間距離の値LMINを求める(S27)。この値LMI
Nは、W×LMAXによって求めることができる。
【0059】そして、演算装置110は、コーディネー
トホールの開口候補領域の外周線上で、2点間の距離L
NGが最低限必要なコーディネートホール2点間距離の
値LMIN以上となる2点の位置の組み合わせを探す
(S28)。なお、この条件を満たす2点の組み合わせ
は多数あるので、その内の任意の1つの組み合わせをコ
ーディネートホールの開口位置として決定しても良い。
【0060】さらに、その条件を満たす2点の組み合わ
せの中で、コーディネートホールの開口候補領域の外周
線上で、図21に示すように、点間の距離LNGが最大
となる2点の位置を探し、この2点を理想的なコーディ
ネートホールの開口位置として決定する(S29)。こ
のコーディネートの開口位置は、外部記憶装置150に
記憶される。そして、最後に、演算装置110は、決定
されたコーディネートホールの開口位置をドロー工程形
成CADデータ154に対してプレス方向に投影し、図
18に示すように、3次元上のコーディネートホールの
開口位置とする(S25)。このコーディネートホール
の開口位置が付加されたドロー工程形成CADデータ1
54は、外部記憶装置150に記憶される。
【0061】以上に説明した実施形態では、製品CAD
データとドロー工程成形CADデータとに基づいてコー
ディネートホールの開口可能領域を求めているので、コ
ーディネートホールの開口可能領域を自動的に求めるこ
とができる。
【0062】また、描いた等高線間の2次元平面距離に
よる平坦判定を行うことによって、プレス方向から見た
平坦領域の外周を求めているので、その外周を効率的に
抽出することが可能となり、平坦領域の自動抽出が可能
になる。
【0063】さらに、コーディネートホールの開口位置
は、コーディネートホールの開口候補領域の外周線上で
決定されるようにしてあるので、所望の条件を満たした
コーディネートホールの開口位置の自動抽出が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コーディネートホールの役割の説明に供する図
である。
【図2】本発明にかかるコーディネートホールの開口位
置決定方法の概略の手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明にかかるコーディネートホールの開口位
置決定方法を実施するCAD装置の概略構成図である。
【図4】本発明にかかるコーディネートホールの開口位
置決定方法の具体的な手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明にかかるコーディネートホールの開口位
置決定方法の具体的な手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明にかかるコーディネートホールの開口位
置決定方法の具体的な手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明にかかるコーディネートホールの開口位
置決定方法の具体的な手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】コーディネートホールの開口可能領域の抽出処
理の説明に供する図である。
【図9】コーディネートホールの開口可能領域の抽出処
理の説明に供する図である。
【図10】コーディネートホールの開口位置を決定する
1つの条件の説明に供する図である。
【図11】コーディネートホールの開口位置を決定する
1つの条件の説明に供する図である。
【図12】等高線ピッチデータの求め方の説明に供する
図である。
【図13】等高線ピッチデータの求め方の説明に供する
図である。
【図14】図8に示した成形形状に対し作成される等高
線の一例を示す図である。
【図15】平坦領域を抽出する処理の説明に供する図で
ある。
【図16】平坦領域を抽出する処理の説明に供する図で
ある。
【図17】コーディネートホールの開口位置の説明に供
する図である。
【図18】コーディネートホール位置を決定するための
処理の説明に供する図である。
【図19】コーディネートホール位置を決定するための
処理の説明に供する図である。
【図20】コーディネートホール位置を決定するための
処理の説明に供する図である。
【図21】コーディネートホール位置を決定するための
処理の説明に供する図である。
【符号の説明】
100…CAD装置、 110…演算装置、 120…入力装置、 130…ディスプレイ、 150…外部記憶装置、 152…製品CADデータ、 154…ドロー工程形成CADデータ、 156…等高線ピッチデータ、 158…コーディネートホール最低距離比較データ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 完成後の製品のCADデータと最初のプ
    レス工程で形成される前記製品のCADデータとから、
    コーディネートホールの開口可能領域を抽出する段階
    と、 前記抽出した開口可能領域におけるプレス方向からみた
    平坦領域を抽出する段階と、 前記抽出した平坦領域から前記コーディネートホールの
    開口候補領域を抽出する段階と、 抽出された開口候補領域内でコーディネートホールの開
    口位置を提案する段階と、 を含むことを特徴とするコーディネートホールの開口位
    置決定方法。
  2. 【請求項2】 前記開口可能領域を抽出する段階は、 完成後の製品のCADデータと最初のプレス工程で形成
    される前記製品のCADデータとから形成されるそれぞ
    れの形状が、3次元上で一致する範囲を決定する段階
    と、 その決定した範囲の外周線で囲まれる領域を、コーディ
    ネートホールの開口可能領域として抽出する段階と、 からなることを特徴とする請求項1に記載のコーディネ
    ートホールの開口位置決定方法。
  3. 【請求項3】 前記平坦領域を抽出する段階は、 最初のプレス工程で形成される製品の形状に対して、プ
    レス方向から見た所望の高さピッチで等高線を作成する
    段階と、 隣り合う等高線間で、プレス方向と前記製品表面の法線
    方向とのなす角が許容値よりも小さくなる領域を抽出す
    る段階と、 この抽出した領域から前記コーディネートホールの開口
    可能領域内にある領域だけを抽出する段階と、 からなることを特徴とする請求項1に記載のコーディネ
    ートホールの開口位置決定方法。
  4. 【請求項4】 前記開口候補領域を抽出する段階は、 抽出された平坦領域の外周線をコーディネートホールの
    穴径を勘案して内側にオフセットさせ、オフセット後の
    外周線で囲まれる領域をコーディネートホールの開口候
    補領域として抽出することを特徴とする請求項1に記載
    のコーディネートホールの開口位置決定方法。
  5. 【請求項5】 コーディネートホールの開口位置を提案
    する段階は、 抽出されたコーディネートホールの開口候補領域を画面
    上に表示させる段階と、 人間がこの画面上に表示されているコーディネートホー
    ルの開口候補領域内でコーディネートホールの開口位置
    を決定する段階と、 からなることを特徴とする請求項1に記載のコーディネ
    ートホールの開口位置決定方法。
  6. 【請求項6】 コーディネートホールの開口位置を提案
    する段階は、 抽出されたコーディネートホールの開口候補領域の外周
    線上で、2点間の距離が最低限必要なコーディネートホ
    ール2点間距離の値以上となる2点の位置の組み合わせ
    を探索する段階と、 探索された複数の組み合わせの内の、任意の1つの組み
    合わせをコーディネートホールの開口位置として決定す
    る段階と、 からなることを特徴とする請求項1に記載のコーディネ
    ートホールの開口位置決定方法。
  7. 【請求項7】 コーディネートホールの開口位置を提案
    する段階は、 抽出されたコーディネートホールの開口候補領域の外周
    線上で、2点間の距離が最低限必要なコーディネートホ
    ール2点間距離の値以上となる2点の位置の組み合わせ
    を探索する段階と、 探索された複数の組み合わせの中で、2点間の距離が最
    大の組み合わせをコーディネートホールの開口位置とし
    て決定する段階と、 からなることを特徴とする請求項1に記載のコーディネ
    ートホールの開口位置決定方法。
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