JP2003163431A - 増設基板,メイン基板及び電子回路基板 - Google Patents
増設基板,メイン基板及び電子回路基板Info
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- JP2003163431A JP2003163431A JP2001363294A JP2001363294A JP2003163431A JP 2003163431 A JP2003163431 A JP 2003163431A JP 2001363294 A JP2001363294 A JP 2001363294A JP 2001363294 A JP2001363294 A JP 2001363294A JP 2003163431 A JP2003163431 A JP 2003163431A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コネクタの結合状態を確実に維持することが
できる増設基板、メイン基板及び電子回路基板の提供。 【解決手段】 メモリ基板20は、下面の一長辺の近傍
に、該一長辺に沿って直線状にコネクタ21を備え、前
記一長辺に平行な直線上の、コネクタ21を隔てた両側
に、取付孔22,22を設け、メイン基板10は、コネ
クタ21と結合が可能なコネクタ11を備え、コネクタ
11及び21を結合させた場合に、メモリ基板20の取
付孔22,22が対向する位置に貫通孔12,12を設
け、メモリ基板10をメイン基板20に増設する場合、
夫々対向する取付孔22,22及び貫通孔12,12
に、スナップフィット式のスペーサ31,31の両端部
の取付部31a,31a…を挿入し、メモリ基板20を
メイン基板10に固定する。
できる増設基板、メイン基板及び電子回路基板の提供。 【解決手段】 メモリ基板20は、下面の一長辺の近傍
に、該一長辺に沿って直線状にコネクタ21を備え、前
記一長辺に平行な直線上の、コネクタ21を隔てた両側
に、取付孔22,22を設け、メイン基板10は、コネ
クタ21と結合が可能なコネクタ11を備え、コネクタ
11及び21を結合させた場合に、メモリ基板20の取
付孔22,22が対向する位置に貫通孔12,12を設
け、メモリ基板10をメイン基板20に増設する場合、
夫々対向する取付孔22,22及び貫通孔12,12
に、スナップフィット式のスペーサ31,31の両端部
の取付部31a,31a…を挿入し、メモリ基板20を
メイン基板10に固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メイン基板に取り
付けが可能な増設基板,メイン基板及び増設基板をメイ
ン基板に取り付けてなる電子回路基板に関するものであ
る。
付けが可能な増設基板,メイン基板及び増設基板をメイ
ン基板に取り付けてなる電子回路基板に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の情報機器において
は、ユーザの要求、例えば、他のファクシミリ装置との
間で、記録紙10枚分の画像情報を送信又は受信した
い、又は記録紙100枚分の画像情報を送信又は受信し
たい、更には種々のオプション機能を付加したい等の要
求に応じて、購入後に、メモリ基板又は電子部品を搭載
した基板を増設することにより、処理能力の増強又はオ
プション機能の追加等を図っている。
は、ユーザの要求、例えば、他のファクシミリ装置との
間で、記録紙10枚分の画像情報を送信又は受信した
い、又は記録紙100枚分の画像情報を送信又は受信し
たい、更には種々のオプション機能を付加したい等の要
求に応じて、購入後に、メモリ基板又は電子部品を搭載
した基板を増設することにより、処理能力の増強又はオ
プション機能の追加等を図っている。
【0003】図2は従来の電子回路基板を示す模式図で
あり、図2において40は従来のメイン基板を、50は
増設すべき増設基板の一例としてメモリ基板を夫々示し
ている。メイン基板40及びメモリ基板50は矩形状の
平板であり、メモリ基板50はメイン基板40よりも小
さく形成されている。
あり、図2において40は従来のメイン基板を、50は
増設すべき増設基板の一例としてメモリ基板を夫々示し
ている。メイン基板40及びメモリ基板50は矩形状の
平板であり、メモリ基板50はメイン基板40よりも小
さく形成されている。
【0004】メモリ基板50には、対角線上の2隅に、
メイン基板40に取り付けるための取付孔52,52が
設けてあり、下面の一長辺の近傍に、該一長辺に沿って
直線状にオス(又はメス)の複数の端子を備えたコネク
タ51が設けてある。メイン基板40には、上面の適宜
位置に、メモリ基板50に備えるコネクタ51の複数の
端子と夫々結合が可能なメス(又はオス)の端子を備え
たコネクタ41が設けてある。また、このコネクタ41
とメモリ基板50のコネクタ51とを結合させた場合
に、メモリ基板50の取付孔52,52と対向する位置
に貫通孔42,42が夫々設けてある。
メイン基板40に取り付けるための取付孔52,52が
設けてあり、下面の一長辺の近傍に、該一長辺に沿って
直線状にオス(又はメス)の複数の端子を備えたコネク
タ51が設けてある。メイン基板40には、上面の適宜
位置に、メモリ基板50に備えるコネクタ51の複数の
端子と夫々結合が可能なメス(又はオス)の端子を備え
たコネクタ41が設けてある。また、このコネクタ41
とメモリ基板50のコネクタ51とを結合させた場合
に、メモリ基板50の取付孔52,52と対向する位置
に貫通孔42,42が夫々設けてある。
【0005】図において61はスナップフィット式のス
ペーサを示しており、このスペーサ61,61は、中央
に適宜の高さの円柱状のスペーサ部61b,61bを、
両端に弁機構を備えた取付部61a,61a…を夫々有
している。
ペーサを示しており、このスペーサ61,61は、中央
に適宜の高さの円柱状のスペーサ部61b,61bを、
両端に弁機構を備えた取付部61a,61a…を夫々有
している。
【0006】以下に、上述したようなメモリ基板50の
メイン基板40への取付方法を説明する。まず、メモリ
基板50のコネクタ51をメイン基板40のコネクタ4
1に結合させる。このとき、スナップフィット式のスペ
ーサ61,61の両端の取付部61a,61a…を、メ
イン基板40の貫通孔42,42と、メモリ基板50の
取付孔52,52とに夫々挿入し、取付部61a,61
a…の弁機構を夫々メイン基板40又はメモリ基板50
に掛止させる。これにより、メイン基板40とメモリ基
板50とを固定することができる。
メイン基板40への取付方法を説明する。まず、メモリ
基板50のコネクタ51をメイン基板40のコネクタ4
1に結合させる。このとき、スナップフィット式のスペ
ーサ61,61の両端の取付部61a,61a…を、メ
イン基板40の貫通孔42,42と、メモリ基板50の
取付孔52,52とに夫々挿入し、取付部61a,61
a…の弁機構を夫々メイン基板40又はメモリ基板50
に掛止させる。これにより、メイン基板40とメモリ基
板50とを固定することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、メモリ基
板50を2つのスナップフィット式のスペーサ61,6
1にてメイン基板40に取り付けるために、メイン基板
40及びメモリ基板50には、夫々取付孔52,52及
び貫通孔42,42を2つ設けており、これは、メモリ
基板50の4隅をビスにてメイン基板40に取り付けた
場合と比較して、メイン基板40の実装密度,配線パタ
ーン密度の高度化が図られ、また、メイン基板40上に
おける実装方法の選択範囲が広がり、設計者の負担が軽
減される。
板50を2つのスナップフィット式のスペーサ61,6
1にてメイン基板40に取り付けるために、メイン基板
40及びメモリ基板50には、夫々取付孔52,52及
び貫通孔42,42を2つ設けており、これは、メモリ
基板50の4隅をビスにてメイン基板40に取り付けた
場合と比較して、メイン基板40の実装密度,配線パタ
ーン密度の高度化が図られ、また、メイン基板40上に
おける実装方法の選択範囲が広がり、設計者の負担が軽
減される。
【0008】しかし、上述のように、対角線上の2隅に
よりメイン基板40に取り付けられたメモリ基板50に
は、前記対角線と交差する方向にねじれ力が加わり易
く、このねじれ力により、メモリ基板50のコネクタ5
1とメイン基板40のコネクタ41との接続が安定しな
いという問題があった。また、増設した基板が上述のよ
うにメモリ基板50である場合には、メモリ基板50に
実装してあるメモリICに記憶した画像情報等が消去す
るおそれがあり、情報機器としての信頼性に乏しいとい
う問題があった。
よりメイン基板40に取り付けられたメモリ基板50に
は、前記対角線と交差する方向にねじれ力が加わり易
く、このねじれ力により、メモリ基板50のコネクタ5
1とメイン基板40のコネクタ41との接続が安定しな
いという問題があった。また、増設した基板が上述のよ
うにメモリ基板50である場合には、メモリ基板50に
実装してあるメモリICに記憶した画像情報等が消去す
るおそれがあり、情報機器としての信頼性に乏しいとい
う問題があった。
【0009】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、四角形状の一辺の近傍にコネクタを備え、前記
一辺に平行な直線上の、前記コネクタを隔てた2箇所に
取付孔を設けることにより、メイン基板に増設した場合
に、コネクタの結合状態を確実に維持できる増設基板を
提供することを目的とする。
であり、四角形状の一辺の近傍にコネクタを備え、前記
一辺に平行な直線上の、前記コネクタを隔てた2箇所に
取付孔を設けることにより、メイン基板に増設した場合
に、コネクタの結合状態を確実に維持できる増設基板を
提供することを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、コネクタを備え、該
コネクタを隔てた2箇所に貫通孔を設けることにより、
増設基板等を取り付けた場合に、コネクタの結合状態を
確実に維持できるメイン基板を提供することにある。
コネクタを隔てた2箇所に貫通孔を設けることにより、
増設基板等を取り付けた場合に、コネクタの結合状態を
確実に維持できるメイン基板を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、四角形状の一辺
に平行な直線上の、コネクタを隔てて2箇所に取付孔を
設けた増設基板と、前記コネクタに結合が可能なコネク
タ及びコネクタ同士を結合して取り付けた場合に、前記
取付孔が対向する2箇所に貫通孔を設けたメイン基板と
を、コネクタ同士を結合して取り付け、夫々対向する取
付孔と貫通孔とに取付部材を取り付けることにより、コ
ネクタの結合状態を確実に維持できる電子回路基板を提
供することにある。
に平行な直線上の、コネクタを隔てて2箇所に取付孔を
設けた増設基板と、前記コネクタに結合が可能なコネク
タ及びコネクタ同士を結合して取り付けた場合に、前記
取付孔が対向する2箇所に貫通孔を設けたメイン基板と
を、コネクタ同士を結合して取り付け、夫々対向する取
付孔と貫通孔とに取付部材を取り付けることにより、コ
ネクタの結合状態を確実に維持できる電子回路基板を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る増設基板
は、四角形状の一辺の近傍に備えたコネクタを、メイン
基板に備えられたコネクタと結合して、前記メイン基板
に取り付けるべくなしてある増設基板において、前記一
辺に平行な直線上の、前記コネクタを隔てた2箇所に取
付孔を備えることを特徴とする。
は、四角形状の一辺の近傍に備えたコネクタを、メイン
基板に備えられたコネクタと結合して、前記メイン基板
に取り付けるべくなしてある増設基板において、前記一
辺に平行な直線上の、前記コネクタを隔てた2箇所に取
付孔を備えることを特徴とする。
【0013】第1発明による場合は、四角形状の一辺の
近傍にコネクタを備え、前記一辺に平行な直線上の、前
記コネクタを隔てた2箇所に取付孔を設けることによ
り、コネクタ同士を結合させて、前記取付孔を用いてメ
イン基板に増設した場合に、コネクタの結合状態を確実
に維持でき、信頼性の高い増設基板を実現することがで
きる。
近傍にコネクタを備え、前記一辺に平行な直線上の、前
記コネクタを隔てた2箇所に取付孔を設けることによ
り、コネクタ同士を結合させて、前記取付孔を用いてメ
イン基板に増設した場合に、コネクタの結合状態を確実
に維持でき、信頼性の高い増設基板を実現することがで
きる。
【0014】第2発明に係るメイン基板は、コネクタを
備えるメイン基板において、前記コネクタを隔てた2箇
所に貫通孔を備えることを特徴とする。
備えるメイン基板において、前記コネクタを隔てた2箇
所に貫通孔を備えることを特徴とする。
【0015】第2発明による場合は、コネクタを備え、
該コネクタを隔てた2箇所に貫通孔を設けることによ
り、該貫通孔を用いて増設基板等を取り付けた場合に、
コネクタの結合状態を確実に維持でき、信頼性の高いメ
イン基板を実現することができる。
該コネクタを隔てた2箇所に貫通孔を設けることによ
り、該貫通孔を用いて増設基板等を取り付けた場合に、
コネクタの結合状態を確実に維持でき、信頼性の高いメ
イン基板を実現することができる。
【0016】第3発明に係る電子回路基板は、四角形状
の一辺の近傍にコネクタを備えた増設基板を、前記コネ
クタに結合が可能なコネクタを備えたメイン基板に、コ
ネクタ同士を結合して取り付けてなる電子回路基板にお
いて、前記増設基板は、前記一辺に平行な直線上の、前
記コネクタを隔てた2箇所に取付孔を有し、前記メイン
基板は、コネクタ同士を結合して前記増設基板を取り付
けた場合に、前記取付孔が対向する2箇所に貫通孔を有
し、夫々対向する前記取付孔と貫通孔とに取付部材が取
り付けてあることを特徴とする。
の一辺の近傍にコネクタを備えた増設基板を、前記コネ
クタに結合が可能なコネクタを備えたメイン基板に、コ
ネクタ同士を結合して取り付けてなる電子回路基板にお
いて、前記増設基板は、前記一辺に平行な直線上の、前
記コネクタを隔てた2箇所に取付孔を有し、前記メイン
基板は、コネクタ同士を結合して前記増設基板を取り付
けた場合に、前記取付孔が対向する2箇所に貫通孔を有
し、夫々対向する前記取付孔と貫通孔とに取付部材が取
り付けてあることを特徴とする。
【0017】第3発明による場合は、四角形状の一辺の
近傍にコネクタを備え、前記一辺に平行な直線上の、前
記コネクタを隔てた2箇所に取付孔を設けた増設基板
と、前記コネクタに結合が可能なコネクタを備えたメイ
ン基板とを、コネクタ同士を結合して取り付ける。メイ
ン基板には、前記取付孔が対向する2箇所に貫通孔を設
けており、夫々対向する取付孔と貫通孔とに取付部材を
取り付けることにより、コネクタの結合状態を確実に維
持でき、信頼性の高い電子回路基板を実現することがで
きる。
近傍にコネクタを備え、前記一辺に平行な直線上の、前
記コネクタを隔てた2箇所に取付孔を設けた増設基板
と、前記コネクタに結合が可能なコネクタを備えたメイ
ン基板とを、コネクタ同士を結合して取り付ける。メイ
ン基板には、前記取付孔が対向する2箇所に貫通孔を設
けており、夫々対向する取付孔と貫通孔とに取付部材を
取り付けることにより、コネクタの結合状態を確実に維
持でき、信頼性の高い電子回路基板を実現することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る電子回
路基板を示す模式図であり、図1において10は被増設
基板であるメイン基板を、20は増設すべきメモリ基板
を夫々示している。メイン基板10及びメモリ基板20
は矩形状の平板であり、メモリ基板20はメイン基板1
0よりも小さく形成されている。
す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る電子回
路基板を示す模式図であり、図1において10は被増設
基板であるメイン基板を、20は増設すべきメモリ基板
を夫々示している。メイン基板10及びメモリ基板20
は矩形状の平板であり、メモリ基板20はメイン基板1
0よりも小さく形成されている。
【0019】メモリ基板20には、上面に2つのメモリ
IC23,24を実装してあり、下面の一長辺の近傍
に、該一長辺に沿って直線状にオス(又はメス)の複数
の端子を有する端子群21aを備えたコネクタ21が設
けてある。コネクタ21の端子群21aは夫々図示しな
い信号線に接続されている。またメモリ基板20には、
前記一長辺に平行な直線上の、コネクタ21を隔てた両
側に、メイン基板10に取り付けるための取付孔22,
22が設けてある。
IC23,24を実装してあり、下面の一長辺の近傍
に、該一長辺に沿って直線状にオス(又はメス)の複数
の端子を有する端子群21aを備えたコネクタ21が設
けてある。コネクタ21の端子群21aは夫々図示しな
い信号線に接続されている。またメモリ基板20には、
前記一長辺に平行な直線上の、コネクタ21を隔てた両
側に、メイン基板10に取り付けるための取付孔22,
22が設けてある。
【0020】メイン基板10には、上面に、例えばファ
クシミリ装置の動作に必要な複数のIC13,14,1
5,16が実装してあり、増設すべきメモリ基板20と
結合するために、メモリ基板20に備えるコネクタ21
の端子群21aと結合が可能なメス(又はオス)の端子
群11aを備えたコネクタ11が設けてある。コネクタ
11の端子群11aは夫々図示しない信号線に接続され
ている。また、メイン基板10には、コネクタ11にメ
モリ基板20のコネクタ21を結合させた場合に、メモ
リ基板20の取付孔22,22が対向する位置に貫通孔
12,12が夫々設けてある。
クシミリ装置の動作に必要な複数のIC13,14,1
5,16が実装してあり、増設すべきメモリ基板20と
結合するために、メモリ基板20に備えるコネクタ21
の端子群21aと結合が可能なメス(又はオス)の端子
群11aを備えたコネクタ11が設けてある。コネクタ
11の端子群11aは夫々図示しない信号線に接続され
ている。また、メイン基板10には、コネクタ11にメ
モリ基板20のコネクタ21を結合させた場合に、メモ
リ基板20の取付孔22,22が対向する位置に貫通孔
12,12が夫々設けてある。
【0021】また、図において31はスナップフィット
式のスペーサを示しており、このスペーサ31,31
は、中央に適宜の高さの円柱状のスペーサ部31b,3
1bを、両端に弁機構を備えた取付部31a,31a…
を夫々有している。
式のスペーサを示しており、このスペーサ31,31
は、中央に適宜の高さの円柱状のスペーサ部31b,3
1bを、両端に弁機構を備えた取付部31a,31a…
を夫々有している。
【0022】以下に、上述したようなメモリ基板20の
メイン基板10への取付方法を説明する。まず、メモリ
基板20のコネクタ21をメイン基板10のコネクタ1
1に結合させる。このとき、スナップフィット式のスペ
ーサ31,31の両端の取付部31a,31a…を、メ
モリ基板20の取付孔22,22と、メイン基板10の
貫通孔12,12とに夫々挿入し、取付部31a,31
a…の弁機構を夫々メイン基板10又はメモリ基板20
に掛止させる。これにより、容易にメイン基板10とメ
モリ基板20とを確実に固定することができる。
メイン基板10への取付方法を説明する。まず、メモリ
基板20のコネクタ21をメイン基板10のコネクタ1
1に結合させる。このとき、スナップフィット式のスペ
ーサ31,31の両端の取付部31a,31a…を、メ
モリ基板20の取付孔22,22と、メイン基板10の
貫通孔12,12とに夫々挿入し、取付部31a,31
a…の弁機構を夫々メイン基板10又はメモリ基板20
に掛止させる。これにより、容易にメイン基板10とメ
モリ基板20とを確実に固定することができる。
【0023】上述のように、夫々直線状に配されたコネ
クタ11,21を有するメイン基板10とメモリ基板2
0とを、コネクタ11,21の長手方向の直線上の、夫
々のコネクタ11,21を隔てた両側で取り付けること
により、コネクタ11及び21の結合状態を確実に維持
することができ、メモリ基板20に実装されたメモリI
C23,24に記憶してある情報を消去するおそれがな
く、信頼性の高い電子回路を構成することができる。
クタ11,21を有するメイン基板10とメモリ基板2
0とを、コネクタ11,21の長手方向の直線上の、夫
々のコネクタ11,21を隔てた両側で取り付けること
により、コネクタ11及び21の結合状態を確実に維持
することができ、メモリ基板20に実装されたメモリI
C23,24に記憶してある情報を消去するおそれがな
く、信頼性の高い電子回路を構成することができる。
【0024】上述した実施の形態では、メイン基板10
及びメモリ基板20上に、夫々IC13,14,15,
16、メモリIC23,24、及びコネクタ11,21
等を実装した例を示しているが、基板表面には配線パタ
ーンが夫々形成され、ICは夫々信号線に接続されてい
る。また、増設用の基板として、メモリIC23,24
が実装されたメモリ基板20を用いているが、これに限
らず、ハードディスク,インタフェース等の各種電子部
品を実装した拡張基板にも適用可能である。さらに、メ
イン基板10及びメモリ基板20は、片面のみ実装され
ている基板のみならず、両面に実装されている基板を用
いてもよい。さらに、スペーサとしてビス止め式のもの
を使用してもよい。
及びメモリ基板20上に、夫々IC13,14,15,
16、メモリIC23,24、及びコネクタ11,21
等を実装した例を示しているが、基板表面には配線パタ
ーンが夫々形成され、ICは夫々信号線に接続されてい
る。また、増設用の基板として、メモリIC23,24
が実装されたメモリ基板20を用いているが、これに限
らず、ハードディスク,インタフェース等の各種電子部
品を実装した拡張基板にも適用可能である。さらに、メ
イン基板10及びメモリ基板20は、片面のみ実装され
ている基板のみならず、両面に実装されている基板を用
いてもよい。さらに、スペーサとしてビス止め式のもの
を使用してもよい。
【0025】
【発明の効果】第1発明による場合は、四角形状の一辺
の近傍にコネクタを備え、前記一辺に平行な直線上の、
前記コネクタを隔てた2箇所に取付孔を設けることによ
り、コネクタ同士を結合させて、前記取付孔を用いてメ
イン基板に増設した場合に、コネクタの結合状態を確実
に維持でき、信頼性の高い増設基板を実現することがで
きる。
の近傍にコネクタを備え、前記一辺に平行な直線上の、
前記コネクタを隔てた2箇所に取付孔を設けることによ
り、コネクタ同士を結合させて、前記取付孔を用いてメ
イン基板に増設した場合に、コネクタの結合状態を確実
に維持でき、信頼性の高い増設基板を実現することがで
きる。
【0026】第2発明による場合は、コネクタを備え、
該コネクタを隔てた2箇所に貫通孔を設けることによ
り、該貫通孔を用いて増設基板等を取り付けた場合に、
コネクタの結合状態を確実に維持でき、信頼性の高いメ
イン基板を実現することができる。
該コネクタを隔てた2箇所に貫通孔を設けることによ
り、該貫通孔を用いて増設基板等を取り付けた場合に、
コネクタの結合状態を確実に維持でき、信頼性の高いメ
イン基板を実現することができる。
【0027】第3発明による場合は、四角形状の一辺の
近傍にコネクタを備え、前記一辺に平行な直線上の、前
記コネクタを隔てた2箇所に取付孔を設けた増設基板
と、前記コネクタに結合が可能なコネクタを備えたメイ
ン基板とを、コネクタ同士を結合して取り付ける。メイ
ン基板には、前記取付孔が対向する2箇所に貫通孔を設
けており、夫々対向する取付孔と貫通孔とに取付部材を
取り付けることにより、コネクタの結合状態を確実に維
持でき、信頼性の高い電子回路基板を実現することがで
きる。
近傍にコネクタを備え、前記一辺に平行な直線上の、前
記コネクタを隔てた2箇所に取付孔を設けた増設基板
と、前記コネクタに結合が可能なコネクタを備えたメイ
ン基板とを、コネクタ同士を結合して取り付ける。メイ
ン基板には、前記取付孔が対向する2箇所に貫通孔を設
けており、夫々対向する取付孔と貫通孔とに取付部材を
取り付けることにより、コネクタの結合状態を確実に維
持でき、信頼性の高い電子回路基板を実現することがで
きる。
【図1】本発明に係る電子回路基板を示す模式図であ
る。
る。
【図2】従来の電子回路基板を示す模式図である。
10 メイン基板
20 メモリ基板
11,21 コネクタ
12 貫通孔
22 取付孔
31 スペーサ
Claims (3)
- 【請求項1】 四角形状の一辺の近傍に備えたコネクタ
を、メイン基板に備えられたコネクタと結合して、前記
メイン基板に取り付けるべくなしてある増設基板におい
て、前記一辺に平行な直線上の、前記コネクタを隔てた
2箇所に取付孔を備えることを特徴とする増設基板。 - 【請求項2】 コネクタを備えるメイン基板において、
前記コネクタを隔てた2箇所に貫通孔を備えることを特
徴とするメイン基板。 - 【請求項3】 四角形状の一辺の近傍にコネクタを備え
た増設基板を、前記コネクタに結合が可能なコネクタを
備えたメイン基板に、コネクタ同士を結合して取り付け
てなる電子回路基板において、前記増設基板は、前記一
辺に平行な直線上の、前記コネクタを隔てた2箇所に取
付孔を有し、前記メイン基板は、コネクタ同士を結合し
て前記増設基板を取り付けた場合に、前記取付孔が対向
する2箇所に貫通孔を有し、夫々対向する前記取付孔と
貫通孔とに取付部材が取り付けてあることを特徴とする
電子回路基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001363294A JP2003163431A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 増設基板,メイン基板及び電子回路基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001363294A JP2003163431A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 増設基板,メイン基板及び電子回路基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003163431A true JP2003163431A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19173664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001363294A Pending JP2003163431A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 増設基板,メイン基板及び電子回路基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003163431A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2001
- 2001-11-28 JP JP2001363294A patent/JP2003163431A/ja active Pending
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