JP2003163350A - Mos型半導体装置 - Google Patents

Mos型半導体装置

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JP2003163350A JP2002297621A JP2002297621A JP2003163350A JP 2003163350 A JP2003163350 A JP 2003163350A JP 2002297621 A JP2002297621 A JP 2002297621A JP 2002297621 A JP2002297621 A JP 2002297621A JP 2003163350 A JP2003163350 A JP 2003163350A
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武義 西村
Takashi Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】第一導電型の半導体基板の表面層に、方形の第
二導電型チャネル領域、その中央部に高不純物濃度のウ
ェル領域、表面層に第一導電型ソース領域、さらに表面
上のMOS構造を備えたFETのセル構造のチャネル領
域の角部へのアバランシェ電流の集中を防ぎ、耐圧、ア
バランシェ耐量を向上させる。 【解決手段】セル構造の方形のチャネル領域一辺と隣接
するチャネル領域の一辺とが連結するように配置する。
例えば長方形のチャネル領域の短辺同士を連結すること
により、チャネル領域の角のように突出した部分がなく
なり、角部へのアバランシェ電流の集中がなくなるので
アバランシェ耐量が向上する。また、半導体チップのセ
ル構造が並べられた部分の最外周部には、セル構造のチ
ャネル領域の外側の辺が半導体チップの辺と平行である
外周セル構造19及びチャネル領域の外側の辺が半導体
チップの角に向かう円弧状である外角セル構造20が設
けられている。このようにすると、最外周のpn接合の
曲率が小さくなるので、電界集中が生じ難くなり、アバ
ランシェ耐量が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板の表面
層に分散して金属−酸化膜−半導体(MOS)構造のゲ
ートを持つ複数のソース領域が設けられるMOS型電界
効果トランジスタ(以下MOSFETと記す)、絶縁ゲ
ートバイポーラトランジスタなどのMOS型半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチング回路において、オン抵抗の
低さやスイッチング速度の速さからMOS型半導体装置
が多用されている。図4(a)〜(c)はMOS型半導
体装置の一つである従来のMOSFETの例を示し、
(a)が平面図、(b)が(a)のC−C線断面図、
(c)が(a)のD−D線断面図である。すなわち、n
型半導体層1の表面層に複数のp+ ウェル領域2とその
周囲のpチャネル領域3が方形に形成され、さらにその
表面層にn+ ソース領域4が形成されている。そして、
例えば多結晶シリコンからなるゲート電極5がpチャネ
ル領域3のn+ ソース領域4とn型層1の露出面とに挟
まれた部分の上にゲート酸化膜6を介して設けられてい
る。p+ ウェル領域2及びn+ ソース領域4に共通に接
触して、Al−Si合金からなるソース電極8が設けら
れ、ホウ素燐シリカガラス(BPSG)からなる層間絶
縁膜7によって絶縁されて、ゲート電極5の上に延長さ
れている。図示していないが、n型半導体層1の裏面側
にAl−Si合金からなるドレイン電極が設けられてい
る。図のようなpチャネル領域3の上下にn+ ソース領
域4、ソース電極8などを持った単位の構造をセル構造
と呼ぶことにする。図4(a)に方形のセル構造を描
き、説明も方形としているが、実際の半導体装置におい
ては、角部が直角或いはそれ以下の角度をもつことは少
なく、通常、多少丸みを持ったアール形状とするか、角
を少し削った八角形にすることが多い。ここでは、また
以降でも、二組の平行線からなる四つの主辺をもち、そ
れらの延長が直角に近い角度で交わるものを方形と呼
ぶ。実際のMOSFETにおいては、このようなセル構
造が多数並置されている。なお、n型層1は、n型半導
体基板自体でも、p型或いはn型半導体基板上にエピタ
キシャル法等により積層された半導体層でもよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、スイッチング回
路において、そのスイッチングデバイスであるMOSF
ETはスナバ回路の省略等の回路の簡略化、装置の小型
化等により、発生したサージ電圧を受けやすくなってき
ている。このことは、MOSFETにとって破壊の原因
につながり、その破壊耐量(アバランシェ耐量)の向上
が求められてきている。このようなMOSFETのアバ
ランシェ耐量を向上させるため、p+ ウェル領域2の拡
散深さを深くすることが行われる。しかし、p+ ウェル
領域2の拡散深さを深くすると、オン抵抗などの他の特
性に影響がでてしまう。図5は、900V、5A級の素
子におけるp+ ウェル領域2の拡散深さとアバランシェ
耐量(実線)およびオン抵抗(破線)の関係を示す。横
軸がp+ ウェル領域2の拡散深さ、たて軸がアバランシ
ェ耐量およびオン抵抗である。p+ ウェル領域2を深く
すると、アバランシェ耐量は向上するが、オン抵抗も増
大してしまうことがわかる。従って、アバランシェ耐量
の向上と他の特性との両立を図るためには、製造プロセ
ス条件等の決定のための実験を行わなければならず、時
間がかかってしまう。その上、各特性との両立を図るた
め、アバランシェ耐量の向上も制限されてしまう等の問
題点があった。
【0004】以上の問題に鑑み、本発明の目的は、他の
特性を犠牲にすることなく、アバランシェ耐量を向上さ
せたMOS型半導体装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、本発明は、第一導電型半導体層の表面層に形成
された第二導電型チャネル領域と、 そのチャネル領域
の表面層に形成された第一導電型ソース領域とを有する
セル構造の複数個を備えたものにおいて、半導体チップ
のセル構造を並べた部分の最外周部の辺部に、セル構造
のチャネル領域の外側の辺が半導体チップの辺と平行で
ある外周セル構造を複数備え、外周セル構造が内側のセ
ル構造より面積が広いものとする。
【0006】 更に、外周セル構造が、セル構造のチ
ップの中央に近い部分にのみ第一導電型 ソース領域を
有することとする。 また、半導体チップのセル構造を
並べた部分の最外周部の角部に、チャネル領域の外側の
辺が半導体チップの角に向かう円弧状もしくは円弧を模
した折れ線状である外角セル構造を設けることが有効で
ある。そして、角部の外角セル構造が、辺部の外周セル
構造より面積が広いことが有効である。
【0007】また、第一導電型半導体層の表面層に形成
された第二導電型チャネル領域と、そのチャネル領域の
表面層に形成された第一導電型ソース領域とを有するセ
ル構造の複数個を備えたものにおいて、半導体チップの
セル構造を並べた部分の最外周部に、セル構造のチャネ
ル領域の外側の辺が半導体チップの辺と平行である外周
セル構造を複数備え、外周セル構造が内側のセル構造よ
り面積が広いものとする。あるいは、第一導電型半導体
層の表面層に形成された第二導電型チャネル領域と、そ
のチャネル領域の表面層に形成された第一導電型ソース
領域とを有するセル構造の複数個を備えたものにおい
て、半導体チップのセル構造を並べた部分の最外周部
に、セル構造のチャネル領域の外側の辺が半導体チップ
の辺と平行である外周セル構造を複数備え、全ての外周
セル構造が内側のセル構造より面積が広いものとする。
【0008】 そして、第二導電型チャネル領域の表面
層の一部にチャネル領域より不純物濃度が高く、拡散深
さの浅い第二導電型の浅ベース領域を有することとす
る。浅ベース領域の下方に第二導電型の領域としてチャ
ネル領域のみを有することとしてもよい。また、第一導
電型半導体層の表面近傍に該第一導電型半導体層より低
抵抗率の第一導電型半導体領域を備えたことが有効であ
る。
【0009】図6(a)および(b)に、それぞれ従来
のMOSFETと本発明の実施例のMOSFETでのア
バランシェ電流の流れ方を示す。図6(a)の従来の方
形のセル構造の配置では、セル構造のチャネル領域3の
角部での間隔が辺の間隔より広い。pチャネル領域3の
角部では、pn接合の曲率が大きいため耐圧が低く、ア
バランシェ降伏によるアバランシェ電流I1 が、図6
(a)に示すように、四つの角部に囲まれた領域から四
つの角部に集中するためアバランシェ耐量が低下する。
これに対し、図6(b)に示すように、チャネル領域の
辺同士を連結すれば、チャネル領域の角は無くなり、ア
バランシェ電流が角に集中することが無く、アバランシ
ェ電流I2 は対向する直線状の二辺に流れるので耐量が
増すことになる。この結果、図7のMOSFETのセル
構造内の寄生バイポーラトランジスタを示す断面図にお
いて、n+ ソース領域4の直下のpチャネル領域3の抵
抗Rb を流れるアバランシェ電流が減少し、n型層1、
pチャネル領域3及びn+ ソース領域4からなる寄生バ
イポーラトランジスタの誤点弧を起こりにくくし、MO
SFETの破壊を防ぐ。しかもpn接合の曲率が小さく
なり、耐圧も大きくなる。
【0010】 また、半導体チップのセル構造を並べた
部分の最外周部のセル構造を、チャネル領域の外側の辺
が半導体チップの辺とほぼ平行にすれば、pn接合が直
線に近く形成され、電界集中を生じ難くなる。また、外
周セル構造のチップ中央側部分にのみ第一導電型ソース
領域を設ければ、外側部分には第一導電型ソース領域が
形成されていないので、大きなアバランシェ電流が流れ
ても、寄生トランジスタ が動作することがなく、アバ
ランシェ耐量が向上する。さらに、外周セル構造の面積
を、内側のセル構造より広くすれば、アバランシェエネ
ルギの吸収力が大きくなり、アバランシェ耐量が向上す
る。
【0011】半導体チップのセル構造を並べた部分の最
外周部の角部に、チャネル領域の外側の辺が半導体チッ
プの角に向かう円弧状または円弧を模した折れ線状であ
る外角セル構造を設ければ、pn接合の曲率を小さくで
き、電界集中が避けられる。また、外角セル構造の面積
を他の外周セル構造より広くすれば、アバランシェエネ
ルギの吸収力を増すことができる。
【0012】更に、第二導電型チャネル領域の表面層の
一部にチャネル領域より不純物濃度が高く、拡散深さの
浅い第二導電型の浅ベース領域を形成すれば、チャネル
領域の伝導率が増大し、寄生トランジスタのベース抵抗
が減少し、寄生トランジスタが動作しにくくなるので、
アバランシェ耐量の向上に寄与する。特に、浅ベース領
域の下方に第二導電型の領域としてチャネル領域のみで
第二導電型ウェル領域がなくても、アバランシェ耐量の
顕著な向上が見られる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2(a)、(b)は、
本発明の第一の実施例のMOSFETを示し、図1が上
部構造を除いた平面図、図2(a)が図1のA−A線断
面図、図2(b)が図1のB−B線断面図で、図4と共
通の部分には同一の符号が付されている。
【0014】図1において、n型半導体層1の表面層
に、中にn+ ソース領域4とp+ ウェル領域2を持つ長
方形のpチャネル領域3が、長方形の短辺を連結して配
置されている。連結した境界を図では一点鎖線で示して
いる。この図では、pチャネル領域3が長方形である
が、正方形でも良い。なお、pチャネル領域3やn+
ース領域4等の角部は実際は直角でなく、多少丸みがあ
り、例えば、半径1.5〜2μmのアール形状となって
いる。抵抗率45Ωcm厚さ100μmのn型層1の表
面層にpチャネル領域3と、その内部にpチャネル領域
3より拡散深さの深いp+ ウェル領域2、表面層にn+
ソース領域4が形成されている。n+ ソース領域4とn
型層1の表面露出部とに挟まれたpチャネル領域3の表
面にはゲート酸化膜6を介して多結晶シリコンからなる
ゲート電極5が設けられている。n+ ソース領域4とp
+ ウェル領域2の表面に共通に接触してソース電極8が
設けられ、層間絶縁膜7を介してゲート電極5の上に延
長されている。図示していないが、n型層1の裏面側に
はn+ サブストレートを介してドレイン電極が設けられ
ている。図1、図2の第一の実施例のMOSFETの動
作は次のように行われる。ゲート電極5に或る値以上の
正の電圧が印加されると、ゲート電極5の直下のpチャ
ネル領域3の表面近傍に反転層を生じ、n+ ソース領域
4とn型層1との間が導通する。そして、n型層1の裏
面側に設けられたドレイン電極とソース電極8との間に
電圧が印加されていれば、電流が流れる。従って、電流
が流れるために、n型層1の表面露出部も、ある程度の
面積が必要である。
【0015】図2(b)において、二つのpチャネル領
域3の連結した様子が良くわかる。この断面では、pチ
ャネル領域3の表面層にn+ ソース領域は無い。pチャ
ネル領域3が連結した部分の表面上には、ゲート酸化膜
6を介して多結晶シリコンの細いゲート電極5があり、
図の紙面に垂直な方向にある隣接する二つのセル構造の
広いゲート電極5をつないでいる。ゲート電極5とソー
ス電極8とは層間絶縁膜7で絶縁されている。
【0016】再び図1に戻るが、図において、pチャネ
ル領域3は格子状に形成されていて、従来のMOSFE
Tのようにpチャネル領域3の外側凸状になって突き出
た角が無いので、通常、空乏層の曲率が小さいため最も
降伏の起きやすいセル構造の角部での耐圧低下や、角部
へのアバランシェ電流の集中が起きず、アバランシェ耐
量が向上する。セル構造で囲まれた部分は広く、アバラ
ンシェ電流も大きいが、対向するpn接合はほぼ直線
で、大きなアバランシェ電流に耐えられる。また、図2
(a)の二つのセル構造の辺部分の間の断面において
は、ゲート電極5の下のn型層1が広くあるので、MO
SFETの導通時の電流の通路が広く、オン抵抗を低く
抑えられる。
【0017】図1において、左辺及び下辺は、MOSF
ETのチップ12の端である。半導体チップ12のセル
構造が並べられた部分の最外周部には、セル構造のチャ
ネル領域の外側の辺が半導体チップ12の辺と平行であ
る外周セル構造19及びチャネル領域の外側の辺が半導
体チップ12の角に向かう円弧状である外角セル構造2
0が設けられている。このようにすると、最外周のpn
接合の曲率が小さくなるので、電界集中が生じ難くな
り、アバランシェ耐量が向上する。また、外周セル構造
19及び外角セル構造20が、セルのチップ中央に近い
側の部分にのみ第一導電型ソース領域を有している。こ
のようにすると、次の理由で、アバランシェ耐量が向上
するのである。すなわち、アバランシェ降伏は通常最外
周のpn接合から先ず始まるが、この部分にn+ ソース
領域が形成されていないので、大きなアバランシェ電流
が流れても、寄生トランジスタが動作することがなく、
アバランシェ耐量が向上する。しかも、外周セル構造1
9および外角セル構造20が、内側の方形セル構造より
面積が広いため、アバランシェエネルギの吸収力も大き
くなり、アバランシェ耐量が向上する。外周セル構造1
9付近の点線は、多結晶シリコンリング18の境界であ
る。外角セル構造20のpチャネル領域の外側の辺は、
必ずしも半導体チップの角に向かう円弧である必要はな
く、円弧を模した折れ線状であっても電界集中は回避で
きる。
【0018】図3にMOSFETのチップ12の端部の
断面図を示す。n型層1の裏面側にはn+ サブストレー
トを介してドレイン電極13が設けられている。セル構
造を並べた最外周部のp+ ウェル領域2の上に厚いフィ
ールド酸化膜14を介してゲートリード取り出しのため
の多結晶シリコンリング18が設けられ、チップ12の
最外縁の表面層にp周辺領域16とその上に周辺電極1
7が設けられている。
【0019】各部のパラメータは次のとおりである。n
型層1:不純物濃度1×1013〜3×1016cm-3、厚
さ5〜150μm、p+ ウェル領域2:ホウ素イオンの
ドーズ量5×1014〜2×1015cm-2、拡散深さ5〜
10μm、pチャネル領域3:ホウ素イオンのドーズ量
3×1013〜5×1014cm-2、拡散深さ2〜4μm、
+ ソース領域4:砒素イオンのドーズ量4×1015
5×1015cm-2、拡散深さ0.2〜0.3μm、ゲー
ト電極5:多結晶シリコン厚さ500〜1000nm、
ゲート酸化膜6:厚さ25〜120nm、層間絶縁膜
7:BPSG厚さ0.6〜1.1μm、ソース電極8:
Al−Si厚さ3〜5μm、フィールド酸化膜14:厚
さ500〜1100nm、パッシベーション膜15:S
iN厚さ800nm、図1の多結晶シリコンのゲート電
極5の幅L1:6〜40μm、ゲート電極5間の距離L
2:6〜20μm、n+ ソース領域4の長さL3:12
〜200μm、細いゲート電極5の幅L4:2〜6μ
m。なお、pベース領域については、pチャネル領域
3とp+ ウェル領域2、pチャネル領域3とp浅ベー
ス領域11、pチャネル領域3、p+ ウェル領域2と
+ 浅ベース領域11の三通りの構造を用いることがで
きる。
【0020】図1、2のMOSFETは概ね次のような
製造工程により製造される。まず、n+ サブストレート
上にn型半導体層1を積層したエピタキシャルウェハを
用意し、表面から選択的にアクセプタ形成型不純物を導
入してpウェル領域2を形成する。次に熱酸化によりゲ
ート酸化膜6を形成しその上に減圧CVD法により、多
結晶シリコン膜を堆積する。その多結晶シリコン膜にフ
ォトエッチング技術を用いてゲート電極5のパターン形
成をし、そのゲート電極5の端を利用して不純物のイオ
ン注入および熱拡散により、pチャネル領域3とn+
ース領域4とを自己整合的に形成する。ゲート電極5の
上にBPSGの層間絶縁膜7をCVD法により堆積し、
+ ウェル領域2およびn+ ソース領域4上の窓明けを
行い、Al−Si合金からなるソース電極8を設ける。
ソース電極8上に窒化膜のパッシベーション膜15を更
に積層する。最後にn+ サブストレートの裏面にAl−
Si合金からなるドレイン電極13を形成する。又、図
1において、ゲート電極5及び多結晶シリコンリング1
8の多結晶シリコンが上に堆積される部分をハッチング
で示した。n型層1上のゲート電極5を結ぶ細いゲート
電極5があるが、その下では、不純物の横方向拡散によ
りpチャネル領域3が連結している。不純物の横方向拡
散によって、pチャネル領域3が連結するような細いゲ
ート電極5でも、沢山あればゲート電極内を流れる電流
に対する抵抗を下げ、ゲートバイアスの均一化に極めて
有効である。このように、第一の実施例のMOSFET
はセル構造を形成するためのマスクを変更するだけで、
従来のMOSFETの製造工程に何ら余分な工程を付加
することなく製造できる。
【0021】図8は、図1、図2のMOSFETと、図
4に示した従来のMOSFETのアバランシェ耐量の温
度特性を示し、線21で示す本発明の実施例のMOSF
ETのアバランシェ耐量は、線22で示す従来のMOS
FETのアバランシェ耐量に比し、25℃において約
1.6倍、125℃において約4.7倍になっている。
図9及び図11(a)、(b)は、本発明の第二の実施
例のMOSFETを示す。図9が上部構造を除いた平面
図、図11(a)が図9のE−E線断面図、図11
(b)が図9のF−F線断面図で、他の図と共通の部分
には同一の符号が付されている。図9のこの実施例で
は、図1に示した第一の実施例の変形例で、長方形のセ
ル構造が、短辺で連結しているだけでなく、連結してい
る部分の側方から別のセル構造が連結しているものであ
る。その別のセル構造にもpチャネル領域3の内側にn
+ ソース領域4、その更に内側にp+ ウェル領域2が見
られる。これらたて横に連結したpチャネル領域3に囲
まれて、方形にn型層1の露出表面が見えている。図1
1(a)の断面図は、図2(a)の断面図とほぼ同じで
ある。すなわち、n型半導体層1の表面層に深いp+
ェル領域2を持ったpチャネル領域3が形成され、その
表面層にn+ ソース領域4が形成されている。n+ ソー
ス領域4とn型半導体層1とに挟まれたpチャネル領域
3の表面上にゲート酸化膜6を介してゲート電極5が設
けられ、n+ ソース領域4とp+ ウェル領域の表面に共
通に接触するソース電極8が設けられている。図9のG
−G線に沿った断面もほぼ図11(a)と同様になるこ
とは容易に察せられる。図9のF−F線に沿った断面で
は、図11(b)のように二つのpチャネル領域3が連
結している。すなわち、n型層1の表面層でpチャネル
領域3が連結し、その上部にゲート酸化膜6を介して細
いゲート電極5が設けられている。このようにして、セ
ル構造のpチャネル領域3を連結して、セル構造の角で
の耐圧低下を防ぎ、またアバランシェ耐量の低下を防い
でいる。この連結部でのゲート電極5の幅L8は、2〜
6μmである。図11(a)の断面図では、二つのセル
構造間の距離は十分大きく、ゲート電極5の下におい
て、広いn型層1の露出部があり、MOSFETの導通
時にもオン抵抗が低く抑えられる。この部分でのゲート
電極5の幅L5は、16〜190μmであり、ゲート電
極5間の距離L6は、6〜20μm、n+ ソース領域4
の長さL7は、12〜200μmである。なお、この例
においても、図9に示したように半導体チップのセル構
造が並べられた部分の最外周部の外周セル構造19は、
pチャネル領域3の外側の辺が半導体チップの辺と平行
であり、セル構造の内側部分にのみn+ ソース領域4を
有し、内側の方形セル構造より面積が広くなっている。
そして、外角セル構造20は、pチャネル領域3の外側
の辺が半導体チップの角に向かう円弧状であり、他の外
周セル構造19より面積が広い。これらは、上記の例と
同様にアバランシェ耐量の向上に寄与している。
【0022】図9の第二の実施例の構造では、図1の第
一の実施例のMOSFETより、pチャネル領域3およ
びn+ ソース領域4の面積が広いので、オン抵抗を低減
できる。なお、第二の実施例のMOSFETもセル構造
を形成するためのマスクを変更するだけで、従来のMO
SFETの製造工程に何ら余分な工程を付加することな
く製造できる。
【0023】図10は、本発明の第三の実施例のMOS
FETを示し、図10が上部構造を除いた平面図で、他
の図と共通の部分には同一の符号が付されている。この
実施例は、図9の第二の実施例の変形例である。セル構
造がたて横に連結されているのは同じであるが、セル構
造内のn+ ソース領域4が、角環状に形成されている点
が異なっている。従って、図10のH−H線における断
面は、図11(a)の断面図とほぼ同じになる。但し、
図10のI−I線における断面は、図11(b)の断面
図と違って、図12のようになる。すなわち、細いゲー
ト電極5の下の二つのpチャネル領域3の連結部にもn
+ ソース領域4がある。この実施例の構造では、図9の
第二の実施例のMOSFETより、n+ ソース領域4の
面積が広いので、オン抵抗を更に低減できる。
【0024】図13は、本発明の第四の実施例のMOS
FETのセル構造の断面図で、他の図と共通の部分には
同一の符号が付されている。この場合は、図1のpチャ
ネル領域3の表面層の一部にpチャネル領域3より不純
物濃度が高く、拡散深さの浅いp浅ベース領域11が、
例えばホウ素のドーズ量1×1015〜3×1015
-2、拡散深さ0.5〜1μmのイオン注入および拡散
熱処理により形成されている。これにより、チャネル抵
抗を低下させることによって、寄生トランジスタの動作
が抑制され、アバランシェ耐量が向上する。
【0025】図14は、本発明の第五の実施例のMOS
FETのセル構造の断面図で、他の図と共通の部分には
同一の符号が付されている。この場合は、pチャネル領
域3の表面層の一部にpチャネル領域3より不純物濃度
が高く、拡散深さの浅いp浅ベース領域11が形成され
ている点は、図12の第四の実施例と同じであるが、p
+ ウェル領域は形成されていない。セル構造の配置を改
良している上、p浅ベース領域11を形成することによ
り、チャネル抵抗を低下させることによって、寄生トラ
ンジスタの動作が抑制され、アバランシェ耐量が十分向
上するので、p+ ウェル領域2を形成しなくても、実用
に耐えるアバランシェ耐量が得られ、しかも以前に述べ
たオン抵抗が増大する問題を解決できる。特に拡散深さ
の深いp+ ウェル領域2の形成が省略できれば、時間的
にもコスト上でもメリットが大きい。
【0026】図15は、本発明の第六の実施例のMOS
FETを示す断面図である。この実施例は第一乃至第五
実施例の変形例であり、図13に対応する図である。こ
の実施例で第一乃至第五実施例と異なる点は、n型半導
体層(便宜上(n- )とする)1より低抵抗率のn型半
導体領域(n+ ソース領域4より高抵抗率)31を形成
したことである。このn型半導体領域31のパラメータ
はリン(P)イオンのドーズ量5×1012cm-2、拡散深
さ2〜4μmである。このn型半導体領域31により、
従来技術よりドーピング濃度を上げることができ、この
低抵抗率化しただけその面積を小さくすることによりゲ
ート・ドレイン間容量を小さくし、スイッチング速度を
速くすることもできる。この第六実施例は、前記第一乃
至第五実施例の全てにおいて適用できる。
【0027】以上、MOSFETの実施例について説明
してきたが、本発明はMOS構造のゲートをもつ絶縁ゲ
ートバイポーラトランジスタやMCT(MOS制御サイ
リスタ)等のMOS型半導体装置にも適用でき、同様に
画期的な効果を得られるものである。
【0028】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、セル構造が並べられた部分の外周部の外周セル構
造、外角セル構造のpn接合を曲率の小さいものにし、
面積を広くして、アバランシェ耐量を向上させることが
できる。更にチャネル領域内に高不純物濃度の浅ベース
領域を設け、チャネル抵抗を減じて、アバランシェ耐量
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例のMOSFETの上部構
造を除いた平面図
【図2】(a)は第一の実施例のMOSFETの図1の
A−A線断面図、(b)は図1のB−B線断面図
【図3】図1のMOSFETの周辺部の断面図
【図4】従来のMOSFETを示し、(a)は上部構造
を除いての平面図、(b)は(a)のC−C線断面図、
(c)は(a)のD−D線断面図
【図5】MOSFETのpウェル領域の拡散深さに対す
るアバランシェ耐量およびオン抵抗の関係線図
【図6】アバランシェ電流を示し、(a)は従来のMO
SFETでの平面図、(b)は本発明の実施例のMOS
FETでの平面図
【図7】MOSFETの表面付近に生ずる寄生バイポー
ラトランジスタを示す断面図
【図8】本発明の実施例のMOSFETと従来のMOS
FETとのアバランシェ耐量の温度特性線図
【図9】本発明の第二の実施例のMOSFETの上部構
造を除いた平面図
【図10】本発明の第三の実施例のMOSFETの上部
構造を除いた平面図
【図11】(a)は図9の本発明の第二の実施例のMO
SFETのE−E線断面図、(b)はF−F線断面図
【図12】図10の第三の実施例のMOSFETのI−
I線断面図
【図13】本発明の第四の実施例のMOSFETの要部
断面図
【図14】本発明の第五の実施例のMOSFETの要部
断面図
【図15】本発明の第六の実施例のMOSFETの要部
断面図
【符号の説明】
1 n型層 2 p+ ウェル領域 3 pチャネル領域 4 n+ ソース領域 5 ゲート電極 6 ゲート酸化膜 7 層間絶縁膜 8 ソース電極 11 p+ 浅ベース領域 12 チップ 13 ドレイン電極 14 フィールド酸化膜 15 パッシベーション膜 16 p周辺領域 17 周辺電極 18 多結晶シリコンリング 19 外周セル構造 20 外角セル構造 31 n型半導体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 孝 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式 会社内 Fターム(参考) 5F005 AA01 AA03 AC01 AC02 AE09 AH02 AH03 CA04 GA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一導電型半導体層の表面層に形成された
    第二導電型チャネル領域と、そのチャネル領域の表面層
    に形成された第一導電型ソース領域とを有するセル構造
    の複数個を備えたものにおいて、半導体チップのセル構
    造を並べた部分の最外周部の辺部に、セル構造のチャネ
    ル領域の外側の辺が半導体チップの辺と平行である外周
    セル構造を複数備え、外周セル構造が内側のセル構造よ
    り面積が広いことを特徴とするMOS型半導体装置。
  2. 【請求項2】外周セル構造が、セル構造のチップの中央
    に近い部分にのみ第一導電型ソース領域を有することを
    特徴とする請求項1に記載のMOS型半導体装置。
  3. 【請求項3】半導体チップのセル構造を並べた部分の最
    外周部の角部に、チャネル領域の外側の辺が半導体チッ
    プの角に向かう円弧状である外角セル構造を設けたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のMOS型半導体
    装置。
  4. 【請求項4】半導体チップのセル構造を並べた部分の最
    外周部の角部に、セル構造のチャネル領域の外側の辺が
    半導体チップの角に向かう円弧を模した折れ線状である
    外角セル構造を設けたことを特徴とする請求項1または
    2に記載のMOS型半導体装置。
  5. 【請求項5】角部の外角セル構造が、辺部の外周セル構
    造より面積が広いことを特徴とする請求項3または4に
    記載のMOS型半導体装置。
  6. 【請求項6】第一導電型半導体層の表面層に形成された
    第二導電型チャネル領域と、そのチャネル領域の表面層
    に形成された第一導電型ソース領域とを有するセル構造
    の複数個を備えたものにおいて、半導体チップのセル構
    造を並べた部分の最外周部に、セル構造のチャネル領域
    の外側の辺が半導体チップの辺と平行である外周セル構
    造を複数備え、外周セル構造が内側のセル構造より面積
    が広いことを特徴とするMOS型半導体装置。
  7. 【請求項7】第一導電型半導体層の表面層に形成された
    第二導電型チャネル領域と、そのチャネル領域の表面層
    に形成された第一導電型ソース領域とを有するセル構造
    の複数個を備えたものにおいて、半導体チップのセル構
    造を並べた部分の最外周部に、セル構造のチャネル領域
    の外側の辺が半導体チップの辺と平行である外周セル構
    造を複数備え、全ての外周セル構造が内側のセル構造よ
    り面積が広いことを特徴とするMOS型半導体装置。
  8. 【請求項8】第二導電型チャネル領域の表面層の一部に
    チャネル領域より不純物濃度が高く、拡散深さの浅い第
    二導電型の浅ベース領域を有することを特徴とする請求
    項1ないし7のいずれかに記載のMOS型半導体装置。
  9. 【請求項9】浅ベース領域の下方に第二導電型の領域と
    してチャネル領域のみを有することを特徴とする請求項
    8に記載のMOS型半導体装置。
  10. 【請求項10】第一導電型半導体層の表面近傍に該第一
    導電型半導体層より低抵抗率の第一導電型半導体領域を
    備えたことを特徴とする請求項1、6,7のいずれかに
    記載のMOS型半導体装置。
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