JP2003162018A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2003162018A JP2002237559A JP2002237559A JP2003162018A JP 2003162018 A JP2003162018 A JP 2003162018A JP 2002237559 A JP2002237559 A JP 2002237559A JP 2002237559 A JP2002237559 A JP 2002237559A JP 2003162018 A JP2003162018 A JP 2003162018A
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    • G02B13/06Panoramic objectives; So-called "sky lenses" including panoramic objectives having reflecting surfaces

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パララックスの発生を抑制することにより、
複数のカメラから広い範囲の画像を得ることができる撮
像装置を提供する。 【解決手段】 広範囲の被写体を分割した複数の各分割
被写部をそれぞれ個別に複数の撮像手段によって撮影
し、各撮像手段からの映像情報を入力した処理手段によ
って1つの映像に張り合わせ処理する撮像装置であっ
て、撮像手段が、レンズ21及びこのレンズ21を通過
した光線を検知する撮像素子23を備え、撮像手段のレ
ンズ21の開口絞り22の中心を通る主光線中、ガウス
領域に位置する主光線を選択し、この選択された主光線
の物空間における直線成分を延長して光軸と交わる点を
NP点26と定義したときに、各撮像手段においてNP
点26が撮像素子23より後方に設定され、かつ複数の
撮像手段の各NP点26を1つのNP点26を中心とし
た所定の半径領域内に集合させた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全天(全方位)等
の広い範囲を撮像することができる撮像装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】周知のように、多数のビデオカメラを1
つの筐体に収納して、全方位或いは全周を同時に撮影す
るカメラが種々開発されている。
【0003】即ち、例えば空間のある一点を視点として
水平面上でその周囲を撮像してパノラマ画像等の広範囲
の画像を得るには、図8及び図9に示すように、点Iを
中心としてその周囲に4個のビデオカメラ1,2,3,
4を等間隔に配置する共に、それぞれのビデオカメラ
1,2,3,4のレンズ5,6,7,8の光軸を放射方
向に向けて固定している。
【0004】これら4つのカメラ1,2,3,4によ
り、撮影領域9の一部10をオーバーラップさせて、オ
ーバーラップした個所をつなぎ合わせることにより、全
周360度の画像を撮影することを可能にする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の撮像装置にあっては、ビデオカメラ1,2,3,
4の水平画角は90°以上必要であり、図9に示す2つ
のビデオカメラ3,4の撮像領域9がオーバーラップし
た領域10で、いわゆるパララックス(視差)を発生す
る。
【0006】カメラから被写体までの距離により、この
パララックスの値が異なるので、カメラ3とカメラ4で
それぞれ撮像した画像を張り合わせる際には、オーバー
ラップした領域10内の画像のどの位置を基準とするか
によって、張り合わせて得られる画像が変わってくる。
即ちパララックスのある画像において、実用的な張り合
わせを実施するには、画像のどの部分が重要であるかを
編集者が眼で見て判断して、その位置を基準とする必要
がある。このため、動画の張り合わせを自動化すること
は困難であり、撮像した画像の処理の自動化の大きな障
害となっている。
【0007】上述した問題の解決のために、本発明にお
いては、パララックスの発生を抑制することにより、複
数のカメラから広い範囲の画像を得ることができる撮像
装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、広
範囲の被写体を分割した複数の各分割被写部をそれぞれ
個別に複数の撮像手段によって撮影し、各撮像手段から
の映像情報を入力した処理手段によって1つの映像に張
り合わせ処理するものであって、撮像手段が、レンズ及
びこのレンズを通過した光線を検知する撮像素子を備
え、撮像手段のレンズの開口絞りの中心を通る主光線
中、ガウス領域に位置する主光線を選択し、この選択さ
れた主光線の物空間における直線成分を延長して光軸と
交わる点をNP点と定義したときに、各撮像手段におい
てNP点が撮像素子より後方に設定され、かつ複数の撮
像手段の各NP点を1つのNP点を中心とした所定の半
径領域内に集合させたものである。
【0009】上述の本発明の撮像装置の構成によれば、
各撮像手段においてNP点が撮像素子より後方に設定さ
れていることにより、各撮像手段の光学系が他の撮像手
段の光路をさえぎらない。また、複数の撮像手段の各N
P点を1つのNP点を中心とした所定の半径領域内に集
合させたことにより、各撮像手段の間のパララックスを
なくすことが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、広範囲の被写体を分割
した複数の各分割被写部をそれぞれ個別に複数の撮像手
段によって撮影し、各撮像手段からの映像情報を入力し
た処理手段によって1つの映像に張り合わせ処理する撮
像装置であって、撮像手段が、レンズ及びこのレンズを
通過した光線を検知する撮像素子を備え、撮像手段のレ
ンズの開口絞りの中心を通る主光線中、ガウス領域に位
置する主光線を選択し、この選択された主光線の物空間
における直線成分を延長して光軸と交わる点をNP点と
定義したときに、各撮像手段においてNP点が撮像素子
より後方に設定され、かつ複数の撮像手段の各NP点を
1つのNP点を中心とした所定の半径領域内に集合させ
た撮像装置である。
【0011】また本発明は、上記撮像装置において、所
定の半径領域を、1つのNP点を中心とした約20mm
に設定した構成とする。
【0012】また本発明は、上記撮像装置において、各
撮像手段において、レンズ及び撮像素子とを有する光学
系が、NP点とレンズの各方向の外周部とを通る直線か
らなる空間に内包されるように配置された構成とする。
【0013】まず、本発明の具体的な実施の形態に先立
ち、本発明の概要を説明する。
【0014】ビデオカメラ等に用いられているレンズ
は、複数のレンズを組み合わせて色収差や像面湾曲、フ
レアなどの収差をできるだけ少なくするように設計され
ている。このようなレンズは、原理的には図1に示すよ
うな薄い1枚の凸レンズ201で構成されており、この
凸レンズ201の焦点位置に、CCDやMOS等の固体
撮像素子によるビデオ用撮像デバイス、あるいは銀塩カ
メラの場合であればフィルムである撮像素子202が配
置されている。そして、このような基本構造の撮像装置
において、画角αは、凸レンズ201による屈折分を無
視すると、ほぼ撮像素子202の直径d1と、凸レンズ
201と撮像素子202との間の距離d4(焦点距離)
により決定され、tan(α/2)=(d1/2)/
(d4)の式で表すことができる。
【0015】従って、このようなカメラを用いて被写体
を撮影するときに、仮に凸レンズ201の内部中心に位
置する後述のNP点(ノンパララックス点)203を中
心として回転させながら撮像すれば、それにより得られ
た複数の画像間にパララックスは発生しない。
【0016】ここでNP点とは、本願の発明者らが光学
系の基本的な考えに基づいて、複数の画像をつなぎ合わ
せた場合に生じるパララックスを如何に減少させること
ができるかを多くの実験を積み重ねた結果として検出さ
れたもので、図2に示すように、物体で反射した光が等
価凸レンズ300を介して撮像部301に像を結ぶ状態
の場合で説明する。
【0017】即ち等価凸レンズ300は、複数のレンズ
302〜308によって構成され、開口絞り309がレ
ンズ304とレンズ305の間に設けられている。尚、
図2中321は鏡胴を示し、322はカメラを示す。
【0018】そして、開口絞り309の中心を通る無数
の主光線のうち、光軸310に最も近い領域、つまり収
差が最も小さいガウス領域を通る主光線311を選択す
る。この主光線311のうちの物空間312における直
線部分を延長して光軸310と交わる点をNP点(ノン
パララックス点)313として設定したものである。
【0019】そして、このNP点313の存在を検証し
た上で、さらに複数のカメラを用いた場合即ち1つのカ
メラを回転させる代わりに、同時に複数のカメラを用い
て撮像する場合に応用した。図1に示した1つの凸レン
ズ201ではNP点203の位置は制約されたポイント
のみとなるため、複数のカメラをそれぞれのNP点20
3を共通するように配置することは物理的に不可能であ
る。これに対して、図2に示す等価凸レンズ300のよ
うに複数のレンズを組み合わせることによって、NP点
313をほぼ光軸310の延長線上の任意の位置に設定
することが可能になることを見出した。
【0020】同時に複数のカメラを用いて撮像する場合
に、それぞれのNP点を一致させる構成としては、例え
ば図2に示した複数のレンズ間(302−303)の空
中にNP点313を位置させる構成、あるいは図示しな
いがレンズの前段にミラーを設置してミラーで反射させ
た光をカメラで撮像すると共に各カメラのNP点の虚像
の位置を一致させる構成が考えられる。
【0021】しかしながら、いずれの構成でもカメラの
撮像素子と信号処理回路部が物理的障害となり、全方位
を撮影することが不可能となっていた。即ちNP点が図
2に示したようにレンズの中にある場合に、図3に示す
ように各カメラのNP点12を一点に一致させたとす
る。図3は、4つのカメラのそれぞれの便宜的な画角1
4,15,16,17とその境界線10,11を示して
いる。
【0022】この場合、図3に示す1つのカメラ13
(画角14)の撮像素子や信号処理回路部が入った部分
が他のカメラの撮像範囲(画角16)と物理的に干渉し
てしまう。このため、干渉する部分の画像が得られず、
全方位の画像を得ることができなくなってしまう。
【0023】尚、カメラの光軸をずらして、カメラを縦
方向に重ねることは可能であるが、これでは画像が垂直
方向にずれたものとなってしまう。
【0024】そこで、本発明は、各カメラにおいてその
NP点を撮像素子より後方に配置すると共に、所定の半
径領域(球形領域)内に全てのカメラのNP点を位置さ
せるようにしたものである。これによって、カメラ画像
間にパララックスは発生しない。
【0025】そして、上述のようにNP点を撮像素子よ
り後方にするには、複数のレンズを組み合わせて、テレ
フォト型(望遠型)の光学系を構成すればよい。テレフ
ォト型の光学系を構成して、NP点を撮像素子より後方
にするには、例えば物空間側(被写体側)に凸レンズ作
用(収束作用)を有するレンズを配置すると共に、像空
間側(撮像素子側)に凹レンズ作用(発散作用)を有す
るレンズを配置すればよい。
【0026】続いて本発明の具体的な実施の形態を説明
する。本発明の撮像装置の一実施の形態として、撮像装
置を構成する単位の撮像部の概略構成図を図4に示す。
この撮像部は、複数のレンズから成る撮像レンズ群21
と、開口絞り22と、撮像素子23と、信号処理部24
とを有してなり、撮像レンズ群21及び開口絞り22が
鏡筒(鏡胴)25内に収納されて構成されている。
【0027】そして、撮像レンズ群21のうち、物空間
側(被写体側)にある前玉のレンズ群28が凸レンズ作
用(収束作用)を有し、前述したテレフォト型(望遠
型)の光学系を構成している。これにより、NP点26
を撮像素子23より後方に位置させることができる。
【0028】さらに、前玉のレンズ28aの外周部とN
P点26とを直線27A,27Bで結んだ空間内に鏡筒
(鏡胴)25及び信号処理部24が収まるように設計す
ることにより、この空間内にビデオカメラを配置するこ
とが可能となる。
【0029】従って、図4に示した撮像部を、それぞれ
のNP点26を略一致させるように複数配置させること
により、撮像素子23及び信号処理部分24が他のカメ
ラの光路を遮ることがなくなり、上下左右全方位360
度の映像をパララックスなしで撮影することが可能にな
る。
【0030】各撮像部のNP点を略一致させることは、
具体的には所定の半径領域(球体)内に各撮像部のNP
点を設定することに相当する。パララックスをなくして
各撮像部が撮像した画像を張り合わせるためには、少な
くとも各撮像部のNP点が半径約50mmの領域(球
体)内に配置されるように構成し、より好ましくは各撮
像部のNP点が半径約20mmの領域(球体)内に配置
されるように構成する。
【0031】図4に示した撮像部を、それぞれのNP点
26を略一致させるように複数配置させた構成の撮像装
置の一形態を図5に示す。図5に示す撮像装置は、前玉
のレンズ28の外周が五角形となっているテレフォト型
の光学系を組み立てて、正12面体とした場合を示す。
この撮像装置は、正12面体の12面のうち、底面は支
柱43の取り付けや各カメラの信号線(図示せず)の引
き出しに用い、残りの11面の各面に1個ずつ合計11
個の光学系(図4参照)を配置して構成されている。
【0032】この構成から明らかなように、多面体上に
光学系を配置することにより、ほとんど全天球を撮像す
るカメラシステムが構成できる。
【0033】尚、多面体としては図5に示した正12面
体に限らず、正6面体(立方体)や正20面体でもよ
い。また、多面体は正多面体が設計しやすいが、光学系
の設計により、必ずしも正多面体でなくともよい。
【0034】上述の本実施の形態の構成によれば、複数
の撮像部のNP点26を略一致させることにより、各撮
像部の画像のパララックスをなくすことができる。ま
た、複数の撮像部により、広い範囲、図5の構成によれ
ばほぼ全方位を撮像することが可能になる。従って、パ
ララックスをなくし、かつ全方位を撮影することができ
る。
【0035】また、複数の撮像部により撮像領域を分担
して撮像するため、各カメラにおいて高い解像度で撮像
することにより、広い範囲を高い解像度で撮像すること
が可能になる。
【0036】本発明の撮像装置の他の実施の形態とし
て、撮像装置を構成する単位の撮像部の概略構成図を図
6に示す。この撮像部は、凹面鏡50と、凹レンズ51
と、開口絞り55と、撮像素子52と、信号処理部53
とを有して構成されている。そして、外部からの光を凹
面鏡50で反射させて凹レンズ51に入射させるように
している。
【0037】この撮像部の構成によれば、凹面鏡50に
より外部からの光が反射されると共に収束されるので、
この凹面鏡50は凸レンズ作用(収束作用)を有してい
る。従って、凹面鏡50と凹レンズ51他の屈折光学系
とによって、テレフォト型の光学系を構成することがで
き、NP点56を凹面鏡50より後ろに位置させること
が可能になる。この構成により、1つの撮像装置が占有
する空間は、凹面鏡50の外周部と、NP点56を結ん
だ空間内、つまり直線54a,54bの内側の空間にな
る。
【0038】そして、この図6に示す撮像部がNP点5
6を略一致するように複数配置されることにより、撮像
素子52及び信号処理部分53が他のカメラの光路を遮
ることなく、上下左右全方位360度の映像をパララッ
クスなしで撮影することができる。
【0039】図6に示した撮像部を、それぞれのNP点
56を略一致させるように複数配置させた構成の撮像装
置の一形態を図7に示す。図7に示す撮像装置は、正五
角形の凹面鏡58と屈折光学系60(レンズ)を有する
テレフォト型の光学系を組み立てて、正12面体とした
場合を示す。この撮像装置は、正12面体の12面のう
ち、底面は支柱57の取り付けや各カメラの信号線(図
示せず)の引き出しに用い、残りの11面の各面に1個
ずつ合計11個の光学系(図6参照)を配置して構成さ
れている。図中59は屈折光学系60を支えるステー、
61はビデオカメラ62を支えるステーである。
【0040】この構成から明らかなように、多面体上に
光学系を配置することにより、ほとんど全天球を撮像す
るカメラシステムが構成できる。
【0041】尚、多面体としては図7に示した正12面
体に限らず、正6面体(立方体)や正20面体でもよ
い。また、多面体は正多面体が設計しやすいが、光学系
の設計により、必ずしも正多面体でなくともよい。
【0042】上述の本実施の形態によれば、先の実施の
形態と同様に、複数の撮像部のNP点56を略一致させ
ることにより、各撮像部の画像のパララックスをなくす
ことができ、かつ広い範囲、図7の構成によればほぼ全
方位を撮像することが可能になる。従って、パララック
スをなくし、かつ全方位を撮影することができる。
【0043】また、複数の撮像部により撮像領域を分担
して撮像するため、各カメラにおいて高い解像度で撮像
することにより、広い範囲を高い解像度で撮像すること
が可能になる。
【0044】また、本実施の形態では、撮像素子52及
び信号処理部53を多面体の内部に設けず多面体の外部
に配置しているため、多面体の大きさの制約が緩和さ
れ、多面体の小型化を図ることができる。
【0045】上述の各実施の形態では、NP点を略一致
させた各撮像部により、多面体を構成して、ほぼ全天の
撮像を行う構成を示したが、その他の構成にも本発明を
適用することができる。
【0046】例えば全天のうち一部例えば前方の半球領
域をNP点を略一致させた複数の撮像部により撮像する
構成としてもよい。また、さらに他の方向はNP点の位
置が異なる撮像部により撮像するように組み合わせても
よい。
【0047】また、例えば、各撮像部を水平面に配置し
て、水平方向の帯状の領域を360度撮像するように構
成してもよい。
【0048】本発明は、上述の実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他
様々な構成が取り得る。
【0049】
【発明の効果】上述の本発明によれば、各撮像部間にお
いてパララックスをなくし、かつ他の撮像部の光路をさ
えぎらないようにすることができる。これにより、広い
範囲例えば全方位を撮影することができる。
【0050】また、複数のレンズ及びカメラを使用して
撮像領域を分担して撮像するため、各カメラで高い解像
度で撮像することにより、広い範囲を高い解像度で撮像
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の原理を説明するための図で
ある。
【図2】本発明の撮像装置の原理を説明するための図で
ある。
【図3】NP点がレンズの中にある場合を示した平面図
である。
【図4】本発明の一実施の形態の撮像装置を構成する撮
像部の概略構成図である。
【図5】図4の撮像部を複数配置させた構成の撮像装置
の一形態を示す図である。
【図6】本発明の他の実施の形態の撮像装置を構成する
撮像部の概略構成図である。
【図7】図6の撮像部を複数配置させた構成の撮像装置
の一形態を示す図である。
【図8】従来の撮像装置の概略構成図である。
【図9】図8の撮像装置の平面図である。
【符号の説明】
22,55 開口絞り、23,52 撮像素子、24,
53 信号処理部、26,56 NP点、28 (前玉
の)レンズ、50,58 凹面鏡、62 ビデオカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H059 BA01 BA11 5C022 AB61 AB68 AC26 AC42 AC54 5C054 AA05 CA04 CF03 FD02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広範囲の被写体を分割した複数の各分割
    被写部をそれぞれ個別に複数の撮像手段によって撮影
    し、該各撮像手段からの映像情報を入力した処理手段に
    よって1つの映像に張り合わせ処理する撮像装置であっ
    て、 上記撮像手段が、レンズ及び該レンズを通過した光線を
    検知する撮像素子を備え、 上記撮像手段の上記レンズの開口絞りの中心を通る主光
    線中、ガウス領域に位置する主光線を選択し、該選択さ
    れた主光線の物空間における直線成分を延長して光軸と
    交わる点をNP点と定義したときに、 各上記撮像手段において、上記NP点が上記撮像素子よ
    り後方に設定され、 かつ上記複数の撮像手段の各NP点を1つのNP点を中
    心とした所定の半径領域内に集合させたことを特徴とす
    る撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記所定の半径領域を、1つのNP点を
    中心とした約20mmに設定したことを特徴とする請求
    項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記各撮像手段において、上記レンズ及
    び上記撮像素子とを有する光学系が、上記NP点と上記
    レンズの各方向の外周部とを通る直線からなる空間に内
    包されるように配置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の撮像装置。
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