JP2003163996A - エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホン及びその製造方法 - Google Patents
エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホン及びその製造方法Info
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Abstract
ホン及びその製造方法の提供。 【解決手段】 複合層振動板チップ、固定電極チップ、
ケースで組成され、複合層振動板チップは、振動板(音
声を機械振動に変換)、電極層(電圧伝播を提供)、エ
レクトレット層(電荷を提供)及びスペーサ(振動空間
を提供)を具え、該固定電極チップは、電極層(電圧伝
播を提供)、通気孔、気室(空気ダンピングを提供)及
びMOSFET(抵抗マッチングを提供)を具えてい
る。複合層振動板チップと固定電極チップが相互に対応
するよう組み合わせられ、並びにケースでパッケージさ
れてエレクトレットシリコンコンデンサマイクロホンが
形成される。
Description
トシリコンコンデンサマイクロホン及びその製造方法に
係り、それはエレクトレット技術、シリコン技術、マイ
クロエレクトロメカニックシステムとマイクロホン技術
を結合して形成するエレクトレットシリコンコンデンサ
マイクロホン及びその製造方法に関する。
ムの製品はますます小型化し、相対的にその内部の全て
の電子部品のサイズも明らかに縮小される傾向にある。
伝統的なコンデンサマイクロホンは体積が大きく且つ価
格が高く比較的高い駆動バイアス電圧を必要とするた
め、体積が比較的小さく電圧が低い移動通信製品には適
合せず、特に、機能アップと体積縮小が求められる携帯
電話においては、マイクロホンのマイクロ化の早急な改
善が必要である。
電気エネルギーとする機構であり、マイクロホンは、ダ
イナミックマイクロホンとコンデンサマイクロホン、圧
電式/圧抵抗式マイクロホン(Piezoelectr
ic/piezoresistive Microph
one)及びエレクトレットコンデンサマイクロホン
(Elecret Condenser Microp
hone)に分けられる。周知のマイクロホン、例え
ば、米国特許第5490220号に記載の静電容量式マ
イクロホンは、高分極化の電圧入力を必要とし、且つ湿
度敏感性が高く、ゆえに除湿保存が必要である。また、
例えば米国特許第5740261号に記載のマイクロホ
ン構造は、良好な感度を達成するために十数ボルトの外
加バイアス電圧を必要とし、節電軽量化の目標を達成で
きない。また、米国特許第6012335号、第557
3679号、第5889872号及び第5888845
号に記載のマイクロホンは、シングルチップを利用して
形成されるため構造が簡単であるが、デュアルチップ構
造の製品企画を達成する必要がある場合は、比較的複雑
な構造体を必要とし、ゆえに製品の製造プロセスが長く
なり且つ工程技術も困難となる。
は、振動板と固定電極を具え、そのうち、振動板と固定
底板の両者間に適当な間隙があり、コンデンサを形成
し、並びにこれら電極間に約200V程度の分極電圧が
加えられる。外界の音圧により振動板が振動することに
より、振動板と固定電極のコンデンサの静電容量に変化
が発生し、このような静電容量の変化の発生する電流信
号と、音圧レベルが比例する。このようなタイプのコン
デンサマイクロホンはバイアス電圧を加えてマイクロホ
ンの必要とする電容効果により音圧を電流に変換する必
要があるため、高分極の電圧入力がなければ良好な感度
を達成できず、且つ振動板張力が均一となりにくく、湿
度に対する敏感性も比較的高い。
は、上述の欠点を解決することにある。本発明は一種の
エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホン及びそ
の製造方法を提供し、それは低誘電率の高分子材料をエ
レクトレット層材料となし、振動板に塗布し且つマイク
ロホンに必要な電荷量を提供できるようにし、ダンピン
グ効果を具備させマイクロホンの調波ひずみを減らす。
トシリコンコンデンサマイクロホンを及びその製造方法
を提供することにあり、それはエレクトレット技術、シ
リコン技術、マイクロエレクトロメカニックシステムと
マイクロホンの技術を結合し、該エレクトレットシリコ
ンコンデンサマイクロホンの構造を簡単でマイクロ化さ
れたものとし、湿度に対する敏感性を低くし、且つ高い
バイアス電圧を加える必要のないものとする。
クトレットシリコンコンデンサマイクロホンにおいて、
(1)複合層振動板チップとされ、第1基板と、該第1
基板の底面に形成された振動板と、該第1基板の上面に
形成された第1窒化けい素層と、該第1基板と該第1窒
化けい素層上に形成された凹溝と、該第1窒化けい素層
と該凹溝の上面に形成された第1電極層と、該振動板の
底面に形成されたエレクトレット層と、該エレクトレッ
ト層の底面の両端部分領域に形成された絶縁スペーサ
と、を具えた上記複合層振動板チップと、(2)固定電
極チップとされ、第2基板と、該第2基板の上面の一端
に形成されたMOSFETと、該第2基板の上面と底面
に形成された二つの堆積層と、該第2基板の上面に形成
されると共に、該MOSFETの一側に位置するトレン
チと、該第2基板の上面の適当な領域に定置される複数
の通気孔と、該第2基板の通気孔の底部に形成されて、
その開口が下向きである凹溝とされた気室と、該固定電
極チップの上面の上に形成された第2電極層と、を具え
た上記固定電極チップと、(3)ケースとされ、該複合
層振動板チップと該固定電極チップをパッケージする上
記ケースと、を具えたことを特徴とする、エレクトレッ
トシリコンコンデンサマイクロホンとしている。請求項
2の発明は、請求項1に記載のエレクトレットシリコン
コンデンサマイクロホンにおいて、第1基板及び第2基
板の厚さが250μm〜550μmとされ、電気抵抗値
が5ohm−cm〜25ohm−cmとされたことを特
徴とする、エレクトレットシリコンコンデンサマイクロ
ホンとしている。請求項3の発明は、請求項1に記載の
エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホンにおい
て、複合層振動板チップの振動板面積範囲が0.5mm
2 〜2mm2 で、厚さ範囲が0.5μm〜2μmとされ
たことを特徴とする、エレクトレットシリコンコンデン
サマイクロホンとしている。請求項4の発明は、請求項
1に記載のエレクトレットシリコンコンデンサマイクロ
ホンにおいて、複合層振動板チップのエレクトレット層
の厚さ範囲が0.8μm〜5μmとされたことを特徴と
する、エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホン
としている。請求項5の発明は、請求項1に記載のエレ
クトレットシリコンコンデンサマイクロホンにおいて、
複合層振動板チップの絶縁スペーサの厚さ範囲が3μm
〜10μmとされたことを特徴とする、エレクトレット
シリコンコンデンサマイクロホンとしている。請求項6
の発明は、請求項1に記載のエレクトレットシリコンコ
ンデンサマイクロホンにおいて、固定電極チップの固定
電極厚さ範囲が10μm〜220μmで、面積範囲が
0.5mm2 〜2mm2 とされたことを特徴とする、エ
レクトレットシリコンコンデンサマイクロホンとしてい
る。請求項7の発明は、請求項1に記載のエレクトレッ
トシリコンコンデンサマイクロホンにおいて、固定電極
チップの気室体積範囲が0.2mm3 〜1mm3 とされ
たことを特徴とする、エレクトレットシリコンコンデン
サマイクロホンとしている。請求項8の発明は、請求項
1に記載のエレクトレットシリコンコンデンサマイクロ
ホンにおいて、固定電極チップの通気孔のサイズ範囲が
10μm〜100μmで、厚さ範囲が10μm〜200
μmで、数量範囲が16/mm2 〜900/mm2 とさ
れたことを特徴とする、エレクトレットシリコンコンデ
ンサマイクロホンとしている。請求項9の発明は、請求
項1に記載のエレクトレットシリコンコンデンサマイク
ロホンにおいて、第1電極層と第2電極層の厚さが50
0Å〜2000Åとされたことを特徴とする、エレクト
レットシリコンコンデンサマイクロホンとしている。請
求項10の発明は、請求項1に記載のエレクトレットシ
リコンコンデンサマイクロホンにおいて、複合層振動板
チップの第1基板がn型或いはp型式片面つや出しのチ
ップとされ、固定電極チップの第2基板がn型或いはp
型の両面つや出しのチップとされたことを特徴とする、
エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホンとして
いる。請求項11の発明は、請求項1に記載のエレクト
レットシリコンコンデンサマイクロホンにおいて、複合
層振動板チップの振動板がSix N4 或いはSi3 N 4
及びSiO2 その他の低残留応力の材料を組み合わせた
複合膜層とされたことを特徴とする、エレクトレットシ
リコンコンデンサマイクロホンとしている。請求項12
の発明は、請求項1に記載のエレクトレットシリコンコ
ンデンサマイクロホンにおいて、複合層振動板チップの
第1電極層及び第2電極層が金或いはアルミニウムとさ
れたことを特徴とする、エレクトレットシリコンコンデ
ンサマイクロホンとしている。請求項13の発明は、請
求項1に記載のエレクトレットシリコンコンデンサマイ
クロホンにおいて、複合層振動板チップのエレクトレッ
ト層が誘電率の低い材料より選択されたことを特徴とす
る、エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホンと
している。請求項14の発明は、請求項1に記載のエレ
クトレットシリコンコンデンサマイクロホンにおいて、
複合層振動板チップのエレクトレット層がPTFE、ポ
リテトラフルオロエチレン−FEP、ポリテトラフルオ
ロエチレン−PAF及びBCBより選択されたことを特
徴とする、エレクトレットシリコンコンデンサマイクロ
ホンとしている。請求項15の発明は、請求項1に記載
のエレクトレットシリコンコンデンサマイクロホンにお
いて、複合層振動板チップの絶縁スペーサが高絶縁材料
であるポリイミドで形成されたことを特徴とする、エレ
クトレットシリコンコンデンサマイクロホンとしてい
る。請求項16の発明は、エレクトレットシリコンコン
デンサマイクロホンの製造方法において、第1基板を提
供する工程と、第1基板の上面に第1窒化けい素層を形
成する工程と、該第1基板と該第1窒化けい素層上に凹
溝を形成する工程と、該第1窒化けい素層と該凹溝の上
面に第1電極層を形成する工程と、該振動板の底部にエ
レクトレット層を形成すると共に、該エレクトレット層
に対して充電を行う工程と、該エレクトレット層の底面
両端に絶縁層を形成し、これにより複合層振動板チップ
を形成する工程と、第2基板を提供し、その上面の一端
にMOSFETを形成する工程と、該第2基板の上面と
底面にそれぞれ堆積層を形成する工程と、該第2基板の
上面にあって該MOSFETの一側にトレンチを形成す
る工程と、該第2基板の上面の適当な領域に複数の通気
孔を形成する工程と、該第2基板の通気孔の底面に気室
を形成する工程と、該固定電極チップの上面の上に第2
電極層を形成し、これにより固定電極チップを形成する
工程と、該複合層振動板チップと固定電極チップを相互
に対応するよう組み合わせ、並びに導線で接合し及びパ
ッケージしてエレクトレットシリコンコンデンサマイク
ロホンを形成する工程と、を具えたことを特徴とする、
エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホンの製造
方法としている。請求項17の発明は、請求項16に記
載のエレクトレットシリコンコンデンサマイクロホンの
製造方法において、窒化けい素層と堆積層を堆積法で形
成することを特徴とする、エレクトレットシリコンコン
デンサマイクロホンの製造方法としている。請求項18
の発明は、請求項16に記載のエレクトレットシリコン
コンデンサマイクロホンの製造方法において、凹溝とト
レンチ及び通気孔及び気室をエッチング法により形成す
ることを特徴とする、エレクトレットシリコンコンデン
サマイクロホンの製造方法としている。請求項19の発
明は、請求項16に記載のエレクトレットシリコンコン
デンサマイクロホンの製造方法において、第1電極層と
第2電極層をスパッタ方式で形成することを特徴とす
る、エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホンの
製造方法としている。請求項20の発明は、請求項16
に記載のエレクトレットシリコンコンデンサマイクロホ
ンの製造方法において、エレクトレット層を塗布法で形
成することを特徴とする、エレクトレットシリコンコン
デンサマイクロホンの製造方法としている。請求項21
の発明は、請求項16に記載のエレクトレットシリコン
コンデンサマイクロホンの製造方法において、絶縁スペ
ーサをマスクとリソグラフィー方法で形成することを特
徴とする、エレクトレットシリコンコンデンサマイクロ
ホンの製造方法としている。
リコンコンデンサマイクロホン及びその製造方法を提供
する。その構造は、複合層振動板チップ、固定電極チッ
プ及びケースを具えている。そのうち、複合層振動板チ
ップは、振動板(音声を機械振動に変換)、電極層(電
圧伝播を提供)、エレクトレット層(電荷を提供)及び
絶縁スペーサ(振動空間を提供)を具え、該固定電極チ
ップは、電極層(電圧伝播を提供)、通気孔、気室(空
気ダンピングを提供)及びMOSFET(抵抗マッチン
グを提供)を具えている。複合層振動板チップと固定電
極チップが相互に対応するよう組み合わせられ、並びに
ケースでパッケージされてエレクトレットシリコンコン
デンサマイクロホンが形成される。そのうち、低誘電率
の高分子材料がエレクトレット層の材料とされ、振動板
底面に塗布され、並びにエレクトレット層に対して充電
作用が行われ、電荷がエレクトレット層中に常駐するも
のとされて電荷の離脱が防止され、ゆえにバイアス電圧
を外から加える必要なく、且つ湿度に対する敏感性が低
い。適当な張力を具備するデュアルシリコンチップ振動
板を使用することによりマイクロホンの調波ひずみを減
らし、気室により空気ダンピングを提供することができ
る。
マイクロホンは振動板電極と固定電極間にコンデンサ効
果が形成され、振動板に分極された固体誘電材即ちエレ
クトレット層が置かれ、これにより外界からバイアス電
圧を供給する必要がなく低入力電圧の要求を達成する。
且つ振動板が音圧の入射により相対移動を発生すること
により、振動板電極と固定電極間の静電容量値が改変
し、電圧変化を発生する。その長所は構造が簡単で大き
な電圧変化を発生でき、湿度敏感性が低く、且つ外界バ
イアス電圧を加える必要がないことである。該エレクト
レットシリコンコンデンサマイクロホンは、複合層振動
板チップ1、固定電極チップ2及びケース3を具え、そ
のうち、複合層振動板チップ1は、振動板5(音声を機
械振動に変換)、第1金属電極層8(電圧伝播を提
供)、エレクトレット層9(電荷を提供)及び絶縁スペ
ーサ10(振動空間を提供)を具えている。該固定電極
チップ2は、第2金属電極層17(電圧伝播を提供)、
通気孔15、気室16(空気ダンピングを提供)及びM
OSFET(抵抗マッチングを提供)を具えている。複
合層振動板チップ1と固定電極チップ2が相互に対応す
るよう組み合わせられ、並びに一つのケース3でパッケ
ージされてエレクトレットシリコンコンデンサマイクロ
ホンが形成される。上述の三種類の機構(複合層振動板
チップ1、固定電極チップ2及びケース3)の組み合わ
せにより、エレクトレットシリコンコンデンサマイクロ
ホンの基本機能を達成できるが、マイクロホンの検出す
る信号の周波数範囲を、圧力センサの周波数範囲よりは
るかに低くして人の耳の感じ取れる周波数範囲(20−
20kHz)とし、且つマイクロホンの信号ひずみを防
止するために、その感度曲線を適当な周波数範囲とし、
また、マイクロホン構造の空気ダンピング特性を提供す
るため、その固定電極チップ2構造中には気室(bac
k−chamber)16の存在が必要である。しか
し、このような規格は圧力センサ技術中では却って注意
されない。マイクロホンは経常的に通信場面に運用され
且つ使用時には人の耳に当てられ、ゆえにその性能要求
(効率、周波数帯域)と設計について特別に考慮しなけ
れば、人の耳が感じ取れる周波数範囲(20−20kH
z)及び感度を達成することはできず、ゆえに構造設計
を考える時、マイクロホンの感応曲線を考慮しなければ
ならない。図5は本発明のエレクトレットシリコンコン
デンサマイクロホンの周波数と感度関係図とされる。そ
のうち、Sはマイクロホン感度値で、Fd はマイクロホ
ンの周波数下限値、Fu はマイクロホンの周波数上限値
である。Fd が小さくなほど、或いはFu が大きくなる
ほど、マイクロホンが真実の信号伝送が行えることを示
し、信号ひずみの程度が減る。そのうち、Fd は以下の
式により決定される。
電容値 Ci はマイクロホンの外接直列電容値 Cp はマイクロホンパッケージの形成する電容値。 Fu は、複合層振動板チップにより決定される場合、
ko は定数、ρd は振動板密度である。Fu が、固定電
極チップにより決定される場合、
hd は振動板厚さ、ηaは空気粘滞係数とされる。マイ
クロホンの感度とチップ構造の関係は、
の開孔率と関係する)、Se は振動板面積、σe はエレ
クトレット層充電の電荷密度、εe は両電極板中の材料
の相対真空の誘電率であり、hd は振動膜厚さである。
リコンコンデンサマイクロホンを提供し、それは、複合
層振動板チップ1、固定電極チップ2、及びケース3を
具えている。複合層振動板チップ1の構造については、
図1に示され第1基板4は、n型或いはp型の片面つや
出しのシリコンチップより選択され、その厚さは250
μm〜550μmとされ、抵抗値は5 ohm−cm〜
25 ohm−cmとされる。図2に示されるように、
振動板5を第1基板4の底面に形成する。この振動板5
はSix N4 或いはSi3 N4 及びSiO2 の複合等よ
り選択され、低残留応力の材料を組み合わせた材料とさ
れ、振動板5の面積範囲は、0.5mm 2 〜2mm2
で、厚さ範囲は0.5μm〜2μmとされる。図3に示
されるように、第1基板4の上面に、LPCVDでチッ
プに対して窒化けい素を堆積させ、第1窒化けい素層6
を形成する。図4に示されるように、第1基板4と第1
窒化けい素層6の上に、凹溝7を形成する。図5に示さ
れるように、窒化けい素層6と該凹溝7の上面に、金或
いはアルミニウムの第1電極層8を形成する。そのう
ち、該第1電極層8の厚さは500Å〜2000Åとさ
れる。図6に示されるように、複合層振動板5の底部に
エレクトレット層9を形成し、該エレクトレット層9の
材料は低誘電率材料例えばフッ素系高分子材料(PTF
E、ポリテトラフルオロエチレン−FEP、ポリテトラ
フルオロエチレン−PAF)及びBCB(ベンゾシクロ
ブテン:Benzosyclobutene)とされ、
その厚さ範囲は8μm〜5μmとされ、振動板底面に塗
布された後、エレクトレット層に対して充電(コロナイ
オンビーム充電方法)作用が実行され、これにより電荷
がエレクトレット層9材料中に常駐して電荷離脱が防止
される。図7に示されるように、エレクトレット層9の
底面の両端に絶縁スペーサ10が形成され、該絶縁スペ
ーサ10は複合層振動板と固定電極チップの間に介装さ
れ、その材質は、高絶縁材料であるポリイミドPIより
選択され、その厚さ範囲は3μm〜10μmとされる。
以上で複合層振動板チップが組成される。
るように、n型或いはp型の両面つや出しシリコンチッ
プの第2基板11を具え、その厚さは250μm〜55
0μmとされ、抵抗値は5 ohm−cm〜25 oh
m−cmとされる。図9に示されるように、第2基板1
1の上面の一端にMOSFET12が形成され、図10
に示されるように、第2基板11の上面と底面にそれぞ
れ第2窒化けい素層13が形成され、図11に示される
ように、第2基板11の上面のMOSFET12の一側
にトレンチ14が形成され、並びに第2基板11の上面
の適当な位置に複数の通気孔15が形成され、通気孔1
5のサイズは10μm〜100μmとされ、厚さ範囲は
10μm〜200μmとされ、数量範囲は16/mm2
〜900/mm2 とされる。図12に示されるように、
該第2基板の底面には気室(back−chambe
r)16が形成され、そのうち、該固定電極チップ2の
気室16の体積範囲は0.2mm3 〜1mm3 とされ
る。図13に示されるように、該固定電極チップ2の上
面に第2電極層17が形成され、該第2電極層17は金
或いはアルミニウムとされ、第2電極層の厚さは500
Å〜2000Åとされる。以上により固定電極チップ2
が形成され、この固定電極チップ2の固定電極の厚さ範
囲は10μm〜200μmとされ、面積は0.5mm2
〜2mm2 とされる。複合層振動板チップ1と固定電極
チップ2が相互に対応するように一つのケース3中に組
み合わされ、並びにリードピン18でピン19に接合さ
れパッケージされてエレクトレットシリコンコンデンサ
マイクロホンの全体構造が形成される。このエレクトレ
ットシリコンコンデンサマイクロホンの全体構造は図1
4に示される。
サマイクロホンの製造方法のステップは、複合層振動板
チップ1と固定電極チップ2それぞれの形成ステップを
含み、まず、複合層振動板チップ1の形成において、第
1基板4を提供し、第1基板4の底面に複合層振動板5
を形成し、第1基板4の上面に窒化けい素層6を形成
し、第1基板4と窒化けい素層6の上に凹溝7を形成
し、該凹溝7をエッチングにより形成でき、並びに窒化
けい素層6と凹溝7の上面にスパッタ方式で第1電極層
8を形成する。そのうち、複合層振動板5の底部に塗布
法でエレクトレット層9を形成し、並びにエレクトレッ
ト層9に対して充電を行う。該エレクトレット層9の底
面両端にマスクとリソグラフィー方法により絶縁スペー
サ10を形成し、以上のステップにより複合層振動板チ
ップ1を形成する。
板11を提供し、並びに第2基板11の上面の一端に半
導体工程によりMOSFET12を形成し、堆積法で第
2基板11の両面それぞれに第2窒化けい素層13を形
成する。該第2基板11の上面とMOSFET12の一
側にエッチングで適当は幅と深さのトレンチ14を形成
し、並びにドライエッチング或いはウェットエッチング
方式により、第2基板11の上面の適当な領域に複数の
通気孔15を形成し並びに第2基板11の底面に一つの
気室(back−chamber)16を形成し、この
第2窒化けい素層13の上に第2電極層17を形成し、
以上のステップにより、固定電極チップ2を形成し、さ
らにケースでパッケージして本発明のエレクトレットシ
リコンコンデンサマイクロホンを形成する。図15は本
発明のエレクトレットシリコンコンデンサマイクロホン
の製造フローチャートである。
本発明のエレクトレットシリコンコンデンサマイクロホ
ン及びその製造方法は、低誘電率の高分子材料をエレク
トレット層材料となし、振動板に塗布し且つマイクロホ
ンに必要な電荷量を提供できるようにし、ダンピング効
果を具備させマイクロホンの調波ひずみを減らす。
サマイクロホン及びその製造方法はエレクトレット技
術、シリコン技術、マイクロエレクトロメカニックシス
テムとマイクロホンの技術を結合し、該エレクトレット
シリコンコンデンサマイクロホンの構造を簡単でマイク
ロ化し、湿度に対する敏感性を低くし、且つ高いバイア
ス電圧を加える必要を無くす。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
る。
る。
ある。
ある。
ある。
ある。
マイクロホンの全体構造図である。
マイクロホンの製造フローチャートである。
マイクロホンの周波数と感度関係図である。
Claims (21)
- 【請求項1】 エレクトレットシリコンコンデンサマイ
クロホンにおいて、 (1)複合層振動板チップとされ、 第1基板と、 該第1基板の底面に形成された振動板と、 該第1基板の上面に形成された第1窒化けい素層と、 該第1基板と該第1窒化けい素層上に形成された凹溝
と、 該第1窒化けい素層と該凹溝の上面に形成された第1電
極層と、 該振動板の底面に形成されたエレクトレット層と、 該エレクトレット層の底面の両端部分領域に形成された
絶縁スペーサと、 を具えた上記複合層振動板チップと、 (2)固定電極チップとされ、 第2基板と、 該第2基板の上面の一端に形成されたMOSFETと、 該第2基板の上面と底面に形成された二つの堆積層と、 該第2基板の上面に形成されると共に、該MOSFET
の一側に位置するトレンチと、 該第2基板の上面の適当な領域に定置される複数の通気
孔と、 該第2基板の通気孔の底部に形成されて、その開口が下
向きである凹溝とされた気室と、 該固定電極チップの上面の上に形成された第2電極層
と、 を具えた上記固定電極チップと、 (3)ケースとされ、該複合層振動板チップと該固定電
極チップをパッケージする上記ケースと、 を具えたことを特徴とする、エレクトレットシリコンコ
ンデンサマイクロホン。 - 【請求項2】 請求項1に記載のエレクトレットシリコ
ンコンデンサマイクロホンにおいて、第1基板及び第2
基板の厚さが250μm〜550μmとされ、電気抵抗
値が5ohm−cm〜25ohm−cmとされたことを
特徴とする、エレクトレットシリコンコンデンサマイク
ロホン。 - 【請求項3】 請求項1に記載のエレクトレットシリコ
ンコンデンサマイクロホンにおいて、複合層振動板チッ
プの振動板面積範囲が0.5mm2 〜2mm 2 で、厚さ
範囲が0.5μm〜2μmとされたことを特徴とする、
エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホン。 - 【請求項4】 請求項1に記載のエレクトレットシリコ
ンコンデンサマイクロホンにおいて、複合層振動板チッ
プのエレクトレット層の厚さ範囲が0.8μm〜5μm
とされたことを特徴とする、エレクトレットシリコンコ
ンデンサマイクロホン。 - 【請求項5】 請求項1に記載のエレクトレットシリコ
ンコンデンサマイクロホンにおいて、複合層振動板チッ
プの絶縁スペーサの厚さ範囲が3μm〜10μmとされ
たことを特徴とする、エレクトレットシリコンコンデン
サマイクロホン。 - 【請求項6】 請求項1に記載のエレクトレットシリコ
ンコンデンサマイクロホンにおいて、固定電極チップの
固定電極厚さ範囲が10μm〜220μmで、面積範囲
が0.5mm2 〜2mm2 とされたことを特徴とする、
エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホン。 - 【請求項7】 請求項1に記載のエレクトレットシリコ
ンコンデンサマイクロホンにおいて、固定電極チップの
気室体積範囲が0.2mm3 〜1mm3 とされたことを
特徴とする、エレクトレットシリコンコンデンサマイク
ロホン。 - 【請求項8】 請求項1に記載のエレクトレットシリコ
ンコンデンサマイクロホンにおいて、固定電極チップの
通気孔のサイズ範囲が10μm〜100μmで、厚さ範
囲が10μm〜200μmで、数量範囲が16/mm2
〜900/mm2 とされたことを特徴とする、エレクト
レットシリコンコンデンサマイクロホン。 - 【請求項9】 請求項1に記載のエレクトレットシリコ
ンコンデンサマイクロホンにおいて、第1電極層と第2
電極層の厚さが500Å〜2000Åとされたことを特
徴とする、エレクトレットシリコンコンデンサマイクロ
ホン。 - 【請求項10】 請求項1に記載のエレクトレットシリ
コンコンデンサマイクロホンにおいて、複合層振動板チ
ップの第1基板がn型或いはp型式片面つや出しのチッ
プとされ、固定電極チップの第2基板がn型或いはp型
の両面つや出しのチップとされたことを特徴とする、エ
レクトレットシリコンコンデンサマイクロホン。 - 【請求項11】 請求項1に記載のエレクトレットシリ
コンコンデンサマイクロホンにおいて、複合層振動板チ
ップの振動板がSix N4 或いはSi3 N4及びSiO2
その他の低残留応力の材料を組み合わせた複合膜層と
されたことを特徴とする、エレクトレットシリコンコン
デンサマイクロホン。 - 【請求項12】 請求項1に記載のエレクトレットシリ
コンコンデンサマイクロホンにおいて、複合層振動板チ
ップの第1電極層及び第2電極層が金或いはアルミニウ
ムとされたことを特徴とする、エレクトレットシリコン
コンデンサマイクロホン。 - 【請求項13】 請求項1に記載のエレクトレットシリ
コンコンデンサマイクロホンにおいて、複合層振動板チ
ップのエレクトレット層が誘電率の低い材料より選択さ
れたことを特徴とする、エレクトレットシリコンコンデ
ンサマイクロホン。 - 【請求項14】 請求項1に記載のエレクトレットシリ
コンコンデンサマイクロホンにおいて、複合層振動板チ
ップのエレクトレット層がPTFE、ポリテトラフルオ
ロエチレン−FEP、ポリテトラフルオロエチレン−P
AF及びBCBより選択されたことを特徴とする、エレ
クトレットシリコンコンデンサマイクロホン。 - 【請求項15】 請求項1に記載のエレクトレットシリ
コンコンデンサマイクロホンにおいて、複合層振動板チ
ップの絶縁スペーサが高絶縁材料であるポリイミドで形
成されたことを特徴とする、エレクトレットシリコンコ
ンデンサマイクロホン。 - 【請求項16】 エレクトレットシリコンコンデンサマ
イクロホンの製造方法において、 第1基板を提供する工程と、 第1基板の上面に第1窒化けい素層を形成する工程と、 該第1基板と該第1窒化けい素層上に凹溝を形成する工
程と、 該第1窒化けい素層と該凹溝の上面に第1電極層を形成
する工程と、 該振動板の底部にエレクトレット層を形成すると共に、
該エレクトレット層に対して充電を行う工程と、 該エレクトレット層の底面両端に絶縁層を形成し、これ
により複合層振動板チップを形成する工程と、 第2基板を提供し、その上面の一端にMOSFETを形
成する工程と、 該第2基板の上面と底面にそれぞれ堆積層を形成する工
程と、 該第2基板の上面にあって該MOSFETの一側にトレ
ンチを形成する工程と、 該第2基板の上面の適当な領域に複数の通気孔を形成す
る工程と、 該第2基板の通気孔の底面に気室を形成する工程と、 該固定電極チップの上面の上に第2電極層を形成し、こ
れにより固定電極チップを形成する工程と、 該複合層振動板チップと固定電極チップを相互に対応す
るよう組み合わせ、並びに導線で接合し及びパッケージ
してエレクトレットシリコンコンデンサマイクロホンを
形成する工程と、 を具えたことを特徴とする、エレクトレットシリコンコ
ンデンサマイクロホンの製造方法。 - 【請求項17】 請求項16に記載のエレクトレットシ
リコンコンデンサマイクロホンの製造方法において、窒
化けい素層と堆積層を堆積法で形成することを特徴とす
る、エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホンの
製造方法。 - 【請求項18】 請求項16に記載のエレクトレットシ
リコンコンデンサマイクロホンの製造方法において、凹
溝とトレンチ及び通気孔及び気室をエッチング法により
形成することを特徴とする、エレクトレットシリコンコ
ンデンサマイクロホンの製造方法。 - 【請求項19】 請求項16に記載のエレクトレットシ
リコンコンデンサマイクロホンの製造方法において、第
1電極層と第2電極層をスパッタ方式で形成することを
特徴とする、エレクトレットシリコンコンデンサマイク
ロホンの製造方法。 - 【請求項20】 請求項16に記載のエレクトレットシ
リコンコンデンサマイクロホンの製造方法において、エ
レクトレット層を塗布法で形成することを特徴とする、
エレクトレットシリコンコンデンサマイクロホンの製造
方法。 - 【請求項21】 請求項16に記載のエレクトレットシ
リコンコンデンサマイクロホンの製造方法において、絶
縁スペーサをマスクとリソグラフィー方法で形成するこ
とを特徴とする、エレクトレットシリコンコンデンサマ
イクロホンの製造方法。
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