JP2003164320A - 理美容装置 - Google Patents
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- JP2003164320A JP2003164320A JP2002230817A JP2002230817A JP2003164320A JP 2003164320 A JP2003164320 A JP 2003164320A JP 2002230817 A JP2002230817 A JP 2002230817A JP 2002230817 A JP2002230817 A JP 2002230817A JP 2003164320 A JP2003164320 A JP 2003164320A
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- A45D20/22—Helmets with hot air supply or ventilating means, e.g. electrically heated air current
- A45D20/24—Shape or structure of the helmet body
- A45D2020/245—Shape or structure of the helmet body of open configuration, e.g. with several movable heat sources
Landscapes
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Abstract
なくてもヘアカラー、パーマネント等ができるうえに顔
面への加湿などの美顔機能をも有する理美容装置を目的
とするものである。 【解決手段】 前面に後部ヘア処理部4が設けられ、上
部と両側部には頂部ヘア処理部5と側部ヘア処理部6、
6が前向きに設けられる顔面加湿処理用の加湿用気体噴
霧部材100が設けられるヘッド1に加湿用気体発生機
構を内蔵させる一方、各処理部に加熱機13と送風機1
4を設けるとともに各処理部のうち少なくとも後部ヘア
処理部4と側部ヘア処理部6には加湿用気体発生機構に
続かせたヘア加湿処理用の噴霧ノズル15を設けてあ
り、加湿用気体発生機構には先端を顔面加湿処理用の噴
霧ノズル15とされた加湿用気体噴霧部材100を続か
せたものである。
Description
配備されて、頭部の毛髪に対してヘアカラー、ヘアマニ
キュア、ヘアダイ、トリートメント、パーマネント、乾
燥、ウェーブ等の各種ヘア処理を的確に行なうことがで
きるのみならず、フェイシャル施術等の美顔処理をも行
なうこともできる理美容装置に関するものである。
容装置としては、ドライヤやヘアスチーマを組み込んだ
ボンネット型のヘア処理装置が一般的に用いられている
が、ボンネット型のヘア処理装置は、被施術者の頭部全
体を被套する構造となっているため被施術者の頭部を被
套した状態ではヘア処理を行なうことはできないという
問題があった。しかもボンネット型のヘア処理装置によ
るヘア処理中は顔面への施術も行なうことができないと
いう問題があった。また従来の理美容装置ではヘアカラ
ー、ヘアマニキュア、ヘアダイを行なう際には、頭にヘ
アキャップを被せたり、食品包装用ラップフィルムで頭
を覆ったりしたうえボンネットを被套して髪をスチーム
加熱し、髪に水分を与えつつ薬剤の反応温度に加熱して
いた。ヘアキャップや食品包装用ラップフィルムで頭を
覆うのはスチーム量が少なく加熱により髪の水分が失わ
れるのを防ぐためである。被施術者はヘアキャップや食
品包装用ラップフィルムにより不快感を感じるうえ、被
套されるボンネットにより圧迫感を感じるという問題が
あった。またドライヤやヘアスチーマ等の装置はボンネ
ット部に組み込まれるので、重心が高くなって不安定で
移動時に転倒を起こす恐れがあった。さらに、ヘア処理
用の薬液を使用するとボンネットに薬臭が染み付いて被
施術者に不快感を与えるという問題もあった。
取り付けた開放型のものも提案されているが、開放型の
ために髪全体を均一にスチーム加熱するには、モータ等
によりヘアスチーマを回転させる必要があった。しかし
構造上回転させても髪を均一にスチーム加熱することが
難しいうえにスチーム量が少ないためヘアキャップや食
品包装用ラップフィルムをなくすることはできなかっ
た。しかもヘアスチーマを頭部の周囲で回転させる駆動
機構は構造が複雑で故障の原因となり易いうえ長期間耐
用できないという問題があった。しかも部品数が増し安
価に製造できないという問題があった。さらに駆動機構
は上方に設けられるためボンネット型と同様重心が高く
なり、移動時に不安定となる問題があった。さらにこれ
らの装置で、肩より長い髪を処理することは不可能なた
め、手持ちのドライヤを用いて処理しなければならなか
った。そこで、本出願人はこのような問題を解消するた
めの装置として、特許出願2000−385370号の
ヘア処理装置を先に出願したが、この装置はヘア処理機
能しかないため、顔の手入れなどフェイシャル施術を行
なうための装置が別に必要となり、設備投資費用が嵩む
うえに、2種類の装置を室内に配置することは場所取る
ために理美容作業が阻害されるという問題があった。
するところは、前記のような問題を解決して、キャップ
等を用いることなくヘアカラーやヘアマニキュア、ヘア
ダイ等のヘア処理を行なうことができるばかりでなく、
顔面への加湿などの美顔機能をも有していて、1台でヘ
ア処理をしながらフェイシャル施術を併せ行うこともで
きる理美容装置を提供することにある。
本発明の理美容装置は、前面に後部ヘア処理部が設けら
れ、上部と両側部には頂部へア処理部と側部ヘア処理部
がそれぞれ前向きに設けられるとともに顔面加湿処理用
の加湿用気体噴霧部材が設けられるヘッドを、各処理部
に囲まれる空間部分が被施術者の頭部位置に対応して位
置調整できるように支持した理美容装置であって、前記
ヘッドに加湿用気体発生機構を内蔵させる一方前記した
各処理部に送風機と加熱機を設けるとともに各処理部の
うち少なくとも後部ヘア処理部と側部ヘア処理部には前
記加湿用気体発生機構に続かせたヘア加湿処理用の噴霧
ノズルを設けてあり、さらに前記加湿気体発生機構には
先端を顔面加湿処理用の噴霧ノズルとされた加湿用気体
噴霧部材を続かせたことを特徴とするものである。
態を図に基づいて詳細に説明する。図1において、1は
蒸気発生機構2とミスト発生機構3とよりなる加湿用気
体発生機構を内蔵させた扁平な縦型のヘッドである。こ
のヘッド1はその前面に設けられた後部ヘア処理部4
と、上部に設けられた頂部ヘア処理部5と、両側に設け
られた側部ヘア処理部6、6とを有しており、各処理部
に囲まれる空間部分が被施術者の頭部位置に対応して位
置調整できるようになっている。また各処理部には送風
機と加熱機が設けられ、各処理部のうち少なくとも後部
ヘア処理部と側部ヘア処理部にはヘア加湿処理用の噴霧
ノズルを設けてある。さらに、このヘッド1の下部両側
には前記した蒸気発生機構2とミスト発生機構3とより
なる加湿用気体発生機構に接続させて、長尺ホースなど
の加湿用気体供給管材101の先端に顔面加湿処理用の
噴霧ノズルを設けた加湿用気体噴霧部材100を続かせ
てある。
部5と側部ヘア処理部6、6はいずれも処理面が1つで
あってもよいが、図示例における後部ヘア処理部4はヘ
ッド1の前面に上下に配列されてそれぞれが独立して機
能する複数の処理面4a、4bを有しており、また、こ
の後部ヘア処理部4はヘッド1に固定されるものである
が、頂部ヘア処理部5と側部ヘア処理部6とはヘッド1
のケーシングに所定の位置で保持させることができる可
動機構7を介して取り付けられていて、被施術者の頭部
位置に対して接離自在とされるものとしてある。特に頂
部ヘア処理部5は可動機構7によって被施術者の頭部位
置に対して接離自在とされるとともに後部ヘア処理部4
で長い髪の下方を処理する際に頭部が当たらない位置ま
で起立できるように起伏自在としてある。
は、図1、2、28に示されるように、隣接する被施術
者のシェービング前に髭や肌を柔らかくする理容および
フェイシャル施術等の美容処理を行なうこともできるよ
うにヘッド1の一側または両側に設けられた長尺、且
つ、屈曲自在なものである。また、ヘッド1は地上に置
かれるスタンド或いは天井や壁面などのベース部材に上
下位置調整機構9および左右位置調整機構10を介して
取り付られ上下方向および横方向に移動自在とされ、こ
れにより前記した後部ヘア処理部4と頂部ヘア処理部5
と側部ヘア処理部6、6とで囲まれる空間部分を被施術
者の頭部位置に対応して調整できるものとしてある。な
お、この上下位置調整機構9および左右位置調整機構1
0としては、水平回動および上下枢動自在なヘッド取付
アーム11でも、高さ調整自在な被施術者用椅子とヘッ
ド取付用ワゴンやヘッド取付用キャスタ付きスタンドと
の組合わせでも、高さ調整自在なヘッド取付用ワゴン或
いは高さ調整自在なヘッド取付用キャスタ付きスタンド
であってもよいもので、前記したヘッド取付アーム11
や高さ調整自在なヘッド取付用ワゴン、高さ調整自在な
ヘッド取付用キャスタ付きスタンドの場合は、被施術者
用椅子は高さ調整機構がなくてもよい。
できないワゴンにヘッド1が装着される場合は、ヘッド
1の上下位置を調整することができないので、図示しな
い高さ調整自在な被施術者用椅子を上下位置調整機構9
とし、ヘッド取付用ワゴンの移動機能をもって左右位置
調整機構10とする。さらに、図41に示されるような
ヘッド取付用ワゴンは、スライド自在なワゴンの胴部を
モータ駆動により高さ調整するものとして、左右移動機
構10をもつヘッド取付用ワゴン自体に上下位置調整機
構9を持たせたものとしているので、この場合も被施術
者用椅子は高さ調整機能がなくてもよい。
されるようなヘッド取付用キャスタ付きスタンドは、ス
タンドの支柱をスライド自在なものとしてこの支柱を任
意の長さにおいて固定ノブ1bにより締め付け固定する
ことにより上下位置調整機構9の機能を持たせて高さ調
整を行い、ヘッド取付用キャスタ付きスタンドの移動機
能をもって左右移動機構10としているものであって、
このように高さ調整機能をもつものも、被施術者用椅子
は高さ調整機能がなくてもよい。
水平回動および上下枢動自在なヘッド取付アーム11に
ヘッド1が装着される場合は、ヘッド取付アーム11は
ヘッド1の上下および左右位置調整を行なうことができ
るので、高さ調整自在な被施術者用椅子はなくてもよい
が、ヘッド取付用キャスタ付きスタンドは、図1、2、
30、31、32に示されるように、足押し部120が
形成されたものとしてあり、この足押し部120によっ
て装置を移動させる際に、ヘッド1を押したときにヘッ
ド1の重みでヘッド1が前傾して転倒しそうになること
を防ぎ、装置の移動を滑らかに行なわせることができる
ものとしてある。なお、図示しないが図40、41に示
されるヘッド取付用ワゴンにおいても足押し部を設けて
おけば同様の効果が期待できるのでより好ましい。さら
に図1、2、30、31、32に示されるように、ヘッ
ド取付用キャスタ付きスタンドに動き止めストッパ機構
130が設けられたものとしてあり、この動き止めスト
ッパ機構130によって装置を施術場所に動き止めし、
施術中に装置が動くことを確実に防止して施術を邪魔す
ることがないようにしている。特に装置の左右に設けら
れた加湿用気体噴霧部材100を用いて装置の左右にい
る被施術者に対して加湿気体を用いた施術を行なう際に
はお互いの施術を邪魔することがなく効果的である。
3、34に示されるように、ヘッド取付用キャスタ付き
スタンドの支柱131と該支柱131とU字状のキャス
タ枠132間に張架された取付枠133の下面に取り付
けられる伸縮筒体134と該伸縮筒体134を伸長させ
るリンク機構135とからなる。伸縮筒体134は取付
枠133の下面に取り付けた角形の筒体134aと該角
形の筒体134a内にスライド自在に嵌挿される角形の
スライド筒体134bとからなり、該スライド筒体13
4bの下端には床面に圧接される滑り止め突起148が
2個設けられている。リンク機構135は支柱131の
基端に枢着され、中間部をスライド筒体134bに嵌挿
されたピン136に嵌挿し、遊端部を足踏みペダル13
6aとして取付枠133より外方に張出させたリンク杆
137と、基端をピン136に枢着するとともに遊端部
を足踏みペダル138aとしたストッパ解除用の解放リ
ンク138と、基端をピン136に枢着するとともに中
間の屈曲部をストッパカム部139aとしたストッパ杆
139とからなる。また筒体134aの側面にはストッ
パカム部139aと当接するカム板134cが設けられ
ている。該カム板134cは底面をストッパカム部13
9aの上面を当接させるストッパ時当て面とし、その隅
角部をストッパカム部139aの側面を当接させる非ス
トッパ時当て面としている。
に付勢するばねで、該ばね140は上端を取付枠133
に係止するとともに下端をピン136に係止させたもの
であり、スライド筒体134bを常時上方に付勢するこ
とによりリンク杆137も反時計回り方向に付勢されて
足踏みペダル136aが起き上がり状態となるよう付勢
させている。141はピン136をガイドするよう筒体
134aの側壁に形成された縦溝である。142はリン
ク杆137に形成される長溝であり、該長溝142にピ
ン136は嵌挿されているので、支柱131に枢着され
るリンク杆137が枢動する際、ピン136が縦溝14
1に押圧されて枢動が阻害されることを防止している。
態に付勢するばねであり、該ばね143は一端を解放リ
ンク138の基方部にブラケット142aを介して係止
するとともに他端を取付枠133に係止させたものであ
る。ブラケット142aを介してばね142を係止させ
たのは他のリンクと干渉することを避けるためである。
144はブラケット142aに立設されるストッパ解除
レバーであり、該ストッパ解除レバー144は解放リン
ク138の解放動作の枢動にともなってストッパ杆13
9の前端片に当たりストッパ杆139を解放側に枢動さ
せるものである。
向に付勢するばねであり、該ばね145の一端は筒体1
34aに係止されるとともに他端をストッパ杆139の
前端縁に係止させたものである。146はスライド筒体
134bに取り付けられるガイドピンであり、該ガイド
ピン146は筒体134aの縦溝141にガイドされる
ものである。なお、図示しないが図40、41に示され
るヘッド取付用ワゴンにおいても動き止めストッパ機構
130を設けておけばヘッド取付用キャスタ付きスタン
ドと同様の効果が期待できるのでより好ましい。
に必要に応じて取り付けられる手掛けハンドルであり、
この手掛けハンドル121は装置を押して行く際に把持
するとともに、装置の転倒を防止する役割をもつもの
で、このような手掛けハンドル121は図示されていな
いが、図1、40に示されるヘッド取付用キャスタ付き
スタンドやヘッド取付用ワゴンのヘッドに設けておくこ
とが好ましい。
蔽部材であり、該遮蔽部材160は後部ヘア処理部4と
頂部ヘア処理部5と側部ヘア処理部6、6に囲まれる空
間部分を覆い、エアコンディショナーの冷風や温風等の
送風により施術中の髪の温度が部分的あるいは全体的に
下がることを防止したり、後部ヘア処理部4や側部ヘア
処理部6、6から噴霧されるミストがエアコンディショ
ナーの冷風や温風等の送風により乱されて均一に髪に当
たらなくなることを防止したりするものである。これは
髪の温度が低下したり、部分的に温度がばらついたりす
ると、各種薬液の反応温度に達せず、色落ちや色斑がで
きたり、パーマネントのかかりが部分的に悪くなったり
することが生じるからである。またミストが均一に噴霧
されないと髪の水分が部部的に不足して髪のパサつきを
生じるからである。
れるように、左右一対のものとしている。また遮蔽部材
160は後部ヘア処理部4、頂部ヘア処理部5、側部ヘ
ア処理部6、6に対してファスナー161により取り付
けて交換自在なものとしている。ファスナー161はホ
ックその他のクリップ、吸盤、ループ繊維と樹脂フック
(マジックテープ(登録商標))等よりなるものとして
いる。ループ繊維と樹脂フックよりなるファスナー16
1を用いる場合は、遮蔽部材160にループ繊維または
樹脂フックを取り付け、後部ヘア処理部4、頂部ヘア処
理部5、側部ヘア処理部6、6に樹脂フックまたはルー
プ繊維を取り付けて交換自在なものとしている。さら
に、遮蔽部材160は後部ヘア処理部4、頂部ヘア処理
部5、側部ヘア処理部6、6等の処理部が可動したり、
スイングしたり、回転したりするものである場合、その
動きに対応できるよう材質そのものを伸縮するものとし
たり、蛇腹状として伸縮自在にするものである。
加熱機13の使用時に遮蔽部材160が燃えることを防
止している。さらに遮蔽部材160に3つか5つ程の透
孔162を透設して通気性を持たせたり、遮蔽部材16
0の素材自体に通気性をもたせたりすることにより、ヘ
ア処理時における送風時やミスト噴霧時にその通気性を
利用して送風やミストの一部を排気させて遮蔽部材16
0が風船のように膨らんで被施術者に不快感を与えたり
施術に悪影響を与えることがないようにするものであ
る。また遮蔽部材160にアルミニウムが含有される銀
色塗料を塗布して遠赤外線反射性をもたせれば、加熱機
13による遠赤外線を無駄なく髪に反射させることがで
きるので短時間で加熱することができるので、施術時間
を短縮できることとなる。さらに遮蔽部材160に感温
性のあるものを用いれば、施術空間内の温度が施術温度
に達すると色が変わるので、施術を勘に頼ることなく確
実に行なうことができる。感温性材の温度設定は施術温
度の40℃前後で発色するものとする他、40℃、50
℃、60℃の各温度で異なる色で発色するものとすれば
各種施術に対応させることができる。
機構であり、該測距機構170は後部ヘア処理部4、頂
部ヘア処理部5、側部ヘア処理部6、6から被施術者の
髪までの距離を測るものである。被施術者の髪までの距
離を測るのは後部ヘア処理部4、頂部ヘア処理部5、側
部ヘア処理部6、6から被施術者の髪までの距離の違い
により、加熱温度や髪に噴霧されるミストの量が変わる
ため薬液の酸化や定着等にばらつきができ、色落ちや色
斑ができたり、パーマネントのかかりが悪くなったり、
髪が部分的にパサついたりするからである。測距機構1
70は実施形態において図37に示されるような巻き取
り式のメジャー171を用いているが、レーザや超音
波、赤外線を用いた距離計を用いてヘッド等に取り付け
た液晶モニタ等に距離を表示するものとしてもよいこと
は勿論である。
2〜図47に示されるように、壁や天井に固定されるブ
ラケット11aにアーム11bを水平回動自在に軸支さ
せるとともに、該アーム11bの先端に伸縮アーム11
cの基端を上下枢動自在に軸支し、伸縮アーム11cの
先端にヘッド1を枢着した例である。さらに、図48〜
50に示されるヘッド取付アーム11は、アジャスタ機
構をもって天井と床間に立設される固定スタンド12に
固定されるブラケット11aにアーム11bを水平回動
自在に軸支させるとともに、該アーム11bの先端に伸
縮アーム11cの基端を上下枢動自在に軸支し、伸縮ア
ーム11cの先端にヘッド1を枢着した例であって、こ
のようにヘッド取付アーム11にヘッド1を装着するよ
うにすれば、ヘッド1をヘッド取付用ワゴンやヘッド取
付用キャスタ付きスタンドに装着した場合に比べて施術
者の作業性はよりよくなる。
21あるいは図23、24に示されるように、それぞれ
が独立して機能する遠赤外線式の加熱機13と送風機1
4の他にミストの噴霧ノズル15とが設けられている。
この後部ヘア処理部4はやや上向きあるいは垂直として
上下に並設され、上下の後部ヘア処理部4は同時にある
いは個別に作動させることができるものとしているが、
この後部ヘア処理部4は処理面を上下に並設したものの
他、一つであっても二つ以上であってもよいことは勿論
である。そして、ミストの噴霧ノズル15には図19や
図51に示されるように、蒸気発生機構2とミスト発生
機構3よりなる加湿用気体発生機構により生成されて混
合された混合ミストが供給されるものである。なお、加
湿用気体発生機構の所要部分、例えば、噴霧ノズル15
のミスト通過路にはミストの殺菌や消臭、マイナスイオ
ン化のためのトルマリン(電気石)が設けられる。
は、図26、27に示されるように、遠赤外線による加
熱機13と送風機14とが取り付けられ、ミストの噴霧
ノズルは設けられていない。これは頂部ヘア処理部5に
ミストの噴霧ノズルを組み込むと、結露水の滴下防止機
構を付けない限り結露水が滴下してヘア処理を阻害する
うえに、被施術者に不快感を与えるおそれがあるからで
あって、的確な結露水滴下防止機構を付ければ、頂部ヘ
ア処理部5にミストの噴霧ノズル15を組み込んでもよ
い。また、頂部ヘア処理部5は1個でもよいが、図示例
では前後に並設される複数の処理部を有するものとして
あり、この場合も前後の処理部は同時あるいは個別に機
能させるようにしておくことが好ましく、さらに、頂部
ヘア処理部5に設けられる遠赤外線による加熱機13と
送風機14も同時あるいは個別に作動させることができ
るものが好ましい。また、前記したように頂部ヘア処理
部5は可動機構7を介してヘッド1に枢着されて起伏自
在とすることにより、肩から下にある髪を後部ヘア処理
部4で処理する際には頂部ヘア処理部5を最大に起立さ
せ、ヘッド1の下降や被施術者用椅子の上昇によって被
施術者の頭部が頂部ヘア処理部5に当たることがないよ
うにしている。また、可動機構7は頂部ヘア処理部5を
任意の位置で動き止め保持できるものとして、最適なヘ
ア処理が行なえるようにしている。
は、後部ヘア処理部4と同様、図20〜22あるいは図
23〜25に示されるような遠赤外線による加熱機13
と送風機14の外にミストの噴霧ノズル15とが設けら
れているもので、両側の側部ヘア処理部6、6は同時に
あるいは個別に作動させることができ、また、側部ヘア
処理部6に設けられる遠赤外線による加熱機13と送風
機14とミストの噴霧ノズル15も同時にあるいは個別
に作動させることができるものである。また、両側の側
部ヘア処理部6はいずれも各別の可動機構7を介してヘ
ッド1に枢着されるもので、この可動機構7により側部
ヘア処理部6は任意の位置で動き止め保持できるものと
して、最適なヘア処理が行なえるようにしている。そし
て、側部ヘア処理部6の噴霧ノズル15も図19や図5
1に示される蒸気発生機構2とミスト発生機構3により
生成されたミストが供給されるものであり、図51に示
されるようにミスト通過路にはミストの殺菌や消臭、マ
イナスイオン化のためのトルマリン180が設けられ
る。遠赤外線による加熱機13と送風機14を設けた各
処理部を接離自在に頭部の周囲に配置させることによ
り、髪全体を加熱できるので、加熱機13の遠赤外線に
よる加熱と送風機14からの弱い送風でも充分乾燥で
き、従来のヘア処理装置のドライヤのように、強い竜巻
状の吸引気流を生じさせて髪を強く攪拌させて髪全体へ
の加熱不足を補う必要がなくなり髪を傷めることがな
い。
に示されるように、頂部ヘア処置部5や側部ヘア処理部
6をヘッド1に取り付けるアーム16に摩擦抵抗式枢軸
を設けて停止させた位置で位置保持ができるようにした
ものや、図7、8、9、17、18に示されるように、
頂部ヘア処置部5や側部ヘア処理部6をフレキシブルチ
ューブよりなるアーム17を介してヘッド1に取り付け
て位置保持を行ったり、図10に示されるように、ロー
ラ式ストッパ機構80や図11〜14に示されるように
ロックピン機構61を用いて位置保持を行なうものとし
ている。図7、8、9に示されるアーム17によるもの
は、屈曲位置で形状を維持できるものとなっているが、
図17、18に示されるものは屈曲位置で正確且つ確実
な位置決めを行なうために角度調整ストッパ機構150
を付帯させたものである。
可動機構7は、ヘッド1側の軸支部1aと頂部ヘア処理
部5あるいは側部ヘア処理部6のアーム16の軸支部1
6aとをブレーキ機構18を介して枢着するもので、該
ブレーキ機構18は軸支部1aの軸筒スペーサ18aの
両端に螺着される軸ボルト18b、18bと、一方の軸
ボルト18bの座面と軸支部16a間に介在される複数
の皿ばね18cと、軸支部1aと軸支部16aとの間に
介在される一つの皿ばね18cとよりなるものである。
このように皿ばね18cによるばね力により軸支部1a
と軸支部16a間に抵抗を与えて、頂部ヘア処理部5や
側部ヘア処理部6のアーム16を任意の角度で動き止め
保持するものである。
側と頂部ヘア処理部5または側部ヘア処理部6側とをロ
ーラ式ストッパ機構80を介して枢着するものであり、
該ローラ式ストッパ機構80は、底面に多数の段差81
を形成した箱体82内に、該段差81間に介在される停
止状態と段差81を乗り越えて次の段差81に移動でき
るローラ機構83を組み込んだもので、該ローラ機構8
3と連繋される蝶番片84を箱体82に枢着したもので
ある。そして、箱体82をヘッド1または頂部ヘア処理
部5または側部ヘア処理部6に接続し、蝶番片84に頂
部ヘア処理部5または側部ヘア処理部6またはヘッド1
を接続するものである。ローラ機構83は箱体82の底
面両側に形成された段差81上に移動停止自在に配置し
た左右のローラ83aと、箱体82の上部両側に張架さ
れるガイドレール82aにガイドされるローラ83bと
からなり、各ローラ83a、83bはばね85によりガ
イドレール82aと段差81間に弾発圧着され、ローラ
83aを各段差81間で動き止め保持させるようになっ
ている。また、ローラ83aの枢軸には、前記した蝶番
片84のブラケット84aと枢着されるリンク87が連
繋されている。このため、ローラ機構83が移動するこ
とにより、蝶番片84は箱体82に対して所定角度の枢
動動作を行い、頂部ヘア処理部3または側部ヘア処理部
6の開度を調整するようになっている。86は箱体82
の天板に形成された長孔であり、該長孔86に沿ってロ
ーラ機構83のガイドピン88はスライドできるように
なっている。また、該ガイドピン88に前記ばね85が
巻装されている。
は、ヘッド1に対して頂部ヘア処理部5や側部ヘア処理
部6をロックピン付回動枠機構90を介して枢着するも
のである。ロックピン付回動枠機構90は上面の平板部
をヘッド1側または頂部ヘア処理部5または側部ヘア処
理部6の取付部とした略U字状の枠体91と、該枠体9
1が介入できるサイズで下面の平板部をヘッド1側また
は頂部ヘア処理部3または側部ヘア処理部4の取付部と
した略U字状の枠体92とを中心軸92aをもって枠体
91と枢着したもので、枠体92と枠体91との隙間に
は多数のロック孔が透設された枠体91と一体の回転盤
93が設けられ、枠体91は中心軸92aをもって枠体
92に回動自在に枢着されている。
うに、後記するロックピンが嵌合されるロック孔が複数
一定の角度で透設されている。ロック孔は12時方向に
配置されるロックピン94aが嵌合される90°用およ
び左回りに60°用、30°用の各ロック孔95a、9
5b、95cが透設されるとともに、7時方向に配置さ
れるロックピン94bが嵌合される90°用および左回
りに60°用のロック孔95d、95eが透設され、5
時方向に配置されるロックピン94cが60°反時計回
り方向に回動したとき嵌合される30°用のロック孔9
5fが透設されている。そして、ロックピン94b、9
4cはロックピン94aから各135°離れた角度にあ
り、90°用のロック孔95dは95aの孔から図面上
左側135°の位置にあり、60°用のロック孔95e
は95aの孔から図面上左側165°の位置にある。ま
た、ロック孔94fはロック孔95aの位置から図面上
右側75°の位置にある。
には必要時に回転盤93のロック孔への嵌合を防ぐロッ
ク防止機構96が設けられている。ロック防止機構96
は枠体92の前板に取り付けられた台座96a、96a
とロックピン94b、94cの周面に突設されたピン9
6b、96bとからなり、ロックピン94b、94cを
ばね97の付勢力に抗して引上げ、ピン96b、96b
を台座96aに係止させることにより行われる。
はロックピン94aがロック孔95aに嵌合し、ロック
ピン94bがロック孔95dに嵌合した状態で、頂部ヘ
ア処理部5または側部ヘア処理部6を30°に回転させ
たい場合、先ず、ロックピン94bをロック孔95dか
ら引き抜いたうえ、ロック防止機構96のピン96bを
台座96aに係止させてロック防止状態とするととも
に、ロックピン94cのピン96bを台座96aに係止
させてロックピン94cをロック防止状態とする。続い
て、ロックピン94aを引き抜いたうえ、枠体91、す
なわち回転盤93を時計回り方向に30°回動させてロ
ックピン94aを離せば、ばね97の付勢力をもってロ
ック孔95bにロックピン94aは嵌合される。続い
て、ロック防止機構96によるロックピン94bのロッ
クを解除して、ロックピン94bをロック孔95eに嵌
合させてロック状態を行う。
理部6をさらに30°回転させたい場合、先ず、ロック
ピン94bをロック孔95eから引き抜いたうえ、ロッ
ク防止機構96のピン96bを台座96aに係止させて
ロック防止状態とする。続いて、ロックピン94aをロ
ック孔95bから引き抜いたうえ、枠体91、すなわち
回転盤93を時計回り方向に30°回動させてロックピ
ン94aを離せば、ばね97の付勢力をもってロック孔
95cにロックピン94aを嵌合させるとともに、ロッ
ク防止機構96によりロック防止されていたピン96b
を台座96aより外せばばね97の付勢力によりロック
ピン94cはロック孔95fに嵌合されてロック状態と
なる。また、逆回転させる場合は前記とは逆のことを行
えばよい。このようにロックピンを複数用いることによ
り、頂部ヘア処理部5または側部ヘア処理部6が不用意
に動くことを確実に防止できるので安全性は極めて高い
ものとなる。
されたものと同様、可動機構7を摩擦抵抗式枢軸とした
ものであり、ヘッド1または頂部ヘア処理部5または側
部ヘア処理部6を一方の蝶番片に固定するとともに、他
方の蝶番片にヘッド1または頂部ヘア処理部5または側
部ヘア処理部6を固定した蝶番70とし、一方の蝶番片
と蝶番70の軸71とを回り止め固定するとともに他方
の蝶番片と軸71をばね圧により締め付けて摩擦抵抗を
付与させた締付部材72を設けたものである。
抗式枢軸の可動機構7であり、ヘッド1または頂部ヘア
処理部5または側部ヘア処理部6一方の蝶番片に固定す
るとともに、他方の蝶番片にヘッド1または頂部ヘア処
理部5または側部ヘア処理部6を固定した蝶番70と
し、一方の蝶番片と蝶番70の軸71とを角軸部により
回り止め固定するとともに、他方の蝶番片をプラスチッ
ク製の摩擦抵抗リング73を介して軸71に軸支したも
のである。
動機構7をアーム17にもたせたものは、頂部ヘア処理
部5や側部ヘア処理部6をヘッド1に取り付けるアーム
17が、変形自在で変形位置に保持できるフレキシブル
チューブとするものであり、頂部ヘア処理部5や側部ヘ
ア処理部6を所定の位置に移動してフレキシブルチュー
ブを変形させれば、フレキシブルチューブよりなるアー
ム17は移動した位置に頂部ヘア処理部5や側部ヘア処
理部6を位置決め保持することとなる。また、アーム1
7は図8に示されるように、3本のフレキシブルチュー
ブとしているが、側部ヘア処理部6のように水平に配置
されて大きな力がかからないうえに側部ヘア処理部6が
一つで軽い場合は、1本あるいは2本のフレキシブルチ
ューブとしてもよい。
機構で、このストッパ機構20は枢軸式のものにおいて
は、図5に示されるような、アーム16の基端に最大開
度でヘッド1側のストッパ部20aに当接する当て面1
6aを設けるとともに、アーム16の基方部内面に最小
開度でヘッド1側のストッパ部20bに当接する当て面
16bを形成し、前記ストッパ部20a、20bにより
頂部ヘア処理部5あるいは側部ヘア処理部6の最大開度
と最小開度を設定するものとするか、図6に示されるよ
うに、アーム16の基端に一定角度の円弧状切欠16c
を形成し、該円弧状切欠16c内にヘッド1側に取り付
けたストッパピン20cを配置させたものである。そし
て、円弧状切欠16cとストッパピン20cにより頂部
ヘア処理部5あるいは側部ヘア処理部6の最大開度と最
小開度が設定されるものとしている。また、最小開度の
設定は何らかのトラブルや人がぶつかって頂部ヘア処理
部5または側部ヘア処理部6がその位置で保持できなく
なったとき、被施術者の頭部に頂部ヘア処理部5が当た
ることを防止できるので極めて重要なものとなる。
である場合、そのストッパ機構20は、図7、8、9に
示されるように、アーム17としてのフレキシブルチュ
ーブが前傾されたとき、フレキシブルチューブを当接さ
せるストッパ板20eを設けたものとしている。具体的
には、フレキシブルチューブを直接ストッパ板20eに
当接させると、フレキシブルチューブを傷めることとな
るので、アーム17に取り付けられた当て板17aをス
トッパ板20eに当接させるものとしている。
のとして位置決めを確実にするため角度調整ストッパ機
構150は、図17、18に示されるように、ヘッド1
側とヘア処理側とを連結するフレキシブルチューブより
なるアーム17と、ヘッド1側のステー151に取り付
けられる位置決め用のプランジャ板152とヘア処理側
のステー153に取り付けられるボールプランジャ15
4とからなり、ステー151とステー153とは枢着さ
れ、その枢着点を中心として描かれる軌跡上にボールプ
ランジャ154のボールが嵌合される円錐状穴156が
多数透設されている。そしてヘア処理側を可動すればボ
ールプランジャ154のボール157は円錐状穴156
に順次嵌合しつつ所定の位置まで移動されることとな
る。所定の位置に達した時ヘア処理側の動きを止めれ
ば、ボールプランジャ154のボール157は円錐状穴
156に嵌合するので、節度をもってヘア処理側は停止
固定されることとなる。
ーン21を外した図21、23、24、26、27に示
されるように、断面略半円形の環状反射板13aと、該
環状反射板13aの前方に配置される環状の遠赤外線ヒ
ータ13bとからなるものである。また、該加熱機13
はパーマネントやヘヤダイの際、薬液の反応促進を促し
たり、遠赤外線効果により頭皮やヘアの細胞の代謝機能
を活性化したり、洗髪されたヘアの乾燥を行なうもので
ある。13cは遠赤外線ヒータ13bを支持する碍子で
ある。
27に示される送風機14はモータに駆動されるファン
14aと送風をガイドする風ガイド筒14cよりなるも
のであり、前記加熱機13とは各別または同時に作動す
ることができ、送風機14のみを作動させてヘアの表面
水分のみを乾燥させて艶出しを行なったり、加熱機13
と同時に作動させて急速乾燥を行なったりができるもの
である。14bは背面に形成される送風空気吸引用のス
リット状吸気口である。また前記風ガイド筒14cは送
風機14の前面に配設されて送風を効率よく前方に送出
するものである。
6に設けられたヘア加湿処理用の噴霧ノズル15と、加
湿用気体噴霧部材100の顔面加湿処理用の噴霧ノズル
の双方の噴霧ノズルにおける各ノズル部22aに設けら
れる液垂れ防止装置である。この液垂れ防止装置22は
図20、21、22、25に示されるように、ノズル部
22aの開口内周縁に環状の堰22bを形成して結露水
が垂れ落ちないようにするとともに、図24に示される
ように、ノズル部22aの周囲にヒータ23を巻装して
結露水を蒸発乾燥させるようにしたり、図25に示され
るように、ノズル部22aの外周にノズル開口より先端
を張出させて嵌着した吸水体24に結露水を吸収させる
ものである。
り被套されるとともに、外筒22cの先端に内鍔を形成
して吸水体24の先端外周縁を係止させることにより、
吸水体24の脱落を防止できるうえに、外筒22cの内
鍔に付着する結露水を吸水体24が吸水して液垂れを確
実に防止することができる。さらに、吸水体24は外筒
22cと一体にノズル部22aから取り外すことができ
るので、吸水体24の吸水が限界に達したら、吸水体2
4と外筒22cを外して使い捨て式の吸水体24を交換
するか、ウレタン樹脂よりなる吸水体24を絞って水分
を除去したうえ、再びノズル部22aに吸水体24を装
着して再使用してもよい。
透孔22dを形成すれば、該透孔22dから水分を蒸発
させることができるので、吸水量を増すことができ、長
時間の連続使用が可能となり、外筒22cの交換回数を
低減でき、交換作業による稼動時間の低下を抑えてヘア
処理効率を上げることができる。25は図20、21、
22、24、25に示されるように、堰22bの内周端
縁に形成される鋭角部であり、該鋭角部25はノズル部
22aの先端に付着した結露水の成長を阻害するもので
ある。
24等は使用状況に応じてこれらを単独または複数を適
宜組み合わせれば液垂れをより確実に防止することがで
きる。また、各噴霧ノズルのノズル部22aはトルマリ
ン粉末を含有させたプラスチックにより成形されたもの
とすれば、ノズル部22a内を通過するミストの殺菌、
消臭、マイナスイオンの発生を促進することができるう
えに、ノズル部22aの汚れを防ぐことができる。さら
に、ノズル部22aは図22に示されるように、水平位
置から斜め上向きに揺動できるようにして、加湿気体の
噴霧範囲を広げ効率よく髪に噴霧することができること
となる。しかも、ノズル部22aは図20、21、22
に示されるように、基部を円形とし先端開口を偏平長孔
に絞ることにより、先端開口における加湿気体の圧力を
高めて流速を速めるので、ノズル部22aの揺動にとも
なって広範囲、且つ遠くまでミストを確実に吹き付ける
ことができることとなる。
湿処理用の加湿用気体噴霧部材100は、図1、2およ
び図28、図32、図40〜50に示されるように、ヘ
ッド1の両側または片側に設けた外部接続口40に取り
付けられる屈曲自在なホース101と、このホース10
1と並んでヘッド1に取り付けられるフレキシブルアー
ム102とからなるものであり、このフレキシブルアー
ム102は曲げた状態に形状を維持でき、ホース101
と併設することによりホース101を任意位置に保持で
きることとなる。これは、ホース101とフレキシブル
アーム102とを接続具103により連繋することによ
り両者は一体化されてフレキシブルアーム102の形状
にホースは保持されるものである。屈曲自在なホース1
01の先端に取り付けられる噴霧ノズルのノズル部22
aは図29に示されるように、口縁内面に凝縮水が外部
に垂れ落ちることを防止する垂れ止め部104bを形成
した噴霧口104aの下方に凝縮水貯留部104cを設
けるとともに、背面にホースの接続部104dを設けた
ものである。しかも、このノズル部22aはトルマリン
粉末を含有させたプラスチックよりなるので、ノズル部
22aを通過するミストは消臭、殺菌、マイナスイオン
化されることとなる。
理用の加湿用気体噴霧部材100は、ヘッド1の背部に
左右に枢動できるよう枢着したジョイント106にプラ
スチック製の長尺のアームパイプ107を取り付け、そ
の先端に回動自在な噴霧ノズル22aを取り付けるとと
もに、アームパイプ107の略中間部を屈曲自在とした
ものである。
発生機構3は噴霧ノズル15および加湿用気体噴霧部材
100に蒸気とミストとの混合気体を供給するものであ
って、蒸気発生機構2は図19、51に示されるように
蒸気窯30と、該蒸気窯30内に配置されるシーズヒー
タ30aとよりなる。前記したミスト発生機構3は水タ
ンク31と、該水タンク31の底部に配置させた超音波
振動子31aと、水タンク31内の水が既定値以下とな
ったときに報知を行なうフロートスイッチ31bと、水
タンク31に水を供給するための着脱自在な給水タンク
31cと、超音波振動子31aにより発生したミストを
送出させる送風ファン31dとからなるものである。そ
して、蒸気発生機構2の蒸気窯30またはミスト発生機
構3の水タンク31あるいは双方に必要に応じて図示し
ないトルマリンまたは浄水用のセラミックが装填される
ものとしている。
り、該給水ノズル32は先端が閉塞され、給水水位レベ
ル位置の側壁に通水孔を透設することにより、常に、水
位を一定に維持できるものとしている。また、33は先
端を水中に位置させた水タンク31の隔壁であり、該隔
壁33は給水タンク31cが設けられた給水タンク部と
超音波振動子31aを設けたミスト発生部とを区画し、
ミスト発生部で発生されたミストが給水タンク部に流入
しないようにするためのものである。34は先端を水面
から若干離した位置に配置させた区画板であり、該区画
板34はミスト発生部をミスト生成部と送風部とに区画
し、ミストが送風空気により確実に送出されるようにす
るものである。
り、該混合器35は図19に示されるように、その側壁
にミスト発生機構3のミスト供給管35aと、蒸気発生
機構2の蒸気供給管35bとが接続されている。蒸気供
給管35bはミスト供給管35aより上方に接続される
とともに、その先端をミスト供給管35aより混合器3
5内に深く突出させたものとし、蒸気がミスト供給管3
5a内に逆流することがないようにしている。また、混
合器35は図19に示されるように、その底部にミスト
発生機構3のミスト供給管35aと、蒸気発生機構2の
蒸気供給管35bとがその開口端を底部より突出させて
接続している。蒸気供給管35bはミスト供給管35a
より前方に接続したものとし、蒸気がミスト供給管35
a内に逆流することがないようにしている。さらに、図
51における混合器35は、開口50aが形成される水
平な隔壁50bにより約半分に仕切り、上部に噴霧ノズ
ル15および加湿用気体噴霧部材100にミストと蒸気
との混合気体を分配する分配部50を一体的に設けると
ともに、結露タンクの機能をもたせたものとしている。
このような構造とすることにより、図19に示されるよ
うな結露タンクが不要になり、装置を極めてコンパクト
且つ、安価なものとすることができる。
発生装置42とトルマリン180が装填されているが、
これはミストの消臭、殺菌、マイナスイオン化をより効
率よく行うためであり、使用状況に応じていずれか一方
でもよいことは勿論である。なお、前記したトルマリン
の代わりに、水道水の残留塩素を除き、マイナスイオン
による活水効果や雑菌抑制効果、遠赤外線波動効果のあ
る浄水用のセラミックを用いてもよい。また、分配部5
0にはサーミスタ43が設けられている。混合器35の
トルマリン180やイオンまたはオゾン発生装置42は
蒸気やミストに含まれる薬剤臭をトルマリンあるいはイ
オンやオゾンにより分解して殺菌や脱臭を行なうもので
ある。分配部50に設けられるサーミスタ43はミスト
の温度に基づいて蒸気とミストの混合率、すなわち、蒸
気発生量を調整して蒸気の供給量を変え、ミストの温度
を設定するためのものである。46は混合器35の底部
に設けられる結露水排出用のドレン管であり、該ドレン
管46は蒸気発生機構2とミスト発生機構3と接続され
ている。47は集合ドレン管であり、該集合ドレン管4
7には開閉弁47aが取り付けられている。
合器35からの混合気体を分岐させる分岐部であり、該
分岐部36には送出管36a、36bの開口を開閉する
開閉弁37a、37bが設けられているが、開閉弁を用
いずT字継手により分岐するものとしてもよし、図51
に示されるように、分配部50に開閉弁37aを介して
送出管36bを設けてもよい。分岐部36に設けられた
開閉弁37a、37bは混合気体を各噴霧ノズル15と
加湿用気体噴霧部材100との双方に供給すると、混合
気体の供給不足が生じることがあるため、分岐部36を
交互にオンオフして切り換えることができるようにして
いるが、供給が十分であれば開閉弁37a、37bの双
方を開放してもよい。
端に接続される結露タンクである。39は分岐された他
方の送出管36bの終端に接続される結露タンクであ
る。そして、該結露タンク38には複数の接続口が形成
され、該接続口は図19に示されるように、接続管を介
して後部ヘア処理部4あるいは側部ヘア処理部6の噴霧
ノズル15に接続される。また、該結露タンク39には
複数の接続口が形成され、該接続口は図19に示される
ように、接続管を介して加湿用気体噴霧部材接続用の外
部接続口40に接続される。また、前記混合器35に接
続される排出管41には、イオンまたはオゾン発生装置
42およびトルマリン粉末を含有させたプラスチックパ
イプ110とサーミスタ43が設けられている。イオン
またはオゾン発生装置42は排出管41を通過する温か
い混合気体中に含まれる薬剤臭をイオンやオゾンにより
分解し、脱臭を行なうとともに、トルマリン粉末を含有
させたプラスチックパイプ110によりマイナスイオン
化をより高めたり、消臭、殺菌効果を高めるものとして
いる。また、サーミスタ43は混合気体の温度に基づい
て蒸気とミストの混合率、すなわち、蒸気発生量を調整
して蒸気の供給量を変え、混合気体の温度を設定するた
めのものである。
底部に取り付けられる結露水排水用のドレン管であり、
該ドレン管44には開閉弁44aが設けられている。そ
して、結露タンク39に設けられたフロートスイッチ4
5が満水を検知すると開閉弁44aを開放して結露水を
排出するものである。46は結露タンク38の底部に取
り付けられる結露水排水用のドレン管であり、該ドレン
管46は前記した蒸気発生機構2とミスト発生機構3と
混合器35と接続されている。47は集合ドレン管であ
り、該集合ドレン管47には開閉弁47aが取り付けら
れている。48は加湿用気体噴霧部材100に取り付け
られるヘアキャップであり、49はアーム16を被覆す
る蛇腹式のブーツである。
環境や設置条件に合わせてヘッド取付用ワゴンあるいは
ヘッド取付用キャスタ付きスタンドにヘッド1を取り付
けたものか、高さ調整自在なヘッド取付用ワゴンあるい
は高さ調整自在なヘッド取付用キャスタ付きスタンドに
ヘッド1を取り付けたものか、建物に固定したヘッド取
付アーム11にヘッド1を取り付けたもの、あるいは両
者を適宜組み合わせたものを美容室や理容室に配備す
る。そして、使用にあたっては、施術者は先ずヘッド1
の各処理部に囲まれる空間部分の位置を被施術者の頭部
位置に合わせる。この位置合わせは、ヘッド1が上下位
置調整機構9と左右位置調整機構10とを有するヘッド
取付アーム11に取り付けられているときは、図42〜
47または図48〜50に示されるように、壁や天井あ
るいは天井と床間に立設された固定スタンド12に固定
されるブラケット11aに軸支されるアーム11bを水
平回動させるとともに、アーム11bに軸支される伸縮
アーム11cを上下枢動させて行なう。
2、41に示されるように、ヘッド1が上下位置調整機
構9と左右位置調整機構10とを有する高さ調整自在な
ヘッド取付用ワゴンあるいはヘッド取付用キャスタ付き
スタンドに取り付けられているときは、ヘッド取付用ワ
ゴンあるいはヘッド取付用キャスタ付きスタンドを床上
で水平移動させてヘッド1の左右位置の調整を行なうと
ともに、ヘッド取付用ワゴンあるいはヘッド取付用キャ
スタ付きスタンドの高さをモータ駆動により調整した
り、手動で調整して固定ノブ1bにより締め付け固定し
てヘッド1の上下位置を調整する。また、図35に示さ
れるような高さ調整できないヘッド取付用ワゴンにヘッ
ド1が取り付けられているとき、ヘッド取付用ワゴンや
ヘッド取付用キャスタ付きスタンドには左右位置調整機
構10しかないので、左右方向の位置合わせをヘッド取
付用ワゴンにより行ない、被施術者の頭部の上下方向へ
の位置合わせは、上下位置調整機構9を有する高さ調整
自在な被施術者用椅子で行なうものとする。また、図
1、2、30、31、32に示されるヘッド取付用キャ
スタ付きスタンドには足押し部120が設けられている
ので、移動するとき、手掛けハンドル121でヘッド1
を押しつつ、足押し部120を足で押せば装置は転倒し
たり、傾くことなく滑らかに移動させることができるも
のとなる。
3、34に示されるヘッド取付用キャスタ付きスタンド
に設けられた動き止めストッパ機構130の足踏みペダ
ル136を体重を掛けて踏み込めば、基端を支柱131
に枢着させたリンク杆137の中間部にはスライド筒体
134bに嵌挿されるピン136が嵌挿されているか
ら、スライド筒体134bはピン136によりばね14
0の付勢力に抗して下降することとなる。そして滑り止
め突起148が床面に圧接されると、ストッパ杆139
のストッパカム部139aはカム板134c底面のスト
ッパ時当て面に入り込んで当接する。この状態で足踏む
ペダル136aへの踏み込みをやめれば、スライド筒体
134bに装置の自重がかかり、ストッパ杆139のス
トッパカム部139aはカム板134c底面のストッパ
時当て面に圧接されるとともに滑り止め突起148が床
面に圧接されて装置は動き止めされることとなる。
1との位置合わせが行われた後、図4や図15、16に
示されるような摩擦抵抗式枢軸よりなる可動機構7や図
7、8、9に示されるような、変形自在で位置保持がで
きるアーム17よりなる可動機構7あるいは、図10に
示されるローラ式ストッパ機構80よりなる可動機構
7、または、図11、12、13、14に示されるよう
なロックピン式ストッパ機構90あるいは図17、18
に示されるような角度調整ストッパ機構150を組み込
んだ可動機構7を介して頂部ヘア処理部5や側部ヘア処
理部6の開度を調整しヘアの処理部位やヘア処理の強さ
に応じて頭部との位置を位置決め保持を行なう。摩擦抵
抗式枢軸による可動機構7は皿ばね18cにより枢動抵
抗を与え任意の位置で頂部ヘア処理部5や側部ヘア処理
部6の位置決め保持を行い。アーム17による可動機構
7ではフレキシブルチューブの変形により頂部ヘア処理
部5や側部ヘア処理部6の位置決め保持をする。
可動機構7ではばね85により各段差81間にローラ8
3aを維持させて頂部ヘア処理部5や側部ヘア処理部6
の位置決め保持をする。さらに、ロックピン式ストッパ
機構90による可動機構7ではロックピンを所定角度で
配設されたロック孔に嵌挿することにより頂部ヘア処理
部5や側部ヘア処理部6の位置決め保持を行うものであ
る。そして、頭部全体の乾燥を行なう際、ヘッド1と後
部ヘア処理部4の高さおよび頂部ヘア処理部5を図1、
2、30、31、32、40、41、45、48の状態
とするとともに、側部ヘア処理部6の位置を図3に示さ
れる若干閉じ気味の一点鎖線の状態に位置させる。この
ときエアコンディショナーの冷風や温風等の送風が被施
術者の髪に吹き付けられるなどして施術に悪影響が生じ
ると思われる場合には、図1、2に示されるように後部
ヘア処理部4、頂部ヘア処理部5、側部ヘア処理部6に
囲まれる空間部分にファスナー161を介して難燃性材
で伸縮自在な遮蔽部材160を取り付ける。このとき必
要に応じて遮蔽部材160は透孔162を設けたり、通
気性素材よりなるものとして通気性を持たせ送風やミス
ト噴霧により膨らむことを防止して被施術者に不快感を
与えたり施術を邪魔することがないようにしたり、感温
性よりなるものを用いて、被施術時、空間内温度が色表
示されるものとしたり、遠赤外線反射性よりなるものを
用いて、遠赤外線による加熱効果をより高めたものとし
たり、適宜変更することができる。
部4、頂部ヘア処理部5、側部ヘア処理部6と被施術者
の髪までの距離を測定する。この距離に応じて後部ヘア
処理部4、頂部ヘア処理部5、側部ヘア処理部6の加熱
機13の出力調整を行なう。次いで、後部ヘア処理部4
と頂部ヘア処理部5および側部ヘア処理部6の加熱機1
3と送風機14を作動させ、遠赤外線ヒータ13aによ
る加熱と、送風機14のファン14aによる送風を行な
う。これにより髪全体が遠赤外線により加熱され、加熱
された髪全体に風が吹き付けられることにより、極めて
効率よく髪の乾燥を行なうことができる。しかも、遠赤
外線ヒータ13aによる遠赤外線効果により、頭皮や髪
の代謝を活発化して傷んだ髪や頭皮を整えることができ
る。
ブローセットの際には、測距機構170により被施術者
の髪までの距離を測定した上、距離に応じて後部ヘア処
理部4、側部ヘア処理部6のミストの噴霧量を調整す
る。その後、後部ヘア処理部4や側部ヘア処理部6の噴
霧ノズル15により、被施術者の頭部にミスト化された
温かい加湿気体をヘアに向け噴霧すれば、加湿気体は髪
内に浸透して還元アルカリにより失われる水分を補うと
ともに、加熱機13とともに髪を加温して薬液の活性化
を促進することとなる。また、ブローセットの場合は、
ブローセットを行なう前に、後部ヘア処理部4と側部ヘ
ア処理部6の噴霧ノズル15よりミスト化された温かい
加湿気体を噴霧させて水分を髪内に浸透させて、ブロー
の高温から髪を守り、乾燥し過ぎを防止する。
は、図43、46、49に示されるように、ヘッド1を
高くしたり、被施術者用椅子を高くして、後部ヘア処理
部4を高くするとともに頂部ヘア処理部5を最大開度ま
で起立させる。これにより被施術者の頭部が頂部ヘア処
理部5に当たることがなくなる。次いで、側部ヘア処理
部6を図3に示される若干閉じ気味とした一点鎖線の状
態に位置させる。これにより、被施術者の肩まである髪
にミスト化された温かい加湿気体が噴霧されうる状態に
後部ヘア処理部4と側部ヘア処理部6とが配置されるこ
ととなる。この状態で後部ヘア処理部4と側部ヘア処理
部6の噴霧ノズル15を作動させ、後部と側部の髪に温
かい加湿気体を噴霧して髪内に浸透させて還元アルカリ
により失われる水分を補うとともに、薬液の活性化を促
進することとなる。また、ブローセットの場合は、ブロ
ーセットを行なう前に、後部ヘア処理部4と側部ヘア処
理部6の噴霧ノズル15より加湿気体を噴霧させて水分
を髪内に浸透させ、ブローの高温から髪を守り、乾燥し
過ぎを防止する。
図19、51に示される、蒸気発生機構2により発生さ
れた蒸気とミスト発生機構3により発生されたミストを
混合器35により混合した温かいミストとして噴霧され
る。しかも、このミストは通過路にもうけたトルマリン
により消臭や殺菌、マイナスイオン化が行われるので、
薬臭がないうえに、髪や頭皮、顔の肌を傷めることがな
く美容に大きな効果があることとなる。さらに、噴霧ノ
ズル15は図20〜24に示されるように、加熱機13
と送風機14の中心前方にノズル部22aが配置される
ので、加熱機13と送風機14がミスト流に干渉するこ
とはない。また、送風機14による送風と加湿気体噴霧
とを同時に行なえば、加湿気体はより強く噴霧されて髪
の奥の隅々にまで進入して頭皮に近い位置にある髪にも
短時間に水分を浸透させることができる。
熱機13とを併用することにより、後部ヘア処理部4、
側部ヘア処理部6により種々の髪処理を行なうことがで
きることとなる。また、噴霧ノズル15により噴霧する
際、噴霧ノズル22a内に付着する結露水は、噴霧ノズ
ル22aの先端内周面に形成した環状の堰22bや、噴
霧ノズル22aの周囲に巻装したヒータ23や、噴霧ノ
ズル22aの外周にノズル開口より先端を張出させ吸水
体24、あるいはこれらを適宜組み合せた液垂れ防止機
構22により、結露水の垂れは確実に防止されるので、
被施術者に結露水が垂れることがないので、ヘア処理
時、染めむらや色むらが生じることがないうえに、被施
術者に不快感を与えることがない。
に、頂部ヘア処理部5を最小開度まで閉じた状態とすれ
ばヘッド1の上方はコンパクトに折り畳まれるので、不
使用時にはヘッド1を天井付近に配置させることができ
るので、ヘッド1により施術者の邪魔をすることがな
い。また、頂部ヘア処理部5を最小開度まで閉じたと
き、図5に示されるストッパ機構20では、アーム16
の基端に設けられた当て面16bがヘッド1側のストッ
パ部20bに当接して頂部ヘア処理部5を確実に停止さ
せることができる。また、図6に示されるストッパ機構
20では、円弧状切欠16cの一端にヘッド1側のスト
ッパピン20cが当接することにより、確実な停止が得
られることとなる。また、ストッパ機構20は頂部ヘア
処理部5または側部ヘア処理部6をある角度に保持させ
ているとき人がぶつかったり、何らかのトラブルでアー
ム16が枢動して頂部ヘア処理部5が被施術者の頭部に
当たることを的確に防止するものである。
1に示される蒸気発生機構2の蒸気窯30内の水をシー
ズヒータ30aにより加熱して蒸気を発生させるととも
に、ミスト発生機構3の水タンク31の底部に設けた超
音波振動子31aによりミストを発生させ、この蒸気発
生機構2による蒸気と、超音波振動子31aにより発生
されたミストとを混合器35に送出されることとなる
が、このとき、蒸気窯30と水タンク31にトルマリン
が装填されていれば、水の消臭、殺菌、マイナスイオン
化が行われ、浄水用のセラミックが装填されていれば水
道水の残留塩素を除きマイナスイオンによる活水効果や
雑菌抑制効果、遠赤外線波動効果が期待できる。
合されて温かいミスト化された加湿気体となり、図19
においては排出管41に送り出され、図51において
は、分配器50を介して噴霧ノズル15に送出されるこ
ととなるが、このミスト化された加湿気体はイオンまた
はオゾン発生装置42によりイオンまたはオゾンが混入
されて脱臭されたり、ミスト排出管41のトルマリン粉
末が含有されるプラスチックパイプ110や混合器35
内のトルマリン180によりミストは消臭されたり殺菌
されたりマイナスイオン化される。さらに、サーミスタ
43により設定された温度とされる。
ト発生機構3とよりなる加湿用気体発生機構で生成され
た加湿気体は、分岐部36を介して顔面加湿処理用の噴
霧ノズルを先端に備えた加湿用気体噴霧部材100に向
かうものと、各噴霧ノズル15に向かうものとに分けら
れる。そして、図19においては、噴霧ノズル15に向
かう加湿気体は結露タンク38に供給された後その接続
口より各噴霧ノズル15に分配されて先端のノズル部2
2aより噴霧されることとなり、また、結露タンク39
の接続口を介して加湿用気体噴霧部材100に向かった
加湿気体はその先端の噴霧ノズル22aより噴霧され、
シェービング前に髭や肌を柔らかくしたり、フェイシャ
ルエステ等の顔面美容を行なうものであるが前記した各
噴霧ノズルのノズル部部22aをトルマリン粉末が含有
されたものとしてあればトルマリンによりミストは消臭
されたり殺菌されたり、マイナスイオン化されることと
なる。さらに、図28に示される加湿用気体噴霧部材1
00にはヘアキャップ48が取り付けられ、ミストは左
右の被施術者のヘアキャップ48に供給されることとな
る。そして、ヘアキャップ48に供給されたミストによ
り、パーマネントやカラーリング、トリートメント時、
効率よく薬液の浸透を促進したり、髪に水分を浸透させ
ることができることとなる。
1、2、30、31、32、33、34に示されるヘッ
ド取付用キャスタ付きスタンドに設けられた解放リンク
138の足踏みペダル138aを踏み込めば、基端をピ
ン136に枢着させた解放リンク138のストッパ解除
レバー144はストッパ杆139の前端片に当接してス
トッパ杆139を時計回り方向に枢動させる。ストッパ
杆139が時計回り方向へ枢動されることにより、スト
ッパカム部139aの上面はカム板134c底面のスト
ッパ時当て面から外され、ストッパカム部139aの側
面がカム板134c隅角部に当接するとともにばね14
5により隅角部に圧接された旧状に復帰されることとな
る。これによりスライド筒体134bも上昇し旧状に復
帰し、滑り止め突起148は床面から離れた状態とな
り、装置は自由に動かせる状態になるので所定の場所に
移動させることができることとなる。
ル部22aより噴霧される加湿気体は温かいミストとし
ているが、使用目的によっては蒸気を混合しない単なる
ミストのみとしてもよいことは勿論である。
に、ヘッドが前面に後部ヘア処理部、上部に頂部ヘア処
理部、両側部に側部ヘア処理部が設けられていて、各処
理部に送風機と加熱機を設けるとともに各処理部に囲ま
れる空間部分を被施術者の頭部位置に対応して調整でき
る開放型としたので、加熱温度やミスト量が正確になり
施術が確実に行なえるうえに、加熱中やミスト噴霧中に
も施術が行なえることとなる。しかもボンネット式のよ
うにヘア処理用の薬液臭が染み付いて被施術者に不快感
を与えるという問題もない。また、ヘッドを加湿用気体
発生機構が内蔵されたものとし、且つ、このヘッドに設
けた各処理部のうち少なくとも後部ヘア処理部と側部ヘ
ア処理部はヘア加湿処理用の噴霧ノズルを備えたものと
するともに、先端が顔面加湿処理用の噴霧ノズルとされ
た加湿用気体噴霧部材をヘッドの所要位置に設けてこれ
らの噴霧ノズルを前記した加湿用気体発生機構に接続さ
せてあるので、髪の加湿は勿論のこと、顔面に加湿気体
を噴霧するシュエービングの前処理やフェイシャル施術
を行なうこともできる利点がある。また加湿気体をヘッ
ドに内蔵させた蒸気発生機構とミスト発生機構とよりな
る加湿用気体発生機構で生成した蒸気とミストとを混合
器で混合して噴霧ノズルに供給するようにしたので、装
置全体を小型化して全体の安定性を増すことができるう
えに、軽量化できて安定性や操作性がよい。
することにより、頭皮や髪の代謝を活発化して傷んだ髪
や頭皮を整えることができる。
ア処理部の送風機がファンと送風を送風口までガイドす
る風ガイド筒とからなるものとしているので、効率のよ
い送風が行なえることとなる。
と側部ヘア処理部のうち少なくとも頂部ヘア処理部と側
部ヘア処理部がヘッドに可動機構を介して取り付けられ
ているので、これら処理部を頭部に対し接離することが
可能であり、このために部分的に加熱強さや送風強さミ
スト噴霧強さを変えることもできてヘア処理の自由度が
高くなるうえに、作業空間にゆとりができてヘア処理と
フェイシャル施術を同時に行なううえに便利であり、各
種美理容処理の自由度が大幅に増すうえに、施術時間を
短縮することができる。また、駆動機構が小型化できる
ので、構造が簡単で故障が少なくて長期間耐用でき、さ
らには、1台の装置でヘア処理のみならず美容処理も行
うことができるばかりか、加湿用気体噴霧部材をヘッド
に続かせた屈曲可能な長尺の加湿用気体供給管材の先端
に顔面加湿処理用の噴霧ノズルを設けたものとすること
により、隣接する美理容装置は加湿機構の必要もなくな
るので、作業空間を有効利用できるうえに設備投資が削
減できる。
ッド取付用キャスタ付きスタンドに足押し部を設けるこ
とにより、装置を傾いたり転倒させたりすることなく滑
らかに移動させることができる。
付用キャスタ付きスタンドに動き止めストッパ機構を設
けることにより、装置を施術場所に確実に動き止めでき
るので、施術中に装置が動くことがなく施術を邪魔する
ことがない。特に装置の左右に設けられた加湿用気体噴
霧部材を用いて左右にいる被施術者に対して施術を行な
う際にはお互いの施術を邪魔することがなく極めて有効
である。
を偏平長孔とすることにより、ミストを広範囲且つ遠く
まで噴霧することができ、特に、噴霧ノズルのノズル部
の先端内周面に環状の堰を設けるか、外周にヒータを巻
装するか、ノズル部の外周に噴霧口より先端を張出させ
て吸水体を嵌着するか、これらを適宜組み合せた液垂れ
防止機構を設けることにより、施術中に結露水がヘアに
滴下されてヘアカラーやヘアマニキュア時に色落ちや色
むらをなくし、ヘアダイ時に染めむらを生じさせること
がないうえに結露水が顔や頭部に滴下されて被施術者に
不快感を与えることがない。また、加湿用気体発生機構
や加湿用気体噴霧部材或いは噴霧ノズルその他気体通過
路に塊状あるいは粒状のトルマリンを装填したり、前記
した部分をトルマリン粉末が混在させたプラスチックな
どの成形材料で成形されたものとしたりすることにより
加湿気体がトルマリンに触れるようにしておけば、簡単
な装置で加湿気体の消臭、殺菌、マイナスイオン化がで
きるが、このトルマリンに代えて或いはこのトルマリン
と併用して浄水用のセラミックを装填してもよく、この
場合には水道水の残留塩素を除き、マイナスイオンによ
る活水効果や雑菌抑制効果、遠赤外線波動効果が期待で
きる。
ア処理部に囲まれる空間部分を遮蔽材部により覆うこと
により温度斑やミスト斑がなくなりヘアカラーやヘアマ
ニキュア、ヘアダイ、パーマネント、トリートメント等
を的確に仕上げることができる。
種の遮蔽部材を状況や環境に応じて使い分けて最も効果
的な施術を行なうことが可能となる。
より、過熱による事故を防止できる。
縮自在とすることにより、処理部が可動したり、スイン
グしたり、回転したりするものであっても支障なく使用
することができる。
風やミストの一部は外部に排気されるので内部に送風や
ミストが充満することがなく被施術者に不快感を与えた
り施術に悪影響を与えることがない。また遮蔽部材を遠
赤外線反射性のものとすることにより、髪をより効率的
に加熱できることとなる。また遮蔽部材を感温性よりな
るものとすることにより施術空間内部の温度を色で目視
確認することができるので、ベテランでなくとも適正な
温度で施術を行なうことが可能となる。
ア処理部に被施術者の髪までの距離を測る測距機構を取
り付ることにより、被施術者の髪と後部ヘア処理部と頂
部ヘア処理部と側部ヘア処理部との距離を正確に知るこ
とができるので、距離に応じた適正な加熱量やミスト量
に調整することができるのでミスのヘア処理を行なうこ
とができる。従って、本発明は従来の問題点を解消した
理美容装置として業界の発展に寄与するところ極めて大
なものである。
る。
る。
処理部の可動状態を示す平面図である。
抵抗式枢軸による可動機構の1例を示す一部切欠正面図
である。
機構のストッパ機構を示す一部切欠側面図である。
機構の他のストッパ機構を示す側面図である。
機構の他の例を示す一部切欠側面図である。
に示される可動動機構の一部切欠正面図である。
に示される可動機構の可動状態を示す一部切欠側面図で
ある。
ーラ式ストッパ機構による可動機構を示す一部切欠側面
図である。
ックピン式ストッパ機構による可動機構を示す側面図で
ある。
ックピン付回動枠機構による可動機構を示す一部切欠正
面図である。
ックピン付回動枠機構による可動機構を示す一部切欠平
面図である。
ックピン付回動枠機構の回転盤を示す正面図である。
擦抵抗式枢軸による可動機構の他の例を示す斜視図であ
る。
擦抵抗式枢軸による可動機構のさらに別の例を示す一部
切欠斜視図である。
度調整ストッパ機構を組み込んだ可動機構を示す一部切
欠正面図である。
度調整ストッパ機構を組み込んだ可動機構を示す一部切
欠側面図である。
す概略説明図である。
部または側部ヘア処理部の一部切欠側面図である。
部または側部ヘア処理部の一部切欠平面図である。
設けられるノズル部を示す一部切欠斜視図である。
ータ式の液垂れ防止機構を組み込んだ後部または側部ヘ
ア処理部の一部切欠側面図である。
ータ式の液垂れ防止機構を組み込んだ後部または側部ヘ
ア処理部の断面図である。
ータ式の液垂れ防止機構を示す拡大断面図である。
部ヘア処理部の底面図である。
部ヘア処理部の断面図である。
湿用気体噴霧部材によるヘア処理状態を示す正面図であ
る。
湿用気体噴霧部材のノズル部を示す一部切欠斜視図であ
る。
の好ましい実施の形態を示す側面図である。
付けた本発明の好ましい実施の形態に示す背面図であ
る。
す斜視図である。
き止めストッパ機構を示す側面図である。
き止めストッパ機構を作動させた状態を示す側面図であ
る。
り付けた状態を示す正面図である。
距機構で距離を測っている状態を示す側面図である。
る測距機構を示す斜視図である。
側の遮蔽部材を示す平面図である。
側の遮蔽部材を示す平面図である。
ド取付ワゴンに組み込んだ例を示す正面図である。
調整自在なヘッド取付用ワゴンに組み込んだ例を示す正
面図である。
取り付けたヘッド取付アームに組み込んだ例を示す側面
図である。
取り付けたヘッド取付アームに組み込んだ例の可動状態
を示す側面図である。
取り付けたヘッド取付アームに組み込んだ例の収納状態
を示す側面図である。
に取り付けたヘッド取付アームに組み込んだ例を示す側
面図である。
に取り付けたヘッド取付アームに組み込んだ例の可動状
態を示す側面図である。
に取り付けたヘッド取付アームに組み込んだ例の収納状
態を示す側面図である。
ンドに取り付けたヘッド取付アームに組み込んだ例を示
す側面図である。
ンドに取り付けたヘッド取付アームに組み込んだ例の可
動状態を示す側面図である。
ンドに取り付けたヘッド取付アームに組み込んだ例の収
納状態を示す側面図である。
部構造を示す概略説明図である。
Claims (35)
- 【請求項1】 前面に後部ヘア処理部が設けられ、上部
と両側部には頂部へア処理部と側部ヘア処理部がそれぞ
れ前向きに設けられるとともに顔面加湿処理用の加湿用
気体噴霧部材が設けられるヘッドを、各処理部に囲まれ
る空間部分が被施術者の頭部位置に対応して位置調整で
きるように支持した理美容装置であって、前記ヘッドに
加湿用気体発生機構を内蔵させる一方前記した各処理部
に加熱機と送風機を設けるとともに各処理部のうち少な
くとも後部ヘア処理部と側部ヘア処理部には前記加湿用
気体発生機構に続かせたヘア加湿処理用の噴霧ノズルを
設けてあり、さらに前記加湿気体発生機構には先端を顔
面加湿処理用の噴霧ノズルとされた加湿用気体噴霧部材
を続かせたことを特徴とする理美容装置。 - 【請求項2】 各処理部の加熱機が遠赤外線によるもの
である請求項1に記載の理美容装置。 - 【請求項3】 送風機がファンと送風を送風口までガイ
ドする風ガイド筒とからなる請求項2に記載の理美容装
置。 - 【請求項4】 後部ヘア処理部と頂部ヘア処理部と側部
ヘア処理部のうち、少なくとも頂部ヘア処理部と側部ヘ
ア処理部がヘッドに可動機構を介して取り付けられて角
度調節自在としてある請求項1から3のいずれかに記載
の理美容装置。 - 【請求項5】 可動機構が摩擦抵抗式枢軸である請求項
4に記載の理美容装置。 - 【請求項6】 可動機構が変形自在なアームである請求
項4に記載の理美容装置。 - 【請求項7】 可動機構がローラ式枢動機構である請求
項4に記載の理美容装置。 - 【請求項8】 可動機構にストッパ機構が組み込まれて
いる請求項4〜7のいずれかに記載の理美容装置。 - 【請求項9】 可動機構に角度調整ストッパ機構が組み
込まれている請求項4〜7のいずれかに記載の理美容装
置。 - 【請求項10】 可動機構がロックピン付回動枠機構で
ある請求項4に記載の理美容装置。 - 【請求項11】 後部ヘア処理部が、ヘッドの前面に上
下に配列されてそれぞれが独立して機能する複数の処理
面よりなるものである請求項1〜10のいずれかに記載
の理美容装置。 - 【請求項12】 加湿用気体噴霧部材が、ヘッドの両側
または片側に設けられた外部接続口に基端が取り付けら
れる屈曲自在な長尺ホースの先端に顔面加湿処理用の噴
霧ノズルを設けたものである請求項1〜11のいずれか
に記載の理美容装置。 - 【請求項13】 加湿用気体噴霧部材が、基部をヘッド
に枢着させるとともに中間において屈曲可能としたアー
ムパイプの先端に顔面加湿処理用の噴霧ノズルを設けた
ものである請求項1〜11のいずれかに記載の理美容装
置。 - 【請求項14】 ヘッドを少なくとも上下方向と横方向
に移動自在なものとしてある請求項1〜13のいずれか
に記載の理美容装置。 - 【請求項15】 ヘッドを上下方向に移動させる機構
が、建物に取り付られた上下枢動自在なヘッド取付用ア
ームと、地上に設けられる高さ調整自在なヘッド取付用
ワゴンと、地上に設けられる高さ調整自在なヘッド取付
用キャスタ付きスタンドと、地上に設けられる高さ調整
自在な被施術者用椅子のうちから選ばれた1つまたはこ
れらを組み合わせたものである請求項14に記載の理美
容装置。 - 【請求項16】 ヘッドを横方向に移動させる機構が、
建物に取付られた水平回動自在なヘッド取付用アーム
と、水平回動自在なヘッド取付用ワゴンと、水平回動自
在なヘッド取付用キャスタ付きスタンドのいずれかであ
る請求項14または15に記載の理美容装置。 - 【請求項17】 ヘッド取付用ワゴンまたはヘッド取付
用キャスタ付きスタンドは足押し部が設けられたもので
ある請求項15または16に記載の理美容装置。 - 【請求項18】 ヘッド取付用ワゴンまたはヘッド取付
用キャスタ付きスタンドに動き止めストッパ機構が設け
られたものである請求項15または16または17に記
載の理美容装置。 - 【請求項19】 噴霧ノズルのノズル部は先端が偏平と
されている請求項1〜18のいずれかに記載の理美容装
置。 - 【請求項20】 噴霧ノズルのノズル部に液垂れ防止機
構が設けられたものである請求項1〜19のいずれかに
記載の理美容装置。 - 【請求項21】 液垂れ防止機構が、ノズル部の先端内
周面に設けられた環状の堰と、ノズル部の外周に巻装し
たヒータと、ノズル部の外周に噴霧口より先端を張出さ
せて嵌着した吸水体のいずれかまたはこれらを組み合わ
せたものである請求項20に記載の理美容装置。 - 【請求項22】 環状の堰の内周端縁が鋭角部に形成さ
れたものである請求項21に記載の理美容装置。 - 【請求項23】 加湿用気体発生機構が、蒸気発生機構
とミスト発生機構とよりなるものである請求項1〜22
のいずれかに記載の理美容装置。 - 【請求項24】 加湿用気体発生機構には、蒸気発生機
構により発生された蒸気とミスト発生機構により発生さ
れたミストとを混合する混合器が組み込まれている請求
項23に記載の理美容装置。 - 【請求項25】 混合器で混合された蒸気とミストとの
混合気体が、混合器に続く開閉弁を設けた分岐部を介し
て各噴霧ノズルに分岐される請求項24に記載の理美容
装置。 - 【請求項26】 分岐部に接続される混合気体送出管に
複数の接続口が形成された結露タンクが接続されている
請求項25に記載の理美容装置。 - 【請求項27】 加湿用気体発生機構からノズル部まで
の間の所要部分にトルマリンまたは浄水用のセラミック
が設けられている請求項1〜26のいずれかに記載の理
美容装置。 - 【請求項28】 トルマリンまたは浄水用のセラミック
が塊状または粒状で、これを加湿用気体発生機構の内部
に装填してある請求項27に記載の理美容装置。 - 【請求項29】 トルマリンまたは浄水用のセラミック
が粉粒状で、この粉粒状のトルマリンまたは浄水用のセ
ラミックを混在させたプラスチックにより加湿用気体発
生機構からノズル部までの間の少なくとも一部が成形さ
れている請求項27に記載の理美容装置。 - 【請求項30】 後部ヘア処理部と頂部ヘア処理部と側
部ヘア処理部に囲まれる空間部分を遮蔽材部により覆う
請求項1から29のいずれかに記載の理美容装置。 - 【請求項31】 遮蔽部材が交換自在である請求項30
に記載の理美容装置。 - 【請求項32】 遮蔽部材が難燃性よりなる請求項30
または31に記載の理美容装置。 - 【請求項33】 遮蔽部材が処理部の動きに対応するよ
う伸縮自在である請求項30または31に記載の理美容
装置。 - 【請求項34】 遮蔽部材が通気性または遠赤外線反射
性または感温性よりなる請求項30から32のいずれか
に記載の理美容装置。 - 【請求項35】 後部ヘア処理部と頂部ヘア処理部と側
部ヘア処理部に被施術者の髪までの距離を測る測距機構
を取り付けた請求項1から34のいずれかに記載の理美
容装置。
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- 2002-08-08 JP JP2002230817A patent/JP3739344B2/ja not_active Expired - Fee Related
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