JP2003160291A - 乗客コンベア - Google Patents

乗客コンベア

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JP2003160291A
JP2003160291A JP2001358564A JP2001358564A JP2003160291A JP 2003160291 A JP2003160291 A JP 2003160291A JP 2001358564 A JP2001358564 A JP 2001358564A JP 2001358564 A JP2001358564 A JP 2001358564A JP 2003160291 A JP2003160291 A JP 2003160291A
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Ritsu Teramoto
律 寺本
Wahei Kojima
和平 小嶋
Yoshio Abe
義雄 阿部
Hirobumi Utsunomiya
博文 宇津宮
Tatsuya Matsumoto
達也 松本
Masamitsu Yamaki
正光 八巻
Toshiaki Ouchi
敏昭 大内
Sumio Suzuki
純夫 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】踏段の乗載面を常に上方に保ったままの形態で
循環移動させるものにあって、運転方向に関係無く踏段
のレール切欠部の移行を円滑に行うことができる乗客コ
ンベアを提供する。 【解決手段】踏段8と踏段チェーン2との連結部に回転
自由に軸架される駆動ローラ6と、踏段の前記駆動ロー
ラとは異なる場所に回転自由に軸架される従動ローラ7
と、ローラの走行軌跡沿って設けられたレールと、踏段
が上方スプロケットまたは下方スプロケットにて方向反
転動作を行うときに、当踏段または従動ローラに当接す
る平行回転補助装置19A、19Bとから構成され、上
方および下方の回転部において踏段が駆動ローラと、従
動ローラ走行レールの切欠部24の位置に従動ローラを
走行することができる走行補助部材16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗客コンベアに係
り、特に上方および下方の踏段の回動部で踏段を反転さ
せずに、その乗載面を上方に保った状態で循環移動させ
るようにした乗客コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の乗客コンベアとして、従来、特
開平11−222370号公報に記載の技術がある。こ
の従来技術は、主枠を構成するフレームすなわち支持体
の高さ寸法を小さくするために、上方および下方の踏段
の回動部で踏段を反転させないようにしたもので、これ
により踏段の回動部における踏段の回転半径を小さく設
定したものである。また、この従来技術では、踏段の姿
勢を保持するために踏段の左右側面に踏段チェーンと連
結される駆動ローラと駆動ローラよりも踏段寄りに配置
される従動ローラを備えている。このため、この従来技
術では、上方および下方の踏段の回動部において駆動ロ
ーラと踏段とを支持する軸が従動ローラの走行するレー
ルを横切る。このため、従動ローラの走行するレールに
は、駆動ローラと踏段とを支持する軸が横切る位置に切
欠部を設けている。この従来技術では、従動ローラが切
欠部を安定して移動するために、下方の踏段の回動部に
おいて切欠部の位置に開閉案内部材を設けている。この
開閉案内部材は、一端を乗客コンベアの一部に回転自由
に軸架し、他端を切り欠いたレールの後端部の上に係止
する構造である。この開閉案内部材の動作は、踏段が下
側張架領域から上側張架領域に移動する際すなわち上昇
運転時に、駆動ローラと踏段とを支持する軸が開閉案内
部材の下面に当接し、開閉案内部材を押し開く。さら
に、開閉案内部材は駆動ローラと踏段とを支持する軸が
通過した後に閉じ、開閉案内部材の他端が切り欠いたレ
ールの後端部の上に係止する状態となる。その後、従動
ローラが開閉案内部材の上面を通過することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、上側張架領域から下側張架領域へ移動する際すなわ
ち下降運転時において、開閉案内部材の他端部が切り欠
いたレールの後端部に係止された構造のため、駆動ロー
ラと踏段とを支持する軸が開閉案内部材の上面に当接し
た後、開閉案内部材は押し開かず、駆動ローラと踏段を
支持する軸または開閉案内部材が破損する事態を生じ
る。また、例えば踏段チェーンを連結した駆動ローラ位
置と従動ローラの位置を変更した際に生じる従動ローラ
走行レールの切欠部発生位置の変更に伴う配慮がなされ
ていない。
【0004】本発明は、上述した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は踏段の乗載面を常
に上方に保ったままの形態で循環移動させるものにあっ
て、運転方向に関係無く踏段のレール切欠部の移行を円
滑に行うことができる乗客コンベアを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めには、上方および下方に生じる第2ローラの走行する
レールの切欠部の位置に第2ローラの走行補助装置を設
ける。本走行補助装置の構成手段は、乗客コンベアの一
部と回転自由に軸架した回転軸を有し、第1ローラが当
接することによって回転運動する当接部材と、第1ロー
ラ非当接時の当接部材に第2ローラ走行レールの切欠部
の位置に固定した走行部材を設けることである。さら
に、走行補助装置が常に第1ローラに当接するために例
えば、当接部材の一端と乗客コンベアの構成部位の一端
をばね部材で結合する。また、当接部材の位置を所定の
位置例えば第1ローラ非当接時に走行部材が切欠部に位
置するためのストッパ部材を設ける。さらに良い構成
は、走行補助装置が乗客コンベアの他の構成部材との干
渉を防止するために面外の動作を拘束するガイド部材を
設ける。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に本発明の走行補助装置と蹴
込板5を有するエスカレーターの関係側面図を示す。本
発明の乗客コンベアは、上方スプロケット1Aと、下方
スプロケット1Bと、上方スプロケット1Aと下方スプ
ロケット1Bに巻き掛けられて張架される無端状の踏段
チェーン2と、踏段チェーン2を走行駆動させる走行駆
動源20と、踏段チェーン2に直接あるいは間接的に所
定のピッチで連結される踏段8を有する。踏段8は、利
用者を乗載する乗載面4を有し、この乗載面4を補強す
る補強部材25から構成される。さらに踏段8は、踏段
チェーン2との連結部に間接的に回転自由に軸架される
駆動ローラ6と駆動ローラ6と異なる位置で踏段8の一
部に回転自由に軸架される従動ローラ7と、隣接する踏
段8の乗載面4との隙間を塞ぐ閉塞位置に固定される蹴
込板5を有する。また、駆動ローラ6および従動ローラ
7は、それぞれのローラの走行軌跡に沿って設けられた
駆動ロ−ラ走行レール9(9A、9B)および従動ロー
ラ走行レール10(10A、10B、10C、10D)
によって誘導される。31は手摺りを示す。また、同実
施例には、平行回転補助装置19Aおよび19Bを有す
る。平行回転補助装置19Aおよび19Bは、駆動ロー
ラ6と従動ローラ7を結ぶ直線が従動ローラ走行レール
10の接線と直角をなし、踏段8が駆動ローラ6を中心
に上下両方向へ回転することが可能な姿勢をとったとき
に踏段8に当接する。これにより、踏段8が従動ローラ
走行レール10より下方に落下することを防止し、安定
に平行回転することができることとなる。さらに同実施
例は、走行補助装置16を有する。駆動ローラ6と踏段
8とを支持する軸30が従動ローラ走行レール10を横
切るために、図3に示すように、従動ローラ走行レール
10にはすなわち10Cおよび10Dの間に切欠部24
を設けている。走行補助装置16は従動ローラ7が切欠
部24を通過する際に従属ローラ7に当接する。これに
より、踏段8は、駆動ローラ6が切欠部24を通過する
ことができ、従属ローラ7が切欠部24を通過する時に
は通過するときに当接する走行補助装置16上を走行す
ることになって、切欠部24を安定に移動することがで
きる。
【0007】図1、図2および図4に本発明からなる走
行補助装置の詳細例を示す。図1は、踏段8を踏段チェ
ーン2にオフセットリンク3を介し間接的に連結したと
きの下方に設ける走行補助装置16の側面を示したもの
である。また、図2は、図1に示す実施例を上方から俯
瞰した図であり、各部品間の水平面内での位置関係を補
足説明する図である。さらに図4は、走行補助装置16
の当接部材11の当接面と駆動ローラ6との軌跡を示す
図である。
【0008】本実施例の走行補助装置16は、乗客コン
ベアの一部と回転自由に軸架された回転軸12を有し、
駆動ローラ6の一部と当接する位置に配置された当接部
材11と、当接部材11と駆動ローラ6とが非当接時に
切欠部24を補うように当接部材11に固定された走行
部材13と、一端を走行補助装置16の一部、他端を乗
客コンベアの一部に取り付けられた少なくとも1本以上
のばね部材14と、走行補助装置16の位置を所定の位
置、例えば駆動ローラ6非当接時に走行部材13が切欠
部24の位置になるように乗客コンベアの一部と当接す
るストッパ部材15から構成される。
【0009】ここで、図4に当接部材11の当接面に当
接する駆動ローラ6の軌跡を当接部材11の相対的運動
を固定したとした時の状態で示す。踏段8が反転する端
部(反転部)における駆動ローラ6の該接線の集合体に
よって軌跡が求められ、該軌跡に沿って当接部材11の
駆動ローラ6との当接面に軌跡曲面が形成される。その
形状は、図に示すように山型形状をなす。このような軌
跡で駆動ローラ6が移動することにより、走行補助装置
16は、駆動ローラ6が当接部材11に当接すると押し
開かれて走行部材13は切欠部24から押し出された形
となり、駆動ローラ6と踏段8を支持する軸30が通過
した後に徐々に閉じる動作をして走行部材13を切欠部
24の位置に移動せしめて従属ローラの走行通過を可能
とする。なお、本実施例では、当接部材11の当接面
は、当接する対象を駆動ローラ6として創生したが、当
接する対象を駆動ローラ6と踏段8とを支持する軸にて
創生することも可能である。この場合にも、同様な軌跡
が形成される。
【0010】また、ばね部材14の目的は、走行補助装
置16に発生する転倒モーメントと同等以上の復元モー
メントを発生させ、駆動ローラ6と常に当接するように
することである。本実施例では並進ばねを用いたが、回
転軸12に回転ばねを設けることでも実現可能である。
【0011】さらにストッパ部材15の乗客コンベアの
一部と当接する部位は、ゴムあるいは樹脂などの弾性部
材で構成する。このことより、ストッパ部材15が乗客
コンベアの一部に当接する際に発生する衝突荷重および
騒音の低減を図ることが可能となる。
【0012】次に図1および図5に示す実施例を用いて
本発明の走行補助装置16の作動原理を示す。まず、下
方の踏段8の回動部において、下側張架領域から上側張
架領域に踏段8が移動する、すなわち上昇運転時の作動
原理を説明する。図5は、踏段8の駆動ローラ6が走行
補助装置16の当接部材11に当接している状態を示
す。図5に示すように、走行補助装置16は、駆動ロー
ラ6が当接部材11に当接すると、回転軸12を中心に
回転する。このときばね部材14は、走行補助装置16
の転倒モーメント同等以上の復元モーメントを発生させ
る。このために、走行補助装置16は常に駆動ローラ6
と当接することが可能となる。同実施例から、走行補助
装置16が駆動ローラ6と踏段8とを支持する軸とは干
渉しない位置に形成されることが分かる。このとき従動
ローラ7は平行回転補助装置19Bのレバー状支持部材
17に支持される。引き続き上昇運転を続けると、走行
補助装置16は、駆動ローラ6の移動に併せて徐々に非
当接時の状態に形成される。このとき従動ローラ7は、
平行回転補助装置19Bのレバー支持部材17から従動
ローラ走行レール10Cに乗り移る。さらに上昇運転を
続けると、図1に示すように、従動ローラ7は、従動ロ
ーラ走行レール10Cから走行補助装置16の走行部材
13上に乗り移り、さらには、走行補助装置16の走行
部材13から従動ローラ走行レール10Dに乗り移る。
このため、踏段8は切欠部24を安定した状態で移動す
ることが可能となる。本発明の走行補助装置16の作動
原理は、下方の踏段8の回動部において、踏段8が上側
張架領域から下側張架領域に移動する、すなわち下降運
転時においても、上昇運転時と同様である。
【0013】図6は本発明の走行補助装置16の他の実
施例を示したものである。同実施例は図1に示す実施例
の動作をより適するようにしたものである。同実施例の
走行補助装置16は、乗客コンベアの一部と回転自由に
軸架された回転軸12を有し、駆動ローラ6の一部と当
接する位置に配置された当接部材11と、当接部材11
と駆動ローラ6とが非当接時に切欠部24を補う位置に
当接部材に11に固定された走行部材13と、一端を走
行補助装置16の一部と他端を乗客コンベアの一部に取
り付けられた少なくとも1本以上のばね部材14と、走
行補助装置16の位置を所定の位置、例えば駆動ローラ
6非当接時に走行部材13が切欠部24の位置になるよ
うに乗客コンベアの一部と当接するストッパ部材15
と、当接部材11の一部に走行補助装置16の回転方向
に沿って設けた溝部21と、溝部21を挿通し当接部材
11の両側面にほぼ当接する位置に設けられたガイド部
材22から構成される。走行補助装置16は、回転方向
および当接部材11の面外方向に動作することが可能で
ある。ここで走行補助装置16には、面外方向に運動を
起こすと乗客コンベアの他の構成部位と干渉するという
問題がある。溝部21とガイド部材22は、この問題を
解決するために設けたものである。その作用効果は、走
行補助装置16が回転方向以外の動作を起こすとき、ガ
イド部材22と当接部材11の側面が当接することによ
り、走行補助装置16の動作を回転方向のみに拘束し、
他の乗客コンベアの構成部位との干渉を防ぐことであ
る。なお、当接部材11の側面と当接するガイド部材2
2の当接面は樹脂などの弾性部材を用いる。前記構成に
することにより、当接時に発生する衝突荷重および騒音
を低減することができる。また、本実施例では、溝部2
1とガイド部材22を用いて面外方向の動作を拘束する
構成となっている。しかし、本動作および効果は、同様
の他のガイド手段を用いても実現可能である。例えば駆
動ローラ走行レール9あるいは従動ローラ走行レール1
0の一部を切り欠き、その切欠部によって走行補助装置
16を案内することで得られる。このとき切り欠いた面
すなわち走行補助装置16との当接する面に樹脂などの
弾性部材を設けた構造とする。また、回転軸12の剛性
を高めることにより図面の面外方向へのガイドを不要と
することも可能である。
【0014】図7は、本発明の走行補助装置16の他の
実施例を示したものである。同実施例は図1に示す実施
例の動作をより適するようにしたものである。同実施例
の走行補助装置16は、乗客コンベアの一部と回転自由
に軸架された回転軸12を有し、駆動ローラ6の一部と
当接する位置に配置された当接部材11と、当接部材1
1と駆動ローラ6とが非当接時に切欠部24を補う位置
に当接部材に11に固定された走行部材13と、一端を
走行補助装置16の一部と他端を乗客コンベアの一部に
取り付けられた少なくとも1本以上のばね部材14と、
走行補助装置16の位置を所定の位置、例えば駆動ロー
ラ6非当接時に走行部材13が切欠部24の位置になる
ように乗客コンベアの一部と当接するストッパ部材15
と、ストッパ部材15の位置を調整する位置調整部材2
3から構成される。ここで、走行補助装置16には、製
作および組立時に発生する誤差により動作不良を起こす
という問題がある。位置調整部材23はこの問題を解決
するために設けられたものである。その作用効果は、位
置調整部材23で走行補助装置16の位置を調整するこ
とにより、駆動ローラ6との理想的な当接位置および、
駆動ローラ6非当接時に走行部材13が切欠部24の位
置になるように走行補助装置16を形成することであ
る。
【0015】前述までの実施例の踏段8の構成では、図
3に示すように上方の踏段8の回動部に走行補助装置1
6を設けることを必要としない。この理由は、上方の踏
段8の回動部に生じる切欠部24を従動ローラ7が通過
するときには、従動ローラ7は平行回転補助装置19A
と当接し、支持されるため、安定して移動することがで
きるためである。しかし、踏段8に軸架する駆動ローラ
6および従動ローラ7の位置構成を変更するとその限り
ではない。例えば図8および図9に従来の従動ローラ7
の位置に駆動ローラ6を、従来の駆動ローラ6の位置に
従動ローラ7を配置したときの実施例の詳細な拡大側面
および上面図を示。同実施例の踏段8の構成において、
切欠部24は平行回転補助装置19Aの従動ローラ7と
当接する範囲外に生じる。このため、図1、図2、図
5、図6および図7に示す実施例と同様な構成の走行補
助装置16を設ける。このことにより、図1、図2、図
5、図6および図7に示す作用効果を得ることができ
る。以上説明した本発明の走行補助装置16は、同様の
構成にて、蹴込板5のない動く歩道にも適用可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】踏段が駆動ローラと踏段を支持する軸が
通過するために生じる従動ローラ走行レールの切欠部を
安定して移動することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走行補助装置と乗客コンベアの関係側
面図。
【図2】本発明の一実施例である下方に設置する走行補
助装置の拡大側面図。
【図3】本発明の一実施例である下方に設置する走行補
助装置の拡大上面図。
【図4】本発明の走行補助装置における当接部材の当接
面創生図。
【図5】本発明の実施例である走行補助装置の動作原理
図。
【図6】本発明の一実施例である下方に設置する走行補
助装置の拡大側面図。
【図7】本発明の一実施例である下方に設置する走行補
助装置の拡大側面図。
【図8】本発明の一実施例である上方に設置する走行補
助装置の拡大側面図。
【図9】本発明の一実施例である上方に設置する走行補
助装置の拡大上面図。
【符号の説明】
1A…上方スプロケット、1B…下方スプロケット、2
…踏段チェーン、3…オフセットリンク、4…乗載面、
5…蹴込板、6…駆動ローラ、7…従動ローラ、8…踏
段、9、9A、9B…駆動ローラ走行レール、10、1
0A、10B、10C、10D…従動ローラ走行レー
ル、11…当接部材、12…回転軸、13…走行部材、
14…ばね部材、15…ストッパ部材、16…走行補助
装置、17…レバー状支持部材、18…カム、19A…
上方平行回転補助装置、19B…下方回転補助装置、2
0…走行駆動源、21…溝部、22…ガイド部材、23
…位置調整部材、24…切欠部、25…補強部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺本 律 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 小嶋 和平 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所ビルシステムグループ水戸ビ ルシステム本部内 (72)発明者 阿部 義雄 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所ビルシステムグループ水戸ビ ルシステム本部内 (72)発明者 宇津宮 博文 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所ビルシステムグループ水戸ビ ルシステム本部内 (72)発明者 松本 達也 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所ビルシステムグループ水戸ビ ルシステム本部内 (72)発明者 八巻 正光 東京都千代田区神田錦町一丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 大内 敏昭 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立システムプラザ勝田 日立水戸エンジニ アリング株式会社内 (72)発明者 鈴木 純夫 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立システムプラザ勝田 日立水戸エンジニ アリング株式会社内 Fターム(参考) 3F321 AA05 CB21 CB24 CC06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端状に張架される踏段チェーンと、 前記踏段チェーンを循環駆動させる走行駆動源と、 前記踏段チェーンに直接あるいは間接的に連結され、使
    用者を乗載する乗載面を有し、前記乗載面が常に上方を
    臨んだ状態で循環駆動する複数の踏段と、 前記踏段と前記踏段チェーンとの連結部に直接あるいは
    間接的に回転自由に軸架される第1ローラと、 前記踏段の上記第1ローラとは異なる場所に回転自由に
    軸架される第2ローラと、 前記第2ローラの走行軌跡沿って設けられた、踏段の軸
    が通過する切欠部が形成されたレールとから構成される
    乗客コンベアにおいて、 第2ローラの走行するレールの切欠部を第2ローラが通
    過するときに切欠部に移動する走行部材を備えた第2ロ
    ーラの走行補助装置を設けたことを特徴とする乗客コン
    ベア。
  2. 【請求項2】請求項1において 第2ローラの補助走行装置は、乗客コンベアの一部と回
    転自由に軸架された回転軸を有し、第1ローラに当接す
    る位置に設けた当接部材と、 前記当接部材に固定され、第2ローラが切欠部を通過す
    る際に第2ローラが通過する前記走行部材と、 前記当接部材あるいは走行部材に固定され、当接部材の
    第1ローラ非当接時に乗客コンベアの構成部材と当接す
    る位置に設けたストッパ部材と、 一端を前記当接部材、前記走行部材あるいは上記ストッ
    パ部材に、他端を乗客コンベアの構成部材に固定された
    ばね部材と、 当接部材の一部に常に当接する位置に設けられたガイド
    部材とから構成されることを特徴とする乗客コンベア。
  3. 【請求項3】請求項1において 第2ローラの補助走行装置は、乗客コンベアの一部と回
    転自由に軸架された回転軸を有し、一部が回転方向に沿
    って設けた溝部を有し、第1ローラに当接する位置に設
    けた当接部材と、 前記当接部材に固定され、第2ローラが切欠部を通過す
    る際に第2ローラが通過する走行部材と、 前記当接部材あるいは走行部材に固定され、当接部材の
    第1ローラ非当接時に乗客コンベアの構成部材と当接す
    る位置に設けたストッパ部材と、 一端を前記当接部材、前記走行部材あるいは上記ストッ
    パ部材に、他端を乗客コンベアの構成部材に固定された
    ばね部材と、 当接部材の一部に常に当接する位置に設けられたガイド
    部材と前記当接部材の溝部に挿通し、当接部材の両側面
    にほぼ当接する位置に設けたガイド部材とから構成され
    ることを特徴とする乗客コンベア。
  4. 【請求項4】請求項2または3において、 当接部材とは、第1ローラの走行軌跡に基づいて創生さ
    れた当接面を有することを特徴とする乗客コンベア。
  5. 【請求項5】請求項2および請求項3において、 スットパ部材とは、乗客コンベアの構成部材と当接する
    部位がゴムあるいは樹脂から構成されることを特徴とす
    る乗客コンベア。
  6. 【請求項6】請求項2または請求項3において ストッパ部材とは、当接部位の位置を微調整する調整手
    段を有することを特徴とする乗客コンベア。
  7. 【請求項7】請求項3において ガイド部材とは、当接部材と当接する部位をゴムあるい
    は樹脂から構成されることを特徴とする乗客コンベア。
  8. 【請求項8】無端状に張架される踏段チェーンと、 前記踏段チェーンを循環駆動させる走行駆動源と、 前記踏段チェーンに直接あるいは間接的に連結され、使
    用者を乗載する乗載面を有し、前記乗載面が常に上方を
    臨んだ状態で循環駆動する複数の踏段と、 前記踏段と前記踏段チェーンとの連結部に直接あるいは
    間接的に回転自由に軸架される第1ローラと、 前記踏段の上記第1ローラとは異なる場所に回転自由に
    軸架される第2ローラと、 前記第2ローラの走行軌跡沿って設けられた、踏段の軸
    が通過する切欠部が形成されたレールとから構成される
    乗客コンベアにおいて、 第2ローラの走行するレールの切欠部を第2ローラが通
    過するときに切欠部に移動し、当該切欠部を第1ローラ
    によって押し出される走行部材を備えた第2ローラの走
    行補助装置を設けたことを特徴とする乗客コンベア。
  9. 【請求項9】請求項1において第2ローラの補助走行装
    置は、乗客コンベアの一部と回転自由に軸架された回転
    軸を有し、第1ローラに当接する位に設けた当接部材
    と、 前記当接部材に固定され、第2ローラが切欠部を通過す
    る際に第2ローラが通過する前記走行部材と、 前記当接部材あるいは走行部材に固定され、当接部材の
    第1ローラ非当接時に乗客コンベアの構成部材と当接す
    る位置に設けたストッパ部材と、 一端を前記当接部材、前記走行部材あるいは上記ストッ
    パ部材に、他端を乗客コンベアの構成部材に固定された
    ばね部材と、 当接部材の一部に常に当接する位置に設けられたガイド
    部材とから構成されることを特徴とする乗客コンベア。
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