JP2003161616A - レーザー墨出し装置とその調整方法 - Google Patents

レーザー墨出し装置とその調整方法

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幸司 辻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度を安価に得る。 【解決手段】 レーザーを出力するレーザー出力部と、
レーザー出力部から出力されたレーザーを集光する投光
レンズと、投光レンズを経たレーザーをライン光生成用
のシリンドリカルレンズ15,17に向けて偏向させる
偏向手段14,16とを本体部1に設けて、該本体部1
を支持体2にて揺動自在に枢支している。本体部1はシ
リンドリカルレンズ15,17の取り付け用の取付部3
5,37と、取付部にシリンドリカルレンズを固定する
固定部材31と、取付部でのシリンドリカルレンズの姿
勢を調整する調整部41,47とを備える。本体部1が
備える調整部41,47によってシリンドリカルレンズ
15,17の姿勢を調整して所要の精度を保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅建設や電気工事
に際して壁や天井に基準線をマークするために用いるレ
ーザー墨出し装置、殊にライン光を出力させるためのシ
リンドリカルレンズの調整構造とその調整方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】レーザー墨出し装置においては、レーザ
ー発振器から出力されたレーザーを投光レンズに通して
所定距離のところで集光させるとともに、シリンドリカ
ルレンズに通すことで扇状に広がるライン光を得ている
が、この時、設置面の傾斜にかかわらずライン光が鉛直
あるいは水平となるように、上記のレーザー発振器や投
光レンズやシリンドリカルレンズを備えた本体部を支持
体に対してジンバル機構などを介して揺動自在に取り付
けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいて、ジンバ
ル機構などによって本体部の鉛直度を確保できても、本
体部におけるシリンドリカルレンズの取付精度が悪けれ
ば、出力されるライン光は鉛直あるいは水平とならずに
傾いてしまう。ちなみに5m先で±2mm以下の精度を
ライン光が持つようにするには、シリンドリカルレンズ
をμm以下のオーダーの精度で本体部に取り付ける必要
がある。
【0004】しかし、従来はシリンドリカルレンズや本
体部の部品精度及び組立精度で上記精度を確保していた
ことから、多数のものを安価に製造することは非常に困
難であった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは高精度を安価に得る
ことができるレーザー墨出し装置とその調整方法を提供
するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、レー
ザーを出力するレーザー出力部と、レーザー出力部から
出力されたレーザーを集光する投光レンズと、投光レン
ズを経たレーザーをライン光生成用のシリンドリカルレ
ンズに向けて偏向させる偏向手段とを本体部に設けると
ともに、該本体部を支持体にて揺動自在に枢支している
レーザー墨出し装置であって、上記本体部はシリンドリ
カルレンズの取り付け用の取付部と、取付部にシリンド
リカルレンズを固定する固定部材と、取付部でのシリン
ドリカルレンズの姿勢を調整する調整部とを備えている
ことに特徴を有している。本体部が備えている調整部に
よってシリンドリカルレンズの姿勢を調整することで所
要の精度を保つことができるようにしたものである。
【0007】上記取付部はシリンドリカルレンズが納め
られる凹所として形成するとよい。また、調整部はシリ
ンドリカルレンズの姿勢を2軸回りに調整自在としてお
くのが好ましい。
【0008】そして、調整部は本体部の一部であり且つ
取付部に取り付けたシリンドリカルレンズとの接触面を
備えて外力の印加による塑性変形で可動となっている可
動部であると、別途調整部材を必要とすることがない。
【0009】この場合の調整部はシリンドリカルレンズ
と平行な棒状部として形成されたものが好ましく、殊に
シリンドリカルレンズの軸方向において間隔をおいて接
触する突部を備えていることが好ましい。さらに、調整
部がその端部に薄肉部を備えていると、塑性変形させる
ことが容易となる。
【0010】固定部材にはシリンドリカルレンズを取付
部に対して押さえ固定する弾性体を好適に用いることが
できる。また、固定部材が不要光の漏洩防止のための光
遮蔽部を備えていたり、本体部に取り付けられた複数の
シリンドリカルレンズを夫々固定する固定部を一体に備
えたものが好ましい。
【0011】そして本発明に係る上記のレーザー墨出し
器の調整方法は、本体部を位置決め固定した状態でレー
ザーを出力させ、調整部の調整装置により投射されたラ
イン光を予め設けておいた基準線に合わせることに特徴
を有している。この時、本体部の位置決め固定を、本体
部からシリンドリカルレンズを経ることなく出力される
レーザーポイント光を基準点に合わせることで行うのが
好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、このレーザー墨出し装置は、図2
に示す支持体2と、この支持体2内に配設されていると
ともに支持体2に対してジンバル機構(図示せず)を介
して取り付けられている図3に示す本体部1とからなる
もので、上部が円筒体として形成されているとともにこ
の円筒体の内部にジンバル機構を介して本体部1を枢支
している支持体2は、その下部に開閉自在な3本の支持
脚20を備えており、これら支持脚20を開いた状態で
設置すれば、本体部1はジンバル機構による枢支のため
に自重によって鉛直状態を保つ。
【0013】一方、本体部1は図4に示すように、光学
部品保持用のボディ10に、レーザー出力部である半導
体レーザー素子12及び集光レンズ13を備えたレーザ
ーアセンブリ11と、ハーフミラーで構成された2つの
偏向部材14,16と、2つのシリンドリカルレンズ1
5,17等を組み付けたもので、レーザーアセンブリ1
1における半導体レーザー素子12が上面に取り付けら
れた基板18の下面には発光ダイオード(図示せず)が
取り付けられており、ボディ10の底部にはレンズ押さ
え22によって上記発光ダイオードから下方に出力され
る光の集光用のレンズ23が取り付けられている。ま
た、ボディ10にはジンバル機構における直交する2軸
のうちの1つが通される軸孔25が形成されている。図
中26はこのジンバル機構の軸を受ける軸受である。
【0014】半導体レーザー素子12から上方へ出力さ
れるレーザーは集光レンズ13を経た後、偏向部材14
によって上方への光と横方向への光に分岐し、横方向へ
の光はボディ10に固定されたミラー27で反射してシ
リンドリカルレンズ15を通過する。偏向部材14を通
過した光は、さらに偏向部材16によって上方への光と
斜め上方への光に分岐し、上方への光はそのままボディ
10の上方へと出力され、斜め上方への光はシリンドリ
カルレンズ17を通過する。
【0015】ここにおいて、シリンドリカルレンズ15
はその軸方向が鉛直状態となるように保持されることか
ら、シリンドリカルレンズ15を通過して扇状に広がる
レーザーは図2に示す水平ライン光Hを構成する。ま
た、シリンドリカルレンズ17はその軸方向が水平状態
となるように保持されることから、シリンドリカルレン
ズ17を通過して扇状に広がるレーザーは鉛直ライン光
Vを構成する。さらに偏向部材16を透過したレーザー
は鉛直上方に上ポイント光UPを、発光ダイオードは鉛
直下方に下ポイント光DPを形成する。
【0016】偏向部材14,16はそれぞれボディ10
に形成された傾斜面に押さえ部材28,29で固定さ
れ、直径が4〜6mm、長さが8〜12mm程度の大き
さのシリンドリカルレンズ15,17はボディ10に設
けた凹所35,37に夫々納められて厚さが0.1〜
0.4mm程度の押さえばね31におけるばね片31,
32によってボディ10に固定される。
【0017】そして、シリンドリカルレンズ17を納め
る凹所37は、図1に示すように、ボディ10の上端付
近に正面に開口するものとして形成されているととも
に、ボディ10の上端側の部分の長手方向両端がシリン
ドリカルレンズ17の軸方向長さよりも大きく、さらに
ボディ10の上端面と凹所37との間の部分の肉厚が上
記両端部において各々切欠を形成することで薄くされて
いる。この薄肉部40,40は塑性変形を容易とするた
めに設けたものであり、図1に矢印で示す部分(薄肉部
40の0.5〜1mm内側)を調整ピンで押して薄肉部
40を塑性変形させることによって、突部42をシリン
ドリカルレンズ17に接触させているボディ10上端の
壁41を動かすことで、シリンドリカルレンズ17のX
軸回り(図3参照)の姿勢を調整し、鉛直ライン光Vを
鉛直線に合わせることができるようにしてある。なお、
シリンドリカルレンズ17の軸方向において間隔をおい
て並んでいる突部42は上記調整を容易にするために設
けたもので、幅0.3〜1mm程度、長さ2〜4mm程
度の平面形状としてあるが、これは半径0.1〜0.5
mm程度の半円柱型(図6参照)のものであってもよ
く、さらには突部42を設けていなくても調整は可能で
ある。
【0018】また、シリンドリカルレンズ17を納めた
凹所37の背後は偏向部材16の取り付けのための斜面
となっていて、シリンドリカルレンズ17の両端部の背
後の壁43も肉厚が薄くなっていることから、この壁4
3を調整ピンで押して塑性変形させることで、シリンド
リカルレンズ17のZ軸回りの姿勢を調整することも可
能であり、従って、シリンドリカルレンズ17の軸をY
軸に正確に合わせることができる。
【0019】シリンドリカルレンズ15を納めた凹所3
5にしても、図5に示すように、該凹所35が開口する
正面と隣接する側面から凹所35の奥部に繋がるスリッ
ト45を設けるとともに、凹所35の長手方向両端部の
上記側面側に夫々薄肉部46,46を設けて、シリンド
リカルレンズ15が接する上記側面側の壁47を調整ピ
ンで押圧することによって上記薄肉部46を塑性変形さ
せて壁47を移動させることで、X軸回りのシリンドリ
カルレンズ15の姿勢を調整してシリンドリカルレンズ
15の軸方向をZ軸に合わせることができるようにして
いる。もちろん、凹所35の奥部の壁の肉厚を薄くして
おけば、凹所37の場合と同様に、シリンドリカルレン
ズ15の背後の壁を移動させてY軸回りの調整も行うこ
とができることから、シリンドリカルレンズ15を軸方
向をZ軸にさらに正確に合わせることができる。
【0020】なお、薄肉部40,46やスリット45
は、ボディ10の一部を塑性変形させることが容易とな
るようにするために設けたものであり、従って薄肉部4
0,46やスリット45がなくともボディ10の一部を
塑性変形させてシリンドリカルレンズ15,17の調整
ができる構成となっているのであれば、薄肉部40,4
6やスリット45は不要である。
【0021】ところで、凹所35における壁47に対向
する内側面とシリンドリカルレンズ15との間の隙間
(図5(c)における35’)から光が漏れ出て水平ライ
ン光Hの一部が明るくなってしまう場合、図6に示すよ
うに、両シリンドリカルレンズ15,17の固定のため
の押さえばね31におけるシリンドリカルレンズ15用
のばね片33に漏光を防ぐ光遮蔽片34を設けておくと
よい。
【0022】上記調整を行うにあたっては、本体部1の
周面のうちの隣接する2面(図示例では正面と上記壁4
7を有する側面とは反対側の側面)とに設けた平面部5
0,51を調整台(図示せず)の固定部に接触固定させ
た状態でレーザーを出力させて水平ライン光Hと鉛直ラ
イン光Vとを予め基準線を付した壁面などの投射面に投
射し、ライン光H,Vが水平基準線及び鉛直基準線に合
致するように調整部である壁41,43、47を動かし
てシリンドリカルレンズ15,17の姿勢を調整する
(図7参照)。
【0023】本体部1が上述のように上ポイント光UP
も出力するものである場合は、上記平面部50,51を
用いた位置合わせではなく、図8に示すように、上ポイ
ント光UPが予め設けてある基準点に合うように本体部
1を調整台の固定部に固定した後、水平ライン光Hと鉛
直ライン光Vとを予め基準線を付した壁面などの投射面
に投射し、水平及び鉛直ライン光H,Vが水平基準線及
び鉛直基準線に合致するように調整を行えばよい。水平
ライン光Hは円筒レンズ15の姿勢を、鉛直ライン光V
は円筒レンズ17の姿勢を変化させて個別に調整する上
に相互に影響しあうことはないために、これらライン光
を水平基準線及び鉛直基準線に合わせ込むことは簡単に
行うことができる。
【0024】しかも、上記調整は、ボディ10の一部を
塑性変形させることで行うものであり、円筒レンズ1
5,17を別途調整手段を介してボディ10に取り付け
た場合に比して、別途調整手段を全く必要としないもの
である。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明においては、レーザ
ーを出力するレーザー出力部と、レーザー出力部から出
力されたレーザーを集光する投光レンズと、投光レンズ
を経たレーザーをライン光生成用のシリンドリカルレン
ズに向けて偏向させる偏向手段とを本体部に設けるとと
もに、該本体部を支持体にて揺動自在に枢支しているレ
ーザー墨出し装置において、シリンドリカルレンズの取
り付け用の取付部と、取付部にシリンドリカルレンズを
固定する固定部材と、取付部でのシリンドリカルレンズ
の姿勢を調整する調整部とを本体部が備えているため
に、部品精度や組み付け精度が低くても、調整部によっ
てシリンドリカルレンズの姿勢を調整することで所要の
精度を容易に確保することができるものであり、精度の
確保に必要なコストを低減することができる。
【0026】上記取付部はシリンドリカルレンズが納め
られる凹所として形成すると、シリンドリカルレンズの
取り付けが容易となる。
【0027】また、調整部はシリンドリカルレンズの姿
勢を2軸回りに調整自在としておくと、より正確な調整
を行うことができる。
【0028】そして、調整部が本体部の一部であり且つ
取付部に取り付けたシリンドリカルレンズとの接触面を
備えて外力の印加による塑性変形で可動となっている可
動部であると、別途調整部材を必要とすることがなく、
コストをさらに低減させることができるとともに小型化
を図ることができる。
【0029】この場合の調整部はシリンドリカルレンズ
と平行な棒状部として形成しておくと、調整部を容易に
形成することができるとともに調整作業も楽になる。
【0030】殊にシリンドリカルレンズの軸方向におい
て間隔をおいて接触する突部を備えていると、シリンド
リカルレンズの姿勢を的確に調整することができる。
【0031】さらに、調整部がその端部に薄肉部を備え
ていると、塑性変形させることが容易となるために、調
整作業が容易となる。
【0032】シリンドリカルレンズを取付部に対して押
さえ固定する弾性体を固定部材に用いると、シリンドリ
カルレンズの固定作業が容易となる上に、調整も固定状
態のままで行うことができて、調整作業の点でも好まし
い結果を得ることができる。
【0033】また、固定部材が不要光の漏洩防止のため
の光遮蔽部を備えていると、出力されるライン光の一部
が明るくなってしまう事態が生じるのを防ぐことができ
る。
【0034】そして固定部材が本体部に取り付けられた
複数のシリンドリカルレンズを夫々固定する固定部を一
体に備えていると、単一の固定部材で複数のシリンドリ
カルレンズの固定を行うことができて、組立性が良くな
る。
【0035】そして本発明に係る上記のレーザー墨出し
器の調整方法は、本体部を位置決め固定した状態でレー
ザーを出力させ、調整部の調整装置により投射されたラ
イン光を予め設けておいた基準線に合わせることから、
調整作業を簡便に且つ確実に行うことができる。
【0036】この時、本体部の位置決め固定を、本体部
からシリンドリカルレンズを経ることなく出力されるレ
ーザーポイント光を基準点に合わせると、より正確な調
整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すもので、(a)
は本体部の要部正面図、(b)は本体部の要部断面図、(c)
は本体部の要部斜視図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】(a)(b)は同上の本体部の斜視図である。
【図4】同上の本体部の分解斜視図である。
【図5】(a)(b)は同上の他の要部の斜視図、(c)はA−
A線断面図である。
【図6】同上の他例の部分正面図である。
【図7】同上の調整作業の一例のフローチャートであ
る。
【図8】同上の調整作業の他例のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 本体部 2 支持体 15 シリンドリカルレンズ 17 シリンドリカルレンズ 35 凹所 37 凹所 40 薄肉部 41 壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 卓也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザーを出力するレーザー出力部と、
    レーザー出力部から出力されたレーザーを集光する投光
    レンズと、投光レンズを経たレーザーをライン光生成用
    のシリンドリカルレンズに向けて偏向させる偏向手段と
    を本体部に設けるとともに、該本体部を支持体にて揺動
    自在に枢支しているレーザー墨出し装置であって、上記
    本体部はシリンドリカルレンズの取り付け用の取付部
    と、取付部にシリンドリカルレンズを固定する固定部材
    と、取付部でのシリンドリカルレンズの姿勢を調整する
    調整部とを備えていることを特徴とするレーザー墨出し
    装置。
  2. 【請求項2】 取付部はシリンドリカルレンズが納めら
    れる凹所として形成されていることを特徴とする請求項
    1記載のレーザー墨出し装置。
  3. 【請求項3】 調整部はシリンドリカルレンズの姿勢を
    2軸回りに調整自在となっていることを特徴とする請求
    項1または2記載のレーザー墨出し装置。
  4. 【請求項4】 調整部は本体部の一部であり且つ取付部
    に取り付けたシリンドリカルレンズとの接触面を備えて
    外力の印加による塑性変形で可動となっている可動部で
    あることを特徴とする請求項1または2記載のレーザー
    墨出し装置。
  5. 【請求項5】 調整部はシリンドリカルレンズと平行な
    棒状部として形成されていることを特徴とする請求項4
    記載のレーザー墨出し装置。
  6. 【請求項6】 調整部はシリンドリカルレンズの軸方向
    において間隔をおいて接触する突部を備えていることを
    特徴とする請求項5記載のレーザー墨出し装置。
  7. 【請求項7】 調整部はその端部に薄肉部を備えている
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれかの項に記載の
    レーザー墨出し装置。
  8. 【請求項8】 固定部材はシリンドリカルレンズを取付
    部に対して押さえ固定する弾性体であることを特徴とす
    る請求項1〜7のいずれかの項に記載のレーザー墨出し
    装置。
  9. 【請求項9】 固定部材は不要光の漏洩防止のための光
    遮蔽部を備えていることを特徴とする請求項8記載のレ
    ーザー墨出し装置。
  10. 【請求項10】 固定部材は本体部に取り付けられた複
    数のシリンドリカルレンズを夫々固定する固定部を一体
    に備えたものであることを特徴とする請求項1または8
    または9記載のレーザー墨出し装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかの項に記載
    のレーザー墨出し装置の調整方法であって、本体部を位
    置決め固定した状態でレーザーを出力させ、調整部の調
    整装置により投射されたライン光を予め設けておいた基
    準線に合わせることを特徴とするレーザー墨出し装置の
    調整方法。
  12. 【請求項12】 本体部の位置決め固定を、本体部から
    シリンドリカルレンズを経ることなく出力されるレーザ
    ーポイント光を基準点に合わせることで行うことを特徴
    とする請求項11記載のレーザー墨出し装置の調整方
    法。
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